赤平市議会 令和2年第1回定例会 2020年3月11日
市政執行方針について
2020年3月11日、赤平市議会の市政執行方針演説に対する一般質問で、木村恵議員が「市政執行方針について」質問し、市長 畠山渉が答弁しました。
- 質問者
- 木村恵 議員
- 答弁者
- 市長 畠山渉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 3番 木村恵
本日3月11日は東日本大震災から9年ということで、改めまして犠牲となられた方々に哀悼の意を表すとともに、被災者の皆さんにお見舞いを申し上げたいというふうに思います。日本共産党は、被災者の生活となりわいを再建し、復興を成し遂げるまで国民の皆さんと共に全力を挙げる決意であります。本日、日本共産党中央幹部会では、東日本大震災から9年を迎えるに当たってという声明を発表しております。1つに、期限を切って被災者支援、被災地の復興策を打ち切ることは許されない。国が最後まで責任を果たすことを求める。2つ目に、原発推進のための福島切捨てを許さない。3つ目には、災害から国民の命と暮らしを守ることを国政の最重要課題にということで、国に求めております。重ねてになりますけれども、東日本大震災、風化させてはいけないと思います。この教訓を胸に刻み、災害から国民の命と暮らしを守る政治を実現するために全力を尽くしてまいりたいというふうに考えております。また、もう一つ、新型コロナウイルス感染症が今広がり続け、毎日ニュースで目にする政府の対策というのは突然の政治判断だったり、一方で方針が1日で変わったりと市民の方々に混乱と不安を招いていると感じています。赤平市のコロナウイルス対策に関しては、日本共産党赤平市委員会として2月28日に畠山市長へ緊急申入れを行い、先週6日の行政常任委員会でも質疑をさせていただきました。本日は執行方針に対する一般質問ということで、対応についての質問はありませんが、日々変わる状況の中で正確な情報を市民の方々に提供をしていただくこと、また市民の方々の健康と命を守る対策に万全を期すことを重ねてお願いをしたいと思います。それでは、質問に入ります。件名の1、市政執行方針について、項目の1、地域医療、介護、福祉等について、要旨の1です。地域医療の充実として、市立病院の人的体制や設備の充実、救急医療体制の維持が述べられています。昨年12月議会で私は厚労省が発表した再編統合が必要な公立、公的病院のリストによって起こる市民不安に対しての考え方をただしました。人口減少が進む中、市立病院の存続というのは地域医療問題にとどまらず、地域経済にまで波及する問題だということも指摘をしました。今回の新型コロナウイルス感染症の広がりを見ても公的、公立病院の必要性というのは極めて重要なものだと分かったのではないでしょうか。改めて地域医療構想の中での市立病院の役割をどのように考えているのか、また具体的に体制の充実、維持をどのように図っていくのかお伺いします。
答弁 市長 畠山渉
地域医療におきましては、これまでにも述べてまいりましたとおり、当院におきましては急性期から回復期、慢性期、そして在宅医療や施設へとつなぐ役割を中心に担い、現在は回復期病床である地域包括ケア病床をフルに活用し、さらに入院、透析の患者を積極的に受け入れるなど赤平市民はもとより、市外からの患者の方々にもご利用いただき、その役割を果たしてきているところであります。また、高度な医療や専門性の高い分野におきましては、近隣市の医療機関に担っていただいている現状にあり、救急医療体制を含めまして一定程度市民の皆様の医療需要に地域の連携の下で体制を整えることができているものと考えております。そこで、市政執行方針にて述べました体制の充実についてでありますが、前段のご質問でも答弁させていただいたとおり、まずは内科医の確保が急務であり、午後の予約外診療の再開など診療体制の充実につながるものと考えているところでございます。あわせまして、可能な限り患者の利便性や安全性につながるものにつきまして、医療機器の更新や充実を随時検討してまいりたいと考えております。次に、地域医療構想の中での当院の役割でありますが、同調整会議の中でもを示されておりますとおり、重点課題とされる回復期病床の解消、このことは当院のここ数年の入院患者の状況を見ましても、地域包括ケア病床を17床体制にさせていただいたとおり、回復期、慢性期の患者の受入れが増えており、このことも十分に踏まえながら、今後とも医療機関をはじめ関係機関と協議を進めてまいりたいと考えております。また、前定例会でのご質問においても答弁させていただきましたが、近年頻発する災害対応やこのたびの新型コロナウイルス感染症に関する対応におきましても今後当院におきましてどのような対応を取っていくかは、いまだ先の見えない状況下ではありますが、地元に医療機関が確保されているというのは何より市民の皆様の安心できる暮らしの確保に欠くことのできない存在であると認識を新たにしているところでございますので、今後ともご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
