みんなの議会

名寄市議会 令和4年第1回定例会 2022年3月8日

(1)経済支援策について/(2)環境にやさしいまちづくりについて

2022年3月8日、名寄市議会の一般質問で、三浦勝秀議員が「経済支援策について」「環境にやさしいまちづくりについて」について質問し、産業振興室長 田畑次郎、総合政策部長 石橋毅が答弁しました。

質問者
三浦勝秀 議員
答弁者
産業振興室長 田畑次郎、総合政策部長 石橋毅

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 三浦勝秀

おはようございます。議長より御指名いただきましたので、通告順に従い、質問させていただきます。大項目1、経済支援策について。これまで新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、本市の経済支援策として5度の給付事業と3度のプレミアム付商品券事業と切れ目のない支援を行い、市内経済への影響を最小限に抑えているところであります。また、2月まで期間延長したプレミアム付名寄地域商品券事業では、感染状況に応じて臨機応変に対応し、市民のニーズに沿っていたと考えます。しかしながら、依然感染の終息が見通しにくく、北海道におけるまん延防止等重点措置も延長されました。北海道から飲食店に対する協力支援金においては、早期給付の受付をはじめ全道的にも経済が逼迫していることを表していると感じます。市内飲食店に目を向けると、時短営業や休業しているお店が多く、関連事業者の経営が厳しいとの声が聞こえます。そこで、小項目の1つ目として、市内飲食店関連事業者等の経営状況に対しどのような見解をお持ちかお伺いいたします。小項目の2つ目として、飲食店の関連事業者への支援について食材や酒などの卸売業者、タクシーや運転代行、燃料油販売業者、観光関連業者等、飲食店の時短営業や休業の影響を受けている事業者に対し本市の独自の支援についてお考えをお伺いいたします。次に、大項目2、環境に優しいまちづくりについて、小項目1、再生可能エネルギーの普及についてお伺いいたします。政府は、2050年カーボンニュートラルや2030年の64%排出削減目標の達成に向け再生可能エネルギーの最大限の導入などを掲げ、我が国の成長戦略の柱の一つとしているところです。環境省も脱炭素社会、循環経済、分散型社会への3つへの移行を推進し、今までの延長線上ではない社会全体の行動変容を図るとしています。こうした状況を踏まえ、本市においても2021年10月4日、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロとするゼロカーボンシティを目指すということを表明しております。名寄市ゼロカーボンシティ宣言文の中にもあるように、市民や事業者と一体となってこの目標を目指すとあります。そこで、再生可能エネルギーの普及に向け、市としてどのような取組を考えているのかお伺いいたします。以上、壇上からの質問とさせていただきます。

答弁 産業振興室長 田畑次郎(産業振興室長は2024年3月まで)

おはようございます。三浦議員から大項目で2点御質問をいただきました。大項目1は私から、大項目2は総合政策部長からの答弁となりますので、よろしくお願いいたします。それでは、私から大項目1、経済支援策について、小項目1、市内飲食店関連事業者等の経営状況について及び、小項目の2、飲食店の関連事業者等への支援についてを一括してお答えいたします。新型コロナウイルス感染症は、オミクロン株の全国的な感染拡大により北海道では本年1月27日に再びまん延防止等重点措置が発出され、それに伴い北海道による飲食店等に対する時短営業や休業等の要請がなされ、要請に応じた飲食店等に対する協力支援金が給付されることとなっております。今回の協力支援金は、要請した全ての期間において飲食店、遊興施設、結婚式場を対象に北海道飲食店感染防止対策認証制度、いわゆる第三者認証制度の認証店に対しては営業時間を5時から21時の間に短縮し、かつ酒類の提供を11時から20時とするか、あるいは営業時間を5時から20時に短縮し、かつ酒類の提供を行わないかのいずれか一方の要請に応じること、非認証店に対しては営業時間を5時から20時に短縮し、かつ酒類の提供を行わない、そして認証店、非認証店ともに同一グループ、同一テーブル4人以内などの感染防止対策を実施するといった要請に応じた場合に協力金を支給するというものです。このほか、現在は国による事業復活支援金による支援も実施されております。こうした状況を踏まえ、国や道にカバーされない事業者を支援する方策を検討するため、先般産官金連携なよろ経済サポートネットワークを開催したところであり、商工会議所、商工会、そして市内金融機関との意見交換では飲食店等の時短営業や休業による食材や酒などの卸売業者や観光関連事業者などへの影響のほか、コスト高の影響を懸念する声もあり、幅広い影響があるものと認識をしております。今後会議所、商工会と連携して幅広い観点から調査をするなどして状況を把握し、長引くコロナの影響などを受ける事業者に対し市としてどのような支援の方策があるか引き続き産官金で連携し、検討してまいります。以上、私からの答弁とさせていただきます。

