赤平市議会 平成28年第4回定例会 2016年12月16日
(1)市長の市政における考え方について/(2)子育て支援について
2016年12月16日、赤平市議会の一般質問で、若山武信議員が「市長の市政における考え方について」「子育て支援について」について質問し、市長 菊島美孝が答弁しました。
- 質問者
- 若山武信 議員
- 答弁者
- 市長 菊島美孝
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の議事日程ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 5番 若山武信
通告に基づき一般質問を行いますので、答弁のほどよろしくお願いいたします。大綱1、市長の市政における考え方についてであります。菊島市長は、来年4月に任期4年の折り返し地点に立ちます。市長職もそれなりに身についてきたところであります。トップセールスマンとして人脈を生かし、全国規模で当市の紹介に日夜努力されていることにまずもって敬意を表するところでございます。しかし、一般市民や市職員から見るときに、その考え方や言動に疑問を寄せられる点も多く、これまでの市政執行における考え方や問題点について私なりに検証してみたいと思います。①、公務出張への考え方やあり方についてであります。まず、公務出張についてであります。市長は、いろいろなことに興味が深く、常に行動的なようで、自分が足を運んで何事も見きわめるという考え方は、大切なことであります。当市のPRに懸命に頑張っていることも評価できます。しかし、誤解を招くようなことまではいかがかと思われることであります。本年9月開催の平成27年度決算委員会における市長総括質問において、同僚議員から前年度に比較して出張費用や出張回数が多いので、今後職員研修に回すべきではとの指摘がございました。市長みずから言われるように、補正を組むのは前代未聞と担当職員から言われながら、自分で責任をとるからとのことで、出張を数多く挙行しました。市長の動向に関する提出資料に基づくものでありましたので、私も改めて定例会の場において再度検証してみたいと思います。市長の公務多忙なこの1年半の動向資料の中から、出張に関する項目を点検してみますと、当市と直接関係ないような案件、要件また行事、式典への出席等私の感覚からすると不必要と思われる出張が随所に見受けられました。また、新聞掲載にある市長動静欄を見るときに、他市では行き先、行動内容が常に表記されているのに、当市には懸案事項要請と表記されているのみで、行動内容が明確でない出張日程が年間に結構見受けられます。行き先や目的不明の出張は、誤解のもとでありまして、このことは市民からの指摘のみならず、他市の方からの指摘ともなっております。目的があって出張するのでありますから、誤解を受けるような表記にする必要がないわけであります。市民や我々議員から誤解を招くような新聞掲載のあり方への見解と市長の出張に対しての基本的な考え方について伺いたいと思います。
答弁 市長 菊島美孝(市長は2017年9月まで)
私の出張についてのご質問でございますけれども、まず初めに私が市長に立候補した際に、市長みずからがトップセールスを行うことを公約として掲げさせていただきました。そのため昨年は就任のご挨拶もありましたけれども、赤平のためにという思いで、道や国、または関係機関に出向くため、補正予算を組ませていただきました。旅費につきましては、近隣の市に比べまして少ない金額となってございますが、その中でも多くの仕事をするために、市長会の総会など会議への出席はもちろんでございますけれども、当市の課題解決のためになるべく一つの目的ではなく、さまざまな機会を活用しまして、関係省庁と関係機関等を訪問し、財政的支援等をお願いしてくるなど、積極的に行わせていただいているところでございます。懸案事項の要請につきましては、これまで歴代市長と同様に表現をさせていただいておりますけれども、誤解を生んでいるということでございましたら、今後改めるところは改めてやっていきたいというふうに考えます。よろしくご理解いただきたく存じます。
質問 5番 若山武信
ただいま市長のほうから一生懸命やっている様子が言葉でうかがわれたわけでございますけれども、そういう意味では赤平市のPRと、これは本当に必要なことであります。仕事熱心なのは本当に理解するところでございますけれども、新聞に疑惑を持たれるような掲載がたび重なると、懸命な努力も周りから見ますと水の泡と、このようになるところでございます。市民から見ますと、税金を使うわけですから、その出張が本当に自分たちのためになるのか疑問を生じます。出張目的には政策を重要視した選択肢が必要であります。行事案内の全てに出席を考えているのでありましたら、市長の政策への考え方が不安定な証拠ととられかねませんし、出張先の選択能力について、疑問視されることにつながってまいります。市長の今までの行動や選択肢に対し、自分は間違っていないと主張されるのであれば、それまででございますけれども、今改めて考え方を伺っておきたいと思います。ただいまの答弁である程度、一定程度理解したところでございますけれども、さらに今後に対しての問題点解決ということも含めまして、再度答弁をいただきたいなと思うところでございます。
