みんなの議会

美瑛町議会 令和4年第5回定例会 2022年9月12日

経済支援と経済構造の強化等について

2022年9月12日、美瑛町議会の一般質問で、中村倶和議員が「経済支援と経済構造の強化等について」質問し、町長 角和浩幸が答弁しました。

質問者
中村倶和 議員
答弁者
町長 角和浩幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 6番 中村倶和

6番中村倶和です。質問方式は時間制限方式です。質問事項、経済支援と経済構造の強化等について伺います。質問の要旨、2020年春以降、コロナ禍によって全世界は大打撃を被りました。このところ、日本のGDPや経済動向指数など様々な経済指数はわずかながら回復傾向を示していますが、一方で町は、観光関連産業をはじめとして依然として厳しい状態であることに変わりありません。こうしたコロナ禍に加え、消費税や円安による食料品、石油製品はじめあらゆる物価の高騰は、更なる大きな打撃となりました。さて、行政が一番に取り組まなくてはならない仕事は、町民の暮らしを守り、明るい未来につなげていくことであることは言うまでもありません。町長は、3年前の選挙公約の中で「しあわせなまちづくり」と「未来につなぐまちづくり」を掲げました。町民は、この公約に大いに期待したことでしょう。その期待に応えるためには、町の現状をしっかりと把握することであり、その上で対策を立てなければならないことは言うまでもありません。そこで、町の経済の現状と経済支援及び今後の町の経済構造の強化等について、次の5点について伺います。(1)コロナ禍による経済の停滞をどのように認識しているか。(2)コロナ禍にある町民の生活実態を把握しているか。(3)2020年春以降行ってきた町独自の生活支援をどのように自己評価しているか。(4)今後町民への生活支援をどのような形で行っていく考えか。(5)2次産業をはじめとして経済構造の強化及び起業支援に向けてどのような政策を考えているか。質問の相手は町長です。よろしくお願いします。

答弁 町長 角和浩幸

6番中村議員さんからの経済支援と経済構造の強化等について、答弁を申し上げます。新型コロナ第7波の全国的な拡大や食料、燃料といった生活必需品の価格の高騰などが日本経済に影を落としている昨今ですが、内閣府が8月25日に発行した月例経済報告によりますと、「国内の景気は緩やかに持ち直している」とあり、今後の更なる経済回復を願うところです。1点目につきましては、観光入込が少しずつ回復傾向にあるものの、新型コロナ発生前と比べると未だ停滞しており、このような状況の中で、各事業所独自の経営努力により町経済の基盤を支えていただいているものと認識しております。一方で、令和元年度から継続して毎年10件以上ずつ新規開業や起業があるなど、厳しい情勢にあっても投資的、発展的な力強い動きが見られます。今後におきましても、状況を注視しながら町内経済の安定に向けて必要な対策を講じてまいります。2点目につきましては、これまでも答弁しておりますとおり、役場のあらゆる業務を通じて把握に努めているところです。例えば生活保護など日常の窓口の相談業務をはじめ、かみかわ生活あんしんセンターや美瑛町社会福祉協議会が行っている融資件数の動向、臨時特別給付金の対象となる家計急変世帯数などを通して、町民の生活実態の変化を継続的に調べております。3点目につきましては、国や北海道の補助事業等を円滑に進めるとともに、新型コロナに感染された方などへの物資支援や低所得世帯への経済的援助などを町独自で行うことで、町民の皆さまの健康維持と生活安定に努めてまいりました。経験のない長期的な自粛生活により、子どもからお年寄りまで御不便な生活が続いておりますが、日常的な生活に近づけるよう取り組んできたことは有益だったと考えております。4点目につきましては、新型コロナ対策、物価高騰対策について、これまでの取り組みを基本に町民の皆さまが安定した生活が送れるよう、状況の変化に応じた的確かつ効果のある生活支援を今後とも検討してまいります。5点目につきましては、現在の本町の起業支援としまして「商店街活性化事業」と「起業支援事業」があります。起業される方にとってより魅力ある支援策となるよう、次年度に向け補助対象経費や補助率、補助限度額の見直しなどの検討を始めたところであります。また、「事業承継」といった手法も今後は有効になってくるものと思いますので、町内ニーズの把握とともに、経済構造の強化につながる新たな施策の展開につきまして、関係団体の御協力をいただきながら、総合的な検討を進めてまいります。以上でございます。(「はい」の声)

