厚岸町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月22日
(1)デマンドバスの運行について/(2)帯状疱疹ワクチン接種について/(3)PMS(月経前症候群)について
2023年6月22日、厚岸町議会の一般質問で、石澤由紀子議員が「デマンドバスの運行について」「帯状疱疹ワクチン接種について」「PMS(月経前症候群)について」について質問し、町長 若狹、教育長 滝川、町民課長 堀部、副町長 石塚、保健福祉課長 早川、教委指導室長 藏光、総務課長 布施、教委管理課長 諸井が答弁しました。
- 質問者
- 石澤由紀子 議員
- 答弁者
- 町長 若狹、教育長 滝川、町民課長 堀部、副町長 石塚、保健福祉課長 早川、教委指導室長 藏光、総務課長 布施、教委管理課長 諸井
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 石澤由紀子
先に提出した通告書に従って質問します。最初に、デマンドバスの運行について。現在、デマンドバスを利用するとき、一部の地域では停留所での乗降になっているが、自宅から遠い場所が多く、足に自信がない人にとって負担になっています。自宅近くまで迎えに行くことはできませんか。他の自治体で行っている高齢者ハイヤー利用サービス事業など、そういうことはできないですか。次、帯状疱疹ワクチン接種の補助について。帯状疱疹は体にピリピリとした痛みを伴う発疹が帯状に出る病気である。特に50歳代から発症しやすくなると言われています。睡眠不足や過労など免疫力の低下が引き金となり、発症し、再発することもあります。発症後、治癒しても神経痛が後遺症として残ります。今後、予防のためにも高額なワクチン接種の補助をしてはどうですか。3に、PMS(月経前症候群)についてです。最初に、道教委でも道立学校への生理用品の設置が始まっています。3月に予算化されたモデル校である厚岸中学校への設置は進んでいますか。また、町内の小中高への設置についてはどのように考えていますか。次、町はPMSについてどの程度理解しているか伺います。また、PMSはケアすることでQOL(クオリティ・オブ・ライフ)も学習意欲も良好な状態にできると考えます。町内の児童・生徒への理解をどのように図っているかを伺います。それから、セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(SRHR)ですが、これにについて、職員、児童、生徒、性別を問わず町全体で理解を深めていく必要があると考えます。今後の取組をどう考えていますか。2019年の厚生労働省の調査では、全国の生理休暇の取得割合は0.9%にとどまっています。町内での生理休暇の取得状況は把握していますか。これで、1回目の質問を終わります。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
8番 石澤議員のご質問にお答えいたします。1点目のデマンドバスの運行についてのうち、(1)の「一部の地域では停留所での乗降になっているが、自宅から遠い場所が多く、足に自信がない人にとって負担になる。自宅近くまで迎えに行くことはできないのか」についてでありますが、現在、運行しておりますデマンドバス5路線全ての運行経路は、平成30年3月に策定した「第1期厚岸町地域公共交通網形成計画」策定の際に、持続的な地域の公共交通網を維持・確保するため、路線バスやハイヤーが重複しない範囲で、「厚岸町地域公共交通活性化協議会」で協議し、限られた地域の交通資源を最大限に活用し、路線型として決定したところであります。このため、現在のデマンドバスの運行は全て決められた経路となっていることから、現状では、交通事業者と協議した後、「厚岸町地域公共交通活性化協議会」の承認を得た上で、道路運送法上の変更手続きをしなければ、自宅近くまで迎えに行くことはできないこととなっております。しかしながら、近年では、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、利用者が減少傾向となっており、また、交通事故を未然に防ぐ観点から、高齢者の運転免許証の返納が増加していることから、個別の移動手段を持たない町民に対し、生活交通の確保や公共交通の利便性向上がさらに求められるなど、新たな課題や要望も出ているところであります。このため、町としては、令和5年3月に策定した「第2期厚岸町地域公共交通計画」の基本目標である「既存資源の活用による町内交通の確保・支援」に向けて、可能な限りの交通資源の確保と、一部地域におけるエリア型導入による自宅近くまでの運行の可否について、厚岸町地域公共交通活性化協議会で検討してまいりたいと考えております。