みんなの議会

訓子府町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月11日

町の除排雪対策の現状と課題

2021年3月11日、訓子府町議会の一般質問で、西山由美子議員が「町の除排雪対策の現状と課題」について質問し、町長 菊池一春、建設課長 渡辺克人、総務課長 伊田彰、福祉保健課長 谷方幸子、副町長 森谷清和が答弁しました。

質問者
西山由美子 議員
答弁者
町長 菊池一春、建設課長 渡辺克人、総務課長 伊田彰、福祉保健課長 谷方幸子、副町長 森谷清和

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 10番 西山由美子

10番、西山です。通告書に従いまして、町長に質問いたします。町の除排雪対策の現状と課題について伺います。雪国の地域が近年抱えている課題の一つに除雪車の土木技能員の高齢化と同時に若手の担い手が少なく人手不足が指摘されています。また、地域においても、人口減少、高齢化が進む中で冬の除雪が困難となる世帯も増加し、各地域でのサポート体制や行政および民間の力も借りたきめ細かな除排雪対策が求められています。本町の現状と課題について、町長に伺います。1点目、本町の直営および委託で実施している除排雪業務の現状と課題は何ですか。2点目、昨年実施した各町内会への除雪に関するアンケート調査結果とその後の対応策は何ですか。3点目、高齢者や障がい者への除雪サービスの申し込み状況と課題に向けた取り組みは何ですか。4点目、今後、人口減少、高齢化が進む中、地域の協力体制や民間活用も含めて、どのような除雪対策を考えていますか。以上、お伺いします。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

