みんなの議会

厚岸町議会 平成30年第1回定例会 2018年3月8日

(1)介護保険事業について/(2)防災・安全対策について

2018年3月8日、厚岸町議会の一般質問で、佐々木亮子議員が「介護保険事業について」「防災・安全対策について」について質問し、町長 若狹、教育長 酒井、保健福祉課長 阿部、建設課長 水上、管理課長 高橋が答弁しました。

質問者
佐々木亮子 議員
答弁者
町長 若狹、教育長 酒井、保健福祉課長 阿部、建設課長 水上、管理課長 高橋

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 佐々木亮子

私は、今定例会におきまして、先の通告に従いまして2点の質問をいたします。1点目は、介護保険事業についてです。1、インセンティブ改革が導入されることになるが、要介護認定への影響は出ないのか。2、訪問型サービスで、訪問回数が一定数を超えると届出が義務づけされることになるが、利用者への影響は出ないの。3、地域包括ケアでは、地域包括支援センターの役割が重要になると考えるが、体制はできているのか。4、地域包括ケアの取り組みで、人材不足である介護従事者の加重労働が危惧されるが、どのように考えているのか。5、今後、介護従事者の処遇改善や地域・自治体・多職種連携が重要になると考えるが、どのように取り組んでいくのか。2点目は防災・安全対策についてです。1、国は、今後懸念される大規模地震に備え事前対策として、宅地擁壁等の危険度調査と防災対策を新年度から支援するとしているが、当町としてはどのように考えているのか。2、同じく学校等の防災拠点機能強化と通学路等の安全対策について、当町の取り組みはどのように考えているのか。以上、1回目の質問とさせていただきます。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

