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赤平市議会 令和4年第3回定例会 2022年9月6日

太陽光発電施設について

2022年9月6日、赤平市議会の一般質問で、安藤繁議員が「太陽光発電施設について」質問し、市長 畠山渉が答弁しました。

質問者
安藤繁 議員
答弁者
市長 畠山渉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 4番 安藤繁

次に、件名2の太陽光発電施設について、項目1、太陽光発電施設設置の規制に係る条例の制定についてでありますが、第6次赤平市総合計画の基本目標で生活環境として安全、安心で快適に暮らせるまちづくりが明記されております。太陽光発電施設設置規制条例につきましては、令和元年の9月の定例会から一昨年、さらに昨年の6月と3回にわたり質問させていただきました。今般広島で行われました原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式に東議員さんと参加し、悲惨な被爆の実態を目の当たりにしてまいりました。また、ロシアとウクライナの戦争における原子力発電所の占拠や核使用をほのめかす威嚇などの現状を見て大変に危機的な状況にあると思い、他人事ではなく、憂慮すべき事態だと思われます。太陽光発電につきましては、クリーンエネルギーとしまして今後大いに当市も推進していただきたいなというふうには思っております。しかしながら、地域の住民の合意なく、快適な生活ができなくなるような設置は規制するべきだという思いであることを冒頭申し上げておきたいと思います。昨年6月の質問でありますが、太陽光発電施設が設置された近隣住民は現在もできれば撤去してもらいたいと話しておりました。このような現状の中で市民は安心して快適に暮らせると思いますかとの質問に、市長は現地を確認したが、設置場所が隣接しており、かなり圧迫感があると感じた、総合計画に挙げておりますようにこれからも安心で快適に暮らせるようにまちづくりを進めてまいりたいと回答しております。また、豊栄町では台所の窓を開けると目前に、泉町では玄関の戸を開けるとすぐ向かいに発電施設が設置されています。見栄えだけではなく、財産価値も低減すると思われます。市民のために何とかしてあげたいという気持ちは湧いてきませんかという質問には、自宅のすぐ近くに施設が設置されたことは大変残念に感じている、また土地を売却しようとした場合、買手が現れるか、仮に現れても価格交渉で不利になるのではないかという不安が生じることも想像できる、市民が暮らしやすいまちにするために市民が困っていることに耳を傾けて十分検討してまいりたいと考えているとの回答いただきました。さらに、今後どのように取組を進めていくかとの質問には、太陽光発電設備の設置規制に関する単独条例を策定する自治体は増加傾向にあり、令和3年4月1日現在で149の地方自治体が条例を制定しており、国も温室ガス排出抑制のため再生エネルギーを推進する方針であり、今後国や道の方針、他市の状況なども参考にしながら研究してまいりたいとの答弁をいただきました。これらの市長の答弁から推察いたしますと、私は本当に市長深い理解と問題解決の意思がある、そういうふうに感じております。また、条例制定に向けた検討組織についてでありますが、まずは複数の課の職員による内部検討から作業を進めてまいりたいと考えているという回答いただきました。令和4年4月7日更新の地方自治研究機構の情報によりますと、令和3年は29、4年は16条例が制定されております。都道府県で6条例、市町村で191条例が制定され、動きは全国の自治体に広がってきているということでございます。ちなみに、道内では昨年6月以降でございますが、長沼、羽幌、それからえりも、斜里の各町、さらには鶴居村の5町村で条例が公布、施行されております。太陽光発電施設に係る条例の制定について、昨年6月の定例会以降1年3か月にわたる研究の成果を期待するところであります。どのように内部検討を進めてこられたのか、どのような研究が行われてきたのか、取組の内容と研究の成果を伺います。

