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中頓別町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月17日

介護の報酬について

2026年3月17日、中頓別町議会の一般質問で、髙橋憲一議員が「介護の報酬について」質問し、町長 小林生吉が答弁しました。

質問者
髙橋憲一 議員
答弁者
町長 小林生吉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 髙橋憲一

受付番号3番、髙橋であります。よろしくお願いいたします。私からは1点だけ質問させていただきます。令和8年度からの国の診療報酬、介護報酬改定による影響及び今後の町の医療、介護の報酬についてということでお伺いいたします。2月13日に中央社会保険医療協議会からの答申により、令和8年度の医療報酬改定の内容が示されました。同時に介護報酬改定も行われると言われています。現在検討中の中頓別町の地域包括ケアシステム全体に対する影響をどのように捉えているか伺います。無床診療所化は避けられないのか。また、介護医療院の存続や救急医療対応の可能性は。さらに、今回の改定の方向性の中で示されているような病院のDX化やオンライン診療、地域間の役割分担などの取組によって住民が安心して医療や介護のサービスを受けられる体制を構築できるのか伺います。

答弁 町長 小林生吉

髙橋議員のご質問にお答えをしたいと思います。人件費や物価等の高騰に対する対策として医療報酬改定や介護報酬の期中改定がなされたことはとてもよかったというふうに思っています。ただ、これで十分とは言えないところもあり、とりわけ条件不利地域に対する手厚い措置などさらなる見直しに向けて他市町村とともに要望活動を重ねていきたいというふうに考えています。これらの改定は、前述のとおり経費が増えたことに対する範囲というふうに捉えておりまして、今後進めなければならない見直しの方向性に大きく影響するものとは言えないと思っています。今後検討を加速していきますが、最終的にどうするのかについては今時点で確定しているものではなく、想定できるあらゆる選択肢について丁寧に検証するとともに、町民の皆さんからの意見を踏まえて方向性を固めていきたいと考えています。一貫して申し上げてきたつもりでありますけれども、基本的な考え方は町民が最期まで安心して暮らし続けていけるようにするための見直しであります。何もしなければ今のまま医療と介護サービスを続けることは困難になると思っています。そうならないためにもどうしなければならないのか、医療と介護一体で見直しを行うことで持続可能な仕組みをつくっていかなければならないというふうに考えています。

再質問 3番 髙橋憲一

それでは、二、三再質問をしたいと思いますが、今おっしゃられましたように、これはどこの町村の公立病院等、どの施設も同じように一時的な措置で一息ついたというようなレベルの発言が結構見られました。したがって、根本的に解決するものではないというふうなのは分かっております。答弁の中にもありますように、見直しの方向性については大きく影響しないということですから、当初から予定しているように、いわゆる無床の診療所化というのが一つの大きな中心になってくるだろうというふうに私は考えております。町長はどう考えているか分からないですけれども、だとしたら無床の診療所化に対してどういう、例えば夜間の診療であるとか休日の診療をどういうふうにするのか、例えばもう一名医師を増やしていくのか、それとも思い切ってオンライン診療とかというような取組をしていくのか。それから、介護医療院の問題、これもこれを維持していくのか、現状介護入所者というか、減っているように見えますけれども、将来的な見込みといいますか、今後増えるのかどうか。それから、これは地域連携とも関わると思うのですけれども、中頓別町だけで介護医療院の入所者を満度に満たしていくということができなければ近隣の町村との連携というのもあり得るのかというところです。それから、救急のことについては診療所でもいわゆる1次救急というか、初期救急はできるというふうな話は伺っていますけれども、この辺はどうするのかです。それから、スケジュールですけれども、先ほど宮崎議員の質問の中でも令和8年度中に方向を決めるというふうにおっしゃっていましたけれども、そうであれば相当スピードを上げてやらなければいけないというふうに思うのですけれども、その辺について現在町長が考えている方向性がおありでしたらお聞かせをいただきたいという部分です。