12番、佐々木議員のご質問にお答えをいたします。1点目の介護保険事業についての1、インセンティブ改革が導入されることになるが、要介護認定への影響は出ないのかについてでありますが、インセンティブの付与については、高齢化が進展する中で地域包括ケアシステムを推進し、介護保険制度を持続可能性のあるものとするために、高齢者がその有する能力に応じ、自立した生活を送っていただくための取り組みを進めることが必要であるとして、市町村が保険者機能を発揮し、自立支援・重度化防止に取り組むようにする施策の一つとして制度化されたものであります。これは要介護状態の維持改善の度合いを評価して行う施策であり、要介護認定を受けるに当たっての基準をかえるものではないため影響はないものと考えております。次に、訪問型サービスで訪問回数が一定数を超えると届出が義務づけされることになるが、利用者への影響は出ないのかについてでありますが、訪問回数の多いケアプランについて、ケアマネージャーが通常のケアプランよりかけ離れた回数の訪問介護を位置づける場合には、市町村にケアプランを届け出ることとされ、市町村は地域ケア会議を開催して届出のあったケアプランの検証を行い、利用者の自立支援・重度化防止や地域資源の有効活用等の観点から、ケアマネージャに対し、必要に応じてサービス内容の是正を促すこととされ、その基準は国が4月に定め10月から施行することとされております。訪問回数の多い利用者は、町内の訪問介護利用者にも町外のサービスつき高齢者住宅等に入所されている利用者にもおりますが、具体的な基準は今後示されるため、まだ影響がどの程度になるか判断できておりません。しかし、影響を受けるとしても一方的にサービスを打ち切るものではなく、地域ケア会議において利用者の自立支援、重度化防止や地域資源の有効活用の観点から検証を行う中で、利用者本位のサービスの検討をしていくものと考えております。次に、地域包括ケアでは、地域包括支援センターの役割が重要になると考えるが、体制はできているのかについてでありますが、地域包括ケアについては、高齢者が介護や医療が必要になっても住み慣れた地域で安心して生活できるよう、医療や介護・予防・住まい・生活支援サービスが切れ目なく一体的に提供されるシステムであり、地域包括支援センターが中心となって推進していくことが求められておりますが、国はさらなる機能強化を目指し、地域包括支援センター事業の実施状況について、市町村が点検につとめることとしていたものを、市町村が評価することを義務づける介護保険法の改正を行っております。当町の地域包括支援センターには、当初3人の専門職を配置しておりましたが、平成26年度からは5人体制としており、今後の機能強化にもしっかりと対応していけるものと考えております。次に、地域包括ケアの取り組みで、人材不足である介護従事者の過重労働が危惧されるが、どのように考えているのかについてでありますが、介護従事者の不足については、今年度、介護保険事業者と行った意見交換において人材の確保も資質の向上についても非常に難しく、大きな課題になっているとの意見がほとんどの事業者から出されている状況にあります。この状況が続けば、介護従事者の負担は増加し、介護サービスの提供そのものに影響が出るものと心配しているところであります。次に、今後、介護従事者の処遇改善や地域・自治体・他職種連携が重要になると考えるが、どのように取り組んでいくのかについてでありますが、介護従事者の処遇改善については、国の動向を注視しながら各事業者とも連携し、有効な対策について模索していきたいと考えております。多職種の連携については、これまでも地域包括支援センターにおいて関係する機関や事業所スタッフと連携してきておりますが、さらに多職種協同による在宅医療・介護を一体的に提供できる連携体制の構築を図るため、平成30年度より在宅医療・介護連携推進事業を実施してまいります。また、釧路管内の医療機関や市町村が参画した、釧路圏域地域医療構想調整会議等においては、地域医療構想の実現に向けた取り組みに、医療と介護が連携した地域包括ケアシステムの構築について位置づけの協議もされており、こうした中で情報の収集や連携を図ってまいりたいと考えております。次に、2点目の防災・安全対策についての1、はじめに国は今後懸念される大規模地震に備え、事前対策として宅地擁壁等の危険度調査と防災対策を新年度から支援するとしているが、当町としてはどのように考えているのかについてでありますが、このたび、危険度調査と応急復旧工事等の防災対策を支援対象とする制度拡充がされますが、これは、社会資本整備総合交付金を活用する宅地耐震化推進事業であります。これまで、この事業では、宅地造成等規制法施行令第19条第1項第1号に規定する大規模な盛土造成地、すなわち盛土面積3,000平方メートル以上、盛土の高さが5メートル以上などの補助要件の中で、宅地の耐震化が図られてきましたが、このたびは、宅地擁壁等の危険度を評価するための調査、さらに、風水害や地震により宅地が崩壊した場合に行う応急復旧工事などが拡充されます。危険度調査により所有者に気づきを与え、所有者自身による補修耐震化を促すこと。また、危険な擁壁等の防災対策により、避難路等の安全性を確保することを目的に、盛土の高さ2メートル以上、家屋が2戸以上の小規模な宅地の事前対策についても支援が可能となりますので、まずは対象となる箇所を把握する必要があります。現在、道路パトロールの中では、直ちに危険と思われる箇所は確認しておりませんが、引き続き対象となる箇所の把握につとめていくことを考えております。なお、次の同じく、学校等の防災拠点機能強化と通学路等の安全対策について、当町としてはどのように考えているのかについては、教育長から答弁があります。

答弁 教育長 酒井(教育長は2022年9月まで)

