みんなの議会

美幌町議会 令和4年第11回定例会 2022年12月7日

大きく3点について

2022年12月7日、美幌町議会の一般質問で、坂田美栄子議員が「大きく3点について」質問し、町長 平野浩司、教育長 矢萩浩、教育部長 遠藤明、総務部長 小室保男、総務課長 斉藤浩司、福祉部長 河端勲が答弁しました。

質問者
坂田美栄子 議員
答弁者
町長 平野浩司、教育長 矢萩浩、教育部長 遠藤明、総務部長 小室保男、総務課長 斉藤浩司、福祉部長 河端勲

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 坂田美栄子

私は、大きく3点について質問させていただきます。まず最初に、オンライン授業の取組についてということですが、北海道における新型コロナウイルス感染者数は、東京都に次いで過去最多となっており、増加傾向が続いています。本町においても子供たちの感染が急増し、小中学校で学級・学校閉鎖の措置がとられています。そのような中で、児童・生徒に1台ずつタブレット端末が整備されていますが、オンライン授業の取組状況と今後の課題についてお伺いいたします。2点目です。美幌町障がい者活躍推進計画について。全ての国の機関及び地方公共団体の機関は、障害者の雇用の促進等に関する法律に基づき「障害者活躍推進計画」を作成し、公表するとともに、勤務する職員の一定割合以上の対象障がい者を任用することが義務づけられています。民間企業の法定雇用率は2.3%ですが、国や地方公共団体は2.6%、都道府県などの教育委員会は2.5%と定められています。美幌町における雇用率は、令和元年6月1日現在で、町長部局が2.55%、教育委員会が1.20%となっておりましたが、現状と今後の取組についてお伺いいたします。3点目は、町長の政治姿勢について。まず一つ目は、低年齢児保育についてです。町長の公約に「安心して子育てできる支援の強化」「ゼロ歳児保育の充実(時間外・定数増)」が掲げられています。ゼロ歳児保育については、2か所の認定こども園により定数増となりました。生まれてくる子供の数は減少傾向にありますが、共働き家庭の増加に伴い子育てをサポートする体制の拡充が必要と考えます。現在、待機児童はいないと言われていますが、低年齢児保育の受入れについての考え方をお伺いします。二つ目は、自治会活動支援について。少子高齢化の急速な進行を背景として地域の課題が複雑・多様化する中、自治会の重要性はますます高まってきています。その一方で、自治会の加入率は低下傾向にあり、役員の高齢化・担い手不足が多くの自治会の課題となっています。町長の公約に「地域のつながり、活力と絆のある自治会づくりの支援」が掲げられています。高齢者や子供の見守り、地域の環境維持や防犯・防災など様々な活動を担っている自治会に対し、どのように関わってこられたのか、また、今後の支援策についてお伺いします。以上、よろしくお願いします。

