みんなの議会

名寄市議会 令和7年第1回定例会 2025年3月10日

(1)令和7年度の市政執行方針について/(2)名寄市における地域課題への対応について/(3)教育行政について/(4)期目任期最終年度を迎えて

2025年3月10日、名寄市議会の一般質問で、東川孝義議員が「令和7年度の市政執行方針について」「名寄市における地域課題への対応について」「教育行政について」「期目任期最終年度を迎えて」について質問し、市長 加藤剛士、教育長 岸小夜子、総務部長 木村睦、総合政策部長 石橋毅、副市長 橋本正道、産業振興室長 櫻田孝臣、教育部長 伊藤慈生が答弁しました。

質問者
東川孝義 議員
答弁者
市長 加藤剛士、教育長 岸小夜子、総務部長 木村睦、総合政策部長 石橋毅、副市長 橋本正道、産業振興室長 櫻田孝臣、教育部長 伊藤慈生

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質問 14番 東川孝義

おはようございます。議長より指名をいただきましたので、通告に従い、市政クラブを代表して順次質問してまいります。初めに、大項目の1番目、令和7年度の市政執行方針について伺います。今定例会初日の令和7年度市政執行方針において、加藤市長から市政推進の基本的な考え方、令和7年度の予算編成など新年度の市政運営の方向づけが示されました。それに基づきまして、小項目3点について伺います。小項目の1点目、新年度の重点施策について。令和7年度の予算編成に伴い、実施予定の各種事業が示されましたが、新年度における市政推進の考え方と新規事業を含めた重点施策の概要と基本的な考え方についてお伺いをいたします。次に、小項目の2点目、名寄市総合計画(第2次)後期実施計画見直し後の取組について。名寄市総合計画(第2次)後期基本計画は、令和8年度が最終年度となります。具体的な推進に向けては、毎年ローリング作業を行い、推進をされており、昨年度は事業の見直しが行われました。その結果、総事業本数155事業に9つの事業が新たに追加をされ、4つの事業が廃止となり、160事業となっております。今回のローリング調整による見直しでは、多くの事業において民間活力や地域間連携を目指すとされております。そこで、後期実施計画見直しに当たり、具体的に民間活力や地域間連携を進めていく施策事業についてお伺いをいたします。次に、小項目の3点目、効率的な行政運営について。効率的な行政運営に向けて第2次名寄市行財政改革推進基本計画及びその具現化を図る計画に基づき、BPRなどの取組を通じて事務作業の見直しを進めていくとされております。BPRの取組は、プロセスの観点から業務フローや組織構造、情報システムなどを再構築し、業務改善を進めていくことであると理解しております。複雑多様化する行政課題に対応するため、人材の確保やDX事業のさらなる推進に向けての具体的な考え方についてお伺いをいたします。次に、大項目の2番目、4期目任期最終年度を迎えて。市長は、4期目就任後の令和4年5月の臨時議会において市政執行の所信表明をされ、今定例会初日の市政執行においても4期目の任を担わせていただいてから3年を迎えると述べられております。そこで、所信表明のときに述べられました項目より3点について伺います。小項目の1点目、コンパクトなまちづくりの推進に向けて。コンパクトなまちづくりの推進については、名寄市立地適正化計画、名寄市公共施設等再配置計画を基にした議論を進め、公共施設の適正な配置を進めていくとされております。立地適正化計画では、人々がにぎわう魅力と活力にあふれた拠点づくり、将来にわたり安心、快適に暮らせる市街地づくりとされており、具体的には都市機能、居住機能の誘導方針を定め、公共施設の適正な配置によりコンパクトなまちづくりを進めていくとの方針で、公共施設の再配置においては計画期間を3つの期間に区切り、フェーズ1では対象施設も明示をされております。計画策定以降、新たな課題への対応により当初計画よりずれ込んでいるとの説明を受けておりますが、コンパクトなまちづくりに向けて市内の候補地として西3条南6丁目の西條本部、ダイソーまたは旧みまつビル等の跡地での整備を検討するとされております。今後の具体的な検討に向けて、まちづくり会社との関わり及び民間との連携、そして市民との協議に向けてどのような推進をされるのかお伺いをいたします。次に、小項目の2点目、電子地域通貨(Yoroca)導入後の成果と今後の課題について。電子地域通貨は、令和5年11月23日から具体的な運用が開始され、1年3か月余りを経過いたしました。電子地域通貨導入の目的は、域内経済の好循環サイクルの確立、地域の自走モデルの構築、効果的、効率的行政サービスを実施でき、さらにはサービスの特徴として利用者におけるメリット、加盟店におけるメリット、運営事務局におけるメリットがあるとのことでスタートいたしました。導入当初はチャージ機及び利用場所が少ないとの指摘もありましたが、導入当初からの加盟店の推移、利用者の推移、利用金額についてお聞きします。また、利用促進に向けてポイント還元の制度が実施されておりますが、行政で実施しているポイント還元事業及び今後利用促進を拡大していくための課題等についてお伺いをいたします。次に、小項目の3点目、北・北海道の中核都市としての広域連携について。市政執行方針において、道北地域の中核都市としての責任と役割を果たしていくとともに、本市が持続的に発展していけるよう時代に対応した政策に取り組んでいくと述べられております。また、広域行政の推進では、人口減少が進行する中で自治体間連携は一層重要となることから、広域連携事業を着実に推進されていくとされております。特に人口減少が進む中で働き手を担う生産年齢人口が減少し、市内の各企業においては人手不足が深刻な状況にあります。北・北海道中央圏域においても求職者に対して求人数が上回る同様な状況だと考えられますが、雇令和7年3月10日(月曜日)第1回3月定例会・第2号用の創出と人材育成に向けて名寄市が推進されようとする考え方並びに課題等についてお伺いをいたします。次に、大項目の3番目、名寄市における地域課題への対応について。小項目の1点目、名寄インターチェンジ拠点化構想の方向性について。名寄インターチェンジ拠点化構想の実現に向けては、北海道縦貫自動車道士別剣淵から名寄間の整備と並行して進めていかなければならないと考えております。これまで共同輸送、中継輸送の実証実験、さらには共同輸送、中継輸送を考えるシンポジウムにおいて、関係省庁や関係団体と情報交換を行ったと聞いております。名寄インターチェンジ拠点化構想は、既に昨年より実施されております物流の2024年問題、いわゆる働き方改革で時間外に対する規制改革に大きく貢献し、この整備による市内経済波及効果も期待されるところであります。この構想は、供用開始をにらんだ取組が有効であり、その取組に向けて新たな協議会設立を検討されているとのことですが、その協議会の具体的な組織形態、さらには連携する省庁、団体との連携は理解しながらも、名寄市としての取組構想を明確にすることが重要だと思いますが、考え方についてお伺いをいたします。次に、小項目の2点目、名寄市立大学の組織形態見直しに向けた取組について。名寄市立大学の経営改革や独立行政法人化を含む組織を検討する協議体として、昨年末に名寄市立大学在り方検討委員会が設置をされました。この取組の背景には、2024年に約63万人だった大学進学者数は2040年には46万人と27%も減っていくとの見方がされております。加えて、学科が競合する旭川市立大学の影響も大きいと考えます。市長は協議体設置に向けてはスピード感を持って進めていくとされ、市政執行方針においても少子化が急速に進む中、名寄市立大学の特色と魅力を生かし、学生から選ばれる大学を目指して、適切な組織形態の検討を進めていくと述べられております。さ令和7年3月10日(月曜日)第1回3月定例会・第2号らに、大学院設置についても将来構想の中で設置を目指していくとされております。その上で、名寄市立大学在り方検討委員会での議論は令和7年度に一定の方向を出すとされておりますが、検討委員会のこれまでの議論経過と在り方委員会ではどのような内容まで検討が進められるのかお伺いをいたします。次に、小項目の3点目、スポーツによるまちづくりに向けて。名寄市スポーツ団体の発展的統合に向けて、令和7年度に名寄市スポーツ協会、風連町スポーツ協会、Nスポーツコミッションを統合した新たな組織体制に向けて具体的な協議が進められております。それぞれの組織が育ってきた歴史と伝統を大切にしながら、新しい組織においては各組織の長所を生かしながらスポーツによる人材育成、市民の健康づくり、地域の活性化が図られると思います。そこで、スポーツ施設の整備や現在Nスポーツコミッションが実施している競技団体中心の小、中、高を対象としたジュニアスポーツエコシステム形成事業の進め方、生涯スポーツの振興を含めて名寄市として今後どのような関わりを持って対応されるのかお伺いをいたします。次に、小項目の4点目、王子マテリア株式会社名寄工場跡地活用に向けて。王子マテリア株式会社名寄工場は、生産品集約により生産を停止して3年が経過をいたしました。跡地利用に向けて、名寄まちづくり会社が王子マテリアと倉庫2棟の賃貸契約を結び、その倉庫を昨年10月からエア・ウォーター物流と日本通運に転貸し、それぞれ物流中継拠点として活用されております。しかし、22ヘクタールに及ぶ広大な敷地活用に向けては一朝一夕に企業誘致は難しいとは思いますが、名寄工場生産品集約に関する対策本部において、1つ、再生可能エネルギー、2つ、物流・防災拠点、3つ、IoTデータセンターの3本の柱を設定し、誘致活動を進めてこられたと認識をしておりますが、それぞれの取組に対する進捗経過と今後の取組に対してまちづくり会社との連携を含めた考え方についてお伺いをいたします。次に、大項目の4番目、教育行政について3点お伺いをいたします。小項目の1点目、令和7年度の教育行政重点施策について。令和7年度予算編成に伴い、教育委員会において実施予定の各種事業施策が示されております。新年度における教育行政における重点施策と信頼される学校づくりの中でウェルビーイングの施策推進の考え方についてお伺いをいたします。小項目の2点目、教員の働き方改革の現状と課題について。岸教育長は、教育行政執行方針の中で学校における働き方改革の推進については名寄市学校働き方改革指標、NayoroDiamondActionに基づき各学校において教職員の意識改革を一層進め、教職員一人一人の働き方が改善され、働きやすさと働きがいの実感を持つことができるよう取り組んでいくと述べられております。働き方改革の具体的な施策推進の考え方についてお伺いをいたします。小項目の3点目、AIドリル活用の成果と課題について。社会の変化や多様な教育ニーズへの対応として、情報教育であるGIGAスクール構想に基づき名寄市においても通信ネットワークの整備を進め、1人1台端末を活用した指導が進められております。その情報教育をさらに推し進めていくためにSociety5.0の時代を迎え、未来をつくる児童生徒には情報活用能力育成が必要であるとも述べられております。多様な子供たちを誰一人取り残すことのない教育環境の構築を目的に昨年よりICTの効果的な活用で1人1台の端末、AIドリルが導入されましたが、活用場面における教職員の働き方並びに子供たちの授業、家庭学習における成果と今後の課題についてお伺いをいたします。以上、この場からの質問とさせていただきます。

