みんなの議会

厚岸町議会 平成27年第1回定例会 2015年3月10日

(1)農村地域の活性化について/(2)男女共同参画について

2015年3月10日、厚岸町議会の一般質問で、石澤由紀子議員が「農村地域の活性化について」「男女共同参画について」について質問し、町長 若狹、教育長 富澤、産業振興課長 阿部が答弁しました。

質問者
石澤由紀子 議員
答弁者
町長 若狹、教育長 富澤、産業振興課長 阿部

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 石澤

さきに提出した通告書に従って質問します。農村地域の活性化について。国連により、2014年は国際家族農業年、2015年は国際土壌年と決議されています。このことをどのように受けとめているか。なぜ2年連続してこのような取り組みを世界各国に呼びかけていると思いますか。今、国会での安倍首相の農業、農協改革、断行の所信表明について伺います。戦後の農家や農村地域を生産、販売、金融、共済保険、医療などで支えてきたのは、総合農協活動と思います。農協の役割をどのように評価し、今後どのように連携していくつもりか、伺います。農業、農協改革で地域の人口はふえ、所得倍増が実現し、地域は活性すると思いますか。本町の住民生活基盤への影響はどうなると思いますか。誰のための、何のための改革と思いますか。結局は、JA全中、JAつぶしは、日米財界主導のTPP参加を先取りした地ならしではないかと言われていますが、どう思いますか。道内酪農家に、将来に対する動揺が広がって、ホクレンから離脱し、道外乳業メーカーに直接出荷する動きがあることをどのように捉えていますか。昨年8月に発足した新たな根釧酪農構想検討会議による根釧酪農ビジョンの検討が始められましたが、目的や方向性はどのようなものですか。親元就農支援対策として、町独自の親元就農支援金制度を創設できませんか。次に、男女共同参画について。来年国は、男女共同参画基本計画の第4次計画の策定を予定していますが、本町の取り組みはどうなっているのか伺います。女性の社会参画がなかなか進まないことに対して、どのように考えていますか。各種審議会などを公募制にして、女性委員や若者の委員をふやすことは考えられませんか。1回目の質問を終わります。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