答弁 市長 畠山渉

太陽光発電施設に係る条例制定についての昨年6月以降の取組についてでございますが、現在赤平市内では再生可能エネルギー電気の利用の促進に関する特別措置法、通称再エネ特措法の認定を受け、15件の太陽光発電設備が運転しております。直近では、令和2年3月に認定を受けた施設が同年6月から運転を開始しておりますが、それ以降の認定施設はございません。市内部の検討状況でありますが、市民生活課及び建設課では資源エネルギー庁ホームページに掲載される再生可能エネルギー発電事業計画の認定情報や環境省、地方自治研究機構などが発信する情報を収集し、共有しているところであります。

質問 4番 安藤繁

今の答弁によりますと、市民生活課及び建設課で資源エネルギー庁のホームページ掲載情報や環境省、地方自治研究機構などの発信情報を収集し、共有していることは分かりました。豊栄町と泉町の太陽光発電施設は、市民が快適に生活できる環境と権利を妨げており、安心、安全とは言えません。以前も申し上げましたが、豊栄町では見栄えが悪いということで個人の負担で柵を設け、泉町ではハムをやっておられる方が電波障害防止の機械を購入するなど余分な費用もかかっております。また、泉町では今年パネルが2か所落ちていたり、境界はくいを打って緩んだテープが貼ってあるだけで柵もなく、冬場の積雪でくいが見えずに車がこするという事故もあったということでございます。これらは、市民を守るべき規制条例がなかったために起こっている現象でございます。昨年6月の一般質問をした際に、私大阪府の太陽光発電施設に関する市町村条例のひな形を担当課にお渡ししました。ひな形でございますので、これを十分な吟味、それから検討が必要と思われますけれども、条例作成に非常に役に立つものと思われます。また、多くの市町村で条例が既に施行されており、これらの条例を参考にすれば、私考えれば、制定作業はさほど難しいものではないというふうに感じております。太陽光発電施設に係る条例の研究をし、結果を出すためには当市の太陽光発電施設の設置後の現地の状況調査や当事者からの問題点の聞き取り及び条例設置済みの市町村の条例研究や現地の視察など、研究資料の収集等が必要と思われます。これらの点についてどのように進めてこられたのか、また市長さんは担当課職員とどのような協議を行い、条例制定に関してどのような指示をしてまいられたのでしょうか、伺います。

答弁 市長 畠山渉

太陽光発電施設設置後の状況調査や条例制定済み市町村からの資料収集及び担当職員との協議についてでございますが、太陽光発電設備の近隣住民の方とは現状を確認し、切実な声も聞かせていただきました。また、条例制定済み市町村からの資料収集については、例えば令和3年6月22日に条例が公布された長沼町に関しては条例制定の背景や目的、条例の概要、関係規則などを素案の段階で入手し、複数の課において情報を共有しておりました。現在は、先ほど申し上げました2つの課で情報を共有している状況でありますが、当市として災害の防止、良好な自然環境等の保全、地域との共生のため時間を要しておりますが、条例等の制定に向け検討してまいりたいと考えております。

質問 4番 安藤繁

近隣住民の方とは現状を確認し、さらに切実な声も聞いており、また令和3年6月に条例が制定されました長沼町の素案も入手し、複数の課で情報を共有しているとのことであります。さらに、災害防止、自然環境保全、地域との共生のために時間を要しているが、条例制定に向けて検討してまいりたいと非常に前向きな答弁をいただき、高く評価をいたしたいと思います。市長は、よく御存じだと思いますけれども、孔子の論語の中に「子貢、君子を問う。子の曰く、先ず其の言を行い、而して後に之に従う」との記述があります。不言実行をよしとしておりまして、言葉にしただけで行動しない有言不実行を最もよくないこととしていたということでございます。現在は、有言実行、これを支持する人々が多いようでございます。市長は、赤平丸の船長さんでございますので、クルーに行き先を明示し、目的地で市長の答弁を信頼して待望している人々のため有言実行のかじ取りをしっかりとしていただき、目的港に着岸をし、上陸していただきたいと思います。早期に条例が制定されること、地域の住民共々期待をし、この件の質問を終わります。

出典:赤平市議会 令和4年第3回定例会 2022年9月6日 議事録 PDF(22ページ) 間違いを知らせる