美幌町議会 平成30年第5回定例会 2018年6月19日
(1)スポーツ振興について/(2)福祉行政について
2018年6月19日、美幌町議会の一般質問で、坂田美栄子議員が「スポーツ振興について」「福祉行政について」について質問し、町長 土谷耕治、教育長 平野浩司、民生部長 高崎利明が答弁しました。
- 質問者
- 坂田美栄子 議員
- 答弁者
- 町長 土谷耕治、教育長 平野浩司、民生部長 高崎利明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 坂田美栄子
私は、スポーツ振興についてということと、それから福祉行政についての2項目について質問をさせていただきます。まず、スポーツ振興について。一つ目は、スポーツ少年団の指導体制についてということで、スポーツは子供にとって、生涯にわたって健康でたくましく生きていくための身体的、精神的土台を培う重要な役割を持っており、指導者には教えるだけでなく、最も重要なのは、その子の一生を見据えた指導力が求められるものと認識しています。スポーツ活動を促進、継続させるためには、指導者の資質向上のための研修機会と後継者の育成や、ボランティアなど、学校、団体との連携、協力体制を強化することが求められています。スポーツ少年団の指導体制の現況と今後の対応策についてお聞かせください。二つ目に、スポーツ少年団に対する支援体制についてです。近年、オリンピック、パラリンピック等で、本町出身の選手が活躍する姿を見て、多くの子供たちが夢と希望を持って、それぞれの少年団に入団することは大変喜ばしいことです。しかし、大会に行かせたくても行けない環境にある子も現実として出てきています。要綱には示されておりますが、同じ美幌の子、学校も同じでありながら、大会によって補助内容が変わるのは親としても納得のいかない部分であります。スポーツ少年団に対する支援体制の現状と考え方についてお聞かせください。三つ目ですが、健康づくり・スポーツ都市宣言についてです。本町出身者のスポーツ界での活躍は、すばらしいものがあるものの、オリンピックに出たときだけの盛り上がりでしかありません。本町のスポーツ少年団活動や中学校、高校での部活動での活躍は、全道的に見ても目を見張るものがあります。ただ、これらの活動は、地域に委ねられ、本格的な指導者の育成や活動団体への支援はほとんど行われていない現状です。オリンピック選手が出たときだけでなく、日々の活動に対する支援も含め、スポーツ大会の誘致、開催やスポーツイベントの開催等により、交流人口の増加を図り、スポーツによるまちづくりを進めるためにも、健康づくり・スポーツ都市宣言をすることで、町民の理解がもっと深まり、協力体制が得られるものと考えますが、考え方をお示しください。2項目、福祉行政について。結核患者の早期発見と対策についてです。結核は世界中で発症し、特にアジアとアフリカでは患者が急増しています。結核は過去の病気だと思われていますが、そうではありません。日本でも毎年1万8,000人が新たに発症し、毎年約1,900人が結核で亡くなっています。結核は空気感染により発症するため、予防と早期発見、早期治療のためにも、よく知っていただくことが必要で、予防に対する意識が薄らいでいることが懸念されます。結核を発症しても、それと気づかずに受診が遅れるケースが少なくなく、東京など大都市圏で発症率が高いと言われています。結核患者の早期発見に向けた、美幌町の現状と対策についてお示しください。第1回目の質問はこれで終わります。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
坂田議員の質問にお答えをいたしたいと思います。一つ目のスポーツ振興については、後ほど教育委員会から答弁をさせていただきたいと思います。初めに、福祉行政について。結核患者の早期発見と対策についてでありますが、結核は、結核菌という細菌が体の中に入ることによって起こる病気であり、主に肺の内部でふえるため、せき、たん、発熱、呼吸困難など風邪のような症状を見せることが多いと言われ、肺以外の臓器が侵されることもあり、腎臓、リンパ節、骨、脳など体のあらゆる部分に影響が及ぶことがあります。また、結核は、肺結核の患者のせきやくしゃみなどによって、空気中に結核菌が飛び散り、その結核菌を吸い込むことにより感染しますが、結核菌に感染した場合、必ずしもすぐに発症するわけではなく、体内にとどまった後、再び活動を開始し、発症することもあると言われております。平成28年度の新登録結核患者数は全国で1万7,625件であり、全道では518件でありました。