紋別市議会 令和3年第1回定例会 2021年3月8日
(1)市政執行方針について/(2)新型コロナウイルス感染症について/(3)経済支援対策について/(4)紋別羽田直行便について/(5)空き家対策について/(6)温浴施設の将来展望について/(7)ボウリング場運営費等補助事業について/(8)旧道都大学体育館改修工事について
2021年3月8日、紋別市議会の一般質問で、保村幸二議員が「市政執行方針について」「新型コロナウイルス感染症について」「経済支援対策について」「紋別羽田直行便について」「空き家対策について」「温浴施設の将来展望について」「ボウリング場運営費等補助事業について」「旧道都大学体育館改修工事について」について質問し、市長 宮川良一、教育長 堀籠康行、新型コロナウイルスワクチン接種推進室参事 坂井利孝、都市建築課参事 髙橋正明、まちづくり整備推進室次長 森谷裕一、まちづくり整備推進室長 得永恭志、スポーツ振興課長 田島慎二、総務部長 牧野昌教が答弁しました。
- 質問者
- 保村幸二 議員
- 答弁者
- 市長 宮川良一、教育長 堀籠康行、新型コロナウイルスワクチン接種推進室参事 坂井利孝、都市建築課参事 髙橋正明、まちづくり整備推進室次長 森谷裕一、まちづくり整備推進室長 得永恭志、スポーツ振興課長 田島慎二、総務部長 牧野昌教
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 保村幸二
私は、市民の声の一員として、さきに通告した事項について質問いたします。まず初めに、令和3年度市政執行方針についてお聞きいたします。毎年、市長が強い決意を持って1年間の目標として発表されているのが市政執行方針であり、紋別の方向性が決定される重要な方針であります。そこで、本年の1年間、市政執行方針に沿ってどのように行うのか、以下お聞きいたします。まず、これまでの市政の道のりについて、宮川市長の4期に及ぶかじ取りは想像を絶するものであったと考えます。これまでの成果については、一定の理解と評価をたたえたい。苦境の世の中、地域医療、観光産業、紋別東京直行便、交流人口拡大政策など、一定の成果を上げられてきた功績は評価すべきであると考えます。しかし、私の記憶が間違っていなければ、当初の閉塞感をなくしたいとの強い思いはいずこへ行ってしまわれたのか、また、どの部分の閉塞感は打破できたのか、率直にお聞きいたしたい。現実は、さらなる深い閉塞感、立地店舗郊外化による市内商店街の廃業、閉鎖、倒産など、ワーキングプアや貧困者、高齢化加速による独居老人の増加、市民に対して苦しい生活に光を当てる政策等、もちろん、日本経済全体に言えることですが、貧富の差が開いたように感じるが、いかがお考えか。いかに今後の紋別市の未来への人づくり、これからのまちづくりをどう構築し、深化させるのかをお聞かせください。2番目として、新型コロナウイルス感染症についてお尋ねいたします。新型コロナウイルスの終息の兆しがいまだ見えない中で、我が紋別市内にも残念ながら感染者が発生し、市民生活や暮らしに大きな不安が広まっております。様々な情報が飛び交う中、実際の感染者数は何人なのか、不透明なままでありますが、紋別市からの公表が難しいのであれば、その理由と、市民に誤解と混乱を招かないために分かりやすく、詳しく丁寧な説明をお示しいただきたいと存じます。また、ワクチン接種における体制やこれからの接種方法、時期、場所についてお示しください。続きまして、3番目として、経済支援対策についてお尋ねいたします。いまだ終息が見えない世界的な新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、大幅な収入減、収益の悪化により、市内の中小企業、個人経営者等が厳しい経営を強いられているのは言うまでもなく存じていると思います。今後も感染拡大防止対策が長引けば、緊急事態宣言に伴い、観光産業、外国人労働者の受入れ困難、外出の制限や、会食など、飲食業界のみならず、市内の全ての産業界には、引き続き、行政側も常に景況感についてリサーチを継続させ、経済対策として、産業の基盤の強化を図るためにも、あらゆる業種に、随時、支援対策を講じてほしいと考えますが、いかにお考えか、お尋ねいたします。