次に、(2)の「他の自治体で行っている高齢者ハイヤー利用サービス事業などはできないのか」についてでありますが、他の自治体においては、高齢者のハイヤー利用について、ハイヤーに使用できる交通回数券の交付や、料金を定額にし差額の料金分を助成するなど、それぞれの手法で高齢者等の交通費支援を実施しております。当町においても、これまで他の自治体で行っている事業を参考としながら、70歳以上の高齢者及び障害者手帳を所持する人に対し、福祉交通回数券助成事業により交通費の支援を実施しております。高齢者のハイヤー利用では、福祉交通回数券の利用を路線バスに限らず、町内のハイヤー、町が運行するデマンドバス、JRなどの公共交通機関で使用できるよう拡大し、一人当たりの交付額についても増額し、交通費支援の拡充を図ってきたところであります。今後においても、引き続き町民の皆さまのご意見を踏まえ、運用していきたいと考えております。続いて、2点目の帯状疱疹ワクチン接種について、「予防のためにもワクチン接種の補助をしてはどうか」についてでありますが、帯状疱疹は、痛みを伴う症状やその後遺症により日常生活に支障を及ぼすこともあることから、近年注目されている疾患です。帯状疱疹ワクチンは、発症予防と重症化予防が期待され、現在、2種類の製品があり、それぞれ効果や接種回数等に違いはありますが、接種費用がいずれも高額となっております。このため、道内では、少数ではあるものの、いくつかの自治体において、費用助成が行われているところでありますが、予防接種法に基づく定期接種化の検討については、国において継続中のため、現時点では定期接種化は未定であります。帯状疱疹は、他の人に感染することはありませんが、重症化しやすく、後遺症が残りやすい疾患であること、また、今後、高齢化の進行に伴い罹患者の増加が予測されることから、これらを勘案しながら、その可能性について研究してまいります。続いて、3点目のPMSについてのうち、(1)と(2)の後段の質問については、後ほど教育長から答弁があります。私からは、(2)のご質問からお答えいたします。初めに、(2)の「町はPMSについてどの程度理解しているか」についてでありますが、PMSは、月経の3日から10日前の1週間ほど続く精神的・身体的な症状で、その症状は月経開始とともに軽快ないしは消失するものです。精神的な症状としては、情緒不安定、イライラ、集中力低下、倦怠感などがあり、身体的症状としては、腹痛や頭痛、むくみ、乳房の張りなどがあり、70%パーセントから80%の女性が月経前に何らかの症状があると言われており、また、個人差も大きく、思春期に多いとの報告もあります。なお、原因は明らかではなく、治療法は未確立で、薬によらない治療としては、自分の症状を日記のように記録することで、病状やそのリズムを自分自身が客観的に理解し、気分転換などのセルフケアにつなげるものと、薬による治療法として、漢方薬や低用量経口避妊薬などによる治療法があり、症状に応じた対処療法となります。また、イライラが原因で対人関係に悩んだり、無気力や集中力低下による仕事や学習への影響など、日常生活に支障が出ることもあり、PMSとは認識できずに自分を責めてしまう方もいることから、本人や周囲がPMSの存在や症状、対処法などを理解することが重要であると認識しております。次に、(3)の「セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス・ライツ」についてでありますが、これは、女性のライフサイクルを通じて、性と生殖に関する健康や生命の安全を権利として捉えるもので、「子どもを産む・産まない」や「いつ何人産む」など性や自分の体に関することを自分自身で選択し決定することができる権利として、今日、女性の人権の重要概念の一つとして認識されております。このため町では、女性は妊娠・出産といった男性とは異なる健康上の問題に直面する可能性があることから、この概念に基づき、性別を問わず、女性の生涯を通じた健康を支援することの重要性についての認識を高めることが必要であり、正しい知識や情報の入手、女性の健康の保持増進などの具体的な取組を実施しております。取組の内容としては、小・中・高校生対象の思春期教育や、不妊治療費助成、妊婦健康診査や保健指導、健康教育、産前産後ケア事業などの妊娠・出産・育児期における女性の健康支援、女性に特有な乳がん・子宮がん検診、子宮頸がん予防接種などで、その取組は生涯を通じたものとなっていますが、今後においては、さらに幅広い視点での取組を含めて、町全体での理解の促進に努めてまいります。