赤平市議会 令和3年第4回定例会 2021年12月16日
環境問題について
2021年12月16日、赤平市議会の一般質問で、安藤繁議員が「環境問題について」質問し、市長 畠山渉が答弁しました。
- 質問者
- 安藤繁 議員
- 答弁者
- 市長 畠山渉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 4番 安藤繁
続きまして、件名2、環境問題について、項目1、ごみの不法投棄について、要旨1、桜木町と住吉墓地の区間の道路のごみの不法投棄についてでございますが、市内の平岸の平班橋、それから住友平和台、幌岡、共和地区の右岸線、桜木町から住吉町に至る道路脇に不法投棄禁止の看板が立っておりますが、不法投棄物が見受けられます。平岸や平和台、幌岡、共和地区の右岸線については投棄物がほとんどなく、あまり目立たないのですけれども、道道赤平滝川線の桜木町と住吉墓地の区間におけるごみの不法投棄でございますが、同僚議員からも質問ありましたけれども、本当に際立って多く、通行者に不快感を与える現状にあると推察するところであります。廃棄物の不法投棄は文字どおり犯罪でございます。5年以下の懲役、または1,000万円以下の罰金が科せられる重い罪であります。道道赤平滝川線の桜木町と住吉墓地の区間には北海道や赤平市と赤平市連合町内会の看板、赤平アイラブリバー、ロード推進協会のポイ捨てはやめましょうと書かれた看板が多くありますけれども、これに反発するように、または無視するかのように、特に赤歌警察署と赤平市の作成しました不法投棄禁止、パトロール強化中と書かれた縦長の2枚の大きな看板の付近に特に多くのごみが投棄されている状況を見受けます。この道道の区間ですけれども、15年ほど前でございますが、住吉町の町内会、昭和町の町内会、幸町町内会、そして私の住んでおります豊栄町町内会で協議の上、春先に3年間ほど合同でごみ拾いを実施したことがあります。その後ほかの町内会はいろいろ都合があってやめられたのですが、豊栄町町内会単独で町内会役員が7年ほどにわたり現地のごみ拾いを実施したと記憶しております。当時は本当に膨大なごみの量であり、明らかに同じ人が投げていると思われる同じ種類の弁当ですとか、たばこケース、そういったものが多く見受けられましたけれども、ペットボトルもです。道路の縁の見えるところだけでなくて、あそこはフキや何かがいろいろあれしているのですけれども、フキや何かの中にも非常に多くのごみが投げられておりました。近年は、ごみゼロの日にクリーンアップあかびらのボランティアの方々が、また私もあそこをよく通りますけれども、車で通ると時折見受けるのですが、市民のボランティアの方がごみの撤収作業をされており、以前から比べるとごみの散乱量はかなり改善しております。しかし、まだ多くの不法投棄が目立つ状況であります。今年6月の第2回定例会で同僚議員から、ごみの不法投棄について、毎年不法投棄者とボランティアの皆さんのいたちごっこが続いており、特にこの区間は地方紙にごみ道路とやゆされている。ここは道道なので、道路管理者との補助金なども踏まえた協議も必要でないかと思う。特定地域に監視カメラを設置し、効率よく解決すべきと考えるが、行政の考えを伺うとの質問がありました。これに市長は、カメラの設置に180万円がかかり、維持管理費やデータの管理を含めた対応が伴い、現段階での設置は難しい。桜木町と住吉墓地の区間は、道路管理者の北海道と対策について協議していくと答弁しております。この答弁を聞いて、私は非常に愕然としまして、何とかならないものかと思い、本当に残念な思いを強く感じたところであります。桜木町と住吉墓地の区間について道路管理者の北海道とごみの不法投棄対策について6月の議会以降どのような協議をしてこられたのか伺います。
答弁 市長 畠山渉
ごみの不法投棄対策に関して道路管理者との協議、取組についてでございますが、第2回定例会後、道道赤平滝川線、桜木町と住吉墓地区間の不法投棄防止対策について、道路管理者である北海道と協議をさせていただきました。監視用カメラの設置につきましても要望させていただきましたが、設置目的や道路管理における必要性から判断すると設置することは困難であるとの回答であります。しかしながら、ごみの不法投棄が多い草が生い茂る道路路肩部分に防草シートを設置するなど、景観的な観点から抑止効果を図ることを目的とした対策について検討していただいております。また、北海道にて定期的に実施しております道路パトロールにおいて引き続き注視して状況を確認し、通行を阻害するような状況があれば、ごみを回収するなどの維持管理をしていただけると伺っております。今後も道路管理者である北海道や警察と連携を図りながら対応してまいりますので、ご理解いただければと思います。