また、北見保健所管内では19件と報告を受けているところであります。結核の予防としては、BCGワクチンの接種が有効であり、抵抗力の弱い赤ちゃんは、結核になると重症になりやすいため、標準的には生後5カ月から8カ月の期間に1回予防接種が行われております。また、結核を早期に発見し、結核の蔓延を防止するため、65歳以上の方を対象に結核検診も兼ね合わせた肺がん検診を実施しており、昨年度は、胸部エックス線検査とハイリスク検査として平成28年度から導入した低線量肺CT検査をあわせて598名の方が受診されたところであります。今後も予防接種については、新生児訪問や4カ月児健診時に周知するとともに、肺がん検診については、年間日程表の配布や町広報、チラシの折り込み、町ホームページの掲載、各種イベント会場での受診勧奨、自治会や各種団体を対象とした保健師などによる出前講座での受診勧奨、受診者に健康ポイントを付与し、達成者に特典を交付する健康マイレージ事業の実施などを行い、多くの方が受診できるように結核対策の充実強化を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いをいたしたいと思います。
答弁 教育長 平野浩司(教育長は2018年12月まで)
坂田議員の御質問に答弁いたします。スポーツ振興についてですが、一つ目のスポーツ少年団の指導体制についての御質問ですが、現在、美幌町には19のスポーツ少年団が活発に活動し、昨年度実績で登録団員は500名、指導者112名と、本町の児童の約半数の子供たちがスポーツ活動に取り組んでいます。指導者不足が課題とされながらも、各競技団体の御努力により、少年団OBがリーダーまたは指導者となり、少しずつ登録指導者がふえ、少年団活動の好循環を生んでいるところでありますし、教育委員会としましても、スポーツ教室の開催を機に、少年団の組織化を奨励し、新たな団体も発足してきたところです。今後の対応策としましては、これまでもスポーツ少年団本部を通じて、指導者講習会の参加助成や研修機会の情報提供を行っており、町としましても昨年度から、指導者として必要な知識や技能を身につけていただくため、スポーツ指導者資格取得補助金の制度を新設し、昨年度1名、今年度については2名が受講を希望しており、日本スポーツ協会公認の資格取得を積極的に支援し、今後も引き続き、将来を担う優秀なスポーツ選手を育成できるよう指導者の養成と資質向上に努めてまいります。次に、スポーツ少年団に対する支援体制についてですが、少年団の活発な活動により、近年、さまざまな競技において、管内はもとより、全道、全国大会に出場する選手が多く、優秀な成績をおさめています。その反面、子供たちの活動を支える保護者や指導者の負担は大きく、少年団活動の課題となっていることから、昨年度より、全国、全道大会選手派遣費補助金の補助率を上げ、大会参加に係る経費負担を軽減してきたところであります。また、大会参加のみならず、日常の活動においても、少年団活動における施設使用料の減免や高校生以下の使用料を無料としており、体育協会においても、少年団本部への助成や事業収益の一部を各少年団の支援金として配分するなど、支援をいただきながら活動を続けております。今後も、子供たちが安心して活動できるよう環境整備や活動費の支援を継続、強化してまいりたいと考えております。三つ目の健康づくり・スポーツ都市宣言についての御質問ですが、本町出身の選手がオリンピックやパラリンピックで活躍され、そうした選手が身近な存在として子供達と接することで、学校部活動やスポーツ少年団活動において、さらに活発化してきており、少年団への加入促進や競技大会での活躍など、盛り上がりを見せてきております。こうした選手の活躍の背景には、各競技団体の支援体制や日々の献身的な指導者の御尽力による成果の賜物であると考えており、活動を継続、維持していくために、体育協会や各競技団体、さらには総合型地域スポーツクラブなどと連携を図りながら、スポーツ教室や町民体育祭、スポーツイベントの開催、各競技団体における管内または全道大会の誘致や運営協力など、スポーツの普及、振興に努めているところであります。将来に向けて、健康づくり・スポーツ都市宣言も有効な方法と考えますが、スポーツの振興を実践的に進めていくために、まず、健康づくり担当部局と教育委員会、さらには関係団体と連携、協力を図るとともに、美幌町総合計画にも登載しておりますが、今後、本町におけるスポーツ推進計画の整備検討を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解をよろしくお願いいたします。以上、答弁いたしましたので、よろしくお願いいたします。
