赤平市議会 令和4年第2回定例会 2022年6月23日
除排雪対策について
2022年6月23日、赤平市議会の一般質問で、若山武信議員が「除排雪対策について」質問し、市長 畠山渉が答弁しました。
- 質問者
- 若山武信 議員
- 答弁者
- 市長 畠山渉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 1番 若山武信
議席番号1番、若山武信です。通告に基づき、一般質問を行いますので、答弁のほどよろしくお願いいたします。まず、冒頭でありますけれども、赤平にもコロナ禍の中で新型コロナウイルスのクラスターが発生しました。本当にそういう意味では長期に及ぶコロナ禍の下でご苦労されております医療従事関係者皆様や感染症予防対策に日夜ご尽力いただいております市職員を含む関係者皆様に改めまして敬意を表し、感謝申し上げるところでございます。これからも頑張っていただきたいと思います。それでは、件名1、入ります。まず、除排雪対策について、項目1、トラック台数及び運転手の維持、確保について。現在除排雪用トラック台数は減少傾向にあり、そのため除排雪時間にむらができ、地域によっては効率の悪さが目立つときもあるわけでございます。近年は、トラック輸送業界に関係する業種や仕事量も減りつつありまして、この傾向は年々厳しくなってくることが予測されます。今後どのようにしてトラック台数及び運転手の維持、確保させていくかということについて行政の考え方を伺います。
答弁 市長 畠山渉
トラック台数や運転手の維持、確保についてでございますが、令和3年度契約実績では除排雪用の運搬車両の登録台数は21台を確保しており、市主導による除排雪作業においては1作業当たり10台の車両により運搬、排雪を実施しております。現状においては、除排雪作業時の運搬車両の台数は確保されている状況ではありますが、今後市内業者で保有しております車両の維持や確保が難しくなることが予想されるところであります。このようなことからも運搬車両の確保が困難になることを見据え、遊休地を活用した雪堆積場の確保により運搬距離の短縮を図るなど効率的な排雪作業を検討してまいります。また、冬期以外での工事量も減少傾向にありますことから、運搬車両などの通年の確保に向け、国や北海道に対しましても事業の確保について要請を行ってまいりますので、ご理解いただければと思います。
質問 1番 若山武信
ただいまの答弁にありました遊休地を活用した雪堆積場の確保による運搬距離短縮計画、これはよろしいかと思っております。公共住宅の解体が進むことでこれからも、いいのか悪いのかという部分ありますけれども、空き地の利用範囲が拡大しまして、これは都合のいい話でございます。ただ、雪解け時のごみ処理について、また近場に住宅地がありますと夏場における害虫駆除の草刈り、こういうのも必要になってくるのではないかと思いますので、この点への対応もよろしくお願いいたしたいと思います。また、ただいまの答弁にありました運搬車両の通年確保、これは非常に今後大切な、重要なことになってまいりますので、これは独自では多分難しい部分もあると思いますので、近隣自治体と連携しながら継続的な事業確保の要請行動、これを行っていただくべきだと、このように考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。続きまして……
質問 1番 若山武信
声が小さいですか。はい、分かりました。続きまして、項目2、除排雪重機オペレーターの人材育成についてでございます。除排雪重機であるグレーダー、パワーショベル、ブルドーザーなどのオペレーターは年々不足し、近隣のみならず遠方からの採用もあるようでありまして、毎年オペレーターが替わることにより地域事情の把握ができないままに除雪内容が年々悪くなり、一部地域から最近は年ごとに苦情が増えてきているところでございます。どこの自治体もオペレーター不足のようでございますけれども、自治体の中には独自に人材育成を始めているところもあるようでありまして、当市では今後のオペレーター不足にどのような対応をしていくのか伺います。
答弁 市長 畠山渉