続きまして、紋別-羽田直行便についてお尋ねいたします。紋別-羽田直行便について質問したいと存じます。紋別-羽田直行便は、紋別市、西紋地域のなくてはならない生命線であり、その路線そのものが廃線という最悪の事態が現実のものとなれば、今後の地域の発展や、観光産業や経済、医療までに及び、紋別の未来を脅かすものだと考えております。また、空港振興策として2億円以上の予算を組んでいることからも直行便に対する市の強い意思が予算にも出ているところでもあります。ところが、このたびの世界的な新型コロナウイルス感染症の拡大が長期化し、外国人観光客の激減、国際線・国内線の大幅な減便、医療体制の崩壊、日本経済や地域経済の衰退など、先ほど申し上げた今まで築き上げた観光戦略が根底から崩壊してしまいました。当然、搭乗率目標値を達成することができないどころか、路線維持そのものが危機的状況であることが容易に考えられます。そこで、お尋ねいたします。令和2年4月から令和3年3月の搭乗者数と搭乗率をお知らせ願いたい。また、当面の路線存続・維持に関するANAとの協議情報と4月以降の搭乗予約の状況や戦略などをお知らせください。5番目として、空き家対策についてです。2019年4月に総務省が発表した2018年10月1日時点の住宅・土地統計調査では、全国の空き家が846万戸に上り、これは住宅総数の13.6%で、5年前の前回調査よりも26万戸も多く、道内の空き家については37万8,000戸であり、空き家率は13.4%と、前回の調査よりも1万戸減ったものの、空き家に苦慮している市町村は多く、さらなる対策が急務となっております。また、このたびの調査による空き家には、廃屋や、空家等対策特措法に基づく倒壊のおそれがある特定空家等は含まれないことから、以下お尋ねいたします。紋別市の現在の空き家数と、特定空家等と位置づける家屋は存在するのか、また、それが存在したとすると市単独で取壊しを検討していく方向性があるのか、お尋ねいたします。6番目として、温浴施設の将来展望についてお尋ねいたします。平成30年、民間業者の撤退により、一時的にニューシティ開発公社が運営を行い、現在に至っていると認識しております。しかし、その間、業者を募集も見つからず、令和元年度予算額、運営費補助金として750万円、設備修繕費用として545万円が、また、9月の議会の補正予算では、さらに、運営費として750万円、設備修繕費として445万円、令和2年度施設運営費等補助金として1,616万円が計上され、そして、令和3年度には1,872万円が計上されております。継続を望む声、市民の署名もあり、今まで経営継続している施設ですが、今後、この施設の展望についてどのようにお考えか。過去に議会答弁の中で、参入企業を模索していく、当面の間、現状での運営を考えていくとあり、企業の新規参入は私個人の考えでは難しいと思うのですが、この1年間では参入企業の模索はあったのでしょうか。そうであれば、この施設の位置づけとしてどうしていかなければならないのか、もう最終段階として、着地地点をどうすべきか、真剣に決断しなければならないと考えますが、いかにお考えか、お聞きいたしたい。5年後、10年後を見据えて、補正での延命選択なのか、全面的な改修か、または、抜本的な経営収支改善策を行うほうがよろしいのか、お尋ねいたします。次に、ボウリング場運営費等補助事業についてお尋ねいたします。かつて、アフターファイブや2次会の定番だったボウリング場の閉店が全国的にも止まらなく、1970年代のブームに乗って建てられた各施設が近年一斉に改修時期を迎えています。ただ、億単位の費用がかかるため、やむなく店を閉めるケースが相次いでおります。娯楽が多様化して競技人口が減ったことで拍車をかけ、現在に至っております。そこで、閉鎖に伴い、市に対して継続の要請があったと存じますが、その要請内容とこのたびの新規事業の補助金の内容について具体的にお尋ねいたします。また、今後の運営管理を含めた取組についてお聞かせ願いたいと存じます。最後になりますが、旧道都大学体育館改修工事についてお尋ねいたします。