質問 9番 坂田美栄子
今、答弁をいただきましたので、スポーツ少年団の指導体制についてから再質問をさせていただきます。美幌の少年団活動では、全道、全国大会に出場できる人材育成というのが目に見張るものがあると感じています。スポーツ人口、種目も多く、小さな子供から高齢者まで、幅広くスポーツに親しむ環境づくりに取り組まれていることは評価されても当然のことかと感じているところです。特に、スポーツ少年団、総合型地域スポーツクラブが中心となって、子供たちの発育段階に合った運動で子供の脳と体の能力を伸ばす、コーディネーショントレーニングの一部を取り入れながら充実した活動をしていることについても十分理解しているところでございます。このような活動を継続していくための思いから、ますます専門的な知識と技術が必要になってくるというふうに思うところです。そこで、スポーツ指導者資格取得補助金制度を新設したとの御答弁ですが、美幌町は全国的にも部活動を含めた専門的な知識を持った指導員が、現在、複数いらっしゃるということで、本当に良い環境になっているとは思っているところですが、今回、2月に行われたピョンチャンオリンピックが物語るように、指導者の指導力によって、選手たちの力のあらわれというのが歴然としてわかったことではないかなと思います。そんなことを考えあわせますと、夢と希望を持って育っていく子供たちに、夢を与えたい、そう思いませんか。指導員が取得しやすい環境、それから、指導しやすい体制づくりが必要ではないかというふうに考えるところですが、もし、お考えがあればお聞かせいただきたいと思います。
答弁 教育長 平野浩司(教育長は2018年12月まで)
指導体制については、坂田議員がおっしゃったように私もそのとおりだと思います。町として、教育委員会として、トータル的には町として、どう指導者を育てていくかということが、当然課題ですし、それをよりよく実現というか、実行していくことが、私どもの役割かなと思っております。
質問 9番 坂田美栄子
確かに指導資格を取るということは、大変なことかと思います。金銭的にも、日数的にも制約される部分がかなり多いというふうには理解するところですが、これからのスポーツには、やはり、高度な技術が要求されていくのかなと思うところなのです。例えば、一つの例ですが、小学生のときに、スポーツ少年団の指導のもとで全国レベルまで選手の育成が可能となったのですが、記録更新などかなりいいところまでいったなと感じているものがありましたが、ただ、次のステップでなかなかその実力を生かし切れていないのが実態ではないかと思うところです。学校単位の活動から切り離すことも必要かと考えるところですし、専門的な指導力が求められている現状に合わせて、学校の連携も密にしながら、地域スポーツの一体化をしていくべきではないかと感じるところでありますが、町としての考え方が、もしありましたらお答えいただきたいと思います。
答弁 教育長 平野浩司(教育長は2018年12月まで)
答弁書の中でも触れておりますけれども、指導者として結果的に、美幌から1回出て、仕事の関係で地元に戻られる方、そういう方の中で、やはり、そういう専門的な知識、要はスポーツ選手として活躍しただけではなくて、それなりの学問を修めて地元に戻ってきている方がこのごろはふえてきたりしております。そういう意味でいけば、今、お話ししていただきましたけれども、それぞれの子供たちの成長過程のレベルに合った指導というものが、全ての分野とは言いませんけども、ある程度の分野の部分ではきちんとステップを踏んで指導体制ができているのかなと。その結果、指導の良さが全国大会とか全道大会でも好成績を残しているのかと思っております。あと、学校との連携ですけども、この辺は、例えば、少年団活動が中学校なら部活動になって、ある意味では、部活動は学校に委ねられるということがあって、今度は先生方、それから、少年団活動はどちらかというと、学校から離れて地元の方々の指導という部分のこの辺の連携とか、今の先生方の働き方改革等において負担になってる部分を、例えば、その地域の専門の知識を持った方に委ねるということが他の地域でも行われております。ですから、今後は、今私が話したような、学校だから、それから地域だからということではなくて、それをきちんと融合させた中での体制をつくる必要があるのかなと私的には思っております。
質問 9番 坂田美栄子