ただいま「町の除排雪対策の現状と課題」について、4点のお尋ねがありましたので、お答えいたします。まず1点目に「本町の直営および委託で実施している除排雪業務の現状と課題」についてのお尋ねがございました。町の除排雪事業の現状といたしましては、直営による除雪体制から申しますと、除雪専用車が2台、除雪ダンプが1台、大型ロータリー車が1台、タイヤショベルが2台、グレーダーが1台、小型ロータリーが1台、合わせて8台を10名の技能員と建設課職員で作業を行っております。また、委託路線の除雪につきましては、町内の2事業者にお願いをしており、1社については除雪ダンプ1台とショベル3台で、もう1社については、ショベル3台とミニショベル1台により作業を行っていただいているところです。降雪時には気象情報を逐一注視するとともに、道路状況の把握に努めながら、緊急時の対応等について関係する部署と連絡調整を行っておりますが、天候状況によっては、職員および技能員が待機して緊急出動に備えているところであります。また、排雪作業については、主に雪の搬出作業を委託業者にお願いしておりますが、昨年度と今年度は降雪量が少なかったため、交差点部分や歩道部など、部分的な排雪作業を行っております。例年では、12月下旬、1月中旬、2月上旬の排雪作業を想定しており、状況に応じ、作業の前倒しや排雪回数の調整なども行いながら、安全確保に努めて実施しております。課題といたしましては、全国的には技能労働者の担い手不足が問題となっている中、町の直営で作業する技能員につきましては、20代、30代の若手技能員の任用ができております。しかしながら、委託事業者においては、除雪機械オペレーターの高齢化が進んでいることによる今後の人員の確保および所有している除雪専用作業車両の老朽化が問題となっております。2点目に「昨年実施した各町内会への除雪に関するアンケート調査結果とその後の対応策」についてのお尋ねがございました。昨年8月、町内会の各世帯を対象に、町道除雪作業で発生する「置き雪」に関するニーズ調査を行っております。「置き雪」処理につきましては、従来、地先の住民の皆さまにご協力をいただきながら、高齢等により自力で処理できない世帯においては、近隣世帯の助け合いで行われてきましたが、近年、少子高齢化が進み、町内会において担い手が確保できないことや、近所付き合いの希薄化に伴い、実施が難しくなってきております。そのため、「置き雪」処理について、外部委託による事業化の可能性について検討するため、需要の程度を調査したものであります。調査につきましては、町内会連絡協議会にご協力をいただき、各町内会において配布、回収していただいており、配布数1,345枚、回収数691枚、回収率は51.4%となっております。調査項目につきましては、世帯主の年齢や家族構成、既存の福祉除雪サービス利用や町内業者が行っているサービス利用の有無のほか、利用金額等の内容となっております。調査結果としましては、町の福祉除雪サービスを利用している世帯が26世帯、新たにサービスを利用したいと回答した世帯が139世帯、そのうち福祉除雪サービスのみの利用が48世帯、業者サービスのみの利用者が30世帯、どちらかのサービス利用が61世帯となっております。この除雪サービスの利用希望につきましては、アンケートを提出されていない世帯からも、相当数あるものと考えております。また、利用に当たって希望する金額につきましては、「1回千円」を選んだ世帯が131世帯と一番多くなっております。アンケート調査結果を踏まえた、その後の対応等につきましては、次の3点目と4点目でお答えいたします。3点目に「高齢者や障がい者への除雪サービスの申し込み状況と課題に向けた取り組みは何ですか」とのお尋ねがございました。高齢者および障がい者の在宅福祉サービスの一環である除雪サービスの今年度の申し込み状況は、高齢者が51人、障がい者が2人となっています。今年度は2月までに2回の出動実績がありました。除雪サービスにおいては、これまでに置き雪の問題などのご指摘をいただきましたので、検討の結果、緊急避難路の除雪のほか、置き雪も取り除くよう高齢者勤労センターと調整し実施しております。申請についても継続の方は、あらかじめサービス調整会議で決定しておくなど、一度の申請行為で済むように工夫した結果、現在は苦情などもなく順調に進められていると考えております。今後も町民の意向に沿ったサービス提供に努めてまいりますので、ご理解をいただきますようお願いいたします。4点目に「今後、人口減少・高齢化が進む中、地域の協力体制や民間活用も含めて、どのような除雪対策を考えていますか」についてのお尋ねでございます。ご指摘のように、近年、人口減少・高齢化が進む中、今後の除雪対策は、雪国で生活する私たちにとって、大きな地域課題のひとつであります。そのような中で「置き雪」対策として、2年前より町広報紙において「置き雪」を除雪していただける事業者を、町民の皆さまにお知らせするなど、民間事業者の活用ガイダンスや各町内会が取り組む協働事業に対して支援できるメニューづくりの検討に着手しているところです。また、今後、さらに町および民間事業者と情報交換を密にしながら、新しい除雪サービスの仕組みづくりができないか、継続して協議を重ねてまいります。以上、お尋ねのありました4点につきましてお答えいたしましたので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。

再質問 10番 西山由美子

項目に従いまして、何点か再質問したいと思います。まず、1点目の技能員の人材不足についてですが、実は2月の上旬だったと思いますが、東京在住の知人からお電話がありまして、北海道の除雪事業について、状況を聞かせてほしいというお電話でした。私もこの近隣のことはわかりますけれども、詳しくわからないので、たまたま知人が民間業者で除雪の仕事をしておりましたので、現状について伺いました。そうしますと毎年、全道のそういう民間業者の除雪関係者が集まって意見交換している中では、毎年のように、この技能員の人手不足ということが議題に上がるそうです。そして、建設業界が若手の人たちへ募集をかけても、なかなか応募がないと。それはどうしてなんだろうという話になりまして、やはり冬場の仕事ですから、雪が多い時には、やはり夜間も出なきゃいけませんし、不規則なこととか、今、若者たちが安定した職業を望んでいるという傾向があるのかなというお話がありました。それで建設課の係の方とも私たちの町の事情についてもお話を伺ったんですけども、今、現場の、訓子府町の現場技能員が回答の中にありましたように10名いらっしゃるということで、今のところは、20代、30代もいらっしゃるから心配ないよということなんですが、その10名の年代構成などから将来的にですね、町の3年、5年、10年後の町の技能員の体制としましては、どういう状況になるのか、その辺を1点お伺いいたしたいと思います。また民間、民間の力も借りております。民間の中には、やはり高齢化ということが回答の中にありましたが、その辺も含めてお話いただきたいと思います。