答弁 市長 加藤剛士

おはようございます。東川議員から大項目で4点にわたっての御質問いただきました。大項目1から3まで私から、大項目4は教育長からの答弁となります。初めに、大項目1、令和7年度の市政執行方針について、小項目1、新年度の重点施策について申し上げます。令和7年度の予算案については、11月1日付で各部局に市長訓令を発出をし、総合計画や総合戦略の具現化、将来にわたり心豊かに住み続けられるまちづくりへの取組、持続可能で健全な財政運営の維持、この3つの基本的な考え方に基づいて予算編成を進めてまいりました。新規事業も含めた主な事業といたしましては、名寄中学校整備事業、名寄地区衛生施設事務組合が進めます一般廃棄物中間処理施設建設事業への負担金、名寄東中学校整備事業の大規模な普通建設事業をはじめ、小中学校の空調設備設置工事や中学生以下の小児まで対象を拡大いたしましたインフルエンザワクチンの助成事業、英語指導助手の増員、またブックスタート事業など子ども・子育て施策の充実に向けた事業の展開や農業支援や観光振興など各分野における地域おこし協力隊の増員、外国人材活躍推進事業など、人材確保に向けた事業、さらには市民サービスオンライン化事業によるDXの推進、のるーと名寄の新しい乗降場所の設置などこれまで展開、議論をしてきた事業を継続、発展をさせ、将来にわたって住み続けられるまちづくりを目指し、多くの事業を予算に組み込みました。電気料、燃料単価等の物価高騰や人件費の上昇からあらゆる経費が増加をする中、厳しい予算編成となり、財政的課題も顕在化をしてきている状況ですが、限られた財源を最大限有効に活用し、総合計画における各事業の目標達成に向けて着実に歩みを進める予算となったものと考えております。小項目2、名寄市総合計画(第2次)後期実施計画見直し後の取組について申し上げます。名寄市総合計画(第2次)後期基本計画については、毎年度行政評価及びローリング調整作業を通じて令和7年3月10日(月曜日)第1回3月定例会・第2号見直しを行っております。具体的な民間活力による事業についてでございますが、ICT分野の専門的な知見を持つ外部人材を雇用し、DX施策を推進をするデジタル人材雇用事業、商工団体による地域DXの推進及び地域経済のデジタル基盤構築によります域内好経済循環サイクルの確立を目指した電子地域通貨の普及拡大事業、地域資源を生かしたアウトドア観光のガイド人材の育成と地域のブランディングを目指すアウトドア観光振興人材育成事業などの施策に対して、民間の力を活用した事業を推進しております。次に、地域間連携による事業ということですが、地域医療の充実のため近隣医療機関に対し専門診療、夜間、休日勤務等の診療応援のための人員を派遣をする地域医療支援事業の推進、名寄地区衛生施設事務組合で広域処理を行う一般廃棄物中間処理施設事業、そして宗谷本線の維持、存続に向けて沿線自治体や関係機関と連携した活動を行う宗谷本線維持、存続に向けた活動の推進などがございます。後期基本計画の計画期間も、令和8年度までとなりましたが、厳しい財政状況の中、今後においても民間活力や地域間連携、多様化する市民ニーズに対応した事業を推進してまいります。小項目3、効率的な行政運営についてお答えいたします。本市では、より効率的な行政運営を進めていくために令和5年度からBPRの取組を行っております。一例といたしまして、健康福祉部においては既存の業務フローや手法を見直し、相談等に対する記録業務のAIの活用や各種申請のオンライン化などによりまして業務全体の作業時間の削減や効率化、省力化を目指しているところでございます。しかしながら、BPRの取組の中では滞るものもございまして、庁内におけるBPRの推進体制はまだまだ道半ばでございます。人口減少が進む中、今後は限られた職員数で複雑多様化する行政課題に対応していく事態も想定をされることから、BPRはもちろんのこと、ICTの活用など積極的な業務改革の推進に努めていく令和7年3月10日(月曜日)第1回3月定例会・第2号必要があると考えております。次に、人材確保については、少子高齢化の進行や生産年齢人口の減少により本市においてもこれまで以上に人材の確保が難しい状況にあることから、非常に大きな課題として捉えております。そのため、令和7年度におきましてはこれまでも実施をしてきた就職説明会への参加や大学等への訪問を強化していくとともに、インターンシップの受入れ事業など新たな取組も行い、受験者の確保、人材確保につなげてまいりたいと考えております。また、DX事業につきましては、名寄市DX推進計画に基づき庁内DX及び地域DXの取組を進めるとともに、令和7年度は市民サービスの利便性の向上と職員の業務の効率化を目指し、各種手続のオンライン化に向けたプラットフォームの構築を行ってまいります。大項目2、4期目任期最終年度を迎えて、小項目1、コンパクトなまちづくりの推進に向けてお答え申し上げます。本市は、名寄市立地適正化計画におきまして、居住誘導区域と、都市機能誘導区域を定め、コンパクトなまちづくりを進めております。令和3年度に策定をいたしました名寄市公共施設等再配置計画では、フェーズ1として老朽化の著しい施設などの再配置を検討することとしておりますが、計画策定以降名寄中学校の改築、東病院の町なか移転の検討などが進められ、図書館機能を有する複合施設の整備年次などにずれが生じているところでございます。しかしながら、市民ワークショップなどの意見も踏まえて庁内で議論をし、町なかでの複合施設が設置可能な一定規模の土地、にぎわいづくりに資する場所を想定をし、まちの中心となる西3条南6丁目、現在の100円ショップ、西條本部、または旧みまつビル等跡地での整備検討が適当と考え、検討を進めているところでございます。まちづくり名寄については、これまで町なかの老朽化したビルなどを解体をし、現在は駐車場等として活用しておりますが、中心市街地に一定規模の用地を確保するなど、まちづくりに対して大きな役割を担っております。今後の町なかへの複合施設の整備につきましてもまちづくり名寄と連携をしながら検討を進めたいと考えておりまして、優先整備候補地、具体的な整備年次が決まりましたら、より多くの市民の皆様に御利用いただけるようこれまでのワークショップなどの意見も参考に検討を進めてまいります。小項目2、電子地域通貨(Yoroca)導入後の成果と今後の課題について申し上げます。名寄市電子地域通貨(Yoroca)は、地域内で利用される電子マネー、ポイントによる地域内経済の好循環化、電子媒体を活用した消費活動による地域DXの推進、社会的課題に対する市民参画などを目指し、令和5年11月23日より運用が開始をされました。利用可能店舗は、公共施設5か所を含む213の加盟店で開始をされ、運営主体の名寄商工会議所、風連商工会と連携も図りながら現在は公共施設10か所を含む254の加盟店と運営開始時から41店舗増えており、運用の拡大とともにサービス提供箇所も増加傾向で推移をしております。利用額につきましては、令和7年1月末時点でマネー利用額が4億994万円、ポイントで1億4,910万円が利用され、合計5億5,905万円相当額が市内で循環をされており、市内経済にも大きな影響を与えていると分析をしております。利用者につきましては、事前キャンペーンや物価高騰対策臨時生活支援事業後におきましても徐々に増加をしておりまして、令和7年1月末時点でYorocaカード1万6,473枚の発行、アプリのダウンロード数は1万378件となっており、カード発行数では人口割合で7割近くに発行された計算となっております。また、行政における支援策としてYorocaの利用の促進と市民の各種まちづくり等の参画を目指しました行政ポイント事業は、てくTECH事業をはじめこれまで37事業実施をし、2,647万ポイントが付与されております。Yorocaにつきましては、地域経済の活性化、地域DXの推進、市民のまちづくりへの参画などのツールとして大きな可能性を秘めたものと考えておりまして、今後も利用拡大を目指していく必要がございます。そのためにも、市民の日常使いの環境づくりを目指し、これまで以上に運営主体の名寄商工会議所、風連商工会との連携を強化し、利用者、加盟店のニーズに対応した行政ポイント事業・販促事業などの各種取組を展開してまいります。