今、答弁いただいたように、町では、生徒にとって望ましいスポーツ環境の構築という観点から、運動、部活動のあり方に関する総合的なガイドラインというのが策定されまして、取り組みについて通達されていると思われます。近年、教員への負担軽減や生徒の競技力向上に対して、中学校の部活動に向けた外部指導者招聘への期待も高まっているとも聞いております。この機会を捉えて、中学校、及び高等学校の連携を図り、美幌のスポーツ指導の一体化を図ることも視野に入れて取り組んでいくべきではないかというふうに考えるところですが、そのことによって、子供たちがより安心してスポーツに取り組める環境が構築されるのではないかと思われますが、積極的に進めていく必要があるのではないかと思いますが、考え方があれば、お聞かせいただきたいと思います。
答弁 教育長 平野浩司(教育長は2018年12月まで)
先生方の部活動に対するガイドラインがある程度示されて、北海道教育委員会も一つの指針を出しました。美幌町だけということではなくて、オホーツク全体で教育長たちが協議して、オホーツクできちんと部活に対する考え方を統一して、きちんと全ての学校で準備ができたところから、全部指導というか、取り組み状況を説明して、それに準じて先生方の負担軽減を図ろうということで、それは進めております。当然その中で、指導に当たって実際どうなのかということの中においては、外部指導者ということの中において、積極的に坂田議員は進めるべきだという話ですから、私はそれに対しては、私もそう思ってます。その中で考えなければいけないのは、積極的に進めるとした場合に、その外部指導者としての人員確保がどのようにできるかという、この辺がやはり、都市部とこういう地方においての差は出てきているので、それは管内で話したときに、なかなか難しいところもありますということで、これをどうしていくかを具体的にきちんと整理していかないと難しいのかなというか、思いとしては、そういう方がいればどんどん入っていってほしいし、かかわってほしいという気持ちは、坂田議員がおっしゃっている部分と同じであります。
質問 9番 坂田美栄子
答弁いただいたように、学校との連携ということについては、かなり時間のかかることかなというふうには理解はしております。ただ、やはり、技術面、それから、いろんな先生方の働き方改革の中から言えば、美幌町なりのガイドラインという大きなものではないにしても、今後に向けて考えていく必要があるかなというふうには思っています。もう一つ、4月から元オリンピック選手として活躍された人材が採用されていますので、スポーツ少年団ですとか、それから中学校の部活動、それから高等学校の部活動の連携によって、美幌のスポーツ指導のレベルがアップされて、優秀な選手が次から次へと続出できる、そういう環境にもあるのかなというふうに思われますので、そういう人材がいるのでしたら、しっかり連携をとった活動をしていくべきではないかと思いますが、その点についてはいかがでしょうか。
答弁 教育長 平野浩司(教育長は2018年12月まで)
4月からオリンピック等に出て活躍された方を1名採用させていただきました。スポーツで活躍したからということだけではないです。確かにその方が、今まで持ってきている力とあわせて、その方が今まで学んできた、ですから、今回、町のほうに協力いただいている方については、確かに、オリンピックで活躍したという実績もありますが、もともとはそういう力をつけるために、それなりの専門の学問を学んでこられてますし、当然学校なんかにかかわる部分においては、やはり教員免許ということもありますので、教員免許を持っておられます。ですから、そういう方が地元に戻って来ていただけることは、私としては大変ありがたいことでありますし、全てが教育委員会とか、要は、行政機関で全て抱えられるわけでもないので、それはもう民間も含めて、地元に戻っていただける。ですから、今までオリンピックで活躍された方もふだんいろいろなときにお話をしています。将来、地元でそういうふうに帰ってきて、指導をしていただければうれしいですよねという話をしたら、本人もどこかでそういうチャンスがあったら戻りたいという気持ちを持ってる方も何人かいらっしゃいます。ですから、そういう環境を私どもの教育委員会という立場なのか、それとも美幌という大きな町の受け皿で何か受け入れるような形ができて、そして、その中であいた時間においては、スポーツ等だけではなくて、それは芸術文化も含めて指導をしていただくことが私は1番望ましいというふうには思っております。
質問 9番 坂田美栄子