私からは、2、防災・安全対策についてのご質問のうち2点目の同じく、学校等の防災拠点機能強化と通学路等の安全対策について,当町としてはどのように考えているかについてお答えいたします。厚岸町地域防災計画においては、湖南地区では厚岸小学校、厚岸中学校が、湖北地区では、真龍小学校、真龍中学校が家屋の倒壊、火災等に対応する指定避難場所となっております。また、太田小学校及び太田中学校の両校の体育館が高潮・津波時の緊急避難場所となっております。現在、学校としては耐震化事業は実施しておりますが、防災拠点機能強化は行っていないことから、今後は必要に応じて協議してまいりたいと考えております。通学路の安全対策についてですが、学校では毎年、歩道の安全性や道路標識等の確認及び経路上に障害物等の問題がないか点検を行い、通学路として決定しております。通学路として決定後、経路図が教育委員会へ提出されますが、その際に、通学路として改善の必要がある場合は、その内容も教育委員会へ報告されます。その報告を受け、町長部局3課と教育委員会で組織する交通安全4課会議にて、毎年、通学路を含めた交通安全施設の現地点検を行うとともに、この町内組織の4課に加えて釧路開発建設部等を構成団体とする厚岸町通学路安全推進会議を開催し、通学路の合同点検を実施しております。厚岸町通学路安全推進会議での合同点検実施後、結果を踏まえて、厚岸町通学路交通安全プログラムを策定し、継続的に通学路の安全確保につとめているところであります。今後も関係各課や関係機関と連携しながら、適切に通学路の安全対策を講じてまいりたいと考えております。

質問 佐々木亮子

まず1件目のほうから質問をしていきますけれども、まずインセンティブが導入されるということで、これ評価をする表が59項目、すごく多彩になっているのですけれども、これ、まず誰がどのような形で、この評価というのを下すのでしょうか。

答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)

評価につきましては、市町村が評価を行いまして、今回は4月中に、その評価指標に基づいて評価をして北海道のほうに回答をするということになっております。

質問 佐々木亮子

これ、介護認定調査と、今回のインセンティブ導入の、この評価というのを同時に行っていくことになるのでしょうか。

答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)

認定調査につきましては、その申請を受ける新たな方は新たにその介護認定の申請がありますので、その申請をいただいて、その上でそれぞれの、その申請のあった方のところに調査をして、あわせて主治医のほうに、その意見書の提出をお願いをして、それらをもとにして認定審査という形になりますので、基本的にこのインセンティブの、今、私どもで聞いているのは61項目というふうに聞いてますけれども、その項目とそのものと、それから、その認定調査自体は全く別な取り扱いになりますのでというふうに考えております。

質問 佐々木亮子

それで答弁の中でも基準を変えるものではないため影響はないと書いていますけれども、これペナルティー制度というのでしょうかね。これ自治体の自立支援、あるいは介護給付適正化などに関する取り組みの指標を決めて評価をして、交付金を支給する仕組み、これがこのインセンティブというところでは導入されていますよね。今、危惧されているのは、この交付金が導入されたことによって、認定の窓口というのでしょうかね。認定評価の窓口自体に厳格化されるのではないか。介護認定がされにくい仕組みがつくられるのではないかというようなことが、今、すごく懸念をされているのですけれども、そういったことというのは、当町では全く影響がされないということで考えていいのでしょうか。この交付金ということについて、どのように考えているのでしょうか。

答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)

そのインセンティブを付与するに当たっては61項目のものを出して、そして、それが全国平均の上位の側に入るか、下位の側に入るかということで、そういうそれに対しての取り扱いって変わってくるようですし、それから、そこの結果を見るという部分でいきますと認定の介護度が軽くなっていくということが、そういうものを基準にしてそういう部分になるということはあると思います。ただ、その方がどういう、今、状態なのかということを見るのが、判断するのが介護度の認定ですので、そことは当然、結びつくものではないと考えております。意図的にそういうようなことをということは、今、私どもやっている中では、そういうふうにはできる仕組みになっておりませんので、それはそれとしてきちっと介護度の認定はしていくというふうに考えております。

質問 佐々木亮子

今回の介護報酬の改訂などでも、これまでの見守り体制から自立支援というところに重きを置くというようなことが出されています。それで、この点についてプロセス指標なんかでも通いの場への参加率評価、そういったような給付抑制につながるのではないかと思われるような項目が何点もあるのではないかと私自身は思っていますので、ぜひ介護認定が、今、課長が答弁しましたけれども、されにくい仕組みというのは、この評価においてはしないでいただきたいということで再度答弁をお願いします。

答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)