小項目3、北・北海道の中核都市としての広域連携について申し上げます。ハローワーク名寄管内の雇用情勢については、有効求人倍率が全体で1.37倍と求職者に対して求人数が上回る状況が続いており、専門、技術職を中心に慢性的な人手不足となっております。名寄市と士別市を複眼型中心市といたしました13の市町村で構成をされる北・北海道中央圏域定住自立圏におきましても急速に人口減少が進み、本市以上に人手不足が顕著であるところであります。本年度の定住自立圏の市町村長会議では、人手不足対策に対する外国人材の活躍について議論し、2月に開催をされました各市町村からの委員で構成をされますビジョン懇談会におきましても、人手不足とその対策について意見交換をしたところでございます。定住自立圏域において広域での具体的な対応策を講じるまでには至っておりませんけれども、全ての市町村において人手不足の中、引き続き課題解決に向けた情報交換をしてまいります。また、上川総合振興局におきましては、上川管内地域連携・協創推進会議を本年2月に立ち上げまして、広域でのデジタル人材の共有、公共施設の広域利用などに加え、人材不足対策として専門職の人材バンクの設置、人材シェアリング制度の構築などを進めていく予定でございます。大項目3、名寄市における地域課題への対応について、小項目1、名寄インターチェンジ拠点化構想の方向性について申し上げます。北海道縦貫自動車道士別剣淵名寄間24キロメートルの整備令和7年3月10日(月曜日)第1回3月定例会・第2号が進められる中、令和5年2月に名寄商工会議所から高速自動車国道士別剣淵名寄間の開通を見据え、名寄インターチェンジ拠点整備構想の提案がございました。高規格道路の開通により観光、物流、地域住民など多くの人が集まる場所に飲食や物販、トイレ、休憩所の設置や物流拠点の整備などにより道路開通の効果を最大限享受ができると考えております。物流の拠点化に向けては、これまで北海道開発局による実証事業を積み重ね、本市の地理的優位性が確認をされており、2024年問題によるトラックドライバーの働き方が見直される中、物流拠点の整備により大きな効果が期待できるところです。新たな協議会設立による事業の具現化に向けて、国や関係機関との調整を進めておりますが、協議会での調査、運営費用について国の補助制度を活用したいと考えておりまして、スケジュールなど注視をしているところでございます。補助制度の状況が分かり次第速やかに対応していく予定でございます。小項目2、名寄市立大学の組織形態見直しに向けた取組について申し上げます。少子化の進行によって大学進学者数も年々減少していくことが見込まれる中で、各大学間の競争も激しくなってくることが予想されております。大学は個性豊かで、特色、魅力のある大学であるために様々な創意工夫を凝らしていくことが必要となっております。名寄市立大学が市民にとって価値あるものであり、学生から選ばれる大学として維持、発展していくために必要な設置形態、改革等について検討するため、学識経験者、保健、医療、福祉などの大学の専門分野に関する有識者、市内の関係団体の代表者などで構成をする名寄市立大学在り方検討委員会を設置いたしました。昨年12月に第1回目の委員会を開催をし、委員委嘱、正副委員長の選出に続き、清水池委員長に名寄市立大学の在り方について諮問書を手交いたしました。その後、18歳人口と大学進学者等の将来推計など、国の高等教育の動向及び名寄市立大学の概要などについ令和7年3月10日(月曜日)第1回3月定例会・第2号て確認を行いました。2月に開催いたしました2回目の委員会では、名寄市立大学の栄養、看護、社会福祉、社会保育の4学科における過去5年間の入学試験状況や類似分野を有する道内大学の動向に加え、過去5年間の就職状況を含め、地域と名寄市立大学の関わり、全国の公立大学の状況について議論を行いました。4月に開催予定の第3回目の委員会では、文部科学省中央教育審議会で議論されました急速な少子化が進行する中での将来社会を見据えた高等教育の在り方について内容をまとめました答申、我が国の「知の総和」向上の未来像におきまして、今後の高等教育政策の方向性や重視すべき観点などが示されたところでございます。このことを受けまして、高等教育機関としての在り方について確認を行うとともに、各自治体において様々な検討や議論が行われた結果、多くの公立大学で法人化がなされており、委員会の中で深掘りの意見が出たことから、法人化のメリット、デメリットを含め設置運営形態の在り方等について議論を行う予定でございます。学生から選ばれる魅力ある大学として、必要な高等教育機関及び設置運営形態それぞれの在り方について令和7年度中に一定の方向、結論を出すことを目指して、積極的かつ丁寧な議論を重ねてまいります。小項目3、スポーツによるまちづくりに向けて申し上げます。スポーツは、市民の身体的、精神的な健康の維持、コミュニティー意識の向上、文化の創造と継承など多くの側面で貢献する重要な要素であり、名寄市総合計画(第2次)基本目標でもある生きる力と豊かな文化を育むまちづくりの実現にも大きく寄与するものと考えております。現在名寄市スポーツ協会、風連町スポーツ協会、Nスポーツコミッション、本市の4者で構成をいたします新法人設立準備委員会を設置をし、令和7年度の組織統合に向けた協議を進めております。準備委員会では、新組織の体制や事業計画の検討を進めており、これまでNスポーツコミッションと本市が協力して推奨してきた事業も継承しながら、スポーツによるまちづくりを引き続き推進していく方針です。スポーツ施設の整備については、これまでと同様に利用者の声を反映しつつ、社会情勢や財政状況を踏まえながら適正に進めていくとともに、新組織と連携をしながらスポーツを通じた地域振興の観点から市内全体のスポーツ施設の在り方についてより深い協議を行ってまいります。今後は新組織を通じて市民、学校、企業、団体など多くの皆様と連携をし、新たなスポーツ文化を築き、スポーツを通じて市民が健康で豊かな生活を送れるよう、本市としても積極的に支援をしてまいります。小項目4、王子マテリア株式会社名寄工場跡地活用に向けて申し上げます。王子マテリア名寄工場が停機をし、3年が経過をしたところでございますが、これまで3本柱、再生可能エネルギー、物流、防災拠点、IoTデータセンター、この3つの事業を中心に跡地活用の企業誘致に努めてきたところでございます。その結果、工場敷地内北東の製品倉庫として使用しておりました2棟の倉庫について株式会社まちづくり名寄が賃貸借契約を締結し、物流中継地としての活用が図られておりまして、物流2024年問題に寄与する取組として効果を期待しているところでございます。また、敷地内に発電施設の開発を手がける株式会社エネウィルにより蓄電所が開設をされ、本年2月から運用が開始されているところです。3本柱の進捗状況につきましては、再生可能エネルギー発電事業として民間事業者による木質バイオマス発電事業が検討されているところでございますが、いまだに燃料となる原料木質チップの価格が安定しておらず、継続した事業検討がなされているところです。IoTデータセンターにつきましては、圏域の豊富な再生可能エネルギーの賦存量、冷涼な気候など優位性の高い地域であるため、データセンター設置に対する通信線の確保について北北海道を中心に通信線の整備の要請活動を進めているところでございます。跡地活用を推進するに当たり、令和4年に名寄市企業立地促進条例の特例に関する条例を制定するとともに、地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律、略して地域未来投資促進法におきます名寄市基本計画において重点促進地域として設定し、企業誘致を行っております。このたび北海道におきまして全道版の法律による基本計画、北海道GX地域未来投資促進基本計画の策定に当たり、本市計画の重点促進地域である王子マテリア名寄工場跡地についても北海道の重点促進地域として設定されたところでございます。これらの制度、倉庫活用などの活用事例もPRをし、今後も3本柱に関連のある事業を中心に事業者への情報提供に努めてまいります。