過去の議会答弁に、旧道都大学体育館改修に伴うニーズ調査については、旧道都大学体育館改修の検討を進めるに当たり、現在、市内体育施設を利用している主なスポーツ団体の関係者に対し、現在の体育施設の利用状況や旧道都大学体育館を改修した場合の利活用の見込みについて聞き取りを行ったとあり、その中で、活動範囲が広がることから、整備された場合、利用したいと大半の団体から回答があったとありましたが、具体的に何団体からの回答で、どのように利用したいと意思表示されたのか、お示しください。また、今後の市の施設管理はどこが行うのか、そして、年間の利用見込みについての計画をお示しください。さらに、改修工事について、予算が過去にお聞きしている金額より倍増している理由と人工芝になった経緯を教えていただくとともに、さらなる予算追加はあるのか、ないのかもお聞きいたしたい。また、木質バイオマス暖房についての規模と設置箇所、附属する設備についての詳細をお聞かせください。設計に関する予算については賛成の立場ではありましたが、現在の経済情勢を考えれば、やはり、時期尚早だと考えますが、いかがお考えでしょうか。立地条件としても、冬期間はふぶくことも多く、交通の利便性もよいとは言えません。せっかくの税金を投入するならば、既存のスポーツセンター等を含め、野球場、サッカーコート、テニスコート、陸上競技場などを整備拡充するほうがよいと考えますが、市の見解をお聞かせください。以上で質問を終わりますが、再質問については留保いたします。(降壇)
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
それでは、保村議員のご質問にお答えいたします。初めに、市政執行方針についてであります。議員にもご記憶をいただいているとおり、私は、市議会議員を務めていた時代から、このまちにどこか大きな閉塞感を抱くと同時に、市民の皆様の中にも同様の思いがあることを感じておりました。平成17年に市長選に初当選させていただくことができたのも市政の閉塞感の打破と変化を求められたものであると受け止め、自身が先頭に立って強い意思を持ってまちづくりに臨む決意を新たにしたところであり、その思いが薄れたことはありません。市長就任後は、閉塞感という漠然としたものを打ち破っていくためには各分野において着実に課題を解決していくことが最も重要であると考え、これまで4期にわたり、気を緩めることなく全力でまちづくりに取り組んでまいりました。その成果として、基幹産業である農林水産業における生産力、競争力の強化、医療、福祉においては、広域紋別病院や休日夜間急病センターの開設による地域医療の確保、保育所、児童館の建て替えや医療費の無料化などによる子育て環境の充実、市営住宅や公的賃貸住宅など、居住環境のまちなかへの集積による中心市街地のにぎわい創出、また、国内外からの観光客誘客による市内経済への波及、紋別-羽田便の搭乗率の大幅な向上などが図られており、現時点で閉塞感は感じておりません。また、私は、かねてより、まちづくりは人づくりであると考えており、このまちを持続的に維持、発展させていくためには、それを支える人材育成が重要だと主張してまいりました。これまでも、安心して子どもを産み育てられる環境づくりから始まり、幼児から高校まで、しっかりとつながる教育環境を整え、その先の就労の場として、魅力のある地域産業をつくっていくことで、地域で育った人材がその地域で働き、地域を発展させていくという理想的なまちを目指す取組を進めてきたところであります。さらには、不足する労働人口をしっかりと支えている外国人技能実習生などがこの地域でより過ごしやすく、活躍できる環境を地域一体となってつくっていくこともこれからのまちづくりに必要不可欠だと考えております。議員がご指摘のとおり、高齢化の加速など、地方で特に見られる課題や、国全体の社会構造、経済状況が要因となる格差を感じるのもまた現実であります。今後も、外国人に限らず、障害者や高齢者などをみんなで支え合い、誰もが活躍できるまちづくりに努めてまいります。次に、新型コロナウイルス感染症についてであります。1点目の新型コロナウイルス感染者情報の公表についてでありますが、さきに阿部議員のご質問にお答えしたことでご理解願います。2点目のワクチン接種についてでありますが、新型コロナウイルスワクチンにつきましては、感染拡大を防止し、市民の生命及び健康を守るため、国指導の下、市町村においてワクチンの円滑な接種を行うこととしており、本市においても新型コロナウイルスワクチン接種推進室を立ち上げ、専任職員3名を配置し、市民に身近な視点から必要な体制の構築に取り組んでいるところであります。