美瑛町議会 令和4年第4回定例会 2022年6月16日
町の未来を見据えたエネルギーの転換を図るために
2022年6月16日、美瑛町議会の一般質問で、中村倶和議員が「町の未来を見据えたエネルギーの転換を図るために」について質問し、町長 角和浩幸が答弁しました。
- 質問者
- 中村倶和 議員
- 答弁者
- 町長 角和浩幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 6番 中村倶和
番号6番中村倶和、質問方式は時間制限方式です。質問事項、町の未来を見据えたエネルギーの転換を図るために。質問の要旨、コロナ禍が続く中、町の経済は深刻な打撃を受け続けています。しかしこの状況が何時までも続くわけではなく、いくつか明るい情報が発せられており世界は大きく変わろうとしていると感じています。さて、日本は1990年までの経済発展期においてエネルギーを化石燃料と原発に深く依存してきましたが、世界は自然エネルギー活用へ大きく方向転換されつつあります。エネルギーの地産地消は、地方に暮らす住民の利益と地方経済の発展に寄与すると考えます。資源エネルギー庁の発表によると、北海道では、水力を含めた自然エネルギーによる発電実績量は全体の24%になり、風力と太陽光による発電実績量は合わせて7.5%です。しかし、美瑛町における自然エネルギーの活用は遅れているのではないかと感じます。そこで、町における太陽光エネルギーの活用に関し、以下の5点について伺います。(1)自然エネルギーを活用する必要性をどのように考えているか。(2)町内に設置済みの全ての太陽光発電設備の容量を把握されているか。(3)町内の太陽光発電による年間の発電実績量を検証しているか。(4)役場や町民センターなど公共施設に太陽光発電設備を設置するべきではないか。(5)住宅向けの太陽光発電を後押しする町独自の制度を設けるべきではないか。質問の相手は町長です。
答弁 町長 角和浩幸
6番中村議員さんからの、町の未来を見据えたエネルギーの転換を図るために、のご質問に対しましてお答えを申し上げます。先の議会において「美瑛町ゼロカーボンシティ宣言」を表明しました。詳細につきましては、青田議員、野村議員への答弁のとおりですが、地球温暖化は本町の基幹産業である農林畜産業を含め、すべての経済活動や町民の暮らしに大きな影響を及ぼすことが想定されるため、エネルギー政策の転換が極めて重大な課題であると認識しております。1点目につきましては、議員御指摘のとおり、自然エネルギーを含む再生可能エネルギーの活用を進めることが、地域経済の活性化、雇用の創出に大きな役割を果たすと考えております。また、災害時における避難所等の電力供給について、主に化石燃料により発電している電力会社にすべてを頼らず、地域内の再生可能エネルギーで対応する仕組みに転換していくことも極めて効果的であると考えております。2点目及び3点目につきましては、「再生可能エネルギー電気の利用の促進に関する特別措置法」による認定事業者以外の個人で小規模太陽光発電設備を設置するものまでは把握できていない現状です。4点目につきましては、国が示す「地域脱炭素ロードマップ」によると、国や地方自治体が所有する公共施設の建物や土地への太陽光パネル設置義務化を、2030年までに50パーセント、2040年までに100パーセントの導入を目指すとしていることからも、財源を確保した上で公共施設等への太陽光発電設備の設置を検討してまいります。5点目につきましては、先ほどの野村議員への答弁のとおり、太陽光発電に係る町単独費での助成事業は平成30年度で終了しておりますが、今後におきましては、エネルギー政策の状況や町内での需要を考慮し、町として再度の事業化が必要かを検討してまいりたいと考えております。以上でございます。
質問 6番 中村倶和
はい、6番中村です。それでは1番目の質問、それと関連するゼロカーボンシティ宣言について質問いたします。環境省はですね、2050年にカーボン排出量の目標を実質ゼロにすると宣言しました。それを受けて今回町長がゼロカーボンシティ宣言をされたと認識しております。しかしこのゼロカーボンを実現するには、そう簡単なことではありません。まずこれまでの人間生活、このこともすごい生き方、人間の生き方も変えていかなければならないのではないかと。そのためには様々な予期しない困難が待ち受けていると私は感じております。そこでゼロカーボンを進める基本についてですね、私はこのように考えております。まず町長自身がですね、基本的な構想、進める構想、これをやはり町長独自の、角和町長ご自身のお考えで組み立てること。そしてプロジェクトチーム、最近設置されましたプロジェクトチームの方向性を示すと、そしてこのチームを引っ張っていくと。これが大切ではないかと私は思っております。そして初めてですね、方向性を示すことによって、このプロジェクトチームに芯が入ると、骨が入ると、そういうことではないかなと思います。その点について町長のお考えをお聞きします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