質問 6番 中村倶和

はい、6番中村です。まず冒頭申し上げておきますけども、今日私はですね、大きな観点に立ってですね、質問を続けていきたいと思います。まず、1番目の質問、経済の停滞についてですね。町長の答弁ではですね、経済は少しずつ回復傾向にあるとお答えになりました。しかしですね、町のある店の店長、こう言っております、どん底だと。どん底だと言ってため息をついております。これは幅はありますよ無論、幅はあるでしょう。しかし、幅はあるとしてもですね50歩、100歩とは言いません。50歩、60歩かもしれません。そこでですね、私はですね本州に住んでいる友人に、何人かいるんですけどもその中の幾人かに聞いてみました。まず、東京・横浜のですね、京浜工業地帯に勤めている友人ですね。この方は工業製品を生産している工場に勤めております。その友人はですねこう言うんですよ。仕事が忙しくて、とてもとても生産に追いつかないと。こう言ってるんですね。これは私も耳を疑いました。それからもう一人ですね。奈良県の工業地帯に住む友人ですね。この方はですね、コロナ前と余り変わらないというんですよ。奈良と言えばですね、奈良県奈良市中心にはですね、大和郡山市、天理市など、古都を中心として、これはもちろん観光ですよ、観光地としてあるんですけども、古都ですから、木造建築も東大寺、唐招提寺、いろいろあります。1000年以上の建物があります。観光地としても賑わっておりますけどもね、こういう都市にはですね、機械工場だとか、自動車関連工場、それから、家電製品の製造工場、その他、たくさんもう、きっちり存在してるんですよ。で、京都市から大阪にも近いです。非常に、経済的に頑強な基盤を持ってるわけですね。私たちから見ればですね、別世界ですね。ですから国がですね、僅かながら回復傾向にあるという、これは全国的な話なんですね。だけど今言った、そういう工業地帯にいる人たちの経済関係はもうトップを走ってるわけですね。あんまり落ちてないと。このですね、私はこの理由、この理由をきっちり私たちが分析して捉えて、そして、これからのまちづくりにやっぱり役立てるという、その鍵を握っているんではないかなと思うんですね。そこで町長にお伺いしますが、この経済状況の違い、景況感の違いですね。これをどのように解釈するのか、お伺いします。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

日本全体の経済のお話となりますと、それこそ地域差が大きく、大きな大ざっぱな話しか出来ないのかもしれません。先ほど答弁の中で申し上げました、内閣府の月例報告につきましては、国内全体としては景気は穏やかに持ち直してきているという、これが国の見方なんだろうなという、そのまま受け止めているところでございます。そして今議員ご指摘のとおり、では、この実感がここ美瑛町ではないというご指摘でございます。私も、もちろんそのとおりだと思っておりまして、国全体としては景気は持ち直してきているということと、美瑛町内がそのままその通り当てはまるとは思ってございません。この違いは、いろいろ、もちろん一言で言えない違いがあろうかと思いますけれども、一つには、大都市と地方都市の違い、経済、産業構造の違いから来るものではないかなと思っております。そして美瑛町のように、今回美瑛町、観光産業も盛んな町でございますけれども、新型コロナウイルスというものは、観光業に対する影響が非常に大きいものがある。観光業がそれほど盛んではない、地方都市、地域、都市にとりましては、コロナの影響が比較的大きくはないであろうという様々な要因があろうかと思っております。今の美瑛町、どん底だというご指摘は、町民の方のお話はそのまま本当に受け止めさせていただきまして、町として、できることを当然これからも考えていかなければなりませんが、町が弱いというところは、コロナの影響をまともに受けやすい産業構造にあるということも一因だろうと思っております。(「はい」の声)