答弁 総合政策部長 石橋毅

私からは大項目2、環境に優しいまちづくりについて、小項目1、再生可能エネルギーの普及について申し上げます。2015年12月に合意されたパリ協定において産業革命からの平均気温上昇幅を2度未満とし、令和4年3月8日(火曜日)第1回3月定例会・第3号1.5度に抑えるよう努力するとの目標が示され、日本においては2020年10月に2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことを宣言し、その後経済と環境の好循環をつくるグリーン成長戦略を策定、昨年4月には2030年の温室効果ガス排出削減目標を2013年度比46%減少と新たな中間目標を掲げ、地域脱炭素ロードマップを策定し、地方自治体のエネルギー転移を推進する考えを示しています。また、北海道では昨年3月に北海道地球温暖化対策推進計画(第3次)、北海道省エネルギー・新エネルギー促進行動計画(第Ⅲ期)を策定し、地域資源を最大限活用しながら脱炭素化と経済の活性化や持続可能な地域づくりを進めるゼロカーボン北海道の実現に向けて取組を進めています。本市においては、名寄市総合計画(第2次)基本目標Ⅲ、自然と調和した環境に優しく、快適で安全なまちづくりにおいて主要施策に環境との共生を掲げ、複雑化、多様化する環境問題に対応するため総合的に施策を推進することとしております。平成24年度に名寄市新エネルギー・省エネルギービジョン、平成26年度に脱炭素まちづくり計画、平成29年度には公共施設における温室効果ガスの排出量の削減に取り組む第3次名寄市地球温暖化防止実行計画(事務事業編)を策定しており、地球温暖化防止実行計画については今年度が計画期間の最終年度のため、新年度からスタートする第4次計画を2月に策定したところです。また、国や北海道と協調し、二酸化炭素排出量実質ゼロを目指すため昨年11月に名寄市ゼロカーボンシティ宣言を発出いたしました。今後計画策定を予定している再生可能エネルギー導入計画、こちらにおいて本市の再生可能エネルギーのポテンシャルや将来のエネルギー消費の推計、再生可能エネルギーの導入目標などを検討いたします。以上、私からの答弁とさせていただきます。

質問 5番 三浦勝秀

それぞれ御答弁いただ令和4年3月8日(火曜日)第1回3月定例会・第3号きました。改めて再質問させていただきます。まず、大項目1の経済支援策についてですが、こちら一つ一つちょっと本市が独自に行った支援策について確認させていただきます。まず、1つ目の消費喚起策としてプレミアム商品券、壇上でもお話しさせていただいたのですが、こちら市内飲食店以外で175店舗、飲食店が127店舗と非常に多くの店舗の方々に御協力いただいた経緯もありまして、このプレミアム商品券の事業のときとコロナの感染拡大が重なり、ちょっとタイミング的には少し合わなかった部分もあるのかなと思いますが、このプレミアム商品券の事業の効果についてどのように捉えているのか考えをお聞かせください

