赤平市議会 令和4年第1回定例会 2022年3月10日
市政執行方針について
2022年3月10日、赤平市議会の市政執行方針演説に対する一般質問で、木村恵議員が「市政執行方針について」質問し、市長 畠山渉が答弁しました。
- 質問者
- 木村恵 議員
- 答弁者
- 市長 畠山渉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 7番 木村恵
議席番号7番、日本共産党の木村恵です。東日本大震災から明日で11年を迎えようとしています。改めて犠牲になられた方々に哀悼の意を表すとともに、被災者の皆さんにお見舞いを申し上げます。日本共産党は、被災者の暮らしとなりわいを再建し、復興を成し遂げるまで国民の皆さんと共に力を尽くしていく決意です。昨日この場所でロシアによるウクライナ侵略を非難する決議が採択、可決されました。ロシア軍は、ウクライナの原子力発電所を武力攻撃し、占領をしています。万が一原子炉が破壊されれば、福島原発やチェルノブイリ原発の重大事故、これをはるかに超える大惨事となる行為で、許されざる暴挙だと思います。また、日本国内において原発があることで攻撃対象となる可能性から、それを守るため敵基地攻撃能力など軍拡を進めようとする声やこれを機に核共有の議論を行うなどということは、福島原発の事故で被害に遭われた方々、今なお避難生活をしている方々を思えば今すぐにやめるべきではないでしょうか。東日本大震災を教訓に原発ゼロに向けて、また核兵器ゼロに向けて歩みを進めるべきだと私は思います。そして、新型コロナウイルス感染症についてオミクロン株の第6波が広がりを見せております。一昨日参議院予算委員会中央公聴会で倉持仁インターパーク倉持呼吸器内科院長は、この第6波で保健所は機能しなくなり、学校や保育園、幼稚園などが休園や休校を繰り返し、家庭内感染が増えている、コロナ診療、一般診療は抑制され、患者が治療を受けられない状況が続いている、検査体制、医療供給体制の見直し、保健所の機能強化など、科学に基づく政策決定が必要だと警鐘を鳴らしました。感染者数が多く、死亡者数も今増えているこの第6波、さらにオミクロン株BA.2は感染力が強く、病原性が強いと言われています。新年度も引き続きコロナ対策を赤平市でも行っていかなければなりません。市政執行方針についてコロナ対策から伺っていきたいと思います。それでは、件名の1、市政執行方針について、項目の1、コロナ対策について、要旨の1です。コロナ禍の中で一昨年、昨年と赤平市は市民の方々の命と健康、また事業者の方々の営み、雇用を守るために基礎自治体の中でも先進的な、そして大胆な対策を切れ目なく講じてきたと思います。私もこの間幾度となく畠山市長にコロナ対策に関する申入れをさせていただきました。市民の方々、事業者の方々の声を届け、そして提案もさせていただきました。これまでの赤平市の感染拡大防止策、経済対策については、大変評価される内容だと思います。令和4年度の市政執行方針では、いまだ終息の兆しが見えない状況の中、対策を講じながら日常生活を送ることができるウィズコロナ、アフターコロナに向けて取り組んでいく、こう述べられていますが、具体的にどのような取組を講じていく考えか伺います。
答弁 市長 畠山渉
コロナ対策についてでございますが、日本国内で初めて感染者が確認されてから2年を経過いたしましたが、いまだに終息の兆しが見えない状況であります。第6波による北海道におけるまん延防止等重点措置期間につきましても、このたびさらに延長になったところであります。3回目のワクチン接種も進んでいるところではありますが、当市といたしましてはこれまでに様々な感染予防対策や経済対策、生活支援を講じてきたところであります。今後におきましても感染症拡大防止対策と併せて、停滞する非常に厳しい地域経済の回復に継続して取り組んでまいります。さきに申し上げましたけれども、いまだに終息の兆しが見えない状況でございまして、今後を見据えたアフターコロナの取組に移行できない現状であります。コロナウイルスと共存してどう生活していくかというウィズコロナの取組につきましては、引き続き学校、幼稚園、保育所などの教育や子育て環境の確保、医療体制の確保などに努めてまいります。また、イベント等の開催につきましてもコロナ禍においても状況に応じた開催ができるよう努力してまいります。新型コロナウイルスの感染拡大は、これまでの日常生活や仕事においても大きな変革が生じました。典型的なものとして、ソーシャルディスタンスの確保、人が密集するイベントの減少、リモートワークの積極的導入、ウェブ会議の増加、非接触型決済の普及、浸透などが挙げられるかと思います。それらは、新型コロナウイルス感染症を教訓として新型コロナの終息後も引き続き取組が進んでいくものと思っております。具体策というものはございませんが、アフターコロナに向け、新たな生活スタイル、働き方の変革に対応できるよう検討してまいりますので、ご理解いただければと思います。
