みんなの議会

厚岸町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月11日

(1)空き家対策について/(2)訪問介護事業への支援について/(3)いじめ、不登校について

2024年12月11日、厚岸町議会の一般質問で、石澤由紀子議員が「空き家対策について」「訪問介護事業への支援について」「いじめ、不登校について」について質問し、町長 若狹、教育長 滝川、総合政策課長 三浦、保健福祉課長 早川、教委指導室長 藏光が答弁しました。

質問者
石澤由紀子 議員
答弁者
町長 若狹、教育長 滝川、総合政策課長 三浦、保健福祉課長 早川、教委指導室長 藏光

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 石澤由紀子

通告書に従って、質問いたします。最初に、空き家対策についてです。空き家等対策の推進に関する特別措置法の一部改正が行われ、令和5年12月に施行となり、基本的指針の変更が行われ、公表されました。今回の改正の特徴として、周囲に悪影響を及ぼすこととなる前の段階から、空き家等の活用や適切な管理を確保することや、地域のまちづくりやコミュニティーの維持などがあります。空き家バンク設置はどうなっていますか。利活用の具体化はどうなっていますか。空き家等の寄付受付事業を行ってはどうですか。空き家除去に対しての補助件数を増やせないですか。次に、訪問介護事業への支援についてです。訪問介護の基本報酬が、身体介護、生活援助、通院乗降介助、全てにわたって2から3%引き下げられました。訪問介護は地域介護の要であります。厳しい事業所の経営が、この引き下げによってさらに厳しくなっています。訪問介護事業所が少しでも健全な事業を展開できるように、町独自の助成金を支給してはどうですか。この助成金は、本町の介護を必要とする全ての町民の福祉向上につながると思いますが、どうですか。最後に、いじめ、不登校についてです。令和5年度に道内の学校で認知されたいじめの件数が、前年度から1万4,650件増え4万9,149件となり、2年連続で過去最多を更新したことが文科省の調査から分かりました。厚岸町の実態は、どうなっていますか。いじめの重大事態も、昨年度比1.4倍に増えているとの調査結果が出ています。本町では、重大事態や、それに近いいじめの実態はありませんか。マスコミでは、いじめと併せて不登校、子供への虐待の実態も取り上げられています。不登校の人数も増加しているように感じるが、その後どうなっていますか。不登校児童生徒について、その子の立場に立った取組が行われると思いますが、その後どうなっていますか。保護者の不登校離職などが出ていると聞いています。支援を考えることが必要と思いますが、どうですか。以上で、1回目の質問を終わります。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

8番、石澤議員のご質問にお答えをいたします。1点目の空き家対策についてのうち、(1)アの空き家バンク設置はどうなっているかについてでありますが、空き家バンクについては、令和4年4月から制度を開始し、今年度に入ってから2件の登録申請があり、そのうち1件が契約の成立に至っております。次に、イの利活用の具体化はどうなっているかについてでありますが、空き家等の利活用については、空き家バンクの制度開始に合わせて、空き家バンクを利用して購入した空き家等の改修に対する支援制度を創設していますが、現在のところ利用実績はない状況にあります。次に、ウの空き家等の寄付受付事業を行ってはどうかについてでありますが、空き家に限らず、所有者等の財産である土地や建物を、行政目的がない段階で寄付を受け付けることはありませんが、例えば、町が政策を推進する上で必要な要件を満たす土地に特定空き家等があり、所有者等からその土地と建物を寄付していただくことが、地域住民のみならず町全体の利益につながる場合など、空き家等の寄付が行政需要と一致する際には、空き家等対策協議会の意見等も踏まえながら、受付を検討することになると考えております。次に、(2)の空き家除却に対しての補助件数を増やせないかについてでありますが、空き家等の除却に対する支援制度については、令和3年4月から制度を開始し、令和3年度は5件分を当初予算に計上しましたが、申請件数が想定よりも多く、補正予算で10件分を追加し、対応したところであります。また、令和4年度以降については、当初予算で20件を計上して対応しているところであり、町としては、これまでの申請実績や本制度に活用している国の補助金の配分状況、町の他の補助制度との兼ね合いも踏まえて、次年度以降も20件を継続していく考えであります。続いて、2点目の訪問介護事業への支援についてでありますが、この度の報酬改定による訪問介護の基本報酬の引下げに係る現状と今後の課題について、町内事業者から聞き取りにより情報収集を行ったところ、報酬改定以前からの物価高騰により、経費がかさむことで収益の確保が困難なことのほか、介護人材が確保できないことや利用者の減少など、課題が大きいとお聞きしております。町としては、訪問介護事業への収支不足を補填する助成を行う予定はありませんが、訪問介護事業に限らず、介護人材の確保に関し、町独自の支援として、令和4年度以降に介護支援専門員の資格を取得し、町内事業所に就労した場合、本人と事業所に奨励金を支給する居宅ケアマネ人材確保奨励金のほか、新たに介護職に就労しようとしている方が資格取得の際に係る費用について助成金を支給する、介護資格取得費用助成金があり、これらの施策について町民や事業者に活用していただくため、制度の周知等に努めるとともに、効果的かつ実効性の高い施策について、事業者と引き続き協議していきたいと考えております。私からは、以上であります。3点目のご質問については、教育長から答弁があります。

