みんなの議会

赤平市議会 平成30年第2回定例会 2018年6月14日

地域防災について

2018年6月14日、赤平市議会の一般質問で、木村恵議員が「地域防災について」質問し、総務課長 熊谷敦、学校教育課長 大橋一が答弁しました。

質問者
木村恵 議員
答弁者
総務課長 熊谷敦、学校教育課長 大橋一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 1番 木村恵

質問に入ります。件名の1、地域防災について、項目1、土砂災害警戒区域等の指定についてお聞きします。赤平市のホームページにおいて、3月30日に土砂災害警戒区域等の指定が更新されました。ホームページでは、土砂警戒区域等一覧、これは土石流と急傾斜のものです。それと、道庁公式ホームページ、また北海道土砂災害警戒情報システムなどにアクセスできるようになっております。防災マップが昨年8月に作成され、全戸配布となっておりますが、道庁公式ホームページの土砂災害危険箇所マップとその全戸配布をされている防災マップの土石流危険流域氾濫区域の範囲が違うところがあります。具体的には、美園町3丁目、4丁目の和気の沢川、西豊里町の若木中央川などとなりますが、その違いについて説明をいただきたいと思います。これは、防災マップのほうが小さくなっているということです。また、新しく指定された特別警戒区域及び警戒区域の周知のほうですけれども、これはどのように行っていくのかをお聞きいたします。そして、あわせて平成31年までに終わるとされている指定作業はどのくらい進んだのかもお聞きしたいと思います。

答弁 総務課長 熊谷敦(総務課長は2019年12月まで)

土砂災害警戒区域等の指定についてお答えをさせていただきます。土砂災害警戒区域の指定につきましては、市内に143カ所がございます。土砂災害危険箇所は、北海道において基礎調査をし、住民説明会を行った後、指定されておりますが、昨年度末時点において35カ所が指定されたところでございます。防災マップへの表示でございますが、調査等を進めております土砂災害危険箇所につきましては現在の防災マップに全て表示をしておりますが、策定時点において調査が終了している箇所については調査結果を反映した区域を表示しております。今後の調査結果等につきましても指定箇所の表示の方法等も検討の上、マップ更新時には反映をしてまいりたいと思います。また、指定作業の進捗状況につきましては、北海道より今年度は55カ所調査予定と伺っておりますので、残りの基礎調査等につきましても早期に完了するよう引き続き北海道に要請してまいりますので、ご理解いただきたくお願いを申し上げます。

質問 1番 木村恵

143カ所ですね。144あったと思いましたが、今143カ所になっているということ、35カ所の指定があると答弁がありました。ホームページで新たに指定された土石流12カ所、急傾斜が21カ所掲載されておりました。これが新しく33カ所であるということだと思います。北海道土砂災害警戒情報システムにアクセスすると、その平成26年に指定されている2カ所が見れるということで、合わせて35カ所ということになるのだろうと思いますが、この辺ももう少しホームページ上ではわかりやすくされたほうがよいのではないかというふうに思います。そして、そのマップ作成時、調査の結果を反映させているため氾濫区域の違いがあったという内容だと思うのです。そのマップをつくった時点では、そういう調査になっていたと。しかし、防災マップの氾濫区域が小さくなっているというのが現状で、それは土砂災害警戒情報システムの調査後のを開いていかないと出てこない白いマップのほうとは確かに整合性がとれております。しかし、もう一方のほうで黄色い氾濫区域というのは依然道庁のホームページでは大きく載っていると。その辺がいまいちわかりづらいのではないかと。土石流で埋まってしまえば、川の氾濫区域が広がるという可能性があると思うのです。その道庁のホームページで氾濫区域を広くしているのはどういった理由なのか、その点は確認されているのかお伺いします。

答弁 総務課長 熊谷敦(総務課長は2019年12月まで)

お答えをいたします。氾濫区域につきましては、北海道のホームページでは当初の調査図面で表示をしており、指定後には基礎調査の結果を別場面で表示をしております。当初の調査図面は、図上で計算したものが使われておりますが、現在行われております基礎調査は現地の状況を確認して測量を行い、堆積している土砂の量なども考慮した中で新たな氾濫区域を示しておりまして、基礎調査終了箇所は氾濫区域の表示が高精度となっているとのことですので、ご理解をいただきたくお願い申し上げます。