質問 7番 木村恵
まん延防止等重点措置延長されていて、ワクチンも進んでいるということでした。ウィズコロナについてですけれども、イベント等状況に合わせて開催していくということは理解したいというふうに思います。あと、教育、子育ての環境確保や医療体制の確保に努めていくということがありました。仮にクラスターが発生した場合ですけれども、冒頭も申し上げましたが、閉鎖による対応ができるところがあると思うのです。例えば学校であるとか、公共施設であるとか、そういったところは学校、保育所などは閉鎖はできるけれども、保護者の方々の収入に影響を与えるおそれもありますが、閉鎖をすれば感染拡大防止ということはできるということだと思うのです。他方、そうでないところ、そういうことができないところ、例えば医療機関であるとか、高齢者施設であるとか、市役所なんかもそうですけれども、閉鎖してしまえば市民生活や健康、命に直結してしまうような場所、そういったところ現時点でいえば赤平市は市職員、病院職員の皆さん、高い感染拡大防止意識持っていらっしゃるということで、市役所、市立病院、感染者出ましたが、散発でとどまっているという状況でクラスターは発生をしていません。市職員の皆さんは、本当にこの間家族での外食なども過剰なまでにといいますか、気を遣われているのではないかというふうに察するところですけれども、その感染拡大防止意識の高さに本当に感謝を申し上げたいというふうに思います。このオミクロン株の第6波に関しては、先ほども取り上げましたが、クラスターの収束にすごく時間がかかるというような状況になっていると私思うのです。アルファ株、デルタ株のときに比べると、クラスターが発生してしまうとなかなか収束していないのではないかというふうに思います。先ほどあったように、国による保健所機能、これをどんどん削減、縮小していっているこの方針自体が間違いだったということの表れではないかというふうに思うのです。保健所が機能しなくなっているという指摘もあるように、この保健所機能の回復というのは急務ではないかというふうに思っております。保健所が今いっぱいいっぱいで追い切れていない、クラスター対応できなくなっている、こういう状況の中で市内の高齢者施設でもクラスターが発生をしました。こういったこと踏まえまして、市長におかれましてはこういった事例、今後も起こり得るということを前提で適切な感染拡大防止の指導徹底、滝川保健所であるとか北海道、国に対してしっかりと要請のほうをしていっていただきたいというふうに思います。さらに、アフターコロナですけれども、先ほどの答弁では具体策ないということでした。移行できないということです。日常生活において、あるいは仕事において大きな変化が生じているということで、リモートワークであるとかウェブ会議、あるいは非接触型の決済なども述べられたと思いますが、こういったものも市庁舎や公共施設など、あるいは市職員の仕事においてできるところは取り入れていく必要があるのではないかというふうに思います。感染拡大防止対策も今アフターコロナになってもこれが通常に、例えば消毒等々通常になっていくということも考えられますので、物理的なそういった感染拡大防止のものとさらには働き方の部分であったり、接触の部分であったり、そういったところの働き方の部分でもしっかりと今後対策を講じていっていただきたいというふうに思います。赤平市役所、本当に今感染拡大していませんけれども、働いている方々の自席等見るとまだまだやれるところあるのではないかというふうに思いますので、しっかり対応のほう考えていっていただきたいと要望したいと思います。この質問は終わります。項目の2です。地域医療の充実について、要旨の1です。市立病院の医師、看護師、医療技術者等の人的な体制の充実を図り、近隣医療機関との連携、協力体制を継続し、救急医療を含め、安心して医療を受けられる体制を維持していくと述べられました。人的体制の充実とは、具体的にどうやって行っていくのか、また安心して医療を受けられる体制について診療体制の縮小や拡充など変更されるところはないのかお伺いします。
答弁 市長 畠山渉
