赤平市議会 平成30年第3回定例会 2018年9月18日
認定子ども園について
2018年9月18日、赤平市議会の一般質問で、若山武信議員が「認定子ども園について」質問し、社会福祉課長 野呂道洋、市長 菊島好孝が答弁しました。
- 質問者
- 若山武信 議員
- 答弁者
- 社会福祉課長 野呂道洋、市長 菊島好孝
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 5番 若山武信
次、件名3、認定こども園についてであります。項目1、開設時期の考え方について。ことし3月の定例会にて、予算委員会を中心に赤平の保育所の環境悪化については多くの議員から指摘され、議論がなされましたが、待機児童解消策のみが焦点となりまして、根本的改善論議がなされぬままに統合小学校建設が早急に決まった、急遽決まったわけでございます。ですから、私は6月議会で認定こども園開設計画も並行して進めるべきとして質問いたしました。本来私は、建物に財政負担をかけるのは反対でありますが、子供たちの将来に対して、また子育て支援として認定こども園を必要とするならば小学校建設と同じか、その前に建ててこそ意義があることだとして、建設の可能性と緊急性を含め、早急なる取り組みについての要請をいたしました。その要請に対して、現在どのような形で作業が進んでいるのか伺いたいと思います。
答弁 社会福祉課長 野呂道洋(社会福祉課長は2019年3月まで)
認定こども園の開設時期の考え方についてお答えさせていただきます。認定こども園の開設に係る作業が進んでいるかとのご質問ですが、第2回定例会後7月に子ども・子育て会議を開催し、認定こども園に関するアンケート調査の内容等につきましてご協議をいただき、8月に子育て世代の保護者370世帯に対しましてアンケート調査を実施し、現在集計作業等を行っているところです。今後の作業スケジュールにつきましては、子ども・子育て会議を開催し、アンケート調査の報告をするとともに、認定こども園の開設場所等について何案かご提示し、それをたたき台としてご協議いただく予定としております。その後、庁内関係者による認定こども園に関する検討会などを開催し、年内をめどに公共施設等総合管理計画との整合性を図りながら、認定こども園の開設時期等につきましては児童福祉施設整備計画に明記する予定としておりますので、ご理解いただきますようよろしくお願い申し上げます。
質問 5番 若山武信
私は、6月議会で子育て支援に対して行政のやる気をその保護者や市民に示すべく、ぎりぎりの選択でこども園開設についての質問をしたわけでありますが、その一部の作業内容についてただいま答弁がございました。現在8月のアンケート調査の集計をしているとのことでございますが、そうしますと結果や判断は10月になるのかなと、こんなふうに思っております。その後、認定こども園に関する検討会などを開催し、年内をめどに公共施設等総合管理計画との整合性を図りながら、開設時期については児童福祉施設整備計画に明記する予定としているとのことでございますけれども、年内をめどに明記するだけなのか、それとも明記した後、年度内をめどに31年度の建設計画ができ上がるのか、そして3月議会に予算化に向けての提案ができるようになるのか、はっきりした答弁をいただきたいと思います。これは、もう緊急として私はお願いしているわけでございますから。
答弁 社会福祉課長 野呂道洋(社会福祉課長は2019年3月まで)
認定こども園の開設時期等につきましては、年内をめどに公共施設等総合管理計画との整合性を図りながら児童福祉施設整備計画に明記する予定とし、同計画策定後は速やかに施設定員などの基本方針や開設までの事業スケジュールなどを記載した認定こども園開設に係る基本計画策定作業に取りかかる予定としております。3月議会に予算化に向けて提案ができるようになるのかとのご質問ですが、同基本計画の策定には相当程度の策定期間が必要なこと、また平成31年度は骨格予算となりますことから基本設計の予算化は非常に困難と考えますので、ご理解いただきますようよろしくお願い申し上げます。
質問 5番 若山武信