質問 1番 木村恵

当初は図面でやっていて、後から現場調査をして直しているので、そちらのほうが高精度というお話だったと思います。確かにそうなると、もともと氾濫区域を指定していたけれども、それが調査の結果、図面上だけではなくて現地でやっているから、より確かなもので小さくなっていっているというお話だと思うのです。ただ、やっぱり川の上流で土石流で埋まってしまえば、下流域というのは氾濫するのではないかと私は思うのです。その道庁のホームページの氾濫区域というのがあながち間違いではないのではないかというふうに私は思いますので、それとこのまま調査を進めていって、実際は逆に氾濫区域がさらに広がるという可能性もその調査が高精度と言っていても否定はできないと思うのです。だから、言いたいことは防災マップの氾濫区域がこれからもやっぱり変わっていく可能性があるということだと思うのです。市内を回っておりますと、商店や福祉施設などで目のつくところに防災マップを張って掲示されている事業者の方がおられます。また、個人のお宅にお伺いしても玄関や冷蔵庫に張っている方がたくさんいらっしゃいます。この防災マップ、災害時のやっぱりよりどころとして市民の方々に有効に利用されているあらわれだと思うのです。だからこそ新しい情報であったり確かな情報、そういったものを早期に反映、改善というのを常にしていっていただきたいということ、先ほどの氾濫区域のほうは私ももうちょっと調べたいと思いますけれども、しっかり正しい情報、改善して周知していっていただきたいというふうにお願いいたします。次の質問に移ります。項目の2です。Jアラートについて、要旨の1のほうになります。昨年は、北朝鮮のミサイルが北海道上空を通過し、Jアラートが鳴るという事態が起こりました。メディアでは、一時は核戦争の危機といったような報道もありました。大変緊張が走りました。しかし、今週の12日に史上初の米朝首脳会談がシンガポールで開かれ、対話による解決に向けた動きが世界的に発信されたところです。日本共産党は、一貫して北朝鮮問題の対話による平和的解決を主張してきました。また、ことし4月には朝鮮半島の非核化と北東アジア地域の平和体制構築を一体的、段階的に進めることを関係各国に要請をいたしました。この間の情勢の進展と我が党の提唱というのは合致しているということが示されていると思います。しかし、その実現までには紆余曲折があり、韓国と北朝鮮の首脳会談があったと思えば、トランプ大統領がやっぱりやめると言ったり、北朝鮮が韓国との高官級の会談を急遽取りやめるなどというニュースが流れました。今後の推移は当然見守らなければなりませんけれども、この高官級の会談を急遽取りやめるというニュースが流れたその日、先月の16日です。午前11時08分ごろ、赤平市で緊急速報メールなどが鳴らない状況で警報発令サイレン音が鳴りました。昨年のことを思い出し、不安になった市民の方々もいたかもしれません。その後、ホームページあるいは広報でこのサイレンの吹鳴について何も知らされていないのですが、これについて経緯と周知のほうについてお伺いをしたいと思います。

答弁 総務課長 熊谷敦(総務課長は2019年12月まで)

Jアラートについてお答えをさせていただきます。先月16日の消防サイレンの吹鳴についてでございますが、Jアラート全国一斉情報伝達訓練は毎年行われておりまして、ことしは年4回の実施予定で、第1回訓練が先月16日に行われたところでございますが、訓練の趣旨である試験情報の受信確認、自動起動の確認からこれまでの訓練ではサイレンが鳴ることはありませんでしたが、今回赤平市内のサイレンが鳴ったところでございます。原因としましては、現行システムでは滝川地区広域消防事務組合においてJアラート受信後、本市や芦別市のサイレンの吹鳴を手動で行うようになっておりますけれども、今回の件について確認をしたところ、担当者のボタン操作の誤りにより午前11時8分ごろ、本市のサイレンが鳴ったものでございます。滝川地区広域消防事務組合においては、教育の徹底や表示の方法の見直し等を行い、今後このようなことがないよう努めるとのことでありましたし、本市といたしましても改めて確認等、情報共有等に努めてまいりたいと考えております。また、住民への周知につきましては、次の週に町内会長会議が予定されていたことから、直接その場でご説明させていただくことが内容の周知の方法として効果的と判断したところではございますが、今後は速やかな情報提供としまして原因がわかった時点におけるホームページによる周知も行わなければならないものと考えておりますので、ご理解をいただきたくお願いを申し上げます。

質問 1番 木村恵

全国伝達訓練で今まで鳴らなかったものが鳴ったと、誤操作によってということが今明らかになりました。誤報ということになります。滝川地区広域消防事務組合で再発防止等に努めるということを今述べられましたので、それは確認とれましたが、その滝川地区広域消防事務組合のホームページでもこの誤報に関しておわびですとか周知ですとかというものは掲載されておりません。改めて対応のほうを検討していただきたいと思います。そして、鳴った翌週に町内会長会議があったので、そこで周知をすることが効果的と考えたとありましたが、その後に町内会の回覧板等で住民周知はされていないのではないかと思います。少なくても私のところはありませんでした。やっていらっしゃる町内会さんはあるかもしれません。答弁の最後に今後の対応は述べられておりますので、しっかりやっていただきたいとは思いますが、今回の対応、町内会長さんに委ねるという形になったと思うのです。町内会長さんがやるのか、やらないのかということにやっぱりなってしまうのかなと。全市民に対してのこの行政としてのしっかり周知をしていく、そういうことが必要だったと思うのです。一方、市民の方々のほうはどうだったのかと、この鳴ったときの対応はどうだったのかということになるのですけれども、市役所とか消防署などに問い合わせというものはあったのか、なかったのかをお伺いしたいと思います。

答弁 総務課長 熊谷敦(総務課長は2019年12月まで)