質問 3番 木村恵
救急医療体制を含めて一定程度体制を整えているというところは非常に大切なのだろうというふうに思います。新年度の医療報酬改定の中に救急搬送看護体制、これの加算がありましたが、一つには加算が倍、今まで200点から400点になるもので、救急搬送、救急用の自動車、または救急医療用ヘリコプターによる搬送件数、年間で1,000件以上と。あとは、救急看護専任の看護師を複数名配置と、こういうようなことが盛り込まれております。こういうことをやっていくと、恐らく公的医療機関のさらなる集約というのも進んでいくのかなと。小さいまちの公的病院は1,000件の救急集める、あるいはこれ5,000件というのも中にありましたけれども、できないわけで、そういったところも含めて、少ない件数でも大切な地域の医療機関ということでしっかり守っていっていただきたいというふうに思います。地域包括ケア病床17床、これも十分期待をしたいと思いますし、医師確保をしっかりやっていただきたい。最後に、医療機関が確保されている地域に医療機関が確保されていることが市民の安心できる暮らしの確保そのものだというような認識をいただけたというふうに思いますので、引き続き努力をしていっていただきたいというふうに思います。次の質問に移ります。要旨の2です。執行方針では、高齢者支援の充実として介護予防、認知症予防、社会参加などについて述べられておりました。認知症ケアパスの作成に着手するということですが、認知症ケアパスというのは、認知症の人やその家族がどのような医療、介護サービス等を活用できるのか、状態に応じたサービスの提供の流れを示す案内図のようなものだということです。国としては平成25年から始めているものですけれども、これには課題があって、医療、介護の社会資源が少ない自治体であるとか人的体制が弱いといったところはなかなか作成に今まで至っていなかったということだということです。赤平市もそういった条件に当てはまるのか、やはりこれからの作成になったというふうに私思いますけれども、大事なのはこれ作成するということよりもこの認知症ケアパスがいかに活用されるか、ここが極めて重要なのだろうというふうに思います。他市の例を見ると、認知症カフェの開催など、こういったものも視野に入ってくるのかなというふうに考えておりますが、当然ここには町内会であったり、エリアサポーターなどとの連携、これが不可欠になってくると思います。こういった点について具体的にどのように行っていくのかお伺いします。
答弁 市長 畠山渉
認知症ケアパスでございますが、議員がおっしゃるとおり、作成した後どのように活用していただけるかということが大事だというふうに思っております。まずは、認知症ケアパスを手にして、理解していただくために分かりやすいものをと考えております。そのためには、行政のみで作成するのではなく、ケアマネジャーや市民の方のご意見も伺いながら作成したいと考えております。活用といたしましては、この認知症ケアパスを手にした人々が認知症を理解し、予防に努め、早期に相談や受診などの行動を起こすことができる入り口になることを期待しております。しかしながら、認知症は自分では気づきにくく、地域の方の見守りですとか理解が必要となってまいります。他市では、認知症カフェを開催し、認知症の勉強会や認知症の方とその家族の方の支援を行っておりますが、赤平市では町内会やエリアサポーターの皆様が各地域で介護予防体操や地域サロンを既に行っていただいております。赤平市といたしましては、認知症に特化したカフェやサロンなどを新たにつくるのではなく、たとえ認知症が進んでも今ある身近な場所で顔なじみの方と交流できる場となるよう取り組んでまいります。認知症ケアパスの活用も含め、今後も各町内会、エリアサポーター、民生委員など地域の方と連携してまいりたいと思います。
質問 3番 木村恵
認識は共有していただけたかなというふうに思います。十分意見を聞いていくということも述べられました。赤平市では、町内会、エリアサポーターの方々が各地域のサロンの開催というのを既に行っているということで、それらを有効に認知症予防や見守りに活用していくという考え方だというふうに理解をしました。そういう点から見ると、もしかしたら赤平市としてはケアパスは作成していないけれども、もう進めている取組なのかもしれないと、そういうふうに言ってもいいのかなというふうに思います。独り暮らしの高齢者の方が多いからこそこういった施策というのは極めて重要に今なってきていると思いますので、改めて本当に活用される、実効性のある認知症ケアパスの作成にしていただきたいというふうに思います。次の質問に移ります。要旨の3です。執行方針では、障がい者支援の充実として手話の普及啓発が述べられています。赤平市議会では、2015年から第1回定例会の執行方針に手話通訳をつけて行っています。また、2017年3月22日に道内13番目、空知管内で初となる手話言語条例が成立、この赤平市思いやりあふれる手話言語条例が同年4月1日に施行され、3年が経過しました。この間私も市民と一緒につくられたこの条例の基本理念の下、積極的に手話の普及に取り組んでいるところですけれども、赤平市としては現状をどのように把握しているのでしょうか。そして、今後の環境整備などについて具体的にどういった体制強化をしていく考えなのかお伺いしたいと思います。