ただいまの答弁ですと、平成31年度においては基本設計の予算化は困難だということでございます。そういうことからしますと、非常に難しい話になってくるなと思いますので、次の質問に移らせていただきます。項目2、財政面から見た建設の必要性についてであります。私は、赤平市再生のためには子育て支援が最善策と考えており、認定こども園を建設するのなら今しかないとの思いで一般質問を行ってまいりましたが、今建設できないというのであれば、今後の必要性について疑問を生じるところでもございます。6月議会の答弁では、時期が遅くなったとしても認定こども園の開設の必要性はあると言われましたし、現在その方向で進められているかと思います。私の考え方は、両極端であるかもしれませんけれども、今建つのであれば行政の市民に対する物の考え方や子育て世代へのPRも含め、時期的に大変効果的意義があるかと思っているところでございます。しかし、よほど政策的に急ぐことがない限り、こども園は平成36年から37年度での開設が予測され、それ以後であれば子供たちの減少率、さらなる人口減少による財政負担増を想定すると、それ以後の時期での建設では無理が生じるのではと、このように考えているところでございます。今後生じる財政負担を考えたときに、ことしから市立病院の償還が始まりますし、31年度は消防庁舎の償還も入ってまいります。33年度からは、統合中学校の29年度分からが対象となります。恐らく37年度からは、統合小学校の償還が始まるのではないでしょうか。そのほかに公営住宅の除却や新築工事の建設費用も重なってまいりますし、将来的には水道事業の広域事業への財政的配慮も必要になってくることが考えられるわけでございます。ですから、建設計画が大幅におくれるとしますと、無理して認定こども園を開設しなくても現保育所は建築年数に照らし合わせて今後30年以上使用することが可能とのことでございますので、現在の保育所を有効活用することで将来の財政問題に対処するという考え方も出てまいります。これから公共施設整備計画についての検討が行われるかと思いますが、認定こども園については開設時期によっては大きなメリットと、またリスクが逆に伴うのではないでしょうか。私は、認定こども園の必要性については十分理解しております。ですから、何としても統合小学校の開設時期か、その前にこども園の開設を政治的配慮も含め、期待して質問してまいりました。しかし、その可能性がないとしたら、財政負担の伴わない施策を優先させるべきとの考え方であります。いま一度両方の面から検討する必要があるのではと思っておりますが、いかがでしょうか、伺いたいと思います。
答弁 社会福祉課長 野呂道洋(社会福祉課長は2019年3月まで)
認定こども園の財政面から見る建設の必要性についてお答えさせていただきます。将来的な認定こども園の開設は、幼保一元化や少子化対策のため必要な施策であると市としては位置づけております。また、効率的な施設運営を心がけることも必要かつ重要な施策であると認識しております。認定こども園開設に関しましては、既存施設の有効利用や子育て世代の定住促進等も検討材料にし、子ども・子育て会議や認定こども園に関する検討会などで協議し、当市にとって何が最良の選択なのか、開設時期、開設場所等の計画を策定する方針としておりますので、ご理解いただきますようよろしくお願い申し上げます。
質問 5番 若山武信
ただいまの答弁内容を聞いておりますと、各種会議や検討会を経て当市にとって何が最良の選択なのかと、開設時期、開設場所等の計画を策定する方針としているというごもっともな答弁でありますけれども、逆に裏を返せば認定こども園に対する緊急的建設計画の要請にはまだ何も進んでいないと、応えていないということが感じられるわけでございます。また、私は将来の財政的不安要素を心配しながら質問しているのに対しまして、財政面には的確に触れておりません。これは、もう本当に振り出しの感じがいたします。もう一度適切な答弁をお願いしたいと思います。
答弁 社会福祉課長 野呂道洋(社会福祉課長は2019年3月まで)
認定こども園の開設に関しましては、既存施設の有効利用や子育て世代の定住促進等も検討材料にし、子ども・子育て会議や認定こども園に関する検討会などで協議することとしておりまして、開設場所等について何案かご提示し、それをたたき台としてご協議いただく予定としております。また、既存施設や旧赤平中央中学校跡地、有効利用のため現保育所も含めた案などを考えております。本年中に策定予定の児童福祉施設整備計画に認定こども園の開設時期も明記することとなりますが、その際は市の財政状況も勘案し、検討いたしますので、ご理解いただきたく存じます。
質問 5番 若山武信