答弁 教育長 滝川

私からは、3点目のいじめ、不登校についてお答えいたします。初めに、(1)アの厚岸町の実態はについてでありますが、いじめ防止対策推進法において定められているいじめの定義は、児童等に対して、当該児童等が在籍する学校に在籍している等、当該児童等と一定の人間関係にある他の児童等が行う、インターネットを通じて行われるものを含む、心理的または物理的な影響を与える行為であって、当該行為の対象となった児童等が心身の苦痛を感じているものとしております。その定義を踏まえ、いじめとして認知した厚岸町の状況につきましては、令和4年度は小学校65件、中学校6件、令和5年度は小学校78件、中学校16件となっており、小学校において13件増加、中学校において10件増加となっております。次に、イの本町におけるいじめの重大事態やそれに近いいじめの実態はについてでありますが、重大事態とは、いじめにより当該学校に在籍する児童生徒の生命、心身、または財産に重大な被害が生じた疑いがあると認められたものとなり、本町において、現在、そのような報告や相談はありませんが、重大事態はいつ発生するか分からないものですので、教育委員会といたしましては、学校と連携して重大事態の未然防止に努めるとともに、重大事態が発生した場合に備え、日常から学校との連絡、報告体制の確立や、厚岸町いじめ防止対策専門委員会などの組織体制の整備に努めております。次に、ウの本町における不登校児童生徒の人数はについてでありますが、現在、本町における不登校児童生徒の人数は、令和6年10月末現在で、小学校が5人、中学校が5人となっており、この人数は、令和5年度の同月と比較して、小学校が2人増加、中学校が6人減少しているという状況であります。次に、エの不登校児童生徒に対する取組の状況はについてでありますが、学校においては、学級担任による家庭訪問や面談などを通した状況把握、オンライン授業による自宅での学習機会の保障や保健室登校、スクールカウンセラーによる心のケアなどの支援を継続して行っております。教育委員会においては、学校に行くことができるが自分のクラスに入りづらい生徒を対象とした校内教育支援ルームと、家から出ることはできるが学校に行くことができない生徒を対象とした、町内教育支援センターの取組を行っております。校内教育支援ルームについては、厚岸中学校を拠点として始めた取組が町内の小中学校に波及し、どの学校においても、校内の多目的教室等の別室を活用した取組が行われております。また、町内教育支援センターについては、10月に2回、11月に3回活用されております。教育委員会といたしましては、この状況を踏まえ、さらにこの取組を充実させるよう、工夫、改善を図ってまいります。次に、オの保護者の不登校離職を防ぐための支援が必要だと思うがについてでありますが、教育委員会といたしましては、保護者が一人で悩みを抱え込み、孤立することを防ぐため、保護者が相談を受ける体制や、スクールカウンセラーへの相談体制づくりを行っております。今後もさらに相談体制の強化や、保護者が必要としている情報を提供できるようにするなど、保護者のサポートが行えるよう取組を進めてまいります。

質問 石澤由紀子

空き家バンクについてです。前から、2件くらいしかないという話を聞いていたのですけれども、空き家バンクの対象は、今のところ実績が増えないというのは、何か理由があるのでしょうか。

答弁 総合政策課長 三浦(総合政策課長は2025年3月まで)

