みんなの議会

美幌町議会 令和4年第3回定例会 2022年3月4日

小・中学生の体力低下対策について

2022年3月4日、美幌町議会の一般質問で、坂田美栄子議員が「小・中学生の体力低下対策について」質問し、町長 平野浩司、教育長 矢萩浩、建設部長 那須清二、建設課長 御田順司が答弁しました。

質問者
坂田美栄子 議員
答弁者
町長 平野浩司、教育長 矢萩浩、建設部長 那須清二、建設課長 御田順司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 坂田美栄子

私は、2点について質問させていただきます。まず最初は、小・中学生の体力低下対策について質問させていただきます。スポーツ庁は、昨年12月24日、令和3年度の全国体力・運動能力調査の結果を発表しました。令和元年度に比べ、体力は小・中学生の男女ともに低下し、肥満割合が増加していました。コロナ禍による行動制限で運動時間が減少したことや、テレビ、スマートフォンの視聴時間が延びたことが影響していることと思われますが、長引くコロナ禍により、子供たちの体力低下がさらに進むことは憂慮すべき事態と言えます。本町の子供たちの現状について、どのように認識され、今後の具体的な取組についての考え方をお示し願います。二つ目は、住宅政策で、公営住宅の維持管理についてです。本町の公営住宅には、町営住宅、借上げ公営住宅、道営住宅があり、住宅セーフティネットの機能を保持するために適切な維持管理がされていることについては理解をしているところです。住みやすく、人が集まる基盤をつくるまちづくりには、住宅事情や公営住宅の空き室状況など、情報をホームページに掲載すべきと考えています。また、公営住宅に空き室があっても、2か月に一度の入居者選考委員会では、入居までには時間がかかり、例えば、美幌町に住みたいと思っていても、希望がかなわず他町村に移住されるケースもあります。条例遵守、公平性の確保は必要ですが、現に住宅確保に困っている人たちのために柔軟な運用も必要と考えますが、町長の考え方をお示しください。以上の2点、よろしくお願いします。

答弁 町長 平野浩司

坂田議員の御質問に答弁いたします。教育行政については、教育長から答弁させていただきます。住宅政策について。公営住宅の維持管理についてですが、本町の公営住宅は、町営住宅736戸、借上げ公営住宅59戸、道営住宅84戸の合計879戸を管理しており、令和4年2月9日現在で702戸が入居している状況であります。入居以外の177戸の空き住宅は、主に立地場所により利便性が低く感じられることから入居希望が少ない住宅、3階、4階でエレベーターがないため入居希望がない住宅、廃止を予定しており募集を停止している住宅であります。御質問の公営住宅の空き室状況につきましては、窓口において公表しており、入居相談や申込み時に周知しているところでありますが、ホームページへの掲載についても実施してまいります。公営住宅の入居者選考については、空き住宅の清掃及び修繕に一定の期間を必要としており、申込者が希望する団地や階数に入居可能な住宅が確保できた段階で、おおむね2か月に1回開催している状況であります。しかし、火災や地震など自然災害により住宅を滅失した場合は、美幌町営住宅管理条例第5条の規定に基づき、公募を行わずに随時入居の判断をしておりますので、御理解をお願いいたします。以上、答弁いたしましたので、よろしくお願いいたします。

答弁 教育長 矢萩浩

坂田議員の御質問にお答えいたします。令和3年度の全国体力・運動能力調査でありますが、偏差値と呼ばれる全国平均を50点として比較するT得点では、小学校5年男子では48.8点、女子では50点、中学校2年生男子では48.3点、女子では47.5点であり、美幌町と全国を比較しますと、体力的に大きな差は認められない結果となっております。このことは、各学校において、マラソン記録会前の持久走や、どさん子元気アップチャレンジによる縄跳びなど、体育の授業以外で体力・運動能力向上に係る取組を実施したことにより、運動の機会が増え、体力、運動能力の低下が抑えられたものと考えております。今後の具体的な取組でありますが、この調査の分析から体力向上プランを作成し、体育の授業や朝学習時間、休み時間における運動量の確保や、家庭と連携した生活習慣の改善を図るとともに、部活動、少年団活動を奨励してまいります。体力は、人間の発達、成長を支える基本的な要素であり、全ての活動の源であること、また、健康維持や意欲、気力の充実に欠かせない重要なものでありますので、児童生徒がたくましく生き抜いていくためにも体力の向上に努めてまいります。以上、お答えいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