答弁 市長 菊島美孝(市長は2017年9月まで)
出張の目的につきましては、常に赤平市のためにという思いで選ばせていただいているつもりでおります。直接的なものはもちろんでございますが、間接的にも赤平市のためになるということであれば、私は積極的に活動してまいりたいと思っておりますが、一つ一つにつきましては、どのような結果であったかということについては申し述べませんが、関係省庁を回るばかりでなく、この間も首都圏においてふるさと納税のパンフレットを直接配布するなど、赤平市のためになるとの信念のもとに常に行動をしております。また、今後は企業版ふるさと納税にご協力いただくためにも、関係企業にお願いをしてまいらなければならないというふうに考えておりますので、ご理解をお願いしたいというふうに思います。
質問 5番 若山武信
私もふるさと納税を調べてみましたら、かなりな額に上っていると。これは、市長が回ってきている成果もあるなと、このようには理解しておりますけれども、しかし周りから見てどう思われるかという部分も大事なことでございますので、それが市長に対しての市民からの信頼、そして職員からの信頼と、こういうことにつながってくるのではないでしょうか。決算委員会での同じ項目の答弁におきまして、若干質問内容と当時かみ合わない答弁だったような気もいたしますけれども、出張旅費140万円のうち半分70万円は、自分の出張旅費、残りの半分は随行者の旅費というような発言がありましたけれども、私はこれが気になっているところでございます。多額な出張旅費の半分は、随行者の費用でありますが、しかし市長が必要性のないような、これは今の答弁から見ますと失礼な部分はあるかもしれません。必要なことがないような出張にまで行かなければ随行者の費用も支出されずに済むわけでございます。市長が行動すれば金額は倍になります。回数が多ければ批判の的になります。このたびの指摘のように、市民の目から見れば疑惑も出てまいります。随行者もそういうもとでの出張であれば、肩身が狭くなるのではないでしょうか。市長は、ひとりよがりであります。いいか悪いか、自分だけの考えが正しいと信じ切って行動することが多いわけでございます。これからは、部下の話により耳を傾けていただきたいと、このように思うところでございます。一生懸命やる。自分が思い込んだことを一生懸命やる、そのことはただいまの答弁で理解するところでございます。しかし、もう少し部下の話にも耳を傾けていただければと思います。当市のPRはこれからも大事なことであります。よい仕事は、行政間での相互信頼の上に立ってこそ成り立つことでありますから、こういうことについての意気込みと、それから自分は間違っていないという、その部分に対しては理解しますけれども、しかしそのことから生じる誤解、こういうことから市民との、また職制と、人間関係、信頼関係が欠けてくる部分があるのでないのか、こういうふうに思いますので、もし考え方があればお聞かせいただきたいと思います。
答弁 市長 菊島美孝(市長は2017年9月まで)
決算時の説明につきましては、私にかかわる旅費についての質問でございまして、随行した職員と区分して内容を申し上げたものでありますので、ご理解を賜りたいというふうに思います。また、職員の随行についてですが、随行する職員が道や国、関係省庁を一緒に回って直接接することで、道や国が何を考えているのか、あるいはどのように物事が進んでいるのかを知ることができ、職員の意識の高揚につながっているというふうに私は思っております。随行した職員からは、行ってよかったと、刺激になりましたという感想をいただいておりますし、ある意味では実体験型の職員研修であるというふうに私は考えております。先日も庁議において、各課長にお話をさせていただきましたけれども、これまで職員においては市長に随行することがほとんどなかったことから、若い職員が経験できるよう、随行として連れていきたいとの考えを申し述べさせていただきました。ご理解を賜りたいと思います。
質問 5番 若山武信
