みんなの議会

白老町議会 令和7年定例会6月会議 2025年6月19日

太陽光発電施設等

2025年6月19日、白老町議会の一般質問で、水口光盛議員が「太陽光発電施設等」について質問し、町長 大塩英男、消防長 小玉修、生活環境課長 工藤智寿、副町長 大黒克已が答弁しました。

質問者
水口光盛 議員
答弁者
町長 大塩英男、消防長 小玉修、生活環境課長 工藤智寿、副町長 大黒克已

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 水口光盛

2、太陽光発電施設等について。(1)、近年、再生可能エネルギー導入の推進に伴い、民間事業者による太陽光発電施設等の建設が進み、既に建設された施設に隣接する町民の方々から、景観の変化や災害時の安全性など、様々な懸念の声が聞かれていますが、これらの現状と課題についてどのように認識しているか伺います。(2)、地球温暖化対策の観点から、再生可能エネルギーの利用拡大は重要であると認識しておりますが、新たな施設計画や建設する際において、貴重な自然や景観を過度に破壊することなく、また、隣接する町民の方々が安心して生活できるよう、十分な安全対策が講じられるべきと考えます。具体的には、防災対策、工事中の騒音・振動対策、自然や景観への配慮などが挙げられますが、これらの点についてどのように認識し、施設の建設を行う事業者に対し、どのような指導や連携を図っているか伺います。(3)、釧路市では、「ノーモアメガソーラー宣言」を発表し、自然環境との調和が取れない大規模な太陽光発電施設の設置に対し、強い懸念を表明しました。本町においても、再生可能エネルギーの導入は重要である一方で、自然環境や景観への影響、地域住民の生活環境への配慮は不可欠であると考えます。今後の本町における大規模な太陽光発電施設の設置計画や建設の在り方について、白老町としてもメッセージを発信する必要があると考えますが、見解を伺います。

答弁 町長 大塩英男

「太陽光発電施設等」についてのご質問であります。1項目めの「太陽光発電施設の現状の認識と課題」についてであります。本町の気候は日射量が多く、冷涼であり降雪量の少なさからも太陽光発電の発電効率がよく、太陽光発電には適していることから、多くのメガソーラーが建設・稼働されているほか、これから発電事業を実施したいとする事業者からの申出により事前協議を行っている状況であります。これらの施設に隣接する住民の方々や町内会の皆様からは、自然環境への心配や災害時の安全性、建設時の安全対策等数多くの声をお聞きしているところであります。課題としましては、小規模な太陽光発電を行う、一部の事業者の中には、太陽光発電施設内の雑草が繁茂し管理不全となっていることが見受けられるなど、維持管理の問題が一部にあると捉えているところであります。2項目めの「太陽光発電施設の建設を行う事業者に対する指導や連携」についてであります。太陽光発電施設に隣接する住民の方々が安心して生活できるように、法令では各法律により規制や許可が必要なものが規定されているほか、本町においても、令和5年に施行した白老町自然環境等と再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例により、建設前から施設完成後、その後の維持管理に関して細かく規定しているところであります。建設前から事前協議の中で、関係法令や条例に規定されている内容を説明し、国や北海道、町に対する届出のほか国のガイドラインにおいて、住民説明会が必須になるなどの変更もあった旨を説明し指導しているところであります。なお、維持管理不全の発電施設については、北海道経済産業局に通報し指導いただくなど、国との連携を図っているところであります。3項目めの「大規模な発電施設設置・建設の在り方に対する町としてのメッセージ発信の必要性」についてであります。他市町村においては、条例制定よりも先に太陽光発電施設の建設が広がっていた状況がある中でメッセージを発信したものであると捉えております。本町は北海道内の自治体の中でも比較的早い時期に条例を制定したことから、この条例を広く発信するとともに関係者の皆様にご理解いただけるよう努めていく考えであります。

