赤平市議会 平成30年第4回定例会 2018年12月14日
当市の防災体制の確立について
2018年12月14日、赤平市議会の一般質問で、若山武信議員が「当市の防災体制の確立について」質問し、総務課長 熊谷敦、副市長 伊藤嘉悦、あかびら市立病院事務長 永川郁郎が答弁しました。
- 質問者
- 若山武信 議員
- 答弁者
- 総務課長 熊谷敦、副市長 伊藤嘉悦、あかびら市立病院事務長 永川郁郎
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 5番 若山武信
通告に基づき質問を行いますので、ご答弁のほどよろしくお願いいたします。まず、件名1、当市の防災体制の確立について、項目1、災害対策本部のあり方についてであります。去る9月6日午前3時8分に発生した震度7強というこのたびの北海道胆振東部地震は、死者41人を出し、多くの被災者を出しただけでなく、ブラックアウトと呼ばれる全域停電を発生させ、道民生活に大きな混乱と支障をもたらしたところであります。また、このことから全道に大きな経済的損失をも与えたところでございます。仮住まいに移られた被災者の皆様には、冬の厳しい寒さも重なり、改めてお見舞い申し上げるところでございます。ここで、当市の災害対策本部のあり方について伺います。当市では、9月6日当日の午後1時30分ごろに停電が復旧しましたが、山手町と日の出町の一部地域には停電のままで翌日回復したところもあったわけでございます。災害対策本部は、復旧とともに当日解散し、解散後の問題処理は担当課での対応となったわけであります。なぜ停電地域が復旧しないままに災害対策本部を解散したのか、一部の市民を置き去りにしているわけで、被災者がいる限り対策本部の解散はあり得ないわけでございます。このことは地域でも問題視しております。副市長を責任者とした規模縮小の形をとりながらでも対策本部は継続するべきであったと私は考えておりますが、いかがでしょうか。
答弁 総務課長 熊谷敦(総務課長は2019年12月まで)
災害対策本部のあり方についてお答えをさせていただきます。災害対策本部の設置につきましては、9月6日発生した地震では本市は震度3ではありましたが、緊急速報メールや道内全域が停電になり、給水体制の準備が必要となったことなどから、午前7時に赤平市災害対策本部を設置したところであります。その後、午後1時25分ころに市内の大半の電気が復旧したことから、浄水場の再開状況や電気の復旧状況を確認し、午後4時の第3回災害対策本部における状況判断により本部を解散し、災害対策本部体制から通常の災害対応に切りかえたところでございます。しかしながら、北海道電力へ一部地域の復旧見込みについての問い合わせを随時行っていたところでありますが、明確な回答がない中、一部の停電が長時間にわたっていることから、地域とも相談させていただき、7日午前中に携帯電話充電のために発電機を設置し、またそのような現状から午後1時に災害対策連絡会議を開催し、停電が長引くおそれがあることから、対象世帯全戸個別にお知らせをし、午後3時よりふれあいホールに自主避難所を開設し、対応したところでございます。しかし、今回の住民の方々の不安を考えた場合に、災害対策本部のあり方については検討しなければならないと考えているところでありますので、ご理解いただきたくお願い申し上げます。
質問 5番 若山武信
停電復旧後の状況判断により本部を解散したとのことでございますけれども、北海道電力への問い合わせは随時行われていた中で、一部地域の明確な復旧見込みの判断を待たずに解散指示が下されたということは、被災者を無視した一方的な行政側の都合による判断と言わざるを得ないのではないでしょうか。対策本部解散後に携帯電話の充電対策やら、停電が長引くかもしれないことを個別に連絡したり、ふれあいホールに自主避難所を開設したりしておりますけれども、全て対策本部の範疇にあり、この時点では解散ではなく本部縮小の考え方のほうが市民感情の上からも適正でなかったのかと思います。あえて副市長にこのことを伺いたいと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 副市長 伊藤嘉悦(副市長は2019年6月まで)