答弁 市長 畠山渉
赤平市の聴覚障がい者の現状でございますが、障害者手帳を所持されている方が114名で、等級1、2級の方が21名おります。その中で手話通訳が必要と思われる方は10名ほどいらっしゃると思います。また、当市の手話奉仕員は現在20名在籍がございまして、木村議員もそのお一人だというふうに伺っておりますけれども、うち手話通訳の派遣に対応できる方は4名いらっしゃるかと思います。今後の体制強化につきましては、令和2年度に手話の普及、通訳者の養成を目的といたしまして手話奉仕員入門講座、これを週1回の全20回で開催する予定でございます。ただ、手話奉仕員となるためには入門講座を修了し、その後に手話奉仕員基礎講座を受講、修了された方が手話奉仕員となりますので、基礎講座につきましては令和3年度を予定しております。さらに、手話通訳者の資格を得るためには北海道にて開催の手話通訳者養成講座を受講しなければならないので、赤平市といたしましては受講者が受講しやすいように令和2年度においても赤平手話の会運営補助金にて対応を予定しておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。
質問 3番 木村恵
新年度は手話奉仕員の入門講座のほうやるということが確認取れました。現状やっぱり10名の方が手話通訳を必要とされているだろうという方がいらっしゃるということです。手話の普及については、まず知ってもらうと、興味を持ってもらうというところが、そこが非常に大切だというふうに思っています。その意味において、今回の入門講座というのはハードルも低いので、とてもいい取組なのだろうというふうに考えます。その上で、今度基礎講座を受けたいとか奉仕員になりたい、あるいは手話通訳者を目指したいという方が増えていって、また環境が整っていくものだろうと思いますので、しっかりやっていただきたいというふうに思います。手話通訳者養成講座の受講の助成なのですけれども、これは北海道、都道府県でやっているものなので、できれば北海道がそういう助成をして、これ1年に2か所しか開催するところ北海道でないので、結構広い北海道では通うだけでも大変だという声がすごく多いのです。ですので、ぜひ北海道が助成していただきたいというふうに私思っておりますので、道にもしっかりと要望を上げていきたいと思っています。市町村ではこういった助成制度はあまりやっていないということもありますので、逆にこういう取組をする自治体、市町村が増えていけば、道もそういうふうに動き出すのではないかと、そういう後押しになるかと思いますので、ぜひ引き続き行っていっていただきたいというふうに思います。次の質問に移ります。項目の2、公共インフラ、環境整備についてお伺いします。要旨の1です。移住定住の促進について、総合戦略の民間賃貸住宅関連施策の継続について述べられておりました。私は、総合戦略の効果検証を基に2期目のこの総合戦略がスタートするに当たって、1月の31日の行政常任会でこの民間賃貸住宅関連施策2本についても見直し、あるいは検討をしていくべきではないのだろうかという指摘をしました。総合戦略の効果検証では、こういった予算的になかなか大きいもので効果がなかなか分からないような部分についてそれほど見直すべきという意見も見当たらなかったのですが、そういったことから行政側も継続の判断を行ったのではないかというふうに推測がされます。行政常任委員会での私の指摘も踏まえて、最終的に継続という判断に至った経過をお伺いしたいと思います。
答弁 市長 畠山渉
移住定住の促進についてでございますが、赤平市しごと・ひと・まち創生総合戦略の民間賃貸住宅関連施策につきましては、住環境の向上と移住定住人口の確保及び地域経済の活性化を促進することを目的として行っているところであります。5年間の実績内容といたしましては、民間賃貸住宅建設助成は5棟36戸、民間賃貸住宅リフォーム助成は8戸、民間賃貸住宅家賃助成は93件と成果を上げ、移住定住人口の確保に寄与しているところでございます。民間賃貸住宅家賃助成につきましては、市外からの転入者が対象となっており、直接的な人口減少対策にもなっておりますし、その受皿でもあります。民間賃貸住宅建設助成につきましても当初家賃助成制度が始まったときの戸数が少なかった状況が改善され、効果を上げた要因でもあると思いますけれども、負担が大きくなってきているのも事実であります。今後につきましても必要な施策として考えておりますが、建設、リフォーム助成は今後の需要を検証し、家賃助成は5年経過し、助成完了後の定住状況の検証を行った上で今後の財政状況も考慮し、助成内容の見直しにつきましても検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたくお願い申し上げます。