質問 7番 坂田美栄子

答弁いただきましたので、まず最初は、小中学生の体力低下の対策についてから再質問させていただきます。今、教育長から答弁いただきましたけれども、全国的には、やはり低下が免れない状況にあります。子供たちの本来の姿は、特別な運動に取り組まなくても、自由な発想で、遊びを中心とした中で運動能力が出来上がっていったものですが、現代は、子供たちを取り巻く環境が変わりつつあります。そういう状況が体力低下につながっている要因の一つかなと考えているところです。特に、近年のコロナの発生によって、社会全体が今までに想像できなかったことが起きている現状もありますし、特に、令和2年、3年とコロナ感染拡大防止のためにまち全体として様々なイベント、公共施設の利用削減、活動の自粛の中で、子供たちの活動・運動時間の減少が続いていたと考えられます。先ほど、美幌町としては、全国から比べると差がないという話がありましたけれども、比較された時期がいつ頃かによって、かなり偏差値も変わってくるのではないかと思っているところです。全国的な調査の結果ですが、令和元年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果などと比較してみますと、特に、小学生の男子の体力合計点が下がっている状況が浮き彫りになってきたという調査結果が発表されております。特に、現代の子供たちは、食生活の改善によって発育がよくなっている一方、体力、運動能力の視点から見ると、筋力や反射神経が低下しているとも言われています。子供たちの体力を低下させている背景の一つ目には、暮らしや生活環境が便利になったことによって運動する機会が減っているという状況があります。二つ目には、スポーツや外で遊ぶために必要な時間や仲間、遊べる場所が少なくなったとも言われています。三つ目としては、学校や地域に適切な運動をさせてもらえる指導者がいないということも、原因の一つとして考えられています。四つ目は、運動を楽しいと思わせる工夫や指導する人の経験不足とも言われています。五つ目には、偏った食事や睡眠で生活環境に乱れがある。このような理由から子供たちの体力の低下を招いているのではないかと考えられています。次の時代を担う子供たちを成長させるためには、家族や学校、それから、自治体などの社会全体で見詰め直す必要があると思いますが、これからの子供たちの体力、運動能力について、今後の取組として具体的なものがあればお示しいただきたいと思います。

答弁 教育長 矢萩浩

ただいまのお尋ねでございますが、まず一つ目のこれまでのデータの比較ということですけれども、令和2年度におきましては、コロナ禍ということで、全国的に実施できる学校のみの調査でしたので、本町において比較できるデータがない状況でございます。また、議員からありました令和元年度のデータにおいて今年と同じようなT得点データベースでの比較となりますと、小学校5年生の男子では48.3点、女子で49.4点、中学校2年生の男子では52.6点、女子で45.7点ということで、中学校2年生の男子以外、全国を下回っている状況でございますが、全国ベースと比べてそれほど大きな差はないと思っております。また、コロナ禍の影響の関係でございますが、令和2年度におきましては、緊急事態宣言も出たとか、そういったこともあって、公共施設を閉鎖せざるを得なかった、部活動も自粛せざるを得なかったということでございますが、令和3年は、感染予防と行政サービスを両立させていくという町の考え方に沿って、各公共施設も開館し、部活動も継続させてもらいましたので、その辺の運動量は確保されていると思っております。また、全国で指導者が不足しているというお話もありましたけれども、本町は、おかげさまで、各少年団、部活動の指導者の皆さんに、本当に一生懸命日頃の研さんをはじめ取り組んでいただいておりますので、そういった面では運動を確保することができたと思っております。また、指導者に対しては、今後も積極的に支援していきたいと思っております。最後に、家庭との連携でございますけれども、よく言われている早寝早起き朝御飯、これに尽きるのかなと思っております。また、どうしても学校での運動だけでは足りない部分もありますので、家庭との連携とか協力は本当に非常に重要になっております。各家庭には、各学校から生活リズムチェックシートを配付してございます。これらを配付して、家庭でも休みの時間になるべく外で運動しようとか、体育施設に行ってみようとか、体を動かすことで生活リズムを整えるようお願いしているところでございます。答弁が漏れているかもしれませんけれども、よろしくお願いします。