答弁 町長 平野浩司

坂田議員の御質問に答弁いたします。なお、教育行政につきましては、後ほど教育長から答弁いたします。まず、福祉行政についてですが、本町における障がい者雇用につきましては、令和2年3月に策定しました「美幌町障がい者活躍推進計画」に基づき、障がいのある職員を含む全ての職員が、働きやすい職場づくりに向けて取り組んでいるところであり、併せて令和6年6月1日までに、障がい者の雇用率を目標の2.6%に達するため、雇用の促進に努めております。令和4年6月1日現在の障がい者の雇用人数につきましては、町長部局が5名、教育委員会が1名の計6名の雇用となっておりますが、本町の場合、雇用率の算定に当たっては、町長部局と教育委員会部局を合算した特例認定を適用できることから、目標値2.6%を達成するためには、2名の雇用が必要な状況であります。雇用の実現を図るためには、応募に向け「勤務したい」と思える環境整備が重要であることから、障がい者が持つ障がい特性や能力、希望等を把握するとともに、それぞれの特性に合わせた業務内容や勤務時間(パート勤務やフレックス勤務)など、多様な雇用形態による勤務についても現在検討している状況であります。雇用率の達成はもとより、障がいのある方を含め全ての職員が働きやすい環境づくりに努めるとともに、障がい者それぞれの特性を生かされ、活躍できる職場づくりに取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。次に、町長の政治姿勢について。1点目の低年齢児保育についてでありますが、現在、本町においてゼロ歳児保育を実施している施設は、私立認定こども園の2施設、認可外保育園の合計3施設で実施しており、11月1日現在の状況では、21名の園児が在籍しております。現在、町内においては、ゼロ歳児保育の待機児童はいない状況ではありますが、保育所等を利用していない未就園児(非在籍園児)の家庭及び児童を対象として、通院や出産などの緊急時や就労または育児疲れによる保護者の心理的・身体的負担を軽減するため、満6か月児からの低年齢児の一時預かり事業を子育て支援センターにおいて実施しており、子育てのサポートを行っております。今後、共働き家庭など、働きながら子育てをしたいという家庭や子育てに関する相談、アドバイス等のニーズが高まることが考えられることから、低年齢児保育の在り方について、民間の施設とも協議しながら、引き続き進めてまいりたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。2点目の自治会活動支援についてでありますが、自治会は、様々な地域課題に対し、地域や人との絆、つながりによって助け合い、住民の相互協力によって、主体的かつ自主的に解決を図ることを目的に活動されています。このような自治会の活動目的は、地域コミュニティーの形成に重要な役割を担っているものと認識しております。これまで、自治会活動に携わる、より多くの皆様と積極的に意見交換を行うため、各自治会との懇談会を地区ごとに開催させていただき、それぞれの地域において直面する課題などの共有を図ってきたところであります。そして、それぞれの地域で行われている主体的かつ自主的な活動について、十分認識することに努め、それらの活動をしっかりと尊重することで、行政だけでなく、むしろ住民自身が地域社会を担い、行政と住民が互いに対等なパートナーとして共に協力する官民協働の地域づくりが重要であると、改めて認識したところであります。とりわけ、社会が様々な変容に迫られている中、自治会加入率の低下や担い手不足などが、各地域における共通の直面する課題です。今後におきましても、自治会に対する理解や関心を深めるための広報・啓発活動に関する施策など、加入促進支援につながる施策をさらに積極的に実施し、引き続き自治会連合会などとも意見交換を行い、自主的活動の側面的な支援をしっかり行ってまいりたいと考えておりますので、御理解いただきますようお願いいたします。以上、答弁いたしましたので、よろしくお願いいたします。

答弁 教育長 矢萩浩

坂田議員の御質問にお答えいたします。新型コロナウイルス感染症は、全国的に増加して第8波とも言われており、美幌町の学校現場においても例外ではなく、人数は低下傾向にありますが、連日のように児童生徒・教職員が感染している状況が続いております。夏季休業が明けてから学級閉鎖・学校閉鎖が相次いでおりますが、学校では学びの保障のため、その都度タブレット端末を持ち帰らせて家庭での学習の取組を実行しております。具体的には、e-ライブラリによる学習やグーグルクラスルームでの課題提示、グーグルミートによるオンライン授業を実施しております。また、家族の感染により児童生徒が登校できない場合には、児童生徒と教室をオンラインでつないで授業に参加するといった対応も行っているところであります。課題としましては、いかに児童生徒の集中力を継続させていくかや、教員が児童生徒の理解した様子を把握していくかなどが挙げられます。これらの課題はあるものの、学習におけるタブレット端末の活用は、家庭での学習に限らず様々な形での可能性を有しており、引き続き各学校においてタブレット端末を活用した学びを止めない取組を着実に実行してまいりますので、御理解をお願いいたします。以上、お答えいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

再質問 7番 坂田美栄子

まず最初に、オンライン授業の取組についてから、再度質問をさせていただきます。新型コロナは収まるどころか、拡大している状況にあることは十分承知していると思います。最近では、子供への感染が急速に広がっています。幼稚園、保育園を含めて、小中学校では学級閉鎖が繰り返されている状況にあると言われておりますが、そのことについても十分御承知のことと思います。各学校では、学びの保障のためにオンライン授業を実施していることも理解しているところでございますが、小中学生が全て取り組まれているのかどうか、まずはその点についてお伺いします。また、オンライン授業に参加できない児童生徒に対しては、どのような対応の仕方をなされているのかについて、お伺いしたいと思います。

答弁 教育部長 遠藤明

御答弁申し上げます。現在、1人1台端末ということで、GIGAスクール構想に取り組んでいるところでございまして、いろいろ課題はありますが、先生方もそれぞれ情報共有しながら、子供たちの学びの保障を止めないという形で取り組んでおります。オンライン授業につきましても、全員が取り組んでいるということで、私どもは認識しているところであります。取り組めない子の関係で具体的にということですが、恐らく取り組めていない子はいないと私どもは認識しているところでございます。