今、教育長の答弁されたとおりだと思います。せっかく美幌で活躍していただけるという人材がいるのであれば、やはりそういう人たちと協力し合っていくということが1番大事だと思っていますし、当然、民間のスポーツをやってる人たち、それから、スポーツ少年団、総合型地域スポーツクラブの人たちもそうですし、中学校、高校などは特に、技術を取得したいという思いがかなり強いのだろうと思うのです。だから、今まで培ってきたものをそういうところで十分発揮していただける人材であるとすれば、もう少し連携を密にした活動につなげていくべきではないかという思いがあったので、今回質問させていただいたので、ぜひ、そういうところの人材を大切にしていただいて、活動につなげていただければというふうに思いますが、今後また、新たな取り組みとして、考え方をお持ちであればお聞かせいただきたいと思います。
答弁 教育長 平野浩司(教育長は2018年12月まで)
それぞれの階層、小学校、中学校、高校も含めて、本当に連携をしていくべきだというふうに思っていますし、美幌町出身であっても、ふだんのかかわりもきちんと持っていないと、突然、美幌に戻ってきませんかということでは、私はないと思うのです。ですから、今いろいろな方が美幌から出ていっている中で、それは私だけではなく、町長も含めていろいろな立場の中で、ふだん、きちんとおつき合いをさせていただいて、もし、その一つのけじめとして、例えば、スポーツをどこかで現役を退いたとか、それから、第2の人生でもいいですけれども、美幌に戻ってきて指導もしたいというようなことがあれば、それは皆さんとしっかりやっていく必要があるのかなというふうに思っております。今後も努力はしたいというふうに思っております。
質問 9番 坂田美栄子
今後の取り組みについても、期待をしたいと思います。二つ目のスポーツ少年団に対する支援体制についてですが、確かに、大会選手派遣費補助要綱というものを見せていただきました。その中で、ことしの4月から施行されているのですが、これは他町村と比較しながら設定されたのかと思うのですが、ただ、先ほども申し上げましたように、選手の実力を認めながらも、大会に参加することができないという環境の子供たちをどうしていくかということが大きなテーマになるかなというふうに思い、今回質問させていただいたのです。もう少し踏み込んだ内容にすべきだったのではないかという疑問もあります。本当に子供たちが一所懸命頑張っているのを、私たち大人が側面から応援してやることが、精いっぱいのできることだというふうにも思っておりますので、もう少し考えていただきたかったなというふうに思っています。先ほどの行政報告の中にもありましたが、スポーツ振興のために寄附をしていただいたという、そういう寄附金を、例えば、基金として積み立てたり、ある自治体では、ふるさと納税の一部を基金として運用をさせてもらっていたり、さまざまな、そういう活動ができるのではないかというふうに思うのです。例えば、目的寄附というものもあって、こういうスポーツ振興のために寄附をしたいという方が、今回のようにまだいるかもしれない。そういう人たちの寄附を基金として積み立てて、行けない子供たちのために運用するということも、方法としてはあるのではないかと思うのですが、そのことについてはいかがでしょうか。
答弁 教育長 平野浩司(教育長は2018年12月まで)
経済的な理由等も含めて、選手の中で参加できないということは、私は余り、確かに補助率の部分でいって、義務教育は別ですけども、学校での活動は別ですけども、少年団等も含めて、現在の補助率の部分でいけば、親御さんの負担が大変でいけないということがあるとするならば、それをどうするかというふうに考えると、なかなか全てを町が補填するというのは難しいというふうに思ってます。それをどういうふうに支援するかが、今、坂田議員がおっしゃった一つの方法かもしれないというふうに思っています。私が思うには、今は町の中でもスポーツ振興のための基金があったり、そこに町全体のお金と寄附をそこに充てたりしております。また、ふるさと納税等においても、隣町においては、オリンピックでメダル等をとって、そのための納税をしてくださいというPRをして多額の金額が集まったというのを聞いております。そういうことを考えますと、私どもの教育委員会の立場とすれば、町長と協議をして、そういう制度に一部分してほしいとか、そういうことはお話できるのかなとは思っております。できれば、行政だけではなくて、地域、それから美幌出身者の人たちが、スポーツとか芸術にかかわるお金を、何とかこう一つの原資として支援できるようなシステムができればいいのかなというふうには、個人的な発想ではありますけれども、長年ずっと思ってきております。