質問 3番 木村恵
効果検証会議の後の委員会のときと同じような感じの内容だったなというふうに思います。確かに家賃助成が93件というのはその分人口が流入、入ってきてもらう、転入してもらっているということですから、効果が出ているのかなと。ただ、おっしゃったように、5年たった後の定住状況の推移、ここ本当しっかり見ていく必要が1点あるのかなというふうに思います。建設のほうに関して言えば、市内間の移住が多ければ、新しいところへの移住が多ければ、それは本当に人口減少対策の需要としてカウントできるものなのかということも若干疑問も出てくるというふうに思うのです。市内の住宅、市営住宅の空きが出てきたり、あるいは古い民間賃貸があまりリフォームもしないということで空きも増えていけば、今度は空き家問題のほうにもつながってくるのかなというふうに考えております。状況をしっかり見極めていただきたいと。確かに何かやめるという判断を下すときには大きな反発というのを招くと思います、時には。批判も受けるのだろうというふうに思います。しかし、全体通して考えた場合にやめるべきという意見が出ていないという理由で判断をしないということがあると、それは後々重い足かせといいますか、そういったものにもなってくるのではないかなというふうに私感じております。その上で、重ねてになりますけれども、状況をしっかりと見極めて判断をしていっていただきたいということを申し上げたいと思います。次の質問に移ります。要旨の2です。公共交通の確保についてでしたが、午前中の質疑で、次年度はどこまでということに関してですけれども、秋頃に協議会をつくるということで、令和3年に実証運行ということもあったと思うのです。あとは、2年ぐらいでできるというお話も聞けましたので、この問題については質問は取りやめたいというふうに思います。1つ言えば、公共交通の問題というのは、午前中もありましたけれども、ここ一、二年で指摘されてきた問題ではなくて、もっともっと前から指摘はあったのだろうというふうに思っております。そして、今着手に踏み切ったら約2年で実施ができるということが今日分かったのですけれども、先送りしていなければもう実は出来上がっていたのかなというふうにも取れるのかなというふうに思います。その意味でなのですが、やっぱり市民アンケートをやって、今回こういう動きになったということは、市民アンケートが確かな根拠となって行政を動かしたいい例なのかなというふうに私考えています。今までも声があったのだけれども、確かな根拠として市民アンケートで新年度にスタートが切れて、2年ぐらいでできるよという一定のめどもついたので、アンケートがスピード感が遅いということも私懸念していましたけれども、一概にそうでもなく、こういうこともあるということで、今後もそういった面ではしっかり取り組んでいっていただきたいと、そのことだけ申し上げて、この質問は終わります。要旨の3になりますが、この質問も午前中の質疑で、はっきりしましたので、これはそのまま取り下げたいというふうに思います。続きまして、項目の3のほう、項目の3に入ります。商工農林業振興と観光振興についてお伺いをします。要旨の1です。工業振興として製造業を中心とした様々な分野の企業が集積しており、町の経済と雇用に大きく貢献されているとありました。私もそのとおりだと思います。本当に心から感謝申し上げたいと思います。一方、様々な分野の企業の人手不足が深刻化していることを挙げて、雇用の確保対策が述べられておりました。総合戦略では11の施策を展開して対策をしてきましたが、いまだに深刻な状況だということなのです。私は、以前からここに市内居住をリンクさせることが重要ではないかということを指摘をしてきました。企業、あるいは労働者側双方に恩恵があり、人口増加に資する施策を考えていくべきではないかと思います。次年度について何か考えはあるのかお伺いしたいと思います。
答弁 市長 畠山渉