わかりました。ただいまの答弁にありましたように、やっぱり随行者に対しても、今のようなあり方、それから当時の質問の中にもありましたけれども、やっぱり職員に対しても、もっともっと研修させるべきでないのか、スキルアップということの話から、そういう話も出ておりましたので、部下を連れて研修させるという考え方もそれはいいですけれども、また別のときの議論等させていただきますけれども、職員に対しての研修も十分にお金と時間をとっていただければというふうに思います。続きまして、②、市政執行における考え方についてであります。ア、市政執行に当たっての心がけについて、市長は物事については、常にスピーディーに解決と言っておられます。まさにそのとおりです。私は、市長が行動的なことへの評価はしておりますが、内容によるかとも思います。単にスピーディーにとなると、日本語の迅速にということとは少し違います。正確に早くというのが迅速にの意味でございます。9月定例会にて教育財産処分における分筆についての案件がありましたが、理事者側としては全く検討不十分な熟慮に欠けた提案であったわけでございます。7月に市長から提起された財産処分という課題に対し、9月議会の審議に間に合わせる予定であるならば、各担当課が集まって対応策を練り、9月提案までの対応がきちんとされてこそ、スピーディーで確実な、いわゆる迅速的かつ的確な提案内容となっていたのではと思っております。このことは一つの例でありますけれども、ほかにもいろいろあります。行政の仕事に対して、常にスピーディーにとはいっても、体制がそれに伴わないのが現状ではないでしょうか。行政での取り組みは、常に法律が基本であり、熟慮に欠けると市民に多大な迷惑がかかることも心配しながら、また間違うと上席にしかられるという、だから慎重な作業が必要で、特に手続、手順に時間もかかると思われます。民間出身の市長には、もどかしさを感じられることでありましょうが、行政における今後のスピーディー的仕事への対処のあり方に一考を要すると思いますが、いかがでしょうか。
答弁 市長 菊島美孝(市長は2017年9月まで)
市政執行に当たっての心がけでございますが、私はお話のとおりスピーディーな対応に心がけているところでございますけれども、中には慎重さが必要なものがあるかもしれません。そこをきちんと市民の方々にご理解を賜り、そのことがスピーディーな対応と考えているところでありまして、何でもスピーディーに進めればよいと言っているわけではございません。熟慮するときも必要であるというふうに考えております。住民懇談会においても、市の対応が早くなったとのご意見を頂戴しているところでございまして、市民の皆様のために、市役所が少しでもよくなるよう職員にもお願いしているところでございます。今後も行政ニーズが多様化、そして複雑化している中ではございますけれども、市民サービスの向上のため、スピーディーな対応に心がけてまいりたいというふうに考えております。
質問 5番 若山武信
熟慮を持ったスピーディーということで、ただいまの答弁に理解するところでございますが、これからもそういう方向づけでよろしくお願いしたいと思います。次に、ワンマンということについてでありますが、市長は行政マンとして2年近くになりますが、一般的に見てまだ民間の社長の癖が抜け切れていない、私はこういうふうに思っております。いつもスピーディーでなければという観念から、行政間での議論を先取りしてついつい口に出してしまう傾向にあるわけでございます。市長就任の翌年の新年交礼会で、住友赤平炭砿立坑櫓を住石マテリアルズ社から無償譲渡の話があるので、ぜひ実現したい旨の挨拶がございました。私も初めて耳にする話で驚きましたけれども、関係者以外の職員の皆さん方のほうがより驚いたのではないでしょうか。かつての赤平炭砿が閉山になり、解体費用のめどが立たず、22年間放置されていた立坑櫓ではありますけれども、住友石炭から引き継いだマテリアルズ社は、解体費用が捻出できたことから、解体を計画し、そのことを当市に通告してきたことで、無償譲渡の話が持ち上がり、交渉は極秘に進められたというふうに私は思っております。新年の挨拶に向け、市長の大きな夢を先取りして発表したのかもしれませんが、私もこのときの市長の言動に不信感を持った者の一人でございます。市長の人のよさと口の軽さが災いした例ではないかと思っております。このことは、例え話の一つでありますが、現在もそれに似た話は内部からも時折聞こえてまいります。また、部下の発言を軽視するという話も庁舎内でよく耳にいたします。さまざまな仕事が自分の納得のいくような形にならないのは、これは常でございますけれども、それぞれ担当者の言い分も十分に聞くことは大切でございます。命令と指示とは違うと思いますが、頭ごなしにならないように気をつけていただければと思います。職員にとっては、日常の態度からくる威圧感もあり、物が言いづらい、そのような話も伺っております。市長にそういうような要素があるというふうには私もちょっと理解はしているところでございますけれども、それと議論とはちょっと違うと思いますので、ここのところは省かせていただきます。また、戸籍名と通称名の使い分けをしておりますけれども、各種書類の整理上や発送に関して、庁舎内が惑わされることもあり、職員にとっては迷惑な話でございます。市民も混乱し、地域懇談会におきましても、なぜなのかという質問が出ました。ましてや市長の個人的な問題の解決であり、このことこそスピーディーにお願いするところでございます。このことは、昨日の同僚議員の質問に氏名を1つにとの答弁でしたので、解決したことであります。私は、この件については、市民のトップとして、また市庁舎のあるじとして、わがままの何物でないと、このように思っていたところでございます。自分の性格は、自分でなかなか気がつかないことが多く、直すことも殊さら難しいわけでありますが、今庁舎の中では市長の背中を見ている人が大勢いるということでございます。職員間では、赤平市の市長ではなく、赤平市の社長とやゆされていることが現実であります。このことをどう捉まえるのか、考え方があれば伺いたいと思います。