私が先頭に立って、ゼロカーボン、カーボンニュートラル実現していくという意思を見せるということの必要性は十分認識をしているところでございます。方針につきましてはこの美瑛町ゼロカーボンシティ宣言が、まさに私の意思の表われでもありますし町の意思の表われではございますけれども、この宣言そのものが全町挙げて取り組んでいくんだということの、最も強い意志の表われであろうと思っております。その上でプロジェクトチームを組みましたので、その中で具体策について検討し、先ほども答弁申し上げましたが、実行策を考えていく中で実行計画、ゼロカーボンの実行計画を策定していく。そのような順序の中で困難ではありますけれども、2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロを目指す取組を実現する、その道筋を進めてまいりたいと考えております。(「はい」の声)
質問 6番 中村倶和
はい、6番中村です。はい、質問を続けます。ゼロカーボンに向けて成果を上げていくためにはですね、基本的なことですけども、やはり三つの視点が必要なのかなと思います。その一つ目はですね、町民自身が、やはり町民っていうか日本国民ですけどもね、世界の国民ですけども、それぞれの生活様式、これを変えていかなければならない、これは省エネも含めてですね、やっぱり考え方も含めて考えていかなければならないと思います。それから、二つ目はですね自然エネルギーの利用なんですけども、この自然エネルギーというのは決して強力な訳ではないんですね。非常に繊細であるということですね。で、扱いが非常に難しい、コントロールが難しいということもあります。石油資源と違ってですね、化石燃料と違ってどんどん消費するというわけにはいかないんですね。やはりバランスをとって、それを返還して、その分だけ使っていくということですからね、非常に難しい。それから三つ目はですね、景観を守りながら進めなければならないということですね。私はこのように考えておりますけども、これは町長の基本的なお考えを伺います。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
私が今、中村議員さんから、3点の視点をお示しをいただきました。この3点の視点を示さずにおまえの視点を示せと言われたら、何を言うかなと考えておりましたし、ただ、考えているだけであってこれとこれとこうやって明確に見えるものは持ち合わせては今ございませんでした。ただ、今お聞かせいただきました三つの視点は、まさにそのとおりだなと思って受け止めさせていただいております。先ほどから申してますが、町民自身の生活様式を変えていくというところ、そのとおりだと思います。我慢して何かしていく、省エネしていくというのではなくて、新しい価値観、これがカーボンニュートラルの取組、それを進めることが新しい価値観であり、それが生活の質の向上に結びついていくんだという、町民の皆さまの感覚の中でそう思っていただける、そうなっていかないと本当の意味で実現はしていかないだろうと思いますし、自然エネルギーの利用につきましては、今、美瑛町の資源の中で何が最も有効かというものを検討し探っている状況でございます。そして先ほどもご答弁も申し上げましたが、景観を守るということは大切な取組でございますし、その手段といたしまして条例の制定も視野に入れているということもご答弁を申し上げたところでございます。(「はい」の声)
再質問 6番 中村倶和
はい、伺いました。それでは、2番目の太陽光発電について再質問を続けます。町長はですね、町内の太陽光発電設備の現状については把握されていないとお答えになりました。この意味はですね、全てを把握されていないという意味だと私は理解しております。先ほどの議員の、他の議員へのお答えにもありましたように、平成25年から6年間ですね、29年実績したと。支給したと補助したと。であればですね、やっぱりそれの補助の記録があるはずですね。で、実態調査どのぐらいの規模で、どういう地区にあるのかということはやはり、調査するべきではないかなと思うんですね。その他に、補助をもらわないでやったご家庭、住宅もあるはずですからね。そんな難しいことではないと思うんですね。今回、ゼロカーボン宣言をしたということはね、早速ここから着手すべきではないかなと思うんです。そこはやはり町民は注目してると思いますよ。どのような姿勢で行っているかと。いかがでしょうか。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