答弁 産業振興室長 田畑次郎(産業振興室長は2024年3月まで)

今3回目のプレミアム付商品券事業についての御質問をいただきました。この事業は、販売の開始が10月25日にさせていただきまして、利用期間としては昨年11月8日から、延長もさせていただきましたけれども、実行委員会のほうで延長しましたけれども、最終的には2月20日までということでした。スタートのときには、緊急事態宣言が解除されたりですとか、そういったところで時期に応じたと思っておりましたが、その後感染の拡大が年をまたいで広がり、そういったこともあって、なかなか厳しい状況もあったと思います。ただ、先ほど議員からお話ありましたとおり、多くの事業者さんの参加をいただきまして、この商品券は一部飲食店限定というものをつけさせていただきました。その飲食店、例えば蔓延防止等があるときには皆さん足を控えたところだと思うのですけれども、テークアウトだとかについても使えるようにしていたところから、積極的に使っていただきたいと思った思いで使っていただきました。2月20日で終了はしましたけれども、その後事業者さんから実行委員会のほうに換金等もしていただいて、ほぼ100%近い換金率ともなっているという状況を確認しておりますので、一定程度の経済効果があったものと考えております。

質問 5番 三浦勝秀

一定程度の効果があったということでお伺いさせていただきました。この市内の事業者の皆様からコロナが終息した後も経済活動に不安が残る、今までどおりの経済の循環できるのかちょっと不安であるという声もありますので、そういったときにまたこの一つの、経済対策の一つとして本当にプレミアム商品券というのは非常に効果のあった事業ではないかなと個人的には考えているところで、こちらコロナが終息した際にまた検討していただければなというふうにこちらは要望させていただきます。2つ目の本市の支援策として、中小企業特別融資制度がございました。こちら次年度の予算にも計上されていることから、市内事業者からの要望が多かったのではないかなというふうに推察されますが、そういった要望等、これまでの実績についてどのように捉えているかお伺いいたします。

答弁 産業振興室長 田畑次郎(産業振興室長は2024年3月まで)

コロナの特別融資についての御質問いただきました。この制度は、コロナの影響が始まった令和元年度の末から補正を御議決いただきまして、制度がスタートしたところです。最初は借換え等もできなかったのですけれども、今年度借換えもできるといったことも改正をさせていただいて、さきの答弁でもお話をした産官金連携なよろ経済サポートネットワークにおいてもいわゆるゼロゼロ融資というものですけれども、国も道も今はもう終了しておりますので、今市しかないということで、これは市内中小事業者の皆さんの経営の維持に非常に効果的であるという評価もいただいているところでございます。

質問 5番 三浦勝秀

今のお話からすると、資金繰りに苦慮されているやっぱり市内事業者の方が多いのかなというふうに考えます。この融資の支払いの時期もそろそろ迎えてくるのではないかなという事業者さんもいると思うのですが、そういった事業者、資金繰りに苦慮している事業者の確認などはどのように行われているのかお聞かせください。

答弁 産業振興室長 田畑次郎(産業振興室長は2024年3月まで)

この融資制度は市の協調融資ということなので、私どもに相談をいただいてということになりますが、産官金連携なよろ経済サポートネットワークの中で金融機関の皆様から利用状況なども確認させていただいて、議員おっしゃりますとおり、やはり資金繰りが苦しい事業者もいらっしゃるということで、しかも今後その償還が始まるというところが厳しいなという状況も伺っております。したがいまして、先ほど議員からもありましたが、今年度当初予算においても私どもとして提案をさせていただいておりますので、引き続きの利用について金融機関さんを通して各事業者さんの経営の維持に寄与できればと思っているところでございます。

