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赤平市議会 令和6年第4回定例会 2024年12月12日

高齢者福祉について

2024年12月12日、赤平市議会の一般質問で、若山武信議員が「高齢者福祉について」質問し、社会福祉課長 高橋脩、総務課長 櫻庭敏夫、市長 畠山渉が答弁しました。

質問者
若山武信 議員
答弁者
社会福祉課長 高橋脩、総務課長 櫻庭敏夫、市長 畠山渉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 6番 若山武信

件名2、高齢者福祉についてであります。項1、高齢者世帯への見守り拡充について。最近私の町内で警察の人が電話連絡がつかない高齢者の身内からの連絡にて自宅の窓ガラスを割って侵入、住んでいる人の死亡を確認するという現象がありました。パトカーを先頭に救急車、消防車が到着、そして時間を置いて遺体検視、搬送の警察車であります。死因は、病死のようでした。どうなったのか外で見守る隣組の人には一切の説明もなく、葬儀は少数の身内が自宅で済ませ、新聞にも載りませんでした。全国的に孤立死、孤独死が増える傾向にあり、当市議会でも過去に種々議論されてまいりました。警察が窓ガラスを割って侵入するケースはまれなことではありますが、これからはこのような事態が増えてくることかと思われます。最近は、特に親戚との行き来が疎遠となっている傾向がありますが、今後は自分の死後のことも真剣に考慮し、隣組や信頼できる知人、友人との連絡を密にすることが今まで以上に大切ではと考えます。民生委員のいない町内も増えつつあり、市民個々のつながりの下、地域における助け合いが今まで以上に必要になってきたのではないでしょうか。ちなみに、宮下町に民生委員はおらず、そのことを嘆く声も二、三あるわけでございます。高齢者世帯、特に独居高齢者世帯への見守りの拡充が急務かと思われますが、行政と町内会の連携も含めた対応についていかがか伺います。

答弁 社会福祉課長 高橋脩

ただいまの質問、私のほうからお答えをさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。高齢者世帯への見守りの拡充についてでございますが、現在赤平市では3つの見守り事業を実施してございます。1つ目は、電話サービス事業として電話による定期的な安否確認、相談サービスを実施しながら日常の不安などの解消に努めています。2つ目は、食の自立支援事業といたしまして配食サービスを行っておりますが、食生活の改善と健康増進を図りながら安否確認に努めているところであります。3つ目は、モバイル型緊急通報システム事業といたしまして高齢者や障がい者などに対しまして急病や災害などの緊急事態に迅速かつ適切に対処しております。さて、民生委員の欠員に対するご指摘をいただきましたが、赤平市民生委員、児童委員の定数は現在48名、また主任児童委員3名の合わせて51名となっております。令和5年5月現在では、民生委員、児童委員数は37人、主任児童委員1名となっており、定数51名に対しまして13名の欠員が生じているところであります。こうした事態を受けまして、まずは理事会の皆様に欠員地区における適任者についての情報収集や各町内会長様宅へご訪問させていただきながら呼びかけを行ってきたところであります。その結果といたしまして、7月17日付で3名の方が新たな委員として現在ご活動いただいているところでございまして、今後さらに2名程度ご推薦をいただける予定となっております。そこで、行政と町内会の連携も含めた対応についてでございますが、議員が言われます町内会を含め、欠員地区の町内会に対しまして民生委員、児童委員並びに主任児童委員の必要性と適任者のご推薦につきまして引き続き理解を求めてまいりたいと考えております。以上です。