質問 6番 中村倶和

はい、ありがとうございます。この現況ですね、そして大都市との工業地帯との違い、これはですね、私は何もそういう工業地帯の大都市の工業地帯のそういう状態にですね、例えば、5年、10年、30年後あるいは50年後、そういう風に持っていけということで言ってる訳ではないんです。結局、どこからこういう違いが出てくるかと。そういうやっぱり分析が必要ではないかなということで申し上げたんですね。後で質問いたしますから、これはこれとして。次に、2つ目の質問に移ります。町民の生活実態ですね。私はですねこの町民の生活実態っていうのは、簡単なようではあるけども、しかしこれは難しいことだと思います。これまで町長はそのことについても難しいということについては、否定はしてこられませんでしたね。それはですね、その地域ごとにも異なりますしね、農村地帯と。それからこの町場の中と、それから商売によってもいろいろ違います。それから、こういうことをですね、実態を捉えるということはやっぱり町民とのその地域の長い生活を通しての付き合い、こういうことがないと本当にわからないもんですね。役場はですね、組織を通して把握に努めるということはこれはもちろん大事なことです。これは言うまでもありませんけども。そこでですね、角和町長はもう就任して3年半になりました。一つお聞きするんですが、ずばりお聞きするんですがね、やはり実態を捉えるということは、町長自身がですね、お忙しいってことはもう重々もう分かっておりますよ。だけど、ご自分の足を運んで、町の中の小さな店や町民とコツコツ、コツコツですね、コツコツと対話されていくと、この積み重ねが非常に大事であると私はこう思っておりますが、これはですね、それも年間を通してコツコツやるってことですね、イベント的にやるんじゃなくて、コツコツでやると。これが大事だろうと思うんですけども、その点については町長はどのようにお考えでしょうか、伺います。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

はい、町民の皆さまの生活実態の把握でございますが、先ほども答弁申し上げましたとおり、役場組織としては、あらゆるような状況、あらゆる手段、あらゆる環境を捉えて、それぞれ町民の皆さまの声を聞かせていただいて総体として、美瑛町役場として、町民の皆さまの生活実態の把握には努めているところでございます。ご指摘の私自身がというところでございますけれども、私の思いとしましては、町民の皆さまの声を聞いてそれを行政の中に反映させていくというのが、一番の仕事だと思っておりますので、なるべく多くの町民の皆さまのお声を直接お聞かせいただく機会を作ってまいりたいと思っておりますし、これまで様々な形でそういうような機会も作ってきたと思っております。ただ、ご指摘いただきましたように、コロナ禍を言い訳にはしませんけれども、なかなか人と人が触れ合いにくい、こういう環境の中で十分にコツコツと、1件1件回ったかと言われますと、十分ではない、足りないなと反省するところもございます。感染防止対策という、至上命題もございますが、それを踏まえて、より一層謙虚に町民の皆さまの声を聞いてまいりたいと思っているところでございます。(「はい」の声)

質問 6番 中村倶和

はい、伺いました。それではですね、3番目の質問に移ります。自己評価についてですね。自己評価っていうことはね、どなたにとっても、どんな立場にいる人にとっても、これは大事なことだと思ってますね。評価することと反省すること。いろいろありますからね、これは一生を通して大事なことなんですけども、これ個人であってもですね家庭、それから組織にとっても大事なことですけども、今町長に質問したようにですね、町長はこの行政の最高権力の座にいる訳ですからね。これは、一番重い自己評価なんですよ。ね、個人生活じゃないんですね。ですからそこを私は申し上げてる訳であります。自己評価をする場合ですね、ある前提があります。私はそう思いますよ。いきなり自分自身をね、評価するったって、やっぱり個人であっても戸惑いますよ。ね、聞かれても困ります。しかしですね、前提があるっていうことはね、やはり他人がどのように見ているか。これをね、日常コツコツとやはりそういう声を聞いていくこと。これが非常に大事だと思うんですね。つまりですね、町民が、町政をどう見てるか。ここがね、肝要だと思います。この町の職員、町長だけじゃなくて、町の職員も皆さんそういう立場に置かれてる訳ですよ、ね。町はこういう予算を作って年間100億予算を作ってやってますよと。だから従いなさいと、決まり守りなさいと、これじゃ駄目なんですよ。どういう評価をしてるかっていうのは、これが大事なんですね。自己評価っていうのは行政文書の中にも評価がありますけどもね。この資料の中にもありましたけども、その上で、評価をしていかなくてはならないと。他人の評価ですね。その辺はですね、町長はどのように考えているか。私はね今回の質問は、町長をね、追い詰めるっていうんじゃなくて、やっぱり私は励ます観点でいろいろ質問していこうかなと思っております。毎回そうですけどね、はい。どのようにお考えでしょうか。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