ただいまの答弁、ちょっと紋切り型の答弁になっておりまして、協議いただく予定と、この文言が中心となっておりまして、どのような取り組みとなるのか、その方向性が全く私には見えてこないと、こんなふうにも思うわけでございます。ここで、市長の答弁を求めたいと思います。私は、認定こども園に関しては当市にとって将来の人口政策に大きくかかわってくるものと認識しており、子育て支援の最たるものとして受け取っております。ですから、認定こども園開設に当たっては最優先事項として政治的配慮も含めて高校跡地に統合中学校を、その跡地に統合小学校をという従来の構図ではなく、サ高住計画が立ち消えとなってきた今、旧中央中学校跡地への選択も視野に入れた質問をしてきました。一定程度今の答弁にもございましたけれども、まだ迷っております。しかし、現段階ではその先が本当に何も見えておりません。また、保育所のあり方からしますと、今まで保育所の待機児童問題については認定こども園ができるまでとしての答弁でありました。そのため、こども園はいつできるのかとの質問で建設場所や開設予定などを議論してまいりましたけれども、その内容についても一向に進展しない状況にあるわけでございます。市長は、公約の中に認定こども園開設をうたっておりますが、今不可能としても可能な時期に建設するという意思は変わらないかと私は思っております。私が提案している認定こども園の緊急的開設策の可能性についてはゼロなのか、全くだめなのか、また市長が考えている認定こども園開設時期の見通しと、あわせて財政的見地から判断される現保育所の有効活用の考え方等について、ここでもう一度答弁をいただきたいと思います。
答弁 市長 菊島好孝(市長は2019年3月まで)
認定こども園の開設に関しましては、担当の課長のほうからもご報告をさせていただきました。子ども・子育て会議あるいは認定こども園に関する検討会などで協議することとしておりまして、開設場所等につきましてもいろんな場所を検討しながら協議をしていくということでございます。また、既存の施設あるいは議員が指摘しました旧赤平中学校の跡地あるいは有効利用のため現保育所も含めまして、さまざまなことを検討してまいりたいというふうに思います。そして、本年度中に策定予定の児童福祉施設整備計画にこの認定こども園の開設時期も明記することとしておりますけれども、その際には議員おっしゃるとおりに市の財政状況も勘案しながら検討をさせていただきたいというふうに考えております。よろしくご理解いただきたいと思います。
質問 5番 若山武信
市長の一定程度の考え方が今ちょっと出ましたけれども、財政的問題がやっぱり一番の問題になってきます。それで、何が大切かという部分ではやはり保育所問題、認定こども園問題、いわゆる子育て支援のこの支援対策が一番私は大切だと思っているわけであります。そういう中で、本当に今緊急にということで私は申し上げておりますが、今市長の答弁にもありますようになかなか先へ進んでいかないと。こんなことでございまして、この辺はなかなかそのタイミングという問題もありますかと思いますけれども、しかしそういう意味では市長の決断もはっきりしないから、このようにだらだらと長引くのではないのかなと私は思っています。それで、ここで立坑問題を出しますと話が長くなりますけれども、市民にとって本当に何が一番大切なのかと。本当に12月議会という1度の論議で、緊急的にガイダンスは建ったわけでございます。課題が多い中で取り組む順番が本当に私は市長にとって間違ったと、このように思っておりますので、このことは本当に忘れないでいただきたいと思います。それに比べて保育所、認定こども園に関しては昨年度からの議論が続いておりますけれども、今言ったように本当に市長が今答弁してもまだこれ解決のできない問題になっているわけでございます。そういうことでは、この件についてはまたどこかで私は質問していきたいなと思っております。最後に伺いますけれども、現在アンケートについては集約中と答弁が先ほど課長のほうからありました。このアンケートの質問要項の中心的内容は、1つには認定こども園は必要だと、それから2つ目にはどちらとも言えない、3つ目には認定こども園は必要ないというような設定になっているようでございます。この結果について、どのように扱っていくのか。単なる判断の参考資料とするのか、それとも開設計画の是非に直接大きく影響するのか、この辺の考え方を伺っておきたいと思います。
答弁 市長 菊島好孝(市長は2019年3月まで)
先ほど議員もおっしゃったように私も同じ意見でございまして、市民の声を十分に尊重しながら考えてまいりたいというふうに思っております。
質問 5番 若山武信
本当は、もう少し内容を細かく出していただきたかったと思っています。これからこの問題についての件につきましては、一般質問を通してこれからも議論させていただきますけれども、一番大切なのはやっぱり市民の声であります。言われるとおりです。それを基本とし、次に健全財政に基づいた行政の的確な考え方を踏まえ、市民生活安定向上のための結論としていただきたいと思います。このことを要請いたしまして、この件名の質問を終わらせていただきます。以上をもちまして、私の質問、一般質問を全て終わります。適切な答弁、ありがとうございました。