本部の解散についてでございますけれども、今ほどお答えしたとおり、浄水場の復旧状況や電気の復旧状況を確認し、災害対策本部は解散として、通常の災害対応に切りかえたところでございますけれども、議員のおっしゃる副市長を責任者とした規模縮小した災害対策本部、これにつきましては赤平市地域防災計画に示されております本部を設置しない場合の準用といたしまして、副市長を会議の長とする災害対策連絡会議にて災害対応することとなっております。また、災害対策本部につきましては、災害対策基本法第23条の2に市町村災害対策本部の長は市町村災害対策本部長として市町村長をもって充てると示されておりますことから、災害対策本部を解散して、副市長を責任者とする災害対策連絡会議対応に切りかえたところでありますけれども、今ほどお話ありましたとおり、今回住民の方々の不安を考えた場合につきましては災害対策本部のあり方についても検討しなければならないということで考えているところでございますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
質問 5番 若山武信
このたびは震源地以外はブラックアウトという二次災害の影響が大きかったわけでありまして、当市でも各地域に大きな不安と混乱が生じたことを教訓とし、今後も長期間にわたることや冬場のことも想定したとき、災害対策のみならず、災害対策本部の機構のあり方も含めた見直しが必要になってくるのではと思っております。ただいまの副市長の答弁に災害対策本部のあり方への検討も考えているとのことでございますので、この辺についてはよろしくお願いいたします。また、当市の本庁舎には大型発電装置がなく、道から指摘されていたことでもあったかと思います。本庁舎は、昼夜を問わず常に災害対策本部が設置される場所であり、全市停電の場合の災害時においては夜はおろか日中も対応できないかと思います。このたびのブラックアウトが教えてくれたことではありますが、発電装置がなければ対策本部が機能しないわけでございます。これらへの対策、対応について伺いたいと思います。
答弁 総務課長 熊谷敦(総務課長は2019年12月まで)
お答えさせていただきます。今回の地震では、北海道全体が想定外の事態に見舞われ、混乱をし、赤平市においても防災体制についての問題が浮かび上がったところですが、その中でも非常用発電設備の問題は本市のみならず各方面で大きく取り上げられております。本市においては、現在庁舎の耐震化にあわせ非常用発電設備を整備しているところですので、ご理解いただきたくお願い申し上げます。
質問 5番 若山武信
わかりました。どうぞよろしくお願いしたいと思います。続きまして、ブラックアウト、全域停電ということでございますが、ブラックアウトにおける市立病院での対応についてお尋ねいたします。病院の長時間停電は、人命にかかわることであり、特に人工透析患者を抱える病院にとっては大変な事態に至るわけで、大型の自家用発電装置を所有している病院と全く所有していない病院では大きな差が出てきます。最近の新聞報道に道内医療機関の緊急アンケートが載っており、このたびの全域停電では7割の病院が人工透析患者への対応が不可能とのことでございました。全ての病院の入院患者は、復旧するまで常に不安であり、それが心の負担となり、ストレスがたまって身体に悪影響を及ぼす、このことも知られているところでございます。このたびの停電時のあかびら市立病院における人工透析病棟や入院、外来、各病棟における状況はいかがだったでしょうか。また、在宅診療の患者の中には常時人工呼吸器を離されない人もおりますし、じん肺患者の緊急的な酸素ボンベ補給なども考えられます。そのほかにも自家発電装置の規模など、各種見直さなければならない今後への課題があったかと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 あかびら市立病院事務長 永川郁郎(あかびら市立病院事務長は2019年3月まで)
ブラックアウトにおける市立病院の対応についてお答えをいたします。9月6日未明に北海道全域で発生した大規模停電に伴い、当院では診療棟及び病棟にそれぞれ1台ずつある自家発電機が即座に稼働したところですが、情報通信手段が乏しく、復旧の見通しが立たない状況でありましたことから、院長初め幹部職員等を早朝から緊急的に招集し、当日の診療体制をどのように整えるかを協議をいたしました。初めに、外来診察ですが、復旧見通しがつかない状況であることを患者さんに説明をし、ご理解をいただきながら、予約患者等の診察を行い、出張医による診察は全て休診といたしました。また、診療棟ですが、非常用電源に限りがあることなどから、内科と整形外科については病棟1階の救急外来診察室を活用し、小児科と外科の患者さんは病棟のスタッフステーションで診察を行いました。