質問 4番 安藤繁
第2回定例会後、道路管理者である北海道との協議の結果、設置目的や道路管理における必要性から判断すると設置することは困難であるとの回答があったとのことであります。車両の通行の安全確保は重要な目的でありますけれども、環境衛生、そういった面からの確保も市民にとっては大変大事な目的であります。回答の理由に腑に落ちない点もあり、設置が困難であるとの回答は誠に残念な思いであります。一方、景観的な観点から、不法投棄が多い道路肩部分に防草シートを設置するなど抑止対策を検討していることやパトロール中にごみの回収をするなどの維持管理をするという回答をいただいたことは、一歩前進しつつあると評価したいと思います。ごみの回収につきましては、さらに一歩進めて、赤平市の関連部局と道の関連部局が協議の上、車の通行を阻害する部分だけの回収ということではなく、草むらの中までは、私たちもしたのですけれども、大変です、正直言って。草むらの中までは無理としましても、路肩の目につくごみの撤収についても配慮していただければと思います。また、回収業者に業務を委託する方法なども考えられるのではないかというふうに思います。私も6月の定例会、同僚の質問後にこの区間のごみを実際に回収してみました。一人でも2時間ほどで、草むらの中はあれですけれども、目につくところのごみ3袋ほど回収できました。何人かで実施すればさほど時間がかからないと思いますし、委託してもそんなに時間かからないので、お金はあまりかからないのではないかというふうに思います。事の始まり、根幹である犯罪の防止という観点を抜きにして、費用の面からのみ考えると一月に一、二回程度のごみの回収を行うことは、先ほど申しましたが、最も経費がかからないということは言えるかもしれません。しかし、犯罪者のやりたい放題、果たしてそれでよいのかなというふうな思いも私は残ります。今後もこの件に関わる市民、赤平市、北海道や関係機関にとってどう対処することが最善なのか、引き続き粘り強く協議、検討していっていただきたいと思います。続きまして、要旨2でありますけれども、ごみが散乱しているまちは、社会通念上やはり不衛生で生活のレベルが低いとみなされ、市のイメージダウンにつながるのではないかというふうに思います。幾ら快適な環境をうたい文句に移住、定住の旗を振っても、ごみの散乱状況を見て、移住希望者がこのまちに来たいと思うでしょうか。過日新聞で報道されておりましたけれども、芦別警察署の駐在所が廃止された新城町に、住民の不安を和らげ、事件や事故の抑止を目指して市内で16台目の防犯カメラを道道と市道の交差点付近にあるサイレン塔に設置したとの掲載がありました。4週間ほどの映像を上書きして記録ができ、市では指針を定めて画像の適切な運用と管理をしているとのことです。設置費用は62万と記載されておりました。付近に防犯カメラ作動中のステッカーを貼り、抑止効果が上がっているとのことです。当市の防犯カメラ設置費は、どこにどのように設置することを考えた金額なのでしょうか。また、設置には芦別市の3倍の180万円がかかるということは、芦別市と同じ程度の金額で設置はできないものでしょうか、伺います。
答弁 市長 畠山渉
防犯カメラの設置費及び設置方法についてでございますが、設置場所は死角が少なく、ある程度見通しがよい場所でなければならないということから、カメラを新たに取り付ける柱を立てることと、それに伴い電源を確保する必要があります。ご質問にありました芦別市の例ですと、カメラを道道と市道との交差点付近に設置したとのことでありますが、当市のポイ捨てが起きている先ほどの区間ではそのような箇所が見当たりませんでした。また、夜間の暗闇の中でも走行する車からのポイ捨てを撮影するためには、ある程度カメラの性能が高いものでなければならないと思います。このようなことから、設置場所の周辺状況の違いなど、これらもあることから、一概に比較することは難しいと思われ、市独自で試算した金額であることをご理解いただければと思います。