3番、石澤議員のご質問にお答えをいたします。1点目の農村地域の活性化についてのうち、初めに、国連により、2014年は国際家族農業年、2015年は国際土壌年と決議されています。このことをどのように受けとめているのかについてでありますが、国際家族農業年については、特に農村地域における飢餓や貧困の撲滅、食料・栄養安全保障の提供、生活改善、天然資源管理、環境保護、そして持続可能な開発を達成する上で、家族農業や小規模農業が担う重要な役割について、世界の注目を喚起することにより、その認知度を高めることを目的として定められています。また、国際土壌年については、適切な土壌管理が加盟各国の経済成長、貧困撲滅、女性の地位向上などの社会経済的な課題を乗り越えていくために重要であり、限りある土壌資源の持続性向上とその必要性の社会的認知を高めることに、加盟国や関連する組織などが自発的に努めるよう呼びかける目的で定められております。いずれにいたしましても、1次産業を基幹産業とする当町にとって、その考え方は共感できるものと考えております。次に、なぜ2年連続してこのような取り組みを世界各国に呼びかけていると思うかについてでありますが、国際年については、その時々の事情や必要に応じて、国連総会で決定されるもので、基本的にはそれぞれ独立したものであるとのことでありますが、家族農業も土壌も、将来的な食料安全保障のため、それぞれが世界的に大きな課題であることから、続けて定められたものと考えております。次に、今国会での安倍首相の農業、農協改革、断行の所信表明について伺いますのうち、初めに、戦後の農家や農村地域を生産、販売、金融、共済保険、医療などで支えてきたのは、総合農協活動と思う。農協の役割をどのように評価し、今後どのように連携していくつもりかについてでありますが、厚岸町の農業は、基本的に家族経営による酪農でありますが、この酪農経営には多額な資金や設備を要し、生乳の流通処理も含め、農家単独では対応できないところを現在まで維持発展させてきたのは、まさしく農協活動であります。今後の当町の酪農の維持発展にとっても、農協の存在、役割はますます高まるものと考えますので、引き続き、より密接に連携し、さまざまな課題に対応してまいりたいと考えております。なお、農協においては、農協グループとして独自に改革プランを策定しており、その自己改革が確実に進められる必要があると考えております。次に、農業、農協改革で地域の人口はふえ、所得倍増が実現し、地域は活性化すると思うかについてでありますが、改革の内容をまとめた法案もまだ示されておりませんので、今の段階で判断することはできないことをご理解願います。次に、本町の住民生活基盤への影響はどうなると思うかについてでありますが、地域住民生活にも支障を及ぼすおそれのあった准組合員の利用制限については、見送られておりますので、現在の状況では特に影響はないと考えておりますが、他の改革の影響については改革の内容をまとめた法案等もまだ示されておりませんので、今の段階で影響を判断することはできません。次に、誰のための、何のための改革と思うかについてでありますが、安倍首相は強い農業をつくるための改革、農家の所得をふやすための改革と表明しておりますが、具体的な内容が示されておりません。今後、農家を初め、関係者に十分説明を尽くし、理解を得ながら進められる必要があると考えております。次に、結局、JA全中、JAつぶしは、日米財界主導のTPP参加を先取りした地ならしではないかと思われるがどうかについてでありますが、私としては、そのように考えておりません。農協改革、TPP問題が日本の将来に向けた大きな課題であるため、国においてそれぞれ取り組まれているものと考えております。次に、道内酪農家に将来に対する動揺が広がって、ホクレンから離脱して、道外乳業メーカーに直接出荷する動きがあることをどのように捉えているかについてでありますが、この動きの背景には、近年の輸入飼料の高どまりで収益が悪化し、規模拡大で経営を維持しているが、設備投資に伴う多額の借金を抱え、ホクレン向けの出荷ではコスト上昇に追いつくだけの乳価水準を確保できず、手数料も割高といった不満があるとのことであります。ホクレンによる一元集荷は大手乳業メーカーへの価格交渉力を高める利点があり、遠隔地でも均一な輸送費が酪農家の経営を支えてきたという状況があります。しかし、現実には、農家の不満を解消できない状況がありますので、今後、酪農家の所得向上に向けたさらなる取り組みが求められているものと考えております。次に、昨年8月に発足した新たな根釧酪農構想検討会議による根釧酪農ビジョンの検討が始められたが、目的や方向性はどのようなものかについてでありますが、根釧酪農ビジョンについては、根釧地域全体の酪農や地域の将来像とその実現に向けた取り組みの基本方向を示すことを目的に、釧路根室管内の市町村長及び農業協同組合長で構成する新たな根釧酪農構想検討会議により、去る2月17日に策定されております。今後、草地型酪農の推進、担い手育成確保、高付加価値化の推進の三つの視点による具体的な展開策について、農協と連携しながら、それぞれの役割に応じた取り組みを進めていきたいと考えております。次に、親元就農支援対策として、町独自の親元就農支援金制度を創設できないかについてでありますが、新規就農については、農地や牛舎もない一からの出発であるため、国等の支援制度を活用して農協が受け入れを行う場合に、町が厚岸町新規就農者誘致条例により支援を行っておりますが、親元就農の場合は、酪農経営に必要な農地や施設等の基盤が既にある中での就農のため、スタートが全く違う状況にあります。離農が続き、跡継ぎも減少している中で、その支援策の必要性を求める声も聞いておりますが、具体的な支援策については、農協との協議の中でも難しいとの意見もあり、現段階では町独自の親元就農支援金制度の創設は考えておりません。なお、国では、青年就農給付金制度により、一定の要件はありますが、親元就農者に対しても、就農前や就農後に給付金を受けることができる対策も拡充されておりますので、その活用については、農協等と連携し、対象者への支援を図ってまいりたいと考えております。続いて、2点目の男女共同参画についてのうち、私からは、各種審議会などを公募制にして、女性委員や若者の委員をふやすことを考えられないかについて、お答えをいたします。確かに、少しでも多くの町民が行政に参画し、幅広い意見を反映させていくためには、公募制の導入も一つの方法であると考えます。しかしながら、審議会等には、法令または条例の規定により、委員となるべき要件が制限されている、行政処分に関する審議等を行う、専ら高度、専門的な知識を有する事案の審議等を行うといった審議会等もあります。また、それぞれの根拠条例では、関係機関・団体からの委員選出や学識経験者などの委員資格基準が規定されているため、公募できる委員としては、識見を有する委員に限られ、定数のうち多くても1名から2名程度になるものと考えます。さらに、識見を有する委員とした場合には、公平・公正な立場で意見を述べていただける方を面接等により選考する必要がありますし、応募資格などを定める必要もあります。昨年、第5期厚岸町総合計画の基本構想の見直しや後期行動計画の策定のため、厚岸町総合計画策定審議会の委員を選任する際、定数20人のうち2人を公募したところ、1人しか応募がなかったことや、さかのぼりますと、私が町長に就任した翌年に設置した厚岸町経営改革推進委員会の委員15人全員を公募した際も、定員に満たなかったといった過去の経験もあります。また、公募制は、先ほど申し上げたとおり、少しでも町民に行政に参画していただくための一つの方法ではあると考えておりますが、女性や若者をふやすための有効な方法であるとは限らないものと考えます。このようなことから、町としては、今後も必要に応じて一部公募制も取り入れながら、また、委員選任に当たって協力をいただいている関係機関や団体、自治会などにも、できる限り女性や若者を推薦していただけるようお願いしてまいりたいと考えております。女性の社会参画に関する質問については、教育長からお答えをいたします。

