当別町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月20日
(1)財政健全化判断比率の見通しについて/(2)入札工事の高い落札率が続いていることについて/(3)町各部局の政策表現が横文字(カタカナ)が圧倒的に多い/(4)町営住宅の新設(建て替え)について/(5)冬場の除排雪対策について
2022年6月20日、当別町議会の一般質問で、渋谷俊和議員が「財政健全化判断比率の見通しについて」「入札工事の高い落札率が続いていることについて」「町各部局の政策表現が横文字(カタカナ)が圧倒的に多い」「町営住宅の新設(建て替え)について」「冬場の除排雪対策について」について質問し、町長 後藤正洋、建設水道部長 高松悟志が答弁しました。
- 質問者
- 渋谷俊和 議員
- 答弁者
- 町長 後藤正洋、建設水道部長 高松悟志
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 渋谷俊和
議長の許可が下りましたので、私も一般質問に参加させてもらいます。5項目にわたって質問したいと思います。まず最初は、財政健全化判断の比率の見通しについて、これをやっぱりできるだけ多くの町民が判断しやすいような材料を提供するという考え方に基づいて質問したいと思っています。とうべつ学園の建設も終わって、今後役場の庁舎建設などが急がれている、あるいは町営住宅の新設の問題、さらに上下水道や公共施設、橋梁、橋など、そういった公共施設老朽化に伴う更新、そういったものが予想されますけれども、特に金額については非常に今後のことですから算定が難しいというのは当然そうなのですが、大まかなものでも見通し等あればこの程度財政健全化判断の比率がこうなるよという辺りの、通常やはりある程度想定しながら町民に提案していくということが必要ではないかなという具合に考えております。したがいまして、大きく分けて役場庁舎建設費用の見通しが、まだ場所も決まっていませんけれども、この見通しなどについてと、それから町営住宅の新設問題、これも今現在長寿命化計画や、こういった計画が具体的に提示されましたけれども、こういった面で例えば何年度にどの程度見込むだとか、いろんなことで推定できるものについてはぜひ推定してもらいたい。それから、橋梁等の、あるいは上下水道等の老朽化に伴う更新などの費用、この見通しについても私はかなりのやっぱり金額が想定されるだろうと思うのですが、こういった主な問題についても町民が財政健全化判断、この町がどんな具合に今後推移していくのかという判断ができるような資料提供を、一部推計でなっているのです。そのことを知らせていくことが私は非常に大事ではないかなと思うのですが、この点についてまず最初に質問の一番に入れたいと思います。それから、2つ目、入札工事の高い落札率が続いていることであります。第1回臨時会でも提案されまして、5件の工事請負金額それぞれが99.69%、98.51%、98.59%、96.7%が2件とそれぞれかなり高い落札率になっております。また、この一般質問を出した以降、議会での報告された入札状況を見ますと今回も落札率が高いのは99.26%、98.21%、97.66%、96.15%などなどそれぞれ95.74%、95.45%以上の全て落札率で入札が行われております。私は議員になったときからこの問題、入札問題について疑問が感じられる点については率直に質問してきております。それは、とりわけ平成8年に春日団地の落札問題で道警が役場に強制捜査に入った段階から落札問題、その他について非常にやっぱり町民の関心も高いし、私自身もいろいろ感じているところがあって、そのことを強く思ってきたわけであります。今回特に臨時議会、そして定例会のそれぞれの入札工事の落札状況を見ているとそれぞれ95%はまだ低いほうで、97、98、99という感じになっております。これは、だからそこに誤りがある、間違いだということではなくて、入札ですから当然そういった点では高い落札率でなる場合もあるのですけれども、これだけしかし続くと、業界筋の関係とか研究者、学者の間ではやはり95%以上の落札率が多く続く入札では予定価格が漏れているのか、談合が行われているのか、そういう可能性も指摘されております。