次に、(4)の「全国の生理休暇の取得割合は0.9%にとどまっている。町内での生理休暇の取得状況を把握しているか」についてでありますが、厚生労働省が実施した「令和2年度雇用均等基本調査」では、「女性労働者がいる事業所のうち、平成31年4月1日から令和2年3月31日までの間に、生理休暇の請求者がいた事業所の割合は3.3%で、女性労働者のうち、生理休暇を請求した者の割合は0.9%」としております。この調査は、厚生労働省が、直接、調査対象となる常用労働者が10人以上いる6,000の企業と、常用労働者が5人以上いる6,291の事業所に対し行ったものであり、町独自での調査は行っていないため、町内の企業や事業所の状況については把握しておりません。私からは、以上であります。
答弁 教育長 滝川
私からは、3点目の「PMSについて」お答えいたします。初めに、括弧1の「生理用品設置について、モデル校である厚岸中学校への設置状況と町内小中学校、高等学校の設置の考え方」についてでありますが、生理用品設置モデル校とした厚岸中学校では、本年1月から3月までの期間で女子トイレの生理用品を設置したところですが、女子生徒へのアンケート結果や担当教諭からの聞き取りから、継続してトイレへ生理用品を設置することとしており、他の中学校2校においても、設置に向けて協議をすすめているところであります。小学校においては、突発的に始まる生理に備えて、女子児童への生理用品準備の指導を行っており、保健室でも常備していることを児童へ伝えております。小学校の女子トイレへの生理用品設置については、小学校への聞き取りを行い検討してまいります。厚岸翔洋高校への設置については、北海道教育委員会において、本年度から道立高校全校の女子トイレに配置することが決定しておりますが、厚岸翔洋高校においては、本年1月から設置されております。次に、(2)の「町内の児童・生徒への理解をどのように図っていくか」についてはでありますが、多くの学校では4年生時に、「思春期に現れる変化」において生理について学習しているところであり、PMSを含め、思春期に現れる体や心の変化について、不安になることがあれば、養護教諭や信頼できる人に相談するよう理解を図っております。児童・生徒が、不安なく、安心して学校生活を送れることが大切であると考えており、今後、PMSの正しい理解と対処法について、どのように理解を深めていくかを小中学校と協議してまいります。
質問 石澤由紀子
最初にデマンドバスの運行についてです。厚岸町のデマンドバスの運行は、先進的にやっていると思います。ただ、床潭とか、それからトライベツ地区、それから上尾幌地区などの地区では、その部分で、そこまで行かなければならないということがあったり、トライベツだとしたら集会所まで行かなければならないとか、それから床潭であれば、もう少し奥まで入ってもらえればとても助かるのではないかと思うのですが、その辺の融通の利かせ方というのはできないものなのでしょうか。例えば、もし入っていけないのであれば車体を小さくするとか、乗る車を小さくするとかも含めて、どういうふうになっていますか。それと、デマンドバスに乗る人たちの人数というのは、大体どのくらいでしょうか。
答弁 町民課長 堀部(町民課長は2024年3月まで)
お答えさせていただきます。今、ご質問あった内容につきましては、今現在、先ほど町長の答弁でもありましたとおり、一部の地域におけるエリア型の導入ということで、今の路線の形態は路線型と言いまして、起点、終点、あと運行経路、途中の停留所、運行時間が決まっています。今後できるかどうかということで、エリア型というのは、そういった起点、終点、路線、あと到着時刻も決められていなく、任意の時間で予約が可能な形態となっています。ですので、上尾幌地区のところをエリア型にするとか、そういったことができるかどうかということを今後検討していきたいと思っているところではございますが、今運行しているハイヤー会社、町内でいきますと1社しかいないというところでありまして、あとくしろバスもあるのですけれども、運転手の担い手不足というものがあります。そういった課題も含めまして、今後できるかどうかということを検討してまいりたいと考えております。また、利用人数につきましては、令和4年度の実績として、全体で952人が乗車しております。それぞれの路線につきましては、一つ目に末広・床潭・筑紫恋線が375人、上尾幌・片無去線311人、苫多線47人、大別・太田線56人、トライベツ・若松・糸魚沢線が157人、それの短縮便として6人、計952人ということでございます。
質問 石澤由紀子