答弁 市長 菊島美孝(市長は2017年9月まで)
先ほども申し上げましたとおり、スピーディーな対応に心がけているというのは、私自身当然であるというふうに思っておりますが、そのために自分の考えを押し通して、そんなことばかりをしているわけではございません。その取り組み姿勢についてお話ししているつもりでございます。また、市民の皆さんと赤平の立坑櫓を日本の遺産にと熱い思いをいち早く共有したいとお話ししたものでございまして、他意はありません。ご理解いただきたく存じます。また、戸籍名と通称名につきましても、昨日お答えしたとおりでございまして、統一すべく手続を進めてはいますが、事務遂行上問題はないか調べてもらっております。また、私は市長に立候補するに当たり熟慮し、相当悩みました。済みません。お話しさせていただきます。私は、市長に立候補するために熟慮し、相当悩みました。自分でいいのだろうか、自分にできるのだろうか、しかし自分の今までの人生で苦しいこともたくさんありました。会社が倒産の危機にあったこともございます。その苦しみから逃げないで正面から向かい合うことで、多くの人に助けられまして、危機を乗り越え、今があるわけであります。それらの多くの経験や4年間の市議会議員としての経験、そして今までの人生で培った多くの人たちとのつながりを生かし、この大好きな赤平のために身をささげる決心で市長に立候補させていただいたわけであります。私も人間ですから、至らない点も多々あると思いますけれども、赤平を思う気持ちは誰にも負けないというふうに自負をしております。この赤平をよくするため、職員にも無理なお願いをすることもあるかもしれませんが、同じような意識のもと、職員と一緒になってこの赤平のために働いてまいりたいと思いますので、ご理解を賜りたいと思います。(「暫時休憩を求めます」と言う者あり)
答弁 市長 菊島美孝(市長は2017年9月まで)
先ほどは私ごとで休憩をとっていただきまして、まことに申しわけございませんでした。引き続き答弁をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
質問 5番 若山武信
私の発言により、このような形で中断されるとは正直言って思っておりませんでした。私は、本当にあくまで個人的なつもりで、感情論で質問しているわけでございません。市長が憎くて、中で話してありますように、説明ありますように、市民のために、市のために一生懸命やっていることについては、理解しています。しかしながら、それがために裏目に出る部分もある。そのことを言っているわけでございまして、そのことを直してほしいなと、そんな思いから、私も同じ熱い気持ちで言っていますので、その辺はご理解いただきたいと思います。市長にとっては、一生懸命任務を果たしているのに、そこまで言われて悔しいという、そういう思いはあるかもしれませんけれども、私は本当に何回も言いますけれども、だからといっての個人攻撃ではないということだけはご理解いただきたいと思います。続きまして、イの市民、職員への対応について、これは私は省きます。今回の問題に考えるところがあるのですけれども、私はこれはもう一つ言わせてもらうと、副市長の対応のまずさも私は絡んできているなと。やっぱり庁舎の中の状況を把握しながら、いわゆる市民が何を言っているかということも把握しながら、市長に対して苦言、提言をするのが女房役の仕事ではないのかなと、ここのところについても副市長も少し考えていただければと思います。ここのところは答弁いただきません。
質問 5番 若山武信
省略いたしますけれども、まとめて申し上げます。私は、市民のために、また職員皆さんのためによりよい市長になってほしいとの思いで苦言を呈しているつもりでございます。市長と一企業の社長とは全く違うわけでございます。職員は、金銭的利益を求めることなく、常に市民のために働いていることを肝に銘じ、部下の話や意見はきちんとしっかりと聞くべきと思います。今は、物事が常に進化していかなければならない時代、市長も早く進化していただきたいと願うところでございます。最後になりますが、オール赤平での市民協力を当市発展のために市民に呼びかけているところでございますけれども、それを旗印に上げるならば、まずは足元をきちんと固めていただきたいと願うところでございます。一連の質問において失礼は承知の上でございました。これらの発言内容を前向きに受け取っていただければ幸いでございます。市長の任期は来年の4月で折り返しとなります。任期中は赤平創生の政策についても、しっかりと確実に進めていただきますことを要請し、この項の質問を終わります。