お答えをいたします。サイレンが鳴ったことに関する問い合わせの状況でございますけれども、市役所のほうには2件の問い合わせがありましたけれども、赤平消防署に確認をしたところ、22件の問い合わせがあったと、そのように聞いております。以上でございます。

質問 1番 木村恵

市役所には2件だけれども、消防には22件やっぱりあったということで、サイレンが鳴ったので、何ですかということだと思うのです。ただ、これJアラートという性質から、鳴って今のは何ですかというふうにやることにはなっていないと思うのです。やはりそういった行動をとらなければいけないというものがある程度周知されているはずだと思います。誤報だと最初からわかっていたからやらなかったということ、言えるかもしれませんけれども、その辺もう一度しっかりとしなければいけないというふうに思います。問い合わせがなかったわけではないですし、その辺もしっかりしていただきたいというふうに思います。実際に何件も問い合わせを受けたという町内会長さんからもお話を伺いました。やはりそのとき大変苦労されたのではないかなと思います。逆に言えば、しっかりと防災意識がある町内会なのかなという気もしますけれども、ほかでもそういうことがあったと思います。実際の有事の際に、果たしてしっかりと市民個人個人が、あるいは町内会が、あるいは役所が、職員がしっかりと対応がとれるのかということが今回やっぱり問われると思うのです。防災無線の整備についても予算をつけて今進められています。ほかの自然災害等も含めてしっかりと活用されていくものになるように、いま一度この市民の方々への啓発と周知徹底というのを見直していただきたいというふうに思います。次の質問に移ります。要旨の2です。教育委員会のほうでも保護者宛てに平成29年度赤平市児童生徒の登下校等における安全確保(ミサイル発射に伴う警報が発令された際の対応)について対応指針を策定し、昨年10月24日付で知らせていると思います。この対応指針の3には、児童生徒が学校で活動している時間帯の場合について規定してあります。まさに今回の時間帯になると思いますが、どのような記述があって、実際に各学校は5月16日、どのように対応をしたのかお伺いをします。

答弁 学校教育課長 大橋一(学校教育課長は2019年12月まで)

お答えいたします。教育委員会では、昨年10月に対応指針を策定し、各小中学校並びに保護者に対し周知したところです。議員ご指摘の児童生徒が学校等で活動している時間帯の場合の対応についての記述でありますが、1、ドアや窓は全て閉めてドア、壁、窓ガラスから離れて座らせる、2、校庭にいる児童生徒は速やかに校舎内に避難させる、3、校外で活動している児童生徒は近くの建物の中または地下に避難させると定めたところです。また、このたびの対応についてでありますが、警報発令サイレンが鳴った直後に学校から教育委員会へ問い合わせがあり、教育委員会職員が防災担当職員に訓練中の誤報であったことを確認し、全ての小中学校に電話にて周知したところです。なお、携帯電話等にJアラートの着信音を伴う緊急速報メールがなかったこともあり、対応指針に定めた対応をとった学校は一校もありませんでしたが、たとえ訓練中の誤報とはいえ、対応指針に沿った対応をとらなければならないものと考えますことから、今後校長会議において改めて周知いたしますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

質問 1番 木村恵

直後に学校から教育委員会、そして防災担当と確認をしたと、各学校に周知をした、誤報だとわかったということです。さらに、その前段で緊急メールが携帯等になかったこともあり、避難行動はとらなかったということでした。結果として、その指針に沿った対応をした学校が一校もなかったというところが大変重要なのだろうと私は思います。この指針は、学校ではこう対応しますという保護者の方々に対する約束、保護者の方々との約束のようなものだと思うのです。東日本大震災では、学校の対応について裁判になっている例もあります。大切なお子さんの命を預かっているという認識と危機管理という認識をしっかり再確認していく必要があるのではないかと思います。校長会議において改めて周知をしていくということだと思うのですけれども、その後の取り組みをいかに確認するかということが必要だと思います。その点についてはどうお考えか、お伺いします。

答弁 学校教育課長 大橋一(学校教育課長は2019年12月まで)

お答えいたします。今後の取り組みについてでありますが、学校においては対応指針に沿った訓練が必要と考えますので、校長会議において消防署の警報発令サイレンの種別を示し理解を図るとともに、訓練の実施について協議、検討してまいります。いずれにいたしましても、議員ご指摘のとおり危機管理について再認識し、対応してまいりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

質問 1番 木村恵

訓練が必要だということですね。そして、吹鳴パターンのほう、広報にも以前載りましたけれども、確かにとっさにはわかりづらい部分もあるのかなと思いますが、その種別をしっかり確認するということも必要だと思います。先ほども言いましたけれども、防災無線とかがこれからどんどん、どんどん進んでいく中で、ほかの自然災害も含めてやっぱり対応をしっかりとふだんから行っていかなければならない、確認をしていかなければならないと思います。今おっしゃっていたように、しっかりやっていただきたいのですけれども、大切なことはやはり子供たちを預かっているという認識、これをしっかりと持ってやっていただくことだと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。

出典:赤平市議会 平成30年第2回定例会 2018年6月14日 議事録 PDF(13ページ) 間違いを知らせる