再質問 7番 坂田美栄子

取り組めていない子供はいないということなのですが、コロナ感染で休校になって、クラス全体なのか、個人なのか、はっきりした状況というのは分からないのですけれど、受けられなかったという話も聞いております。そうしたところの取組状況の確認というのは、教育委員会としてはどのような形で確認されているのか、お伺いいたします。

答弁 教育部長 遠藤明

御答弁申し上げます。陽性者、もしくは家族が感染して濃厚接触者として子供たちが学校に来られない場合ですけれども、基本的に学級閉鎖となる場合は学校から連絡がありまして、道教委に報告することになっており、実際にオンライン授業、タブレットを持たせていますかという確認が道教委からあります。当然、私どもはタブレットを持たせて、例えば、クラウドを使った学習環境とか、そのようなものもさせております。できなかったというのは、例えば、ネットワーク上のことなのかもしれませんし、どのような状況かはちょっと把握できておりませんが、基本的には御家庭にネットワーク環境がない場合は、ポケットWi-Fiとかも貸出しておりまして、オンライン授業ができるような環境ではあるということは間違いないので、御理解いただきたいと思います。

再質問 7番 坂田美栄子

このオンライン授業は、家庭に持ち帰らせて、そして、家庭でやることにはなっているのだろうと思うのですけれど、親の理解がなければ、なかなか子供自体が取り組めない状況もあるのだと思います。それと、例えば、パソコンだとか、タブレットを使うことに詳しい親たちもいると思うのですけれど、そこの家庭において利用できなかったという話も現実に聞いていますので、そうしたところの確認というのは、絶対的に必要なのではないかと思います。今、コロナと言われておりますけれど、インフルエンザも一緒で、また、この休み前、それから休み明けに学校や学級が閉鎖されたりする可能性も出てくると考えられます。そのためにも今からきちんと対応できないと、大変なことになるのではないかなと思っています。親たちからそのような話が出るということは、確認されていないのかなという認識でいるのですが、その点についてお答えできるものがあれば、答えていただきたいと思います。

答弁 教育長 矢萩浩

ただいまのお尋ねでございますが、コロナだとかそうした学級閉鎖等によって、学校で授業を受けられないということの補完をICT機器、タブレットを持ち帰って、自宅でのオンライン授業をやっているところでございます。また、これにつきましては、学習内容の定着といったこともございまして、実施した結果、これについては学校でも確認していると思います。その辺が実際どうだったのかについて、教育委員会としてもしっかり検証してまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。

再質問 7番 坂田美栄子

一番大事なところではないかなと思います。答弁の中にありましたように、例えば、e-ライブラリとか、グーグルミートとかというところであれば、子供たちは操作ができることによって楽しい授業が受けられるというのと、先ほど言われたように、例えば、感染者の自宅療養で子供がお休みしていたり、親が濃厚接触者であったりということで、今の感染者の自宅療養の期間だとか、それから濃厚接触者の自宅待機日数がすごく短くなってきているから、その意味では安心できるところもあります。ただ、やはり家庭環境によって、そうしたオンライン授業に参加できないということがこれから起きると困るという思いがあったので、今回、質問させていただきました。学級内できちんと対応できているかというところの一番大事な確認作業というのを徹底していただけるように、学校側に連絡すべきことではないかなと思いますので、その点についてはいかがでしょうか。

答弁 教育長 矢萩浩

今回、このタブレットを持ち帰るに当たって、各家庭でのネット環境、接続環境というのを調査したという経過がございます。その中で、全くネット環境がないという家庭は皆無に近かったと認識しております。しかしながら、議員おっしゃるように、実際に持ち帰ってどのように使ったらいいのか分からない方もいるのではないかということもありますので、そこはしっかり確認してまいりたいと思っております。また、オンライン学習の内容でありますけれども、まずは、休みの間も生活習慣がしっかり保たれるようにということで、朝の会をやるような形になっております。その中で例えば、毎朝何時にタブレットを立ち上げて接続してくださいということもしていますので、もし万が一、その中でつながらない家庭がありましたら、学校としても各家庭には呼びかけていくのかなと思っております。今回、議員おっしゃるように、夏休み明けから類似的に学級閉鎖が続いております。そのような中で、各学校も学級閉鎖の回数を重ねるごとに、欠席者に対してオンライン学習をやっていますけれども、当初、組織的になかなかスムーズにいかなかったというのは事実であります。それも回数を重ねることによって、混乱なく活用できるようになっているという状況にございます。また、このことによって、保護者の方からは、オンラインでつながりを持つことで、学校に行けない間でも非常に精神的にも助けられただとか、迅速な対応に感謝しているというありがたいお言葉もいただいておりますので、よろしくお願いいたします。