昨年の会合、保険法の改正の大きなものには、やはりその制度の持続の可能性ということでおっしゃられるように、費用の抑制というものを、その中ではうたってきております。ただ、自立を促すといいますか、自立していくことを伸ばしていくということは、基本的には、その方にとってはいい方向のことですので、そこをきちっと支援をしていくということはいいことだと思います。一方的にサービスを切るとかではなくて、そういう予防事業のことによって、そういう自立がしていけるというのはいい方向だと思いますので、そこについてはしっかりやっていかなければいけない。ただ、介護度の要介護認定というものと、そこは意図的に結びつけるということはありませんので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 佐々木亮子

次、2点目なのですけれども、届出が必要な生活援助の回数、4月から10月と書いてますけれども、これ現在でも利用制限が必要な届出というのはなかったですか。

答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)

今回言われている部分では、その回数が多い部分についてのものについては、今後マニュアルなんかが出てまいりますので、それができて、それが示された段階で10月から実施をするということで、今回のこういう届出の制度については、あくまでことしの10月からとなっております。

質問 佐々木亮子

その中で、まだはっきり多分していないのかなと思うのですけれども、上限設定というのはされる見込みになっているのでしょうか。

答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)

上限というものではなくて、今、言われているのは、全国平均利用回数プラス2、標準検査と言っているのですね。実は、この部分って本当に何なのかというのは、まだ分からない状況なのです。今、押さえているのは、そういう数字というのは出てくると思います。ただ、それが、その出てきたもので、例えば、30日、1カ月ありますけれども、30日を超えて、さらに60回ですとか50回ですとか、極端な話100回使っていると。100回ヘルパーさんが訪問をするというような状況が出てきたときに、そういうものを一律切るというようなことの話ではなくて、その数字的なものはこれから出てくると思いますけれども、そこを超えた部分で、それがどういう状況なのかというところをケアマネージャーから町のほうに、そういう届出をしてもらって、それを地域ケア会議等で検討していくという制度になっていますので、制限の数字が出てきて,それで一律そこで切られるという形にはなっていないということですので、その辺、ご理解いただきたいなと思います。

質問 佐々木亮子

私がちょっと今、心配をしているのでは、昨年10月に行われた財政制度等審議会、この中で、生活援助の実態調査結果というのが報告されました。この中で、月100回を超える利用者がいるということが指摘をされているのですね。まるでその方が必要だから100回という利用をされているのですけれども、こういった多くの回数を利用するのが悪いことかのような、そんなふうに、私、これ受けとめられるのです。今回、その利用者に合わせて設定をするというのですか。検討をするということで言われていましたけれども、当町では必要に応じた利用回数、例えば、90時間、100時間となってもきちんと利用者さんが必要であれば、それはきちんと確保していくという考え方をされているということの確認をしたいのですが、どうでしょうか。

答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)

当町で利用されている方で、実は、60回、80回という方もいらっしゃいます。その方の状況を見ますと、それは、その方の状況を見たときには、もうその回数が必要だということが、私どもはその方の状況を見ると必要だと判断ができる、その方の状況なのですね。そういう状況をきちんと、そういう検討する会議の中できちんと話をして、そして、それが認められれば、それは必要な回数だとなると思うのですけれども、ただ、そのマニュアルというのが実際にはまだ出てきていませんので、そこはもうちょっとその辺の状況が確認できないと言えないのですけれども、ただ、その人が必要なので、そういう回数の派遣があるということで、必要ないのに派遣しているということでは、その状況を見ますとありませんので、そこはそういうマニュアルに出てきた段階で、その後、きちんと整理をして、そういう方が困らないように、きちんとやっていきたいと思っております。

質問 佐々木亮子

マニュアルがどういう形で出てくるのか分からないということですけれども、マニュアルが出されても、やはり、今、課長が言いましたように、その方にとって、利用者にとって必要な訪問回数、利用というのは確実にきちんと体制をとって訪問をするというような形を、これぜひとっていただきたい。マニュアルどおりではなくて、課長、今、言いましたけれども、必要に応じてその利用者さんに必要なことをやっていくということを、当町ではこれからも実行していくということを確認をしたいのですけれども、よろしいでしょうか。