答弁 建設課長 渡辺克人(建設課長は2022年3月まで)

ただいま、本町の技能員の構成といいますか、除雪体制がどうだろうか、その年齢構成、将来的にどうかということと、あと民間も含めて、どういう状況かということのお尋ねだと思いますけども、本町の技能員については10名おりますけども、20代が1名、30代が2名おります。40代が1名、50代が6人ですけども、50代の前半、51歳が2人、55歳が2人、53歳が2人ということで、50代が多いですけども、50代の中でも上と下ということになってございます。それで今後、今すぐではないけども、これからやはり4年、5年たってくると、60を超えてきますので、そういった中で言いますとですね、新たに順次、任用といいますかね、採用して、順次、支障のないような中で進めていくということで考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。それから、民間の事業者、委託しておりますけども、本町では町内にある2業者、二つの事業者にお願いしております。それで今、答弁の中にもありましたけども、機械が4台、1事業者4台ずつ、ショベルとトラック、ショベル4台ということでやっていただいています。事業者ともですね、夏場の土木作業等もありますので、いろいろ年間を通して意見交換をさせていだいていますので、状況等も一部ですけども把握をしておりますけども、一応、高齢化は進んではいるんだけども、今すぐどうこうという状況でないということです。ただ、実際、オペレーターで言いますと70代でやられている方も何人かいるということと60代もいると。主に50代が中心ということでございますので、今すぐどうこうではございませんけども、やはり5年、10年たった中で、担い手確保といいますか、特に除雪オペレーターというのは、ただ機械を運転するだけじゃなくて、熟練といいますか、非常に難しい作業ですので、資格だけじゃなくて、その育成についてもですね、今後いろいろ考えていきたいということでございます。以上です。

再質問 10番 西山由美子

オホーツク地域は北海道の中でも小雪地帯ですので、回答の中にもありましたけれども、去年、今年、比べてみましても、本当に少ない中でだと、その体制でも何とか間に合うのかなと思いますが、振り返りますと2006年、平成16年の1月13日から16日までの100年に1回の豪雪、ああいうことも今後、気候変動で起きないとも限りませんし、その半分の量でもやはり大変な状況になるんじゃないかと思います。今、職員の年代構成、やはり50代が6人という、6割ということで回答いただきましたけれども、職員の方とお話してて、昨年度からですか、会計年度任用職員になったということで、定年がないんですよみたいなお話があったんですが、その辺の近い将来に向けては、その辺は心配ないということで捉えてよろしいんでしょうか。

答弁 総務課長 伊田彰(総務課長は2021年3月まで)

ただいま、会計年度任用職員の関係の退職年齢の退職年齢ないということでおっしゃられておりました。基本的には国の今の制度では退職を固定したものはないということですけども、あくまで町の臨時職員の規定の部分でいくと60歳定年ということもございましたので、まだ正式には決めてないということと、全職種にわたって同一の年齢がいいかどうかという問題もありますので、特に技能員の方については、体使うお仕事ですので、そこに耐えれるかどうかということもあると思いますので、そういった意味からいくと、今後、退職年齢については決めていくということですんで、こちらの方はご理解いただきたいと思います。

