赤平市議会 令和7年第2回定例会 2025年6月19日
市政運営について
2025年6月19日、赤平市議会の一般質問で、渡部修之議員が「市政運営について」質問し、市民生活課長 斎藤政弘、市長 畠山渉が答弁しました。
- 質問者
- 渡部修之 議員
- 答弁者
- 市民生活課長 斎藤政弘、市長 畠山渉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 3番 渡部修之
議席番号3番、新政クラブ、渡部修之、通告に従い、質問させていただきますので、ご答弁のほうよろしくお願いします。まず、件名1、市政運営について、項目1、マイナンバーカードの活用について、要旨の1、コンビニとの連携について。現在赤平市では、マイナンバーカードと保険証や免許証などをひもづけして業務の効率化が進んでいると思いますが、コンビニとの連携は進んでいないように思います。近隣の市町では、コンビニと連携して住民票などは市役所に行かなくてもコンビニで発行してもらうので、大変便利であるとの声も聞いています。赤平市民からは、いつになったらコンビニで住民票などを発行してもらえるのかという声も聞いています。市民の声と市職員の業務の効率化のためにも早い段階でのコンビニ等との連携が必要だと思うが、赤平市としてのこれからの予定や構想はあるのかを伺います。
答弁 市民生活課長 斎藤政弘
マイナンバーカードとコンビニとの連携についてでございますが、マイナンバーカードの普及に伴い住民票などの交付がコンビニでも可能となり、近隣市町においても既に交付に対応していることは承知しております。市役所への来庁が困難である方や遠隔地から発行を希望する方にとりまして、コンビニ交付ができるようになることを望んでいることは十分理解しております。しかし、コンビニ交付の利用には、初期投資費用を含めた負担も大きく、導入には至っておりません。住民票や戸籍等は、現在市民生活課のほかに茂尻支所、平岸連絡所の3か所で交付が可能です。また、市民生活課においては、電話予約による夜間交付の受付も行っており、ご不便をかけないよう対応させていただいているところですので、ご理解ください。
質問 3番 渡部修之
ただいまの答弁では、住民票などのコンビニ交付は初期投資費用を含めた負担が大きいので、導入には至っていないが、市民生活課や茂尻支所、平岸連絡所の3か所での交付に加えて電話予約による夜間交付も行っているので、不便をかけない対応をしているという内容だったと思います。しかし、実際に不便だと言っている市民がいることも事実ですし、現段階では不便をかけない対応をしているかもしれませんが、これからの赤平市は交通弱者の方が増えていくことが予想される中で、やはりコンビニ等と連携して買物のついでに住民票などを交付することが必要ではないかと思います。予定や構想があるのかと質問したのですが、答弁の内容が違うと思うので、再度質問させていただきます。住民票などは、コンビニ等で交付できるようにする予定や構想はあるのか伺います。
答弁 市民生活課長 斎藤政弘
住民票などのコンビニ等交付の実施予定と構想についてでございますが、先ほどの答弁の繰り返しになりますが、初期投資費用が多額であり、ランニングコストもかかりますことから、導入に至っていない状況であります。このような理由から、予定や構想につきましては現在のところございませんが、議員のご指摘も含めて今後研究してまいりたいと考えております。
質問 3番 渡部修之
現状では、初期投資費用が多額であるので、住民票などをコンビニ等で交付する予定や構想は持っていないとの答弁でした。ですが、このような事業は、今の高齢化社会や時間の効率化といった観点からも必要な事業であり、行政のDX化のためにも必要になってくると思います。近隣の市町は、どのようにして予算をつけたのか、国や道の補助金で使えるものはないのかなどの調査をしっかりとしていただくとともに、赤平では大型スーパー等でも住民票などの交付ができるようにするなどの差別化で近隣の市町よりも便利で住みやすいイメージを持ってもらうことが移住、定住の促進にもつながると思うので、できるだけ早期に事業展開をして赤平は不便なまちと思われることがないようにしていただきたいと思います。次の質問に行きます。項目の2、環境衛生の充実について、要旨の1、防犯カメラの設置の進捗について。第1回定例会において赤平幼稚園、文京、若葉の両保育所に防犯カメラ、そして道道赤滝線に監視カメラを設置するとのことでした。この部分に関しては、同僚議員から同じ内容の質問があって答弁のほうも理解いたしますので、省略していいとは思いますが、赤平幼稚園、文京、若葉両保育所の防犯カメラの進捗はどうなっているのかを伺います。