雇用の確保につきましては、求人募集しております市内企業、ジョブリポのウェブ版に掲載いたしまして、企業の求人情報として発信しておりますが、まだ1年たっておらず、掲載内容や更新の時期など企業の採用担当の方とも協議しながらどういった形がよいのか、これらを検討してまいります。近隣高校の2年生を対象といたしました合同企業説明会もコロナウイルス感染症の影響によりまして残念ながら今年度は実施に至りませんでしたけれども、学生の興味を引きつけるようなプレゼンの仕方ですとか情報の発信など企業と共に研究をしながらPRを行ってまいりたいと考えております。インターンシップ事業につきましては、江別4大学と連携し、継続して行ってまいりますけれども、新たな大学、特に工業系の大学ですとか高等専門学校などインターンシップ制度に理解がある学校の開拓を進めるほか、企業が求める人材と学生が求める企業の情報を集約するなど双方の意思がマッチングするような方法を検討し、引き続き学生がより参加しやすい事業として継続してまいります。また、企業に就職された学生が市内に住みたいと思われるような環境、条件などの整備を含めて各企業のニーズを把握し、新規学卒者の移住定住促進就職祝金ですとか、民間賃貸住宅家賃助成など制度のPR等について企業に対し協力を求めてまいりたいと思いますので、ご理解賜りますようお願いいたします。
質問 3番 木村恵
前段は、今までやってきた内容かなというふうに思います。市内に住みたいと思えるような環境整備ということで民間賃貸等また出てきましたけれども、こういったところは一定やっぱり必要なのかなというふうにも感じます。最後のほうに述べられていたところが極めて重要な部分だというふうにも私も思うのです。こういった制度を企業側にしっかりと理解してもらうというところがやっぱり今まで不十分だったのではないかなと。ここをやっぱり企業側も前面に、これだけいろいろやっているので、出していただいて、募集の段階、面接の段階とかでしっかりとこれを言ってもらうようなことをしていく必要があるのかなというふうに思うのです。こういった制度を活用してもらった上で赤平市に住んでもらえれば、当然企業側は交通費の支給等々もなくなるでしょうし、そういったことで市内居住者が増えていくということも地域経済が活性化するわけですし、さらには地元企業も安定していくと。こういった地域内の好循環というものをつくっていくことが大切で、どこから始めるというのではなくて、そういうところをあらゆるところで努力をして、循環をつくっていくということが必要なのだろうと。そういう形でやっぱり企業との連携というのをしっかりしていく必要があるのかなというふうに思います。ぜひ市内企業の方々にこういった制度を十分に理解してもらった上で、新規雇用のときにはうまく活用していただいて、住んでいただけるようにしていただきたいというふうに思います。次の質問に移ります。要旨の2です。商業振興は、市民アンケートでも重要課題とされました。実態は、執行方針で述べられているとおり、高齢化と後継者不足、販売形態の多様化により商店街の空洞化に歯止めがかからず、厳しい状況であります。一方で、飲食店や民泊など空き店舗を活用して起業されている方もいらっしゃいます。大手スーパーやコンビニ、あるいは今は数点しか残っていません、個人商店も地域限定ではあるけれども、配達などをしております。また、コープさっぽろの移動販売なども市民の暮らしのために十分貢献をしていただけているというふうに思います。市民のニーズがアンケートの商業振興という選択肢の中のどのようなところにあるのかということをしっかり見極める必要があると思います。また、消費税の増税により家計消費も今落ち込んでいます。小規模事業者はじめ以前にも増して厳しい状況、さらには今の新型コロナウイルス感染症によって一斉休校であったり、外出自粛要請など、それはさらに厳しさを増していると考えられます。市内の商業施設であったり、個人事業者の意見等十分にチェックしながら、やっぱりこういったことも早めに手だてを講じていかなければいけないというふうに思います。そういう意味で商工会議所と連携をして、情報収集を行い、対策を講じていく、こういう必要があるのではないかと思いますが、考えをお伺いしたいと思います。
答弁 市長 畠山渉
商業の振興につきましては、議員が言われるとおり、多くの重要課題があるという厳しい状況でございます。地域商業の活性化に向けては、商店街振興対策協議会によりますチャレンジショップをきっかけに地域おこし協力隊により現在2店舗が新たに起業されております。ほかにも3年間で7件の新規事業者が起業支援事業を活用しており、店舗整備魅力向上事業では平成30年度に補助額や対象を拡大いたしまして、2年間で5件の申請があったところであります。また、商店街通信、ウェブサイトを使った店舗やイベントの情報発信も行っておりまして、AKABIRAベースとのコラボ事業として大盛りキャンペーンやうま辛、カリーDEラリーなど飲食店との事業を実施しております。アンケート応募の約半数が市外の方となっておりまして、ホームページやポスターを見てこ来店された方も多く、毎回応募者数も増え、好評を頂いております。参加された店主さんからも新メニューの開発にもつながるといった意見もございまして、今後についても期待しているところでございます。中小企業融資につきましても制度の充実を図り、中小企業の経営の安定化や事業の維持拡大に必要な資金確保を行いやすい環境の支援を行ってまいりました。制度改正後には件数も増えており、安定的な生産活動の支援として新年度も継続して実施してまいります。今後もこれまで実施しております事業を継続して行い、地域産業の振興に向けた事業に対し、市民ニーズを見極め、必要な支援ができるよう商工会議所や各団体等と連携を図ってまいります。また、コロナウイルス感染症対策の影響などで消費の落ち込みも懸念されるところでございますが、各団体と連携を図り、事業者に対して支援策などの情報を提供し、必要な支援や取組を進めてまいりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。