まずは、市立病院における人的体制の充実についてでございますが、これまで同様内科常勤医師の確保が最重要課題であり、過去3年間では3名を採用、しかしながら同時に2名が退職している状況にあり、今後も長い期間勤務いただける内科医師の定着を目指し、引き続き関係機関との情報交換、協議を深めてまいりたいと考えております。このほか、医療技術職につきましても4月には診療放射線技師、作業療法士の採用も予定されているところでございますが、今後は定年退職を迎える職員も出始める中、早めの対応と計画的な採用を図ることが重要であると考えているところでございます。また、診療体制の縮小、拡充などの変更予定があるかというご質問でございますが、当院は急性期から回復期、慢性期、そして在宅医療や施設へとつなぐ役割を中心に担い、さきの市政執行方針でも述べましたとおり現在は特に回復期病床である地域包括ケア病床の充実について取り組んでいるところでございます。これからの診療体制につきましては、人的体制の確保にも大きく影響するものでございますが、今後も地域における人口が減少していくとなりますと、近隣市の病院などとの機能の分化などがますます重要になっていくことはこれまでにも申し述べてきたとおりでございます。この地域にとって将来どのような医療提供体制が適切なのか、今後国から示される予定の持続可能な地域医療提供体制を確保するための公立病院経営強化ガイドラインにより、新たに策定することとされております公立病院経営強化プランの策定作業の中でその方向性についても検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
質問 7番 木村恵
引き続き医師確保は最大の課題ということで、長期間にわたって勤務できる内科医の定着を目指していただきたいと思います。医療技術者の確保についても早めの対応と計画的な採用ということが重要だというふうに述べられました。報道などでは、コロナ禍で職員や家族が感染するなどして医療体制が取れなくなるケースというのが出ております。結果として、病床使用率以上の医療逼迫というのが生まれているのだろうというふうに思うのです。ぜひ人的体制の確保については今答弁されたように、しっかりと計画的に早めに対応していっていただきたいというふうに思います。そして、診療体制ですけれども、地域包括ケア病床の充実、今改めて述べられましたけれども、今後の地域医療を見据えて増床してきたこれまでの経緯は理解をしたいと思います。そして、人口減少が進んで近隣市との機能分担ということが述べられたと思いますが、これが重要になってくるということでした。今回のコロナワクチン接種でも小児科の有無により、近隣市の5歳から11歳の接種が赤平市で行われるということが明らかになったわけですが、これから先赤平市も同様に他市、近隣市の医療機関に頼らざるを得ない、そういった部分が出てくるのかもしれないと。国の地域医療構想、いわゆる公的、公立病院の再編統合というものが進められる中、今赤平市は対象ではありませんが、今後影響が出てくるかもしれないというふうに思っております。最後のほうに述べられました公立病院の経営強化プランですか、そちらのほう策定されるということですので、今後しっかりと赤平市の医療体制守っていけるように、また近隣と連携してやっていけるようにぜひしっかりしたプランを作成していっていただきたいというふうに思います。この質問は終わります。項目の3、子育て支援についてです。要旨の1です。放課後子供教室とあかびら児童クラブの人員体制や開所時間などについて通告をしておりましたが、昨日の同僚議員の質問で人員体制、開所時間等、あと申請時に確認するような内容も含めまして全容が明らかになりました。十分理解できる内容でしたので、特にあかびら児童クラブの運営についてだけ、保護者の方の声をよく聞いて、始まってからいろいろ出てくると思いますので、そういった声よく聞いて受託事業者と連携取りながら施設運営に当たっていただきたいということを要望して、この質問は取り下げたいというふうに思います。
質問 7番 木村恵
この質問は、取り下げて終わりたいと思います。次の質問です。項目の4、移住、定住について、要旨の1です。公的住宅について、老朽化した住宅の安全性、緊急性に対応した修繕や補修とともに、空き家の落雪対策や通路の確保などにも努めるというふうに述べられました。この冬は、住民からの要望も多かったのでないかと思われますが、実績としてどのぐらい空き家の落雪対策及び通路確保が行われていたのでしょうか。その上で令和4年度集約移転を進め、住吉団地など6団地17棟111戸を除却する予定ということですが、今後のスケジュールについて伺います。
答弁 市長 畠山渉
公的住宅空き家除雪についてでございますが、現在公営住宅管理戸数2,073戸に対しまして空き家戸数801戸、そのうち建設後40年経過している空き家戸数は752戸、約94%が老朽した空き家であり、大半を占めている状況であります。空き家除雪につきましては、通常の空き家対策除雪のほか、担当職員が各団地の空き家をパトロールし、危険性のある落雪及び通路状況を点検し、対応も行っているところであります。昨年12月31日の大雪以降断続的な降雪があり、1月13日、14日の2日間にわたり例年にない大雪に見舞われたときには通常除雪を行っていても堆雪場所の確保が困難な箇所が増加し、例年行わない排雪作業にも多くの時間を費やすなど除雪作業が追いつかず、パトロールの回数を増やし、対応に努めたところであります。また、例年より屋根の積雪量増加や雪庇落下の危険性が高い箇所が多く発生したため、空き家だけではなく各住宅玄関前や屋根下通路の安全確保のため、優先して部分的に屋根の雪下ろしを行ったところであります。今後のスケジュールといたしましては、空き家の除却が管理上有効でありますことから、公営住宅等長寿命化計画を今年度見直し、集約移転による空き家除却を計画的に行い、団地集約に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解いただければと思います。