質問 7番 坂田美栄子

今、教育長から答弁をいただいたとおりだと思っていますが、先日、美幌新聞に少年団の体力測定の結果が出ていましたし、それと、先ほどの教育長の答弁、部活動、少年団を奨励しますということは、少年スポーツをやる子供たちにとっては非常にありがたい話と、親についても、子供たちがそちらに目を向けてくれるという意味では非常にいいことだと思っています。大いに奨励したいところなのですが、ただ、子供たち全般を見ると、スポーツに対する関心を持てる子供たちと、苦手な子供たちもかなり多いのではないかという思いがありまして、そういう子供たちを対象にして今後も取り組んでいく必要があるのではないかという思いがあり、今回、質問をさせていただきました。全体的には、運動能力の平均値というのは、スポーツ少年団をやる子供たちを中心に平均が上がっているのではないかと受け止められますので、やはり、運動、スポーツに関心を持たない子供たちにもターゲットを向けてやる必要があるのではないかと思います。それと、ただ単に運動をさせるということではなくて、体を動かすことによって、スポーツをやることによって、楽しいという雰囲気をつくってやることが子供たちにとっては一番いいことではないかと思います。先ほどのマラソン大会の前に、ある程度、子供たちは練習するわけですよね。そういう練習をした後に、例えば、シールを貼ってやるとか、自分で取り組んだ達成感を感じさせられるようなものを準備してやることも必要なことではないかと思っています。そういうところは学級、学年、学校ごとに対応して、取り組む必要があるのではないかと思っております。それが一つです。これは、家庭とか、学校もそうですけれども、一つになった取組になっていかないと、子供たちはそのときだけという感じになります。家庭の中において一番必要なことというのは、家族と連携して、先ほど言っていた早寝早起き朝御飯が基本かと思いますので、そういうところを心がける。食事に関しては、炭水化物などに偏らない、バランスよく取り込めるような配慮、健康的な体をつくり上げるということが大事かと思っております。そういうことも家庭とともに取り組んでいける状況をつくる、情報を提供してあげることも大事かと思いますので、その点について、もし答弁していただけるものがありましたらお願いしたいと思います。

答弁 教育長 矢萩浩

議員がおっしゃるように、運動習慣によって身につく持久力、集中力は生涯必要な力だと思っておりますので、ここは積極的に取り組んでいきたいと思っています。その一例としまして、小学校でいいますと、午前中に20分休み、給食後にお昼休みとありますけれども、本町の小学校は三つともほぼ担任の先生が休み時間に職員室にいることがないという状況もお聞きしています。何をしているかといいますと、例えば、体育館で子供たちと遊んでいたり、外で前庭で遊んでいたり、子供たちに体力をつけてもらうための様々な仕掛けとか取組に努めている状況でございます。また、このテストの結果、テスト項目から浮かび上がってきているところでございますけれども、自己肯定感が高いほど運動能力が高いという調査結果も出ております。子供たちの自己肯定感、自己有用感を伸ばしていくことは非常に大切なことでありますので、運動と絡めた中でその力を伸ばしていきたいと思っております。次の質問の食生活の関係でありますが、教育委員会では、学校と連携して食育にも取り組んでいるところでございます。何といっても食育、1日の朝御飯と夕御飯は家庭で取る部分でございますので、家庭に対しても、給食だよりとか様々な方法で、栄養バランスが体をつくっていく上でどのような影響を及ぼすかということについても丁寧に伝えていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