質問 3番 木村恵
新規事業者の起業支援とか飲食店との連携事業、こういうところは本当にいい取組なのだろうというふうに思うのです。中小企業融資等ありましたけれども、経営の安定化、これもしっかりと効果を現してきているというふうに思います。こういうところは、市民ニーズに合った対策だというふうに言えるのかなと。大きな商業施設の誘致なども恐らくニーズの一つにあると思いますが、なかなか現実的ではないというところだと思います。そして、先ほどもありましたけれども、公共交通の確保ということです。これがしっかり機能することも私商業振興のほうに大きな、大きな要因になるのではないかというふうに思っております。使いやすさがよくなればよくなるのかなと。商業振興という大きなくくりの中で、意味を間違えて方向違い、見当違いの方法を取ってはいけないのだろうというふうに思うのです。2019年10月から12月期の国内総生産、実質の年率換算でいうと6.3だったものが7.1%に修正、減額されました。消費税の増税がいかに家計消費を冷え込ませたかということをこれ物語っているのだろうと思います。国の消費税対策の一つであったプレミアム付商品券、定例会の初日の補正予算で内容を見れば、低所得者の方々にとっては効果がなかったということはこれはっきりしたのではないかというふうに思うのです。こういうところもしっかりと見極めながら商業振興に何が一番重要なのかと。市民の方々のニーズ、あるいは中小業者さん、商業施設の方、そういったところで何が必要なのかというのを見極めて講じていく必要があるということを申し上げたいと思います。次の質問に移ります。要旨の3です。農業振興について、本市の農業は高齢化が進み、今後の遊休地化が懸念されているところであり、担い手である若手農業者及び後継者の育成を図るため、後継者担い手サポート事業について農業研修や販路拡大のためのホームページ作成等を補足する項目の拡充が挙げられていました。どのような効果を期待するものなのかお伺いしたいと。今までの実績はどうなっており、どのように今回の拡充の判断に至ったのか経緯をお伺いしたいと思います。あわせて、今後どのように農業を守っていく考えなのかお伺いします。
答弁 市長 畠山渉
農業振興の一端を担うものとしての後継者、担い手サポート事業についてでありますが、今後赤平の農業を牽引していく担い手、また農業を受け継ぐ後継者に対して農業知識、新技術及び経営能力を習得するための研修、農業機械の基礎的な知識と技能習得などに対し支援を行ってきたところであります。これまでの実績といたしましては、平成23年度から平成30年度まで6件で、内訳として営農技術習得のための研修費、作業機械大型特殊車両、牽引などの免許取得に対する補助であります。これまでの実績を踏まえた結果、将来に希望の持てる農業を目指すためには安定した営農を行えることが必要と認識したところであります。具体的には赤平ブランド農作物の情報発信、安全、安心な農作物の栽培などのPR、販路拡大に結びつくホームページ等の開設等に対する支援を行ってまいりたいと思っております。また、農業をどのように守るのかということについてでございますが、農業者にとって希望の持てる農業経営が重要と考えております。今後はスマート農業の導入なども予想されることから、担い手、後継者の要望などを伺い、実情に合うサポート事業を検討してまいりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
質問 3番 木村恵
安定した営農ということで、販路拡大につながるPRをしていくということでした。また、希望の持てる農業経営が農業を守る上で重要というふうに述べられたと思います。そのとおりだと思うのです。農業に限らずですけれども、個人事業主、家族経営者が直面していることは希望が持ていないから継がせたくない、あるいは継ぎたくないとなってしまっているという現実なのだろうというふうに思います。ここは国が抜本的に家族経営農業を支援していくことが何より重要なのだろうというふうに私思いますけれども、スマート農業にも触れられていましたが、家族経営で大規模化すると、これも大変な負担になると。一方で、小さいところではスマート農業の導入自体が難しいということがあると思います。市でできる支援というのは限られてくるのだろうと考えますが、希望が持てる安定した営農、これがしっかりと守れるよう取り組んでいただきたいというふうに思います。次の質問に移ります。要旨の4です。赤平の観光PR活動の充実として、AKABIRAベースにおいて特産品推進協議会が主体となり事業運営をしており、新年度も継続をしていくが、店舗運営方法など将来的な方向性を検討していくということがありました。ここについて、私は設置条例がないことも含め今まで指摘をしてきました。運営の実態としてどうなっているのかお伺いしたいと。次期戦略策定に当たりこの事業についても見直す必要があるのではないかということを指摘をしてまいりましたが、先ほども言ったように、効果検証も含め行政としては継続することを判断したのだというふうに思います。将来的な方向性の検討について考え方をお伺いしたいと思います。