ワクチン接種の体制及び方法につきましては、当面確保できるワクチンの量に限りがあり、その供給も順次行われる見通しであることから、国において優先順位と接種の時期を公表し、接種していくこととしておりますが、優先順位が上位となる医療従事者への接種については北海道が接種対象の構築を図るとしており、この3月から接種が始まる予定の医療従事者への接種の後、市町村において、65歳以上の高齢者、基礎疾患を有する方、高齢者施設等の従事者、60歳から64歳の方、それ以外の16歳以上の方の順で接種していく予定となっております。接種方法については、本市における65歳以上の高齢者は約8,000人おり、対象者の皆様が円滑に接種を受けることができるよう、基本的には会場を借り上げて集団接種を予定しております。接種に当たっては、医師1名ないし2名、看護師3名ないし4名、保健師及び事務職各数名が一つのチームとなって行う方向で調整中であり、紋別医師会をはじめ、関係団体からの協力をいただきながら体制整備を進めてまいりたいと考えております。ワクチンの接種時期につきまして、今回の国の新型コロナウイルスワクチン接種に係る実施期間は令和4年2月28日までとなっておりますが、国内のワクチンの配分方法や詳細なスケジュールについては未確定な部分が多く、また、日本国内のワクチンの供給量には当面限りがあり、4月のワクチンの配付についても限定的なものになる見通しであり、本市における全体の接種スケジュールや65歳以上の高齢者への接種開始時期について現段階では明確にお示しできない状況にあることから、今後も、国や北海道からの情報を注視し、的確に対応してまいりたいと考えております。接種場所については、市街地に1か所の接種会場を設けることを予定しており、会場の選定に当たっては、優先順位の高い65歳以上の高齢者から接種を受けることになるため、公共交通機関を利用する際の利便性や駐車場及びバリアフリーの状況なども考慮しながら、市民会館やバスターミナル周辺の民間施設など、幅広く検討するとともに、上渚滑などの郊外地区での接種会場の開設や入所施設などへの訪問接種なども想定し、対象者の皆様が円滑に安心してワクチンの接種を受けることができるよう取り組んでまいります。次に、経済支援対策についてでありますが、本市は、これまで、様々な業種への経営支援に加え、対面型の事業者が新型コロナウイルス感染予防対策を行った費用の補助を実施してまいりました。いずれの支援策についても、道内トップレベルのスピードと支援額で対応してきたものと思っております。今後も、国及び北海道の経済対策の動向や新型コロナウイルス感染症のワクチン接種など、様々な状況の変化が予想されることから、市内経済状況を注視し、必要であれば対策を講じていくという今年度と同様の姿勢で進めてまいります。次に、紋別-羽田直行便についてであります。令和2年4月から令和3年3月までの搭乗者数と搭乗率及び路線存続・維持に関する全日本空輸株式会社との協議内容と今後の見通しや戦略についてでありますが、さきに阿部議員のご質問にお答えしたことでご理解願います。次に、空き家対策についてであります。1点目の現在の空き家戸数と特定空家等の存在についてでありますが、空き家戸数は令和元年度末時点で1,064戸となっております。特定空家等は、空家等対策の推進に関する特別措置法に定義されているもので、認定に当たっては、本市の基準に基づくほか、紋別市空家等対策協議会の承認を得ることとしており、本年度末までに本市として初めてとなる認定を行いたいと考えております。2点目の特定空家の除去の検討についてでありますが、特定空家等の認定後は、特別措置法に基づく手続を行い、改善されない場合は行政代執行等を検討してまいります。本来であれば、空き家は、その所有者が適正な管理や除去を行うものでありますが、地域住民に危険が切迫する場合や生活環境に深刻な影響を及ぼしている場合などは、協議会の意見を踏まえ、総合的に勘案し、やむを得ず本市において危険な状態を解消すべきと判断した場合は行政代執行等を行わなければならないと考えております。次に、温浴施設の将来展望についてであります。