これは年間ということですね、この人数は。年間これだけ乗るということ。今、デマンドバスを頼むときは、前日に連絡をして、それで4時までで、予約をして乗るということですよね。そして、そういうふうにして予約制を取っているので、そうすれば、そういう時間帯で融通が利くのではないのかなという気がするのと、それからぐるっと回る、上尾幌であれば入って、あそこの道道かな、道道になるのかな、郵便局の前か、その前ずっと回っていって、安達さんのほうにぐるっと回って入ってくるという路線を使うと、そのときそのときで乗る人というのはそんなにたくさんいるわけではないと思うので、回って載せるということも可能だと思うし、それから床潭であれば奥のほうに入って、回るところがないのか、あればその辺の融通は利かせてほしいと思うし、いろいろ今回歩いて言われたのですけれども、年寄りは外出するなということかと言われたのです。やはり、今はいいよと、車で自分で行くからいいけれども、例えばトライベツで言えば集会所までどうやって行ったらいいのよ、歩いて行けということかとか、そういうような声もありました。それで、そこに住んでいる人たちも一緒に、この委員会でしたか、活性化協議会、その中に、それぞれの地域の今大変だと思われているところの地域の例えば代表、自治会の会長さんとか、そういう人たちはそこに入っているのですか、入っていないのですか。できれば入れて、一緒にいろいろ協議してくれたらありがたいなと思うのですが、その辺どうなのでしょうか。
答弁 町民課長 堀部(町民課長は2024年3月まで)
お答えさせていただきます。ご質問に内容でございますが、まず、奥まで行くとかというルートにつきましては、先ほど申しましたエリア型ということで、上尾幌地区で設定して、運行経路とか決めないで運行する形態ということでございますので、それができるかどうかということの今後検討をしていきたいというところと、あと、その活性化協議会の中には、自治会の人も入っているということでございます。
質問 石澤由紀子
これだけ高齢化して高齢の人たちが地域に暮らしていますので、やはりそういう意味でいったら、もう少し融通の利くエリア型と言うのですか、そういうふうに変更していってほしいなと思います。ぜひ、それ検討してください。それから、他の自治体で行っている高齢者ハイヤーなのですが、厚岸町もタクシー券など出しています。このタクシー券なのですけれども、3月31日で終わって、4月10日からになるのです。これ、4月1日から3月31日と空くことのないような設定というのはできないのですか。
答弁 副町長 石塚(副町長は2025年9月まで)
最初にデマンドバスのエリア型ということで、デマンドバスの運行を始めるときにも、同様の検討はさせていただいております。その中で、やはり先ほど町民課長申し上げましたが運転手の問題がございまして、実は運転手はスクールバスとデマンドバスと兼ねております。それは厚岸町の交通資源としての運転手の確保が非常に難しくて、実際には当時釧路からも運転手が来てもらっている状態でやっておりました。ただ、ご質問者言われますように、そういった要望も多いということもありますので、そういった地域の交通資源となる運転手の確保も含めて、可能かどうかというのは、この協議会の中で、地域の方も入っておられますので、検討はさせていただきたいと思います。すみません、もう一つは保健福祉課長からお答えさせていただきます。
答弁 保健福祉課長 早川(保健福祉課長は2025年9月まで)
お答えさせていただきます。福祉交通回数券の取扱いです。有効期限が交付の年度末ということでなっておりますが、実際には配布をしてからということで、4月1日から配布を現在は町では行っていないということで、配布をされる時期、現在は4月の中旬頃になりますが、配布を開始するということで、4月1日から中旬までの間、使用期間にタイムラグがあるというのがこれまでの扱いであります。これにつきましては、当時バス回数券として制度を開始していく中で、各地域に出向いてバス券交付、申請に基づく交付を行うものですから、各地域に窓口を移動しながら交付をしていった。その交付をする期間、大体1週間くらいかかるのですが、集会所で各地域で行う巡回交付を中旬当たりに設定、私どもの業務の関係上、4月1日から窓口交付がなかなかできなかったという事情もございますが、中旬頃の地域への交付に合わせて、現在ではあみか、保健福祉総合センター、それから湖南地区出張所、役場、窓口サービスで同時期に交付するという手法を取っております。今お話がありました1日から交付できないのかという部分についてですが、業務の関係上、どうしても1日から郊外、各地域を回って交付するというのは現実的には不可能であります。