さらに、自宅で人工呼吸器を使用中の患者さんが2名いましたが、充電器の使用時間に限りがあることから、当院の救急車で搬送し、緊急的に入院をしていただきました。このほか在宅酸素療法の患者さんもそれぞれがストックする酸素ボンベに限りがあることから、数名の方を当院の救急車で搬送したほか、当日自力で通院された方も含め、緊急的に入院をしていただいたところでございます。ただし、地震当日の13時過ぎには電力が復旧しましたことから、これらの患者さんについては最終的には外来扱いとなったところでございます。最後に、透析患者さんについてでありますけれども、自家発電機の稼働により通常どおりの対応をしたところでございますが、病院全体で使用する受水タンクの水量が約1日程度と限りがありますことから、上下水道課と協議の上、不足が見込まれる場合には優先的に補填をしていただくということにいたしました。ただ、先ほども申し上げましたけれども、電力の復旧が早かったことから、結果的にはこうした問題も生じませんでした。なお、滝川保健所から他院の透析患者の受け入れが可能かとの問い合わせがございましたけれども、電力復旧までの見通しが立たないことや受水タンクの水量に限りがあることなどから、状況を説明をしましてお断りをしたところでございます。次に、入院患者さんの対応でございますけれども、特に給食の提供について、非常用備蓄食料が3日分ございますことから、それらも活用しながら提供したところでございます。ただ、物流が復旧するまでに1週間程度時間を要しましたことから、この間は食事内容を一部変更しまして対応したところでございます。以上が震災当日の主な状況でございますけれども、院内の各セクションでさまざまな課題が生じましたことから、今後の対策に向けてマニュアル等のソフト面や自家発電機の容量を初めとしたハード面、双方の課題について抽出をし、現在検討しているところでございます。以上です。
質問 5番 若山武信
特別大きな事故にもならなかったと聞いておりますが、ただいまの答弁の中に院内の各セクションでさまざまな課題が生じたとのことでございますけれども、長時間停電を経験した病院などを見習いまして、新しい当市のマニュアルをできるだけ早くつくり上げていただきたいと思います。また、各病院情報の中で一番重要なのは自家発電装置の有無とその容量のようでございまして、当病院のように40人もの透析患者を扱っているところでは特に必要なわけでございます。発電機のことで、しつこいようでございますけれども、現在検討しているとのことでございますが、次期災害対策に向けて急ぐことでもあり、考え方が決まっているようであれば伺いたいと思います。
答弁 あかびら市立病院事務長 永川郁郎(あかびら市立病院事務長は2019年3月まで)
お答えをいたします。このたびの震災に対しましては、先ほども申し上げましたとおり、外来患者の診察については病棟の自家発電機を利用し、透析患者については診療棟の自家発電機により通常どおりの受け入れを行うなど、緊急時としましては比較的スムーズに対応したと考えているところでございますけれども、特に診療棟の冷暖房を作動させるためには現状では発電機の容量が不足していることなどから、こうした点も含めまして現在検討しているところでございます。以上です。
質問 5番 若山武信
ただいまの説明で理解するところでございます。また、ブラックアウトのような災害はめったにあることではありませんが、このような大規模災害時における周辺自治体病院、特にセンター病院である砂川市立病院との連携についてはいかがなものでしょうか。協定にある連携外の発生事項も生じることも考えられます。また、市の防災対策本部との連携はいかが進められたのでしょうか、あわせて伺いたいと思います。
答弁 あかびら市立病院事務長 永川郁郎(あかびら市立病院事務長は2019年3月まで)
お答えをいたします。北海道では、災害時の医療の確保及び搬送体制の整備を図るため、道内の33病院を地域災害拠点病院として指定をし、中空知医療圏では砂川市立病院が指定を受けているところでございます。このたびの停電に関しては、当院としても非常時の最低限の医療提供体制は確保できたと考えておりますが、今後大規模な災害が発生した場合で、一例でありますが、透析患者の受け入れが困難な場合など、砂川市立病院にその受け入れを緊急的に依頼するということも想定されるところでございます。また、市の災害対策本部との連携でございますけれども、当院も一構成員として本部の立ち上げ時から解散に至るまで会議に参加をし、これまで申し上げてきた内容について報告をし、市全体の状況につきましても把握をしたところでございます。以上です。