質問 9番 坂田美栄子
やはり、せっかく頑張っている子供たちのために、少しでも運用できる、そういう仕組みをつくっていく必要があるのではないかと思っているのですが、思いだけではなかなか動かないので、やはり思いを実現するためには、どこかが中心になって動き出さないと物事は始まらないというふうには思います。なのでそれを、例えば、教育委員会がやれ、行政がやれということではなくて、やはり、それも話し合いの中で、どういう形で進めていくかということも含めて、検討していく必要があるのではないかと思います。もう一つ、私が疑問に思っていたことは、例えば、スポーツ活動、それから文化活動もそうなのですけれど、学校単位でやることによって100%の補助が出る。だけど、スポーツ団体がやると補助は2分の1、かかった経費の2分の1しか出ない。同じ学校、同じクラスで勉強していながら、それぞれの部活動で活動していながら、補助率が違うというのはいかがなものかなと感じている部分もあります。その点について、学校内でやっている学校活動だからそれはそれで100%出る。だけど、スポーツ団体は、民間の団体と同じような扱いだから2分の1ということではなくて、やはり同じ子供たちがいろんな団体で参加するのであれば、もう少し考える余地があってもいいのではないかと思うのですが、いかがですか。
答弁 教育長 平野浩司(教育長は2018年12月まで)
弁解に聞こえるかもしれませんけれども、義務教育だから100%出しているということを言い切れる状況ではないです。何を言いたいかというと、私は、美幌町はそういう義務教育に対して、例えば、吹奏楽とか、スポーツで団体が行くときに対して、私はここまで出してくれるまちはないのではないかと、そういう意味では、やはり町長がきちんと判断している中では寛大です。それから、それをきちんと議決していただいている皆さんもです。義務教育だからといって、100%出ていないところは管内では結構あります。このことも御理解いただきたいと思います。今おっしゃったように、義務教育と、それから少年団が義務教育でないからということではないです。それも何とか率を上げて、少しでもこの差がないようにという形で努力していることも御理解いただきたいと思うのです。ですから、やはり、一つの町のお金の使い方として何を優先するかというふうに考えたときに、その辺は、やはり町長の選択もあるし、だから先ほど言ったように、全てが行政ばかりではなくて、まずは、そういう子供たちを育てるという原資をつくるような組織を、民間も入れてつくれないかというのは、先ほど言ったことにつながってしまうのですけど、やはり、そういうことをしなければ、なかなか難しいのかなというふうに思っています。何度も言いますけど、美幌町の今の状況というのは、余り他と比べたくないですけど、本当にいい状況で努力いただいているように私は思っております。
質問 9番 坂田美栄子
ほかの町村から比べると、美幌町は補助金が出ている方だというふうには思ってはいます。思ってはいますが、同じ美幌の中での差というのは、やはり少し考えていただく余地があるのではないかというふうに思っていますので、これからの検討課題として取り組んでいただきたいと思っていますので、子供たちが安心してスポーツをできる、楽しめる、それから大会に出られる、そういう環境づくりに取り組んでいただきたいと思います。三つ目の健康づくり・スポーツ都市宣言についてですが、これも、都市宣言しなくてもという御答弁だったと思いますが、美幌の町民の方々というのは、御自分での健康管理、それから生活の中にスポーツを取り入れているので、他町村と比較しても健康寿命が延びているとも言われています。それは、十分理解をしているところです。スポーツの輪を広げることは、潤いのある住みやすい地域社会づくりに貢献でき、健康で明るく活力に満ちた町民生活の実現に大きく寄与しているものではないかというふうに思っています。さらに、その輪を広げることは、世界に羽ばたくスポーツの町美幌というつながりを持てるのではないかというふうに思うところがありまして、今回質問をさせていただいたところです。新しい時代に向けての町民生活の基礎に、町民皆スポーツ、みんなスポーツをやるという意味と、それから生涯スポーツという捉え方をして、みんなの力で積極的にスポーツ都市づくりを目指すことも必要ではないかというふうに、思っているところです。オリンピックの選手が育成できる環境づくりにも、大きくかかわってくるものと期待を込めて、今回質問させていただいたのですが、このことについて、考え方があればお聞かせいただきたいと思います。