再質問 10番 西山由美子

そうですね、新年度も新しい機械が入るということですから、職員の健康管理もそうですけれども、技能のどんどん変わっていくということも考えますと年代構成ってとっても大事だと思います。その辺も今後考慮していただきたいと思います。二つ目の昨年行われましたアンケート調査結果なんですが、連協の町内会長さんたちには、その結果をお知らせしているというお話は伺っております。主にこの回答にもありましたように、置き雪に対するニーズ調査だということで、私も日出町内会としてアンケートに記入した時に建設課の職員の名前を明記して、建設課の職員から各町内会をとおしてアンケートを調査をしたというの、記憶でははじめてなんじゃないかなと思って、こういうアンケートの仕方もあるんだなと思って新鮮な気持ちで書かせていただきましたけれども、やはり係の人たちが町民のいろんなニーズに応えるために、そういう調査を行ったということはとても評価に値することかなと思いました。それで、その結果を今、ご説明いただきました。それでここで今、私もやはりそうなんだなと思ってびっくりしたことは、町の福祉除雪サービスを現在利用しているのが26世帯で、今後利用したいと言っている方たちが合計で139世帯、福祉除雪サービスが48世帯ということです。どちらかのサービス利用が61世帯、要するに高齢化進んでいきますので、どんどんこの数字は、現在発表されたよりも、もっと増えていくんじゃないかなと、そういうふうに思っています。それで金額に関しては、今、課税世帯が3千円、非課税世帯が千円となって、保護世帯は無料です。でも、やはり1回千円、1回千円ですね、これは1回千円ですね。今、町でやっているのは、回数ではなくて、11月から3月までの間、年間で3千円ということなので、そうかこういう方法もあるんですね、こういう声が聞こえたということで今ちょっと驚きました。それで3点目の障がい者除雪サービスのことと被っていくので、同時に質問していきたいなと思うんですけれども、今現在の高齢者勤労センターにお願いしているこの事業ですけれども、今の世帯数がこの回答にありますように、倍、3倍と増えた場合、受ける側の勤労者センターは対応できるんでしょうか。その辺の今の現状、勤労者センターもかなり高齢化していたり、人数が少ないというふうに伺ってますが、その辺伺います。

答弁 福祉保健課長 谷方幸子(福祉保健課長は2021年3月まで)

今のご質問の要旨は3点目の在宅福祉サービスの関連での勤労センターということで、勤労センターでの対応が可能かということでお伺いしてよろしいでしょうか。高齢者勤労センターも、やはり高齢化とともに、おやめになる方もいるんですけれども、ここ数年は理事会が年に2回あるんですけれども、そのたびに新規加入者が数名ずついらっしゃいます。なので、やめる方もいますので、横ばいなのかもしれないですけど、私は微増しているのかなというふうに考えております。今年度も4月以降5名、前回の理事会では5名増えているというふうに聞いております。ただ、その増えた方が全員除雪の対応できるということではないかもしれませんので、できる職種、そういったこともあるかと思うんですけれども、現状の福祉サービスの件数では、先ほど申しましたように高齢者が51名、障がい者が2名ということで、現状の申し込み状況の中では対応はできているということで聞いております。この先、また高齢化が進んで、そういうサービスが増えていく状況になれば、またその時点で別の検討をしていかなければいけないかと考えております。

再質問 10番 西山由美子

今、2番と3番の大体、内容同じになので聞いたんですが、今、回答の中で、2番の回答の中で、町の福祉除雪サービスを利用している世帯が26世帯とありましたが、今、課長の3点目の回答では、高齢者の除雪サービスが51名、障がい者が2人となってます。この差は、ちょっとわからないので説明していただけますか。

答弁 建設課長 渡辺克人(建設課長は2022年3月まで)

ただいま、2点目の町の福祉除雪サービス利用している世帯26世帯というのは、あくまでもアンケート調査、1,345枚配ったうちの691のうちが回答が26だということで、実際は51だったということでご理解願いたいと思います。

