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赤平市議会 令和7年第3回定例会 2025年9月4日

熊の出没について

2025年9月4日、赤平市議会の一般質問で、安藤繁議員が「熊の出没について」質問し、農政課長 安原敬二が答弁しました。

質問者
安藤繁 議員
答弁者
農政課長 安原敬二

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 2番 安藤繁

続きまして、件名2でございます。熊の出没について、項目1、熊の出没と具体的な対応策について、要旨1について伺います。今年の4月18日、鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律の一部を改正する法律案が可決、成立いたしました。この法改正の目玉は、人の生命や身体への危害を防ぐための緊急銃猟制度の創設であります。これまで住居が集合する地域などでは銃猟は原則禁止されていましたが、新たな緊急銃猟制度では熊などが人の日常生活圏に侵入し、人の生命または身体への危害を防止する措置が緊急に必要であって、銃猟以外の方法では的確かつ迅速に熊などの捕獲などをすることが困難であり、避難などによって地域住民に弾丸が到達するおそれのない場合において市町村長が熊などの銃猟を捕獲者に委託して実施させることで、これを緊急銃猟というのですけれども、住民の安全の確保ができることとなりました。緊急銃猟の実施主体は、市町村長でありまして、迅速な対応と責任の明確化が図られます。緊急銃猟によって発生した物損や人身事故に対する補償、賠償は市町村が行い、委託されたハンターが責任を負うことなく、ハンターの報酬や手当の適正化、育成確保のための財政的、技術的支援も国が進めることになっております。法律の施行は、2025年9月1日にされております。毎回最近新聞に載っております。これに向け、市町村ではガイドラインの策定や準備が進められていると聞いております。渡島管内の福島町で新聞配達の男性がヒグマに襲われ死亡した事故が発生し、北海道議会ではこの事故を受けまして緊急的に取り組むべき重要案件としてヒグマ対策について多くの議員の質疑が行われたとのことであります。北海道は、8月14日に札幌市内の公園で緊急銃猟を想定した訓練を行い、北海道警察や猟友会など関係機関と対応の手順を確認したとのことであります。道は、札幌以外でも同様の訓練の実施を計画しているとのことであります。今後の対応にとって大変重要な訓練であると私は思います。当市も訓練に参加して緊急時の熊対策の向上を図っていただきたいと思います。市街地での発砲を市町村長の判断で可能とする緊急銃猟を定めた改正鳥獣保護管理法が9月1日に施行されましたが、当市としては具体的にどのように対応していくのかを伺いたいと思います。

答弁 農政課長 安原敬二

緊急銃猟制度を含めた改正鳥獣保護管理法の改正の当市の対応についてでございますが、これまで国から緊急銃猟ガイドラインが示されたところであります。今後道主催による改正された法律の内容を中心に人の日常生活圏における緊急銃猟に関する説明や実地訓練が予定されております。これらの説明会、実地訓練等に出席するとともに、今後ヒグマの出没に関し様々なケースを想定した対応方法等を赤歌警察署員、北海道猟友会滝川支部赤平部会の方々と意見交換を行ってまいりたいと考えておりますので、ご理解いただければと思います。