はい、温かいお声がけも賜りまして誠にありがとうございます。評価というのは、おっしゃるとおり本当に難しいものでして、ご質問いただいた時、この評価は、自己評価を私が下すものではなくて町民の皆さまがどう受け止められているのか、そのことに尽きるのかなというような思いを持ったのも正直なところでございます。ただ一方で、もちろん私どもは効果、狙いを定めた事業展開をしている訳でございまして、そのことが狙いどおりの効果を得られたかどうかというものは検証していかなければならない、そういう立場にあるという風に思っております。事業全体、一般に関しましては、数値目標、KPIを掲げる中でそれの実効性、達成度、などを図りながら、一つ一つ、展開しているところでございますけれども、ご指摘いただきました様々な生活支援策というものは、なかなかKPIも持ちにくい、掲げにくいところでございまして、何らかの被害があったものを回復していく、下がったものを元に戻すというものにつきまして、また緊急性もある、情勢が大きく変化する中で、しかし、すぐに対策を講じなければならないというような状況の中でのものになってまいりますので、生活支援策というものはなかなか、そこの当初の目的と達成度という数値的なものが計りにくいかなという風に受け止めているところでございます。しかし、事業として実施している訳でございますので、これまで生活支援、その他の施策につきまして、町民の皆さまがどれだけの満足度を高めていただいているのか、持っていただいているのかということについては、何らかこう調べて、それを数値化、客観視できるようにしていかなければならないのかなというようなことを今、お話をお伺いしながら感じたところでございます。(「はい」の声)

質問 6番 中村倶和

自己評価っていうのは難しいもんですけどもね。これは町長ですね。月曜日から金曜日まで、町長室にお勤めなんですけども、机に向かってるだけでは私は仕事ではないと思うんですね。やっぱりその中にですね、町民と触れ合う時間、これがね、当然、町民はいろんな面で町長とお会いになることもあるでしょう。だけど、町長が外に出る、これもね、私は仕事の大事な一つだと思いますよ。いろんな全国には、首長はおりますけども、やはり、時間どおりに来てね、時間どおりにお帰りになるということではね、この今の現状の難しさの中でね、やっぱり、その任務を達成出来ないと思うんですよ。やっぱり町民と接していろんな情報を集め、そして実現していくにはどうしたらいいかと。自分の頭だけで考えるんじゃなくて、町民にも考えてもらうと。やっぱり柔軟な発想が必要なんだと思うんですね。だから何も、例えばですよ、具体的に言えば、1時間外に出て聞いてくるとかね。ただね、イベントで、町民と会うこともたくさんあるでしょう、いろんなお祭りね。スキー大会、スポーツセンターで会うことあると思うんですけどもね。そうじゃなくて普段の生活の中で接すると、これは私は非常に大事だと思うんですね。そういう点でいかがでしょうか。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

はい、ご指摘のとおり町民の皆さまお一人お一人と直接お話をする機会、また生活の実感を聞かせていただく機会というのは非常に重要であると思っております。様々な課題がある中でその解決策というのは、現場にあるとよく言われますけれども、本当に町民の方が一番考え、どうすればいい、こうしてほしいというところをお持ちだろうなという風に考えておりますので、なるべく多く、町民の皆さまと触れ合う機会は、私としては作ってまいっているつもりでございますし、これからもその姿勢で臨んでまいりたいと思います。以前、坂田議員さんからも近くで丁度小さいイベントですけれども、それがやっている中でそこに寄らなかったというご指摘をいただきました。そのこともありまして、なるべく多くのイベントというと大きなイベントではないです。ちょっと町民の方が集まって何かを催すというようなイベントあるいは写真展ですとか、個人の方が何かをやる、そういうような機会を、もう時間の許す限り出ていく、私もそこに入らせていただく、見させていただくというような機会を作っているつもりでございますし、また、日常のお買物も町内でする中で、お店の方とお話合いをして最近どうですかというような話を聞かせていただいておるところでございます。なお、これで十分というものではないかもしれません。もっと、1日のうちもっと1時間でも2時間でも出ろということでありましたら、なお、時間的にそれが出来ない訳ではございません。私としましても、更により一層、町民の皆さまとは、触れ合い、お話を聞かせていただくそういう機会を作ってまいりたいと思います。(「はい」の声)