再質問 10番 西山由美子

実は、町の職員がやったアンケートもそうなんですけれども、私も個人的に、やはり町民の方の声を聞いてみようと思いまして、簡単なアンケートを実施しました。2月の末を締め切りにして、全部の中で回答してくださったのが59名です。日出のまちの方が44名、東町の一部の地域の方で15名です。私の目的はまちの除雪サービスをどれくらいの方が利用してたり、また知っている人がどれぐらいいらっしゃるかということ。それと皆さんの、高齢者世帯ですから、現状がどうなのかということが調べたかったので、本当に簡潔な質問です。それで年代を申しますと、お父さまと一緒に二人で暮らしている方で50代が1人いらっしゃいました。書いてくれた人ですね。60代が13人、70代が26人、80代が15人、90代が4人で59人ですね。うち東町の方は70代が5人、それから80代が7人、90台が3人でした。世帯数は1人住まいが26世帯、2人住まいが25世帯、3人住まいが7世帯、4人以上が1世帯、東町は1人住まいが9世帯、2人住まいが5世帯、3人住まいが1世帯でした。この59名の中で、サービスを使っていらっしゃる方は全部で6人いらっしゃいました。そして、もしあなたが具合悪い時にサポートしてくださる方がいますかという方で、いると答えた方が36人、いないと答えた方が23人です。まちの除雪サービスを知っていますかという問いの中では59名中、知っている方が36名、知らない方が23名おりました。福祉課の方では、毎年この高齢者の在宅福祉サービスを大きな紙を発行しまして、毎年出してくれてます。そして、その他に毎年10月には広報の中に除雪サービスをやってますと。必要な方は申請してくださいというふうに書いてくださってます。それでも知らない方がいらっしゃいます。知らないというのは、アンケートの中にも書いてありましたが、今は自分が大丈夫だと。だから人間というのは、知りたい情報というのは、ほしい時にやっぱり情報を探すものなので、確かにそういう方もいらっしゃいます。それで知らなかったということもありますが、中には80代の方。ようやっと除雪している方もやっぱり知らなかったという方がいました。あと、90代、97歳で1人暮らしで自分でやっているという人もいたので、やはり回ってみると、いろんな現実が見えてきました。高齢者センター、今年度というか来年度ですね、5人増えたというのは。新しくということですか。ですよね。違うのかな。今年度だから2年度ですか。課長がおっしゃった5人というのは。

再質問 10番 西山由美子

ごめんなさい、はい。

答弁 福祉保健課長 谷方幸子(福祉保健課長は2021年3月まで)

先ほど申し上げました5名の新入会員は令和2年10月16日に開催された第2回定例理事会で報告を受けておりますので、2年度に4月1日以降に増えている人数が5名ということです。

再質問 10番 西山由美子

高齢者勤労センターにもちょっとお伺いしましたが、今、男性会員が25名、女性会員が10名で35名だそうです。男性会員は60代が6名、70代が13名、80代が6名、女性は60代が4名の70代が6名ということで、この年代層で、そして今、これからどんどん倍以上になって増えていく可能性がある除雪サービスでまかないきれるのかなという心配がとてもありました。それで建設課の方で置き雪もありますけけども、実際に福祉サービスを受けてないで自分ひとりでやっている方たちも、いずれやれなくなる時期が来るということがアンケートの中でも回答にもいっぱいあったんですけども、そういう場合、やっぱり高齢者勤労センターだけに頼ると言ったら変ですけど、いいのかどうか。町内会の連協の皆さんと議員全員で意見交換した時も、やはり町内会、行政も含めてですね、協力体制というのをしっかりと仕組みとしてつくった方がいんじゃないかという意見が出ました。ボランティアを募ってということで、そういうことを考えてた時に、たまたま道新で北見市で高齢者の雪かきを30人のボランティアがやったということで、さっそく社会福祉協議会の方にお電話をしました。これ北見市の場合はとっても範囲が広いので、北部とか中部とか南部とか、それぞれに地域包括支援センターがあります。そして高齢者相談支援センターというのがあります。民生委員さんも含めて、それらの各地域の情報を北見市社会福祉協議会が一括して、どこの地域は地域でちゃんとやっているとか、ここはボランティアが少ないとか、そういうことを一応情報として押さえているそうです。今回の試みはボランティアの発掘を目的として行ったそうです。だからまだ継続的にやれるかどうかの確証はないんだけれども、今回30人のボランティアで一人暮らしの高齢者のお宅をおうちの周りですね、みんなでスコップでこう雪かきをしたということが出ていたそうです。で、今後について、小さなまちです。だから北見市に比べると状況も把握しやすい地域ですので、高齢者勤労センターのみならず、もう少し広げた支援の拡大というのをどのように考えていらっしゃるのかお聞きしたいと思います。