お答えいたします。まず、この空き家バンクでございますが、売りたい人、買いたい人のマッチングであります。増えない理由といたしましては、私どもも解体の補助金申請の際には必ずお聞きしております。今の空き家が、壊すのはよろしいのですけれども、利活用ということも考えられないかどうかという、申請者にはお尋ねさせてはいただいているのですけれども、状況を見ますと、空き家バンクをやりますと、確かに売れればあれなのですが、売れないとそのまま残っていて、それの管理をしなければならないというのが残ってきます。といった中では、この申請を見る限りでは、今のところ空き家が活用できるかというのは厳しいところなのかなというところで、解体に至っているところでございます。また増えない理由といたしましては、それぞれが、例えば建物はここにあるのですけれども、既に子どもさんだとか親が、もしいなくても、子どもさんたちが地方に行って、その家のまま、そのまま物も置いてあるということで、例えば1年に何回か来て、その建物を管理しているという状況も、お話は聞いております。また町といたしましても、この空き家バンクにつきましてはホームページ、また固定資産税の納付書を送る際には、ここの部分も入れて、空き家バンクの活用もということを周知はさせていただいているのですが、まだそこの部分の認識不足が、この件数につながっているのではないかと思っているところでございます。

質問 石澤由紀子

やはり地方ということもあるのでしょうね。これが都会でしたら、結構空き家バンクの登録とかもあるのかもしれないのですけれども、今のところ利用実施がないということなのですけれども。町の空き家の活用の中で、町がその空き家を所有者から借り受けて、そして10年間借り受けて、その間に住宅の中をリフォームして、そして住宅を貸してほしい人に貸し出すというような取組をやっている地域があるのですが、厚岸町の場合は町営住宅何かも満度にあるので、そういうようなことにはならないのでしょうか。その辺どうですか。

答弁 総合政策課長 三浦(総合政策課長は2025年3月まで)

お答えいたします。まず空き家バンクの、先ほど、件数がないというようなお話だったのですが、1回目の答弁にあるように、この令和5年度に1件、2件のうち1件が、空き家バンクで出た家をご購入されるという契約が成立しているというのと、もう1件が、つい最近、興味を持っていただいて、空き家も購入をして改修もするといった、今そういった動きもあるということで、売りたい方からのお話も聞いているところでございます。空き家バンクの賃貸、全道でもやっているところがあります。中間住宅みたいな、やっているところがあるのですけれども、確かに公営住宅のほうは、今、満度には確かに入っていないということはあります。そういった中では、どちらかといいますと民間のものを活用して、住宅を改修して活用するというのも一つなのですけれども、今できれば、町にも収入が入ってきますので、公営住宅を活用するというのも一つの手かなというところでございます。

質問 石澤由紀子

町営住宅がないところがありますよね。例えば太田とか。そういうところで空き家バンクが、そういうものがあったら、町の住宅として、これは高知県梼原町の話なのですけれども、空き家を、町が所有者から10年間無料で借り受けて、その間に台所、浴室、トイレなどの水回りを中心に整備をすると。そして移住希望者を募って、希望者には月1万5,000円から1万8,000円の家賃で貸し出すということです。改修 費 に は 、 国 の 空 き 家 対 策 総 合 支 援 事 業 を 活 用 し て 、 上 限 額 は 1 件 930万 円 の設 定で、町と県が4分の1ずつ、残り半分を国が負担する形でやっている場所もあるのです。そういうことで、地域に移住者が入ってきて、ここの移住者は3,200人余りなのですが、ここ10年間で200人の移住者が入ってきたという事例もあるのですけれども、その後10年ほどで町負担分の改修を終えたら、その後は、その所有者にまた返して、その人が引き続き貸すことを希望すれば、そのまま賃貸住宅で使えるというような取組をやっているところがあるのですが、こういうようなことはできないものなのでしょうか。

答弁 総合政策課長 三浦(総合政策課長は2025年3月まで)