これは、やはり4月中旬頃に窓口交付をしていくということは今後も継続したいなと考えております。ただ、役場庁舎、それから保健福祉総合センター、湖南地区出張所での1日からの交付というのは、年度前に回数券を印刷製本しておいて準備をすることで実施は不可能ではないかなという状況ではあります。ただ、これは年度執行、予算上、4月1日以降、印刷製本の発注をかけるということでこれまで取り扱ってきた部分でもございますので、これらを年度前に準備できるような、ちょっと体制というか、流れをつくった上で行うことが可能かなとはちょっと考えております。近年、同様のご質問、タクシー券として使えるということで、かなり使用頻度も上がっている、使用されている方も増えている中で、同様の意見を幾つかいただいている状況もございますので、ちょっと改善に向けて、来年度実施できるように、できれば進めたいなとは考えているところでございます。
質問 石澤由紀子
ぜひ、そうしてください。今回、タイムラグがあるということで、病院に行くのに大変だったとかいう方の声なども、結構聞きましたので、これだけ使い勝手のいいということでバス券を使っている方が結構いらっしゃいますので、それをぜひ対応してほしいと思います。次なのですが、帯状疱疹ワクチンです。これは本当になった人でしか分からないみたいなのですが、皆さんもそろそろ50歳になる方もいらっしゃる、超えている方もいらっしゃると思うのですが、そういう人たちにとっては本当に免疫が下がった時点で非常にきついという話を聞いています。ワクチンが出たので、よかったねということでしたのですが、ワクチンが2万円ということらしいのです。2万何千円とかと言っていました。そうすると、ワクチンあれば楽なのにという方の声もあったのですが、それを受けることができないと言って、神経痛、ここには神経痛と書きましたけれども、それだけではなくて、体にすごい負担がかかる方もいらっしゃるようなのです。昔の水疱瘡なんかが体の中に残っていて出てくるということなのですが、すごい神経痛だけではなくて、ものすごい後遺症が残るということも聞いています。合併症を引き起こした場合は、死に至る場合もあると聞いています。できれば、これ、白糠町で今回ワクチンの全額補助ということが出ています。全額までいかなくてもあれですが、できればそれに対して補助があれば、帯状疱疹によるつらさを少しでも、そのことが引き金で体中が痛くて動けなくなるという場合もありますので、その辺を含めて、もう一度検討してほしいのですがいかがでしょうか。
答弁 保健福祉課長 早川(保健福祉課長は2025年9月まで)
お答えさせていただきます。帯状疱疹のワクチンの接種ですが、今お話のとおり、現在2種類あると。一つにつきましては、水痘ワクチン、これは生ワクチンというものだそうで、50歳以上の方に対して1回接種。これにつきましては、持続期間が大体5年間くらいではないかということで、費用にして、大体7,600円くらいという予防接種。それから、もう一つ近年新たに出てきたというのが、50歳以上を対象として2回接種をする予防接種。これについては、持続期間が10年くらいではないかということと、ただし費用につきまして、1回の予防接種で2万円ほどの費用がかかる、2回合計で4万円を超える予防接種になるということで、予防接種の中でもかなり高額なものとなっているということで、道内、いくつかの自治体で実施をしている状況です。高いほうのワクチン自体が令和2年頃から始まったようで、道内でいきますと令和3年、4年、5年、今年度にかけても、釧路管内では白糠町、それから根室管内では根室市が助成を始めるという状況となっております。私どもも、町立病院等でも予防接種している方が実際にいらっしゃると、自己負担で現在受けている方がいらっしゃるという情報もお聞きした中で、検討を進めていかなければいけないかなとは考えております。ただ、費用負担の在り方につきまして、まずは国の動向としましては、国の予防接種部会のほうで議論を進めていて、定期予防接種への議論も一応してはおりますが、なかなかワクチンの性質上、疾病等の関係上、定期予防接種にはどうもなかなか進まないのではないかなという状況だそうです。その中で、各自治体が先に、費用負担が大きいということで助成事業を行っておりますが、何分、対象者が50代以上ということで、厚岸町の人口としまして、50代以上の方が5,000人くらいになるということ。それから、道内においてやっているところで多いのは半額助成。そういった部分の費用の在り方。それから、白糠町であれば、一応50歳以上ではありますが5歳刻みということで、制限をした中で助成事業を行っているという状況もございます。厚岸町につきましても、これらを助成事業を組み立てるとしてどういった規模で、どういった実施方法にしていくかという議論もちょっとしないといけないのかなというふうなこともあります。前向きには検討したい部分ではありますが、何分費用が高いということが一番大きなネックとなっている部分であります。というふうなところでは、ちょっと検討を進めたいとは考えております。ただ、ちょっと国の動向なんかも、まだ動きがあるかもしれないので、そういったことも見ながら進めたいなと考えております。