質問 5番 若山武信
わかりました。これからもよろしくお願いしたいと思います。次に、項目3、災害時連絡体制の確立についてであります。当市におけるブラックアウトが数日も続いたとしたらどうなったことかと想像もつかないわけでございますけれども、ここで改めて災害時連絡体制の確立について伺いたいと思います。北海道で初めての震度7強という地震規模やこのたびのブラックアウトと言われる全域停電を経験して、初めて自然災害や複合した人的災害の恐ろしさを認識したところではないでしょうか。大きな揺れの後、市内全域が停電で真っ暗な中、テレビからのニュースもなく、一般電話は不通となり、通じるのは携帯電話だけで、市民全体が、特にお年寄りは不安を感じ、わずかな災害情報でも待っていたことでしょう。このとき町内会役員の人たちは、情報不足で混乱する地域の人との対応に大変な混雑状態になっていたかに伺っております。行政からの連絡を受けても、町内の全域にその内容の伝達をすることには難しさがあったのかと思います。災害時における町内会や地域との綿密な連絡体制の重要さは理解しても、高齢化社会におけるその対応へのあり方が問題であります。改めて災害時連絡体制の確立について行政の考え方を伺いたいと思います。
答弁 総務課長 熊谷敦(総務課長は2019年12月まで)
災害時連絡体制の確立についてお答えをさせていただきます。災害時連絡体制の確立につきましては、今年度町内会連合会の7ブロックの活用について町内会連合会会長に災害時連絡体制等の情報共有についてご相談させていただき、その後各地区のブロック会議に伺わせていただき、各ブロック代表の方々への連絡についてご理解をいただいたところでございます。今回の地震の際は、全道的な停電により固定電話が機能しないことや携帯電話がつながりにくい状況でありましたので、担当職員が個別に伺い、状況説明等をしておりますが、今後も基本的には本年設けた町内会連合会7ブロックを活用した連絡体制により情報提供が図られるよう努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたくお願い申し上げます。
質問 5番 若山武信
基本的には町内会連合会7ブロックを活用した連絡体制から情報提供が図られるよう努めるとのことでございますけれども、このたびの災害に対する行政の対応に対して町内会連合会としては大きな不信感を抱いているようでございます。私は、町内会との議論をもっと深め、地域への協力をお願いする考え方が不足していると、このように思っておりますし、災害時の避難方法を町内会に丸投げしている、そのような感じを受けているところでございます。そういうことでは町内会も動けないのではと思います。行政には町内会組織の重要性とそれに対する目線の違いがあるのではないでしょうか。もっと町内会へのきめ細かな情報の提供と共有に努めるべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 総務課長 熊谷敦(総務課長は2019年12月まで)
防災関係の町内会との情報共有についてでございますが、これまで防災関係についての市からの情報提供が少ないとのご意見が多くございましたことから、5月に行われました町内会長会議において避難行動要支援者名簿の配付と災害備蓄一覧等についてご説明をさせていただきました。また、連絡体制につきましては、先ほど申し上げましたとおり、7ブロックを活用した連絡体制を構築したところでありますが、その際のブロック会議において、今年度町内会向けに作成をしました赤平市地域防災ハンドブックに基づき、災害対策本部体制、住民組織等への協力要請事項や自主防災組織などについてご説明の上、配付をさせていただきましたが、町内会組織の協力は不可欠であり、重要と考えておりますので、今後も防災ハンドブックの見直しや効果的な連絡体制等について町内会の方々のご意見を伺いながら、情報の提供、共有に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたくお願い申し上げます。
質問 5番 若山武信