答弁 教育長 富澤(教育長は2016年9月まで)

次に、私からは、女性の社会参画がなかなか進まないことに対してどのように考えているのかについてお答えいたします。当町の男女共同参画の推進につきましては、各自治会女性部や産業団体など37団体、1,000人以上の構成員から組織されている厚岸町女性団体連絡協議会が男女平等参画推進のための活動に取り組んでおります。この男女平等参画の活動について、厚岸町女性団体連絡協議会からは、特に指摘事項がない旨伺っておりますが、今後も厚岸町総合計画の施策に基づき、女性団体の活動に対し相談、協力などの支援と女性団体及び関係各課との連携に努め、男女平等参画社会の推進に努めてまいりたいと存じます。以上でございます。

質問 石澤

まず最初に、1番のことなんですけども、国際土壌年ということなんですけど、町長が言っているとおりに、生活改善や、それから環境保護、そういうの上がっていますが、今、世界中の土壌がどうなっているかということがとても問題になって、そしてこのことが出てきたと思うんですよね。日本の伝統的農業といえば、100年前に戻らなきゃならないと思うので、100年間の農業が今やれということではないんですが、海外での肥料に一切頼らないで、都市であれば、言っていいのかな、下肥を集め、かまどの草木灰、そういうものでやっていた時代から、もうずっとたちまして、そして今は近代化の波にのまれて、食料は他国に委ねられた。トウモロコシ、大豆、小麦など3,000万トンを30年にわたって恒常的に日本は輸入しています。穀物メジャーは穀物価格の高騰、燃料用作物最大の生産の拡大を背景に、アジアやアメリカでは広大な土地が奪われていってます。森林は伐採され、先住民の生活の場は奪われていっている。奪われた農家は賃金労働者になり、貧困はつくられていく。今、いろんなテロとかいう問題が上がっていますけども、これも貧しさゆえに出てくる問題もないとは言えないと思うのです。それで、このTPPの問題も含めて、今度、日本がそういうことになりかねない。土壌も奪われ、それから生活も奪われ、地域も崩壊するということになっていくと思うんですが、そのときに一つ言いたいんですけど、まず、農協改革は組合員である農家から一言も出ていないんですよね。これが、もうまず、すごく腹立たしいです。確かに、農協は問題があるけども、組合員から出たものだったら組合員で、組合ですから自分たちで解決していきます。それをトップダウンで、上から押しつけてきた。何か農家は、どうしょうもないから、俺たちが上から教えてやるから、おまえら我慢せいと。何かそういう感じの、今回の安倍首相の農協改革です。その中で、太田、厚岸はまだお店もあります。それから金融機関もあります。だけども、地方に行ったら農協が金融機関になってる。郵便局あるから、そういう意味では太田はまだ、厚岸は農村地帯のほうはまだ守られているかもしれませんが、病院にしても、それからお店にしても、販売にしても、やっぱり農協が抱えている地域に対しての役割というのは、とても大きいと思います。先ほど町長がおっしゃってましたけども、そのとおりだと思うんです。ただ、こういういろんな問題の中で、農家は先が見えなくなっているというのは確かなんですよね。大きな乳業メーカーに、これは、鶴居村ではイオンですね。それから、MMJです、向こうの。MMJ、乳業メーカーなんですけど、本州のメーカーですけども、そこに今は、十勝が2件、3件かな、4月になってから、こっちの別海のほうでも1人手を挙げるのがいるという話になっています。そのくらい大変何か浮き足立ってるというのも確かなんですよね。その中で、どんどんどんどん地域が閉塞していくんでないかなという感じが私はしているんです。それで一つ質問なんですけど、さっき後継者の問題で、新規就農の人たちに対してはいろんな、大変ですけどね、新規就農は大変なんですけど、その人たちに対していろんな支援が出てきました。だけども、親元支援に対しては、いろんなものがあるんじゃないかと、牛舎もあるし、それから土地もあると。だから、そういうのはないんだという言い方をされましたが、マイナスからのスタートの場合もあるんですよね。結局は、同じように牛舎も建て、親は結局自分の子供が帰ってくるっていう感覚がなかったもんですから、自分の代でやめようという農家が結構あります。そうすると、施設も古い、それからいろんなものを、借金も結局してるから、自分の代でやめると、それを全部ペーさせてやめるという人も出てきます。そういうもとでは、新規就農と一緒なんですよね。ですから、そこに対しての支援が全く、新規と全く違う状況だという感覚から外れてね、やっぱり親元就農の人たちが帰ってこれるような条件づくりが必要だと思うんですよ。それはどうでしょうか。