答弁 市民生活課長 斎藤政弘
防犯カメラや監視カメラの設置に関わる進捗状況についてでございますが、幼稚園につきましては補助メニューがないことから、単独事業として新年度に入り発注を行い、4月23日に設置をしたところです。また、保育所につきましては、補助対象となるメニューがありますことから、申請を行い、補助決定を待ち、設置工事となりますので、時間はかかりますが、準備を進めていきたいと考えているところです。
質問 3番 渡部修之
今の答弁で赤平幼稚園については設置済み、文京、若葉の両保育所の防犯カメラについては申請等を進めていると、まだ未設置ということが分かりました。防犯カメラや監視カメラの設置には、電源や雪の対策、設置場所の所有者との協議などがあり、簡単ではないことは理解していますが、赤平市の安心、安全のために早期の設置完了とこれから先の赤平市内に防犯カメラや監視カメラが増えていくことを期待しています。次の質問に移ります。要旨の2、防犯カメラ設置に対する助成制度について。赤平防犯協会で約30台の防犯カメラの設置を進めている中で、赤平市に防犯カメラ設置に対しての助成制度があれば、設置台数を増やしたいという意向を持っている町内会や企業があるとの声を聞いています。そのような意見があることに赤平市としてどのような対応をしていくのかを伺いたいのですが、この質問は先ほど同僚議員からも同じような質問がありましたが、私のほうとしては再度質問させていただきたいと思います。
答弁 市長 畠山渉
防犯カメラ設置に対する助成制度についてでございますが、赤平防犯協会をはじめ、町内会や企業の皆様におかれましては防犯意識の高まりの中、地域の安全確保にご尽力いただいておりますことに心から感謝を申し上げる次第でございます。防犯カメラの設置につきましては、設置場所が住宅敷地内や私有地である場合、その目的や効果として住宅の資産価値の向上や個人の安心感の確保など私的利益の側面が大きいと認識しております。そのため、こうした私的空間への防犯カメラ設置に対して公費を支出することは、法令に照らし、公金の支出に当たっては明確な公益性と慎重な判断が求められるものと考えております。現時点では、個人や個別事業者の私有地における防犯カメラの設置について一律に公益性があると判断することは難しく、制度の創設には至っておりません。今後につきましては、警察署の統合再編による地域の防犯ニーズの変化や市民団体などからの具体的なご要望、他自治体における先行事例などを参考にしながら、引き続き研究してまいりたいと考えております。
質問 3番 渡部修之
ただいまの答弁によりますと、防犯カメラの設置場所が住宅敷地内や私有地である場合は私的利益の側面が大きいので、そのような私的空間への防犯カメラ設置に対して公費を支出するには明確な公益性と慎重な判断が必要なため、現時点では制度の創設には至っていないが、諸団体からの具体的な要望や他自治体の先行事例を参考に研究していくというような答弁だったかと思います。しかしながら、個人や個別事業者が防犯カメラを設置することは、私的利益の側面もありますが、赤平の防犯力を向上させる側面もあります。最近は、熊の出没や車上荒らしが実際に発生しています。そのようなことの対策や早期解決のためにも防犯カメラが有効であることは、行政としても理解していると思います。警察署の統合による防犯力の低下のこともありますが、防犯都市宣言をしている赤平市として防犯力向上のためにも防犯カメラが増えていくことは重要なことであり、そのための助成制度も必要だと思います。行政として助成制度創設は、法令や条件等の制約があるとは思いますが、研究するだけでなく防犯協会や他団体と協議して助成制度創設の動きをするつもりがあるのかを伺います。
答弁 市長 畠山渉