再質問 7番 坂田美栄子

やはり、子供たちが安心してオンライン授業に参加できるということが、一番大事なことだと思います。それで、今後、学校の授業展開の中でタブレット端末のウエートが大きくなってくるのかなと思います。例えば、ICT活用だけが目的ではなくて、育てるべき資質ですとか能力は、忘れてはならない課題の一つではないかなと思いますので、その点についても今後しっかり検討していただいて、子供たちにオンライン授業ができるように取り組んでいただきたいと思います。二つ目ですが、障がい者活躍推進計画についてです。令和元年に障害者雇用促進法が改正されまして、地方公共団体による障害者活躍推進計画の策定が義務づけられました。そのことにより、美幌町においても令和2年に計画を策定されたのかなと感じているところであります。現在の美幌町の雇用状況については、平成23年度に2名、平成30年度に1名と、その後、現在まで雇用状況は全くありません。障がい者が持つ障がいの特性や能力、希望と多様な雇用形態の勤務について検討しているということですが、どこまで検討が進んでいるのか、お伺いいたします。

答弁 総務部長 小室保男(総務部長は2023年6月まで)

ただいまお尋ねの件であります。障がい者雇用は1回目の答弁のとおり、現在、法定雇用率2.6%を達成できていない状況にございます。現在、計画に沿って検討を進めている中での状況ですけれども、令和6年6月、2年後にあと2名を採用しなくては、雇用率を上回ることができないという状況になってございます。このため、現時点ではまず、障がいを持たれた方が働く上でどのような業務を担当できるのかという整理をしております。誤解を恐れず言えば、雇用率を達成しようと思えば、採用することで達成はできるのですけれども、その採用をした中で、御本人が過度なストレスを抱えることなく働ける環境をしっかり用意しなくてはならないと思います。また、周囲の職員の理解も必要ですし、何よりも行政サービスの低下があってはいけないと考えてございますので、そうした中でどのような業務をお任せするのがいいのかということを今考えておりますけれども、例えば、今後デジタル化が進んでまいりますので、役場の業務の中でパソコンのデータ入力あるいは集計作業を行う業務を洗い出ししまして、それをまとめてお願いする。あるいは、ふるさと納税での事務処理がかなり大きなウエートを占めてきておりますので、そうした業務に携わっていただく、そのような環境を整えてお願いできる業務を選定した中で職員を採用すると、そのようなことも今検討しているところであります。また、具体的な採用に当たっては、過去にも高等養護学校を訪問して、実際に働いていただける生徒さんはいらっしゃるのかどうかと伺ったこともありますので、こうした作業もこれから取り組んでまいりたいと、そのように考えてございます。

再質問 7番 坂田美栄子

今、具体的な内容をお聞きいたしました。私もこの障がい者活躍推進計画を見させていただきましたが、アンケート調査の結果、それと、今後の取組内容とかいろいろ出てはいますけれども、これが計画されたというだけでは何もならないかなと、やはり実行していくためにはどうするのかということが、一番大きな課題かなと思っています。例えば、推進体制の整備の中で当然、職場環境は改善されていくのですけれど、多目的トイレですとか、それからスロープ、エレベーター、休息室、そうしたものを本当はこの新しい庁舎を建てるときに配慮した中できちんと整備すべきことだったのではないかなと、改めて感じさせられました。これから雇用するとなると、こうしたところの施設整備というのもこれから準備をしていかなければいけない段階ではないかなと思いますが、どこの時点で判断されて整備されていくのか、その点についてはいかがでしょうか。

答弁 総務課長 斉藤浩司(総務課長は2024年3月まで)