答弁 教育長 岸小夜子

私から大項目4についてお答えをいたします。初めに、大項目4、教育行政について、小項目1、新年度における学校教育の重点施策についてお答えをいたします。令和7年度の学校教育においては、名寄市学校教育推進計画に基づき信頼される学校づくりの推進、生きる力を育てる教育の推進、社会の変化や多様なニーズへの対応、安全、安心な教育環境の整備の4つの重点的な取組を進めてまいります。特に教育環境の整備については、名寄地区2校の中学校の耐震化完了を目指し、名寄中学校は引き続き改築工事を、名寄東中学校は名寄産業高校光凌キャンパスを活用するための改修工事を進めるほか、小中学校4校の普通教室への空調設備の設置を進めるなど児童生徒の生命と健康を守り、学ぶ意欲が高まる教育環境の整備に努めてまいります。また、令和3年度から使用している1人1台端末の令和8年度からの更新に向けて、北海道が行う共同調達により端末を調達するほか、指導者用端末などについても調達し、必要なICT環境の整備に努め、教育DXの推進に取り組んでまいります。令和7年3月10日(月曜日)第1回3月定例会・第2号生きる力を育て、社会の変化や多様なニーズへの対応については、特に英語教育について児童生徒の異文化に対する理解を深め、世界共通語の英語力を身につけることができるようALTを2名から4名に増員いたします。また、不登校児童生徒への対応については、教育相談センターを拠点にアウトリーチ型支援の強化を図るために各学校に校内教育支援センターを設置するなど相談体制の整備を進めてまいります。学校教育におけるウェルビーイングの向上に向けた施策推進について、身体的、精神的、社会的によい状態、いわゆるウェルビーイングを感じて生活し、自分らしさを発揮できる教育環境とするためには、児童生徒を真ん中に誰一人取り残すことのないよう施策を進めていく必要があると考えております。その際の土台となるのが信頼し合える人間関係と考えておりますことから、令和7年度も現場に足を運び、学校の教職員はもとより、児童生徒、保護者、市民の皆様のお考えをお聞きしたり、対話したりすることを大切にし、風通しのよい関係づくりに努力したいというふうに考えております。また、さきにも述べましたが、教育相談センターを拠点とした相談体制の強化などにより不登校など様々な悩みや困り感を抱える児童生徒や保護者の心に寄り添うチームによる切れ目のない支援や学校と地域が相互パートナーとして連携、協働して行うコミュニティ・スクールと地域学校協働活動の充実などを通して、地域に開かれ、地域と共にある学校づくりに取り組んでいきたいと考えているところです。次に、小項目2、教員の働き方改革の現状と課題についてお答えいたします。学校における働き方改革については、これまで名寄市働き方改革指標、NayoroStarActionに基づき取組を推進してきたところです。令和6年度の教職員アンケートでは、資料等のペーパーレス化、連絡手段のデジタル化などICTの活用により業務の効率が図られたとの項目に肯定的に回答令和7年3月10日(月曜日)第1回3月定例会・第2号した教職員の割合は、97.1%、業務の効率化により在校時間が短くなるなど働き方改革が進んだとの項目に肯定的に回答した教職員の割合は、89.9%であるなど本市全体として働き方改革の取組について着実に成果を上げてきていると受け止めているところです。このような状況において昨年3月に北海道教育委員会がより実効性の高い働き方改革を進めるため、学校における働き方改革北海道アクション・プラン(第3期)を策定しましたことから、本市の働き方改革指標についても見直しすることとし、名寄市教育研究所教育改善プロジェクト委員会を中心に見直し作業を行い、NayoroDiamondActionとして地域関係機関と連携した教育活動の推進、ICTの効果的な活用、意識改革と環境の改善、部活動指導の負担軽減の4つのアクションを設定し、令和7年度から市内10校が校種や学校規模などの実態に合わせた取組を展開していくこととしております。各学校において教職員の働きやすさと働きがいの実感が得られるようNayoroDiamondActionに基づく実践を進め、スモールステップでの検証改善を行い、効果的な取組ができるよう指導、助言、支援に努めてまいります。次に、小項目3、AIドリル活用の成果と課題についてお答えいたします。昨年6月に導入しましたAIドリルについては、活用の状況などを把握するため9月と12月に児童生徒を対象としたアンケートを実施したところです。アンケート結果から見える成果として、1つ目は学校における利用時間が大幅に増加し、家庭学習の時間でも着実な伸びが見られたことです。小学校では、自主学習や復習に活用する児童が増加し、中学校では復習やテスト勉強に活用する生徒が増加しているところです。2つ目は、児童生徒がAIドリルの学習効果を実感していることです。約9割の児童生徒が勉強にとても役立つ、または勉強に役立つと評価しており、学習ツールとしての有効性を感じております。アンケート結果から見える課題として、1つ目は小学校低学年と中学生の利用に低い傾向が見られることです。小学校低学年では、発達段階などに応じて使用させている学校があり、利用していないと回答する児童が多く見られました。中学校では、家庭学習での利用率について増加しているものの、小学校に比べると低い状況にあります。2つ目は、学級担任や教科担任による活用に差があることです。教員の端末に対する習熟度に差が見られるところです。こうしたアンケートの結果を踏まえ、今後は課題解決に向けた取組を検討、工夫し、AIドリルのさらなる効果的な活用を進めてまいります。私からは以上です。

質問 14番 東川孝義

それぞれ丁寧な答弁をいただきました。ありがとうございます。限られた時間でありますので、何点かに絞って再質問させていただきたいというふうに思います。なお、再質問につきましては、関連する項目もありますので、壇上での順番どおりにいかない部分もあると思いますけれども、御理解をいただきたいというふうに思います。まず、令和7年度の市政執行方針について、新年度の考え方ということで市長より答弁をいただきました。それぞれ3つの基本方針に基づいて予算編成を行ったというのは、特に今年度については名寄中学校の改築、一般廃棄物処理施設、名寄中学校等、それから小学校の空調設備というふうなことで、非常に大型の予算になったというふうなお話を伺いました。それで、改めてお伺いをしたいのですけれども、加藤市長、定例会初日の市政執行におきまして市民と行政との協働のまちづくりの施策の中で、名寄市まち・ひと・しごと創生総合戦略においては国、北海道の総合戦略を踏まえて、地域の個性を生かし、デジタルの力による地方創生の加速化、深化に取り組んでいくというふうに述べられております。その中で、まち・ひと・しごと創生総合戦略での名寄市におけるDX推進計画との関係では、人口減少の克服を主眼とし、特に取り組むべき施策を示す。総合戦略とデジタル技術では支援するDXの推進計画と整合性を持って取組を進めていくというふうにお話をされておりますけれども、これの令和7年度におけるこの関連に関した具体的な取組についての考え方について改めてお伺いをしたいというふうに思います。

答弁 市長 加藤剛士

DX推進計画と関連した今年度の進め方ということでお話がありました。先ほども申しましたけれども、これからのまちづくりを進めるに当たって、人口減少が厳しくなる中で人材不足を克服をするためにDXを推進していくことで効果的、効率的な行政運営を行っていくというようなことは大変重要なことだというふうに考えているところでございます。令和7年度も引き続きDXの推進計画も踏まえまして市民サービスの利便性の向上、あるいは業務の効率化を目指し、今年度については各種手続のオンライン化に向けたプラットフォームの構築を行っていくなど、さらにDXを強化、進めていくことで、この課題解決に向けていきたいというふうに考えているところでございます。

質問 14番 東川孝義

総合計画も令和8年度で後期計画終了というようなことで、まち・ひと・しごと創生総合戦略と総合計画、連動した形の中で進めていかれるというふうには思っているのですけれども、非常にやはり当初進めていた計画と実態、特に人口の面においては非常に乖離も出ているというふうな部分もあると思いますので、このDXの推進という取組というのは非常に重要だと思いますので、今お話にありましたような形の中でまた機会を見て改めて質問させていただきたいというふうに思います。小項目2点目の名寄市総合計画(第2次)後期令和7年3月10日(月曜日)第1回3月定例会・第2号実施計画見直し後の取組ということで、特にこの中でお話をさせていただいたのは、民間活力や地域間連携をどのように進めていかれるのかというふうなことでお聞きをさせていただきました。先ほどの答弁では、外国人人材、デジタル人材、アウトドア観光の人材育成というふうなことで御答弁をいただきました。地域の関係では、地域医療の充実というふうなことのお話もいただいたところです。ただ、非常に厳しい財政状況だというふうな御答弁もございました。それで、今回令和6年度ローリング調整ごとの年度の事業費ですけれども、令和7年度、これは129億1,188万7,000円、令和8年度が121億6,342万3,000円と。令和7年度、8年度に120億円を超える事業費になっております。増加の要因、先ほどもありました中学校の整備事業、東病院の整備事業が挙げられておりますけれども、重点プロジェクトの経済元気化と生涯活躍プロジェクトが減となって、安心子育てプロジェクトが大幅な増加になっております。当然施策の推進のその時々の内容によって変化をするというふうにはこれは理解をいたします。ただ、これだけ多くの投資を行っていくと、昨年度に策定をしました公共施設等再配置計画で定めた、先ほど答弁でもずれが出ているというお話がありましたけれども、フェーズ1の事業推進、これはこの計画と併せて今後どのように進めていかれようと考えているのか、この辺についてお伺いをいたします。

答弁 市長 加藤剛士

今年度過去最高規模の一般会計の予算ということで、特に子ども・子育て関係の施設、ハード整備がかなり今やらなければならないという決断をさせていただく中で、こういう状況になったということでございます。非常に行財政がこれからも厳しくなってくる。令和8年度も、これら継続する事業でございますので、かなり財政的にも非常に厳しい状況だということも説明させていただいたところであります。その令和7年3月10日(月曜日)第1回3月定例会・第2号中で、再配置計画の特にフェーズ1の期間、あるいはその内容についてずれが生じているというふうに認識をしておりまして、ここは再配置計画の見直しというか、中の内容、あるいは期間を改めて検討させていただいて、またお示しをさせていただきたいというふうに思っているところでございます。いずれにいたしましても、コンパクトなまちづくりを進めていく中でも現在図書館機能を有する複合施設の整備などは大変重要な課題だというふうに思っております。当然財政の状況も見極めながら、ここは民間の皆さんの活力を活用させていただきながら前に進めていきたいというふうに考えているところでございます。