質問 5番 三浦勝秀

特に特別融資制度、借換えができるというのが非常に優れている、本当に市内事業者に寄り添った事業ではないかなというふうに考えていますので、事業者のニーズがあれば今後も施策展開していただければなというふうに思います。次に、3つ目として給付金事業、今田畑室長の御答弁にもありました。昨日塩田議員のやり取りの中にもありましたように、なよろ経済サポートネットワークが主体となり、調査するとの御答弁でした。この調査内容についてもう少し詳細について確認させていただきたいのですが、調査した上で必要な支援等をしていくという考えであると思うのですが、調査内容として業種で調査するのか、売上げで調査するのかなど、何か具体的な決まっている詳細な調査内容分かればお伺いしたい令和4年3月8日(火曜日)第1回3月定例会・第3号のですけれども。

答弁 産業振興室長 田畑次郎(産業振興室長は2024年3月まで)

さきの産官金連携なよろ経済サポートネットワークにおいて調査をして、実態を把握するということを確認したところです。まさに昨日塩田議員の質問にも答弁させていただきましたけれども、スピード感を持って調査もしたいと考えているのですけれども、今現在調査の内容を精査しているところです。国や道の支援ではカバーされないところをいかに市でカバーできるかということをまさに検討したいと思っておりまして、これまでも様々な調査に市内の事業者の皆様には御協力いただきましたけれども、今回そういったこともあって、これから細かいところは決めていくのですけれども、もしかするとこれまでよりも事業者の皆様に手を煩わせてしまうかもしれないような調査になるかもしれないということは御理解と御協力いただければと思っているところでございます。細かいところは、これから今まさに現在調整しているところでございます。

質問 5番 三浦勝秀

本当道や国の支援、先ほど御答弁の中でもいろいろお話しいただきました。そこに足りないところを市が補完していくというのは多分共通の認識ではないかなというふうに考えているところで、その調査内容、これが本当制度設計が非常に難しいと思うのです。どこまで細かく踏み込むのか、どういった内容で支援をするものを決めるのか、本当に必要な人に必要な支援が行き届くような制度設計にならなくてはいけないなと思うのですが、これは本当に事務方の皆さんもそうですし、事業者の皆さん相互に協力してやっていかなければ難しいのかなというふうに思いますので、特に壇上でもお伝えさせていただいた卸売業のお話をさせていただくのですが、古いのですが、2020年の経産省のデータによると、売上げ約7割ぐらいは卸売業、厳しいよと令和4年3月8日(火曜日)第1回3月定例会・第3号いうデータもある中で、今現状卸売業者にちょっと今スポットを当ててしまいますが、市内の卸売業者の現状としてはどのように捉えているか、分かればお聞かせください。

答弁 産業振興室長 田畑次郎(産業振興室長は2024年3月まで)

さきの産官金連携なよろ経済サポートネットワークにおいても金融機関の皆様、あるいは会議所さんの皆様等から、やはり今北海道から休業あるいは時短の要請が出ていて、それにお応えしている事業者さんに協力金が出るものですから、市内の事業者さん皆さんそれに応じてくださっているという状況にあると、そこが止まっているものですから、酒の卸からもいかないし、一方で先ほど壇上での三浦議員の質問の中にもありましたとおり、運転代行業さんについても本当そこから出口というか、お客さんもいらっしゃらないといったようなこともあって、そういった状況を確認しております。確認といいましょうか、認識しておりまして、そういった方々に国は事業復活支援金というものがあって、一方で道は協力支援金というちょっと性格の異なる支援がある中で、それに拾われないというか、事業者の皆様に支援するというのは相当難しい制度設計になろうかと思うのですけれども、何とか考えていきたいと思っているところでございます。

質問 5番 三浦勝秀

今運転代行業や様々な業種についてもお話しいただいたところで、本当に制度設計も難しいことであると思うのですが、ぜひやっていただけるというふうな御答弁をいただいたと思いまして、その給付金事業の確認させていただきたいと思います。また、この給付事業、事業者さんのお話を聞いているときにまた別のお話をいただいたのが、要は休業されていることでアルバイト等、働きたくても働くことができない、そのようなことで家計が苦しい、また今それこそ値上げ、いろいろなものが値上がりしている中で働きたくても働くことができない方に対してこういったことは市として調査されるのかお伺いしたいです。