ただいまの御質問でございます。議員おっしゃるとおり、これまで旧施設では、障がい者の方を雇用する上ではハード面とソフト面で二つ障害がありまして、特に、スロープ、エレベーター等の課題がございました。これから障がい者の雇用に当たっては、本町もそうですが、今までは身体障がい者ということで捉えていました。平成30年度からは、精神障がい者も含めて、知的障がい者も雇用しなければならないと。これから雇用していく上で障がい者の特性に合わせたという答弁をさせていただいておりますが、状況を踏まえて、身体障がい者の方でしたらそうしたフォローもしていかなければいけませんけれども、現時点でその障がい者の方はどのような障がい特性を持っているか分かりませんので、その時点で把握して必要な整備をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。平成30年度が最後になりますが、実はこのときも町民会館の建設に合わせて、庁舎は旧庁舎でしたが、新庁舎ということで採用した経過がございます。そのときにトイレの問題ですとか、バリアフリーの問題とか、解決できるであろうということで、平成30年4月から採用させていただいております。そうした障がい者の特性に合わせて、今後も対応していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

再質問 7番 坂田美栄子

障がい者の特性ということで、いろいろな働きかけはこれからなのだろうと思います。希望する人たちの特性によってまた違ってくるとは思いますが、どのような形で希望されるか、ちょっと私たちも分かりませんけれども、その希望する人たちを募るために、職場内、人間関係も含めて本当に優しい環境づくりができるか、どのようなことが大事になってくるかということなのだろうと思います。どちらかというと障がいを持たれた人たちというのは、自分を追い込んでしまうというか、人に害を与えるわけではなくて、普通に会話していてもそれが自分のところに向けられて、批判されているような形で受け止められるというものがあるので、そこら辺は非常に微妙なところだと思います。職員のモラルの啓発だとか、そうしたところが重点になってくるのかなとは思っていますので、そこら辺のことも含めた上で、対策をとっていただきたいと思います。先ほどの総務部長からの答弁では、令和6年6月までに2.6%達成したいということですが、現在は2.1%ですよね。令和6年までに2.6%を達成する可能性というのは、十分あるのでしょうか。その点についてお聞かせいただけることがあれば、お聞かせください。

答弁 総務部長 小室保男(総務部長は2023年6月まで)

今、坂田議員から御質問いただいた点は、非常に重たい課題だと思います。障がいを持たれた方と職場で、周りも含めて一つの仕事、業務をこなしていくというのは、やはり一人一人がしっかりと向き合って、お互いに寄り添う環境を整えていく必要があると思っております。当然、障がいに対する理解が不足していれば、非常に好ましくない環境にもなり得ますので、例えば、職員の研修を開いて、障がいを持たれた方とともに働く環境をしっかりと整えていくということも必要だろうと思っております。また、例えば、障がいを持たれた方が町外から美幌に採用になるということになれば、職場の環境は大切ですけれども、それ以上に生活環境、新しい町に来られて生活をするということで、いろいろな不安もあろうかと思っております。そうしたところもしっかりケアができる職場でなければよくないと思いますので、そこも含めてしっかりこれから準備をしていきたいと思っております。最後に、お尋ねの2.6%を達成できる可能性というのは、当然、100%を目指して取り組んでいくということになります。この雇用率については、ペナルティーはないと聞いているのですけれども、ただ、町としては、誰もが安心して暮らせるまちづくりを進めているわけですから、役場だからこそしっかりと、職場として当然に達成できるよう取り組んでまいりたいと考えてございます。

再質問 7番 坂田美栄子

目標達成のために頑張っていただきたいとは思います。ただ、令和3年3月1日に法定雇用率が0.1%、また引上げられているという情報があります。美幌町にとってこの0.1%はもっと重たい数字になるのかなと思うのですが、このことについて具体的な取組、これからどのようにされていくのかということについてもお伺いいたします。

答弁 総務課長 斉藤浩司(総務課長は2024年3月まで)

ただいまの御質問ですが、令和3年に2.5%から2.6%に引上げられまして、情報によりますと、今後またさらに3%等に上げていくという厚生労働省の考えもお伺いしております。これは、民間の事業所に推進している中で、地方公共団体としても障がい者をきちんと採用しなさいということだと理解しております。具体的な現在の取組の状況ですが、この推進計画にありますように、先ほど部長からも説明しました各職場と障がい者をつなぐ生活相談員、推進員をきちんと要請して、その中でマッチングしていくということで、今年の取組でございますが、養護学校2校の担当教諭とも協議させていただいております。コロナが明けたら、インターンシップとか、職場訪問をして、町の紹介をさせていただきたいということでお話させていただいております。また、今年、私が障がい者の生活相談員という厚生労働省の認定を受けてまいりまして、職場の中で雇用を生み出すのと、障がい者とのマッチングを今後進めて、令和6年を待たずに2名になるようしっかり進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