質問 石澤由紀子
高いのは分かっていますし、5,000人以上いるというのはちょっときついかなという気もするのですが、でも本当に帯状疱疹になった方の話を聞いたときに、いやすごかったという、最初に分かればいいのですけれども、ぷつっと出たときにそれが帯状疱疹と分かればいいのですが、それが分からないで全身に行った場合に、もう寝ることもできない、立っているのもつらいという、そういうような話も聞いていますので、国にもいろいろな要望をしながらでもいいですから、ワクチンの助成というものを考えていってほしいと思います。それと、全員が多分することにはならないと思うのです。そういう意味でいっても、少しその辺は考えていただければなと思いますがいかがですか。
答弁 保健福祉課長 早川(保健福祉課長は2025年9月まで)
検討を進めたいという状況にはなります。ただ、費用が高いということで半額助成をしても、やはり1回に1万円ほど自己負担しなければいけないという現状でございます。例えば生活保護であるだとか、低所得者の方が実態として打てないという状況もあります。その費用助成の在り方につきましても、単に一律で行っていいもなのかどうか、そういったこともありますので、少し研究しながらとさせていただきたいと思います。ご理解いただきたいと思います。
質問 石澤由紀子
よろしくお願いします。PMSなのですが、こういうことがあるときちんと書いていただきました。今生理というのは、昔の私たちの頃よりも、現在の女性の月経回数は昔の10倍になっているのです。栄養もよくなっているということで、昔の女性が生涯で経験する月経の回数は約50回でしたが、現在女性は約500回ということになっています。それだけではなくて、やはりいろいろなストレスもかかるものですから、本当に信じられないくらい、1週間、10日くらい前から体に変化が起きてきて、そしてそのことで学校に行けなくなる人もたくさん出てくるという、結構いる、だけれども、何とか学校に行っている、だけれども、何か学校行かないと自分が悪いことしているのかという、そういう感覚まで子どもたちの中には出てくる場合があるそうです。ですので、生理というのはそういうこともあるということも含めて、子どもたちの中にいろいろなこういうことがある、女の人の体というのはこういうことがあるのだということも含めて、男子も女子も関係なく、先生方の中にもそういう、気合いで治るようなものではないので、そういうことも含めて伝えていってほしいのですが、そういう取組というのは、今見ていると結構やってらっしゃるのですが、どうしてもそういう話というのは避けて通りたいというところがあるような気がします。そうではなくて、そういうこともあるのだということも含めて、きちんと話し合う場所、それから相談する場所を含めてつくっていってほしいのですがいかがですか。
答弁 保健福祉課長 早川(保健福祉課長は2025年9月まで)
お答えさせていただきます。町長の答弁の中で、関係する事業をいくつかご紹介させていただきました。現在保健福祉課で実施している中の一つとして、思春期教育というのがございます。これは令和4年度、それから3年度においては、コロナ禍で学校内での感染防止のために、保健師が入っての外部講師という形を取っておりますが、なかなかできない状況がありましたが、それ以前につきましては、基本的には町内の中学校全学年、高校の全学年、それから小学校の5年生、6年生を対象に思春期教育を行っています。内容につきましては、いわゆる性教育を有資格者である保健師が担当して伝えていくというようなことで、テーマとしましては、一つは健やかな母性を育てるための生命の誕生、それから対人関係の中で悩みながら成長する時期に心をテーマに自分を大切にする気持ちを尊重しつつ、相手の自由を束縛することなく、他者関係や社会に帰属すること、妊娠・出産をテーマに望まない妊娠や性感染症を予防する知識を正しく学ぶ機会とするというようなことを幾つか、学年ごとに、年齢に応じて対応してカリキュラムをつくって実施しているという状況でもあります。直接的には体の仕組みですとか、他者との関係性、そういったものが主体となりますので、この中で体の成長、一番変化の大きい時期でもありますので、この時期に伝えることができると考えておりますので、加えて進めたいと思います。