答弁 産業振興室長 田畑次郎(産業振興室長は2024年3月まで)

これから行う調査の中には様々なことを盛り込みたいと思っております。休業を余儀なくされた場合にアルバイトの皆様が働きたくても仕事がないといったような、三浦議員の質問の中にもありましたけれども、こういった対応については例えば国の制度もありますし、そういったものも紹介するですとか、厚生労働省の制度もありますので、といったことは助言させていただければと思います。

質問 5番 三浦勝秀

またあと、本市におきましても学級閉鎖や学年閉鎖されて、親御さん方もそれこそ働きたくても働けないというふうな声がありますので、事業者目線もそうなのですが、雇用されている方々、それこそお父さん、お母さん方の意見であったり、アルバイトのできない大学生であったり、そういった方々の意見もしっかりと取り入れて、事業者のみならず支援を必要とされている方に行き届くような支援をお願いしたいと考えますが、このことについてお考えあればお聞かせください。

答弁 産業振興室長 田畑次郎(産業振興室長は2024年3月まで)

雇用対策についての支援については、厚生労働省のほうから様々な角度からの支援がありますので、私どもとしてはそういった声に対してはまずはその制度の周知を図りたいと思っております。

質問 5番 三浦勝秀

情報提供に尽力していただけるということで、もちろん厳しい財政状況であることは承知しておりますが、本当に市民が困ったときにしっかり助けることで安心して住み続けたいと思っていただけるようなまちづくり、施策展開をお願いして、次の質問に移らさせていただきたいと思います。次に、再生可能エネルギーの普及についてですが、これまでの取組について国際的な流れであったり、国の流れ、あと本市の今までの歴史等お話を伺いました。それこそ先ほどお話しいただいた低炭素まちづくり計画において以前家庭用のソーラーパネルということもありまして、家庭用の太陽光発電を取り入れればCO2発生しない電気を家庭でつくることができる。あと、災害にも強く、でも初期費用が高いためなかなか導入できないよというお話もあり、こういった補助制度を以前のように再開する可能性についてちょっとお話をお伺いできればなと思います。

答弁 総合政策部長 石橋毅

太陽光、ソーラー発電の導入の補助のお話ですけれども、ここは時代背景も含めてちょっとお話ししなければならないかなと思っています。太陽光、家庭用発電については2009年以前は1キロワットアワー当たり、電力会社が自主買取りをしていて、これは24円という価格でこれまで発電したものを引き取っていただいたという流れから、2009年11月から実はこれ金額が倍増して、48円で買取りが始まったと。家庭用なのですけれども。ここからいわゆる家庭用の太陽光発電というのが普及し始めたと。世界的に見ても日本は非常に普及が早かった。このおかげで一気に普及したという流れを受けて、皆さんも御存じのとおり、FITという固定買取り価格制度、これが2012年からスタートしています。この時点で家庭用の部分は42円ということで少し価格は下がったのですけれども、ここで大きく伸ばしたのがいわゆるメガソーラーと言われる工業用の、産業用の太陽光が広がって、ここが固定買取り価格ということがあったものですから、しっかりとこの地域でも御存じのとおり広がった。そこに合わせて本市としても支援をしてきたという経過があります。しかしながら、家庭用の太陽光発電についてはこの2012年以降毎年FITの見直しが行われて、毎年令和4年3月8日(火曜日)第1回3月定例会・第3号一度も上がることなく、ずっと下がり続けて、実は2020年の買取り価格は1キロワットアワー当たり17円、ほぼ3分の1に落ちているということであります。ここで言えるのは、当初は補助を入れながら設備投資も含めて採算性、言い方悪いですけれども、そういった魅力もなかなかあった制度ではあったのですけれども、ここにきて導入するに当たっての動機づけにはちょっと弱くなってきているということでありまして、方向性といたしましては今お話しいただいている木質バイオマス発電、それから地域電力会社、こういったものをどうにか具現化して、そもそもゼロカーボンのエネルギーを提供できる、使っていただけるような仕組みの中で官民一体となってゼロカーボンシティ宣言の推進をしていけたらなというふうに考えております。