質問 7番 木村恵
公営住宅の管理戸数に対する空き家戸数、今述べられましたけれども、空き家戸数のうち94%老朽化した空き家ということでありました。また、空き家の除雪などについては、パトロールをしたり、危険箇所の雪下ろしなど、さらにこの冬は例年以上に大変な作業であったということだったと思います。そういう印象を持ちました。質問通告の後にこの定例会開催中の3月3日、行政常任委員会で公営住宅の長寿命化計画について報告がされました。スケジュールの詳細については、そちらのほうも併せて今確認できたというふうに思っております。また、昨日の令和4年度の一般会計の当初予算の提案説明においても除却対象団地等も理解しましたので、この質問もここで終わりたいと思うのですが、この冬は痛ましい落雪事故というものが相次ぎました。今後については、公営住宅の空き家などの落雪によってこういった事故が起こらないようさらに注意してパトロール等も行っていく必要があるのではないかと思います。集約移転と空き家除却によってそういったものも減っていくと、落雪対策や通路確保に係る費用、時間なども減っていくのだというふうにも思います。管理戸数も減っていくということもありますので、これしっかりと進めていっていただきたいというふうに思います。この質問は終わります。項目4の移住、定住の要旨の2です。冒頭、ごめんなさい、訂正があります。通告書の7ページ、要旨の2の7行目、最初に企業とあるのですけれども、これ企てる企業ではなくて起こすほうの起業の誤りでした。この場をお借りしておわびして訂正いたします。移住者への支援促進についてですけれども、質問をさせていただきます。移住者への支援の促進について、現行の民間賃貸住宅家賃助成事業、移住定住促進就職祝金、人材育成・定住促進奨学金制度による奨学金の返還金免除など、こういったものを継続していくほか、東京圏からのUIJターン新規就業事業を実施し、市内への移住、定住と雇用の確保を図っていくというふうに述べられました。昨年11月の行政常任委員会において地域再生計画の説明がありましたが、この時点では支援対象企業等の考え方、こういったところの部分について市内企業への就職より起業やテレワーク移住のほうが多くなるような内容ではないかと、つまり市内企業の雇用促進に本当に結びつくのかという疑問が残りました。そこで、マッチング支援サイトに掲載される企業の範囲がどうなったのか伺いたいというふうに思います。あと、起業やテレワーク移住に関して、こちらは逆に今度市のPRといったものが非常に重要になると思うのですが、これについての考えもお伺いしたいと思います。
答弁 市長 畠山渉
はい。
答弁 市長 畠山渉
UIJターン新規就業事業についてでございますが、昨年地域再生計画の認定を受け、首都圏からの移住者の受入れ態勢を整えたところでございます。しかしながら、道が管理運営するマッチングサイトに掲載された企業等に就業、就農した方のみが対象であることから、市内企業の雇用促進に結びつくのかというご指摘もいただいたところであります。そこで、関係人口の対象要件の範囲を明確化することにより、該当者については移住マッチングサイトに掲載していない赤平市内の企業及びみなし大企業へ就職した方も本年度の対象者として適用とする地域再生計画の変更を進めているところであります。関係人口の要件につきましては、本人または同一世帯の方が赤平市出身者や在住歴がある、親族が在住しているなどの赤平市と直接的に関係がある方としております。また、そのほかにも複数回ふるさと納税をしていただいた方、おためし暮らし住宅を利用した方などの赤平市と間接的に関係がある方を要件に含めたところであります。なお、変更申請につきましては、令和4年1月25日付で北海道を通し内閣府へ変更申請しているところであり、4月上旬には交付決定となる予定であります。PRにつきましては、北海道における移住支援金特設ページや市のホームページにおいて周知を図っているところでありますが、産企協などを通して各企業に対しましても制度の周知を図ってまいりたいと考えております。また、起業やテレワーク移住のPRということでございますが、ホームページ等による周知にとどまっているところでございますが、東京圏の皆様に向けてポータルサイトなどを活用し、制度等の周知を図ってまいりたいと考えております。
質問 7番 木村恵