質問 14番 東川孝義

御答弁は一定程度理解はしますけれども、このフェーズ1の推進については後ほどのコンパクトなまちづくりの中で、今も市長からお話ありましたけれども、改めてお伺いをさせていただきたいというふうに思います。予算のあれではないので、あまり詳しくは触れませんけれども、やはりこれだけ多くの投資をしていく年度、本当にこの後も続いていくのかというふうな不安もあって、最後のこの後のまちづくりの中でまた改めてちょっとお話をさせていただければなというふうに思っております。小項目の3点目、効率的な行政運営ということで、先ほど市長の答弁で令和5年からBPRについては健康福祉部で業務フローの見直し、オンライン化、省力化を進めていると。庁内全体としてはまだ道半ばで、今後業務改善を進めていく必要があるというふうなお話もいただきました。一方、人材確保については令和7年の就職説明会、あるいは大学等の説明会、新たにインターンシップ制度、これらを活用していくというふうな御答弁をいただいたかなというふうに思っております。先ほど御答弁にもあったように、BPR、ビジネス・プロセス・リエンジニアリングですけれども、組織全体の業務のプロセスを対象として、その改革によって効率化や生産性の飛躍的な向上を目指すという目的があるというふうに思います。ただ、業務改善というのは個々の部分的な見直しであって、BPRはその一部であるというふうにも理解をしております。先ほど答弁にもあったように、BPRの取組の背景というのは、やっぱり人手不足であるとか、あるいは働き方改革、これらの推進によって既存のプロセスが難しくなっているというふうなことが大きく考えられるのかなというふうに思います。先進地の事例ですけれども、千葉県の船橋市、ここ人口65万人です。業務フロー図を作成することで業務全体を俯瞰して、課題を可視化したほか、業務の詳細や作業時間、担当者などをリストアップ、さらに発生し得るリスクなども徹底的に洗い出したことにより、結果として顕在化した無駄を省くためのツールを活用することによって窓口業務の改革に成功、いわゆるフロー図全体を見える化したというふうな情報もあります。先ほど市長は庁内としてはまだ道半ばというふうな御答弁もいただきましたけれども、今までの健康福祉部の取組を含めて名寄市のBPRの取組をさらに推し進めていくために今後どのように進めていかれるのか改めてお伺いをしたいというふうに思います。

答弁 総務部長 木村睦

BPRについての御質問をいただいたかと思います。議員おっしゃられるように、BPRにつきましては業務全体の作業時間の削減ですとか効率化、省力化を図って、それによって時間を創出させていただきたいと。これに基づいて住民目線での政策立案機能の強化ですとか、きめ細かな対応による市民サービスの向上を図る、こういったことを目的に令和5年度のほうから私たちも今させていただいているところでございます。庁内の中におきましても、BPRなどの業務改善ですとか業務の効率化などというのは大変必要だというふうに思っていまして、先ほども市長のほうからもお答えさせていただきましたけれども、健康福祉部を例に挙げさせていただきましたけれども、全庁的にさせていただいているところでございますし、議員のほうからも先ほど千葉県の自治体の例も御紹介いただきましたけれども、私どももそのような形で業務フローを作成しながら作業を進めさせていただいているというところではございますが、どうしても最初にBPRの作業を進めていくと、現状の業務と並行して行うということがありますので、なかなかBPRの作業をどうしても進めていくと、一時的には業務が増えてしまうということもございまして、先ほどお話しさせてもらったとおり、まだ滞ってしまう取組もなかなかまだあるということで、道半ばというふうなお話をさせていただいたかと思っているところでございます。しかしながら、こうしたBPRの取組につきましては、時代である、時代の取組だというふうに考えておりますので、必要性あることというのは庁内の中でも理解はしてきているかなというふうに思いますが、改めてBPRの意義ですとか進め方につきまして研修だとか行いながら、BPRの業務改善が組織として進めていけるような組織の風土ですとか職員の意識醸成について図ってまいりたいというふうに考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。

質問 14番 東川孝義

今木村総務部長のほうからお話ありましたように、冒頭でも市長の答弁でもあったように、人手不足、人材確保というのは民間だけでなくて、行政においても非常に厳しい状況だというふうにも受け止めておりますので、今お話あったように、当然今の業務と並行しながら進めていくという形の中では一時的に業務量が増えるのかもしれない。結果としてそれを遂行することによって新しい人材であるとか、あるいは職場間の異動という中では非常に大きな効果が出てくるのかなというふうにも思いますので、やはり計画的に進めていっていただくようにお願令和7年3月10日(月曜日)第1回3月定例会・第2号いを申し上げたいというふうに思います。次に、大項目の2点目、4期目任期最終年度を迎えてということで、①のコンパクトなまちづくりの推進に向けてということで再質問させていただきたいと思います。先ほど市長の答弁で名寄市立地適正化計画に基づく内容についてそれぞれ御答弁をいただきました。人々がにぎわう魅力と活力にあふれた拠点づくりというふうなことで、市内の候補地のお話、西3条南6丁目、ダイソー、また旧みまつビルというふうなお話もありました。当然フェーズ1の計画には、複合施設を含めてずれが生じているというふうなこと、今後まちづくり会社が大きな役割を担っていくというふうな御答弁があったのですけれども、改めて、コンパクトなまちづくりに向けては幾度か質問をさせていただいております。加藤市長は、令和4年5月の4期目就任時の所信表明においてポストコロナを見据えた対応を含めてデジタル社会に対応できる高齢者への支援、認定こども園の新設、こども発達支援センターの併設、医療、介護ではハイブリッド手術室の整備やオンライン診療や見守り、コンパクトなまちづくりの推進では公共施設の適正な配置、地域経済の循環では地域通貨の導入、名寄市立大学では助産師課程、大学院設置に向け、支援とともに独立法人化の検討を進めるというふうに就任時に述べられております。具体的な推進に向けては、その時々の課題によりしっかり結果に結びついた施策、さらには踏み込んだ施策推進が必要であるのかなというふうに思います。そこで、先ほども申し上げましたけれども、人口減少、これが本当に名寄市のまち・ひと・しごと創生人口ビジョンを上回るスピードで進んでおります。コンパクトなまちづくりというふうな意味合いで先ほど壇上で質問させていただいて、市長から答弁もいただきましたが、昨年11月の議員協議会においても都市機能誘導区域内への西3条6丁目の西條、ダイソーまたは旧みまつビルの整備検討が適当であるというふうな考え方が述べ令和7年3月10日(月曜日)第1回3月定例会・第2号られております。やはり人口減少が非常に進んでいく中で、中心市街地の商店街も人手不足だとか、あるいは後継者不足で、今後の事業運営について非常に厳しい選択を迫られている状況にもあります。そのためにも、その人たちのために、あるいは市民に対しても議論がしっかりできるグランドデザイン、これをやっぱり一定程度明確にしていかないと、候補地だけとしては挙がっているけれども、これいつなのだという話がいろんなところで聞かれます。この話、ここの場所が出た段階でも相当時間がたっています。では、実施はいつなのというのが非常に市民から、あるいは関係者から聞かれる言葉であります。先ほど来新たな公共施設等が入ってきたというのは一方では理解をしながらも、やっぱりここにはしっかりとした一定程度の目標の数値、あるいは年度というのが非常に必要だと思いますけれども、この点について改めてちょっとお聞きをしたいというふうに思います。

答弁 市長 加藤剛士

先ほど来公共施設の再配置計画のフェーズ1について期間あるいは機能について見直す必要があるというお話をさせていただいているところでありまして、改めて今庁内でももちろん議論しているところでありまして、行政として必要な機能というのを改めて見直しをするとともに、フェーズ1の期間というのを延ばしていくということも含めた再配置計画の見直しについて、早期に見直しの内容について市民の皆様にお示しをし、またこの在り方についても議論を深めていきたいというふうに考えているところでございます。

質問 14番 東川孝義

先ほど市長の答弁の中で、今後の推進に向けてまちづくり会社が大きな役割を担っていくというふうな御答弁をされております。グランドデザインというのは小さなスケールでなくて、非常に大規模な長期的なプロジェクトだとか、そういうときに作成をされる内容であって、計画の範囲というのは非常に大きなものだというふうなものだというふうに認識をしておりますし、当然地域や市民への影響も考慮していかなければならないのだろうというふうに思います。先ほどもお話しさせていただいたように、特に中心市街地の皆さん、事業を継続していけるのか、あるいは新たな事業展開、起業したいという方もここいつなのだと。いつ自分たちがそこで起業ができるのかというふうな目標になる目印が今本当にないのです。候補地だけはここだと。これは、非常に市民にとってはつらい選択です、今。この話が出てから相当な年数がたっております、候補地が出てから。そこで、改めてちょっとお聞きをしたいのですけれども、今の候補地が出ている都市機能誘導地域の西3条南6丁目、あるいは旧みまつビル、今後の進め方という面において、主体性はどこが担っていくのか。行政が担っていくのか、先ほど市長の御答弁にありましたまちづくり会社が担っていくのか、この辺の考え方について改めてお伺いをしたいというふうに思います。

