みんなの議会

赤平市議会 令和4年第2回定例会 2022年6月23日

観光の振興について

2022年6月23日、赤平市議会の一般質問で、安藤繁議員が「観光の振興について」質問し、市長 畠山渉、商工労政観光課長 磯貝直輝が答弁しました。

質問者
安藤繁 議員
答弁者
市長 畠山渉、商工労政観光課長 磯貝直輝

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 4番 安藤繁

続きまして、件名2、観光の振興について、項目1、当市における今後の観光振興について、要旨1、市内での映画撮影等を受けて今後どのように観光振興を進めていくかについてでありますが、当市で2020年12月に撮影されました「ドライブ・マイ・カー」がカンヌ国際映画祭の脚本賞やゴールデングローブ賞で非英語映画賞を受賞したほか、全米映画批評家協会賞でも作品賞、監督賞など4冠に輝き、今年3月28日にはアメリカ、アカデミーの国際長編映画賞を受賞という快挙になりました。日本映画が最重要の作品賞としてノミネートされ、受賞するのは初の快挙でありまして、映画撮影に協力された市の職員の方々、農家の方、建設会社の方、飲食店などの関係者に敬意を表したいと思います。当市の風景が映画の終盤に13分、結構長い時間にわたり撮影がされ、JR赤平駅の入った交流センターみらいも映っているとのことであります。当市においては、このほかにも鈴井貴之監督の連続ドラマ「不便な便利屋」や日本遺産の立坑やぐらの施設を主人公の中学生の子供たちが立て籠もる廃屋工場、この工場をイメージして活用したアニメーション「ぼくらの7日間戦争」も制作されております。私も「不便な便利屋」は自宅のテレビで、「ぼくらの7日間戦争」、そして「ドライブ・マイ・カー」は旭川の映画館で鑑賞してきましたが、作品の内容そのものについても非常にすばらしいと思いましたけれども、地元の建造物や風景が出てくることに何とも言えない感銘を受けたものであります。これらの作品群は、当市にとって観光の大きな誘発資源であり、今こそ観光振興にとって千載一遇のチャンスと感じるところでございます。既に市に撮影場所の問合せが相次いで入っているとのことであり、ロケ地を訪れる人も増えてきているようであります。映画におけるロケ地としまして、広島、東京、韓国と道内では赤平市と芦別市が選ばれており、特に赤平市は札幌出身の俳優、三浦透子さんが演じるドライバーの映画の中での出身地として登場いたしまして、映画のラストに近い場面で本当に重要な場面が撮影されております。市では、チラシを見てくれた市民や赤平に興味を持って訪れてくれる人と喜びを共有し、人口減が続いている赤平の観光振興につなげたいとしておりまして、映画ポスターが市内随所に貼られておりますが、市内での「ドライブ・マイ・カー」などの映画撮影を受けて市内外の宣伝も含め、今後どのように観光振興につなげていくのか伺います。

答弁 市長 畠山渉

観光の振興についてでございますが、濱口竜介監督の映画「ドライブ・マイ・カー」が今年の3月に行われましたアカデミー賞の国際長編映画賞を受賞され、大変な栄誉であるとともに、すばらしい作品の撮影に当赤平市が関わることができて誇りに思っているところでございます。授賞式の様子は、テレビ、新聞等にも数多く取り上げられ、放送後には撮影場所の問合せのお電話なども幾つか寄せられており、担当課でもPRの方策を検討してきたところでございます。テレビで授賞式の様子を御覧になった市民の方や赤平市を訪れる方にも赤平で撮影された「ドライブ・マイ・カー」を知っていただくために、観光協会では5月23日にズリ山展望広場の駐車場に撮影時のお話やがんがん鍋を食べた俳優さんのお話などを盛り込んだ案内看板を設置いただき、また同時にロケ地までの市内電柱数か所にも案内の広告を作成し、設置していただいたところでございます。これまでも映画やテレビ番組のロケなど撮影で使われた場所、ほかにも雑誌の題材や記事で話題になったものなども含めて、数少ない観光資源をどのように活用できるか関係機関とも相談しながら検討してまいりたいと考えております。

質問 4番 安藤繁

5月の下旬にズリ山階段駐車場に行きましたら、赤平観光協会により「ドライブ・マイ・カー」のPRのための立派な看板が設置されておりました。また、今月の3日にもここがドライブのロケ地、赤平観光協会が看板設置との記事が新聞に掲載されております。担当課でもPRの方策を検討してきており、今後も映画やテレビのロケなど撮影で使われた場所ほか数少ない観光資源の活用について検討するとのことでございますので、これも頑張っていっていただきたいなと思います。芦別市でございますけれども、滝里町の滝里ダム防災施設付近の国道38号線がロケ地として登場しております。5月の3日、21日、22日と市内の図書館で「ドライブ・マイ・カー」を上映しております。当市でも「ドライブ・マイ・カー」の上映し、できるだけ多くの人に鑑賞してもらったほうがよいのではないかと思いますけれども、いかがでしょうか、伺います。