1点目の過去に参入企業の模索があったかについてであります。この1年での新たな企業との接触はありませんが、昨年度までにサウンディング型市場調査を行い、エントリーシートの提出のあった1社との対応を行いましたが、条件等が折り合わず、未公募となり、また、エントリーシートの提出はなかったものの、水面下で複数社との協議を行ってまいりましたが、結果、事業公募までには至っておりません。2点目の温浴施設の今後の方針についてでありますが、来年度当初予算の中に温浴施設の設備に係る調査費用を計上させていただいており、来年度の早い段階で専門業者の視点から調査していただき、令和3年度中に方向性を定めたいと考えております。次に、ボウリング場運営費等補助についてであります。1点目の継続要請の内容についてでありますが、さきの第4回定例会で加藤議員のご質問にお答えしたとおり、紋別市ボウリング協会から、ボウリング場の存続とそれに伴う最低限必要な屋根の一部補修や空調設備の更新、PCB使用照明器具の全面交換について支援を検討していただきたいと要請がありました。また、具体的な補助内容については、さきに阿部議員のご質問にお答えしたことでご理解願います。2点目の今後の運営管理を含めた取組についてでありますが、運営形態につきましては、さきに阿部議員のご質問にお答えしたとおり、現在、借り上げ運営方式を前提に市内事業者と協議を進めているところであります。今後、人口減少やコロナ禍において安定的かつ持続的な運営管理を行っていく上では、利用者の増加を図ることが課題であることから、運営事業予定者や関係団体、関係機関と協議を重ね、それぞれがやるべき役割を認識しながら自律的運営を促進してまいります。以上で答弁を終わらせていただきますが、教育問題につきましては教育長より答弁いたします。(降壇)
答弁 教育長 堀籠康行(教育長は2022年12月まで)
それでは、保村議員のご質問にお答えいたします。旧道都大学体育館改修工事についてであります。1点目の団体からの利用希望とその内容につきましては、市内体育施設を利用している競技団体やチームなど、約10団体に施設の利用状況や整備後の利活用希望について聞き取りを行いました。希望意見として、現在の練習場所が手狭であるため、広い体育館を使用したい、冬期間の練習場所としたい、練習試合等の利用を考えたいなどがありました。2点目の施設の管理につきましては、他のスポーツ施設と同様、指定管理者による管理のほか、管理業務委託などの方法が考えられ、今後、運営に適した管理方法を決定してまいります。3点目の年間利用者数につきましては、利用者は、主に市民団体や部活動、少年団活動などを見込んでおり、他の施設の利用状況や、稼働後、新たに想定される団体等の利用を勘案し、現時点で年間4,000人程度の利用を見込んでおります。4点目の工事金額の増加理由につきましては、前回の施設調査は、施設の用途を定めずに施設を利用できるようにするための補修目的で算出したものであり、実施設計では、施設の用途を想定した上で設計し、機能の向上、安全性の確保、法令遵守などの面から改修費用を積算したものであり、各工種において工事費が増額となったところであります。人工芝採用の経緯につきましては、1点目にお答えしております各団体からの聞き取りのほか、既存の体育施設の稼働状況から検討を行ったところ、本市の屋外体育施設の開設期間はおおむね5月から10月末までであり、約半年間は使用できないこと、期間中も、雨天時やオープン直後、クローズ前などは気温が上がらず、芝生の養生に時間がかかり、グラウンドコンディションの維持が難しいことなどから、屋外競技の活動が制限されていることを考慮し、床に人工芝を敷設し、冬期間においても屋外に近い感覚で活動ができる環境を整備するとしたところです。また、さらなる工事費の追加予算については想定しておりません。5点目の木質バイオマス暖房の規模と設置場所、附属設備等の詳細につきましては、ボイラー本体の規模として、出力180キロワットアワーのボイラー2台を体育館内の機械室に設置します。附属設備につきましては、屋外にチップを置けるバスケットを設置し、屋内には、チップサイロのほか、チップの搬送装置、蓄熱タンク、熱交換器、送風機、攪拌装置等を設置いたします。6点目の事業の着手時期につきましては、現在はコロナ禍の中で経済活動や社会活動が停滞しておりますが、新たな機能と魅力を持つ施設によって、市民の活力や地域力の回復の一翼を担えるほか、財源は、国や北海道の補助、森林環境譲与税等が見込め、一般財源の持ち出しを抑えることができるものであることから、今回、予算計上をしたものであります。7点目の既存施設の整備拡充につきましては、施設の状態や利用状況を照らし合わせながら適切な時期に検討してまいりたいと考えております。以上、答弁といたします。(降壇)