防犯協会等と協議して助成制度の創設に向けた動きを進めるつもりがあるのかとのご質問であったと思いますけれども、助成制度の創設については明言することはできませんが、市の防犯担当と防犯協会等の関係団体において様々な方向から協議してまいりたいと考えております。
質問 3番 渡部修之
ただいまの答弁で防犯カメラ設置に対しての助成制度の創設については明言はできないが、市の防犯担当と防犯協会などの関係団体との協議はしていくということが分かりました。協議をするということは、助成制度創設に前向きに考えていくということだと思うので、行政と防犯関係団体が意見を出し合い、統一性を持った制度を創設して赤平市の防犯力を向上させ、警察署が統合しても安全、安心なまちが持続するように早期に助成制度が創設されることを期待しています。では、次の質問に行きます。項目3、上水道事業について、要旨の1、水道事業の方向性について。現在の赤平市は、将来の水道事業を単独で進めるのか、広域化で進めるのかまだ決まっていないと思います。アセットマネジメントに基づき、水道事業を運営していれば、赤平市は単独でも運営していけるという考えなのか、将来的には中空知広域水道企業団に参入するつもりなのかを伺います。
答弁 市長 畠山渉
赤平市の水道事業の今後について単独で進むのか、それとも広域加入して進めるのかというご質問でございますが、昨年5月に中空知広域水道企業団からは広域に加入することは非常に難しいが、条件が合えば広域から水を購入するという連携の方法はあるとの回答が示されております。水道事業は、市民の皆様の生活に直結する極めて重要なライフラインであり、将来にわたり安定的に事業を継続することが求められます。そのため、アセットマネジメントの手法を活用し、施設の老朽化状況や更新費用、水需要の将来予測、職員体制、財政面への影響など様々な要素を精査した上で最も持続可能で合理的な運営形態を模索しているところであります。単独での運営が引き続き可能かどうかについては、現時点での分析では一定の条件の下に単独運営は可能と見込んでおりますが、人口減少や技術職員の確保といった中長期的な課題もございます。また、企業団から水を購入することについては、施設維持費の軽減などのメリットがあるものの、赤平市以外の土地での送水ポンプ場の建設場所や送水管の埋設場所の確保、送水ポンプの電気料金や受水費用の負担など慎重な検討を要する点もございます。引き続き費用面、安定供給、将来性などの観点から最適な方向性を検討してまいりたいと考えております。
質問 3番 渡部修之
ただいまの答弁によると、中空知広域水道企業団に加入することは非常に難しいが、広域から水を購入するといった連携の方法は条件が合えば可能とのことでした。広域企業団も3年後には次期の計画になっていると思いますが、それまでに広域企業団から水を購入するのか、赤平市は単独で水道事業を推進するのかを決めなければ、また10年間結論の先延ばしになるのではないかという不安が残ります。広域からの水の購入にしろ、単独での水道事業にしろ、それぞれにメリット、デメリットはあると思いますが、答弁にあるように様々な観点から最適な方向性を検討するためにも広域企業団との情報共有や条件設定など、早い段階での判断ができるように市長自ら広域企業団に再度訪問する必要性があると思うが、市長の考えを伺います。
答弁 市長 畠山渉
水を購入するにしても単独で運営するにしても早期判断のために市長自ら再度企業団を訪問すべきではないかとのご質問ですが、先ほども申し上げましたとおり赤平市が広域に加入することは非常に難しいが、条件が合えば広域から水を購入するという形での連携は可能であるとの見解が示されております。私が昨年の5月に広域の企業長とお会いしてから1年以上訪問していない理由については、広域が水の原価を下回る価格で売るということは通常あり得ないものと私どもとしては考えているところにあります。加えて、赤平市の水の原価より広域の水の原価のほうが安い一方、水を送る費用は広域からのほうが高くなるわけであります。つまり広域から水の原価である給水原価で売っていただけたとしても、試算の結果、赤平市として費用面でのメリットがないということになれば、単価交渉をするまでもないものと考えております。ただいま議員から早く判断するには市長が広域に再度行く必要性があるとのご指摘であったかと思いますけれども、確かに広域との単価交渉が早くできるとも考えられます。