地域再生計画の変更で改善策を講じて、変更申請は4月上旬交付決定ということだったと思います。関係人口の対象要件の緩和等をしたということでしたので、ぜひ市内企業の雇用に結びつけていっていただきたいというふうに思います。起業やテレワークの移住のPRについても従前行われているホームページのほうにとどまっているということですが、PRについてもしっかり今後取り組んでいかれるということが確認されました。コロナ禍が続いてテレワークが浸透してきており、これがスタンダードになってくると、やはり移住というのは増えていくのかなというふうに思います。そうすると、やはり住みやすいところでテレワークを行うと、魅力のあるところでテレワークを行いたいということになってくると思いますので、やはり住みやすさや環境といったそのまちの魅力そのものが選ばれる重要な要素になってくるというふうに思います。この事業、人口減少になかなか歯止めかからない中で移住、定住策の新しい試みということになります。ぜひ前向きにこの赤平市の魅力を余すところなくPRしていっていただきたいというふうに思います。この質問は終わります。項目の5です。公共交通の整備について、要旨の1です。公共交通の確保について、昨年12月に実施した乗合タクシー短期実証運行などを基に地域公共交通計画を策定し、長期間での乗合タクシーの実証運行を行い、交通、買物弱者対策を進めていくと述べられています。赤平市地域公共交通活性化協議会、この中で様々な検討がされていくと考えられますが、協議会のメンバーの公募というのはされていないと思います。昨年の短期実証の際、利用や登録をためらった市民もいると思われることから、協議会の中でそういった市民の声を聞く場を設けてはどうかと考えますが、市長の考えを伺います。
答弁 市長 畠山渉
公共交通の整備についてでございますが、乗合タクシーの実証運行につきましては昨年12月に交通空白地域において約1か月間の実証運行を行ったところであります。その結果につきましては、議員の皆様にもご報告をさせていただいたところですが、利用登録は23人、そのうち実際に利用した方は7人にとどまり、当初の想定よりかなり低かったところであります。令和4年度につきましては、赤平市地域公共交通活性化協議会において長期間での実証運行を行い、併せて検証も行ってまいりたいと考えております。議員ご指摘の市民の意見を聞く場ということでございますが、長期の実証運行を実施していく中で様々な意見や課題が出てくることが予想されます。協議会のメンバーにつきましては、町内会連合会や社会福祉協議会、老人クラブ連合会など、ふだんから市民の声を直接聞いている方たちも委員となっております。協議会や分科会において積極的に様々な意見を出していただいているところでございますが、市民の皆様から直接意見を聞く場ということにつきましては検討させていただきたいと思います。また、今回の実証運行の結果を受け、再度交通空白地域におけるアンケートも実施してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただければと思います。
質問 7番 木村恵
協議会のメンバーには、町内会連合会や社会福祉協議会、老人クラブ連合会など市民の声をふだんから聞いている方も入っていると、意見も積極的にいただいているということでしたが、それでも直接聞く場も検討していただけるということだったと思います。また、再度空白地域のアンケートも行っていくということがありました。広く意見を聞いていくということが大切だという姿勢の表れだというふうに思います。理想的な答弁だったなというふうに思うのですが、利用や登録を短期実証でためらった方々が再度のアンケートで意見を寄せてくれるのであれば、それはよいのですけれども、例えばためらった理由が短期だったからと、あるいは12月だったからと、冬期間だったから、あるいはコロナの感染拡大していたからということが理由だったとすれば、それは新年度の長期実証運行することで結果はもう現れてくるというふうに思うのです。アンケートを取らなくても分かるのではないかというふうに思うのです。再度アンケートを行うのであれば、アンケートを行うこと否定はしませんけれども、使い勝手であるとか、周知が分かりやすかったかどうか、そういった先ほど言ったような理由以外が分かる、入り口の段階で利用をためらった方の理由が分かるようなアンケートの方法でぜひ行っていただきたいなというふうに思います。いずれにしても、乗合タクシーという事業は市民アンケートで上位にある地域の公共交通の確保という大きな大きな課題となります。早く本格実施を求める声というものもありますが、本格実施してしまうと大きな改善というものが難しくなってくるだろうというふうに思うのです。実証運行といっても、市民の方々は長期間同じように利用をしていただけることになります。