赤平市議会 令和4年第3回定例会 2022年9月6日
健全な行財政の運営について
2022年9月6日、赤平市議会の一般質問で、木村恵議員が「健全な行財政の運営について」質問し、市長 畠山渉が答弁しました。
- 質問者
- 木村恵 議員
- 答弁者
- 市長 畠山渉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 7番 木村恵
次の質問に移ります。件名の3、健全な行財政の運営について、項目の1、旧3小学校活用検討会議について、要旨の1です。検討会議の構成と協議内容、進捗などについて伺ってまいります。畠山市長の公約の一つである事業決定過程の透明化について昨年12月の第4回定例会で私が質問した際に、今後与えられた任期の中で取り組むものとして考えられるのは小学校統合後の3つの旧校舎の活用に関する情報を提供し、市民の皆様と共に公共事業の進め方について考えてまいりたいというふうに述べられたと。そして、今年度の市政執行方針では、赤平市における公共施設の厳しい現状を踏まえた上で本当に必要な公共サービスとは何か、またそのサービスを維持していくための負担はどうあるべきかを考えていく、統合後の3つの旧校舎に関する運用費及び改修費等の情報を提供し、市民の皆様と共にその活用の方向性について検討をしていくと述べられました。そして、言葉どおり6月の第2回定例会では旧3小学校活用検討協議会、これが立ち上げられて協議が開始されたことが明らかになりました。市民の意見を伺う時期については、検討資料が整った以降にとされておりましたが、まず活用会議の構成及びこれまでの協議内容についてお伺いします。
答弁 市長 畠山渉
旧3小学校活用検討会議の構成メンバーでございますが、副市長を議長とし、関係各課長として総務課長、企画課長、財政課長、市民生活課長、社会福祉課長、商工労政観光課長、建設課長、建設課参事、学校教育課長、社会教育課長で構成しておりまして、事務局的な役割を企画課で行っております。これまでの協議の内容でございますが、6月に第1回目の会議を開催し、旧3小学校の利活用についての課題整理や進め方など目的を共有し、既存施設の状況、安全性、コストをデータ化し、検証していくことについて協議いたしました。本市の公共施設等総合管理計画及び個別施設計画、各施設所管課で策定している管理計画等を勘案しながら、それぞれ3小学校ごとに老朽度や土地の状況、地域の諸問題などを考慮し、さらに現在の物価や原材料の高騰も考慮した中で超概算ではございますが、改修費等ケースごとのコストを算出し、8月8日開催の第2回検討会議において提示したところであります。施設の規模も大きいこともあり、ケースごとの費用も想定を上回り、市の財政状況を圧迫しないかなど、将来を見据えた判断をしなければならないことから、慎重な意見が多く出たところであります。また、例えば旧平岸小学校を平岸コミュニティセンターに改修したような活用方法については、財政的に非常に厳しいとの意見も多く見られたところでございます。それらも踏まえた旧3小学校の建物の状況や地域特性、用途地域なども考慮した中で地域活性化も期待できる民間活用案などを中心に協議していく方向であります。なお、議会や周辺地域にお住まいの方をはじめとする市民の皆様にご提示できるものにするためには、さらに精査が必要と考えられますので、いましばらくお時間をいただければと思います。
質問 7番 木村恵
検討会議の構成は、9つの課で10名と副市長入れて11名の会議ということで、大変人数、各課にわたって行われているということが分かったと思うのです。進捗状況ですけれども、6月に目的の共有や進め方など確認したと、8月には改修費等の概算を示したということで、これまで2回行われているという内容だったと思うのです。協議内容は、将来を見据えて慎重な意見が多く出たように今答弁がありましたが、それでも地域活性化も期待できる民間活用案ですか、そういったところも中心に協議していくということだったのです。いましばらく時間かかるのではないかという内容だったと思うのですが、私は思ったより進んでいる印象をまず受けたのです。というのは、一番時間がかかるのはもしかすると改修費やランニングコストなどの概算ではないかなというふうに思っていたのですが、超概算とおっしゃっておりましたけれども、そういったところは今出ているということでした。これは、早いなというふうに思います。他方、民間活用案ということですけれども、私これは恐らく初めて聞いたのではないかと思うのですが、この案件についての民間活用というのは。民間活用といいますと、例えばもちろん売却もあるでしょうし、賃貸もあるでしょうし、官民連携ですとか、指定管理、様々な形態といいますか、あると思うのです。さらには、相手方も当然ある、募集とか、あるいは条件などこれからもっと、すごく検討材料が増えたなというイメージを受けるのです。そうなると、ちょっと時間もかかっていくのではないかというふうに思うのですが、改めて確認をしたいのですけれども、この議論の土台となっておりますのは公共施設等総合管理計画、またそれの個別計画だと思うのです。それで、公共施設等総合管理計画でこの旧3小学校の方針についてはどのように記載されているのか、また個別計画の計画期間の中で実施期間というのはどのように記載されているのかお伺いします。