質問 4番 安藤繁
防犯カメラにつきましては、夜間でも撮影できる高性能のもので、設置場所は死角が少なく、ある程度見通しがよい場所でなければならないので、カメラを取り付ける柱を立てて、電源を確保する必要があるとのお話ですが、新たに柱を立て、配線してカメラを設置するとなるとやはり高額な費用になると思います。市独自で試算したとのことでございますが、カメラの価格と柱の建設や電気配線にそれぞれどのくらいの費用がかかるのでしょうか、伺います。
答弁 市長 畠山渉
カメラの価格や柱の建設などの費用についてでございますが、カメラ本体やそれに附属するレコーダー用カードに約55万円、カメラを設置するための電柱とそれを支えるコンクリート基礎に約9万円など、資材費として合わせて約67万円が必要となります。これらのほかに、カメラ取付け工事や電柱を立てるための基礎設置工事の費用、掘削や高所作業用の特殊車両の費用、それらを扱う作業員の人件費、その他管理費や消費税が必要となることから、合計で約180万円と試算いたしました。
質問 4番 安藤繁
詳細に説明いただきまして、費用の内訳分かりました。カメラを取り付ける電柱でありますけれども、道道には既設の街灯や道路標識が立っております。これらの支柱を道とお話をして利用させていただければ、新たな電柱を立てる必要がなくなり、かなり安い値段で設置が可能になるのではないでしょうか。北海道とこの件につきまして、今標識なんかも設置させてもらっていますけれども、この件について今後協議を進めていってほしいと思います。次の質問でありますが、桜木町と住吉墓地の区間の道道の防犯カメラの設置は、ごみの不法投棄防止による衛生的な環境確保により、市のイメージアップなど費用対効果は十分見込まれると思います。ぜひ設置すべきと思いますが、いかがですか。
質問 4番 安藤繁
はい。
答弁 市長 畠山渉
桜木町と住吉墓地間の道道の防犯カメラについてでございますが、赤平市が管理する道路や建物などについては市の責任において維持管理すべきものと考えますが、当該道路については北海道が管理者であります。しかし、不法投棄は決して許されることではなく、ポイ捨てをする人に訴えていくことは大変重要なことと考えておりますことから、今後もカメラの設置に限らず、啓発方法や景観的な抑止効果など、地元自治体として道路管理者である北海道とも協議してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただければと思います。
質問 4番 安藤繁
市長の答弁のとおりで、この道路は北海道の管理下にあります。しかしながら、赤平市内を通過する道路でもあります。全てが道の責任においてということにはならないのではないかというふうに思います。そのような思いもありまして、近隣の町内会やボランティアの方々も赤平市の市民としてこういう状態を何とかしようということで、微力ながらも回収作業を行ってきているものと推察するところであります。ごみの不法投棄は、先ほども申しましたけれども、犯罪であります。私は、市長のいつも言っている理念の中には、正義を重んじるですとか、倫理に基づき物事を判断するという観念も含まれているものと拝察するところであります。芦別市の市民課は、防犯カメラの設置は交通事故の抑止だけではなく、行方不明者の捜索などにも効果があるとのことでありまして、当市においても不法投棄の抑制効果に付随して、認知症の方や知的障がい者の保護についても大いに役立つのではないかと思います。試算によりますと高額な設置費や維持管理費がかかるということも理解できますが、今後道路管理者の北海道と再協議を含め、安価な設置はないものかを研究していただきたいと再度お願いいたします。防犯カメラの設置は、ごみの不法投棄という犯罪を防止、衛生的で快適な環境を確保し、ボランティアの方々にご苦労をかけ、犯罪者を野放しにしていると思われかねない現状を打破し、社会正義を貫徹、市のイメージ向上を図るための経費であり、諸般の実情を勘案しますと市民からもカメラの設置は称賛されこそすれ、高額であると批判の的になるようなものでは決してないというふうに推測するところであります。同僚議員同様、私からも防犯カメラの設置につき今後もぜひ前向きに取り組んでいただきますよう要望して、この質問は終了いたします。