再質問 2番 保村幸二
何点か、再質問をさせていただきます。新型コロナウイルス感染症対策におけるワクチンの接種に関わることですが、65歳以上が8,000人いるということです。残念ながら、国や道からのワクチンを紋別市に回せるのがいつになるのかは分からないというのが本当のことだとは新聞報道で私も知っているところでございます。ただ、65歳以上が8,000人もいるということで、すごい数字ですよね。そこで、どのような方法で接種会場に来ていただけるのか、その手法です。これは私が考えていることですけれども、まちのそこらじゅうに住んでいる人が一斉にということではなく、恐らく、1日何人などと決められると思うのです。あいうえお順で言ってはいけないですが、例えば、落石町1丁目、2丁目、3丁目という順番にするのか、それとも緑町からとするのか、いろいろと方法はあると思うのです。あるいは、交通の利便で言うと、市民会館ではちょっと利便性が悪いのかなと考えていますけれども、そういうときにバスをチャーターして送り迎えするなどという方法は考えられていないのでしょうか。
答弁 新型コロナウイルスワクチン接種推進室参事 坂井利孝
65歳以上の方の接種の方法についてです。まず、何といっても、ワクチンがどれぐらい配分されるかによって対応が変わってくるのかなと考えております。65歳以上の8,000人分がぽんと来たら一斉にできるのかなとは考えているのですけれども、今報道されているものや国からの通知などを見ますと北海道にもすごく少ない数といいますか、4月の5日の週から19日の週の3週でも、北海道全体で2万2,000回分、これも1人が2回打ちますので、1万1,000人分しか、今のところは来ていない状況です。これしか来ていないということに鑑みますと、一斉に65歳以上の方に接種することは事実上難しいかなと考えております。それで、今、中で検討しているのが、年齢で区切り、75歳以上からやろう、あるいは、施設入所者からやろうというような検討をしているのですけれども、詳細につきましてはまだ決まっておりません。次に、バスのチャーターなどについてです。郊外の上渚滑地区などにつきましては、出向いていったり、巡回接種をしたりということは考えているのですけれども、市内の方につきましては今後検討していきたいなと考えています。
再質問 2番 保村幸二
ぜひお願いします。これがいい発言かどうかは分かりませんけれども、ワクチンの供給が遅れている分、きちんとした準備をして、障害者のほか、独居老人の方でも足の不自由な方などもたくさんいますから、どうやってメンテナンスしていかなければならないかについて、自治体に任せると国からも出ていますので、ぜひ、混乱のないような対応をしていただきたいと考えております。ワクチンについてはこれで閉じさせていただきます。空き家対策について再度質問したいと思います。1,064戸の空き家があるということですが、前回の4年前か5年前の調査のときは何戸だったのでしょうか。
答弁 都市建築課参事 髙橋正明(都市建築課参事は2024年9月まで)
お答えいたします。平成28年に行った調査では388戸となっております。
再質問 2番 保村幸二
全国的にも多くなってきているということで、やはり、紋別市においても388戸から1,064戸へと空き家が700戸ぐらい増えたということです。今回、空家等対策の推進に関する特措法において、空き家か廃屋かという基準が示されました。国のガイドラインにも載っているのですが、倒壊等が著しく、保安上危険である、著しく衛生上有害、著しく景観を損なっている、生活環境に不適切という段階の下、空家等対策協議会の意見等を踏まえ、特定空家と判断されるようです。そして、その後の措置の順番としては、助言、指導、勧告、命令、行政代執行という並びになるのですけれども、特定空家と認められるためにはどれぐらいの年数がかかるものなのでしょうか。