質問 6番 中村倶和

はい、伺いました。今後に期待しております。では次のですね質問に移ります。今後の生活支援についてですね、質問いたします。角和町長はですね4年前、華々しくデビューしました。町民の期待は大きく膨らみました。町民はですね、町長に何を期待したかといいますとね、大胆な改革をすることです。そしてそれを委任したんです。全権を預けた訳ですよ。ですから、町長がですね、いろんな困難の中にあっても、やはり、大胆にやってくれという声なんですね。しかしですね、町民はですね町民の声としてですね、角和町政は何を目指しているのか、はっきり、これ方向性が分からないと。有志の方が、おっしゃる方が随分いるんですね、これ事実なんです。コロナ禍でこういう苦難の時こそですね角和町長にとってですね、角和色をですね、出すチャンスではないかなと私は思っているんですね。こういう改革を行うにはですね一般論ですけども、どこの首長であってもですね、やっぱり気迫と緊張感、これがやっぱり絶対に必要なんですよ。迫力ですね。それはスポーツ競技でも同じことですよ。ね。こういう行政の仕方でも同じことです。ですけどね、Beコインやびえい割、これはもう本当にすずめの涙と言ってもいいでしょう、言わざるを得ません。やっぱりそこにですね、大胆さと力強さ、これが感じられないんですね。町民はですね、これを求めてるんですよ、町長に。ですけどね、この乖離。これに町民の不満、鬱積、これがあるのだろうと私は感じております。町長、コラムの中でもですね、やっぱり決断が遅いとか、そういう不満はあるとおっしゃってましたね。そこなんですよ。そこ。それはね、言ってそれでおしまいじゃなくて、やっぱりそこを改革しなければどうにもならないんです。難しい時代ですからね。今までとは違うんですよ。この時代のやっぱりそういう要求、それと町民の要求、世界的な大きな変化、これに対応するにはやっぱり緊張感と気迫と精神力、いかがでしょうか。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

町民の皆さまから様々なご批判をいただいていることも、私の耳に入らないのもあるかもしれませんけれども、私なりにどういうような思いを、町民の皆さん持たれてるかなという、アンテナを広げる中で、今まさにご指摘いただきましたような、ご批判の面が出てるということも私自身も存じているところでございます。そういうご批判を受け、また、選挙で選んでいただいたというこの負託の大きさといいますか、責任の重さというものを実感しながら日々業務に努めているところでございます。何を大胆に、何をどのように大胆にということでございますけれども、話し始めたらいろんなことございますが、大きなところは、私は、町民の皆さまの声を反映できるそういう行政体であってもらいたい、にしていきたい、町民の皆さまの願いが実現できる、声が通る、そういう行政にあるべきだと、しなければならないというところが、根本のところでございます。そこのところと、あと、大胆にと言いますと、僕の一存の思いで、トップダウンでこれをこうしろ、これをこうしろというところの兼ね合いの難しさというのを率直に言って悩んでるというか、難しいなあと思っているところでございます。なるべく多くの皆さまの意見、声を形にするということと、そのときにリーダーシップをどのように発揮してそのことをもっていくのか、決してトップダウンではなく皆さまの声を形にするというところの難しさを実感しているところでもございます。ただ、非常にコロナもあり困難な中ではございますけれども、職員一同、みんな協力をしてもらいまして、新しい方向を出していこうということで、生活支援、関係ないかもしれませんけどその他の面でも、観光面でも、移住対策、また福祉の面、様々なそれぞれの面で、変えるべきものを変えて、新しくしていこうという機運で取り組んでいただいております。より一層、また自身の資質を磨きリーダーシップを磨き、このすばらしいチームを、更に更に美瑛町の発展のためにみんなで力を尽くしていく、そういうチームにしていきたいと考えているところでございます。(「はい」の声)