だから、今回具体的にこの工事の場合がそういう場面だったよということを私は申し上げているわけではありませんけれども、そういった過去の経緯から見て非常に私は気をつけなければならない問題がここにあるのではないかという具合に思っております。また、指名入札業者から役場の職員は残念ながら自分のお金に換えたものを物品納入させたということは3年ぐらい前にも出て道警でも動いた経過がありますけれども、そういった意味で入札問題についての高い落札率が続いていることについて町長はどんな具合に考えておられるのかお伺いしたいと思います。それから、次に3つ目であります。これは私は古い、年寄りですから大変あれなのですけれども、横文字ばかりが政策に出ているというのが非常に感じられるのです。特にそういった意味で1点ちょっと、デジタルファーストだとか、チャイルドファーストとか、クオリティファーストとか、デジタルデバイド対策事業とか、ハートフルファーストだとか、ちょっとあんまり聞き慣れないような言葉が次々出て、予算案でもそれが提案されているのです。ぜひそういった意味で年配の人には非常に苦痛というか、分かりづらいという一面もありますので、その点については、それでしか表現できないようなものも中にはあるかもしれないので、その点は全部が全部とは言いませんけれども、その点ではできるだけ横文字だけでなくて工夫して町民の人が、年配の方が見てもどういう予算に使われるのか大枠分かるような日本語というか、そういうものもやっぱり必要ではないかなという具合に思うので、その点ちょっと町長の考え方をお聞かせ願いたいという具合に思います。それから、次に町営住宅の新設の問題であります。これも長い間の念願であります。非常に長寿命化計画そのものは、春日団地の中高層住宅を除いてはもう長寿命化計画を使ってやるということは死んだ人に薬をまた投与する、注射を投与するようなもので、非常にそれはおかしいのではないかということで、それはやっぱり長寿命化計画以外の建て替え、新築、そういったことにきちっと目を向けていく必要があるのではないかということを前にもちょっと指摘して、基本的にはそういったことも含めて入れられて今回改めて第2期の長寿命化計画、これが発行されました。非常に内容を見て、担当者含めてご苦労されてつくられたなということが感じられることであります。ぜひそういった点について、春日団地の中高層以外の建て替える方針については大賛成であります。しかし、問題は入っている入居者、あるいは町民の方も含めて具体的にどこの団地がいつ、どういう形で建て替えるのか、建て替えるとしたらどこに場所なるのかというようなことを大枠はできるだけ早くやっぱり町民に知らせていくということが私は必要だと。これ見ても、かなりまだ何年もそうこうかかるなという感じ、率直にこれを見て感じるわけです。長期にわたり活用でき、安心して暮らせる住宅、町営住宅等ストックの維持管理についてもここでは載っておりますけれども、そういうことでかなり町営住宅の新築、あるいは建て替えについての作業も遅れてきていますけれども、そういった見通しについて私は一日も早く具体的に分かるところからまず明らかにすべきではないか。これは、やっぱり入居者自身のためにも大事なことではないかなという具合に思いますので、この点について町長の考えをお聞かせ願いたいという具合に思います。1つだけちょっと意見で言っておきたいのですが、町住の通行の用に供する共用部分については高齢者の移動の利便性及び安全性の確保も適切に図る、これが具体的に出ております。私は今の町営住宅、特に冬場の団地に入っている人たちの団地の自分の部屋に、玄関に行くところまでの通路も含めて非常に僕は大変なやっぱり状態になっていると。そこの改善というのはしなければ、それは1メートル以内で手助けすればいいのだというのでは、万が一亡くなった場合車が、霊柩車が入るとか、いろんな人が車で入るにしても車も入れないような町営住宅の敷地では、私は本当に町民も心もとないという具合に思いますし、そういった不安も含めてやはり今後の計画の中でぜひ大いにこの点についても考えて具体的に安心して活用できる、そういうものにしてもらいたいと思いますので、その点についても町長の考え方をお聞かせ願いたいと思います。最後ですけれども、除排雪対策ですけれども、これも各議員の皆様、それからそのほかの人たちについてもいろいろ冬場の除雪対策はご意見のたくさんあるところであります。