再質問 7番 坂田美栄子

取組内容についてはしっかり受け止めました。美幌町役場の中でそうした人たちが一緒に働けるということは、まちづくりについてもいろいろなところでの評価というのもいただけるし、美幌に行けばそうした人たちが安心して働けるという環境づくりの一因ともなりますので、しっかり取り組んでいただきたいと思います。次に、ゼロ歳児保育について、お伺いいたします。ゼロ歳児保育については、現在、待機児童は全くいない状況ではありますが、低年齢児の民間での受入れというのは定められておりますので、現在の美幌町での出生数は年々減少傾向にあると言いながらも、他町から比べるとまだまだ期待が持てる要素が残っているのかなと思っています。現在では、物価高騰によって共働きをしたいという家庭が増えてきているのも、状況として伺っています。安心して子供を預けて共働きができる保育施設の充実が必要でありますが、民間施設との協議という答弁ではありますけれども、先ほども言いましたように、民間でのゼロ歳児保育の定数は定められております。保育希望者が増えてきた場合、町として受け入れる体制、環境の整備が必要だと思いますが、この点についてお伺いしたいと思います。

答弁 福祉部長 河端勲(福祉部長は2024年3月まで)

ただいまの御質問でございます。議員おっしゃるとおり、共働き家庭は年々増加している現状にございます。その中で、子育てをする上で負担の分担についてうまくできていないということが、最も問題視されている部分として指摘されているものもございます。妊娠・出産に関しましては、どうしても女性の方への負担が大きくなってしまいまして、さらに家事や子育ての負担につきましても女性サイドに偏ってしまうという傾向がございます。そのような環境の中で、子供の体調などで予定どおりに動けないですとか、自分の時間がとれない、また、育児の悩み相談ができないといった様々な問題も生じている現実もございます。そのような中で、町といたしましては、1回目に答弁させていただきましたとおり、子育て支援センターにおいて一時預かりということで、お子様をお預かりする制度をとってございます。また、そのほかに子育て世代包括支援センター「はぐのんの」で、妊娠期から子育て期の総合相談ですとか、関係機関への調整等々について、包括的に子育てサポートを実践しているところでございます。今後につきましては、未満児の受入れについて何名ということはちょっと明言できないのですけれども、既存施設の効率的・効果的な活用ですとか、民間施設とも緊密な連携をとりながら、早急に子育てサポートのさらなる充実を図っていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

再質問 7番 坂田美栄子

ゼロ歳児の出産する予想計画というのも必要になってくるのだろうと思います。低年齢児の保育をするに当たって、町としてどのようにしていくかということが一番先に求められることだと思うのですけれど、これからその計画を立てていくこと。もう一つは、今、答弁にありましたけれど、低年齢児を持つ家庭が安心して生活できる環境というのは、保育疲れをサポートできる体制の充実なのです。例えば、通院や出産など緊急の一時預かりというのは当然のことなのですけれど、近所に子育て世帯がいませんし、ちょっとした手助け、それから相談することがなかなかできない、そうしたことで子育て疲れによる子育て鬱というのが増えてきている状況にあります。また、これはまれですが、鬱がひどくなって自殺に追い込まれるということも例としてはあります。そのようなことを考えると、しっかり子育てサポートというのが十分に行われないと、安心して生活できないというのも一つの要因かなと思います。今の子育てサポート、一時預かりの環境では、まだ不十分ではないかなと思うのですけれど、今後、そうしたサポート体制というのを拡大していけるのか、その点についてお伺いしたいと思います。

答弁 福祉部長 河端勲(福祉部長は2024年3月まで)

議員おっしゃるとおり、子育て期、いろいろな問題が生じてきます。そのような中で、精神的に参ったりという保護者の方も多々おられると伺っております。その中で、まさに「はぐのんの」につきましては、そうした子育て期に関しての悩み相談をメインにした事業でございます。当然、子供の健康とか、子育ての手法についての悩みですとか、そうしたことを一つの機関で解決できるものではありませんので「はぐのんの」を一つの窓口として、組織横断的に子育てのサポートをしていくという意味合いのものでございます。ここのさらなる充実や町民の皆様にPRしながら、そうした悩み相談という部分については、解決していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