除排雪重機オペレーターの人材育成についてでございますが、令和3年度において除排雪作業に従事したオペレーターは除雪センター職員10名、委託業者46名、計56名体制により除排雪作業を行っております。現状では、除排雪作業に従事しますオペレーターについては確保されている状況でありますが、今後直面いたします担い手不足や高齢化の進行につきましては当市にとりましても深刻な問題でございます。特に熟練したオペレーターが次々と退職を迎えてしまい、経験の少ない除雪オペレーターへの技術の継承や地域事情の伝達不足が要因となり、これまでの作業レベルが維持できなくなることが予想されます。このようなことから、担い手の確保や人材育成のため技術講習会や研修を開催する費用の一部や免許の取得に向けた補助金を設けている自治体もございますが、当市ではこのような人材育成に向けた取組は現在行っておりません。しかし、経験の少ない除雪オペレーターの技術向上を目的とした熟練技術者の指導による技術研修会の開催や直面するオペレーター不足に対する取組につきましては、地元建設業協会と連携を図りながら検討してまいりますので、ご理解いただければと思います。
質問 1番 若山武信
ただいまの答弁にございます熟練技術者の指導による技術研修会の開催、また直面するオペレーター不足に対する取組については、地元建設業協会と連携を図りながら検討していくということでありますので、答弁ということにつきましては理解するところでございます。そこで、項目3ですが、当市独自の除排雪体制の確立についてということでお尋ねいたします。将来的に除排雪用トラック台数の確保や運転手、オペレーター確保の難しさ、市長も当面は大丈夫というような話もございましたけれども、将来的なことを考えたとき町内単位で運用できる当市独自の除排雪作業体制づくりが私は必要でないのかなと、このように考えております。基幹市道を除く町内における市道や、町内というのは小さいところですね、町内における市道や私道も含めての除排雪は複雑、煩雑ではありますけれども、町内には大型自動車運転免許や特殊作業車両免許の所有者、また大型、小型等の除雪機類を所有している企業や多くの人たちもおります。定年後の人材をフル活用ということで、日常的に除排雪が可能になってくるのではないかなと、こう考えております。また、町内ぐるみの除雪対策におきまして小回りが利くということは、高齢化が進む中で地域住民に歓迎されるのではと、こんなふうに考えております。高齢化対策として、地域のそういう苦情を自分たちで連絡取り合いながらやるということにもなってくるかなと思います。当然仕事なりといいますか、作業量によりまして町内への予算配分と、こういうことも必要になってくるかと思います。そういう意味では、元気な町内会の方がいるところについては一定程度の副収入ということにもなるのでないかなと、そんなふうにも思うところでございます。いろいろ問題、課題はあるかと思いますけれども、行政と企業と町内会との連携により独自の除雪体制づくり、こういうことが確立できるのではないかと、私もこのように考えておりますので、その辺についての行政側としての考え方を伺いたいと思います。
答弁 市長 畠山渉
当市独自の除排雪体制の確立についてでございますが、現在の除雪作業の体制としましては市内を7工区に分け、7社の委託業者と市直営作業により除雪作業を行っております。また、排雪作業の体制におきましては、市が主導して行う排雪作業と委託業者による排雪作業に分け、さらに雪堆積場の管理も含め、排雪計画に基づき作業を行っております。このような体制の中、議員ご指摘のとおり近い将来に直面する除排雪トラックの台数や運転手、オペレーターの担い手不足を見据えた除排雪作業の体制づくりについての検討は必要になると思われております。議員ご提案の地域で除雪機械を所有されている人材を活用し、地域や町内と連携した体制づくりは、地域の実情に合わせた除雪対応となるため、有効な作業体制であると思われます。地域と連携したパートナーシップにより、排雪作業を行っている自治体もございますが、地域の実情に合わせた作業となるため、有効な作業体制である反面、降雪量が多くなった場合や大雪の際には作業に遅れが生じ、通行障害を発生させるなど住民生活に支障を及ぼすような問題も発生しております。このようなことから、作業の明確化や事故等における責任の在り方について課題の整理が必要となってまいります。今後直面する問題に対し、どのような除排雪体制が有効か、各方面からも情報を収集するなど、当市に見合った除排雪体制づくりについて研究してまいりますので、ご理解いただければと思います。