答弁 産業振興課長 阿部(産業振興課長は2015年3月まで)

親元就農で、奨励をするような、喚起するような意味合いの奨励金みたいなものの対策と、それから、実際に牛舎を建てるですとか、そういったことをするための対策というものが、それぞれ出てくるんだというふうに思います。今回、今畜産クラスター事業というようなことが平成26年の補正から始まりますけれども、その事業では、施設整備に対して農家が法人化をするということが条件になりますけれども、そこに対して、今まではそういう施設整備に対して補助金がなかったものが出てきているような状況も出てきております。それから、奨励金的なもののことでいけば、なかなか奨励金として出したものが、ちょっと言葉悪いんですけれども、小遣いになってしまうような状況で使われてしまうようなことではやっぱりいけないというようなこともあります。やはり、本当に酪農に就農するんだというような意欲を持ってもらうということが一番大事なことになってまいりますので、なかなかそういった意味で農協のほうとも協議はしてますけれども、難しいというような状況があります。

質問 石澤

施設のことと違うと言っていましたけど、施設の問題といえば、クラスター事業というのは、あれは建物を建てるときは法人でなければだめだという縛りがありますよね。ですから、今の牛舎を直すぐらいでしたら、それほどの金額要らないですから、それに対する補助をするとか、そういういろんな方法ができると思うんですよ。この中で、根釧酪農ビジョンについて、今方向性を、2月17日出ていって、なっていますけども、この中で、新規就農の人もそうでしょうけれども、子供たちの中で豊かな自然環境で働きたい、子育てをするんだったら農村で育てたいとか、それから、家族の健康や子供の教育のために働きたい、自分に合った生き方をしたいといった夢を持った数多くの新規就農者が新たに担い手として釧根地区に定着してなっています。これは、新規就農だけでなくて、本当に外に出ていて町で暮らしていた子供たちの中にも、やっぱり子供は農村で、地元に帰って育てたいなという子供たちが、結構聞くんですよ。だけども、家へ帰ってもねって、今、親はちょっと借金だらけで、できないんだよなっていうようなことも言われます。ですから、地域再生と言いますけども、結局子供たちが帰ってこようと思っても、そこで受ける受け皿に何ら変化がなかったら、戻っては来れないし、それから、全く生活するものがなくて戻ってきたりしますよね。家へ帰ってこいば、畑もあるし、何とかかんとか食べてはいけるんですけども。それで、そこで子育てをして、地域に帰りたいという人たちを入れられるような施策を考えていくべきだと思うんですが、釧根酪農ビジョンの中でもいろんなことを上げていますけども、この中にありましたが、これもらったんですけども、結局、規模拡大をしたことによって、いろんな負担もかかっているし、それから、そういう大手乳業メーカーの交渉ですね、これはいろんな意味でコストが上昇して、乳価の数字を確保できなくてと、そんないろんな問題もあるんですが、その中で地域でやっていくためのいろんな方法もあると思うんですよ。だから、それを単純に、ただ今の政府の言っているようなやり方では、厚岸町で農家はどんどん減っていくだろうし、それから先が見えないから、何も見えないというので、今言っていた、今新たに入ってこようとしている人とか、それから、これから来たいなと思っているような人たちの、そういう相談窓口みたいなことを農協とかで開設するとかということはできないんでしょうかね。それはどうなんでしょうか。

