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赤平市議会 平成30年第2回定例会 2018年6月14日

小学校の統合について

2018年6月14日、赤平市議会の一般質問で、木村恵議員が「小学校の統合について」質問し、学校教育課長 大橋一、市長 菊島好孝が答弁しました。

質問者
木村恵 議員
答弁者
学校教育課長 大橋一、市長 菊島好孝

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 1番 木村恵

次の質問に移ります。件名の2です。小学校統合について、項目の1、地域住民理解についてお聞きします。要旨の1です。教育委員会は、3月の予算審査特別委員会等での指摘を受けまして、茂尻地区での説明会を市長も参加し、5月の14日、23日の2回、予定していたよりも前倒しで行いました。統合小学校基本構想や赤平中学校除却、実施設計などが予算化されたことからも早く住民合意を得ようと前倒ししたことは一定評価できると思います。しかし、その内容がどうだったのかということであります。2回の説明会で3校統合への理解を得られたという認識なのかお伺いします。

答弁 学校教育課長 大橋一(学校教育課長は2019年12月まで)

お答えいたします。昨年に引き続き、小学校統合にかかわる赤平市立小中学校適正配置変更計画についての説明会を茂尻小学校校区の保護者及び地域住民の方々を対象に5月14日には茂尻小学校、5月23日には東公民館において開催したところです。いずれの会場におきましても昨年同様、地域住民の方から小学校の統廃合にかわる少子化対策、地域振興策を要望する声が寄せられましたが、計画に対する異論はなかったところであります。その一方、保護者のほうからは子供には人数の多い環境でさまざまなことを体験させたいなどと3校統合を望む声が寄せられたところであります。しかしながら、説明会に参加された保護者の皆様はごく少数であり、教育委員会としましては3校統合への理解が得られたものとの判断に至るためには、もう少し多くのご意見をいただきたいと考えております。したがいまして、昨日茂尻小学校においてPTAの役員会が開催されたため、私ども学校教育課職員が出向き、改めて計画について説明を行い、保護者の皆様のご意見、ご要望等をさらに伺ってきたところです。また、7月2日には茂尻小学校において全ての保護者がそろう学年懇談会が開催される予定となっておりますので、その場にも私どもが出向くこととしております。いずれにいたしましても、今後におきましては保護者の皆様に対し重ねて説明会を開催し、ご意見、ご要望等を伺いながら小学校統合の方向性を早期に定め、統合小学校の基本構想、基本設計に反映させてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

質問 1番 木村恵

異論がなかったと、3校統合を望む声もあったと。そうですね。大体そのような感じだったのかなと思いますけれども、何点か指摘をしたいと思うのです。まず、対象者を分けて行わなかったということは、私は若干配慮に欠けていたところがあったのではないかと思います。保護者の方々は、複式学級への不安というものがあって、地域住民の方々は統合後の学校が閉鎖された後の地域の衰退への不安ということがあったのです。そうすると、相反する思いだと思うのです。その中で、お互いに意見が出しづらいという状況をつくってしまったというふうに思います。次に、大規模校と小規模校のメリット、デメリットという比較をした資料の説明がありましたけれども、口頭では大規模校がいいというわけではないと言いながらも大規模校のメリットが多く、デメリットが少ない印象を与える説明がされていたこと、結果として一言で言うなら、私はその2回の説明会の印象というのは複式学級は絶対に避けなければいけないので、ご理解くださいという説明に終始していたのではないかなというふうに思い、少し残念に思いました。改めて保護者の方々にできるだけ早い合意を得るように取り組んでいただきたいなというふうにそのときは思いましたが、今答弁にあったように昨日PTA役員会というのに行かれたということですので、そこではどういった意見、要望があったのかをお伺いしたいと思います。

答弁 学校教育課長 大橋一(学校教育課長は2019年12月まで)

