赤平市議会 令和4年第2回定例会 2022年6月23日
学校教育について
2022年6月23日、赤平市議会の一般質問で、木村恵議員が「学校教育について」質問し、教育長 高橋雅明が答弁しました。
- 質問者
- 木村恵 議員
- 答弁者
- 教育長 高橋雅明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 7番 木村恵
件名の4です。学校教育について、項目の1、部活動の地域移行について、要旨の1です。政府は、令和5年度から令和7年度にかけての期間を部活動の地域移行に向けた改革集中期間として自治体に具体的な取組やスケジュール、推進計画を策定するように要求をしました。指導者の確保やスポーツ団体の整備、大会の在り方や会費、保険など様々な課題が挙がっております。文科省は、保護者の費用負担が発生する、こういったことに対してですが、保護者の負担が発生するということをはっきりと今言っていると、明言している状況なのです。先ほど給食費のところでも述べましたけれども、義務教育の無償化という憲法上の権利を全く無視した提案ではないかというふうに私は思います。そもそも部活動というのは、学校教育の一環であって習い事とは違うと思うのです。今回出されたこの政府方針で進めていくと、部活動は保護者や生徒がお金を出して習うと、サービスをもらうというようなものになってしまうのではないかというふうに考えます。経済的な理由から、子供の部活動参加の権利に不公平が生じる、そういうことはあってはならないと思います。そこで、この部活動の地域移行についての教育長の考えをお伺いしたいと思います。
答弁 教育長 高橋雅明
部活動は、生徒の自主的、自発的な参加により行われ、学習意欲の向上や責任感、連帯感の涵養等に資するものであり、学校教育の一環として学習指導要領に位置づけられた活動であります。部活動に参加する生徒にとっては、スポーツ、芸術文化などの幅広い活動機会を得られるとともに、体力や技能の向上に資するだけでなく、教科学習とは異なる集団での活動を通じた人間形成の機会であり、多様な生徒が活躍できる場とされておりますが、一方で部活動の設置、運営は法令上の義務として求められるものではなく、必ずしも教師が担う必要のない業務と位置づけられております。このような部活動の定義を前提として、少子化の進展による生徒数や教員数の大幅減と運動部指導に従事する教師の負担増の課題を解消するため、部活動を地域に移行していくための議論を行ってきた運動部活動の地域移行に関する会議の提言が6月6日、スポーツ庁に提出され、今後提言を基に部活動の地域移行が具体的に進められることになりました。地域移行の内容につきましては、議員がご質問のとおり中山間地域や離島などを除き、中学校等の休日の運動部活動を令和7年度末までにスポーツクラブや民間事業者、あるいは地域学校協働本部など学校と関係する組織へ実施主体を移行することを進めるものであります。今後本市におきましても具体的に検討をしていく必要がありますが、地域移行のための少年団等の受皿及び指導者の確保、指導者への対価など保護者及び市財政における費用負担、休日の活動場所の確保、中体連等大会の在り方など課題は山積していると考えます。議員ご指摘の保護者等の経済負担につきまして、提言では地元企業からの寄附や経済的に困窮する家庭に対する自治体からの費用補助のほか、国による支援策の実現に向け検討する必要があると示されております。現時点におきましては、様々な課題に対し未確定な部分がほとんどであり、具体的な方向性や考え方をお示しすることはできませんが、今後につきましては先進地の例や近隣市町の状況などを参考に経済的負担の軽減を含め、部活動の地域移行がよりよいものとなるよう努めてまいりますので、ご理解いただければと思います。
質問 7番 木村恵
赤平市でも具体的な検討をしていく必要があるのだけれども、課題は山積しているということでした。その課題に対して未確定な部分ほとんど、本当にほとんどだと思いますが、なので方向性や考え方、今の段階では示せないというのは十分理解できると思います。ただ、経済的負担軽減も含めて部活動の地域移行がよりよいものになるようにということが述べられましたので、その点を聞けたのが重要だったかなというふうに思います。この問題、答弁の途中にもありましたけれども、教職員の働き方改革から端を発しているように見えるのですけれども、実際には既にOBの方なども含め、部活動、学校外からボランティアで指導されている方いると思うのです。そういう方々がもう既にやっている状況なのです。それでも運動部活動の地域移行に関する検討会の会議の提言の概要ですか、私も見ましたけれども、今ちょっと答弁にもありましたが、クラブチームであるとか、プロスポーツチームとか企業とか、中にはスポーツ振興くじなど、いろいろな言葉が散見されるのです。私は、これを見たときに学力テストの企業参入同様ですけれども、経済的な面が色濃く見えるなという印象を正直持っています。まさに新自由主義的な発想だなというふうに思うのですけれども、確かにプロの方など間近に感じられるようなことがあれば子供たちにとっては大変いいことかなというふうには思いますが、それを学校の部活動に導入して指導者の報酬を保護者が負担するということをルールづけるというのはやっぱりおかしいなというふうに思うのです。ましてや市内にも近くにもプロチームであるとか、そういった実業団があるとかいうことがない地域では、ではどうすればいいのかということだと思うのです。具体的な取組やスケジュールや推進計画つくることすら無理ではないかというふうに思います。私は、やっぱりこれは国が地域移行を進めるともし言うのであれば、国による抜本的な財政支援などをしっかりと求めていく必要があると思いますし、私もそういうところを訴えていきたいというふうに考えます。赤平市教育委員会においては、決して部活動において習い事の負担を強いるような、そういうことがないように今後しっかりと検討していっていただきたいということを要望して、この質問終わりたいというふうに思います。以上で全ての質問を終わります。ありがとうございました。