質問 6番 中村倶和

はい、(4)のですね、質問はもう一つ質問いたします。これはね非常に大事なところだと思うんで、追加して質問しますけども、これ今、町長はですね、先の選挙で4つのまちづくりを公約しましたね。これは今までにない町の方向ですね、そこに、町民は期待した訳ですけども。しかしですね、町長としてはね、行政としては、結果を出さなければならないんですよ。努力しましたでは駄目なんですね。ですからね、これは困難なハードルあると、発生したということが、重々承知をした上でお伺いするんですけどもね。先ほど町長はですね、1人でトップダウンでは出来ないんだとおっしゃいましたね。やっぱりこの辺にね、問題点があるんではないかなと思うんですね。私も専制的にね、トップダウンやればいいという訳ではないんですよ。ただね、こういう困難な状況の中でね、この町長を支えるブレーン、やっぱりこれはね、今までの方向と違う方向を打ち出した訳ですから、4つのまちづくりを出した訳ですからね、町長の仕事1人ではね、とても私は背負うことは出来ないんでないかなと。私はそういう風に感じてるんですよ。これは副町長も大事ですよ、非常に大事ですから、町長と副町長では、やはり荷が重いんではないかなと。それに対するね、組織、新しい組織、諮問機関なり、公的な諮問機関、私的な諮問機関、こういうものがね組織づくりが必要ではないかなと思う。私はそう思うんですよ。今のやり方ではね、従来と全然変わってないんです、ね。一つ一つこれは難しいですよ。その辺ね。やはり、課長の皆さん、係長、ね、あるいは職員全員から、やっぱり聞き取りして、やっぱり、何が問題であるのか、そして、どういう風な組織にしなければならないのか。そういうことをね、やはり特別委員会が、特別委員会でなくてもいいんですよ、今のままでいいんですけども、考案する、考察する。そういうことが必要ではないかなと思うんですけども、いかがでしょうか。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

私が選挙の中で訴えさせていただき、それが町民の方に皆さまにご支持をいただき付託を受けたというところ、そこで私が何を訴えたといいますか、町民の皆さまとお約束をしたっていうことですよね。約束をしたことをこの町職員の皆さまにまず理解し、その事に基づいて行動を取ってもらうということが大切だろうと思っております。先ほども申しましたけれども町職員は本当によく動いていただいております。足りないとしたら、僕の思いを伝える、伝え方がまだ足りない面があるのかもしれない。あまり私は組織論とかリーダーシップ論とかそういう勉強をしてこなかったもので、テクニック的なものは分かりませんけれども。思いだけではなくて、それを伝えるその手段というのが大切であるということを、最近学んでいるところでございます。恐らく、感じ取ってはいただいておりますが職員の皆さんに、そのことをより明確に伝えていく、そのことは必要なんだろうなという風に、反省とともに最近感じているところでございます。あとプロジェクトチーム等でございますけれども、各案件ごとには、その都度都度、庁内、庁舎内のメンバーでプロジェクトチームを組んで、新しいその時の課題に今も対応してもらっているところでございます。その中で、私自身はそのプロジェクトチームのメンバーには入っておりませんけども、そのプロジェクトチームの方向性を引っ張っていく、そのところで私がリーダーシップを発揮し、みんなと力を合わせた同じ方向性に向けて動いていくという体制を作っていくことが大切なのかなという風に感じているところでございます。(「はい」の声)

質問 6番 中村倶和

はい、伺っておきます。それでは最後の質問に移ります。これ2次産業をはじめとしての起業支援ですね、これについて伺います。私がですね質問したのはね、2次産業をはじめとして、経済構造の強化及び起業支援について尋ねました。今回のですね、コロナ禍によって、何が明らかになったのか。町の弱点が、原因が明らかになったということですね、脆弱であると。もちろん、町はですね、農業と農業基幹産業、それから観光産業もかなりの売上げがありました。農業は1次産業、観光業は3次産業ですね。しかし、これはですね今後とも基幹産業として発展、強化しなくてはなりません。当然のことですね。しかし町はですね、このコロナ禍によって、2次産業が非常に弱いということが明らかになった訳ですね。冒頭の質問では、本州のそういう工業圏の大都市ではほとんど影響を受けてないと。この対比なんですね。これはですね、そこのところが、なぜそうなのかということですね。答弁ではですね、起業支援事業がありますとお答えになりました。しかしですね、この回答の中で2次産業という言葉が触れられていないんですよ。ね、これ、答弁書の中に、2次産業というのは入ってません。なぜ入っていないのか。私はね、この2次産業を育てることが、これは決定的に大事だと私は思ってます。美瑛町にね、自動車関連の産業を誘致したりね、家電のメーカーの作業を誘致したりする、これは全く不可能でしょう。大体人が集まりませんからね。農業地帯にとって、北海道でそういうところは、苫小牧ぐらいでしょう、苫小牧、室蘭、ね。ですからね、これはそういう風にはならないんですよ。一番大事なのはね、農業の加工業ですよ。食料品加工業。これはね、醸造品、アルコール、チーズ、ヨーグルト、それから様々な加工、冷凍食品ももちろんこれは結構ですよ、これは既にありますからね。こういう多品種の2次産業を育てていくと。これがね、決定的に大事ではないかなと思うんですね。その前にですね、町の経済構造、これをね、当然町行政は分析してると思いますけどもね、再度、どのような現状であるかというのをお聞きしたいと思います。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