答弁 市長 畠山渉
令和3年4月改定の赤平市公共施設等総合管理計画では、学校教育施設の方針の中で統合小学校整備後の現小学校については本計画において他施設の機能移転先としての活用方策を幾つか提案しておりますが、実現に当たっては近隣住民を含めた議論の下、具体策を検討するとなっております。また、令和3年3月策定の赤平市個別施設計画では、実施時期について2021年から2030年の10年間を前期、後期に分けておりまして、旧3小学校ともに前期に活用方策の協議、検討とし、後期に有効活用となっております。
質問 7番 木村恵
確かに公共施設等総合管理計画の中で学校教育施設の方針、統合小学校整備後の現小学校については本計画において他施設の機能移転先として活用方策を幾つか提案しているが、実現に当たっては近隣住民を含めた議論の下、具体策を検討していくとあります。また、個別計画のほうでも実施時期については2021年から30年までの10年間、前期、後期に分けて、つまり前期、2021年から25年までは活用方法の協議、検討というふうになっている、26年度以降が有効活用期間というふうになっていると思います。これは、昨年5月18日、行政常任委員会のほうに提出された資料ですけれども、委員会でも実施時期等について取組が遅いというような指摘は恐らくなかったというふうに記憶をしております。つまり実施時期としては、適切に計画に沿って進められているということが今分かったと思います。しかしながら、特に個別計画に示されている対策内容、赤間小学校であれば図書館ですとか、炭鉱歴史資料館であるとか、スカイスポーツ振興センター等々、茂尻小学校であれば公民館、茂尻児童館、近隣の町内会館の機能とかいうことですけれども、この書いてある対策内容と現在の地域住民の要望が必ずしも一致しているとは限らないということだと思うのです。現に民間活用という新しい代替案が今検討されているということですので、改めてですが、畠山市長の公約である事業決定過程の透明化、この事業で行うことにしたことについて考えをお伺いします。
答弁 市長 畠山渉
議員ご指摘のとおり、行政常任委員会でご説明いたしました個別施設計画では、前期の2021年、令和3年から2025年、令和7年までを活用方策の協議、検討の期間とし、後期の2026年、令和8年から2030年、令和12年までを有効活用期間としております。したがいまして、本年度はちょうど活用方策の協議、検討に取り組んでおり、計画どおりに進んでいるところであります。しかし、茂尻、豊里、文京の3つの地域をはじめとする市民の皆様と大きな財政負担を伴う議論をするということになりますと、計画どおりではございますが、やはりかなりの時間を要するものと考えております。そこで、私の公約であります政策決定プロセスの確立について事業の決定過程の透明化を示させていただいておりますが、その事業というのは市民の中に分断が発生してしまうかもしれないような事業でございまして、例えばこれまでも大きな議論となった炭鉱遺産ガイダンス施設の建設などをはじめとした炭鉱遺産活用基本構想のような事業のことでございます。このたびの旧3小学校の活用の方向性については、予算規模からしてもこれらと同様の事業であると考えておりますことから、市民の皆様と共に議論した上で判断してまいりたいと考えております。
質問 7番 木村恵
炭鉱遺産活用基本構想のような大きな議論、まさに市民も議会も分断されたような議論にならないよう公約の政策決定のプロセスの確立といいますか、透明化というのをやっていくのだという内容だったと思うのです。本当に豊里、茂尻、文京、3つの地域の住民の方々の要望と赤平市全体で将来的な財政負担ということを考えていくと、これを住民合意するということはやはり協議に時間を要するのは当然ではないかというふうに思います。半年、1年でもしかすると結論は出ないのかなという気もしますが、それこそ急いで拙速に決断すると今言われたように市民の中で分断が起こるかもしれないという懸念はあります。そういうことで今のような形で進められるということで理解したいというふうに思うのですが、やっぱり改めて丁寧に地域住民の意見や要望を聞き取り、さらにしっかりとした情報を提供する、将来見通しを提供して市民の方々と一緒に利活用を考えていっていただきたいということを申し上げて、次の質問に移ります。