答弁 教育長 平野浩司(教育長は2018年12月まで)
市町村におけるスポーツ、健康に関する都市宣言というか、坂田議員から提案がありました宣言というか、そういうことも一つの有効性というのはあるのですが、それよりも、今やはり、これからのまちをスポーツであれば、それから健康づくりであれば、将来に向けてどうしていくかということをきちんと青写真をつくって、それを計画化するというか、ですから、今町の一つの柱というのは、総合計画があって、その中にいろいろな個別な施策、計画ができているということで、そちらのほうが有効ではないかというふうには、正直思っているところなのです。昔は、どちらかというと、と言ったら失礼ですが、もう宣言した町は、例えば、オホーツク管内であれば18市町村でそういう宣言をしているところは2カ所あります。これは、ある時期そういう宣言がはやったと言うとおかしいけれども、そういう時期があったのですけれども、今はどちらかというと、スポーツ振興計画とかそういうことを、しっかり推進計画をつくった中で、きちんと総合計画と、その中の下の計画として位置づけて、その中に当然、施設をつくったりする政策的なこと、それから町民自身がそれぞれでやること、このごろ国は、スポーツ庁ができたというのは、もう枠が大きくなって、当面は2020年の東京オリンピックを成功させようとかそういうような外国に向けて、北海道がつくった計画というのは、それに今度は札幌オリンピックの誘致の部分を入れてつくっているというのはそういう部分なのかなとおもいます。そういう意味でいけば、宣言が悪いというわけではないですが、それをしようというような気持ちは正直内部でも話したときは余り考えていなくて、どちらかというと、スポーツの推進計画をしっかり総合計画、それから国には上げている推進計画、それから北海道が定めているものに合わせてつくれればいいなということで、そうなると、個々のきちんとした積み上げとか、細部をつくっていかなくてはいけないというふうには思っております。
質問 9番 坂田美栄子
私の思いは、宣言をすれば全て解決という思いは持っておりませんけれど、やはり、そういう意識を持つことによって、町民の皆さんの気持ちも、もう少しスポーツのほうに頑張ってほしい、子供たちを育ててやろうという思いにつながっていくのではないかという思いがあったので、そういう意味で、ここで宣言をすると有効的なのかなというふうに思ったものですから、今回質問させていただきました。今教育長の言われているように、宣言をしなくても、振興計画の中できちんとうたっていけば、もっと有効的にやっていけるのではないかという思いは伝わりますが、実際に、きちんとそういう計画ができて、運営していただければ、活用していただければ、それはそれでいいのかなというふうには思います。せっかく、この美幌の町にオリンピック選手が、出ているということもあわせて、いろんな意味でスポーツ振興の町というイメージで捉えて、今後も活動していけたらと思っておりますので、期待をしていきたいと思います。スポーツ関係はこの辺で終わらせていただきます。結核患者の早期発見対策についてということで、再度質問させていただきますが、答弁いただきましたように、結核菌に感染しても必ず発症するとは限らないということは理解をしているところですが、気になるところは、先ほどの最初の質問にも申し上げましたように、昔の病気として認識している感があるのではないかというふうに思います。現在、日本の結核罹患率は、欧米先進国に比べて、世界の中でも依然として中蔓延国とされています。結核菌は、発病を逃れた人の体内で冬眠状態を続けて、次の発病のチャンスを待つ特殊な能力を持った細菌と言われていますので、冬眠状態の菌は、本人ががんやエイズや糖尿病などの病気になったり、腎透析やステロイド治療を受けることによって、結核免疫が低下すると発病してくると言われています。ただ、結核に対する知識が薄れているという認識もありますので、やはり、知識を情報提供することが必要ではないかというふうに思っているところです。現在では、国際交流とか都市交流もふえてきておりますので、いつ感染するか予想がつかない状況ではないかというふうに思っていますので、北見の保健所では、現在のところ18名の患者しかいないということですが、これから出てくる可能性もないとは言えませんので、やはり、町民の方々に少しでも知識を情報として提供する必要があるのではないかというふうに思っていますが、その点についてはいかがでしょうか。