現在、手元に調査結果ある訳ではないので、印象的なお話になりますけれども、経済連関表を作成ですとかRESASの分析などからによりますと、基幹産業は農林業であるというところは間違いないですけれども、連関表ですとかRESASから見ますと、2次産業も強いという評価になっていたと私は受け止めています。その上で、弱いというのは、サービスの方が弱いという風に、産業分析上は出ていたかなという記憶があるところでございます。ただ、この時で言う2次産業というのが、農業加工という、農業の加工であれば2次産業ですけれども、それ以外の2次産業もございますので、そこの強さが結果としては出たのかなという風に受け止めているところでございます。ただ、ご指摘の内容につきましては、いかに強い産業づくりを進めていくかということだと受け止めております。今回のコロナ禍の中で大きな影響を受け、また、どん底だという、町民の方の率直な苦しい感想も聞かせていただきました。そういう面がある一方で、美瑛町の強み、ここはやっぱり強いなあと思ったのは、基幹産業である農林業の強さであります。コロナ禍の中におきましても大きな被害、影響が出ておりますが、農林業をしっかりしている分、まだ町の経済を支えていただいてる、基幹産業というものは非常に大切なんだなという思いを新たにしているところでございます。そして今、ご提案といいますか、ご指摘いただきました、そこの1次産業から派生した、2次産業、1次、2次、そこを3次結び付ければ6次化になりますけれども、ここ、この強みをもっと生かしていく、そのために行政がやることがあるということは、ご指摘のとおりだと思っております。食ですとか、農というものを中心に新たな産業を興していく、そのことが2次でも3次にも波及して、美瑛町全体の発展につながっていく。貴重なご指摘だと思いますし、私もまさにそのとおりだと思いまして、美瑛町の強い部分を更に生かしていくような方策に、これからも美瑛町取り組んでまいりたいと考えます。(「はい」の声)

質問 6番 中村倶和

はい、最後のところです。この前ですね、先の回答ではですね、経済支援、起業支援についてですけども、この中にですね2次産業というのはなぜ入らなかったのか。このね、なぜ入らなかったかっていうのは、そこがですね鍵ではないかなと思います。今後の発展させる鍵が隠されているのではないかなと思うんです。結局、2次産業っていうね、認識がやはり薄いんではないかなと思うんですよ、ね。これはね、この工業地帯の話ではないですけども、やっぱり2次産業がしっかりすればそれも雇用も確保できるんです。それから、美瑛の特産品である農業、農産品、これをね付加価値の高いものにしていける訳ですよ。その層も厚くできるんですね、これはいくらでもできるんです。面積もあるし、水もあるんです。ここのところのね、なぜ、その認識が足りなかったと思うんですけどね。なぜ足らなかったのかと。これがね、やっぱり農業、農林業に影に隠れてしまってるんじゃないかなと。いかがでしょうか。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

決して、軽んじてる訳でも軽視している訳でもございません。各種支援策を講じさせていただく時には、そこの一番直接的な被害を被っているところの状態の方、お仕事の方に対してご支援をさせていただくという基本姿勢でまいっております。波及してここにも影響が出る、ここでもここに影響が出るということももちろん考えられますし、当然考えているんですけれども、波及、悪い影響の波及先までを追ってしまうと、もうどこまでも範囲が広がってしまうということで、直接的な影響が出ている方々に対する支援策ということでは、これまでも講じさせていただいておりましたし、その姿勢できたところでございます。ただ、2次産業決して軽視している訳ではございませんが、より産業構造、経済構造を強くするという意味で、2次産業大事だよというご指摘でございますので、改めまして、何かの被害に対する支援策ではございませんが、2次産業をより強くする、ひいてはそれが美瑛町全体の産業を強くするということに結びつくような、そういう視点を持ってこれからの事業化まで施策を考えていくことに役立てていきたいと思います。

出典:美瑛町議会 令和4年第5回定例会 2022年9月12日 議事録 PDF(43ページ) 間違いを知らせる