質問 1番 水口光盛

1点目、まずこの1点目で何が聞きたいかといいますと、今もう太陽光パネルが設置しているところでどういう問題があるかということをお聞きしたく質問をいたしました。答弁にありましたとおり、雑草をそのまま放置したり、例えば雑草が生えないために防草シートを張って、そこに雨が降ると今まで浸透していた水が浸透しないで路面に流れてきてそこの排水が詰まるようになったりと、そういう問題があるということが分かっております。1点ちょっと消防長にお伺いしたいのですが、太陽光パネルを設置するに当たって、火災ですとか、火事も含めてなのですが、何かそういう懸念されることというのはあるかどうか伺います。

答弁 消防長 小玉修

太陽光発電設備の火災についての質問でございます。町内においては、太陽光発電設備の火災は令和5年で1件ございます。原因といたしましては、設備の敷地内を草刈り機で草刈りを行った際に太陽光パネルに接続しております配線、立ち上がり配線、こちらを誤って切断して数日後に雨が降ってショートしたと、配線がショートしたというものがございます。幸い配線のみの損傷でありまして、パネル自体は損傷はなく、延焼もございませんでした。太陽光パネルにつきましては、消防法的には指定数量以上のものを扱うリチウムイオン電池、こちらに危険物が入っておりますので、それが指定数量以上であれば消防法の規制がかかってきますし、指定数量未満であれば火災予防条例、こちらの規制がかかってくることになっております。

質問 1番 水口光盛

太陽光パネルの施設をやると火災もあり得ると、現に白老町でもあったという答弁だったと思います。そこで、先ほども言いましたが、今設置をしていて、いきなり隣に太陽光の施設ができました。これは、先ほど町長の答弁もありましたように、令和5年度に条例をつくりましたと。ただ、この条例に適用しない小規模なものだと思います。これについて、条例ができた後なのですが、それを維持管理に適用することは可能かどうか伺います。

答弁 生活環境課長 工藤智寿

条例上は10キロワット以上の発電にということになっておりますので、維持管理については条例の前のものでも対象としておりますので、そのような中身になっております。ただ、10キロワット以下についてはこの条例の対象外ということになってございます。

質問 1番 水口光盛

そうですよね。条例というのはそういうものだと思うのです。10キロワット以上で条例がないときは、条例ではなく国の法律の中でやられたということは私も認識はしていますし、調べてあります。その中で、やはり草刈りですとか、先ほど言った防草シートがめくれて風が吹けばばたばた、ばたばた騒音がするとか、例えば電池の機器というのですか、電気機器の施設がついているとは思うのです。そういうのに異音がするということが町民から相談があった場合どのように対応しているか伺います。

答弁 生活環境課長 工藤智寿

まず、私どもの対応の部分でございます。条例上も必ず毎年報告することになっておりまして、その都度現地の確認もさせていただいています。また、町民の皆さんからそのような通報があった際には、まず現場ですので、現場に駆けつけるようにして原因を突き止めるということで、その後に指導する等もしておりますし、町長の答弁にもありましたとおり、北海道経済産業局、昨年は本省の方も見えられて、町内の太陽光発電施設を見ていただいて、その後の指導というのもしていただいております。また、先週になりますけれども、同じく北海道経済産業局の方が見えられて、本町の太陽光発電施設を見て、管理不全のところがあれば指導するというようなことで来て見ていただいているというような状況でございます。

質問 1番 水口光盛

今後も町として責任を持って対応していただければと思います。ただ、なかなか町も条例もありますし、許可権限者でもないわけですから限界があると思います。であれば、FITでやっている再生エネルギーの、資源エネルギー庁がやっているFITの買取りをこちらから停止してもらって、撤去しなさいよぐらいのことを先ほど町長の答弁がありました北海道経済産業局と連携してやるとかしなければ、現在も住宅の横に造ったけれども、柵をしていないとか、柵が必須かどうか、まだ工事中だと言えば柵はしなくていいと思うのですけれども、でもずっと工事中のところも見受けられますから、やはり必要なことは注意といいますか、行政指導をしていかなければならないと思っています。そのように柵をしていない、そういう事業者に対してどのような指導をしているか伺います。

