赤平市議会 平成30年第3回定例会 2018年9月18日
地域医療・介護について
2018年9月18日、赤平市議会の一般質問で、木村恵議員が「地域医療・介護について」質問し、介護健康推進課長 千葉睦、市民生活課長 町田秀一が答弁しました。
- 質問者
- 木村恵 議員
- 答弁者
- 介護健康推進課長 千葉睦、市民生活課長 町田秀一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 1番 木村恵
次の質問に移ります。件名の3です。地域医療・介護について、項目の1、エリアサポーターについてお伺いします。要旨の1です。平成30年度の養成講座が終わりました。23名のエリアサポーターが生まれました。平成28年から合わせて131名となり、赤平市の要支援1、2の方への生活支援サービスあるいは地域での見守り、介護予防運動教室や高齢者のひきこもりの解消、地域交流サロンなどの担い手がさらに広がったことになります。課題としては、6地区のエリアサポーターの偏在も若干見られているということやエリアサポーターの方々の平均年齢が高いというところが少し気になるところではないでしょうか。それでもエリアサポーター養成講座を受け、積極的に地域交流や介護予防運動などに参加をされている方がどんどん今ふえている。これだけふえているということは、生きがいを持って健康な生活を送りたいという元気な高齢者の方々がたくさんいることのあらわれだと思います。今後の活動推進に当たって働く世代の取り込み、参加を促すためにも市内企業への協力、これをお願いしていく必要があるのかと思いますけれども、今後の方針についてお伺いをしたいと思います。
答弁 介護健康推進課長 千葉睦
エリアサポーターの働く世帯の参加についてお答えさせていただきます。エリアサポーターは、元気な高齢者が心身に不安を抱える高齢者を支えるだけでなく、自分自身が張り合いや生きがいを感じ、社会参加できることを目的に平成28年度より赤平市社会福祉協議会に委託し、養成講座を開催してきました。サポーターの年齢構成ですが、20歳から50歳代の若い方が約1割、60歳代が3割、70歳代が5割、80歳代が1割となり、60歳から70歳代の高齢の方が中心ではありますが、さまざまな年代の方が協力し、行っています。今後としましては、養成されたサポーターの方が健康でお互いを支え合い、孤立する人がいない地域を目指し、活動されている現在の活動をいかに継続していくかが課題になるかと思われます。できるだけ全地域に配置されるようサポーターの数をふやしていくことも重要ですが、次年度は現在のサポーターの方への支援体制の見直しや情報交換、研修等を検討しているところです。若い世代の方がサポーターに参加されることは、幅広い年代の方が高齢者を支える仕組みとして大変有効と思いますが、働いている方が多いため、忙しい時間の中でどのようにボランティアとして参加していただけるか課題が多いと感じております。
質問 1番 木村恵
継続が重要と言っておりますが、来年度はサポーター養成で数をふやすのではなく、スキルアップを目指すような内容だったと思います。情報交換や研修等を検討しているということでした。確かに大切な取り組みと言えると思います。ふまねっとやゆる元の指導者資格を取った方々の中には、地区を越えて研修や交流をしている方もいらっしゃいます。ほかの地区で行っている取り組みを学び、そういう機会がふえれば、さらにお互いに向上する可能性もあると。エリアサポーターがふえなくても地域の参加者の方がふえていけば、それもまたいい効果の一つかなというふうには思います。そちらのスキルアップのほうも進めていっていただきたいというふうには思います。しかし、やはり若い担い手をふやすというだけの意味ではなくて、地域に根づいた地域企業、地元企業や事業者との連携というのは、人口減少になかなか歯どめがかからない地域の暮らしを支えていく大きな力になっていくのだと思うのです。菊島市長がよくおっしゃいますけれども、市民力、産業力、行政力と。産業力というのは、こういったところで協力要請し、それに応えていただけるということも入ってくるのではないのかなと私は思うのです。介護健康推進課だけでは、やはりなかなかその企業さんに赴いてというのも難しいのかもしれませんが、社協や商工労政観光課であったり商工会議所など橋渡しをしてもらうなど、そういった横の連携というのを模索してみてはいかがかと思いますが、どうでしょうか、考えを伺います。
答弁 介護健康推進課長 千葉睦
お答えさせていただきます。地元企業や事業者との連携についてですが、まずは議員がおっしゃるとおり商工労政観光課や社会福祉協議会、商工会議所など、まずは横の連携を模索してまいりたいと考えております。
質問 1番 木村恵
担当課では、連携を考えたいというふうに言っています。なぜこのような提案をしているかと言いますと、今言ったように人口減少、なかなか歯どめがかからない中でエリアサポーターさん自身が転出をされてしまう、あるいは病気などで活動ができなくなってしまう、そういったことも想定されるわけなのです。継続が大事ということをわかっていらっしゃるのであれば、やはり担い手の確保ということも継続していく必要はあるのだと思います。実は、ことし3月に策定されました第7期赤平市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画でもエリアサポーター養成講座の成果目標として平成31年が20人、平成32年が20人と、こう定めています。スキルアップは先ほど言ったように大事ですけれども、ことしの3月に策定された計画で定めているその目標数値をすぐに変更してしまうということには若干抵抗も感じますので、担い手を確保していく努力というのはぜひ続けていただきたいというふうに思うのです。今町内会活動でも若い方、若い世代の参加を希望する声というのがすごく多いわけであります。市内企業への協力要請というのは、このエリアサポーターのみならず、地域コミュニティ全般における課題だと思うのです。市長、ぜひリーダーシップを発揮していただいて、副市長を中心に全庁的にこういった問題を推進していただきたいというふうにこの場でお願いをしたいと思います。次の質問に移ります。項目の2です。国民健康保険についてお伺いします。要旨の1です。国民健康保険が都道府県化され、政府は2年目となる来年度からの算定作業に向けた備えを自治体に求めております。保健所努力支援の中で、自治体の医療の抑制や保険税の取り立ての強化などが心配をされておりますが、基本的人権の尊重を脅かすようなことがあってはならないと思います。赤平市においても改めて適正な対応というのをこの場をかりて求めたいというふうに思います。一方で、保健所努力支援の中に特定健診、保健指導があります。こちらは、早期発見、重症化を防ぐことなどにつながる取り組みとして積極的に行っていくべきと考えます。赤平市の取り組みは、アンケートや電話、はがきなどでの勧奨などを取り入れて行ってきていると聞いておりますが、受診率はそれぞれどのようになっているのかお伺いします。