答弁 市長 畠山渉
AKABIRAベースにつきましては、赤平市の観光情報の発信と各種特産品のPRを目的といたしまして、平成27年6月より赤平市特産品推進協議会が主体となり運営を行っております。赤平市のエントランスとなる幌岡地区に設置し、市内唯一の観光案内拠点として情報発信コーナーを設置し、パンフレットやポスターの掲示を行うほか、新たに公式ホームページを制作し、イベント情報等をPRするなど情報発信に努めております。また季節に応じた屋外イベントを開催しており、農作物や、その他、特産品の販売を行っているほか、市民団体や市内飲食店、赤平市、商店街振興対策協議会と連携したイベントを開催し、商店街や施設等へ市外客の流入につながっております。オープンから5年を経過いたしまして、当初の集客目標の15万人を大きく超える20万人以上のご来場をいただきまして、赤平市の情報発信と特産品のPRに貢献し、市街地への流入効果にも一役を担っている施設となっており、継続の判断をしたところであります。運営につきましては、引き続き赤平市特産品推進協議会が主体となり運営を行ってまいります。また、Aコープあかびら店の閉店に伴いまして地元産野菜の購入場所が減少することから、ますますAKABIRAベースの野菜直売所としての役割が大きくなるものと感じまして、市内外に求められる施設として活動を強化してまいります。今後につきましては、農業生産者や出店されている各事業者等と連携を強化し、施設運営や将来的な方向性について具体的に検討してまいりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
質問 3番 木村恵
大きくは目標を大きく超える20万人の来場で効果があるのではないかということとAコープの閉店に伴い地元産の野菜の直売場としての役割が大きくなるのだろうということなのかなというふうに継続した理由については思えるのですけれども、しかし施設運営そのものと直売所、直売がどれだけ関係しているのか、あるいは20万人以上という来場は、当初から指摘されていますけれども、カウント方式で、過大な宣伝になっていないのかという疑問もやっぱりあるわけです。公共施設というくくりにも当然入らないと。いわば民間に借りているスペースに税金を使って行っている事業ということなのです。そういう視点での検証というのが全くされてこなかったのではないかということ言っているのですけれども、将来的な方向性について検討していくというならば、今言ったようなことも含めて検討していかなければならないと思うのですけれども、もう一度お願いします。
答弁 市長 畠山渉
AKABIRAベースの将来的な方向性についてということでございますが、ただいま議員からご指摘のありました点については、今後も検討すべき課題として認識をしております。今後につきましては、情報発信基地として内容の検討を行い、またこれまで以上に市民の皆様方にもご利用いただけるような取組など魅力ある施設として、商品の内容ですとか農業者との関わり方につきましても検討してまいりたいと思います。また、将来的な施設の在り方につきましては、これまでのご意見を踏まえた上で特産品協議会や農業者とも十分に検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
質問 3番 木村恵
今後も検討すべき課題と認識をしているが、結果が検討の後半は同じなのです、答弁が。ということで、これ、先ほど言いましたけれども、あまりそういう意見がないからといってずるずるといってしまう問題でもないのかなと私感じておりますので、ぜひ認識している部分、検討課題としてしっかりと加えていただいて、具体的に検討をしていただきたいという指摘はさせていただきます。次の質問に移ります。項目の4ですけれども、大変申し訳ございません。これは、私の通告の段階でのミスで、項目の芸術、歴史、文化の推進という項目と私の質問内容が合っておらず、担当課が答弁できないというような通告になってしまいました。この場をお借りしておわびして、取り下げたいというふうに思います。次に、項目の5です。健全な行財政運営についてなのですが、これも午前中の質疑でかなり詳しく市長ご答弁をされていたというふうに思います。どれぐらい効果を見込んで導入なのかというのが私の質問趣旨ですが、その点については今はっきりと分からないということを答弁されておりました。導入するのは財務会計のところの一部だけということでしたので、この質問についても今回は取り下げさせていただきたいと思います。1点だけ、ごめんなさい、聞きたいのは、先進自治体の実施状況の成果を見てということをおっしゃっていたと思うのです、執行方針で。先進自治体での実施状況の成果というのは例えばどういうことなのか今お答えできるのであれば、それだけお伺いしたいと思います。