答弁 教委指導室長 藏光
私からは、小中学校のこの学びをどうするのかというところについてお答えします。私が小学校の頃は、男子と女子をこういう内容のときに分けて行うというようなことなんかも行われていました、実際に。ただ、今は男子もそういうところについても知識をしっかり備えなければならないというところもありまして、先ほどの町長からの答弁にもありましたように、小学校で言うと4年生の保健の学習の中で思春期における男子と女子の体つきの違いですとか、そういうところから始まり、月経についてのことなんかも学習をしております。そのように、これは男子、これは女子ということではなくて、しっかり男子も女子も共通理解を図っていくというところが今学びの中で進められておりますので、今後もそのような形で進めてまいりたいと思います。それから、もう一つ重要なところとして、先ほど学校に通うのもつらいというようなお話もありましたが、そこら辺については、こういう悩みにぶち当たったときに、一人で悩まないというところで、養護教諭、それから信頼ができる学校職員、それ以外でも家族など、一人で悩まずに相談するというような体制を整えているところでございます。以上です。
質問 石澤由紀子
ぜひ、そういうふうに取り組んでほしいなと思います。そして、体があまりにも不調の多いときに、本当は子どもでも産婦人科に行ったほうがいいのです。本当にひどい場合は。産婦人科に行くというのは、何か大人しか行けないような話になっていますが、そういう女性の体の専門家ですので、もし大変な思いをしているときは産婦人科を受診するということもとても大事なことであり、そこに行ったときに、さっき言った経口ピルの話とか、卵巣の中で卵が育たないで、それが不順になっていて体に支障を来すという場合もありますので、そういう意味ではきちんと自分の体を見つめる上でも産婦人科に受診するということもとても大事なことなので、その辺含めて、親御さんにも知らせてもらえたらと思います。今、生理休暇の話もありましたが、厚岸町の場合は女性、民主的になっていますので、女性陣も生理休暇が取れているのかなと思いますが、その取れていないつらさみたいなものも男性陣はぜひ理解をするということは、みんなの中に持ってほしいと思いますが、その点どうでしょうか。
答弁 総務課長 布施
私からお答えさせていただきます。職員の関係でも、休暇の中でも生理休暇が特別休暇という形で職員は取れるような状況にはなっておりますので、男性もそちらのほうは女性の方の体調を理解して、その休みは取りやすくと言いますか、その辺を理解をして取っていただくようにはしております。
質問 石澤由紀子
分かりました。次に移ります。生理用品の配布です。もう進めているということなのですが、生理用品の種類は非常に多いのですけれども、どのように選択をしているのかなということと、それから配布をすることによって、先生方に負担がかかるということが出てくる場合があると思うのですが、それはどういうふうに、子どもたちも一緒に含めて対応するようにするのか、それについてはどうですか。
答弁 教委管理課長 諸井
お答えさせていただきます。生理用品、ナプキンの関係でありますけれども、大きさですとかあるようです。それについては、今年1月から3月、厚岸中学校のほうでモデル校ということで実施しておりますので、そのデータを基に、割合を基に生理用品というものを購入を進めているところでございます。生理用品の管理、トイレの設置ですとかについてでありますけれども、確かに一部の声では、管理、補充ですとか、そういった部分に時間が捌かれるといった問題がありますが、これについては学校のほうで手分けをしてということで、担当を決めてというのもありますけれども、今は担当を決めて、そしていない場合は誰がやるだとかというのも決めまして、そのように学校内で何とかやりくりをして対応しているといったところでございます。
質問 石澤由紀子
先ほどはいろいろな相談をする場合、養護教員とかという話がありましたけれども、養護教員がいない学校の場合はどういうふうに対応するのか、その辺だけお願いします。
答弁 教委指導室長 藏光
いない学校につきましては、学級担任、それから副担任という形で入っている学校もありますし、それ以外での、今全教職員で一人一人の子どもたちを見ているという体制で行っておりますので、そういうふうに限らず、どの先生でもそういう悩んだときがあるときには相談をするという体制で学校は取り組んでおります。