答弁 市長 加藤剛士

株式会社まちづくり名寄との連携ということで、現在まちづくり会社は老朽化建築物の解体、地主との交渉ということで、一定程度ディベロップ機能を発揮をしていただいたところでありまして、今後もまちづくりに関する事業を推進していくに当たってまちづくり会社がディベロッパーとしては適切だという考えの下、市もここに出資をさせていただいたところでございます。我々は、公共施設の再配置の中で行政の機能をこういうふうにしていくということを改めてちょっと検討し直すということは必要だというふうに思っておりますけれども、これを受けてまちの中ではどういった複合施設を有していくのかというのは、まちづくり会社が主体的に考えていただけるというふうに考えているところであります。どうしても今の施設も今の候補地も全て市が所有している土地ではないということもありますので、ここは我々はこうした機能をしっかりとやっていきたいということと、それを踏まえてまちづくり会社のほうでどういった場所がいいのかということをしっかりと検討していただけているというふうに考えております。当然具体的な検討に当たりましては、名寄市としても連携をして事業を推進、検討していきたいというふうに考えているところでございます。

質問 14番 東川孝義

今市長の答弁いただいた部分は理解はします。まちづくり会社がディベロッパーの役割を果たしていくと。当然今回の都市機能誘導区域内へ複合施設という、当初からこれを計画された時点から市内に市有地は少ないというふうなお話もお聞きをしているところであります。ただ、途中でいろんなものが入ってきた、何を優先するかというのはそのときの課題で、それがいい、悪いの議論はいたしません。ただ、候補地が出ているのにいつなのだという、これについては非常に不安を持っているというのが実態です。最初は旧みまつビルの解体、あそこに何が建つのかなと思ったら1年は使えない。公共施設ということで駐車場、その後建つのかな、あそこ建っても駐車場ないよね、その後に今西3条南6丁目のお話も出てきました。あそこ広いけれども、でも名寄市の土地ではないよね、やはりこれから市民の方、あるいは先ほどお話をさせていただいた商店街、いろんな新たな企業を創出するにしても、一定程度の目標というのが非常に大切だと思うのですけれども、これをいつ頃までにある程度明示ができるのか、この辺について改めてお伺いをしたいと思います。

答弁 総合政策部長 石橋毅

この先いつまでにという御質問いただきました。先ほど市長のほうから答弁させていただきましたけれども、今後令和7年3月10日(月曜日)第1回3月定例会・第2号まちづくり会社様と連携しながら、いろいろな方策についてさらに議論を進めていくつもりでおります。その中で、では行政が直接建物を建てるパターンとか、あとは民間の方が建てていただいて、そこに例えば賃貸で入るパターンとか、いろいろな設置だけでも何種類かパターンが出てくると思います。運営形態についても何種類かパターンが想定されると思いますので、今後この先を見据えて、どの手法が一番将来的にも選択としてはいい手法だったのかということも含めてしっかりと議論を深めて、そしてイメージを皆様方と共有させていただければというふうに考えておりますので、まずは今我々だけの知識ではなくて、いろいろな方の知見を入れながら、パターンを洗い出しながら最善の選択肢をこれからお示ししていければというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 14番 東川孝義

石橋部長から今お話あったけれども、結果としていつの時点かというふうな、ただ私はなぜここあえて質問をさせていただくというのは、やはりフェーズ1の計画というのは令和8年度までです。8年度に目標がスタートするのか、8年度に一定程度の方向が明示されるのか、この辺が、その後フェーズ2、フェーズ3ってあるわけですよね。では、本当に当初かけたフェーズ1の計画というのは何だったのだ。令和8年度にどういう方向が出るのかというふうなものが今のところ明示がされていないというのが私の中では非常に不安に、あるいは市民の方も不安に思っている。やはり人口減少がこうやって進んでいく中で、商店街の活性化、あるいはいろんな形を進めていく中では、しっかりとその辺の方向性を明示することがいろんな形の中で歯止めにもなるし、今後の市内の活性化にもつながっていくのかなというふうに思いますので、このフェーズ1の考え方について改めて、これ副市長でもちょっとお願いをしたいというふうに思います。令和7年3月10日(月曜日)第1回3月定例会・第2号方向性をどういうふうに進めていくのかということについてお伺いをしたいと思います。

答弁 副市長 橋本正道

ちょっとすっといく答弁ではないかもしれませんけれども、今議員のお話伺って、市民の皆さんが非常に不安に思っている。言い換えると、この中心市街地をこれからどういうふうにしていくのかというのが市民の皆さんの関心も高いという事業ということが私の中でもふつふつと湧いてきまして、ちょっと逆にうれしいような気持ちがしております。お話のとおり、ここで複合化された公共施設を造りながらまちづくりに進んでいくということでありましたので、それから年数がたっている、非常に申し訳なく思っております。この間、先ほど財政的なお話も出てきました。これは、予算の制約の話ですから、計算するとどれくらいの投資ができるかというのが出てくる話なのですけれども、最大の問題はここで複合化された公共施設、あるいはほかの様々な施設を建てて、どういうようなまちづくりをしていくのか。その課題は何かといいますと、やはり人口減少に耐え得るような持続的なまちづくりをつくっていくということです。これは、先ほど市長のほうからまちづくり会社も主体的にというお話ありましたけれども、実はそれだけではなくて、地域の住民の方、商店街の方、様々なステークホルダーの方いらっしゃいますから、その方々の意見を集約していくという作業が必ず必要になってくると思います。恐らく課題、問題意識については我々行政もまちづくり会社も地域の皆さん、市民の皆さんも同じだと思っております。人手が少ない、人口が減少していく、地域経済もなかなか活性化しない、まちのにぎわいが失われていく、ここをどうするのかということがありますから、その課題は共有できるのですけれども、その手法についてどうしていくかということについてはやや若干時間をかけなければならないなと思っておりますけれども、我々がまずしなければならないのは、例えば3条6丁目、今お話出た2つの地域ですけれども、例えばこういうものはどうでしょうですとか、こういう形になったらどうでしょう、様々な事例もありますので、まずどういったものがあるのか、ほかの地域の事例も参照に一つのビジョンといいますか、またそういったものをつくり上げることも必要ではないかなと思っております。この作業については指示はしております。どういうものが必要なのか。恐らくイメージもできないと今後の議論にもなりませんので、その作業はさせていただきたいなと思っております。スケジュール感ですけれども、令和7年度、令和8年度というところで残されている期間はあんまりありません。ですので、令和7年度の前半にはこういったスケジュール、ビジョンをまず出した上で、できれば、これ総合戦略、そして総合計画にも関わってきますので、その中でまた様々な議論出ると思いますが、まずそこは組んでいきたいというふうな形を取っております。恐らく議論いろいろ出てきて、様々な御意見が出てきて、これはどうするのだということになるかと思いますけれども、まず今行政側で足りないのは、こういうものもあるよね、こういう形もありますよねって何らかの提示をすることはこれ大事だと思っております。今出ているのは、複合化された公共施設という、その中には図書館入っているのだけれども、それが具体的なイメージとして出てきていないというのもありますので、それは柔軟にこれから対応するとしても、まずそこでどういうような機能を持たせて、どういうような形のスケジュール感で持っていくのかというのは2つありますので、こちらについては令和7年度のできるだけ早い段階で出して、議論を活性化させていきたい、そんなふうに考えているところであります。

質問 14番 東川孝義

ありがとうございます。複合施設の在り方というか、そういう面では恐らく行政でも何か所か視察にも行っているというふうにもお話も伺っております。今スケジュール感ということで、副市長のほうから令和7年度の早いうちにというふうな御回答いただきましたので、それを期待をさせていただきたいというふうに思います。続いて、電子地域通貨Yoroca導入後の成果と今後の課題ということで、先ほど加盟店が213から公共施設10か所を含む254店舗で今利用ができるというふうなこと、それから利用金額、これもチャージとポイントで5億5,900万円というふうなお話でした。カードの枚数も1万6,473枚ということで、市内人口7割ほど持っているというふうなことでございました。この中で電子地域通貨、それぞれスタート時に利用者におけるメリット、加盟店におけるメリット、運営事務局におけるメリットというふうなことがあったかというふうに思います。たしかこれスタートのときにお聞きした内容なので、間違ってはいないと思うのですけれども、電子マネーの決済手数料、これたしか2%だったというふうに思います。自走していく、持続的な運営という視点からいくと、利用金額、先ほどマネーを含めて5億5,900万円というお話伺いましたけれども、どのような水準で今後金額があれば円滑な運営が図られていくのか、この辺把握していたらお伺いをしたいというふうに思います。

答弁 産業振興室長 櫻田孝臣

Yorocaについてということで、先ほど市長のほうから答弁ありましたとおり、この間1年3か月で5億6,000万円相当の経済効果ということで申し上げさせていただきましたけれども、実際に1年間でいくとマネーの目標としていた3億円というのは今回一定程度達成しているというようなことでございますけれども、この間行政としても販促事業ですとか様々な部分で行政ポイントも含めての話でございます。そして、データで分析してきた部分では、やっぱり日常生活に使っていただくには令和7年3月10日(月曜日)第1回3月定例会・第2号まだ通常期とキャンペーン時の利用度がちょっと割合差があるということで、どうしてもキャンペーンを張っていかないとまだまだ市民の皆さんに浸透していかないというようなデータでございます。議員おっしゃるとおり、自走するまでの部分をどうやって支援していくかというような御質問だったと思いますけれども、目標額、マネー額を2年目、3年目に向けて右肩上がりしていくには販促の事業、キャンペーンに対する部分ですとか、様々な支援が継続して必要だということで考えてございますので、来年度も物価高騰対策の部分もYorocaポイントの付与ということで、記者発表の中でも市長のほうから来年度の事業でおっしゃられていましたけれども、そういった部分でのYorocaをもっともっと市民の皆さんに使い勝手がよくなるように支援をしていきたいと考えてございます。以上です。