はい、先ほど答弁申し上げましたのは、美瑛町内に存在する全ての太陽光発電の現状を把握しているわけではないということでございます。ただ把握できる、もちろん把握している範囲はございまして、答弁申し上げました、再生可能エネルギー電気の利用の促進に関する特別措置法による認定事業者の方々というのが5件いらっしゃり、発電電力でいきますと482キロワットに相当する太陽光設備を町内で設けていらっしゃるということですとか、先ほどから申し上げてます太陽光発電の助成制度につきましては、この設置者につきましては当然把握をしておりますし、申請件数については合計29世帯の方々がこれを利用されていると。その方々がどちらに居住しているかどうかということも当然把握はしているわけでございます。ただ、それ以外の個人のそれぞれの方々で設置されている発電につきましては把握の仕方が非常に困難であるということで、全貌まではわからないという状況になってございます。(「はい」の声)
再質問 6番 中村倶和
はい、6番中村です。国によるですね、太陽光発電設備のこういう補助制度ですね。それから売電の買取り制度、これが年々縮小というかね、安くなっております。買取り価格ですね、それから費用も打ち切られております。今あるのは蓄電を併設する場合、それから大規模な事業者に対する補助があります。この大規模な補助っていうのは、電力会社ですね。それに対する売電なんですね。それが工場に売ることに限って補助するという制度であります。いずれにしても、家庭用の制度は縮小しているのはご存じのとおりです。加えてですね、美瑛のような雪国では日照時間が少ないのは事実です。ですから、設備費を回収するのは難しいのではないかというそういう意識がですね、あるのではないか。こういうことで美瑛町の太陽光発電設備がなかなか進んでいっていないのかなと私は感じておりますが、町長はですね、美瑛町での太陽光発電の進んでいない原因、これについて何かお考えがありますか。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
統計的に調査をしているわけではございませんので私の印象になってしまいますけれども、今、議員ご指摘のとおりで雪の面が大きいのかなという風には、個人的には考えております。道東方面、大規模に発電施設設置しているところございますけれどもそういうところと比べますと、やはりこの美瑛町の雪の多さというところが個人の方々の意識の中にあるのかなあ、だから美瑛町内ではこれまであまり大きくは進んでいないのかなという風には個人的には受け止めているところであります。(「はい」の声)
再質問 6番 中村倶和
はい。それでは、3番目の質問に移ります。3番目の質問はですね、太陽光による発電量の検証について質問いたしました。実際にですねどのぐらい太陽光発電は発電してるのかと。それが町民も行政も注目しているところだと思います。環境省やですね、メーカーなど日本各地における年間の発電量、太陽光による年間発電量、これをいろいろデータを発表しております。住宅ではですね、一般的に設備容量は大体4キロから5キロ、3キロというところもありますけどね。4キロ前後、これが多いようです。それによるとですね、設備 1 キロ ワッ ト当 たりの 年 間発 電量 はで すね、 大 体日 本全 国で は、1 , 00 0キ ロか ら1,200キロワットアワー、1年間ですね、発電すると言われております。では美瑛ではどうなるかということが問題になるわけですね。ここにですね、このデータはですね美馬牛のある宿泊施設の太陽光発電によるデータです。このオーナーさんはですね、10年前から毎日この発電量記録しておりました。貴重なデータです。私はこの発電量の実績を見せていただきまして、取りあえず過去4年間の年間発電量を調べていました。エクセルにこういう落としてみましたね。そうすると4年間のデータが、これが集計されました。それによりますとね、年間発電量は1キロワット当たり、最低1,040 、最高では1、100キロワットアワーになりました。平均1,060です。1,060キロワットアワーです。これはですね、この発電量はね、先ほど申しました、1,000か ら1,200の中に入ってるんですよ。つまりね、国内の平均とほとんど変わらないということなんですね。これは非常にね驚くべきことです。月平均どのぐらいかというとね、大体900キロワットアワーです。月別に見ますとね、11月と12月は急激に落ちます。大体平均の約3割、3割前後から1月、2月と急激に回復してきます。3月は平均を超えます。1,000キロワットアワーを超えます。で、こういうね、つまりこういうデータをですね、ゼロカーボンを進めていく上でですね、こういう数値は非常に重要だと考えますが町長はこの1,060キロワットアワー、この数値をどのように捉えているか、ご感想を伺います。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
貴重なデータをご提示いただいたと思っております。平均が日本の平均ともほぼ同じだということでございます。カーボンニュートラルを進める上では、それ以外でもですけれども、科学的な根拠に基づいて進めていかなければならないのは言うまでもございません。そういう意味で、このような印象だけではなくて具体的なデータで示し、そのことによって説明をしていくということは大変重要な姿勢であると思っております。(「はい」の声)