答弁 生活環境課長 工藤智寿

繰り返しの答弁になりますけれども、その辺も含めて昨年本省の方、それから北海道経済産業局の方に見てもらって、柵をしていないところについては随時指導していただいています。最終的にはという先ほどのお話もありましたけれども、これは法令でございますので、罰則規定になっておりまして、最終的には、ずっと勧告等に従わない場合は、FITの制度においては停止措置というような国の法律上の立てつけになっておりますので、ずっとそのまま放置されるといいますか、法令を守られない場合においてはそういうことは十分あり得るというようなことでございます。

質問 1番 水口光盛

では、2点目です。2点目は、これから計画があって、建設を予定している点について伺う質問になります。現在白老町でこのような条例によって大規模なメガソーラーといいますか、太陽光発電、件数はいいです。そういう案件というのはある程度来ているかどうか伺います。

答弁 生活環境課長 工藤智寿

先日の議会の中でもご答弁させていただきましたけれども、今事前協議として私どもの課、もしくは建設課や関係課を含めて来ている案件としては7件ございます。

質問 1番 水口光盛

同僚議員もこの件については質問していたので、ダブるところはしないと思っていたのですが、この一応7件ということをもう一回ここで整理をしたかったのです。実は私の住んでいる石山新生町内会、2件該当しています。何回も名前を出して申し訳ないのですが、前田博之議員も実は字白老に土地を持っていて、所有者として1件来ています。2人の議員が当事者ということなのですが、その中で1つだけ伺います。住民説明会が今月私は2件該当しまして、前田議員はこれから月末に該当すると。その中で、条例の中で住民説明会をしなさいということでうたっていますが、この住民説明会のやり方なのですが、条例の中に書いているからやっているというような事業者もいますし、そうではなくて皆さんとお話をしたいのですという事業者もいて、その事業者の温度差というのがすごくあるように私は思っています。これは私が2件該当しているから言えることなのですけれども、やはりこの条例上、ただ住民説明会をやればもう条例上いいのだ、法律上いいのだということではなくて、この辺について周辺関係者の説明会というのはどのように指導しているか伺います。

答弁 生活環境課長 工藤智寿

特に水口議員の近所に今実際に行いたいとしている事業者2件につきましては、町のほうに何度も足を運んでいただいて、私どもの課のみならず、関係課と協議を重ねているところでございます。また、北海道とも相談されているというお話も聞いておりますが、住民説明会については我々は口を酸っぱくして1回のみならず数回やってくださいと。これはなぜかというと、1回だけでは参加できない住民の方もいらっしゃるので、例えば同じ日に2回、それを2日間やるですとか、そういう複数回をやることによって住民の皆さんにご理解をいただけるという認識に立っておりますので、これは口を酸っぱくしていますけれども、事業者の認識の中ではもしかしたら1日2回をやればもういいのかなと思っている、そういう事業者もいるかもしれませんけれども、ただ聞くところによると住民の皆さんから出た意見を、さらに出た要望ですとか質問事項を改めてもう一度住民の皆さんに、こういうご意見があったので、こうお答えしますということでさらに住民説明会を重ねたいという事業者の声も聞いておりますので、今回1回だけだったとしても、次の回で2回、3回とやっていただけるように、今後においてもそのような指導をしてまいりたいと考えております。

質問 1番 水口光盛

いち早く白老町は条例をつくって条例の中でやっていくという中で、先ほど言ったとおり事業者によってまちまちといいますか、温度差があってやっていくということがありますので、そこについては行政として、A社がこうでB社がこうでではなくて、一律になるように努力していただきたいと思います。条例の中の文言でちょっとお伺いしますが、周辺関係者というのが3条の(6)にありますが、この周辺関係者というのは、例えば家がある人、土地がある人、借地でも住んでいる人、この周辺関係者というのはどういう、具体的にはどういう方になるか伺います。