去年も2月の23日ですか、本当に例年にない大雪があって、四十何センチ一晩で積もったという中で、かなりの学校の休みはもちろんですけれども、住民の人も勤めに行けないというようなぐらい積もったという、役場のほうにも何百件と電話が入ったということも聞いております。しかし、こういった意味で特に住宅、人口増を図る当別町としてもこういった事態がやはり繰り返したら大変と。それでなくても冬場は当別に住みづらいと、一定の年齢になったらもう札幌に出ざるを得ないというような声もやっぱり聞かれます。そういったことも含めて、特に生活道路が通行できなくなるような事態、これは何としても避けなければならないと思います。そのための対策、全ての町民が安心できる、それこそ住んでよかった当別、これの具体的な展望を私は除排雪対策で示してもらいたいと思いますが、この点についての町長の考えをお聞かせ願いたいと思います。1回目の質問は以上であります。
答弁 町長 後藤正洋
それでは、通告の内容に従って渋谷議員の一般質問にお答えをしますが、今休憩中でお話しされたことにつきましては、テクニック的には私が議長だったら再質問されたらどうですかというふうにアドバイスをしようかなと思っておりました。それでは、初めに財政健全化判断比率についてのご質問でありますけれども、具体的に名前の挙がった3つの事業につきまして申し上げますと、新庁舎につきましては現在検討委員会において様々な議論をいただいているところであります。町営住宅の新設や上下水道の老朽化の更新等についてはそれぞれ個別の計画を策定しておりまして、これらに基づき事業を進めております。また、財政健全化判断比率の見通しにつきましては、今後の建設費用や更新の規模、これらの財源となる補助金の交付予定額などに不確定な要素が多くて、現段階で数値をお示しするという状況にはございません。当然ご質問のありました事業につきましては、いずれも速やかな実施が望ましいものと私自身も考えておりますけれども、限られた財源の中で全ての事業を一斉に実施することというのは事実上不可能かというふうに感じております。今後の事業展開につきましては、その優先度を町民ニーズや町全体の財政状況を見極め、実施時期と予算の配分額を総合的に判断してまいりたいと思っております。次に、入札工事の高い落札率が続いていることについてのご質問でありますが、平成30年12月定例会において同様の趣旨の一般質問が渋谷議員からされておりまして、その際に前町長は設計金額の積算や予定価格の設定が適正であったと言えるものだというふうに答えております。そういうふうに、そういった答弁だったというふうに聞いております。今回の渋谷議員のご質問というのは、町長就任以後の私の考えを確認をしたいという思い、そういった意図がおありなのだろうというふうに思いますので、改めてお答えを申し上げますが、私も前町長と同様の考えであるということを申し上げさせていただきます。今後も当別町では入札における透明性、競争性、公平性、経済性を確保し、適正な入札が行われるようその姿勢を貫いてまいりたいと思っております。次に、政策表現に横文字、片仮名表記が多いとのご指摘についてでありますが、現在町で使用している横文字、片仮名表記につきましては明確な基準はないものの、例えば日本語に訳すことが難しい用語や、既に一般化していると判断できる用語などについてはそのように使用しており、さらには理解が難しい用語を使わざるを得ない場合においては日本語で説明を加えたり、資料であれば注釈をつけるなどの工夫を行っております。ただ、渋谷議員のご指摘のとおり、私の町長就任後に重点的に展開を図ってきた政策にはデジタルなどの横文字、いわゆる片仮名表記を使用することが一般化、日常化していることも事実でありますし、また町といたしましても住民の皆さんにこれらの用語そのものを理解していただくことは重要であると考えておりますので、今後政策事業等を説明する際にはこれまで以上に分かりやすく伝えることを心がけてまいりたいというふうに思っております。次に、町営住宅の新設、建て替えについてのご質問でありますが、昨年度長寿命化計画の見直し作業を行い、今後10年間における第2期当別町町営住宅等長寿命化計画を策定したところであり、先般の産業厚生常任委員会でもご報告をさせていただいたところであります。その内容につきましては、末広団地や平家の春日団地などを段階的に廃止し、令和5年度より居住誘導区域内において新団地の建設に順次着手していく計画となっております。