答弁 市長 畠山渉

当市における「ドライブ・マイ・カー」の上映についてでございますが、アカデミー賞の授賞式は3月28日と最近でしたが、映画の上映自体は既に昨年の8月20日に公開されており、今年の2月頃からDVDのレンタルも行われております。作品自体は、視聴するにも年齢制限がございまして、個人や家庭で楽しまれる方が想定されることから、当市の図書館におきましても「ドライブ・マイ・カー」のDVDを購入しております。今後は、広報等で個人への貸出しの案内をお知らせしてまいりたいと考えておりますので、ご理解いただければと思います。

質問 4番 安藤繁

今答弁にありましたDVDの貸出し、これも大変結構なことと思います。進めていただきたいと思います。芦別市では、札幌の業者を仲介して上映権つきDVDを使用し、図書館の視聴覚室のプロジェクターとスクリーンを利用して上映したとのことであります。上映権つきDVDは1万8,000円という金額で聞いております。定員は50名として、入場料は無料、これ有料にしますとまた金額が上がるのだそうですけれども、多い日には38名の客が鑑賞に来ていたということでございます。芦別市も作品の内容から年齢制限、これをして上映したということでありまして、赤平市もできないことではないなというふうに考えます。DVDの貸出しを含めて、今後またさらに検討していただきたいなというふうに思います。続きまして、要旨2でありますが、最近の新聞などで当市関連の情報で多いのは炭鉱遺産関連の記事と思われます。空知市町や他の市町村でも炭鉱遺産に関わる各種イベントの紹介や関連記事も大変多く見受けられます。赤平炭鉱ガイダンス施設は、2018年に開館いたしましたけれども、3万4,500人が今年の5月31日までに訪れております。昨年10月には、赤平炭鉄港推進協議会によるこもれびウオークが実施され、私も参加いたしましたけれども、市内外から約130名の方が参加されました。ガイダンス施設では、各種の写真展やピアノ演奏会、それから職員が製作した模擬坑道の模型展示が行われ、本当に感心いたしますけれども、スタッフの方よく頑張っているというふうに思います。また、4月の23、24日、これにつきましては炭鉄港少年野球赤平交流大会が旧赤平小学校グラウンドで開催され、空知の各チームと小樽、室蘭、8チームの140人という大勢の生徒が参加し、熱戦を繰り広げ、試合終了後はこれまた炭鉱ガイダンス施設を見学しております。昨年末には、立坑やぐら前とズリ山階段の駐車場の看板の移設とかけ替えにつきまして、旧看板の文章、それからイラストの誤謬箇所の修正も含めまして早々と修正していただきまして、おかげさんで大変見栄えがよくなりました。担当職員の迅速な対応を高く評価したいと思います。過日空知川露頭炭層の駐車場を見てきました。白いスペースに一目瞭然に分かりやすく駐車場の看板や誘導の目印も設置されておりました。総合案内板につきましては、昨年6月の定例会での私の質問に対しまして、地域の振興や活性化に関係するので、設置場所について検討するという思慮深い答弁をいただきました。昨年秋でございますけれども、芦別市では立派な総合案内看板が交流人口の多い道の駅スタープラザ芦別に設置されております。また、当市の令和4年度の市政方針での主な施策の基本目標の3、活力に満ちた魅力あふれるまち、観光振興の中で広域観光ルートの推進につきましては、日本遺産に認定されました「本邦国策を北海道に観よ!~北の産業革命『炭鉄港』~」において炭鉄港推進協議会を中心に自立、自走化に向けた取組を推進するとともに、統一感を持った情報発信や訪れた方々が楽しめるよう環境を整備し、広域観光ルートの創出に取り組むとうたわれております。「ドライブ・マイ・カー」などの映画の影響を含めて今後市外からの観光客の増加も見込まれ、観光ポイントも年々増加していることから、観光に訪れた人が炭鉱遺産関連施設や映画ロケ地を分かりやすく観光できるように総合案内板の整備を早期に実施してはいかがでしょうか、見解を伺います。