答弁 産業振興課長 阿部(産業振興課長は2015年3月まで)

新規就農者に対しての相談窓口という部分では、農業委員会のほうが担い手センターという北海道のセンターのほうと連携して、そういう窓口的なものの対応をしております。そこに町側も一緒になって担い手育成協議会というものを昨年2月につくっておりまして、農協、それから関係機関含めて、そういう組織をつくっております。そういった中で、そういう窓口の部分の対応もしておりますし、それから、どういった支援ということができるのかというようなことは、そういったところで、これから協議していかなくちゃいけないというふうに考えております。

質問 石澤

新規就農者だけでなくて、親元就農の人たちとかも含めて、厚岸に戻ってきて酪農やりたいとか、農業やりたいとかという人たちの受け皿の窓口として、そこを活用するということは可能なんでしょうか。

答弁 産業振興課長 阿部(産業振興課長は2015年3月まで)

担い手育成支援協議会ということで、担い手という言葉を使っております。新規の人も、それから後継者になる方も含めて、そういう方たちの全体的な協議をする場というふうに考えておりますので、その中で検討していきたいなというふうに。ただ、先ほどのハード的な部分の施設的な整備ですとかいう部分では、非常に資金的なものも大きな資金が必要ですし、そういった部分では、やはり国の制度がなければ、町単独でそういう対応ができるというのは難しいというふうに考えております。

質問 石澤

やっぱり新生活を求める若者の夢を持てる地域づくりということも含めて、いろんな意味で、何でも相談ではないですけれども、若い人、若い人だけじゃないと思うんですけど、Iターンでも、Uターンでも戻ってきて、就農したいという人たちに何でも相談窓口として専任者をつけれとは言いませんけれども、そういうような窓口を開設してもらえたらいいなと思います。それから次に、男女共同参画についてに移ります。確かに、公募制も一つの方法であると考えるとおっしゃっていますけども、審議会、ここにはいろんな、確かに高度な知識も必要だと思いますし、事案の審議を行うということも必要だと思いますが、これは町のことですよね。町のいろんな問題を、そこで見識を有するという形でしょうけども、町の問題をいろんな形で話し合って、一つの意見を出してくるという場所だと思うんですが、とすれば、町長が最初にやった、町長が就任した翌年につくった厚岸町経営改革推進委員会の15人を公募したと、公募したが定員に満たなかったということもおっしゃっていましたけども、まずこういう推進委員会のことをどれだけ町民に、こういうもので、こういうことをしますがということを知らせることをしたのでしょうか。知らなかった人もいたんじゃないですか。それから、町民はサービスを受ける側になっているような気がするんですけど、こういうことをして、こういう町をつくりたいので、みんなの意見をきかせてくれというそのやり方、どれだけ広げられたんですか。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

私からお答えをさせていただきます。男女共同参画の時代、前から私もお話をいたしておるわけでありますが、女性が輝く社会ということで、安倍総理も声高らかにうたっておるわけでありますが、しかしながら、男女共同参画社会基本法というのは、平成11年にもうできているのです。それと、男女均等雇用法というのが、30年前にもうできているんです。そういう中にもかかわりませず、今日そのような女性対策をしなければならないということは、私といたしましては大変残念に思っております。やはり男女平等、男女参画というのは重要な課題であるという認識を持っておるわけでございまして、そういう中において、審議会、委員会においても、広報等も通じて、その重要性を認識いただくなどしながら、公募をいたしておるわけでありますが、しかしながら、実際、第1回目の答弁でお話をしたとおりであります。今、石澤議員からいろいろなお話がありましたけれども、だからといって、私としてはその意見も大事にしながら、これからも、女性の積極的な社会進出はもちろん、行政に対するいろいろなご意見も承る機会をつくっていかなければならない、そのように考えておりますので、ご理解をいただきたいと思っています。