お答えいたします。茂尻小学校PTA役員、14名中9名の保護者の方が参加された中、説明会を開催いたしました。3校統合を望むというご意見も望まないというご意見も特段ありませんでしたが、統合になった際には子供たちの負担にならないようなスクールバスの運行を望むというご意見が寄せられました。また、統合小学校の建設予定地についてのご質問があり、小中連携一貫教育の必要性を説明し、中学校との距離が近いほうが望ましいと回答したところです。また、統合した際の児童館についてのご質問もあり、現在社会福祉課を中心に統合小学校における学童保育を含め検討している旨を伝えたところです。なお、先ほども申しましたが、7月2日に全ての保護者を対象とした学年懇談会におきましても保護者の皆様のご意見、ご要望等をさらに伺ってまいりますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

質問 1番 木村恵

14名中9名が参加されたが、望む、望まないと特段の声はなかったということでした。ただ、統合後の具体的なこと、スクールバスであったり、児童館であったり、場所であったりということの質問や意見があったということですので、どちらかと言えば前向きだったのかなという印象はやっぱり受けますよね。であれば、やはり私は茂尻地区の保護者の方々が早急に統合準備委員会でオブザーバー参加ではなく、遠慮なく意見が言えるようにしていくべきだと思うのです。今のままでは、準備委員会で活発な意見が出ない状況も想定されるのではないかというふうに思います。説明会で、茂尻でやった14日だと思いますが、保護者のある方が中学校統合のことを例えに出しまして、元の赤中の生徒も元の中央中の生徒もこの4月から合併して一緒になっているのだけれども、お互いに気を使っているようだというお話をされていたのです。その理由は、一旦は今の赤中に合併してから新しい校舎に行くから、やっぱり来た人ともともといた人みたいな感覚だったと思うのですけれども、教育長はそのときに小学校、今度は4月からということでやりますので、その辺は問題ないというような趣旨の答弁をされていましたけれども、保護者の方もやっぱり同じではないかと思うのです。統合されるかされないかわからない段階で会議に参加してもなかなか意見を気を使って言えないと、あるいは聞けないという状況というのはどうしても生まれるのではないかと思うのです。7月の学年懇談会、またさらに行って意見を聞きますとおっしゃいましたけれども、本当にできるだけ早く合意を得て統合準備委員会がスムーズに進むように取り組んでいっていただきたいというふうに申し上げたいと思います。次の質問に移ります。要旨の2です。その保護者の方々が合意されれば、3校統合に向かうのだろうと思います。そうなりますと、次の課題というのが地域住民の方々の将来への不安ということになってくるというふうに思うのです。その説明会で菊島市長は、5月14日、23日、両方の会場で今年度で第5次赤平市総合計画が終わるということを前置きした上で、6次計画で茂尻についてしっかりと計画を立てていきますと。今はどうすると約束できないが、次の計画で茂尻の振興策を考えていくということを述べられておりました。しかし、第6次赤平市総合計画を策定するという予定というものは執行方針でも述べられておりませんし、また今年度は先ほどもありましたが、任期最終年度ということになりますので、どういう考えを持ってあの場で発せられたのかということなのです。庁内協議とかがされた上での発言であったのかどうなのかということになると思います。その辺のところを市長にお伺いしたいと思います。

答弁 市長 菊島好孝(市長は2019年3月まで)

現市長として自分の思いをお話をした部分もございまして、庁内協議については今年度からしっかりとやっていきたいというふうに思っております。次期赤平市の長期総合計画における茂尻地区の振興策についてでございますけれども、現行の第5次赤平市長期総合計画につきましては平成21年度から30年度までの計画期間となっておりますが、赤平市しごと・ひと・まち創生総合戦略は平成27年度から平成31年度までというふうになっております。両計画は、人口減少対策を中心とした目的が重複する施策が多くなるため、次期の計画、仮称ではありますが、第6次赤平市長期総合計画につきましては総合戦略とあわせて一元化した平成32年度から平成41年度までの計画期間とするべく、内部にて協議、検討しているところでございます。したがいまして、茂尻地区の振興策についてでございますが、他の地区とあわせた中で平成32年度からの計画に盛り込むべく、今年度の平成30年度から31年度にて他の計画とも整合性を図りながら計画策定に取り組んでまいりたいというふうに考えているのが私の思いであります。