答弁 市長 畠山渉

総合案内板の整備についてでございますが、赤平市内の観光スポットもそう多くはない状況でございまして、このたびの映画「ドライブ・マイ・カー」のロケ地の場所のように案内することが難しい場合もございます。赤平市内を訪れる方の多くがマイカーもしくはレンタカーで来られることと思いますが、今や車のカーナビゲーションの普及率も8割強と言われておりまして、新車やレンタカーのほとんどにカーナビゲーションがついているようであります。また、夏の北海道には本州から多くのライダーも訪れますが、スマホの地図アプリをカーナビのように使用できるグッズも販売されており、多くの旅行者はそういったものを利用して目的地へ移動されることが想定されます。ガイダンス施設など目的があって訪れた方については、施設内にリーフレットや駐車場付近に案内板があれば便利だというふうに思っております。今後炭鉱遺産に限らず、今回のような映画のロケ地のように新たな観光資源ができる可能性もあることから、どのような方が利用されるのか、どういった場所にあると利便性が高いのかなど関係部署で協議し、他市町村の事例も参考としながら設置の有無や場所、内容について検討してまいりますので、ご理解いただければと思います。

質問 4番 安藤繁

今ご答弁にありましたカーナビについては、私もピンポイントの場所に行くときによく利用します。たくさんの場所の見学ということでなく、ピンポイントでは利用します。近年三笠市の炭鉱遺産関連施設の見学に行ってまいりました。三笠高校生レストラン、三笠クッキングエソールに案内板が立っており、多くの施設が看板で紹介されておりました。私もよくテレビで紹介されている高校生のレストランで食事をと思いましたけれども、大勢のお客さんがおりまして既に品切れになっておりました。旧奔別炭鉱立坑やぐらを見学し、まだ見たいところがたくさんありましたので、近くの商店でパンとジュースを購入して頂きました。また、美唄市なのですけれども、これも炭鉱遺産たくさんあるのですけれども、見学し、その後廃屋の小学校を活用した安田侃さんの彫刻作品を見て敷地内の喫茶店に寄り、ソフトクリーム、それから栗山町、小林酒造では古い酒蔵を利用し、陳列されている酒造りの道具などを見学した後、売店でお酒、私お酒好きなものですから、お酒と酒かすの入ったあめ、懐かしいということで購入してきました。やっぱり見学する場所が多くありまして、滞在時間が長ければ喉も渇きますし、おなかも減ります。気に入った土産が見つかれば購入しますから、地域に少しでもお金が落ちます。例えばエルム高原の炭鉱関連の彫刻公園、「SAKIYAMA」、「ATOYAMA」がある彫刻公園に行けば温泉があり、あの豊かな自然のキャンプ場を見まして今度来てみようかなという気持ちになる可能性もあります。そういう総合的な小さなきっかけ、そういう積み重ねが大切ではないかなというふうに思います。各施設を訪れるきっかけづくりや滞在期間の長期化のためにも案内板は有効と考えます。次に、要旨3についてでありますけれども、過日情報発信基地AKABIRAベースに行ってまいりました。施設では、左側奥に「不便な便利屋」のコーナーがあり、内容も充実しており、大々的に取り扱われております。しかしながら、「ぼくらの7日間戦争」については、大きなポスターが1枚貼ってあるだけでありまして、「ドライブ・マイ・カー」に至っては新聞の切取り記事が貼ってあるだけで、私もないのではないかと思いましたけれども、よく注意して見れば貼ってあって、注意しなければ見失うと、分からないというような状況でありました。「不便な便利屋」は、地元出身の鈴井監督の作品ということでありまして、大々的に取り扱うということも理解いたしますけれども、他の2つの作品につきましてももう少し作品内容、それから対象の現場や撮影場所などを含め、ある程度詳細が分かるように掲示してはいかがなものかなというふうに感じたところであります。また、施設に置かれてありますリーフレット、赤平インフォメーションガイドでありますが、かなり前に作成されたものなのです。それで、山平パン屋さんが現在も載っております。そして、SAKIYAMA公園、炭鉱ガイダンス施設や空知川露頭炭層、「ドライブ・マイ・カー」やそういったもの、小中学校につきましては最近なので、あれですけれども、そういう前のものが載っております。これでは、リーフレットとしての用は足りていないのでないでしょうか。二、三か月前のものが載っているとかというのであればあれですけれども、山平さんも3年ぐらいになるのでないかと思うのですけれども、その前に作られたリーフレットがまだそこにあるということで、先ほども申し上げましたけれども、令和4年度の市政方針では統一感を持った情報発信や訪れた方が楽しめるように環境を整備し、広域観光ルートの創出に取り組むということでうたわれております。情報発信基地AKABIRAベースにおける情報伝達の充実、整備、リーフレット等について市としてはどのように考えているのか、まずは市長さんに伺いたいと思います。