答弁 生活環境課長 工藤智寿

我々も指導する際には当然居住している方、それから土地をお持ちの方、それから借家等で入られている方、多くの方にやっぱりここはご理解いただかないといけないということで、住んでいる、そこの近くに建物があるだけではなくて、土地の所有者に対しても説明をしてくださいということでお伝えしているところでございます。そのような形で事業者のほうに説明をしております。ただ、場所によっては、国のガイドラインでは半径300メートル以内という実はルールがありまして、そうなると場所から町内会の端のほうの方は該当にならないとかということもあり得ますので、町内会の方を半分だけ呼んで半分の方を呼ばないということにはならないので、該当する町内会の方がいればその町内会の方全員に分かるように説明してくださいという指導も併せて行わせていただいております。

質問 1番 水口光盛

条例の第12条には周辺関係者の説明というのがあります。これは行政に対してどうだこうだ言っているのではなくて、この条例のある中で、先ほど言った事業者の温度差の中で、例えば前田議員は土地を持っています。その土地所有者を調べて、例えばきちんと着いたかどうかということで、こういうレターパックで着いたよって確認する事業者もあります。この事業者というのはきちんとしているなと思います。一方、私が住んでいるところで先ほど2件あると言いました。まず、ポスティングだけ、家にあるポスティングだけで済ませているところがあります。そして、1回だけ。午前、午後であって、隣の町内会が午後、午前がうちの町内会で1回でおしまい。違う事業者に関しては、萩野公民館で2日で4回という、事業者でばらばらなのです。そこでも、では土地所有者に対してやっているかというと、土地所有者はやらなくていいという解釈をしていると。ポスティングのみと。町内会にお願いして回覧と。ただ、先ほど言ったように町内会でも入っている人も入っていない人もいますから、ポスティングでも見ていない人もいるという話も伺っていますので、やはりここは周辺関係者の説明というのを徹底しなければ、今回この条例が調和という名前をついて、自然環境と利用者含めて、あとこの再生エネルギーを調和するということになりますので、その辺の説明について行政としてやっていただきたいと思うのですが、再度見解を伺います。

答弁 生活環境課長 工藤智寿

本当に水口議員のおっしゃるとおりで、我々としてもそのように指導しているところでありますが、先ほどと同じようなことになりますが、事業者の取り方によっては今回1回だけやって、次にもう一回やるというような方法を取ったりとかということで、ただ我々の指導としては、冒頭言いましたように、その日に都合が悪い方もいらっしゃいますことから、できれば2回、3回、できれば2日間にわたってとか3日間にわたってということで、複数回やらないと出席できるチャンスといいますか、お聞きする機会がなくなるということもありますので、複数回やってくださいということでこれは強く要請して、要請といいますか、指導といいますか、そういうことで言っておりますので、残念ながら1回だったというところもあることも聞いておりますけれども、出た要望に対してやる際には複数回やってくださいということは強くまた言っていきたいと思いますので、そのような対応を取らせていただきたいと考えてございます。

質問 1番 水口光盛

ぜひよろしくお願いします。第14条には協定の締結というのがあると思います。第12条の中では町民と理解を得るまで、ここは町民って書いていません。周辺関係者、先ほどからしつこく言っています周辺関係者の理解が得られるように努めなければならないのが事業者の責務ですから、それを図りながら最終形、協定の締結というのが第14条でありますので、ここは町としてしっかりと住民、住民といいますか、周辺関係者が本当に理解してこの事業が進められるかどうか厳しい目で私はチェックする必要があると思います。先ほど現状でどうですかという話をすれば、やはり造った後に法律の趣旨にのっとってやっていない事業者もいるということですから、火事もあるわけですから、そういう意味でこれから大規模な条例にのるものに関しては目を光らせて事業をするという必要があると思っております。3点目のメッセージ、ここを私はテレビを見ていてノーモアメガソーラー宣言を釧路市がやったということで、すごいなと思ったのです。報道の取り上げ方だと思います。ただ、これをよく調べていくと釧路市では条例がなくて、条例の駆け込みを防ぐために市長が急遽発表したということも同僚議員の質問の中でもありましたので、いち早く白老町は令和5年に、大塩町長が就任されてからすぐ条例をつくられてやっているということで少し安心はしているのですが、やはりまちとして今後大規模な太陽光発電について私はメッセージが何らか必要だと考えているのですが、このメッセージの考え方、今は条例を広く発信するということになっています。何らか、例えば広報紙か何かで太陽光発電とはと、白老町はこう向き合っているという特集ではないのですが、そういう説明の情報発信というのが必要だと思うのですが、いかがお考えですか。