答弁 副町長 森谷清和

今、議員の方から北見市の例が出されましたけども、豪雪地帯で、豪雪といいますか北海道の中でも雪の多い岩見沢市あたりはですね、地域除排雪支援という事業を行っておりまして、ここも社会福祉協議会が中心になって、町内会と連携しながら、市民の中から企業、団体、個人、学校等からボランティアを募って、そして除排雪支援を高齢者や身障者等の除排雪支援を行っているという状況になっております。先ほど来、ご心配されていますように高齢者勤労センターだけで、今後、将来的に対応できかねる状況も予想されますので、将来を見据えて、そういったボランティア体制を整えて、町ぐるみでの高齢者ですとか、身障者の方たちの支援を行うようなことも今後検討していかなきゃならないのかなと思います。それから、できれば民間のですね、他にもお年寄りばかりじゃなくて、除雪を希望される方、個人でなかなかできないという方もいらっしゃいますんで、そういった面では、民間事業者の方たちにも発掘できればいいかなというふうに思っております。

再質問 10番 西山由美子

本当によく行政の方たちが自助、共助、公助と言いますけれども、言葉だけではなくて、本当にみんなでやっていかないと乗り越えていけないのかなという気持ちは実際まわってみて思いました。住民の方もですね、1回になんかたくさん書いて、あとで黒いマジックで消した方が2人ぐらいいたんですけど、お話した中でどういうことを書かれたかと言いますと、これは自分の欲望だからねって遠慮なさってたんですが、男性の方、ひとり暮らしで自分の体あちこち悪くて、なかなか除雪もしんどいんだという話から、除雪機ありますよね、除雪機を例えば町の方で貸し出ししたり、それから買う時の助成をしたりできないかなという話がありました。それからやはり年金暮らしでやっぱり除雪に人を頼むとなると費用がかかるということで心配されている高齢の女性たちもいました。北見市にお話伺った時に、北見市の場合は、除雪サービスは積雪20cmなんですよね、20cm以上降った場合に玄関から公道まで、1m幅やってくれるんですよ、それ無料なんですね。無料なのかと思ったんですが、訓子府町の場合はよくよく考えていくと、先ほど回答にありましたように、積雪10cmで来てくれます。そして、今、係の方がやってくれたように、少しずつこう、1mではなくて、少し置き雪もやってくれるとか、それから課税の方が11月から3月までで3千円で、非課税の方が千円で生活保護の方が無料というふうに3段階に分けてますし、いきなり無料にするということが本当はいいんでしょうけども、意外とそれも除雪費用ってとってもかかりますから、いいことなのかなと私も思い直しました。町のいろいろ予算の中で見てみましても、利用者負担は、一応予算の中では8万円とか8万5千円で、除雪サービスとして委託料として町で払っているのが、在宅サービスと障がい者も含めていったら100万、110万ぐらいなんですね、それが多分勤労センターに支払われているのかなと思います。だから個人で民間に頼んだりすると、やっぱり1回いくらって、ひどいところでは、お年寄りだからといって、何人で来て、すごい法外なお金を要求する人たちも、要するに何て言うんだろう、弱みに付け込んだ業者もいるというお話も聞いてますから、そういう意味では、そこら辺を町民の方にやっぱり町でもこれだけ負担をしていて、そして皆さんに状況によって、こういうふうに分けているんだということも知らせることも大事かなと。そして先ほど毎年10月に載せてくれてますが、私もそうですが、北国の人は雪が降ってはじめてやっと冬が来ると思うので、10月に最初載せたら、せめて12月まで毎月載せてほしいなと思います。いよいよ冬に入った時に調子が悪くなったり、頼みたいって方も増えてくると思うので、ぜひその周知に関してお願いしたいんですが、いかがでしょうか。

答弁 福祉保健課長 谷方幸子(福祉保健課長は2021年3月まで)