質問 1番 若山武信
当市の事業計画ということにとりましては、除排雪作業、これは欠かすことのできない重要な事業の一つでございます。将来当市の人口減少は避けられません。同時に、財政危機が伴うことも考えられます。このことから、多額な費用がかかる除雪問題をできるだけ今から解決していっておかなければならないのではないかと、このように思っておりますし、加えて超高齢化時代の市民対策、町内会対策のためにも必要な措置だと私は考えまして、当市独自の除排雪体制の確立ということで提案をいたしました。答弁にありますように、作業の明確化や事故などにおける責任の在り方と。作業の明確化については、これはまた別途議論させていただくかもしれませんけれども、ただ地域で事故などにおける責任の在り方というのが私は一番難しい、この提案の中のネックになる部分かなと、こんなふうにも考えております。そういう難しさは残りますけれども、いろいろな工夫をしていただきまして当市独自の除排雪体制の確立、この実現可能なる検討を要請いたしまして、この項の質問を終わりたいと思います。よろしくお願いいたします。続きまして、項目4、市民アンケートの一部矛盾についてであります。市民アンケート結果の矛盾ということにつきまして1点伺います。市民アンケートにつきましては、アンケート概要に基づきまして重要度、満足度、改善度という内容にて結果表示がされておりまして、最近読み直して気がついたわけでございますけれども、令和3年度10月の赤平広報の市民アンケート結果欄に過去の調査との比較で満足度欄に道路除雪が満足度上位3位にランクされておりますけれども、一方では下位3位にもランクされております。同じアンケートの質問内容に対して満足度も3位、不満足度も3位ということになりますけれども、行政ではこの矛盾をどのように分析されて次の回に生かしていっているのか伺います。
答弁 市長 畠山渉
市民アンケート結果の一部矛盾についてでございますが、令和3年度の市民アンケートの結果において満足度も3位、満足度の低さも3位となった道路除雪でございますが、冬期間の住民生活に直接関わる欠くことのできない重要な対策であるため、関心度が高いものとなっております。評価の分析に関しましては、通行が確保された除排雪作業が満足しているという評価がされている反面、道路除雪では対応し切れない間口除雪の対応であったり、国道や道道の交差点箇所の雪山による見通しの悪さなど様々な状況により通行や生活に支障が生じているということが要因となり、満足していないという評価がされたものであると考えております。このようなことから、全ての不満や苦情に対して対応することは極めて困難なことではございますが、危険性の高い交差点箇所の見通しの悪い雪山対策につきましては道路管理者間での連携強化について協議を進めているところであります。今後におきましてもより安全、安心な通行の確保に向け、除排雪作業に努めてまいりますので、ご理解いただければと思います。
質問 1番 若山武信
また、アンケート結果全体の対応でございますけれども、重要度、改善度、満足度、この表示がされておりまして、改善努力が功を奏した事項ほど満足度のランク上昇につながることかと思われます。アンケート結果表示後の取組を今後どのように考えているのか、これは市長の得意分野の部分でございまして、あえて質問したい、伺います。よろしくお願いいたします。
答弁 市長 畠山渉
アンケート結果表示後の取組についてでございますが、改善度においても道路除雪は改善を優先すべき対策として上位となっております。このようなことから、住民にとって関心度の高い道路除雪の改善が求められております。今後におきましても住民からの意見や苦情に耳を傾け、危険箇所の解消へ向けた取組など、より一層の通行確保に努めてまいりますので、ご理解いただければと思います。
質問 1番 若山武信
ただいまの答弁については、理解するところでございます。今まで私道の除排雪や生活保護世帯への除雪費助成を可能にするなど、赤平市の除雪は名実ともに空知で一番ではないかと私は思っているところでございますが、高齢化がさらに進む当市におきまして今後も安心した冬の生活を維持できるよう、そんな除雪体制を堅持していただけることを信じまして、この項の質問を終わります。