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赤平市議会 令和5年第4回定例会 2023年12月14日

熊の出没について

2023年12月14日、赤平市議会の一般質問で、安藤繁議員が「熊の出没について」質問し、市長 畠山渉、農政課長 安原敬二が答弁しました。

質問者
安藤繁 議員
答弁者
市長 畠山渉、農政課長 安原敬二

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 5番 安藤繁

続きまして、件名2、熊の出没について、項目1、熊の出没による被害状況と被害回避について、要旨1についてお伺いをいたします。北海道東北地方知事会、これの緊急要望を受けまして、当時の伊藤環境相が熊による人身被害を防止し、農作物に被害を与える鳥獣の捕獲に取り組む都道府県に交付金を支払い、夜間の駆除なども可能になるように熊類を指定管理鳥獣とし、保護から捕獲によって適正な管理をするという方向の検討に入ったとのことであります。北海道内の2023年の熊の出没状況は、北海道警察の速報値、これによりますと9月17日の時点で2,667件、過去でも最高に多かった2022年の2,240件を427件も上回り、過去最多となっております。赤平市においては、今年の目撃情報についてはホームページに出没箇所も含めて掲載されております。11月4日現在でございますが、26か所と本当に非常に多く、昨年と比べて、地図も出ているのですけれども、いわゆる目撃ですか、出没目撃の範囲も非常に広がってきております。全国では、熊による死傷者など人や家畜の被害、樹木や果実、畑の作物及び飼料など様々な被害が報じられているところでありまして、これは皆さんも御存じのことと思います。当市でも以前住友地区の企業で被害があったというふうに聞いております。環境省が11月11日に発表した速報値によりますと、今年の4月から10月までに熊に襲われたのが180人で、痛ましい死亡者は5人と統計を開始して以来過去最多を記録しております。熊の観察や追跡調査で遭遇や捕獲した熊に9回も襲われ、生還したという経験を持ちますNPO法人の日本ツキノワグマ研究所の米田一彦理事長のお話でございますが、2025年には今年以上に被害件数が増えるかもしれず、警戒が必要と言っております。今年は、熊の出生数、これがかつてないほど多いということでございます。子熊が2歳になり、自由に徘回し始めるのが2年後ということでありまして、年を追うごとに温暖化が進行いたしましてドングリなどの餌が本当に少なくなると、こういった形でアーバンベア等による市街地での被害件数も増える可能性があるように聞いております。現在熊の捕獲に協力されている猟友会の会員数、これも全国的に減少し、高齢化してきており、熊の捕獲などに十分対応ができていないようであります。北海道も相次ぐ事故を受けて、熊の捕獲目標の設定に向けた検討を始めるようであります。当市においては、熊による人への被害はないと思いますけれども、山林の樹木、畑作物、家畜や飼料の被害状況や被害を回避するための猟友会の会員の確保、そして捕獲技術の向上促進、財政支援などについて当市ではどのように考えておられるのか伺いたいと思います。

答弁 市長 畠山渉

熊による被害状況、猟友会の会員確保、捕獲技術の向上促進、財政支援についてでございますが、議員おっしゃるとおり熊による人的被害、農業被害とも現在のところないとの報告を受けております。猟友会の会員の確保については、全国的な問題でもあり、当市においても例外とは言えず、苦慮しているところであります。現在北海道猟友会滝川支部赤平部会会員として、今年度に入り30代、60代の男性2名が加入し、現在15名の方々が会員として活動をしております。本年6月には、北海道猟友会滝川支部赤平部会と協議を行った上で広報あかびらに活動内容や募集記事を掲載、町内会長会議においてヒグマに関しての情報を提供したところであります。今後も会員確保に向けた取組を行うとともに、財政支援については引き続き検討してまいりたいと考えております。また、広報あかびら、出前講座等を通じ、熊に関する知識を学ぶ機会も積極的に設けてまいりますので、ご理解いただければと思います。

質問 5番 安藤繁

当市においても熊の目撃件数が増加している中で人的被害、農業被害もなかったということは大変よかったことだなというふうに思います。今年度猟友会に若い30代、60代の男性が2名入会したということでありまして、今後も会員確保の取組を行い、財政支援についても継続して検討するとのことであります。また、広報あかびらに猟友会の活動内容、募集記事を掲載し、町内会長会議におきましてもヒグマに関しての情報を提供するなど種々被害回避の対応をしていることが理解できました。しかし、被害はいつ発生しても不思議ではない状況にあるとの共通認識を持ちまして、事故を未然に防がねばならないと思います。熊は、いつどこに出没するか分からず、大変難しい課題でございますけれども、事故防止に向けて一層の努力をしていただきたいというふうに思います。再質問いたしますが、道は人里での出没が増加しておりますヒグマの対策として1,500万の補正予算を11月28日に定例議会に提案しておりまして、今日その結果が出るようなことも聞いております。残雪期の捕獲促進事業の春期管理捕獲に参加する市町村にハンターへの報酬や弾代などの経費を半額まで補助するということでございまして、現在の2倍となります40の市町村が事業に参加するというふうに見込んでの補正予算ということであります。この補助制度の活用について市の考え方をお伺いいたします。