除雪機を町で貸出できないかということについては、これからの検討の余地があるかと思います。そして、北見市は積雪20cm以上で無料だということなんですけれども、本町でやっている福祉サービスはあくまでも勤労センターの作業といいますか、そういった雇用の確保も含めまして委託しているということもございますので、その中で民間に委託、ボランティアではないということでご本人にも少しですけども応分の負担が必要でないかということで今、課税世帯で3千円、非課税世帯で千円ということになってきている状況です。過去には社会福祉協議会等とも含め、ボランティアも含めた除雪サービスが展開できないのかということを検討はしました。ただ、除雪のボランティアというのは、今までしてくださった方も高齢化になってきたりとか、農家の方も含めてトラクターでやっていただけないかとか、でもそうなりますと、例えば庭を破損させてしまったらどうしようとか、そういったことで、ちょっとボランティアでは、福祉保健課主体で検討した時にはちょっと難しいという結論は出てはおります。ただ、今回、建設課サイドの方でアンケートもとっていただいておりますので、また別な検討ができるのかなとは思います。また、周知ですけれども、10月に1回ということで、そのあとも必要ではないかということですので、それは検討させていただきたいと思います。10月に一度掲載するんですけれども、それは主に前年までのサービスを受けた人向けに、そういう前年まで受けた人にはこちらからもう一度確認させていただくということもしておりますので、新規の方は随時、申請を受けているという状況でございますので、またその周知に努めていきたいと思います。

再質問 10番 西山由美子

たまたま道新でも4回にわたって豪雪地帯が対象だったと思うんですが、今の除雪事情について、いろんな意見が出されていまして、最後の回のところでですね、北海道開発技術センターの所長さんのお話なんですが、ちょっと気になったんですが、行政は何をするべきでしょうという欄で最後にですね、限られた予算の中で、例えば除雪を充実させる分、福祉サービスを下げるなど、行政サービスに優先順位をつけることもみんなで議論しなければなりません。これとっても引っかかったんですが、その前段にはいろんなお話をしてました。もっとやはり議論が必要だと。住民と行政とやっぱりこれから高齢化して困っていく人たち増えていく除雪分野をどうするかということだけじゃなくて、総合的に考える必要があるということがついているんですけどもね、限られた予算で確かに除雪サービスをすれば福祉サービスが少なくなる。でもそれじゃあ、ちょっと違うんじゃないかなって思うんですけども、その辺のことも含めてですね、今後の訓子府町が本当に困った人のために、住民の方はみんな80代でも90代でも除雪は自分でするもんだってみんな思ってます。だから力のない方でも本当に一生懸命やってくれてるし、隣の人がそれを見るに見かねて手伝ってくれるんだよって、本当にそういう生の声を聞きました。だけど、90代の人が1人で住んでいる、それが今、現実の社会なので、やはり、いつできなくなるかわからないというのも、何か月様子みますので、その辺も含めて、すべての町民にやさしいまちづくりというふうにずっと掲げていらっしゃる町長の考え方というのは、すべての町民にやさしいというの、とっても私は難しいことだと思っているので、それも踏まえて、本当に困った人にはどうしたらいいのかということを新しい仕組みづくりも含めてでですね、どういうふうに考えていらっしゃるのか、町長のお考えを伺いたいと思います。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