しかし、単価交渉が始まりますと、広域としても水を売る単価の試算をしなければなりませんから、かなりの時間と労力、そして費用がかかってしまうことも、交渉の相手方のこととはいえ、やはり考えなければなりません。そして、何より最も安い給水原価で水を購入できたとしても費用面でメリットがないとすれば、そもそも単価交渉の意味がなくなるばかりか、広域水道企業団に無用な労力や費用などのご負担をおかけすることにもなるのです。このようなことから、現在広域から水を購入する案と赤平市単独運営の案についての試算、比較がまとまりつつある段階にありますので、次の委員会になるかと思いますが、その内容を議会へご説明、ご議論いただいた上で必要があれば私自身が再度企業長のもとへ訪問したいと考えております。
質問 3番 渡部修之
ただいまの答弁で広域からの水の購入と単独での事業の試算、比較がまとまりつつあることと、そのために広域企業長への市長訪問はまだ必要ではないとのことです。しかしながら、広域からの水の購入の案があるのであれば、水の単価交渉のためだけではなく、広域との友好関係を構築するためにも再訪問は必要ではないかと思います。そう思っているので、再考していただきたいと思っています。そして、広域からの水の購入と単独事業の試算、比較がまとまりつつあるということは、それぞれの経費がある程度見えてきていることだろうと思います。どちらの事業にしてもかなりの経費になると思いますが、財政的な計画はどのように考えているのか、積立てなどをしていく考えはあるのか伺います。
答弁 市長 畠山渉
ただいま議員のご質問からは、広域と友好関係がないというようなご指摘だったと思いますけれども、広域からは広域に加入することが難しいと言われているだけでございまして、水質検査の委託業務を受けていただくなどの連携はしているところであります。また、誤解のないように申し上げますけれども、私は再訪問が必要ではないとは言っておりません。必要があれば伺うというふうに申し上げております。また、経費についてでございますが、単独運営、広域からの水の購入、どちらにいたしましても膨大な費用がかかる見込みでございます。国庫補助金や企業債を活用しながら、議員ご提案の積立てについても検討してまいりたいと考えております。
質問 3番 渡部修之
委託業務などの連携をしていることは、理解しています。しかしながら、広域企業団との関係が友好的なのかどうかは、少し疑問が残ります。友好的な関係が結ばれているのであれば、さらなる友好関係の強化をしていただきたいと思います。そのためにも再訪問の必要があると思っていますので、市長にはぜひ広域企業団への再訪問をしていただくことを期待しています。そして、経費についてですが、莫大な費用がかかることが試算されていて積立てなどの検討もするのであれば、積立て年数ができるだけ長くなるように早期の検討実施が必要になってくると思います。様々な計画をしているとは思いますが、時間は確実に進んでいくので、市民が水道に対して不安を抱かないような様々な決断をしていただけることを期待しています。次の質問に行きます。項目の4、赤平市個別施設計画について、要旨の1、旧3小学校の利活用について。この質問なのですが、同僚議員と同じ内容の質問であり、答弁はよく理解できましたので、私の要望だけを聞いていただき、私の質問を終わりたいと思います。旧3小学校の利活用について要望なのですが、今までの答弁で旧3小学校の利活用についてはあまり進展していないという印象を受けました。それぞれが閉校してから3年が経過している中で後期の計画を一部改定して、さらに数年間放置されることになると思いますが、建築物は放置期間が長くなると使える建物も使えなくなります。そのことは、当然理解しているとは思いますので、現在資材倉庫のような使い方をしている公民館を解体して旧3小学校を代替場所にするだとか、旧3小学校自体を解体するだとかの何らかの方向性をできるだけ早い段階で結論を出す必要があるのではないかと思いますので、後期の計画の一部を改定するのであれば、何年までは検討して、それ以降は解体など具体性を持った改定をしていただけることを期待します。以上で私の質問の全てを終了させていただきます。ありがとうございました。