移動していただけることになりますので、さらに多くの意見を長期実証運行で聞いて、よりよい本格実施につながるのではないかというふうに私は理解したいというふうに思います。市民の声を直接聞く場を設けてはどうかという私の提案は、実は昨年の議会報告会と意見交換会で地域公共交通活性化協議会のメンバー公募していないよねという話が出まして、確かに公募という声もなかったですし、されていないということでお話をしたのですけれども、ぜひそういうことに興味のある人間の声を聞く場を設けてほしいという声ありましたので、私なりにこれから公募というのは難しいのだろうということから、こういう提案をさせていただきました。既に進められている協議会ですから、新しくメンバーというのも難しいのだろうと思いますので、ぜひこういった方々の意見を聞くこと大切ですので、重ねてになりますが、利用をためらった方、登録をためらっている、だけれどもできれば利用したい、あるいは生活に困っているという方の声を広く意見聞いて拙速な判断につながらないようにしていただきたいと、利用が少ないからこの事業はということにはならないようにぜひしていただきたいと要望して、この質問終わりたいというふうに思います。項目の6です。商工業の振興について、要旨の1です。新年度の商工業振興については、新しい取組というのは特になく、継続事業が並んでいるというふうに思います。しかし、昨日市長も言っておりましたけれども、新しいものがあればいいというものでもないのだろうと私も思います。しかし、この長いコロナ禍の中でこれまでのコロナ対策を含む商業振興、あるいは工業振興というのは十分評価される内容だったというふうに私は思います。工業振興については、ウィズコロナ、アフターコロナに対応する事業者支援を行うということが述べられており、理解したいところですが、商業振興について新たな生活様式に対応した支援の検討、このように述べられておりますが、具体的にどのようなことを行っていく考えかお伺いします。
答弁 市長 畠山渉
商業の振興についてでございますが、令和4年度の商業振興につきまして継続事業が中心となっておりますが、既に生活の中ではマスクの着用や手指消毒、ソーシャルディスタンスの確保など、コロナ禍の新たな生活様式としてこうした感染対策が日常的になってきております。現在当市では、北海道飲食店感染防止対策認証制度、いわゆる第三者認証制度の申請件数が想定店舗数の半数を超えており、引き続き制度の周知を図ってまいります。新たな生活様式により、ビジネスの変化も求められ、リモートワークやウェブ会議などの働き方の変化やキャッシュレス決済の普及、テークアウトやデリバリーなど消費者の購買行動も変わってくることが予想されます。また、国内だけではなく、海外の感染状況や国際情勢による輸送体制の停滞や燃料、原材料の供給不足、物価の高騰など、どのような影響が出るのか予測が困難となってまいります。今のところ具体的な案はございませんが、そのようなことを踏まえて国や道の情報収集に努め、市内事業者の現状を聞き取りながら新たな生活様式となるウィズコロナ、アフターコロナの支援策を検討してまいります。市民の皆様につきましても他市から来られる方々につきましても安心して赤平市を訪れ、安心して市内のお店を利用していただけるよう商業者の皆様と感染対策の徹底を図り、商工会議所や商店街振興対策協議会等とも連携の上、商業振興に努めてまいりたいと考えております。
質問 7番 木村恵
ここについては、先行き不透明で、物流等も国際的な状況もあるので、アフターコロナの具体策難しいということでしたけれども、アフターコロナというのは感染が終息してから検討していくのではなく、やはりそれを見据えて早め早めに検討をしていって終息後できるだけ早く対応できなければいけないものだというふうに思います。答弁にあったように、情報収集であるとか市内事業者さんの声を聞き取るということに関しては、ぜひきめ細かく行っていっていただきたいというふうに思います。ここは、新しいものがないのかもしれませんが、具体策はないけれども、それに向けてしっかりとやっていきますということを市内事業者さんにメッセージとして送る必要というのは間違いなくあるというふうに私思いますので、言葉どおりしっかり実行していっていただきたいというふうに思うのです。また、第三者認証制度についても述べられましたが、ウィズコロナという流れでワクチン・検査パッケージなどもありましたけれども、そういったものと一緒に今やっているものかなと思いますが、認証店になってもまん延防止等重点措置が行われると制限がやっぱりされてしまう現状なのです。本当にこのやり方で正しいのかなというふうに私思うのですけれども、オミクロン株の第6波においても今なお飲食店に重点を置いた基本対処方針ということを国はやっていると、都道府県知事なんかはそれに大いに疑問があるということで国に対して声上げておりますけれども、私も全くそのとおりかなというふうに思っております。そんな中、市内飲食店含む商業者、工業者も同じです。そういった方々を守っていくということで、市長に改めて市内飲食店あるいは商工業者守る決意というものをここで求めたいというふうに思います。