質問 14番 東川孝義

今櫻田室長のほうからありましたけれども、3億円の2%といったら600万円です。これで果たして運営可能なのかなと。先ほど言われたとおり、行政で令和6年度物価高騰対策臨時生活支援金、1世帯1万ポイント、これ約1億2,600万円、令和7年度、これはこれから予算が検討される内容になりますけれども、7,000ポイント1世帯、これ1億200万円。先ほどの冒頭御説明もあったチャージの御利用と、それからポイントという部分では、行政の下支えしている施策、これが非常に大きなウエートを占めているのかなというふうに思います。いずれにしても、自走していく、あるいは円滑な運営をしていくという部分では、まだまだいろんな形で、今回も予算が決定した後になると思いますけれども、いろんな行政ポイントをつけるというふうな、でも恐らくこれそんなに増えてはいかないと思います。今やっぱり伸びているのは、先ほど答弁でもありました。キャンペーンのとき令和7年3月10日(月曜日)第1回3月定例会・第2号は伸びています。これ実際に商工会議所でお話を聞くと、キャンペーンのときには大きく伸びていると。ただ、それ以降は、その間の期間というのは非常にあまり伸びが少ないと。この電子地域通貨、継続して進めていくにはよっぽど行政なり、あるいは民間との両輪の政策が合致していないと非常に厳しい取組になるという。実際になった事例のまちもあります。ですから、せっかくスタートして、今1年ちょっとなのですけれども、やはり今後しっかりとしたレールに乗せていくためには、まだまだ行政と民間とのタイアップが必要だというふうに思いますけれども、改めて今後の運営についての考え方についてお伺いをしたいというふうに思います。

答弁 産業振興室長 櫻田孝臣

継続して支援、連携してということでございまして、チャージ環境の整備も必要かと思っていまして、そこの部分も来年度に向けて考えてございます。また、イベントで様々な雪フェスですとか夏祭りの事業でもYorocaのキャンペーンを張って、皆さんに使っていただくような利用促進なんかも運営主体の商工会議所様と観光協会様とも連携して行ってきてございますので、そこの部分に対しての支援も含めて継続して行ってまいりたいと思います。以上です。

質問 14番 東川孝義

せっかく地域内の経済循環ということでスタートして、非常によい取組だと思いますので、やはり今後継続していくために行政と民間がしっかりと力を合わせというか、両輪の中で継続をしていくような体制づくり、改めてお願いを申し上げておきたいというふうに思います。北北海道の中核都市としての広域連携、これは先ほど答弁にありましたように、いずれにしても人材不足等の中では地域間連携というのも非常に大事になってくるのかなというふうに思いますので、今後の推移をまた見守った中でお話をさせていただければなと思います。それから次に、名寄市における地域課題の対応ということで、インターチェンジ拠点化構想、これはこの後同僚議員、一般質問をする予定になっておりますので、再質問はいたしませんけれども、令和5年度の再評価によって全体事業費が373億円から533億円に増額になって、令和5年度末時点では用地進捗率は99%、事業進捗率は69%になっているという情報もあります。今後名寄市との取組というのが非常に明確化することが必要かなと思いますので、同僚議員の質問に委ねたいというふうに思います。それから、名寄市立大学の組織形態見直しに向けた取組についてということで、先ほど御答弁をいただきました。当然人口減少、少子化ということで大学間の競争が非常に激しくなるということで、この在り方委員会が昨年の12月に1回目、2月に改めてまた開催をして、4学科の入学試験の状況、この間の就職状況、全国の公立大学の状況、法人化のメリット、デメリット等について今後も検討していくというふうなお話がありました。先ほどちょっと答弁の中でもありましたけれども、全国の国公立の大学の運営形態というのは実際どのような数字になっているのかというふうなことをお聞きをしたいと思います。それと、これ答弁にも若干触れられていたのかなと思う。中教審で2月21日、急速な少子化を踏まえた大学など高等教育機関の在り方について文部科学省に答申をしております。答申によると、先ほど壇上でもお話をさせていただきましたが、2024年に63万人の大学進学者数が2040年には約46万人となり、現在の定員の7割程度しか埋まらなくなって、大学再編が加速をするという予測であります。今後の具体的な対応に向けては地域構想推進プラットフォームの構築を求め、新たな評価制度では学生の成長などを指標にして学部、研究科ごとに教育の質を数段階で示すことを検討、受験生が偏差値だけでなく、各大学の教育力を比較できるシステムづくりを目指していくというふうな方針が出されております。これに併せて、文科省は地域の取組を支援するため、連携して政策立案を担う地域大学振興室を4月に設置をすると。このことによって地域と大学が両輪で発展する方法を考えたいということですが、この情報に関してどのように受け止めて、進めようとされているのかお伺いをしたいというふうに思います。

答弁 市長 加藤剛士

方向性は、まさに今我々が課題感として持っているものの方向だなというふうに思っております。であるがゆえに、我々地域としてもちろん大学はなくてはならない存在であり、そしてそのためには学生から選ばれる大学としてさらに進化をしていく必要があるというふうに思っております。そうした今の環境においても、当然大学競争が出てくるという中において、さらにそれの魅力を高めていくためにどうあるべきなのか、それを急速な社会環境の変化の中で大学の経営をよりスピード感を持ってあるべき方向に向かっていくために現在在り方検討会の中で大学の経営形態、運営形態をどうしていくかということも議論を進めていく予定になっているということでございます。公立大学、9割以上が法人化を今しているという状況でございまして、このことは私としては当然やっぱりその必然性があったのだというふうに思っております。ということも含めて、法人化ということはメリット、デメリットをしっかりと我々も改めて認識をしていく中で、議論をこの検討会の中で進めていきたいというふうに考えているところでございます。

質問 14番 東川孝義

全国の公立大学、9割以上が法人化をされていると。当然必然性があったというふうなお話だったかというふうに思います。この在り方委員会、先ほど答弁の中では令令和7年3月10日(月曜日)第1回3月定例会・第2号和7年度中の早い段階でというふうな御答弁もあったかなというふうに思います。いずれにしても、人口減少は止まるわけではありませんので、やはり少しでも早い時期に新たな方針を目指して、次の施策に取り組んでいくというのが非常に重要かなと思います。令和7年度に早いうちにやっても令和8年度の施策にはすぐ結びついていかないのかなとも思いますので、やはりできるだけ早い時期に先ほどお話もありました法人化のメリット、デメリット等、いわゆるそれを踏まえてどのようなコンセプトで名寄市立大学が学生から選ばれる魅力ある大学というふうな形になっていくのか、早めの対応をお願いを申し上げておきたいというふうに思います。それから、スポーツによるまちづくり、これは先ほど御答弁ありました。ちょうど積極的に進められておりますので、今までの関わり、特にNスポーツコミッションの中では関わりを持った形の中で進めていっていただきたいというふうに思います。それから、王子マテリア名寄工場跡地活用ということで先ほど答弁をいただきました。倉庫2棟のほかに蓄電施設が2月からというふうなことでの御答弁がありました。改めてちょっとお伺いをしたい部分なのですけれども、1月17日付の北海道新聞で北海道、半導体や風力発電などGX、いわゆるグリーントランスフォーメーション、関連産業の道内集積を目指す基本計画の中で、恵庭市と名寄市、音更町の工業団地を重点促進地域として、工場建設時の規制を緩和する。いわゆる進出企業には国の法人税免除、あるいは税優遇制度も適用されるというふうな報道が出ておりましたけれども、この取組に対して北海道は市町村に対して意向調査を実施したとありますけれども、名寄市としての対応についてお伺いをしたいというふうに思います。

答弁 産業振興室長 櫻田孝臣

1月17日付の令和7年3月10日(月曜日)第1回3月定例会・第2号北海道新聞の記事でも掲載されておりました。跡地活用の推進に当たりまして、先ほど市長からの答弁もありましたけれども、地域未来投資促進法ということで、名寄市の基本計画において重点促進地域として設定してきたもので、企業誘致をさらに進めるためにということで名寄市でもしっかり取り組んできたところであります。北海道において全道版の同法律による基本計画ということで市のほうにも調査依頼来まして、こちらとしても引き続き重点促進地域である王子マテリアの跡地についても設定するというような意思で回答してございます。以上です。

質問 14番 東川孝義

あまり理解ができなかったのですけれども、実際に取り組んでいるのか取り組んでいないのかという、そこを本当簡潔にちょっとお話しいただければと思います。

答弁 産業振興室長 櫻田孝臣

実際には制度の部分でいくと工場立地法における環境施設の面積率、それから緑地面積率の緩和というような特例の部分を制度として設けていまして、これまでも名寄市としても企業誘致のために優遇制度を設けてきておりましたけれども、こういった国や道の制度も含めて立地条件の緩和を求めて、市としても、また北海道としても支援をしていただけるというような内容でございます。