再質問 7番 坂田美栄子

子育てについては、事件としては違いますけれど、今いろいろなテレビのニュースでも子供の存在が忘れられているということが大きな問題かなと思いますので、その点についても、しっかり子育てできる環境が大事かなと思います。別な話になりますけれど、もう数年前になりますが、道職員が北見市に転勤したいという話がありました。そのときに、美幌で子供を預かってくれるのなら美幌に住みたいということで、親子4人で転勤して、美幌に住んでいただきました。そして、美幌に住んで3人目を出産されて、現在も多分、美幌に住まわれていると思うのですけれど、そのような事例もありまして、若い世代にとっては、子育てしやすい環境、それから美幌のように自然に恵まれた環境で生活する人たちを受入れていく体制というのも大事なことかなと思います。町の活性化にもつながりますし、今、そのようなことが話題になると、美幌に来て住んでもらえるという人たちも増えてくるのかなという思いもありますので、この子育ての問題については、環境整備として先進地の事例を見ながら、美幌ならではの取組というのを展開していく必要があると思います。特に、低年齢児保育を計画策定の中にしっかりと盛り込んでいくということが、大事だと思います。時期を逃してしまえば、どんどん増えていく要素というのはなくなってきますので、早い段階でそのようなものをきちんと示していく必要があるのかなと思います。これは、町長の政治姿勢の大きな柱の一つでもありますので、今後ともしっかりとした取組をしていっていただきたいという思いがあって、今回質問させていただきました。最後に、町長の考え方をお聞かせいただきたいと思います。

答弁 町長 平野浩司

子育て支援については、私が町長に就任させていただいた中においては、一つの重要な事項として取り組んできたつもりであります。そうした中で、美幌で子育てができるような特徴が出せていない部分、まだまだ不備な部分があるかもしれませんけれども、今まで皆さんから御意見をいただいたものについては、しっかりさせていただいていると思っております。当然、不十分だという部分については、今後においても子育てをする本人も含めて、そこに関わる皆さんの意見をしっかり聞いた中で、施策反映をしていきたいと思っております。私がいろいろとお約束できるのは、私の任期中でございますので、残りの任期においても子育てをする方々にとって満足できる、それから将来に向けてそのようなものを計画しなければいけないことについては、しっかり整理をしていきたいと思っております。

再質問 7番 坂田美栄子

最後に、自治会活動の支援について、再度質問させていただきます。自治会活動の目的につきましては、答弁いただいたとおりです。人口が2万人以上のときの自治会活動は、自治会独自で様々なイベントや活発な活動も保障されてきましたが、近年は自治会全体が高齢化し、行政と住民が互いに対等なパートナーとしての地域づくりが、年々弱体化をしてきています。自治会加入率も低下し、担い手不足が課題になっているのも十分御承知のことと思います。地域懇談会の中でも自治会の在り方についてを話題として、大きく取上げられていることも十分理解されていることと思います。自治会に対する理解や関心を深めるための広報・啓発活動に関する施策や加入促進支援につながる施策とのことでありますが、これではなかなか具体的な内容が分かりづらいなと思いますので、できればもっと分かりやすい内容、取組の考え方がありましたら、お伺いしたいと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 平野浩司

自治会活動については、御答弁でも書かせていただきましたし、問題については坂田議員がおっしゃるとおりだと思います。自治会の方々とお話する中で、自治会活動としてこれからどこまでやるのか、できるのかということをしっかり見極める時期に来ているよということを私はお話しています。例えば、人口も多くて、関わる人が多いときにイベントができている、それからこうしたこともできているということではなかなか難しいのかなと思っているのです。また、今回、自治会で話すときに、成り手というよりも自治会の加入率、会費の話も含めて、例えば、その自治会の会費がどう使われているとか、どちらかというと関心の薄い方にどうアピールしていくかということを示す必要があるのかなと思っております。内閣府で社会意識に関する世論調査というのを毎年やっています。令和2年度はコロナでやっていないのですけれど、今までの傾向を見ると、現在の地域での付き合いの程度というのは半分ぐらいなのです。ただ、望ましい地域の付き合いの程度というのは、毎回9割を超えているのです。ということは、根本的に皆さんは、地域と何らかで関わるということを思っているということだと、私は理解しています。それが、前段言った従来型のお付き合いなのか、ちょっと違うお付き合いなのかというか。さきほど言ったのは98%ぐらいいくのですけれど、例えば、中には挨拶をする程度のお付き合いという方も入れてという意味ですから、その関わり方の程度というのは、これからの自治会活動の中で見極めた中でのつながりをしっかりしていかなければいけないのかなと私は思っております。