質問 2番 安藤繁

答弁によりますと、今後開催される説明会、実地訓練等に出席をし、またヒグマの出没に関して様々なケースを想定した対応方法を赤歌署や猟友会のメンバーと意見交換を行うとのことでありまして、よろしくお願いいたします。市民の安全確保に効果のある対応策ができることを私も期待しております。次に、要旨2でありますが、今年赤平での熊の目撃情報についてはホームページで出没箇所も含めて掲載されております。ちょっと古いですけれども、7月16日現在では13か所、空知管内では砂川市や夕張市に次いで赤平市は多い状況であります。上砂川町では、現在7人の地域おこし協力隊員がおり、毎月最終土曜日に町内のにぎわいづくりのため全員でかみすながわ生活マルシェを主催し、毎回60人が集まるようです。ドローン国家資格を持ち、普及を進める地域おこし協力隊員は、小学校でドローン教室を開くほか、熊の目撃が増え、外出がおっくうであるとの悩みを聞き、町内会と連携し、地域住民が屋外活動でヒグマに遭遇しないようにドローンの監視や調査をする取組を始めたとのことであります。2022年6月には、京都府の綾部市で、皆さんご存じだと思いますけれども、鹿の駆除をしていた猟友会のメンバーが仲間を誤射するという大変な事故が発生しております。男性は、病院に搬送されましたが、お亡くなりになったということであります。冥福をお祈りしたいと思います。誠に痛ましい事故であって、あってはならないことだと思います。未然防止対策をあらゆる角度から図るべきであると感じます。北海道猟友会は、71支部全支部に対して自治体からの発砲要請があっても状況によっては事故の危険があれば拒否も容認する方針の通知を出したということであります。誤射による死亡事故が起きた場合、ハンターの刑事責任が問われる可能性が残ることを危惧してとのことであります。標津町では、市街地や山間部に出没した熊を捕獲するため、ハンター同士がお互いの位置の情報を共有できる衛星利用測位システム、GPSを搭載しましたクマハブを農作業支援システム開発販売会社のエゾウィンという会社でございますが、開発し、商品化をしております。熊の追跡では、熊の位置が刻々と変わりますので、ハンターのリアルタイムの連携が非常に難しいというふうにされております。各自の移動状況を1秒ごとに発信し、移動状況を把握できると、この機械。そして、関係者同士が別ルートで追跡する場合、誤射や熊の取り逃がしを減らすことが期待できるということでございます。レンタル料も基本のセットで月額1万円程度と聞いております。今後の熊出没対策として、ドローンや位置情報共有システムの活用について市ではどのように考えているのか伺います。

答弁 農政課長 安原敬二

ヒグマの目撃情報につきましては、当市に寄せられている件数といたしまして8月末時点で13件と昨年度1年間の10件を上回っている状況であります。ご質問のありました熊出没対策といたしましてドローンや位置情報共有システムの活用についてでございますが、ヒグマが山中等に逃げ込んだ際の確認、ハンター同士の事故の未然防止の観点からしても有効な手段の一つと考えております。今後におきましても猟友会赤平部会の方々との意見交換を通じまして、十分な協議を行ってまいりたいと思いますので、ご理解いただければと思います。

質問 2番 安藤繁

8月16日の新聞報道でございますが、斜里町の羅臼岳で下山中の男性が熊に襲われ死亡しております。羅臼岳のある知床半島の世界自然遺産エリアで登山者が熊に襲われたのは、皆さんもご存じだと思いますけれども、遺産登録された2005年以降初めてのことだということであります。知床半島は、熊が多いところで知られていますが、現在は熊の多い少ないということにかかわらず、いつでもどこでも熊に襲われる危険があると言っても過言ではない状況にあると思います。過日赤平市内の熊出没箇所を車に乗って回ってみましたが、看板が茶色と黄色で非常に、皆さんも見ていると思いますが、目立つのに加えまして、さらにピンクのテープが風にたなびいており、大変以前から比べますと目立って見やすくなっております。危険箇所の標示としては、非常によくなっており、職員の皆さんの努力、頑張りを感じられると思いました。答弁によりますと、熊出没対応策としてドローンや位置情報システムはヒグマが山の中に逃げ込んだ際の確認やハンター同士の事故の未然防止に有効であり、猟友会とも協議を行うということであります。今後も当市において熊による痛ましい事故が起こらないように、また猟友会のメンバー同士が本当に誤射などのことで危険な事故に遭わないようにドローンの位置情報共有システムなどが活用され、万全の防止対策が構築されることを期待して、この質問を終わりたいと思います。

出典:赤平市議会 令和7年第3回定例会 2025年9月4日 議事録 PDF(5ページ) 間違いを知らせる