みんなの議会

赤平市議会 令和7年第3回定例会 2025年9月5日

障がい者福祉について

2025年9月5日、赤平市議会の一般質問で、木村恵議員が「障がい者福祉について」質問し、社会福祉課長 高橋脩が答弁しました。

質問者
木村恵 議員
答弁者
社会福祉課長 高橋脩

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 5番 木村恵

次の質問に移ります。件名の4です。障がい者福祉について、項目の1、手話施策推進について、要旨の1です。今年11月、デフスポーツの魅力や価値を伝え、人々や社会とつなぐ、世界に、そして未来につながる大会へ、誰もが個性を生かし、力を発揮できる共生共存の実現、こういった大会ビジョンを掲げて第25回夏季デフリンピックが東京で行われます。赤平市にもこの大会のキャラバンが7月11日に来られ、ぜひ大会を盛り上げてほしいと訴えられておりました。これに先立ち、国会では手話に関する施策の推進に関する法律が公布、施行されました。手話言語の国際デーと同じ9月23日、もうすぐですが、手話の日と規定、施策の柱には手話の習得、使用、手話文化の保存、継承、発展、手話に関する国民の理解、関心の増進、この3つを掲げております。具体的には、手話を必要とする子供や保護者に対し情報や習得機会を提供する、学校で手話による教育ができるよう指導方法の研修を行う、行政で手話を使える環境を整備するために事業主に情報提供する、手話に関する専用人材の養成確保に取り組む、災害時における手話による情報提供や中途失聴者が手話を取得する機会の確保など様々な施策の推進が盛り込まれました。地方公共団体の責務はどのようなこととなり、基本的な施策はどういったことを推進するのか伺います。

答弁 社会福祉課長 高橋脩

手話に関する施策の推進に関する法律についてでございますが、この法律は手話が言語であるという認識の下、手話を用いる聾者や難聴者の皆さんが安心して社会に参加できる共生社会を実現することを目的としてございます。その中でこの法律第3条におきまして、国及び地方公共団体は手話に関する施策を総合的に策定、実施する責務を有すると定められております。具体的な地方公共団体が進めていくことになる主な基本的な施策といたしましては、まず手話の普及啓発であります。これは、市民の皆さんに手話への理解を深めていただくための取組や手話奉仕員などの人材を育てていくものでございます。次に、情報保障の充実も挙げられます。これは、行政サービスや先ほど申し上げられた災害の際など、情報をお届けする場面で手話通訳などの手段を確保するとのことであります。そして、専門人材の育成も重要な施策であると考えております。これは、手話通訳者や手話通訳士といった専門的な知識を持つ人材を養成し、確保に努めることでございます。これらの施策をそれぞれの地域の実情に応じまして進めていくことが求められていると考えております。

質問 5番 木村恵

基本的には、今述べられたようなことを障がい者計画等に反映させて推進していくということになると思います。例えば災害時などの安全確保するための手話による情報提供でいえば、防災訓練などで手話通訳を派遣する、あるいは避難所に派遣をするといったこともできる体制をつくるということが必要になってくる、職場における環境の整備でいえば、手話を必要とする従業員の方が健康診断を受ける場合、あるいは定期健診など受ける場合ですけれども、通訳がいないと適切な医療に結びつかないおそれがあるということから、通訳者派遣制度などの情報提供をしっかりとしていく、そういった対応をしてもらえる環境をつくるということが挙げられると思います。こういった取組についても具体的に取り組んでいかれるのかお伺いします。

答弁 社会福祉課長 高橋脩

手話施策推進における具体的な取組についてでございますが、議員ご指摘のとおり災害時や医療現場での手話通訳者派遣は大変重要な取組であると認識しております。本市では、障がい者地域生活支援事業の一環といたしまして手話奉仕員派遣事業を行っておりまして、手話を必要とされる市民の皆様の社会生活を支援させていただいているところでございます。今後におきましても新たな手話奉仕員の確保が不可欠であると認識してございますことから、手話に対する裾野を広げるためにも手話奉仕員養成講座につきましては継続的に取り組んでまいりたいと考えているところであります。

質問 5番 木村恵

しっかり取り組んでいただきたいと思います。要旨の2です。次の質問ですけれども、もう一つ具体的な取組についてお伺いします。3月の第1回定例会で手話奉仕員の研修会や派遣事業を継続するために必要なことは何かとただしましたところ、手話講座による手話に対する裾野を広げていくことが必要だと、その積み重ねが手話奉仕員の養成につながると、広報の手話コーナーや出前講座などの取組により広く市民へ手話に対する理解を深めていくことも必要だと、手話を必要としている市民が安心して生活できるよう事業継続に努めていくということだったのです。それに対して私は、事業継続のために人材確保にしっかり取り組んでいただきたいと要望をしました。このたびの手話施策推進法では、第15条に人材確保に関する規定があります。第15条「国及び地方公共団体は、手話通訳を行う者その他の手話に関する専門的な知識及び技能を有する人材の安定的な確保、養成及び資質の向上のため、研修の機会の確保、適切な処遇の確保その他の必要な施策を講ずるものとする」となっております。この点について今後どのように取り組むか伺います。

答弁 社会福祉課長 高橋脩

手話施策推進法の第15条の規定に基づく人材確保についてでございますが、3月の第1回定例会におきまして手話事業の継続のために人材確保にしっかり取り組んでいただきたいとのご要望いただいたこと、私も承知をしてございます。さて、手話施策推進法第15条に定める人材確保につきましては、手話通訳者の安定的な確保が手話を利用される市民の皆様の情報保障や社会参加を進める上で大変不可欠であると認識しているところでございます。今後におきましては、手話施策推進法の理念に基づき、手話を必要とする市民の皆様の福祉を守るため、着実に事業を継続していくための人材確保に取り組んでまいりたいと考えております。

質問 5番 木村恵

人材確保に取り組むことは、確認できました。重ねてになりますが、現在行っている取組ができなくなるということのないようにしていただきたいと思います。人材の養成及び資質の向上のため研修の機会の確保などの部分についてもお伺いしたいのですが、人材の養成については今行われている養成講座の継続はそうですけれども、ほかにもいろいろな手法があると思います。例えば職員の研修について、赤平市も入会している全国手話言語市区長会、設立で10年になるものですけれども、ここでも行政職員手話講習会、あるいは先進地職員派遣などの取組が進められているということです。総会が毎年6月に行われているということですが、この市区長会への参加などはどうなっているのかお伺いします。

答弁 社会福祉課長 高橋脩

手話に関する人材養成における具体的な取組についてでございますけれども、手話言語を必要とされる市民の皆様の福祉を守るため、現在行っている手話奉仕員養成講座につきましては引き続き取り組んでまいりたいと考えてございます。その上でご質問の手話言語市区長会総会への参加についてでございますが、市長におきましては北海道市長会におきます公務と時間が重複しているため参加はしておりません。

質問 5番 木村恵

総会については、公務が忙しいのであれば仕方ないのかなと思いますが、市長のやる気も問われる気もしますので、できる限り参加していただければなと思います。少なくとも行政職員の手話講習会であるとか、先進地職員派遣、こういったものを活用するのは有効ではないかと思いますので、しっかり取り組んでいっていただきたい、人材養成、こういったものも活用しながら努めていただきたい、このことを要望して質問を終わります。

出典:赤平市議会 令和7年第3回定例会 2025年9月5日 議事録 PDF(15ページ) 間違いを知らせる