再質問 7番 坂田美栄子

そこの自治会の関わりの認識なのですよね。私たちは挨拶だけでなくて、お互いに協力できるところは協力しながら自治会活動をやっていくという意識を持って、今までは関わってきていました。しかし、自治会には入りたくないという人の話を聞いてみますと、どちらかといえば、自治会に入っても何のメリットもない、それからいろいろな仕事をお願いされるだけであれば、別に自治会に入っていなくても何の影響もないという意識の持ち方が、最近は出てきている状況にあります。例えば、今度、民生委員になってもらえませんかという話をしたときに、いやそのような面倒くさいことをやるのであれば、自治会から退会してもいいよという話まで出てきているのが現実としてあるのです。そのようなことのないように、皆さんで協力しながらやりたいとは思っているのですけれど、今はコロナもありますので、なかなか総会もできない、役員会も開けないというところで、お互いのコミュニケーションというのがとれないのも、現実としてあるということを理解していただきたいなと思います。私たちができる範囲というのはなかなか決められていて、これ以上できないというのがあるので、町としてどこまで支援するために手を貸していただけるか、手を差し伸べてもらえるのかというところが、私たちとしたらポイントなのかなと思うのですが、その点についてはいかがでしょうか。

答弁 町長 平野浩司

答弁書にも書いてあるとおり、自治会活動自体が自主的なというときに、町がどこまでというよりも、逆に、地域の人たちがどこまで望むかということのすり合わせだと思うのですね。どこまで望むかというときに、現状としてこうだという部分の話はしてあげられるのかなと思っております。私は、いろいろ関わり方がありますよと言ってはいますが、基本的に地域コミュニティーの役割は重要だということであって、その絆をしっかり強めるまちづくりをしたいというのは変わっていません。これからも多分変わらないと思います。ただ、その地域コミュニティーの関わり方をどうしていくかと、それが従来型のやり方では駄目ですよねということを伝えたいだけなのです。今の若い人たちも、コロナ禍で自宅に籠もることによって、非常に地域に対して興味は持っています。ですから、そのような人たちに対する発信など、従来の回覧版がいいのか、それからSNSや何かでグループをつくってそうしたことをやったらいいのかだとか、そのようなやり方もあります。あと、その関わり方も、どちらかというと1回出てきてくれたからこの人は手伝ってくれるという決め方ではなくて、緩やかなという言葉がいいかどうか分かりませんけれど、非常に言っているのは、緩やかなつながりをどうつくっていくかというのは大事だと思うのですね。時間の関係で、余り具体的に深く言いませんけれども、それをしっかり地域でつくることが大事であって、いろいろな手法が考えられます。そのためには、今までやってきたことを1回ちょっと置いておいて、新たな人たちと何かということをみんなで考えることに対して知恵は幾らでも貸しますし、それに合わせて、皆さんがこのような支援をしてほしいということであれば、財政的な支援も含めて、私はやる考えではあります。

再質問 7番 坂田美栄子

町長の言われることはよく分かります。だけど、今、自治会の中でそのようにして皆さんで考えて行動するということが、非常に難しいのも現実の話として理解していただきたいなと思います。たまたま新聞記事に載っていましたけれど、大きな町、それから市で町内会の条例をつくったりしているところもあります。条例が先行するわけではないですけれど、地域のコミュニティーとして何ができるかというところが問題なので、それに合わせてどうしていくかというのをある程度知恵を出していただく、活動の基本になるようなところをアドバイスしてもらえたら、自治会の人たちは活動できる要素があるのではないかなと思いますので、その点についてはいかがですか。

答弁 町長 平野浩司

今、議員おっしゃったとおり、知恵として行政がいろいろなことを皆様方にお伝えすることは可能だと思います。今、札幌市なども条例をつくったのですけれど、都会であれば事業者が新たな一つのコミュニティーのメンバーとして、いろいろそのような形で変わってきています。ですから、これからは私が考えているようなことも含めた、スタッフが考えているようなことをしっかりと地域の方々に伝えた中で、地域の中でこのような形にしていくことがいいと判断したことに対して、しっかりと支援をしてまいりたいと思っております。

出典:美幌町議会 令和4年第11回定例会 2022年12月7日 議事録 PDF(16ページ) 間違いを知らせる