質問 1番 木村恵

まず、冒頭庁内協議は今年度からやっていくということをおっしゃったのですけれども、ではこの間の答弁は何をもとにやっていくと言われたのかということになるのですけれども、今総合計画と総合戦略は内容が人口減少で近いこともあり、一元化をするという内容でした。内部で協議、検討しているという答弁でしたね。平成ではなくなるのかもしれませんが、2020年から2030年度までの10年間ということだと思うのですけれども、その期間だけの一元化なのか、計画が近しいから一緒にするということは一本立てにするのか、その辺なのですけれども、期間だけの一元化なのか、計画の一元化なのか、ちょっとわかりづらいので、もう一度お伺いをしたいと思います。

答弁 市長 菊島好孝(市長は2019年3月まで)

計画を一元化して成果の上がるもの、上がってきたもの、上がらないもの、そういったものをちゃんと精査をしながら将来にわたっての部分を協議していくということであります。計画の一元化ということでご理解をいただきたい。

質問 1番 木村恵

計画の一元化ということを今明言されました。私は、期間だと思っていたので、さっき聞いたときは。何か期間の一元化だけだと思った。総合計画というのは、いわゆる長期計画ですよね、10年という。まちづくり全般にわたって広く立てられている方針のようなものになっていると私は思うのですけれども、一方総合戦略は人口減少対策に特化して、最初の5年間で成果を上げるべき重点施策と継続的に行うことで成果を上げる中長期施策、そういったものが盛り込まれていると思います。毎年検証をして、次の年度に生かしていくということの施策なのです。いわゆる具体的な、より具体的な施策ですよね。計画の一元化というのは、私はちょっとあり得ないというふうに思ったのですけれども、今の答弁を聞いて。本当にそれを協議されているのですかね。今の答弁ですと、そういう方向でやるという協議がされているということになりますけれども、それでよろしいですか。

答弁 市長 菊島好孝(市長は2019年3月まで)

そういうふうな形でもってやろうと思っていますけれども、それが皆さん方は違うということであれば、またそれは検討しなければいけないというふうに思います。私は、そういう形でもって10年間の中でそういったことを一本化してやったらどうかなというふうに今現在は思っているところであります。

質問 1番 木村恵

では、協議はされていないということですね。協議はされていない。

答弁 市長 菊島好孝(市長は2019年3月まで)

今年度からそういう協議をしていきたいというふうに思ってございます。

質問 1番 木村恵

協議されていない段階で、やはり茂尻地区で、茂尻地区を特化してその計画をやっていきますと、時間を下さいと言うのはやはり少々無責任ではないかというふうに私は思わざるを得ません。今さっきの答弁で、茂尻地区だけではなくて、ほかの地区とあわせた中で次の計画に盛り込むというふうに答弁されましたので、前回の答弁は修正されたものだと思います。これが正しい表現だと思うのです。どうしてもあの場で答弁されたのは、茂尻の地区のことを特化して答弁しているような印象がうかがえました。それで、言いたいのは、今答弁を直しましたけれども、全体の奉仕者である公務員のトップに立つ市長として、ああいう発言をあの場でしてしまうというのはやはり問題だと私は思うのです。その辺のところは、資質が疑われるような発言だったと言わざるを得ません。今計画のほうも実際は協議がされていないということは確認がとれました。ただ、一元化していきたいという市長の思いも聞きました。正直、今答えられた第6次赤平市総合計画となるのか、第2期といいますか、しごと・ひと・まち創生総合戦略、この2つが、総合戦略は終わることはないと思うのです。ただ、絶対続けていかなければならないと思うのです。中長期計画はあるわけですから、絶対にやっていくはずなのです。それをまた違う形になるというのがちょっと正直信じられないのですけれども、なかなかこれを任期内ですよ、菊島市長が任期内にこういったものを策定して進めていけるとは私は思わないのです。菊島市長の任期内にこの発言に対してですよ。今の一連の発言に対して、どういった責任を持ってどういうふうに取り組むのか、そのお考えをもう一度お聞きしたいと思います。

答弁 市長 菊島好孝(市長は2019年3月まで)