答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)

その利用者の方にはいろいろなケースがありまして、そして、本来、施設とかの利用されたほうがいいのではないかというような方も、本人のかたくなな拒否によって自宅にいる方もいらっしゃるのですね。そういう方というのは、当然、私どもが施設ですとかと考えるときというと、やはり介護度もそれなりに高いですし、というようなことがありますので、そういうものも含めて、トータルとして考えていきたいと思っていますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 佐々木亮子

次、3番にいきたいのですけれども、これ、包括支援センターの体制5名にふやしたということでありますけれども、私の中でのイメージというのですか。一般的に包括センターは3人1組でチームを組んで事に当たっているのではないのかなと、これ一般的なイメージなのですけれども、というイメージがあったのですけれども、当町のこの体制というのは、そういうチームを組んでとかではなくて、ここに役割を定めて行っているということでよろしいのでしょうか。

答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)

3人1組ということではなくて、三つの職種を配置するということで、保健師、社会福祉士、それから、ケアマネージャーということになります。その5人の体制の中には、社会福祉士、それから、保健師と、それから、ケアマネージャーと。ケアマネージャーが主任ケアマネージャーとケアマネージャー、それから、社会福祉士と保健師と、それぞれそういう資格を持った職員が5人配置されているという状況です。

質問 佐々木亮子

それで対応していけるということなのですけれども、これ現在、何件ぐらい担当しているのでしょうか。

答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)

ちょっとその担当の件数というのはあれなのですけれども、包括支援センターは高齢者の方々の全ての相談なんかを受けることになります。その中で介護保険につながっていく方。それから、介護予防のほうにつながっていく方。それから、町で行っている単独のサービスの事業につながっていく方。それぞれいるわけです。それらの本当に総合的な窓口で、そこでそれぞれ仕分けをするといいますか、つながるほうにそれぞれやって、それから自分たちで直接対応をするケースも当然ありますし、一概に件数でということとはちょっと実態が違うのかなと思います。

質問 佐々木亮子

はい、分かりました。対応していけるということですので、体制しっかりこれからも整えながら対応していっていただきたいと思います。やはりこれから地域ケアというものがとても重要な役割を果たすというふうに思うのですね。それで、ここで現在でもやはりヘルパーさんだとか、介護従事者の不足というのがすごく言われています。それで、今、政府のほうでも現行のヘルパーの初任者研修の研修時間を減らすですとか、介護ロボットの導入ですとかいろいろな案を出してきているようですけれども、例えば、当町の施設内で働きやすい工夫というのでしょうかね。人材不足ですから人材が集まるような、そして、そこで働き続けられるようなやはり工夫というものが必要になってくるのではないかと。国任せということではなくて。いろいろな施設なんかでは、その施設内でやはり働きやすい工夫というものをしているというようなことがあったりですとか、あるいは自治体として、例えば、ひとり親家庭の介護従事者には月額2万円の支給をするですとか、介護サービス事業所に就職して5年間限定で支給金を支給するですとか、やはりその自治体独自での支援策というのでしょうか。そういったものを構築して介護人材を確保する、減らさないという取り組みをしている自治体というのも、今、ふえてきているのです。当町としてもそういった町独自の取り組み、支援策というものを考えるべきではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)