答弁 市長 畠山渉
市内飲食店を含む商工業者を守る決意ということでございますが、赤平市ではこれまで石炭産業が衰退しつつある中、企業誘致を進めてものづくりのまちとして優良企業が数多く存在しているところでございますけれども、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策としての人流抑制、これが一部業種の事業にも現在も甚大な影響を与えていると思います。赤平市としては、こうした事業者の皆様に対し、事業継続のために必要な支援に可能な限り取り組んできたところであります。しかし、コロナ禍の状況を踏まえて新たな付加価値を中長期的に獲得し、成長を続けられるような構造に転換していくことも重要であります。そのようなことからも新たな生活様式となるウィズコロナ、アフターコロナに対応した確実な支援の手を差し伸べるべく検討してまいりたいと考えております。
質問 7番 木村恵
可能な限り取り組んでこられたということで、今後も確実な支援の手を差し伸べていけるように検討していくということでした。本当に重ねてになりますけれども、早め早めに検討を行っていただいて、市内事業者の方々の声をきめ細かく聞き取って素早い対応をしていく確実な手だてというのを行っていただきたいというふうに思います。この質問は終わります。項目の7です。農林業の振興について、要旨の1です。スマート農業の推進について述べられておりますが、設立された赤平市のスマート農業研究会において必要性であるとか、実現性についてどのくらいあるのかといったことが検討されているのか、協議内容はどうなっているのかお伺いしたいというふうに思うのです。また、食ブランドの充実として赤平市独自のブランド化、これを推進して稲作経営の安定を図るということを述べられております。このことは、大変評価したいと思いますが、稲作経営にとって今水田活用直接支払交付金、これの見直しがかなり影響が大きいというふうに私は考えております。むしろこちらのほうが今急務なのではないかというふうにさえ思っております。この点についての市長の考えをお伺いしたいと思います。
答弁 市長 畠山渉
まず初めに、赤平市スマート農業研究会においてどのくらいの必要性と実現性が見込まれているかについてでございますが、今後の農業は高齢化が進み、離農による農家戸数の減少や経営規模の拡大による労働者不足が懸念されており、11月には赤平市スマート農業研究会を設立したところであります。設立の際には、これからの若手農業者には必要な選択肢であるとの声が上がりましたが、その反対に機器が高額で費用対効果を不安視した消極的な意見もありました。現在は、自動操舵装置を搭載するトラクターやドローンなどを購入し、使用されている数名の農業者が既に実施されている地域もあります。今後は、多くの農業者に研究会を通じて国や道からの情報を提供し、研究してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただければと思います。次に、水田活用の直接支払交付金の見直しについてでございますが、減反政策は昭和46年頃から開始され、米の生産量を抑える政策として始まり、米の作付面積の縮小や米以外の農作物を作る転作により米の過剰生産や在庫を削減し、価格の低下を防ぐことを目的として、これにより農家は生産量を抑制する代わりに収入の安定が保障されてきたところであります。昨年12月の新聞に水田活用の直接支払交付金の見直しの報道があり、そこには令和4年度からその後5年間に水張りされない水田が交付対象外になると示されていたことから、農業者の中には今後の農業経営に不安を感じた方も多くいたのではないかと思います。また、今後の政策方針によっては、生産者が経営困難に陥ることで荒廃農地が増加するなど、当市の農業だけでなく地域経済へも影響を受けることが考えられると思います。今後の方策としては、オール北海道によるワーキンググループを中心に関係機関、団体が連携の下、現場の課題をしっかりと把握、検証、整理するとともに、連絡会議で議論した上で必要な対応策を検討することとなっております。北海道に対し、地域の実情を鑑みた仕組みを構築していただけるよう、農業者からの意見を反映してまいりたいと考えております。
質問 7番 木村恵