私たちが先月町内会連合会の代表の皆さんとの交流会を持ったときも、最初に話題になったのは災害時連絡体制の確立、そして地域ごとの防災拠点の必要性についてでありました。いかなる災害も地域住民、役員皆さんの協力なくして乗り切れないわけでありますので、防災対策なのだから地域が協力するのは当たり前ではなく、進んでやってくれるような日常的な人間関係のつくり方も必要かと思いますので、その辺についても今後よろしくお願いいたします。次に、障がい者などの弱者への防災体制について伺います。災害時に障がい者をどう守っていくのか、地域の人たちとともに一緒に避難活動を行わなければならず、また授産施設などは多くの障がい者を抱え、寮生だけではなく、多くのグループホームを抱えているところもございます。また、当市には数カ所の老人養護施設もございます。市と企業の連携などはどのようにして協力体制をとっていくのか。このたびの震災時からの教訓も対策に入れながら、当市にも当てはまるものがあろうかと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 総務課長 熊谷敦(総務課長は2019年12月まで)
障がい者など災害弱者への対応としましては、現在本市では福祉避難所として協定を結んでいる企業、団体等が4協定あり、障がい者や介護が必要な方などの受け入れ等をお願いしているところであります。そのような協定は今後も必要と考えており、福祉部署とも連携を図りながら推進してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたくお願い申し上げます。
質問 5番 若山武信
今後も弱者救済という意味ではいろいろ問題も出てくるかと思いますので、これからもいい対策を検討していただければと、このようにお願いしておきたいと思います。続きまして、項目4、守秘義務と生命の大切さについて。次に、守秘義務と命の大切さの区分け、重要性の判断について伺いたいと思います。町内において車椅子や寝たきりの人、認知症などの超高齢者やひきこもりの人への対策も必要でありまして、被災時に地方の家族への連絡を必要とする場合も生じるわけでございますけれども、町内会に協力してもらうためには、改めて守秘義務と命の大切さ、このどちらを先行するのかという大きな課題にぶつかります。住民の家族関係についての情報は、現在は民生委員のみの扱いとなっておりまして、町内会役員へ情報は伝わってこないかと思います。かつて私がこのことを質問したときに、明快な答弁をいただけなかったと記憶しております。現在は命の大切さを重要視し、そのことを明言している自治体もあるようでございますが、改めて当市の考え方について伺いたいと思います。
答弁 総務課長 熊谷敦(総務課長は2019年12月まで)
守秘義務と生命の大切さについてお答えをさせていただきます。災害対策基本法第1条では、国土並びに国民の生命、身体及び財産を災害から保護するため、防災に関し国、地方公共団体及びその他の公共機関を通じて必要な体制を確立し、責任の所在を明確にするとともに、防災計画の作成、災害予防、災害応急対策、災害復旧及び防災に関する財政金融措置、その他必要な災害対策の基本を定めることにより、総合的かつ計画的な防災行政の整備及び推進を図り、もって社会の秩序の維持と公共の福祉の確保に資することを目的とすると定められております。その中で、避難行動要支援者名簿の配付についても定められておるところでございます。名簿の配付につきましては、今年度町内会長会議で周知させていただきましたが、守秘義務や名簿保管についての取り決めなど取り扱いが厳格であることなどから、配付まで至っていないのが現状でございます。名簿の内容につきましては、法律及び地域防災計画に記載の基準で定められた内容となっており、かつ本人の同意が得られた名簿情報のみが平時から配付できることとなっております。そのようなことから、今後も情報の提供に努めてまいりますが、防災行政としましては災害対策基本法に基づく対応となりますので、ご理解いただきたくお願い申し上げます。
質問 5番 若山武信
ただいまの答弁伺っていますと、情報開示への理解はできても、法律が壁となり、守秘義務が優先されるような気がしてなりませんけれども、災害現場においてもう少し現実的な対応ができるよう、日常的に考えていかなければならないことなのかもしれないと私は思っております。なかなか難しい問題で、これも今後の課題になるのかなと、そんな気もしておりますけれども、日常的にこれからもどう向き合っていくか、ご検討いただければとお願いするところでございます。防災に関する質問はこれで終わりますけれども、行政や町内会や企業がそれぞれの教訓を共有し、知恵を働かせながら、災害に強い地域づくり、まちづくりを目指していくべきかと思いますので、今後の当市防災体制確立のため、その強化、充実対策についてよろしくお願いしたいと思います。