質問 7番 坂田美栄子

教育長に今答弁していただいたとおり、私も、学校の周りを時々車で通りますが、子供たちが外で遊んでいる様子、それから、冬も長靴を履いて外で遊んでいる姿を見かけますので、例えば、全国的ということになると、本州あたりの環境とはかなり違っているのだろうとは思っています。ただ、平均して、今、外遊びをするよりも家の中でスマホやゲームに向かう子供たちも増えている現実もあります。そういう子供たちが体を動かして外遊びするとか、運動できる状況というのは、気がついた人たちがきちんと取り組めるようにしていく必要があるのではないかと思います。これ以上、あれをしろ、これをしろと言うことではありませんけれども、子供たちが本来の活動できる環境に戻してやるということが一番大事だと思います。やはり、社会全体で取り組んでいかないと、こういうものは家庭だけとか、学校だけということではないような気がします。現代の子供たちの体力低下に歯止めがかかるためには、社会全体で取り組んでいくことが一番大きなことだと思っていますし、例えば、今、コロナで何もできませんが、地域のいろいろなイベントに子供たちが積極的に参加できる、そういうことも考えていく必要があると思います。そういうイベントだと、バラエティーに富んだ運動機会が確保されるのではないかと思いますので、こういうことも子供たちに提供する、いろいろなイベントができるところがあれば、そういう情報も提供して、参加できるという環境をつくっていくことが大事ではないかと思います。学校にお任せするというだけでなく、社会全体で未来に向かって羽ばたいていく子供たちの体力をしっかりつけさせることだと思います。体力がつくことによって、能力も、それから、自発的に子供たちが取り組む姿勢も育まれてくるのだろうと思うのです。それが一番の基本かなと思いますので、これからもしっかりとした取組をしていくよう心がけていただく努力はしていただきたいと思います。何か答弁があればお願いします。

答弁 教育長 矢萩浩

学校だけでなくてというお話でございました。今、美幌町では、スポーツクラブBeetというものがございます。スポーツ振興で所管しておりますけれども、こちらで様々な事業をやっております。少年団に加入していない子供たちも参加できる仕組みとなっております。そういった事業は様々な形でPRしているところでございますが、なかなか参加できていない子供さんがいるのも実態でございます。少しでも参加できやすいように、さらに情報が家庭に行き届くようにということは、十分意を用いて取り組んでいきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

質問 7番 坂田美栄子

次に、公営住宅の維持管理について質問させていただきます。公営住宅につきましては、1981年から85年の間に建設された団地がかなり多いと思います。築40年前後ということで経過はしており、修繕や改善で効果的な維持管理は実施されていると思っていますが、それにしても、空き住宅が非常に多い状況であるのが現実かと思います。先ほどの答弁では、用途廃止住宅もありますが、例えば、入居可能の住宅はきちんと情報提供すべきではないかと考えております。美幌のホームページに団地の紹介はありますけれども、例えば、空き住宅がどこに何戸あるか、そういう分かりやすいものはホームページに載っておりません。希望される方というのは、どこの場所に空き住宅があるかということが気になる点であります。そういうところでは、きちんとホームページにも載せる必要があるのではないか、そういう思いから今回質問させていただきました。もう一点、入居者の選考についてですが、空き住宅を清掃、修繕するのにも一定の時間がかかるということですけれども、そこの公営住宅に入居したいという人は、すぐにでも入居したいということがあって、2か月に1回の選考委員会での結果を待つ、それも当たるか当たらないか分からない結果を待つというのは、入居を希望する人にとっては非常に不安な状況で、いつ入居できるかというのが一番の悩みだという話を何人かから聞かされております。ただ、入りたくない住居もあるようなのですが、それはそれとして、取りあえず2か月に1回の選考委員会ではそれを改善することができないのかということをまず伺いたいと思います。