答弁 町長 小林生吉

髙橋議員、無床診療所化というのを、私はそう考えているというふうに断定的におっしゃって質問されているかというふうに思いますけれども、今現在まず病院、保健福祉課、施設、それらの職員から今後の医療、介護の問題点、課題点というものを挙げていただいて、まずそれで議論の柱になるところをしっかり見極めていかなければいけないというふうに考えています。それで、それはまとめているところでありますけれども、やはり一番大きなポイントは入院という機能を失った場合それをどうするのかというところ、やっぱり住民の不安への解消とか、具体的に例えば急性期が終わって地元に戻ってくるときのどこでどう過ごすのだとか、すごく具体的に整理ができたというふうに思っています。その中でどういう組合せが可能なのか、無床の場合、有床診療所の場合、病院として維持していく場合というところを整理をしていかなければならないというのが今の段階だというふうにお考えいただきたいというふうに思います。その中で、今議員がおっしゃったように地域の連携、うちが仮に無床診療所とした場合、では入院の受皿になってもらえるところはあるのかというところ、あるいは入院ではないけれども、入院と同じような機能を持つような仕組みということはあるのか、できるのか、できないのかというようなことも検討の対象になるかなというふうに考えているところであります。名寄市立総合病院のほうでは病院の管理者、院長、事務長にも面談をさせていただいて、これから地域医療の今後に向かっていろいろ検討していかなければいけないというようなことについての報告、今後については相談に乗ってほしいというようなことをお願いをしてまいりましたけれども、名寄市立病院が抱えている圏域の中でも将来的には多くの自治体の病院、診療所が無床化していかざるを得ないだろうというような見通しを基本にしながら総合病院としての役割というものを考えていかなければならないのではないかというようなお話をされていました。だから、無床化にするということではないですけれども、もちろんそうなのですけれども、一番の懸念は先ほど言ったように急性期、名寄市立病院で治療を終えた人がどこに帰りますかって、そこの答えはとても大事なのではないかということは名寄市立病院のほうからもご指摘をいただいたところです。この問題を掲げた時点から町民の皆さんの中に病院がなくなるという、病院というか、要するに入院ができなくなるというところが先行して不安を与えてしまったところがあったのかなというところは否めないというふうに思っています。ただ、今の状態を維持していくことの難しさというところもやっぱりご理解をいただかなければいけないところがありますので、その中で一番いい答えを探るというところを丁寧にやっていかなければならないというふうに思います。その中で救急をどうするのだとか、そういったような課題、救急の問題はやっぱり大きな課題だというふうに思っていますので、そういったところも含めたいろんな諸課題をどういう形で解決できるのかというようなところを考えながら進めていきたいというふうに思っています。どんな形であれこれからの過疎地域の医療に関してはオンライン診療、そういったものは不可欠になっていくという認識を持っております。DXももちろんそうだと思います。これらについては今から取り組めるところをしっかり取り組んでいくというふうに進めていきたいというふうに考えています。

再質問 3番 髙橋憲一

今介護医療院の関係を、今後の見通しというか、今現状かなり来ているのか、もちろん高齢者全体の絶対数が減ってきているということもあるのかもしれませんけれども、そこら辺の見通しをお願いいたします。

答弁 町長 小林生吉

介護医療院は、もともと過渡的な仕組みというところも含めて病院の病床転換の際に位置づけていて、将来的には特養とかのみとり機能と一体化していくということを想定をしていました。この辺が当初の思いのとおりでいいのかというところも検証は必要だというふうに思いますけれども、先ほど言ったように、特に終末期医療なんかで最後に医療を伴うみとりという、どこでできるのかというところはすごく大事なポイントだと思いますので、介護医療院を残すのか、先ほども言いましたけれども、新しい介護と組み合わせた仕組みの中でこれに代わる機能を果たせるような仕組みができるのか、その辺をしっかり検討した上で判断をしていきたい。いずれにしましても、医療を伴う最期のみとりのフォローもこの町の中でしっかりできる仕組みを維持していかなければならないというふうには考えているということを申し上げたいと思います。

再質問 3番 髙橋憲一

大体町長の考えは分かりました。私もそのとおりだろうなというふうに思いますので、ぜひ町民の皆さんに対する説明もそうですし、適宜議会に対してもその辺の情報提供をいただいて、検討していただければというふうに思います。終わります。

出典:中頓別町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月17日 議事録 PDF(30ページ) 間違いを知らせる