質問 5番 三浦勝秀

考え方をお伺いいたしました。個人で再生可能エネルギーを使うというよりかは市全体のスケールメリットを生かした発電を市民に提供するほうがメリットが大きいというふうな認識ということで確認させていただきました。また、今お話がありましたように、先日行政報告の中でもありました再生可能エネルギーによるマチの活力UP事業について、こちらも関連しているかなというふうに思いますので、こちらの進捗状況、またスケジュール感などどのように進められているのかお伺いしたいと思います。

答弁 総合政策部長 石橋毅

こちらは、令和2年のとき信金中央金庫様の企業版ふるさと納税制度を活用した事業募集があって、そこに信金本部がある基礎自治体がエントリーできるということで、北星信金さんの力をお借りしながらエントリーさせていただいて、採択をされて、1,000万円寄附をいただいた事業でありまして、実は御存じだと思いますけれども、今年の2月16日にこの基金を活用しながら実証実験を行うための令和4年3月8日(火曜日)第1回3月定例会・第3号協議会を設立させていただいております。ここは、いわゆる国内において温室効果ガスというのが火力発電が40%程度排出していると。物流が30%排出しているということで、この物流をゼロカーボン化していけないかということで、実は物流事業者もこれ真剣に取り組んでおりまして、そこの思惑が合致して、いろいろ調整した結果、協力いただける事業者としてヤマト運輸さんがそこの実証実験の協力をいただけるというところで話がまとまりまして、何をするかというと、いわゆる、お宅まで届けるものではなくて、幹線を輸送で動かしてくるときに実は104センチ、104センチ、170センチという大きな冷蔵庫、クールボックスというのがあるのですけれども、そちらが充電式で、エネルギーを、充電式で動いているものを再生可能エネルギー、太陽光発電で発電した電気に置き換えて、まずそういった備品からゼロカーボン化していかないかということで、今回名寄の営業所の敷地内に設置をさせていただきながらそこのエネルギーを太陽光発電に置き換えていくという実証実験を行うことになりました。本来であればもう少し早く着手したかったのですけれども、御存じのとおり感染症の影響で世界的にサプライチェーンが崩れておりまして、半導体不足の影響もあって、なかなか納期が未定だということもありまして、最大で6か月程度の部品の納期待ちも想定されることから、もう既に補正予算可決していただきましたので、発注もかけながらできるところから、まずは設置工事から雪解けと同時に始めさせていただいて、部品が整い次第ということで最短というか、一番かかって8月ぐらいにはこの実証実験がスタートできればと考えておりまして、1年間程度いわゆる季節波動を見ながらどの程度の能力が発揮できるのかといったところを検証させていただきながら、その中でこの事業を中心に再生可能エネルギーの供給基地としての可能性だったりとか、新たな産業としての可能性、それから雇用創出につながる可能性などを検証させていただきたいというふうに考えております。以上です。

質問 5番 三浦勝秀

ありがとうございます。こちらの事業、市民のみならず様々な分野において本当関心度の高い事業であると捉えていますので、目的の達成されますことを期待させていただきたいと思います。ちょっと時間も早くて、最後になりますが、これからそれこそ環境問題に対して積極的に取り組む地域が社会、世界的にも求められてくるものだと考えております。ゼロカーボンシティを目指すに当たり市民の機運醸成も非常に大切になると思います。本市が一体となって目標達成に向け、施策展開いただくことをお願いし、質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。

出典:名寄市議会 令和4年第1回定例会 2022年3月8日 議事録 PDF(90ページ) 間違いを知らせる