お答えいたします。空き家の利活用につきましては、私たちも調べた中では、全国いろいろな活用の仕方もあります。そういった中で、議員がおっしゃる手だても一つの部分で、私たちの課でも、移住、定住の促進というのはやっております。今、移住体験住宅ということで2棟を厚岸町でも備えて、お試し住宅ということで年間やっているのですが、そういった部分での移住施策にもつながっていくというところはございます。ただ建物が、どういった建物かというのも一つあるかと思っています。それと、その建物を管理する上で、町の負担がかかってくるかどうか。本当に、こちらの住宅の部分に対しての費用対効果ではないのですけれども、そういった全体的な効果、厚岸町にとって移住施策につながるかどうか、そこは完全に私たちも駄目とは思っておりません。ただ、施策の一つで、いろいろな考え方があったりだとか、いろいろなやり方がありますので、そういった中では、空き家の利活用というのも一つの研究の材料かなというところでございます。

質問 石澤由紀子

もう、いろいろ考えていかなければいけないと思うので、考えていってほしいと思いますが、空き家の受付事業は、これを見ていたら無理なのだなと思ったのですけれども、空き家除去に対しての補助件数なのです。今年は、もう4月で満杯でしたよね。4月でもう駄目という感じで。これは住宅だけではなくて、昆布を干す小屋とか、農家でいけば牛舎の解体とかというのも入ってくると思うのですけれども、これからこういうふうにして確保しないと、空き家を減らすために、放置したままにしておくと固定資産税が6倍になるとか、特定空き家の予備軍も対象にするという形になってくると、そういう意味で増えてくると思うのですよね。現実に、今、高齢になってきたりする関係で、家族がいないので早く解体したいのだけれどもという声も聞くのですけれども、今これ聞くと20件を計上しているということだったのですが、できればこれは増やしてほしいと思うのですが、その辺は何とかならないものでしょうか。

答弁 総合政策課長 三浦(総合政策課長は2025年3月まで)

お答えいたします。空き家をそれぞれが管理する上で、この除却に対する理解をいただいて、申請をしていただいて、空き家を除却するという補助が20件、本当に、年度初めに出しますと、確かにすぐに締め切ってしまうという状況ではあります。ただ、これにつきましては、今のところ、空き家の状況、これをやった場合には20件でとりあえず収まっているのですけれども、この締めた後、確かにお話というのは正直言ってあります。ただ、そうなった場合に、それをまた例えば補正予算で計上するだとかとなれば、もう加減がどこか分からなくなってきます。いろいろ、厚岸町では空き家に限らず、例えば住宅リフォーム支援、40万円上限で年間20件というのもあります。いろいろな施策の補助金というのが、厚岸町では教育から福祉から、いろいろな分野で補助金を予算化計上してやっている状況でございます。これを年間で増やしていくのではなくて、継続的に20件を毎年予算化できるように、この財源を確保しながら進めていくというのが、一番の私たちの思いだと思います。国の補助金も2分の1が入っております。配分状況ももちろんありますので、できましたら、確かに増やすということも一番よろしいのですが、他の制度の補助金、これも併せて財源確保をしていかなければならないということでありますので、そこはご理解をいただければと思います。

質問 石澤由紀子

そうすると、4月に用意ドンですよね。そういう感じになってしまいますよね。早い者勝ちという感じになるのですけれども、急にそういうことをしなければならなくなった状態の人に対しては、どういうふうに説明するのか、4月までに締め切りますみたいなことにはならないわけでしょう。町民はずっとやっていると思っていますから。だけれども、20件になったら駄目ですと言われたら、今年みたいに、もう4月でなくなったのでみたいなことになったら。これから、もう向こうに行かなければならないけれども、どうしましょうみたいなことに対しての、であれば来年度の予約ができるのか。それができるのならいいのですけれども、そういうことにはならないとすれば、そのときの対応で、そういうことができるのであればいいのですけれども、その辺はどうですか。

答弁 総合政策課長 三浦(総合政策課長は2025年3月まで)

お答えいたします。スタート、ドンということで、20件ということであるのですけれども、例えば、20件以上になっていった場合は、あくまでも優先的にするのは、今の家の状態だと思っております。これが、今すぐ解体しなければならない、それが優先的になりますと、それはそちらの家から優先的にはさせていただくということで、私たちは考えております。この20件が締めた中で、その後出てきた場合なのですけれども、町内でも私たち、危ないところ、いろいろと町民からの情報だとかいただいたところは、毎年見て回っております。そういうのを見ていった、その建物に対しては、所有者に通知を出しております。そういった通知の中で、仮に本人がそういった通知をいただいて、今すぐそこの空き家を壊したいとなりますと、そこは私たちも検討はさせていただこうと思っています。今どうしても危険な空き家、倒壊、恐れがあるというのであれば、そこはその通知に基づいた中で、本人がどういった選択はされるかもしれませんが、今回も1件あったのが、道外に対して、私たちの見た中で、危ないという空き家を管理をしていただきたいという通知を出させていただいて、道外から壊したいという方は来ておりました。ただ、このときは締めさせていただいておりますので、来年の申請にしていただきたいというようなことを言っていただいて、本人も納得してお帰りになったという例もあります。その家の状況にもよるのかと思うのですが、相談の体制は、受付はさせていただくのですが、予算上では、できましたらこの20件ということを継続してやっていきたいと思っておりますので、そこはご理解をいただければと思っております。