答弁 市長 畠山渉
先進自治体での実施状況ですとか成果といった部分だというふうに思いますけれども、掌握しているといいますか、ちょっと直接調べたわけではございませんけれども、直接行って調べたものではございませんけれども、例えば東京都でございますと、RPAを活用した作業自動化の共同実証実験というものを平成30年10月から31年3月まで行った。実証実験の対象としては主税局、オリンピック・パラリンピック準備局ですとか水道局です。それからまた、総務局でいきますと、人件費支出科目のデータ登録ですとかオープンデータ用のファイルの作成、あと職員名簿の作成でございます。使用したRPAのソフトでいきますと、NTTデータのWinActorです。中にはWinActorのほかにもUiPathとかいろいろございますけれども、東京都ですとこういう内容だったと聞いてございます。また、熊本県の宇城市では職員給与をですとかふるさと納税、住民異動、会計、それから後期高齢者の関係、水道、こういった部分の作業の自動化でございます。RPAの自動化のツールですけれども、ナイスアドバンストプロセスオートメーション、ナイスAPAだと思います。また、茨城県のつくば市でございますが、市民窓口業務です。あと、市民税課の業務について行っている。RPAツールとしては、これもNTTのWinActorとなっているかと思います。あと、石川県の加賀市でございますけれども、時間外勤務集計業務、契約管理システムと財産貸付け、使用許可事務、それから契約管理システム等電子入札システムの相互連絡事務となっておりまして、活用したRPAツールはUiPathというふうになっております。そのほかたくさんあろうかというふうに思いますけれども、先進自治体としては以上のようなものだと思っております。あと、成果というところでございますけれども、先ほども申し上げましたとおり、RPAには3つの段階ございまして、クラスワンからクラススリーぐらいまでが提示されていると思っております。クラスワンでいきますと、例えば提示されたルールに従って自動処理すると。職員が人間の手によってマウス操作ですとかキーボード操作を行っている部分を自動処理すると。これだけでもRPAによる業務の自動化、大きな威力を発揮することが期待できるというふうに思っておりますけれども、今RPA等が、IoTですとかRPA、またAIなどのICTソリューションが魔法のつえのような脚光を最近浴びているというふうに思っておりますけれども、私としてはそこまでではないのではないのかなと多少の違和感も感じてはおります。つまり職員が手書きで、手計算でやっていたというようなところ、最大の重要なボトルネックというのでしょうか、そこをどういうふうに見極めていくのか。そして、解決する最適な、適切なICTソリューションを何に求めていくのかということが重要になってくると思います。職員の貴重なヒューマンリソースをそういった定型的なといいますか、時間のかかる手作業になるというものを解決していくということがやはりこの後のワーク・ライフ・バランスとか、そういったところにもつながっていくのではないかなと。私どもとしても今後の職員数についても考えていかなければならないですし、そういったことでいくと貴重な職員のヒューマンリソースをどこに投入していくのかというのは重要なものとなってくると考えております。
質問 3番 木村恵
難しい問題です。幅広く事務作業に使えるのだなということは分かりました。効果がどのぐらい上がるかというのが一つの判断基準にやっぱりなってくると思うので、その辺で伺ったのですが、今回は1つだけ、今後はこれだけ幅広く使える、その可能性があるものだということは理解できたということです。メリットだけ見れば、私これちょっと調べてみたのですが、ホワイトカラーの業務の自動化、効率化、生産性の向上、人的ミスの防止、それからコスト削減、人材不足の解消と、そういったことが載っていたのですけれども、やっぱりこれをぱっと見ると、どうしても行財政改革の一環で人員削減のためなのかなという感じがしなくもないのです。ただ、当然適正な人員配置ということについて行財政改革を行っていくことは必要なことなのだろうというふうに思います。市民サービスの低下は認められませんけれども、そういったことは必要なのだということは理解しているというふうに言いたいと。このことだけ指摘をして、今後見ていきたいと思います。