答弁 都市建築課参事 髙橋正明(都市建築課参事は2024年9月まで)
お答えいたします。特定空家と認定するには、まず、立入調査等を行います。その後、内部事務を経まして、先ほど申しました協議会に諮って了承を得ることになります。なお、そういった手続を踏むに当たっての期間ですが、おおよそ二、三か月程度で収めたいということで考えております。
再質問 2番 保村幸二
今回、特定空家になろうかと思う場所もありますけれども、このことについて、私は反対しません。ぜひ推進してやっていただきたいと思っておりますが、市の財政問題もありますから、安易に何でも特定空家にするわけにはいかないと思うのです。また、特定空家になった場合、その後、そこの土地の固定資産税が6倍に跳ね上がると聞いていますが、これは事実なのか、お伺いします。
答弁 都市建築課参事 髙橋正明(都市建築課参事は2024年9月まで)
お答えいたします。特定空家等に認定し、手続を経ていく過程で勧告を行うのですけれども、勧告を行った場合、住宅用地に係る固定資産税等につきましては、議員がおっしゃるとおり、特例緩和措置が解除され、対象の除外となります。
再質問 2番 保村幸二
続いて、温浴施設の将来展望について再質問をさせていただきます。令和3年度に方向性を出すことは分かりましたが、そこで一つだけお伺いします。調査の内容というのは、機械の調査であるのか、それとも、コンサルタントのような調査のいずれか、お答えをお願いいたします。
答弁 まちづくり整備推進室次長 森谷裕一
お答えいたします。調査につきましては、機械設備のほか、建築の大規模修繕も想定されますので、建築を担当しているコンサルタントでも調査する予定となっております。
再質問 2番 保村幸二
続いて、ボウリング場運営費等補助事業についてお尋ねをいたします。3月31日でボウリング場が閉鎖するということで、ボウリング協会からの要請によるもののほか、昨年12月の加藤議員の質問や答弁に基づき、今回も答弁をいただき、納得したところですが、これは今回のみの支出なのでしょうか、その1点だけお尋ねいたします。
答弁 まちづくり整備推進室長 得永恭志(まちづくり整備推進室長は2021年3月まで)
お答えいたします。今回の支出だけなのかということについてです。4月から運営していただくため、運営費のほか、先ほど答弁で申し上げたとおり、早急に改善しなければいけないもののため、今回、修繕費を計上させていただいております。今後につきましては基本的には自律的運営を担っていただくような形を取りたいと思っていますけれども、利用増ということが課題です。今般のコロナ禍においてはそこが大変重要だと考えておりますけれども、そうしたことを十分に加味しながら、今後、自律的運営に向け、それぞれの関係団体のほか、今度、運営を担っていただける事業者と協議を重ねてまいりたいと思っています。
再質問 2番 保村幸二
最後に、宮川市長にお聞きしたいことがありまして、市政執行方針についてです。それぞれの生まれてきた年代、あるいは、性別もそうですけれども、その生きてきた環境によって閉塞感の捉え方は皆違うと思っております。市政執行方針に関する質問への答弁でもありましたとおり、苦難があった中で市長職を務められてきたことは大変なご苦労があったと思っていますけれども、私の思っている閉塞感について少し述べさせてもらいます。最近、役所において、中途退職者、あるいは、体調不良によって休まれている方が多いなと言っている有権者が多いのです。私もそのように思っていて、そこで、役所内の閉塞感についてどのように感じられているか、難しい質問ですみませんが、答えていただければと思います。
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