質問 石澤由紀子

取り壊すときに、いろいろな書類が必要だと思うのですけれども、こういうものと、こういうものと、こういうものが必要ですというのも含めて、それこそ危険空き家で、取り壊してほしいというような連絡をするときは、こういう書類も必要ですというのも含めて、それも併せて通知していただければ助かるのではないかと思っています。今回の例で言えば、壊さなければならない、だけれどもどんな書類があるのだということを、何回か行ったり来たりしているうちに20件埋まってしまったという話も聞いたものですから、そういうのも含めて、どういうものが必要なのか、空き家を壊すときの必要なものというのも一緒に通知する方法があれば助かると思うのですが、いかがですか。

答弁 総合政策課長 三浦(総合政策課長は2025年3月まで)

お答えいたします。ホームページにも載せさせていただいておるのですけれども、役場の窓口に来た際には、申請書にも添付資料等のものを、どういったものをつける、またどういったものを用意していただきたいというのは、窓口ではさせてはいただいております。できましたら電話でというよりは、よろしければ役場の窓口に来る、もしくは郵送でその書類を送らせていただいて、分からなければ電話いただくだとか、また電話でいろいろなご相談をさせていただいたりだとか、窓口に来ていただいて相談させていただければと思いますので、そういったような対応の仕方をさせていただいているということでございます。

質問 石澤由紀子

これからもいろいろあると思うのですが、すみません、もっといろいろ考えてください。お願いします。次に移ります。訪問介護の支援体制です。ケアマネの問題とか、人材の問題とかありますが、結局、この訪問介護報酬が下げられた時点で、黒字であるというようなことから下げられたと思っていますが、それは大きな事業所で、建物の中で行ったり来たりして介護できるようなところであればいいのですけれども、ケアマネさんとかヘルパーさんとかが車で動かなければならないという、何回も広い地域で、こういう地方であれば本当に大変なのだという話を聞きました。補助金とかありますが、車のガソリンの支援何かもあったら助かると思うのですが、結構、今は高くなっていますので、その辺に対しての支援何かも考えられたらいいと思うのですが、その辺いかがでしょうか。

答弁 保健福祉課長 早川(保健福祉課長は2025年9月まで)