働きやすい工夫ということで介護福祉士、それから、ヘルパーの研修を受けた方、その方たちがホームヘルパー等の仕事に携わることになりますけれども、そのそれぞれの事業所として雇っている中での取り組みですので、町がそこにプラスしてというところは今のところ考えておりません。国がそういう職種の方の賃金を上げる対策というのは、ここ何年間かとってきておりますので、そういった中での取り組みで、今、実施がされておりますので、そこはそういう中でやってもらうということになると思っております。ただ、研修を受けやすくするですとかということについては、町もできることがありますので、そこはいろいろ事業者のほうと相談をしながらやって、今までもやってきております。ただ、なかなか社会福祉協議会がやっている、そのヘルパーの講習なんかでもなかなか仕事につくことに結びついていないという状況はありますので、今回は、今、学校法人でその研修を受けた方たちの、一度、その仕事についた方たちのフォローアップ研修というのがあります。その方たちは、そういうものを受けてステップアップしていくことになりますので、そういうのを受けるためには、休んで行かなければいけないという状況になりますので、それは学校法人のほうと相談をさせていただいて、それを厚岸町に来てやっていただくというようなことも、今、相談して本年度やろうと思っています。そういう取り組みを一つ一つやっていく、今のところはそういうことで考えております。

質問 佐々木亮子

町としてもいろいろ考えて取り組みはされていると思いますけれども、なかなか今、国が実施している施策というのは効果が見えてこないということもありますので、今後もぜひ町で取り組めること、できることというのは積極的にやはり取り組んでいっていただきたいと思います。先ほども言いましたけれども、必要であれば介護従事者の方への働いてもらうため、あるいは働き続けていただくための町としての独自の支援金ですとか、そういったことも考えていただきたいなと考えるのですが、そういった点についてはどうでしょうか。

答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)

いろいろな取り組みについては相談をしながらやっていきたいと思います。支援金につきましては、今、国が実施している加算ですかというようなところで、それなりの賃金の水準にきているという部分も、実は、厚岸町内の事業所の中にはあります。そうすると単純に支援金をプラスして、どうなのかなという部分はありますので、今の段階では、そのことは考えておりません。

質問 佐々木亮子

しっかりその辺も調査していただいて必要な手だてをとっていただくということを再度求めたいと思います。次にいきます。2点目ですけれども、宅地擁壁等の危険度調査防災対策というところで、これ現在もパトロールをしているということですけれども、この安全点検というのでしょうか。これはどのようにされているのでしょうか。

答弁 建設課長 水上(建設課長は2019年12月まで)

この安全点検でございますけれども、この擁壁だけの調査ということではなく、道路を調査することによって、それに隣接する形であれだけ擁壁等もついているものですから、その辺のまずは目視での確認ということで行っております。

質問 佐々木亮子

すごいいろいろな種類がありますよね。この擁壁だけ見てもすごいいろいろな種類があるのだなと改めて思ったのですけれども、目視で、これいろいろな形になるものというのが、全てこれは危険ではないかというような、そういった判断というのはできるものなのでしょうか。

答弁 建設課長 水上(建設課長は2019年12月まで)

この擁壁にもコンクリートから、あとは通常の崖であれば石積みであったり、いろいろなタイプあります。ただ、このコンクリートであれば、一般的にコンクリートの表面を見れば、コンクリートのひび割れ等でも判断できますし、また、石積み、要はブロック積みであれば、そのブロックが抜け落ちたり何とかという形での確認もできます。今回、この質問にあります、拡充の内容を改めて説明させていただきますが、高さが2メートル、そこの上に立っている個数が2個以上、また、この制度の概要、少し詳しいものを見てみますと、要はつくってから20年以上経過したもの。具体的に、この要は要件が示されています。今、これ全てを全部この年数までということは確認はしておりませんが、1回目の町長答弁にもありましたが、通常の道路パトロールの中で分かる範囲で今現在、調査をやっているという状況です。

質問 佐々木亮子

熊本の地震などでは宅地擁壁、これが倒壊した、そういったことで影響を与えた、あるいは完成するのにもすごく時間がかかったというようなことも言われておりますので、今すぐは全部ということは確かにできないと思いますけれども、ぜひ調査というところを続けていっていただきたいなと思います。そして、必要であれば調査をしっかりとして施工をまたしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 建設課長 水上(建設課長は2019年12月まで)