答弁 生活環境課長 工藤智寿

議員のおっしゃったとおり、この自治体においては6月1日にノーモアメガソーラー宣言ということを発したと我々は押さえておりまして、まだ条例ができていないということで今年度中につくりたいというところも聞いてございます。ただ、言われたとおり、町長の答弁にもありましたとおり、そのメッセージの出し方というか情報発信の在り方として、やはり住民である町民の皆さんに理解していただくためにも議員の言われた広報紙での発信であったりとか、もう少し分かりやすくといいますか、認知していただくような取組は必要であろうなと思っておりますので、その辺は十分考えてこれから取組を進めていければなと考えてございます。

質問 1番 水口光盛

広報紙、ホームページ、いろいろな媒体があるでしょう。その中で、情報発信というのはやり過ぎても全然私はいいと思っているのです。情報を得られない方って数多くいると思いますので、できれば町内回覧で回すとか、そういうのも必要だと思っております。続いて、このメッセージの中で、これは例えば事業者の説明会に私は参加したり、事業者の説明資料というのが手元にあるのですが、これが町民にかなり誤解を招いている点があるのです。私は、この誤解を解かなければ白老町が太陽光発電を積極的に自然を壊してでもやってもいいのだという、そういうメッセージといいますか、考え方ではないかということが危惧されてなりません。いち早く大塩町長は条例をつくって、この条例の下に太陽光と調和しながらやっていくのだという姿勢なのですが、その情報がなかなか伝わっていなく、事業者の中にこういう文言があります。発電所設置に伴う税収は、白老町の長期的な安定財源となり、行政サービスを介して地域へ還元されます。これは何を言っているかというと、いつも私が言っている固定資産税です。超過税率を白老町はやっていて、償却資産と言われる太陽光発電、これをやることによって、町が推し進めれば、企画財政課長も言われたように将来財政で税率が、町税が下がっていくと、これを補えるのだ、そしていっぱい事業者が利益があれば寄付金を出しますよみたいな言い方をするのです。これが私、そこに私でもこんなことを本当に事業者は言っていていいのかなって思ってしまいます。それを聞いていた町民は、いやいや、私たちの生活環境、自然環境を破壊して、町の税収がよくなればいいのだと捉えた町民も中にはいるのです。ですから、事業者の説明、事業者はそんな悪気があって書いているとは思いません。私も白老町の悪い財政状況は分かっています。もしかすると白老町の財政状況を救ったのはメガソーラー、太陽光パネルの固定資産税といいますか、償却資産の税率、もしくはふるさと納税、これで回復したのかなということも1つだと思っています。ただ、町民にそのような印象を与えてしまう事業の説明会の資料というのはやはりちょっと控えてもらうか、言ったとしてもメッセージとして白老町はどんどんやるのだ、どんどん太陽光発電、これは国が推し進めているから税収が上がるのだ、皆さんに還元できますよなんて誤解を招くのが私はいかがなものかと思っています。それについて副町長はどのようにお考えなのか見解を伺います。

答弁 副町長 大黒克已

水口議員のほうからおっしゃられたメガソーラーの設置に係る税収の増というのは確かにございます。当初、初めて旭化成のところ、川沿のところが最初に設置されたときに、やはりかなりの固定資産税、償却資産が入ったということで、正直なところ町としてもこれは今後もさらに設置をしていただいた中で、税収増で財政上もある程度豊かになるというようなところを期待しながら進めたのも事実でございます。ただ、それが自然を壊してまでというようなことは毛頭我々も考えてございませんし、そのようなことで町民の方が逆にそういった間違った情報を抱くというのもこちらとしても心外でございますので、その辺につきましては担当課を通じてそのようなことのないよう事業者にも指導なり、事前の話合いの中でそのような考えというところはしっかりと町のほうから申入れをさせていただきたいと考えてございます。