お答えさせていただきます。厚岸町では訪問介護事業所、3事業所ありまして、知っているかと思いますが、社会福祉協議会、田中医院、それと1事業者、個人で行っている事業所の三つ、行っております。今回の報酬改定で、全ての事業において報酬改定がプラス改定だったに関わらず、訪問介護事業だけについては、お話のとおりマイナス改定になっているということで、3月に同じようにご質問いただいて心配いただいていたこともありましたので、今回、改めて事業所に聞き取りをさせていただきました。今回はちょっと深く、収支の状況も差し障りない範囲でお聞きした状況の中では、実は社会福祉協議会、それから個人で行っているところも、今年度以前からプラス収支ではなくて、ちょっとマイナス傾向で行っている。なおかつ、報酬改定につきましては、影響はないとは言わないのですけれども、それ以前から状況的には変わっていない、マイナス収支で頑張っているという状況をお聞きしています。同様に人材不足についても、むしろこちらのほうが課題としては大きいのですという話もお聞きしています。単純に事業所支援というのが、なかなかスマートにいかないという事情があります。それは今回、報酬改定と事業収支を比較しているのですが、実は訪問介護事業所で行っている事業というのは複数ありまして、例えば介護保険の要介護の方の訪問介護、要支援の方の訪問介護、さらには自立の方の訪問介護、介護保険では賄えない窓ふきですとか草刈り、草むしりですとか、そういったことを行う、自立のヘルパーとよく言われますが、自立で料金設定を行ってサービスを行っている独自の事業。それから、二つの事業所は有償運送、運送も別に行っている。さらには障害の訪問介護と、もう一つにつきましては、現在、子育て支援としまして、片親ですとか障害等が対象になるのですけれども、子育てに不安のある家庭に子供の育児と家事支援を行う、そういった訪問介護も併せて事業として訪問介護事業所が行うという、複数の事業を行っていますので、介護保険の収支だけでは単純には見えないという状況もあります。こういった経過から、以前から大きなプラスでの事業ではなくて、マイナス収支での事業収支となっているというお話を聞いております。その中で、支援が必要なものがどういうものかというところもお聞きしたところでは、やはり人材の確保という部分、もう一つは就労に対して、事業所に支援ではなくて、働き始める方に対して支援をしてもらえたらと、そういった話もお聞きしたところです。単純には、こういう事業所が独自の経営で、それぞれ介護保険ですとか障害ですとか、そういったルールの中で、収支を計算しながら運営するという部分について、独自で補助金ですとか補填とかというのは、ほかのいろいろな事業を行っている中で、ここだけをやるということは、町としてはなかなか難しいと考えています。ただ、今お話いただきました、例えば燃料高騰等がずっと続いている中で、偏った負担が出てくるもの、そういったものをまた聞き取りしながら、必要なものを協議して検討していくということは考えていきたいと考えているところでございます。

質問 石澤由紀子

ぜひお願いしたいと思います。いろいろ聞き取ってくれて、やはり事業所がいろいろやっている役割というのは、今、述べてもらいましたけれども、一人暮らしとか、ここに親御さんだけ、高齢者だけというのを支えるためには、とても必要な事業だと思いますので、ぜひ進めていただきたいと思います。次に移ります。いじめ、不登校の問題です。厚岸町の状況、初めて聞いたのですけれども、増えているのですね。小学校で4年から5年にかけて、小学校は78件、中学校は16件となっているということなのですが、これはどういう原因でこういう状況になっているのですか。その後この子たちにとっては、現在はどういう状況なのでしょうか。

答弁 教委指導室長 藏光

私からお答えします。一番の要因につきましては、学校側の積極的な認知が進んだということが一番大きいかと思います。なぜ積極的に認知するのかと申しますと、子どもたちのいじめの状態の見逃しゼロというところになります。学校は、積極的にいじめの認知、嫌な思いをしている子たちは、もういじめと感じていますから、その見逃しをゼロにする、そういう取組で積極的な認知を行っております。積極的な認知を行った上で、学級担任ですとか個人でその子たちに対応するのではなくて、こういうふうに上がってきた子たちを、まずは学校の中の組織、いじめに関係する組織が必ずありますから、そこの組織の中で、一体この子がどういう状況なのかというところを、個人の聞き取りを基にしながら、組織的に判断していくというような取組を、積極的に進めております。そこが、まずは一番大きな要因なのではないかと思います。組織的に対応する期間は、最低でも3か月です。3か月間はしっかりその子の様子を見ていきながら、その3か月が過ぎて、子どもが、いじめとか嫌な思いというのが一旦終わったということであれば、一旦そこで区切りがついたりもするときがあるのですが、そのような取組を積極的に進めておるという状況が一番の要因なのではないかと、教育委員会としても押さえております。もう1点なのですけれども、子どもの状況なのですけれども、必ずその子たちの状況は、つぶさに観察しながら、最低3か月間こういった状況を見ておりまして、主にいじめアンケートのところが年に3回あるのですけれども、その3回の中で、その子たちが一体どうなっているのかというところを、1回目上がった子については、2回目のところで必ず確認することになっておりまして、一旦いじめは解消したのだけれども、また別なものがあるとかという子も、2回目、3回目のところでも、しっかり追えるようになっておりまして、それだけではないのですけれども、いじめアンケート何かを基にしながら、学校では取り組んでいる状況です。ですから、解消した子もいれば、そのまま継続しているという子もいるのが実態であります。