答弁 市民生活課長 町田秀一(市民生活課長は2020年9月まで)
特定健診、保健指導の受診率につきましてお答え申し上げます。特定健診、特定保健指導につきましては、昨年度までは5年ごと、今年度以降は6年ごとに実施計画を策定いたしまして、健診項目や実施方法、目標とする受診率等を定めて毎年計画的に進めているところでございます。特定健診の受診率に関しましては、制度開始当初より右肩上がりで推移しておりましたが、平成25年度の44%をピークに、以降40%前後の推移となってございます。このため、平成27年度以降は特定健診未受診者対策の一部を外部委託いたしまして、電話による受診勧奨やはがきによる健康増進に関する情報提供などにより受診率の向上に努めております。特定保健指導の実施率につきましては、おおむね30から40%程度で推移しておりましたが、ここ数年は20%台となっております。こちらにつきましては、毎年同じ被保険者の方が保健指導の対象となる傾向にあるため、受診希望者の求める保健指導となるよう創意工夫をしながら取り組んでおります。以上、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。
質問 1番 木村恵
毎年同じ被保険者の方が保健指導の対象となるような傾向が続いていると、受診率の伸び悩む原因だということだと思いますけれども、私も身をもって経験しているのでよくわかるのですけれども、保健指導を受けた後、改善は見られるのです。ただ、次の年は自分で気をつければいいと思ってしまったりするわけです。しかし、実際は指導を受けているときのようになかなか意識して生活をできないというところが問題なのかなと思っております。同じような結果が出て、また対象者になってしまうということだと思うのです。特定健診は、今答弁にもありましたが、受診勧奨の工夫など今の取り組みを継続していくことでキープできるのかなというふうには感じますが、保健指導のほうはなかなか難しい現状もあります。これ対象者が少なくなれば、受診率は上がっていくことに自然になると思うのですけれども、いかに対象者を減らしていけるかと。つまりは、いかに健康に気をつけた生活を意識づけできるか、継続することの難しさを克服できるかというところがやっぱり鍵になってくるのかなと。そういったところを着目して工夫していただいて、保健指導をしっかり引き続き取り組んでいただきたいというふうに思います。次の質問に移ります。要旨の2です。家族の人数に応じて保険税がふえるいわゆる均等割という仕組みですけれども、国民健康保険以外の健康保険にはありません。税という観点からそういった形態がとられているのではないかと想像しますが、それでも多子世帯にとっては過度な負担につながっています。全国知事会なども政府に対して、子供の均等割への減免を要望しております。また、国民健康保険の都道府県化に伴い、2018年度からの支援金には子供の人数に着目した配分もあることから、これを活用して第3子からの均等割を全額免除する自治体が出てきております。所得制限などがあるとかないという違いはありますが、北海道では旭川市、福島県の南相馬市、埼玉県のふじみ野市などで実施されております。子供がふえれば家計が厳しくなるという仕組みは、その仕組み自体が国の制度になっているわけですから、本来はやっぱり国がまず見直していただくべきことかなと思いますけれども、全国の自治体が取り組んでいくことによって国の制度が変わっていく例もあります。赤平市も子育て支援に積極的に取り組んでいるということから、多子世帯の負担軽減、均等割の免除、減免について検討してみてはどうかと思いますが、考えを伺います。
答弁 市民生活課長 町田秀一(市民生活課長は2020年9月まで)
多子世帯への負担軽減の取り組みでございますが、ご指摘のとおり国民健康保険につきましては被保険者数に応じて保険税負担がふえる仕組みとなっておりまして、他の健康保険とは異なっておりますが、制度設計の背景が異なる上、国民健康保険法による決定事項となりますので、ご理解いただきたく存じます。多子世帯への負担軽減策として当市の被保険者の現状でございますが、赤平市の18歳以下の被保険者数につきましては今年度でおよそ100名、被保険者全体の4%程度を占めております。また、多子世帯ということで明確な基準はありませんが、第3子以上を対象世帯として考えますと今年度では6世帯、9名が該当となってございまして、これら全てを多子世帯への税負担軽減策として保険税を免除した場合、1人当たりの均等割額2万3,100円を乗じるとおよそ20万円程度の減収と推計されるところでございまして、制度の導入につきましては今後の状況を鑑みて運営協議会等で協議してまいりたいというふうに考えてございます。以上、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。
質問 1番 木村恵
国保の世帯は、子供がふえれば負担もふえると、少子化に歯どめがかかるわけがないのではないかというふうに思うのです。国の制度改革を待っているだけではなくて、独自の子育て支援策として取り組むことで赤平市の子育て支援がさらに進んだ取り組みとなる、先進事例となっていくのではないかというふうに思います。今答弁で、試算では20万円ほどの減収になるのではないかという試算でしたけれども、全体的には大きな減収額ではないと思います。しかし、世帯で見れば今数字ありましたけれども、かなり大きな負担減につながっていくのではないかというふうにも思います。運営協議会のほうで、ぜひしっかりと検討をしていただきたいというふうに申し上げて質問は終わります。