質問 1番 水口光盛

事業者も悪気があって、事実を書いているとは思うのですけれども、ただ町民が、捉え方というのはやっぱりありますので、そこが先ほど私が言った町のメッセージといいますか、町の考え方、それが必要だと思っているのです。事業者と周辺関係者という言い方をします、説明会がある中で、やはり事業者は事業をやりたいばかりにいいことを言って、何とかこの法律の中でやっている、条例の中でやっている、だからあなた方はのんでください、妥協してくださいというような言い方になるとちょっとまずいなと私は思っています。ですから、メッセージといいますか情報の在り方、出し方をきちんと丁寧に説明しなければ私はいけないなと思っております。その中で、また話は戻りますが、先ほど令和5年度まちづくり町民意識調査、私の町内会というのは移住者がかなり多いのです。移住者が多くて、町内会260世帯あるうち130世帯ぐらいは住んでいる方、130世帯ぐらいは別荘所有者ということで町内会を構成しています。その中で移住者が近年多くなっています。これは町長が今やっている移住政策が実を結んで、我々も本当に移住者が多いなって思ってきています。その中で移住者が言うのは、白老町には自然があるから来たのだよと、そしたら何だ、このメガソーラーの計画はと。町にだまされたまで、自然がいいって来たのに、何でうちの周りがメガソーラーになるのだという人も実は出てくるのです。それは、自然という定義が家の周りの自然を言っているか白老町全体の自然を言っているかは別として、そのように町民意識調査の中でもやっぱり自然がいいといって来ていますので、そこが満足度を高めるという意味ではやはり自然と調和をしながらメガソーラーをやっていかなければいけないと思っています。その中でも自由意見の中に、26ページの中には太陽光パネルが住宅地に設置が目立ってきていますと、近隣の環境は変わり、団地のありさまは悪くなった。これ以上空き地にパネルが埋まってきそうで心配ですとか等々やっぱり意見もありますので、ただこれは私だけが言っているわけではなく、このまちづくり町民意識調査、この中で言っているということをお伝えして、最後に町長にメガソーラーの在り方、今後の太陽光発電の町としての考え方について伺って、この質問は最後にします。

答弁 町長 大塩英男

太陽光発電施設についてのご質問をいただきました。まず、ゼロカーボンを実現するためにはこの再生可能エネルギーというのはやっぱり重要な要素だと議員からもご指摘があったように思っております。やはり再生可能エネルギーの利用を拡大することによって町民の皆さんの安全であったり、安心が損なわれるということは、これは本末転倒な話だと思います。さらには、今は全国的に森林を伐採して例えば太陽光パネルを設置する、これも本末転倒の話だと思っております。本町は、条例を制定して様々に自然との調和ということで、条例の定めに従って様々施策を展開しているところでございます。1つ、水口議員から広報の情報発信のお話をいただきました。今私のところにも本当にあそこのすぐそばに太陽光パネルが設置されたのだよね、あっちにもされたのだよねという数多くお話を聞いていて、そして町としてこういう自然との調和の条例があるよということは説明するのですけれども、まだまだ浸透されていないものですから、これは早急に、例えば広報とかを活用して、まちとしての太陽光発電施設に対する考え方ですとか施策については広報で発信してみたいなと思っております。いずれにしましても、条例の定めるところにより自然との調和というようなことと、やはり自然環境であったり、町民の皆さんの負荷を最低限に抑えるためにしっかりと取り組んでまいりたいと考えております。

質問 1番 水口光盛

次、3項目に行きます。

出典:白老町議会 令和7年定例会6月会議 2025年6月19日 議事録 PDF(41ページ) 間違いを知らせる