再質問 6番 中村倶和
はい、6番中村です。この宿泊施設の場合ですね、その設備は条件のいいところに立っているということも一つの原因です。住宅はもう条件が様々ですからね。全てこういう風になるわけではないんですけども、それは全国平均、全国も同じことなんですね。ここにですね、都道府県別の日照時間ランキングがネットで発表されております。これによるとね、もう皆さんご存じだと思うんですけどもトップは埼玉県です。2,400時間、そして北海道は中ぐらいですね、1,900時間、美瑛町ではどうなのかと。これも気象庁のデータ、ホームページがありますから、そっから見ますとね平均はですね、2,000年から昨年末まで、21年間の平均はですね、1,507時間、このように発表されております。ということは1,507時間というのは、北海道平均よりもかなり低いんですよ。ところがですね、先ほども紹介したとおり発電量の実績は国内平均と見劣りしないと。つまりですね、日照時間のデータだけでは発電量は判断出来ないのではないかと私は感じます。なぜかってことはわかりませんけどね。わかりませんけど何か別な理由があるのかもしれません。でも私は1,060キロワットアワー、これをですねこれのデータだけで全てを判断するわけではありませんが、今後、ゼロカーボンに取り組むに当たってですね、大変注目すべきデータと考えます。町長はですね、日照時間と発電量の対比これをどのように、今、お受けになったかどうか。お伺いします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
正直申し上げまして、日照時間と発電量の対比というところについて詳しい技術的な感覚的なところの知見がないもので、貴重なデータだと思って伺わさせていただきました。いずれにしましても、このような科学的、実測に基づくデータを積み重ねることによりまして、今後の美瑛町が歩んでいくカーボンニュートラルの道筋が描かれるという風に受け止めております。このような具体的なデータを提示していただきまして感謝申し上げますし、我々も具体的データに基づいた政策の立案というものが、今後求められているなという風に実感をしております。(「はい」の声)
再質問 6番 中村倶和
はい、6番中村です。それでは続きを質問いたします。太陽光発電の効率の向上ですね、それに向けては様々な研究が行われております。もちろんパネルの発電効率ですね、電気に変換する効率の向上、これはもちろん、昔から何十年も行われているわけですけども、もう一つの技術はですね、太陽パネルがこういう風に南に固定されているのではなくてですね、今の時分ですと、東からもっと北のほうから昇ってきます太陽ね。ですから条件が良ければ、これをずっと追尾していくわけですね。追尾する方法は、GPSを利用するか赤道に天体望遠鏡のような鉄、あれを原理で追尾するか、いろいろあります。しかし、この日没まで北向きになるまで、これをね、追尾するっていう方法は非常に発電量は増加するわけですね。どのぐらい増加するかと、これはですね、5割から7割、条件が良ければ7割を増加すると言われています。これは驚くべきことであります。追尾式のね、システムを開発するメーカーは今盛んに増えつつあります。まさにですね、技術は日進月歩というところであります。さらにですね設備費用、これはね10年前と比べて格段に安くなっております。これも、売電価格が下がったということと、それからこの設備費用の補助が、縮小または打ち切られている中でですね、大変やはり注目すべき情報ではないかなと思います。このようなことをね、総合的に考えればやはり住宅用に限ってですけどもね。まだまだ発展の余地はあるのではないかと私は思いますが、町長のお考えはいかがですか、伺います。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
はい。おっしゃるとおりで技術の進歩が非常に進んでおりまして、太陽光発電、恐らく様々な技術革新が行われているんだろうと思って受け止めております。これまで美瑛町が行ってきました補助が、申請件数が少ないか平成30年で打ち切ったということがございますけれども、その後、ご指摘いただきましたように状況が変わってきてございます。そういうようなことも受けまして、住宅での太陽光のニーズがどのぐらいあるのかというようなことは、改めて問いてみたい調べてみたいと思ってございます。そして、住宅での太陽光設備の設置が希望が多いようでございましたら、それに対する対応策等講じてまいりたいという風に考えております。(「はい」の声)
再質問 6番 中村倶和