まず、スマート農業についてですけれども、今後必要な選択肢ではあると、しかしその費用対効果を不安視した意見などもあったということでした。やはりこれ大規模経営とか、企業参入などに合わせて行われている部分も強いので、個人経営農家からするとなかなか越えなければいけないハードルというのがあるのだなという印象を受けるのです。しかし、実際にドローンや自動運転、自動操舵ですか、そういったものを活用されている方、取り入れられている方も出始めているということでしたので、ぜひ市内の農業を守る一つの対策として効果を期待していきたいというふうにここでは思います。また、水田活用直接支払交付金ですけれども、農業だけでなく地域経済にも影響を及ぼすのではないかと、受けられるということが述べられたと、北海道に対して地域の実情に見合った仕組みを求めていくということが述べられました。危機感は、共有していただけているというふうに理解したいというふうに思うのです。日本の農業所得における補助金の割合、これが大体30.2%と言われております。ヨーロッパでは60%から80%になる国もあるということで、いかに食料自給というのが大切かということが分かるものだと思うのです。日本の食料自給率37%になって当然ではないかというふうに思います。国の1次産業に対するそういった施策を抜本的に変えていく必要ありますけれども、赤平市でいえばふるさと納税、これの協力をいただいて主力の商品であったり、学校給食にも寄贈していただいている大切な赤平市の農家さんの方々のお米なのです。ぜひ赤平市の農業の灯を消さないように、しっかりと声を聞いて守っていっていただきたいというふうに思います。この質問は終わります。次、項目の8です。健全な行財政の運営について、要旨の1です。公共施設等の総合的な管理の推進について、公共施設等総合管理計画に基づき、特に小学校統合後空き校舎となる3小学校について適切な情報提供と市民の意見を聞きながら判断していくということが述べられています。執行方針の結びでも運用費及び改修費等の情報提供をして市民の皆様と共に活用の方向性について検討していくと重ねて言及をされています。具体的なスケジュールについて、情報提供はいつ頃できて、市民意見はどのような形でいつ頃聞けるのか、年度内にこの方針は決定できる予定かお伺いします。
答弁 市長 畠山渉
小学校統合後の空き校舎となる3小学校の活用の方向性についてでございますが、このたびの市政執行方針におきましても重点施策として掲げさせていただいたところであります。3つの旧校舎となるものにつきましては、耐震化の改修は終えているところですが、活用に当たっては施設の規模が大きいため改修費用やその後の施設を維持管理していくための費用も多額にかかることが予想されます。それらの費用を市民の皆様に情報提供した上で協議をすることが必要であると考えております。また、避難所指定や選挙における投票所となっているなど、3つの旧校舎の地域それぞれの事情もありまして簡単には決められないことであると思っておりますが、長期的利用度や複合化、集約化について地域の理解と協力を得ることなど協議をしてまいりたいと考えております。今後のスケジュールということでございますが、まずは基礎資料を市内部で取りまとめた上で市民の皆様に情報提供をしてまいりたいと考えております。しかし、協議については、複数回に及ぶものと思っておりますことから、時期的なものについては現段階で明確に申し上げられませんが、各地域の皆様と協議を行ってまいりたいと考えております。
質問 7番 木村恵
スケジュールといいますか、まず市内部で基礎資料を作り、取りまとめた上で市民への情報提供を行うと、それから協議をしていくと、協議は複数回に及ぶだろうということでした。昨日もこの議論ありましたので、ほぼ同じ内容でしたけれども、市内部で基礎資料を作るところはどのぐらいかかるのかなというふうにも思うのですけれども、いずれにしても昨日も今日も答弁をお伺いしていると年度内に活用方法が決まるというのは難しいのかなという印象は受けます。拙速に進めて将来的に利用されなくなってしまったり、お金をかけてつくったのに結局使われないとか、様々無駄なことが起こってしまわないように時間をかけるということも必要かなというふうには思います。決してこの進め方間違っていないというふうに私は思うのです。適切な情報提供を行い、地域住民としっかり協議をして決めていくというのが畠山市長の公約で今まで唯一手がけられていなかった事業の決定過程の透明化ということになるのだろうというふうに思うのです。昨年の12月の第4回定例会で質問させていただいたところ、この3つの旧校舎の件で取り組まれるということが明らかにされ、そして任期中に新年度令和4年度に着手されていくということですので、12月にも指摘をしましたけれども、100%の合意というのはなかなか難しいのだろうというふうに思います。答弁にもありましたけれども、投票所とか、3つの場所、地域のそれぞれの事情というものがやっぱりありますので、難しいのだと思うのですが、最終的にはやはり決断して実行していくと責任を負わなければならないということがあると思いますので、ぜひ最後まで責任を持って取り組んでいっていただきたいということを要望して、この質問終わります。次の質問です。