質問 14番 東川孝義

ちょっと改めてまたこれは議論させて……名寄市の進出企業特例条例、税の優遇制度は分かります。それと、この北海道から出ている部分、自分もちょっと勉強不足の分もありましたので、改めてまた確認をさせていただければなというふうに思います。それでは、4番目、教育行政について改めて再質問させていただきたいというふうに思います。令和7年度の教育行政重点施策ということでお聞きをしました。名寄中学校改築、東中学校改築、小学校4校の空調設備、4つの重点施策というふうなことで、その後1人1台の端末、これ入替えというふうなことでしたよね。それから、生きる力を育てということで、社会の変化や多様なニーズの対応、ALTを2名から4名、これたしか市長の答弁でも冒頭の中でもお話、英語教育の充実というふうなことであったかというふうに思います。それで、ウェルビーイングの考え方というふうな部分の視点でちょっと2点お伺いをしたいというふうに思います。ウェルビーイングの取組、子供たち一人一人を育むための重点施策なのかなというふうに考えてございます。その中で、ALTを2名から4名に増員する、英語教育の充実というふうなことで先ほどお話あったかなというふうに思います。今総合計画が今度は第3次なるのかなというふうに思いますけれども、これは令和9年度からで、恐らく今年からある程度策定の準備が進められていくのかなというふうに思いますけれども、新たに今年度からALTを2名から4名に増やしていくというふうなことで、英語教育の推進を進めていくというふうなこととウェルビーイングに結びついていくのかというふうなこと、この辺の考え方について1点お伺いをしたいというふうに思います。それと、もう一点、先ほどの答弁の中で教育相談支援センター、特にアウトリーチ型の支援の強化を図るというふうなことで、各学校に校内教育支援センターというふうにちょっと聞いたと思うのですけれども、それを設置するというふうな御答弁だったと思うのですけれども、ウェルビーイングの向上に向けて校内の教育支援センター、これどのように活用して、不登校児童生徒への対応を進めようとされているのか、この2点についてお伺いをしたいというふうに思います。

答弁 教育長 岸小夜子

まず最初に、英語教育の推進に関わって、総合計画が変わる中で今出てきたというようなお話だったかというふうに思いますが、この英語教育の推進に関わりましては総合計画の第2次の中におきましても特別支援教育と国際理解教育と情報教育等の社会の変化に対応する力を育てる教育の充実ということをうたっているところです。それで、特に国際理解教育につきましては、これまでもあまり表に出てこなかったかもしれませんが、学校教育推進計画の中に子供たちにALTを活用して英語によるコミュニケーション能力や、それから聞くことですとか話すこと、それから読むこと、書くこと、この4つの技能をバランスよく育てていくということを位置づけて、取り組んできていたところなのです。このたびまちの状況からしますといろいろと台湾ですとか、それからカナダですとか交流も促進していたり、それから市内の中に外国人の就労の方が増えてきたりだとか、ウインタースポーツにおいてインバウンドが増加してきているだとか、そういう状況も見られる中、そして今回の予算編成の方針の中で、きちんと総合計画を具現化する、具体化するようにという方針も示されたところでありますので、教育としてはそうした状況を踏まえながら現有の国際理解教育をしっかりとさらに充実させていきたいというようなことで、ちょうどグッドタイミングというか、それでALTの増員というようなことで出させていただいたところです。それで、子供たちがやはり日常的に生の英語に触れるということは非常に大事なことですので、ALTを増員することによって子供たちの外国語や外国活動の授業で触れる回数が増えることになりますので、ぜひこの増員に向けては、議員の皆様にこれから議決していただくのですが、御支援をお願い申し上げたいなというふうに思っているところです。そのようなことで、現在の総合計画に基づいて国際理解教育の中における英語力の向上というような視点から今回こうした令和7年度にALTを増員して取り組んでいきたいとい令和7年3月10日(月曜日)第1回3月定例会・第2号うのが一つでございます。それから、英語教育の推進とウェルビーイングの関連ということでございますが、子供たちに小さな成功体験というか、を積み重ねていくことが子供たちにとって自信につながっていくというふうに考えているところでございます。名寄市内においても、本当に外国人の方々を目にしたり、お会いする機会が増えてきたり、実際に中学生の台湾交流で子供たちが台湾の中学校と交流する経験などをしたときにやはり英語力が足りないというのを子供たちが自覚して、戻ってきたりしているところであります。このようなことから、これから国際共通語として英語を学ぶことによってインターネット上でいろいろとつながっていくことも、海外とつながることも容易になっていきますので、子供たちが本当に国語、日本語だけではなく、英語を知ることによって様々な国の方々とつながる機会ができ、それからまちの中でもそうした人と触れ合うときに知っていると知らないとでは全然違うというふうに思いますので、きちんと言葉を持っていて、様々な国の方々と交流できるようにして、最初に申し上げましたが、小さな自信を積み上げていきながら自己肯定感が高まるようにしていきたいなというふうに考えているところでありますので、名寄の現状を踏まえて英語教育のやはり充実が必要で、それが子供たちの生活の中でもしっかりと成就感につながっていくのではないかなというふうに考えているところです。それから、校内教育支援センターについてでございますが、校内教育支援センターというふうに名称は変えるところなのですが、これまでも学校の中では、名寄市は教育相談センターの中に適応指導教室というふうに置いて、そこで学べるようにしていたのですが、子供たちの状況を見ますと、やはり非常に多様化してきていると。それから、子供たちは決して学校に行きたくないわけで、なかなか自分の学級に入れないというような状況の子供たちが多い。学校には行けるのだけれども、令和7年3月10日(月曜日)第1回3月定例会・第2号自分の教室には入れないというような状況が見られる中で、少しでも子供たちが学校の自分の教室の近いところで学ぶことによって学校の雰囲気を感じ取って戻りたいとか、例えば子供たちの教育活動の様子を見ていて、ここだったら行けるかなとか、そういうようなきっかけにすることもできますので、それが教育相談センターの中だけの適応指導教室ですと、なかなか集団活動から離れるという状況になってしまいますので、今回教育相談センター内の適応指導教室、今全体的に全国的に教育支援センターというふうな言葉に言い換えているものですから、これを契機に各学校で別室登校というような言い方をしていたところを校内教育支援センターというふうに表現を変えまして、ある意味教育相談センターが学校の中に行って、そこで子供たちに支援や指導していく場所というような適応指導教室、いわゆる教育支援センターちょっと出先の場所というか、そこで教育相談センターの指導員が学校の先生方としっかり連携を図りながら取り組んでいくというような趣旨で設置をさせていただいたところですので、これまで以上に学校との連携が図りやすくなると思いますし、それから子供たちの様子を見ながらすぐに学校の生活の中につないであげることもできるかなというような考え方で校内教育支援センターという名称にして、活用を進めていくこととしたところでございます。以上です。

質問 14番 東川孝義

ALTの2名増員、国際競争、英語力の充実というふうなことでお話をいただきました。御答弁の中でやっぱり低学年は特に小さな成功体験ですか、あるいは外国語に触れるという一体感、これが非常に大切だというふうなお話でございます。今後どういうふうな配置だとか、その辺については改めて次の機会にまたお話もさせていただければなというふうに思います。それから、校内教育支援センター、適応指導教室、多様化している子供たち、集団生活にできるだけ近いところで今後進めていくというふうなことで、この辺についても理解をさせていただきます。それから、次2点目の、時間も押し迫って、教員の働き方改革ということで、働き方改革、先ほどNayoroStarActionというふうなことで取組を進めておられるというふうなことだったのですけれども、今までの働き方改革指標StarActionに基づいて実際に働き方改革を進めてこられたと思うのですけれども、教職員の1か月の時間外だとか、あるいは在校時間の現状、この辺がもし把握をされていればお伺いをしたいというふうに思います。

答弁 教育部長 伊藤慈生

本市においては、これまでNayoroStarActionに基づき時間外在校等時間を1か月で45時間以内にすることなどを目標に取り組んできました。令和5年度については、1か月の時間外在校等時間は小中学校全体で29.7時間、令和6年度については1月までの集計となりますが、32.6時間となり、取組の成果が表れていると評価しているところです。

質問 14番 東川孝義

予定の計画より下回っているというふうなことで、当然今後の働き方改革の中でしっかりこの数字というのも守っていっていただきたいというふうに思います。もう時間もなくなりましたので、AIドリルの関係で、1人1台端末の持ち帰り、Wi―Fiのない家庭の方についてはルーター等の貸出しで対応されているというふうにお伺いをしております。以前にもちょっとお話あったかと思うのですけれども、Wi―Fiの環境のない児童クラブ、結構ここで勉強する子もいらっしゃるというふうなことだったのですけれども、この辺の対応についてどういうふうに考えているのかお伺いをしたいというふうに思います。

答弁 教育長 岸小夜子

議員の皆様方からも児童センターにおけるWi―Fi環境の整備というようなお話があったところでして、今回の予算におきまして私どものほうで要望を出して、上げさせていただいているところですので、令和7年度、設置に向けて応援をいただければというふうに思いますので、一応教育委員会としては大変前向きに市長のほうにもお願いをしているというような状況でございます。

質問 14番 東川孝義

要望あったこと、それぞれ実際の現状と要望も含めて予算に計上、これは最終的な予算のことになりますけれども、しっかりとその辺を受け止めて対応されているということで理解をさせていただきます。いろいろまだちょっとお話ししたいこともありましたけれども、時間になりましたので、以上で私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

出典:名寄市議会 令和7年第1回定例会 2025年3月10日 議事録 PDF(45ページ) 間違いを知らせる