質問 6番 若山武信

今の説明の中で赤平市の民生委員、児童委員数、令和6年5月現在ということで定数51名に対し13名の欠員で、7月17日付で3名が補充され、あと2名が予定されているとのことでございますが、そういう意味では民生委員充足に非常に日頃から努力されていることに本当に理解するところでございます。私は、課長歩き回っている部分についてはあちこちで耳にしておりますので、そのとおりだと思っております。民生委員の必要性が問われている中でまだまだ不足とのことになります。そこで、次の関連質問に移ります。項2、民生委員の確保についてであります。国立社会保障・人口問題研究所、社人研と省略されておりますけれども、この社人研が2050年に北海道内の高齢世帯の5割近くが独り暮らしになるとの見通しを示しました。このことから、上記の内容を基に独居高齢世帯支援に難題、孤立死、孤独死、安全網の危機と、このように大きな見出しで新聞紙上にも掲載されたところでございます。民生委員は、独り暮らしの高齢者宅を訪問し、悩みを聞き取り、行政や福祉サービスに橋渡しをしたり、日常生活の手助けをしたりする役割も担っております。反面、独居世帯の増加に伴い民生委員を必要とする人は増えておりますけれども、成り手は減少の一途をたどっているわけであります。当市もここ数年民生委員の成り手不足が深刻となっておりますが、その厳しさは増してきております。今後の民生委員確保の考え方について改めて伺います。苦労された分については分かりますけれども、続きがありますので、よろしくお願いします。

答弁 社会福祉課長 高橋脩

関連した質問でございますので、再び私のほうから答弁させていただきたいと思います。今後の民生委員の確保の考え方についてでございますけれども、対策の一つにまずは毎月定例で行っております民生委員児童委員協議会理事会の中で欠員地区内におきます潜在的な候補者などを各理事の皆様に呼びかけをしてございます。その中で情報いただけた後に社会福祉課のほうで面談をさせていただきながら、民生委員、児童委員の活動についてご説明をさせていただいてございます。その後お引受けいただけることにつながりましたら、当該町内会長様に推薦依頼をさせていただき、最終的な審査機関といたしまして民生委員児童委員推薦会にて適任者の可否について審議いただくこととなっております。今後におきましても町内会や社会福祉協議会などと情報を共有しながら、成り手不足の解消に努めてまいりたいと考えているところでございます。以上です。

質問 6番 若山武信

民生委員の確保は、福祉対策上行政と町内会との連携に欠かせないことであります。町内会の合併により、担当範囲が増えることも出てきたり、また他町内会役員との兼務も出てきたりすることが、これも想定されます。実際に今も行われているかと思いますけれども、現状と今後の体制を考えたときに手当などの条件アップ等についての考え方があれば伺いたいと思います。

答弁 社会福祉課長 高橋脩

再び私のほうから、関連いたしますので、お答えさせていただきます。民生委員法第10条に民生委員には給与を支給しないと、こう規定されておりますので、無報酬となっております。しかし、民生委員活動には当然交通費などがかかりますことから、実費弁償といたしまして活動費というものを支給させていただいております。したがいまして、民生委員法では手当はございませんので、何とぞご理解をいただきたいと思います。

質問 6番 若山武信

法的な規定はあるとしても各自治体の任用事情により、独自に活動費などの上積みが可能ではないかと、私も安易な質問でしたけれども、全くのボランティア活動でしかないということを改めて認識いたしました。本当に民生委員の方々には改めて敬意を表するところでございます。今後高齢者の日常的な見守り、これはますます必要になってまいります。そうしますと、成り手不足の民生委員任せにするのではなく、公的サービスに移行していく議論が必要ではないかと、こんなふうにも思っています。例えば会計年度任用職員の協力いただきまして任命し、民生委員の補助的任務をしてもらうこととした場合、これは若干の報酬を支払うことも可能になるかと思いますが、この辺の考え方いかがでしょうか、伺います。

答弁 総務課長 櫻庭敏夫

民生委員の職務である高齢者の日常的な見守りを公的サービスとして会計年度任用職員による対応は可能かといったご質問かと思いますけれども、現在会計年度任用職員の採用は人手不足により苦慮している状況でございます。人口減少が予想される中、このような状況は今後も続くものと思われます。議員ご提案の会計年度任用職員に民生委員の補助的任務をしてもらうことは、人手不足や財政的な面からも難しいものと考えております。

質問 6番 若山武信

ただいまの答弁、そちらの担当課が替わっても人不足ということで難しいという話ですが、そういう意味ではどこ行っても正職員だけでなく任用職員も足りないということになるのかと思いますので、そういう意味では理解するところでございますけれども、しかし高齢者の日常的な見守り、これについてますます必要になってまいります。そうしますと、様々な関係機関と全市的に見守る体制づくりなどの議論が必要ではないかと思いますが、全市的にという部分でこれはいかがでしょうか。

