赤平市議会 平成28年第4回定例会 2016年12月15日
豊かな未来をつくる学校教育について
2016年12月15日、赤平市議会の一般質問で、竹村恵一議員が「豊かな未来をつくる学校教育について」質問し、学校教育課長 尾堂裕之が答弁しました。
- 質問者
- 竹村恵一 議員
- 答弁者
- 学校教育課長 尾堂裕之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 4番 竹村恵一
大綱3、豊かな未来をつくる学校教育について、①、義務教育9年間の学びのあり方とその後の教育への連続性についてお伺いいたします。先ほど来、行政視察ということで、議員のほうで視察に行ってきましたということで、質問の中で皆さん取り入れているというふうに思いますけれども、私も10月に視察研修で京都府京田辺市にありますNPO法人の京田辺シュタイナー学校という民間学校にお邪魔いたしました。ここは9年間の義務教育、いわゆる小学校1年生から中学校3年生までと高校3年間の教育を同じ屋根の下で学び、子供の成長段階に合わせ教育環境を変え、子供の考える力や感性を磨くというものでした。1年生から8年生と言われているのですが、いわゆる中学2年生までは視覚教材を使って独特なエポック授業なるものを行い、聞く能力を高めたり、反面大人の見守りを強化して自由勝手にはさせない、しかし高等部になると子供に任せ、信頼する教育体制へ切りかえると、方法も変えて9年生、10年生、いわゆる中3、高1と言われる学年は職業体験を行います。11、12年生、いわゆる高校2、3年生になると将来のことを考える時間をふやして、労働実習を行って卒業研究へ時間をかける、この学校の運営は保護者と学校、教育分野は教育者が責任を持ち、考えていくというような非常に興味深い教育方針の研修でした。こういう考えも一つあるのかなというふうに思いましたが、やはりメリット、デメリットというのはあると思いますので、整理した上で当市の教育にも取り入れることはできないかということで、学校教育課のほうにお聞きしたいというふうに思います。お願いいたします。
答弁 学校教育課長 尾堂裕之(学校教育課長は2024年3月まで)
義務教育9年間の学びのあり方とその後の教育の連続性についてお答えいたします。議員がご視察のシュタイナー教育を実施している学校は、一部文科省より認可された学校法人はあるようですが、多くはNPO法人が運営するフリースクールの位置づけになりますので、その場合は公立の小中学校に在籍したまま通学することになります。シュタイナー教育は、感受性や創造力、自分で考える力を育てることや芸術的なセンスを育てることなどのメリットは十分あると考えますが、無認可の学校の場合は大学進学時に高卒認定試験受検が別途必要になることや、公立の小中学校に通学する場合は、原則無償ですが、授業料等毎月の費用が必要になることなどのデメリットもあり、その学校を選択し、入学及び転入学するのはあくまでも本人及び保護者の意思によるものと考えるところです。議員ご質問の公教育に生かすことができる部分があるのではという点につきましては、子供の自主性を重んじることはとても大切であり、今後本市においても小中一貫あるいは小中連携教育を目指すとき、義務教育9年間でどのような児童生徒を育成するのか、その連続性において参考になる点も多々あると考えます。北海道内では、豊浦町に学校法人北海道シュタイナー学園いずみの学校というところもありますので、今後どのような視察研修を行うことができるのか、関係者と検討してまいりたいと考えますので、ご理解くださいますようお願いいたします。
質問 4番 竹村恵一
ただいまご答弁をいただきましたけれども、前半の答弁は課長のほうで調べていただいたのだなというふうに思いますけれども、当市の学校をそうなるように、またそういうふうにつくってはという考えではないので、ぜひお間違えにならないようにお願いしたいというふうに思いますし、高校がなくなってしまった以上、高校生は他市に行かなければいけない、ただこういう教育の方針があったら、自分のまちでも高校生もやっていけるというようなこともあるという観点からですので、そういう観点からお聞きしました。逆に後半の答弁のように自主性を重んじることや教育行政執行方針にも挙げられているように、学びの連続性、系統的な教育、また教師力、学校力の底上げなどにもこういう教育方針というのはヒントになるものが多いのではないかなというふうに感じますが、どうしても学習指導要領との兼ね合いで進めないところも多く出てくるというふうに思います。新年度予算へ向けた考え方で、自主性を重んじる、学びの連続性、系統的な教育、また教師力、学校力の底上げなどは、どのように反映されていくのかというところをお考えをお聞きしたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
答弁 学校教育課長 尾堂裕之(学校教育課長は2024年3月まで)
新年度予算に向けた考え方で、自主性を重んじる、学びの連続性、系統的な教育、教師力、学校力の底上げはどのように反映されるかについてということでありますが、教育行政の執行方針でお示ししているよう、その向上は教育の目指すところとは考えるところでありますが、また長期的に徐々に進んでいくものとも考えております。現在においても、幼小中それぞれ連携を図るべく情報共有を行っているところでもあり、また赤平市教育研究推進協議会において、小中の教員がそれぞれ部会設置して検証を行い、教師力の向上を目指しております。平成29年度につきましても、これら政策を継続してまいりたいと考えておりますので、ご理解くださいますようお願いいたします。
質問 4番 竹村恵一
答弁をお聞きしますと、大きく真新しい施策への展開はないのかなというふうに感じますけれども、だからこそ新しい分野に目を向けて見る必要性も感じるところかなというふうに思います。こども園の検討、統合中学校への対応、そしてこの先にある小学校への統合問題と山積みの教育環境問題を対応するにはなかなか大変でしょうし、未来の問題解決だけにとどまらず、今ある問題への現状の対応にも追われているというふうに思います。病院の病棟問題、消防庁舎問題等大きな問題は一つ一つ解決してきた今だからこそ、先ほど来職員配置の件で市長、副市長質問されてきましたけれども、あえて答弁は求めませんけれども、どうかこれからは市長の言うオール赤平で教育の分野にも目を向けた考え方で進んでいただきたいというふうに思います。委員会の体制の強化などやはり検討していただけたらなというふうに感じるところも強くありますし、教育委員会サイドも前向きな発想と赤平で教育を受ける子供たちがどうなってほしいのかという気持ちで奮闘していっていただきたいというふうにお願いして、私の質問を終わります。