すべての町民にやさしいまちづくり、すべての町民にやさしい除雪体制、簡単なようで非常に難しい、自治の根幹を問われているような問題提起だというふうに私は思っています。何点か整理して終わらせておきます。一つは、近隣町村と比較をよく西山議員されますけれども、うちの町は除雪、土木作業含めて直営で、基本的には直営です。置戸も隣の町、北見も全部委託であります。これはさっきから出ていますように、委託関係でいきますと、民間ですから、高齢のドライバーの問題というの当然抱えて、うちもそうだと思いますけれども、しかし、うちの町は少なからず、そういう除雪とか何か困った時には即座に対応できる体制のために私は直営を大事にしている。働く人を大事にしてきているつもりですから、おのずと将来的に今度、行政改革の話も出てきますけれども、これらを民間委託にしたらいいじゃないかという話も出てきます。でもしかし、実態は民間はドライバーの高齢という問題も抱えているということも現実ですから、総体として、やっぱり公共としての除雪をどうしなきゃいけないかということをこれから検討していかなきゃならないだろう。ただ、私が役場に来た頃に坂地さんとか大変な方たちがいました。夜中かけて除雪をして、手のひらが出血して、真っ赤になって除雪をしたという話をよく聞かせていただきました。しかし、今、機械が進んでいまして、もうパワーステアリングになってますから、そんなドライバーはいません。だから機械も随分変わってきていますから、60そこそこでうんぬんということ、その人によるんでしょうけれども、やっぱりメカの発達に伴って、そういう状況ではなくなってきているということでありますから、一概に年齢がどうなのかということは言えませんけども、いずれにしてもやっぱり直営でやることがいいかどうかということも。日出の車座トークだったと記憶していますけど、うちの職員が町はもっとやらなきゃ駄目だという話をした時に、私は君も建設課の職員として、それに関わっている職員が今それでできるかという話を逆に質問をしました。できませんと言いました。だから公共として、幹線を中心として、スクールバス路線、それから搾乳の集乳路線なんかを除雪する一時的な急いでやらなきゃならないということからいくと、今の状況では無理だということが私は結論だと思います。で、置き雪の話になりました。置き雪はできない、できないという検討するではなくて、課に指示をして、どうすればいいんだという仕組みをちゃんと考えていただきたいと。それは2年前です。アンケートをとったり、いろんな努力をしていただきました。それで、町内会やボランティアの限界というのは、もうそろそろきているというのも事実です。機械を貸すということもありましたけど、けがしたらどうするとか、いろんな問題がありますから、なかなか難しい。そうすると、我々は今やっている名和、村口、山田、そして富山、そして何か所かあります。この人たちが果たして置き雪をできないのかという検討をしてもらいました。何かあった時にはやれるけども、毎日となると難しいと回答でありました。で、じゃあどうすると。置き雪で困っている人たちを放っておくのかという話になりました。そして、やったのは勤労センターです。勤労センターは可能な限り努力するという回答をいただきました。だから、今のところは困っているというところはないというのが、そういうことだと思います。それから農家地区です。農家地区はいまだまだ実践会で、どうして隣組みたいな関係がありますから、高齢世帯に対する協力をしてもらうということ。とりあえず今はそういう中で何とか対応してきているというのが実態です。そうすると、将来的にどうするかということの、あくまでも個人の住宅の前も含めて、公共の除雪含めて、あらゆる可能性をやっぱりみんなで作り上げていくということが求められているんではないか。状況によっては、90代以上の除雪は職員にやってもらわなきゃどうしようもない時がくるんでないでしょうか。我々の仕事の中身も変わってきていますけども、しかし、いくらあれでも、職員がやればすべて解決するかなんてことにはならないと思いますので、総体的な検討が私は必要な時がもう既にきているということで、アンケートもやっていますし、状況は建設課でも福祉でも把握してますから、しかし、私どもの町の除雪は大変素晴らしい、北見と比較しても問題にならないぐらい良い除雪をちゃんとしてくれているという実態もありますから、これらも含めて、総体としての検討も時期に来ているということをこれからも私も自覚しながら、さらに内部検討を進めていきたいと思います。

再質問 10番 西山由美子

タイムリミットですので、たくさん良い回答いただきました。訓子府町の除雪事情がすごく良いというのは、私、調べて、皆さんの声を聞いてよくわかりました。今後は農家の助けを必要じゃないかという議員からの提案もありましたので、無理ということではなくて、まずはいろんな関係者が話し合って、どうしたら一番いい体制が作れるのかということを今後検討していただきたいと思います。これで私の一般質問を終わります。

出典:訓子府町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月11日 議事録 PDF(24ページ) 間違いを知らせる