答弁 社会福祉課長 高橋脩

全市的に見守る体制づくりについてというご質問だったと思いますが、本市といたしましてもより多くの目で見守ることが必要であると考えております。議員からのご提案も踏まえまして、エリアサポーターの皆様や各町内会の皆様、民生委員、児童委員の皆様のほか、高齢者のための地域の見守り活動に関する協定を締結しております民間事業者と全市的な見守り体制の構築ということも今後必要になってくるものと考えているところであります。以上です。

質問 6番 若山武信

ただいま全市的な見守り体制の構築ということも必要になってくるとの答弁がありました。あらゆる知恵を絞りながら、高齢者への見守り体制を確立していただきますことを強く要望いたしまして、この項の質問を終わります。項3、高齢者の熱中症対策についてであります。全国の熱中症患者は、今年8万5,475人で過去最高となりました。北海道は、比較的少なかったようでありますが、この問題は地球の温暖化の一因として来年以降も心配されることであります。高齢者の熱中症対策については、私が令和5年第4回定例会、今年の第2回定例会でエアコン設置費助成について質問いたしましたが、納得のいく内容ではありませんでした。前回熱中症対策の再質問の答弁に、75歳以上の高齢者は約1,000世帯、助成金5万円とすると約5,000万円必要、ガンバレ応援基金も恒久財源ではないとの認識も必要で、様々な角度から検討するとの答弁がありました。また、再々質問にて1世帯5万円を助成するとした場合、約5,000万円の予算がかかることとして実現不可能とするのではなく、3万円の助成金と社協の無利子貸付金3万円を利用し、購入してほしい旨の行政からのタイアップがないと駄目で、市民の理解と協力で実現可能な工夫も必要ではと提案型で私の考え方も述べましたが、答弁は近年の命に関わるような暑さへの対策なので、提案内容も踏まえ、今後も検討していくとのことでありました。その答弁のその後の検討状況を伺いたいと思います。よろしくお願いします。

答弁 市長 畠山渉

高齢者の熱中症対策についてでございますが、その後におきましても検討はしてきたところでございます。若山議員からご提案のありましたエアコン設置に係る助成金額を3万円とした場合、1台約20万円がかかることを想定しますと、社会福祉協議会の貸付制度を利用されたとしても返済が必要となり、市民のご負担が大変多くなってしまいます。また、市民のご負担を軽減するため助成金額を5万円まで引き上げますと市の財政負担も大きくなり、難しいものであると考えているところでございます。しかしながら、近年の命に関わるような暑さへの対策につきましては、引き続き検討していかなければならないものと考えているところでございます。

質問 6番 若山武信

ただいまの答弁によりますと、近年の命に関わるような暑さへの対策については引き続き検討していかなければならないものと考えているとのことでありますが、それは大切なことであります。しかし、答弁の前段では、市の財政負担が大きくなる、難しいものであると考えているという、その旨の内容でございます。言うなれば、個人居宅へのエアコン設置は困難であるとの判断が示されたわけだと思っています。高齢者の熱中症対策について過去にいろいろと議論をさせていただきました。私は、今でも高齢者への熱中症対策は絶対に必要であるとの考えに立っております。予算上居宅への対応が不可能ということであれば、市民の憩いの場として、かつ見守り可能な各町内会館等へ冷房装置を早急に設置すべきと考えております。市長の考え方について伺います。

答弁 市長 畠山渉

各町内会館等への冷房装置の設置についてでございますが、議員ご提案にありました各町内会館等へのエアコンの設置については電気代の負担も増すことから、各町内会の意向も確認し、今後前向きに検討してまいりたいと考えております。

質問 6番 若山武信

ただいま前向きな答弁をいただきました。何回も議論しながら、前向きな答弁が出てきたなと思います。ただ、電気代の負担についてでありますけれども、電気代の負担増を懸念してエアコン設置をためらう町内もこれまた出てくるのではないかなということが想定されます。熱中症対策として高齢者の避難が可能な町内会館等へのエアコン設置を強く要望するとともに、夏期間限定の電気料金助成措置の検討も併せて要望いたしまして、25年度の予算編成に位置づけられるようご配慮のほどをお願いいたしまして、この項における私の質問を終わります。

出典:赤平市議会 令和6年第4回定例会 2024年12月12日 議事録 PDF(31ページ) 間違いを知らせる