質問 石澤

確かにいろんな団体ありますよね、厚岸町もね。女性団体たくさんあるんですが、どうしても団体ごとに公募、いい審議委員出してください。別に会長さんに出してくれと言っているわけじゃないんですけど、そうなるとどうしても役員さんの中で決まりますよね。決まって出てくるような感じになっていると思うんです。それで、男女共同参画の中で、なぜ、そんなに簡単に女性が出てこれないのかというと、女の人に中にある、一つは、男の人は仕事ですよ。仕事だけですよ。だけど、女の人は家事と仕事ですよ。子育てですよ。それ全部背負っているんですよ。それ毎日こなしています。その上で職場に出てきて仕事をして、そしてまた帰って、家事と子育て。くるくるくるくる回っていますよね。その中で、今度は女の人、手が足りなくなって、少子化になって、人がいなくなったから女性を雇用しましょうというのが、今の安倍首相の感覚ではないかと思うんですけど、安い労働力が欲しいということで出してきているように思うんですが、結局、女の人が自分自身も縛っている家事、子育て、大事ですよ、介護もそうです。大事なことです。生活の部分。生活のいろんな大きな部分を全部女性が背負っているんですよ。その上で仕事ですよ。はっきり言わせてもらうと、男性は仕事ですよね。家事もやってる人います、今はね。いますけども、基本的に女の人に中にも縛りがあります。家事ができなくて、こういう仕事、外に出ていけるんだろうかとか、これをほっぱらかしていけるんだろうかという、そんな思いあると思うんですよ。それを全部払拭してやって、初めて。それを出ていけるような環境をつくらない限り、この男女共同参画なんてできないと思いますよ、これからだって。ですから、そういう機会をどうやってつくるか。どういうふうにして女の人たちが参加できるような環境をつくるか。若者もそうですよね。そういう人たちつくるにはどうしたらいいかというのを考えていく場所をつくっていかなきゃなんないし、それをしないと、いろんな人の意見は入ってこないと思います。審議会もそうですけど。有識者っていいますけども、申しわけないんですけど、ある一定の年齢の人の有識者はだめだと思うんですよ。いろんな若い人の、いろんな願いや考え方も入れるような、大きな枠で2人とか3人じゃなくて、大きな枠で、しかもこういうことをするんだというのを何回も出してね、これから厚岸町をどうするか、みんなで考えようやと。高校性でもいいです。中学生でもいいじゃないですか。その意見を引き入れるくらいの大きなもので考えて、その中で審議会というものを考えていかないとだめだと思うんですよ。だから、男女共同参画っていう以上は、やっぱりその背負っているものをちゃんとなくしてやれるような場をつくらなきゃならないと思いますが、どうですか。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

お答えをさせていただきます。大変いい意見でございます。私と同様の意見であります。しかしながら、実際、審議会、委員会等にお願いいたしましても、厚岸町の場合は女性が約3割程度であります。やはり今日の社会進出、さらにはまた子育て等々考えれば、社会進出の環境をよくしていかなければならない。特に私も、厚岸町の女性で組織しております女性団体連絡協議会、もう時間があれば必ず出ております。そしてまた、いろいろなご意見を承っておるわけでありますが、多くの女性団体の組織が集まってるわけでありますが、農協女性部、さらにはまた漁協女性部等々が各団体にもあるわけでありますが、それぞれのご意見を大切にしながら、私は進めておるつもりでありますが、特に私も町長になりましてから、多くの女性をできるだけお願いをいたしたいということで進めてきておるわけでありますが、まだ3割に満たないと、3割ちょっとであります。そういうことを考えますと、これからもさらに、今、石澤議員のご意見を踏まえながら、多くの女性が行政に参画できる環境、社会というものをつくっていかなければならない、そのように思いますのでご理解をいただきたいと思います。

出典:厚岸町議会 平成27年第1回定例会 2015年3月10日 議事録 PDF(32ページ) 間違いを知らせる