答弁 建設部長 那須清二(建設部長は2023年6月まで)

ただいまの御質問でございますが、まず、ホームページによる情報提供につきましては、早速、分かりやすいように公表するよう対応してまいりたいと考えております。また、選考委員会に関してでございますけれども、現在、2か月に1回の選考委員会をしているということで、177戸の空き住戸という答弁をさせていただいておりますけれども、既に老朽化で募集を停止している住宅もあります。また、どこでもいいので入りたいという方であれば、空き住宅は確かにございますので、マッチングができると思うのですけれども、実態を申し上げますと、申込みの方のほとんどが、比較的新しく、エレベーターもついた利便性も高い旭の公営住宅を希望される方が圧倒的に多いとか、場所によっては郊外であるので、そういうところを希望されないとか、そういう方がほとんどでございます。ですから、仮に入居者選考委員会を毎月やったとしても、実際の希望に合う住宅がなかなか出てこないということから、2か月に1回の対応とさせていただいているところでございます。今後、どこでもいいので入りたいという方が多く申し込まれたときには、2か月に1回ということにこだわらずに入居できるようなことを考えてまいりたいと思っております。よろしくお願いいたします。

質問 7番 坂田美栄子

選考委員会につきましては、2か月に1回でなくて、入居希望者があれば選考委員会を開けるという状況もあると思いますけれども、先ほどの答弁にあったように、例えば、旭団地とか借上げ公住の新しいところ、病院に近い、商店街に近い、大型スーパーに近いところを希望される方はたくさんいると思うのです。空き待ちも分からないわけではないのです。ただ、どこでもいいから入りたいと言いながらも、2か月に1回の選考しかないと2か月待ってくださいとこの間にお断りされましたという話が来たものですから、そういうものであればすぐに対応すべきかと思います。いろいろと話を聞きましたら、取りあえず選考委員会が2か月後なので、どこか空いている住宅、民間の住宅に入っていてくださいと言われると、仕事を辞めてしまったら契約はできないという話をしてもなかなか認めてもらえなかったという意味で、取りあえず住みたいという話をしていたので、そういうことであれば、選考委員会を待たずに、取りあえずこういうところが空いている状況をきちんと説明した上で、入居できることを考えて対応することが一つです。それから、空いている住宅、住居を全く改修しないでそのまま放置されているのか、使える状況をつくっていないのではないかというのが気になるところともう一つ、空いているところを見に行った場合に、カビ臭くてとても入れないという話もいただいております。そういうところで、維持管理はどういうことができているのか、そういうことはきちんとした対策が取られていないのではないかという思いがありましたので、今回質問をさせていただいたのですけれども、その状況について説明していただきたいと思います。

答弁 建設部長 那須清二(建設部長は2023年6月まで)

ただいまの御質問でございますが、先ほどの答弁と重なりますけれども、ちなみに、直近だと2月にも選考委員会をしてございますけれども、大体32件の申込みがございます。そのうちの半数以上が旭の単身者向けの公営住宅に入居希望ということでございまして、当然、空きがありませんでしたので、今回も入居には至っていないという方がほとんどでございます。そのほかにつきましても、例えば、美富とか南団地は空いているところがあるのですが、高層階の3階、4階が空いていまして、そういうところはエレベーターがついていないので、高齢者には負担が多いため、希望されないという方がほとんどでございまして、そういった実態がございます。ですから、修繕の関係ですけれども、希望されない住宅については、すぐに修繕をして、いつでも入れるような状況には実際になってございません。といいますのも、修繕しても、その後、1年も2年も3年も入らないと、また実際に入るときには修繕が出てくるという実態が出てまいります。もし入居希望があるようなときにはすぐに修繕をかけて対応できる状況にしてございますので、その辺を御理解いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