また、中高層の春日団地につきましては長寿命化を図る改修を行い、全町的な入居者の集約を計画しております。なお、本計画及び概要版につきましては町のホームページに掲載するなど今後周知を図ってまいりたいと思います。いずれにいたしましても、入居者への対応については引き続き移転時期や移転先、家賃の新たな設定など丁寧に説明を行い、不安を取り除くよう努めてまいりたいと思います。次に、冬場の除排雪対策についてのご質問でありますが、今年3月の第1回定例会、会派清新、山田議員の代表質問で答弁いたしましたが、現行体制の下行った昨年度の冬は大雪や吹雪により除雪作業にかかり切りとなり、排雪作業が計画どおりに進まず、住民の皆さんにご不便をおかけすることとなり、これが大きな課題であることを改めて痛感した次第でもございます。私といたしましては、この2年間の大雪を踏まえ、今年度の冬に向けましては除雪、排雪が一定の計画で実施できるよう、町内外を問わず事業者や人員を増やすこと、除排雪作業の効率アップを図るため町道と公共施設の除排雪を別発注するですとか、町道の除雪作業と排雪作業を分けて発注する、また除排雪費用の縮減に向け近場に雪堆積場が確保できないかなど、効率よく作業ができるような発注方法や地域との共同の在り方など、広く検討を行っているところであります。これらの課題解消に向け、先月5月17日に私も自ら当別環境整備協同組合全8社との意見交換を行い、直接現場のご意見をお聞きいたしました。加えて、全町内会長、当別環境整備協同組合、町の3者で構成する当別町除排雪連絡協議会を5月26日に開催し、昨年度の課題や要望について意見交換を行い、課題の共有を行っております。今後は連絡協議会などを通じて先ほど申し上げた課題の精査を行い、8月には従来の在り方に捕らわれない、いわゆる新たな当別モデルを固め、9月定例会には具体的にお示ししたいと考えております。以上、渋谷議員の一般質問に対する私からの答弁といたします。
質問 9番 渋谷俊和
ありがとうございました。1つだけちょっと伺いたいのですが、町営住宅の新設の問題についてですが、今回はこの立派な長寿命化計画、町営住宅等と書いております。これが非常に大事なところだと私は見て感じたのですが、単に公営住宅法に基づく生活が大変所得の低い人を対象にした住宅、困っている人に入ってもらうという公営住宅法を一枠越えて、その枠には入らない、越えるけれども、町営住宅が建つのであれば入りたいという人たちの、そういう住宅も考えていきたいということを常任委員会の説明の中で聞いて大変大事なところだなという具合に感じましたけれども、あと一つだけこの段階で平成24年にたしか第1期の長寿命化、町営住宅の計画ができたと思うのですけれども、そのときは多くの町民からアンケートを取って具体的にアンケートや要望も含めてその計画ができたという具合に思うのですが、今回の場合そういうような手だてが取られていたのか、いないのか、もし取られていないとしたら、なぜ取られなかったのか含めてお聞かせ願いたいと思います。以上です。
答弁 町長 後藤正洋
今再質問につきましては具体のことですので、担当から答弁させますので、よろしくお願いいたします。
答弁 建設水道部長 高松悟志
ただいまのご質問にお答えいたします。長寿命化の本編の一番後ろのほうには資料54ということで添付をさせていただいているのですけれども、こちらのほうで策定の経過ということで7月に町営住宅アンケート調査と公共賃貸住宅の住民の方についてもそれぞれアンケート調査を行いながら策定に至っているところでございます。以上です。
質問 9番 渋谷俊和
分かりました。ありがとうございます。最後に、町長に要望なのですが、デジタル化の問題で高齢者の人たちが私の周りの人も含めてやっぱり社会の動きについていけないという、そういう声も一部聞こえているのです。そういった意味で、先ほど回答の中でできるだけ適切な日本語というか、あればそのほうが、控えたとか、説明のときにもそうという具合に努力をしたいと思いますということをいただきましたので、ぜひそういった意味で使い方、その他含めて、予算なんかのやつを見たら全部もう横文字で書いてある中身がこの間出ていたものですから、やっぱりそういったことも含めてもう少し一般のお年寄りが見ても分かるような、そういう表現の仕方をしていただきたい、これは要望を申し上げて私の質問を終わります。ありがとうございました。