役所内の閉塞感について考えたことは特にないのですけれども、特に人材の問題で、例えば、閉塞感の中で占める割合が非常に大きいのではないかなと思っています。私も市長になったわけですが、人材として適切かどうかは分かりませんけれども、自分はそれほど力があるほうではないと常々思っています。あるのは無知の知といいますか、自分に力がないことを知っているということは強みなのではないかなと思います。16年間を振り返ると、いろいろな方々に力を貸していただいて、事業も含めて、運よく成功してきているというような感想もあります。また、自分たちでできないもの、医療、福祉もそうですし、教育もそうですし、観光もそうですが、外部の方々のお力を借りながら地域の人材を育ててきておりまして、人としての閉塞感を打破していくにはそういう形しかないのではないかなと思い、進めてきました。それもあり、いろいろな方を登用させていただいたわけですが、まちの発展のためにお力添えをいただけたのではないかなと思いますし、今もいただいているわけです。ほかにもいろいろなものがあろうかと思いますが、こうした柔軟な考え方を持つことが閉塞感をなくしていく大きな一つではないかなと思っています。お答えになっているかどうかは分かりませんけれども、お答えをさせていただきました。
再質問 2番 保村幸二
最後の質問にさせてもらいます。教育に関し、旧道都大学体育館のことについてです。具体的に十数者の団体からの意見ということですけれども、これを体育協会は知っているのでしょうか。
答弁 スポーツ振興課長 田島慎二(スポーツ振興課長は2022年3月まで)
お答えいたします。この調査につきましては、私たち教育委員会が各競技団体や各チームにお伺いし、今回の改修の参考としたところでございまして、この中身について具体的に体育協会と詰めているということはございません。
再質問 2番 保村幸二
次に、予算の金額の示し方についてです。6億5,000万円ということでずどんと出ています。予算に関わる資料、例えば、55ページに記載しているのですけれども、位置図だけではどう判断したらいいかが分からないといいますか、材料がすごく乏しいのです。一般質問の場においても、例えば、芝生に幾らがかかる、バイオマスボイラーに幾らがかかるなど、最低でもそこら辺の詳細だけは示していただきたいなと思います。私も腐っても市議会議員ですから、予算をチェックする立場なのですね。それから言いますと、こんなふうにずどんと6億5,000万円とあるだけで、その詳細が一切分からないのでは、いいのか悪いのかの判断のしようもないのです。次回、また体育館ということはないと思いますが、きちんとした予算を示してもらいたいというのが本音です。その辺についてどう思いますか。
答弁 総務部長 牧野昌教(総務部長は2023年3月まで)
議員がご指摘のとおりかと思いますが、詳細な図面がまだ完成していない段階でしたので、ああいう形となりました。ただ、確かにおっしゃるとおり、図面ではお示しできなくても、横に表をつけて工種の内訳金額等は記載すべきだったと考えております。そのため、6月の補正予算以降、資料につきましてはそういったものを提出したいと思っておりますので、ご了承をお願いいたします。
再質問 2番 保村幸二
これで私の一般質問を終わりますが、最後に一言だけ申し上げます。やはり、一部の政策とはいえ、体育館改修のほか、予算の増額に関わる新規のボウリング場の補助などについてもそうで、どう説明されても、なかなか頭にしみてこない、納得できていないというのが事実です。短期間で決められていくといいますか、どうしても短い期間の中で判断するのは難しいと考えておりますし、予算についてもしっかりと内訳を提示するような手法を取ってほしいというのが私の考えであります。後から補正、補正とするのではなく、きちんと計画を練ってやっているわけですから、全体の数字を出していただきたいのです。行政側としては難しいのかもしれませんが、全体の金額は最初から分かっていないといけないと思います。目的があって計画をして、それで、趣旨、手法になってきて、それに予算がついてくるわけですから、予算づけについてはもっと真剣にやってもらいたいなと思っているところでございますし、やはり、今回のいろいろな政策について、大半の市民が納得しているとは僕には思えません。ただ、今、一番大事なのは、あしたの暮らしに不安を感じない世の中です。新型コロナウイルスが一日も早く終息し、明るい未来の住みやすい紋別にしていただきたいと切に願って、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。