答弁 市長 畠山渉

情報発信基地AKABIRAベースおける情報伝達の充実、整備やリーフレット等についてでございますが、ご承知のとおりAKABIRAベースは観光情報の発信のみならず、市内で収穫される野菜やお米、赤平のお土産品などが並び、多くの方にお求めいただき、特産品のPR等に努めているところでございます。AKABIRAベース内に設置しております赤平の情報コーナーにつきましては、観光情報等のリーフレットや広報あかびら、ふるさと納税など赤平に関連する情報などを幅広く発信しているところでございます。観光リーフレットが古いとのご指摘でございますが、新しいものと古いものが混在してしまい、お手に取られた方にご迷惑をかける形となり、大変申し訳ございません。今後は、リーフレットのみならず、古い情報は整理させていただき、訪れた方にご不便をおかけしないよう努めてまいりますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。また、映画「ドライブ・マイ・カー」や空知川露頭炭層、展望広場などの情報につきましては、今後リーフレットをリニューアルする際にこれらの情報も加えていけるようリーフレットを発行する観光協会とも協議してまいりたいと思います。市政執行方針でお示ししました炭鉄港に係る統一感を持った情報発信につきましては、AKABIRAベースで旧住友炭砿立坑やぐらの観光タペストリーの装飾をしていただいたり、エルム高原温泉ゆったりではデジタルサイネージを活用してガイダンス施設や777段のズリ山階段、がんがん鍋などを観光グルメ編としてお知らせしていただいたり、連携を図りながら取り組んでいるところでございます。また、マスコミ等への発信につきましても観光施設や炭鉱遺産などの施設を一緒に紹介するなど、担当各課が連携して情報発信にも努めているところでございます。今後につきましても空知総合振興局、炭鉄港の構成団体、中空知広域圏などと連携して広域観光ルートの創出に向け、取組を進めてまいりたいと考えております。

質問 4番 安藤繁

今市長さんから答弁をいただきました。担当課長は、この件についてどのように考えておられるのか伺います。

答弁 商工労政観光課長 磯貝直輝(商工労政観光課長は2024年12月まで)

情報伝達の充実、整備につきましては、先ほど市長が申し上げたとおりでございますが、リーフレットにつきましては観光協会で作成したものでございまして、令和2年度に一部内容をリニューアルして増刷したものでございますが、AKABIRAベースに設置してあるものにつきましては古いものが混在しており、お手に取られた方にご迷惑をかける形となり、大変申し訳ございません。また、赤平市の玄関口にあります情報発信基地のAKABIRAベースでございますが、今年で開設8年目を迎えて、今年の5月には累計で30万人の方々にご来場いただいているところでございます。今後につきましても現場とのコミュニケーション図りながら、リーフレットだけではなく、季節に合わせた商品の入替えですとか、またレイアウトの変更など、訪れた方がまた利用したいなというふうに思っていただけるように工夫をしながら情報発信に努めてまいりたいというふうに考えております。

質問 4番 安藤繁

市政方針の情報発信につきましては、AKABIRAベースやエルム高原温泉ゆったりと連携して取り組んでいるとのこと、またマスコミなどへの発信についても各課が連携し、情報発信していると、頑張っているということは了解いたしました。私も時折AKABIRAベースを訪れ、野菜でありますとか、漬物でありますとか、お菓子などを購入しておいしく頂いております。AKABIRAベースについてでありますが、そらち・デ・ビューの情報によりますと、赤平で全編ロケが行われた「不便な便利屋」に登場したクマゲラをキャラクター化し、AKABIRAベースの外観としました。クマゲラは、エルムの森に生息し、アイヌの間で道案内の神とされてきました。赤平観光の情報発信基地として、また道案内役として皆さんをお迎えしますというふうに掲載されております。情報発信基地としての大事な役割は、観光やその他の情報についてやはりできる限り正確で現状に近い、限度はあると思いますけれども、やはり現状に近い情報を訪れる人に発信し、道案内することであると思います。AKABIRAベースの運営につきましては、私どもも耳にしておりますけれども、非常に厳しい意見も聞かれます。今後の運営につきましては、細部にわたり配慮し、赤平市を訪れる人々のクマゲラ、道案内の神様としての役割を十分に果たし、AKABIRAベースはやはり存在しなければならない、これからも永続しなければならないと皆さんから言われるようなAKABIRAベースであってほしいと思います。以上でこの件についての質問は終了いたします。

出典:赤平市議会 令和4年第2回定例会 2022年6月23日 議事録 PDF(41ページ) 間違いを知らせる