引き続き、この道路パトロールを中心に必要な場所が確認されたんであれば、それなりに対応をしてまいります。

質問 佐々木亮子

それで次ですけれども、学校の分野のところにいきたいと思います。学校の危険度調査というものがありますけれども、これ学校の中で施設防災避難場所としての取り組みというのですか。そういった内容的なマニュアルというものは、これ各学校などで作成されているのでしょうか。

答弁 管理課長 高橋(管理課長は2018年3月まで)

各学校においては、それぞれマニュアルなるものをつくっております。

質問 佐々木亮子

それで、今回、さまざまな点から支援がされるということで、たくさんの内容が出されているのですけれども、特に耐震化についてはされているということですけれども、耐火性、あるいはバリアフリー化というものが、これからやはり必要になってくるのではないかと思うのです。この耐火性、あるいは耐熱性、バリアフリーを設置するということについてはどのようにお考えでしょうか。

答弁 管理課長 高橋(管理課長は2018年3月まで)

通常学校生活を送る上でのバリアフリー化、もしくは耐火性等は今現在も満たされていると考えますが、国から示された、この防災拠点機能という部分については、その辺はまだ十分な方法はされていませんし、防災拠点に指定されるということになりますと、学校だけの話ではありませんので、その辺の状況は、今後、教育長の答弁にもありましたけれども、学校の施設の状態を把握した上で、町長部局の防災担当のほうとも協議して進めていかなければならないかなと考えております。

質問 佐々木亮子

報道などでは、いつ大規模な地震が起こっても不思議ではないというようなことも報道されていますので、ぜひ早急に強靱化計画、どうしていくのかというような計画なども進めていただきたと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 管理課長 高橋(管理課長は2018年3月まで)

学校は、まさしく児童生徒が多くの時間を過ごす場所でありますので、その辺の安全性については十分配慮したいと考えております。先ほど申しましたとおり、この防災の観点での部分につきましては、今回、この国から示された部分につきましては、実は、避難所となる公立学校施設の防災機能に関する調査というものが昨年ありまして、その中で学校としてというよりも防災拠点として、例えば、貯水槽があるかですとか、無線があるかですとか、そういう部分の調査をした内容であります。それを受けて、この国のほうで、今回、この考え方が示されたと理解しております。その辺も踏まえまして担当部局と協議しながら進めてまいりたいと考えております。

質問 佐々木亮子

担当、そして、地域の方も避難をしていくわけですから、やはりそこの地域の方なんかともしっかりと協議の場を持っていただきたいと思います。その上で、協労という意味でも、そういった点で、ぜひこういった強化を進めていただきたいなと思います。それで、もう一つの通学路の安全対策なのですけれども、これは行っているということですけれども、例えば、同じ通学路に指定されていたところでも夏場、あるいは冬場によってその危険度ですとか、見通しですとか、そういった違いが出てくるのではないかなと考えるのですが、その点、その季節に応じた、あるいは昼、日中ですとか、夜間ですとか、そういった安全点検というのはどのようにされているのでしょうか。

答弁 管理課長 高橋(管理課長は2018年3月まで)

先ほど、教育長から答弁させていただいた部分につきましては、役場の関係か、あるいは国の機関が入って日中に点検をしております。夜間ですとか、冬期間の部分については地域の方とか、保護者の方からもいろいろな意見をいただく場合があります。例えば、冬期間ですとここの地区の除雪がおそいですとか、この歩道がちょっと狭いのではないのかというような報告というか部分もございます。その際は、建設課のほうにもお願いして、その部分の改善につとめておりますし、夜間の部分についても、例えば、学校周辺で暗い部分があるとかという部分についても、学校のほうでは把握した部分については、こちらのほうに要望が上がってきて街灯つけるなりというような対応はしておりますので、今後もそのように適切に進めていきたいと考えております。

出典:厚岸町議会 平成30年第1回定例会 2018年3月8日 議事録 PDF(23ページ) 間違いを知らせる