答弁 農政課長 安原敬二

春期管理捕獲に係る補助制度の活用についてでございますが、今後補助制度に係る詳しい内容の通知がなされると思います。その通知を踏まえまして、猟友会赤平部会の方々と実施の可否を含め十分な協議を行ってまいりたいと思います。以上です。

質問 5番 安藤繁

ただいまの答弁によりますと、道からの補助制度の詳細が通知されれば、もう間もなく通知されるのだと思いますけれども、実施の可否を含めて猟友会とも十分協議を行うとのことであります。熊の捕獲については、生命の危険も含めまして非常に危険を伴うことでございます。猟友会の意向を十分に踏まえ、慎重に協議をいただき、体制が整い、実施するということになれば、せっかくのこの補助制度を大いに活用して万全の熊対策をしていただきたいというふうに思います。次に、要旨2についてでありますが、熊の目撃箇所に設置されている看板でございますが、看板がちょっと小さくて分かりづらい、看板のサイズをもっと大きくしたり、カラフルにして目立つようにできないかという意見が私のほうに届いております。看板をもっと大きいサイズにしたり、下地を白ではなく、住友山手町に本当に目立つやつがあるのですけれども、看板を黄色または赤色とカラフルにして目立つようにしてはいかがでしょうか、お伺いいたします。

答弁 農政課長 安原敬二

目撃箇所の看板設置についてでございますが、これまでも工夫をしながら設置しておりましたが、お話のあったご意見を踏まえまして付近を通る歩行者の方々、自動車等を運転する方々にも分かるような色使いを含めまして今後も工夫を重ねてまいりますので、ご理解いただければと思います。

質問 5番 安藤繁

本当に一生懸命農政課のほうでも頑張って看板を立てても分かりづらいということでは、ちょっと意味が薄れると思いますので、住友山手町、これは黄色い下地に熊の絵のある看板でして、私も車で走行していても遠くから非常に目立ちます。歩行者や自動車の運転手にも分かるよう工夫を重ねるとの今の答弁であり、期待をしております。市民からの要望に応えて一工夫をしていただきますようよろしくお願いを申し上げたいと思います。続いて、要旨3でございますけれども、豊里小学校付近にも熊が出没したのですが、豊栄町町内会のほうには連絡がなかったというふうに聞いております。過日開催されました東公民館での議会報告会においても、茂尻栄町の通学路でございます砂防ダム、その付近でも熊が目撃されております。このときも市から地域の町内会長には何も連絡はなかったとのお話がありました。今後は、できれば熊の目撃情報を地域の町内会長に提供しまして、町内会会長が町内の会員に注意を呼びかける、そしてまた町内会の人に聞かれたときは市のほうからも連絡をいただいていますということで気をつけてくださいというふうに注意喚起ができるように配慮してはいかがでしょうか、伺います。

答弁 農政課長 安原敬二

目撃情報の周知方法についてでございますが、現在目撃情報を寄せられた後現場での確認作業、状況に応じ赤歌警察署員と共に近隣住民への注意喚起、付近でのパトロール、市のホームページ及び公式ラインに情報を掲載しているところであります。今後におきましても引き続きこれらを行うとともに、状況に応じまして町内会長等も含めて適宜判断し、周知をしてまいりますので、ご理解いただければと思います。

質問 5番 安藤繁

目撃情報の周知でございますが、赤歌署と連携し、住民への注意喚起やパトロールを実施、市のホームページやラインに情報を掲載しているとのことであり、今後につきましては町内会長にも状況を適宜判断し、周知するとの前向きな答弁をいただきました。町内会の代表として、統率者としての会長がいち早く熊の目撃情報を認知し、地域の会員に注意を呼びかけ、安全の確保ができるように情報の提供をよろしくお願い申し上げたいと思います。これでこの件についての質問を終了いたします。

出典:赤平市議会 令和5年第4回定例会 2023年12月14日 議事録 PDF(5ページ) 間違いを知らせる