もう一回ちょっと確認をさせてください。どういった責任を持ってということですか。私は、4年間の中でできる限りの公約は果たそうという努力もしてきましたし、まだできていない部分もございますけれども、市長としての責任というか、言ったことに対しての責任はとらなければいけませんけれども、できるだけこの任期の中で私が掲げた問題に対する、公約に対する努力はしているつもりでございます。

質問 1番 木村恵

だから、茂尻地区で小学校統合した後のことを不安だと言われて、それはやっていきますよというふうに市民の方々におっしゃったわけです。そして、今も計画を一元化してやっていきたいのだということをおっしゃったのです。そういうことをおっしゃった中で、任期内でどうするのかと、責任をどうやってとってやることをやるか。できるだけのことをやります、努力しますというのは多分誰でも言えるし、当たり前のことなのです。私が言っているのは、任期がもうないわけです。その段階でこうやって新しいことを口にされているのだから、それに対する責任というものが必要だということを申し上げているのです。市長の公約で、市内小中学校各1校、そして文京地区、子育てに特化したいわゆるコンパクトシティー構想、これは総合戦略でも進められてきました。だから、茂尻小学校の児童が想像以上に少なくなったと言いますけれども、これ菊島市長が進めてきた市政のもともとの目指してきた形なのですよね。茂尻地区の児童生徒がどうしても少なくなってしまうように進めてきたわけです。だから、それを今さら想定外に減ってきたとか、そういうことを言う。だからこそ先が見えないと言って茂尻の地域住民の方々が不安の声を今上げているわけではないですか。市長は、説明会で職員はよくまちに出ろ、まちに出ろと言っていると、町内会の行事やイベントに参加をして情報を持ってくれば共有できるのだということをおっしゃっていましたけれども、実際できていないのではないかと。市長交際費のことで、予算総括で案内が来たものは基本的に全て行っているということを答弁していましたけれども、私は市外のそういったことよりもっともっと市民の声を聞く機会をふやしてやっていくべきだったと思います。学校統合をやるに当たって、進めていくに当たって、地域住民の声も並行して聞いてこなかったから今こういうことが起きていると。だからこそ任期内にどういうことができるのだということを聞いているのです。任期内に市長が、ではこのためにどうしますということを前回も1年先送りしますというふうにおっしゃったので、私はちょっと信じられないというふうに思いました。任期内に地域住民の方にどういうふうに説明するのか、そういう考えが今のお話だとないわけですよね、努力します、できるだけやりますと。それ以外にありますか。あれば、もし。

答弁 市長 菊島好孝(市長は2019年3月まで)

私の思いは、小学校の3校が統合できるような形の中で地域住民に説得をしていきたいなと。これは、あくまでも私自身の気持ちですけれども、そういうことを地域の方々、保護者の方々に申しておきたいと、説得をしていきたいと。それが学校の教育、子供たちの教育の将来にいい方向に向かっていく部分、それから行政の財政的な部分の軽減につながっていくのではないかなというふうに思っております。

質問 1番 木村恵

答えていないのですよね。保護者の方々は、3校統合を大体合意しているので、それを説明していく、説明していかれてもいいのですけれども、それは大体進んでいると。だからこそ茂尻から学校がなくなるから、地域の住民の方がそれに不安になっているよというお話です。それで、それに対して市長は先送りするようなことをおっしゃったので、私はそれはちょっと無責任ではないのかと、任期中にできることはないのかというふうに質問をしたのです。それがあるのかないのか、できるだけ努力するではなく、何かないのかということをお伺いしたのですけれども、それはないということでよろしいですか。

答弁 市長 菊島好孝(市長は2019年3月まで)

私は、今までやってきたことを任期内の中でやる、そういうことに努力するわけで、今残された時期に茂尻にあれをやる、これをやるということは私自身は申せません。

質問 1番 木村恵

非常に残念だと思います。とても第6次赤平市総合計画あるいは総合戦略の今後を任せられないというふうに厳しく指摘をしたいというふうに思います。

出典:赤平市議会 平成30年第2回定例会 2018年6月14日 議事録 PDF(17ページ) 間違いを知らせる