はい、6番中村です。では4番目の質問に移ります。公共施設にですね、太陽光発電を設置して検証する課題ですね。町長は検討したいとお答えになりました。これは国の政策でもありますから、やらなければならないという課題でもあります。ですから、この中でですね気をつけなければならないのはやはり検証を重ねながら進めていくということです。つまりね、大規模に設置するのではなく小規模のところから、ちゃんと欠陥を直しつつ新しい技術を入れながら進めていくということだと思います。これによってですね、町民にとってやはり大変参考になるし、そういう機運を高めることになると考えております。この自然エネルギーの活用を進めていく上で重要な視点はですね、投資とコスト回収だと思っております。公共事業になりますとね、やはりこういう観点がやはり非常に弱点になっているところであります。やはりこういう、進めていくですね、町が公共施設に進めていくやはり重要な観点は何なのか。そのことについて町長のお考えを伺います。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
投資とコスト回収は大切なことであると思っております。また、公共施設への設置でございますけれども、こちらも議員ご指摘のとおりいきなり大規模に始めるのではなくて、小さいところからという風に考えております。これはご指摘いただきましたように、2030年までに50パーセント、2040年までに100%の導入を目指すというのが国の姿勢でありまして、自治体としてはそれに従わざるを得ない状況にある意味でなっていると。その時に、では設置する、でもその財源をどうするのかという問題もございまして、新築の建造物に対する太陽光設置については補助制度もあるようですけれども、既存のもう既に建ってしまってるものに対して太陽光発電を設置する時になかなかいい財源もないというような中で、どこまでこれを実現できるのかというところが我々に課せられている大きな課題でございます。そういう意味で、進めたいけれどもどれだけの効果があってどれだけのコストがかかっていくのかというようなことはしっかり計算し進める、そういう取組になっていかざるを得ないなという風に考えているところでございます。(「はい」の声)
再質問 6番 中村倶和
はい。それでは最後の質問を続けます。住宅向けの太陽光発電の補助ですね。後押しするための補助について伺います。先ほども申しましたように、太陽光発電の設備費はですね10年前と比べて約4割から5割ぐらい安くなっております。とは言えですね、やはりゼロということではないんです。ある程度のやはり資金は必要です。それに自家消費となりますとね、どうしても蓄電池が必要になってきます。この蓄電池は非常に今まだ、まだまだ高価なんですね。大体5キロから15キロぐらいの範囲で発売されてます。いろんなメーカーから発売されておりますけども、非常に高い。他の安いのもあります、たくさんあります。だけど、日本のメーカーを初め世界の蓄電池の研究は非常に日進月歩でありましてね、これも非常に安くなる見通しはあると私は感じております。全国のですね、こういう各自治体は太陽光発電を推進するのに様々な補助を実施していますね。ここにあるのはこれは一つの例ですけども、四国の高知県の自治体の補助の例です。この中に14の自治体があります。この中で2つの自治体、町がですね1キロワット当たり10万円の補助を出しております。上限は40万円または50万円ですね。そのほかの12の市町は3万から3万5,000円、5万円。こういった金額を補助しております。これはごく一部だと思いますね、北海道でもそういう補助をしている自治体があると考えられます。私はですね、ゼロカーボンに向けてですね、ゼロカーボンの実現に向けて弾みをつける意味においてもですね、美瑛町もぜひ設備費用の補助、また再開すべきではないかと。これは検討は必要ですよ、検討は必要ですけどもね。やはり目標に向けてはですね、やはり早急にですね検討すべきではないかと考えます。この辺は、お考えはいかがか伺います。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
従前ございました、美瑛町の太陽光発電システムの設置助成金でございますけれども、これまでも申し上げましたとおり、主には申請件数が伸びない、また、低くなっている減ってきているという状況の中で、平成30年度で終了している事業でございます。一旦、美瑛町として取組を進めた上で、しかし申請が少なかったということで町民ニーズの面からこの事業効果を図った場合は終了したということが、その時点では妥当な判断だったんだろうなという風に思っております。ただその時、ではなぜ利用が進まなかったのかというところの検証を十分したのかどうか。またそれを今、また更にその検証を加えることで、もしかしたらニーズはあったけれども、この助成の制度の中に使い勝手の悪さがあって、申請者がなかったとかっていうことも、もしかしたらあるのかもしれません。当時の申請件数が少なかったことの振り返りをするとともに、今、議員ご指摘いただきました様々太陽光発電をめぐる環境も変わってきております。そして今、ゼロカーボンシティ宣言をした美瑛町でございますので、同様の事業について再開するかどうかについて検討をしてまいりたいと思います。