答弁 民生部長 高崎利明(民生部長は2019年6月まで)
ただいま坂田議員がおっしゃったとおり、予防ということで、予防接種を赤ん坊のときにBCGワクチンを受けていますので、若い人についての予防はほとんどできているのですけれども、今おっしゃられたように、発病者のほとんど、7割近くは、やはり60歳以上の高齢者という部分でありますので、町で行っているがん検診と一緒に行っているのですが、やはり、その辺の検診の啓発等も含めて、健診の受診率も低いですから、そういう部分も含めまして、啓発、結核自体の周知もこれからもう少し広報、ホームページ等含めまして結核に対する予防についてのいろんな周知を含めて行っていきたいというふうには考えておりますので、よろしくお願いいたします。
質問 9番 坂田美栄子
1回目の答弁にもいただいておりますように、いろいろな講座とか、いろんなイベントのときにそういう話をする機会があって、取り組まれてきてはいると思うのですけれど、現実、65歳以上の人たちというのは、免疫力の低下もあったり、それから知識にも不十分なところがあったりするものですから、できればそういう人たちを対象に、出前講座なり、いろんな老人クラブの会合であったり、それから、そういう啓蒙啓発が大事ではないかなというふうに思っています。新規患者というのは、大体35歳以上の男性から割合がふえていくと言われておりますし、新規患者というのは、男性よりも女性の方が少なくて、男性が6だとすれば女性は4という割合で、数字であらわされています。男性は、女性の2倍かかりやすいということもありますので、必要な情報ではないかというふうに思っています。それと、新規患者の中の3分の1以上が80歳以上ということで、治療や、それから治癒や治療完了前に死亡する例がかなりふえているというのもわかっている状況なので、そういうところで治り切らないうちに、治療が終わらないうちに亡くなってしまうということもあって、それは免疫力の低下で、幾ら薬を使っても難しいという状況なのかなというふうに思います。それと、1回目の答弁にありましたように、結核は、血液によって全身に菌が運ばれていくということがあって、完治するには年数もかかると言われていますので、そういうところでは、一旦かかると恐ろしい病気かなというふうに思います。子供たちには完全に予防注射をしているのですが、65歳以上の高齢者にとっては、免疫力の低下というところでかなりふえてくる可能性を持っているということだけは知っていただきたいなというふうに思います。合わせて、いろんなところで話をされる機会があるときに、予防のポイントというところをきちんと押さえて、講演なり、出前講座なりのところでわかりやすく説明していただいて、理解を求めることが必要なのではないかというふうに思っていますので、ぜひ、さまざまな活動を通じて、情報提供をしていただきたいと思います。そのことで、今までいろいろやってきてはいるのですけれど、集まる機会、受診される方は多くはないということがありますので、受診できる体制というのもきちんと取り組んでいく必要があるのかなというふうに思いますが、いかがですか。
答弁 民生部長 高崎利明(民生部長は2019年6月まで)
今、さまざまな方策等につきまして御提言いただきました。結核につきましては、予防はワクチンしかないのですけれども、健診で早期発見することによって、感染、発症、感染の連鎖を断ち切ることができ、それによって結核対策ができるという部分もありますので、今言いました結核について、病気についての周知自体も薄れてきているということでございますので、さまざまな機会におきまして、今はがん検診に力を入れて、受診率が低いので力を入れている部分もありますが、同じように、肺がん検診の受診の体制とともに、結核検診の受診にもなっていますという部分も含めて周知をさせていただいて、今までやっております広報、ホームページ、スマッピーカード等、答弁にも書かせていただいておりますけれども、そういう対策を十分に行いまして、力を入れまして受診率向上のために取り組んでまいりたいというふうに考えますので、どうかよろしくお願いいたします。
質問 9番 坂田美栄子
1回目の答弁のときに、新しい検査方法ということで出てました、ただ、残念なことに受診される方が少ないので、やはり受診する人がふえる状況をつくってもらうことしかないと思っていますので、できるだけ受診者をふやす努力はしていただきたいと思います。以上で、質問を終わります。