質問 石澤由紀子

分かりました。よくほかの事例何か聞きますと、先生がすごく忙しくて、先生に相談したいのだけれども、先生に相談したら大変だろうなという事例も聞いたことがありますし、先生の顔は違うのだけれども、でも言っていることが皆同じというような思いで、子どもたちは縮まっているというような例を聞いたりしたのですが、厚岸町の場合はそういうことではなくて、皆で子どもを支えていると理解していいのでしょうか。それと、いじめから不登校になったというような子どもたちはどうなのでしょうか。

答弁 教委指導室長 藏光

1点目のところなのですけれども、本当に学級担任一人が、例えばクラスの子、皆に関わっているということになると、もしかしたら仕事の状況などにおいても、業務が忙しくて、子どもに接する時間がちょっと短くなってしまうとかという状況も、やはり想定はされるのかということで、一人で対応するのではなくて、中学校でいけば学年団ですとか、小学校でいけば特別支援学級の先生がそこに入っていたり、そういうこともありますし、養護教諭も保健室でそういう相談を受けるような体制になっていたり、複数の先生方の目で見ている状況というのが、うちの町の小中学校でありますので、実際、議員がおっしゃっていたような押さえでオーケーかなとは考えております。2点目のところなのですが、いじめから不登校につながっているような事案はないかということなのですが、そこのところは、1回目の答弁でも教育者がお答えしたところになると思うのですけれども、今のところは、学校からの報告ですとかというところは上がってきていない状況にあります。ただ、教育委員会としては、そういう報告が上がってきていないから、ないのだなというような押さえはしておりません。こういうところは、いつ起きてもおかしくない状況というのがありますので、各学校には、そういうところを絶対に見逃さないようにしていきましょうというところは、繰り返し学校にはお伝えしているところです。もし、そういうところで発覚した場合には、すぐ委員会にも報告していただくような体制は取っておりまして、委員会でも学校でも手に負えなくなる状況のときには、委員会のほうにその事案を預かりまして、委員会の組織として対応していく、そういう取組を、今、進めているところであります。

質問 石澤由紀子

教員同士の中で軋轢というか、コミュニケーション不足で困っているというような、そういう事例はないでしょうか。先生が困ったりしたときには相談できる人がいて、その中できちんと対応できていると捉えていいのか、その中に、いろいろな意味でコミュニケーションが苦手な先生がいて、そのことによって問題が起きているというようなことはないですか。

答弁 教委指導室長 藏光

現在のところ、学校からそのような話は上がってきてはいないのですけれども、教育委員会としても、組織的な対応というところで、先生が一人で思い悩んで、悩みを抱え込まない、先ほど保護者にも、抱え込まないようにするというような形もしていましたが、これは教員についてもまさしくそのとおりで、先生が一人で思い悩んで困ってしまう、そういう状況をつくらないようにするために、学校の中で組織的に取り組んでいこうと、悩んだときには周りの先生が声掛けをして、皆で考えていこう、そういう組織づくり、学校づくりというのをしていけるように、教育委員会でも、今、働きかけているところですので、今のところは、そのようなお話は上がってきてはいない状況であります。

質問 石澤由紀子

上がってきていないのですか。ちょっと心配なことを聞いたものですから、どうなのかなと思ったのですけれども、多分上がっているのではないかなと思ったのですけれども、やはりコミュニケーション不足で、それができなくて、相手にストレスを与えているというような話も聞いたりしたものですから、その辺、もう少し確認してほしいと思います。それと、どうしても子どもが学校に行かないとか不登校になると、お母さんとかお父さん、どちらか親御さんが大変な思いをしているというのはあります。そうするとお母さん自体が、自分が悪いのではないかとか、何が問題なのかというのを、すごく困ったりするのですよね。そういう親の会みたいなのが厚岸町の場合あるのか、そういう中で本当に話せるような場をつくって、ここに書いてありますけれども、学校も親御さんも地域も一緒になって子どもを育てているのだということを認識できるような、そういう取組ができれば、もう少しいろいろな意味で変わってくるのかなと思うのですが、その辺どうでしょうか。

答弁 教委指導室長 藏光

今、石澤議員がおっしゃっていたようなところというのは、非常に重要なポイントだと私も思います。そこのところは、今できているとは言い切れない状況があると思いますので、教育委員会としても、そういうところで思い悩む人が、話合いに加わることによって救われるというような環境づくりができないかというところは、まだまだこれから検討していきたいと考えております。

出典:厚岸町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月11日 議事録 PDF(55ページ) 間違いを知らせる