質問 7番 坂田美栄子

高齢者の希望者の3階、4階というのは非常にきついかなと理解しないわけではありませんが、公営住宅は何十室も空いているわけです。だから、空いているところをいかに利用してもらうかということも考える必要があると思います。もう一つ、今、持家で住んでいらっしゃる方も、自分の家の周りの草取り、除雪ができなくなってきているという状況を考えて、自分の住宅を売って公営住宅に入りたいという人たちも最近は話として聞いています。そういう人たちも入居できるというのは条例などで難しいのかもしれませんが、そういうことも今後考えていく必要があるのではないかと思います。その点についてはいかがですか。

答弁 建設課長 御田順司(建設課長は2022年3月まで)

空き部屋がたくさんあるので有効利用をということですが、先ほどから答弁させていただいておりますけれども、空き部屋については、様々な条件があろうかと思います。修繕費をかけて入居がないということになりますと、無駄な費用になることがありますので、入居希望に応じて対応して準備をしたいと考えているところであります。また、持家についての御質問もありましたが、現在、所有しているということであれば、入居資格としては対象外ということになりますけれども、売買をしましたとか、売買予定があって、こういう予定になっていますということが明らかになれば、入居資格の一つとして選考可能でありますので、御理解をお願いいたします。

質問 7番 坂田美栄子

大体のことは理解いたしました。ただ、空き部屋を再利用するという点で、昨日も今日も移住・定住の議論がされておりますが、そういう人たちが入居するのには、条例とかいろいろなものを改正しなければいけないとは思うのですけれども、空いているものを利用するという意味で、一時的に入ってもらうことも可能ではないかと思います。そういうことを考える余地は全然ないということなのか、そこら辺も説明していただきたいと思います。

答弁 建設部長 那須清二(建設部長は2023年6月まで)

ただいまの御質問でございますが、公営住宅につきましては、入居資格によりまして決まってございますので、例えば、それを一般的な移住などに使うとなると、目的外使用となってしまいまして、現在はそこまでの対応は考えてございません。あくまでも公営住宅の趣旨にのっとった、住宅に困窮した方のための住宅ということで整理をしてございますので、御理解をお願いいたします。

質問 7番 坂田美栄子

それは十分理解しているつもりです。ただ、何十戸も空けておくということは、収入にもつながらないし、そのまま放置しておくのであれば建物が朽ち果てていくということも考えられます。例えば、条例を改正してでも、一時的にでも、定住してくれる人たちを入居させることも考えられるのではないかという思いがあったのですが、町長、いかがでしょうか。

答弁 町長 平野浩司

住宅問題というか、公営住宅のもともとの役割は、やはり住宅困窮者ということが原則だと思います。最初の答弁で戸数の話をさせていただいたときに、これも情報の提供不足といいますか、坂田議員に対しても、単純に177戸も空いていると見るのか、その中身について、こういう状態になっていて、そのうちこうだから、実質、こういう状況で、10年とか15年使えるものはどうだということを私どもが皆さんにきちんとお伝えしなければならないと感じていました。今後は、今、私が言ったことの整理をして、実質、この住宅はしっかり使っていただくということを示す必要があると思っています。ただ、その中で、どうしても人気がないところをどうするかということがあります。そのときに、今おっしゃったように、本来の公営住宅法に基づいてつくっているものでありますから、それをあえて目的外使用でいくのか、当時、かかったお金を戻してまででもほかのものに使ってもらうかということを考えていくことかなと思っています。いずれにしても、住宅がなくて困っている方にはきちんと住宅を、それは公営住宅だけでなくて民間の住宅も含めて、きちんと住んでいただけるところを確保する努力をまず基本的にしなければいけないと思いますし、町としても公営住宅の空き家のことも一つ頭に入れながら考えていく必要があると思っております。

出典:美幌町議会 令和4年第3回定例会 2022年3月4日 議事録 PDF(38ページ) 間違いを知らせる