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赤平市議会 平成28年第3回定例会 2016年9月12日

地域農業について

2016年9月12日、赤平市議会の一般質問で、木村恵議員が「地域農業について」質問し、農政課長 菊島美時が答弁しました。

質問者
木村恵 議員
答弁者
農政課長 菊島美時

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 1番 木村恵

次の質問に移ります。大綱の2です。地域農業について、①の被害状況についてお伺いします。今回大雨による災害で地域農業にも一定の被害があったと思います。雨がおさまった8月22日時点で被害状況集まり切っていないという回答、私行きましたが、もらいました。まだ避難勧告も出ている状況ですから、雨がおさまってもなかなか情報収集が進まなかったのかもしれませんが、空知総合振興局などとが報告があったと思うので、早目に収集していかなければいけなかったのではないかと思います。そこで、営農者の方々の声を聞く体制、農政課のほうではどのように行われていたのか、また農業委員会の災害時の取り組みというのはどうであったのか。そして、8月30日、委員会のほうで中間報告をいただきました。田畑、合計で約21.8ヘクタール、額にして1,940万、こういった被害があるという報告を受けました。この中間報告の数字、正しければやはり結構被害が大きいと感じておりますが、赤平米、あるいはふるさと納税、こういったもの主力ですけれども、今回菊島市長もふるさと納税2億円を目指すということ公言されておりますが、そういったところへの影響のほうはどうかお伺いします。

答弁 農政課長 菊島美時(農政課長は2017年3月まで)

地域農業について、被害状況について答弁させていただきます。被害状況の把握についてですけれども、大雨降っている中、2班に分かれまして、現地の状況を写真等撮影して回り、確認しております。また、今回は土曜日から月曜日にかけての大雨でしたので、火曜日の朝に農協に依頼して、全戸にファクスしてもらい、被災状況を水曜日の昼までに報告してもらい、受け取ることになっておりました。また、農作物被害といたしましては、114カ所の圃場が冠水、浸水、土砂流入等の被害状況を農家さんから報告を受けております。また、農業委員におきましては、各担当地区の農地のパトロール、また会長と会長代理におきましては農業委員会事務局と被災地の現状確認のためパトロールも行いました。それと、ふるさと納税に使用されている赤平米は現在の状況報告では刈り取りが終わった時点でないと最終被害がわからないということ、またふるさと納税に使用しているお米の確保はベストライス赤平の農家さんやJAたきかわと十分協議して、対応に当たりたいと思いますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。

質問 1番 木村恵

農政課で2班に分かれてと、パトロール等をしたということですけれども、農業委員会の方も担当地区というのがあって、それぞれ行かれたということです。今農作物被害として114カ所の圃場ということがありましたが、これがいわゆる中間報告の1,940万という数字に当たるのでしょうか。

答弁 農政課長 菊島美時(農政課長は2017年3月まで)

そこの圃場の中での面積に被害単価を掛けて出した算出です。

質問 1番 木村恵

ということは、この1,940万というのは農作物だけということになりますので、やはりこれから復旧の面ででもかなりこの被害額というのがふえてくるのかなと、農家の方大変な負担になってくるのではないかと思うのですけれども、雪が降る前に復旧しなければいけないところも当然あると思います。9日の質問でも取り上げられておりましたので、しっかりと行政としてできること、これを支援していっていただいて、国や道への支援要請というのも改めてしっかり行っていただきたいと思います。この質問は終わります。次の質問に移ります。②の6次産業化についてお聞きします。総合戦略でも6次産業化は農業振興策の一つとして挙げられており、のれん会というところに新商品の開発の委託をしておりますが、これは6次産業化の概念に照らして別だということは6月議会の補正質疑でも指摘をしているところです。そのとき向井議員の質疑に対しても6次産業化のきっかけづくりに結びつけたいというもので、特産品推進協議会のメンバーであるJAたきかわ、農業委員会、農業振興協議会、ベストライス、農村女性部などの方々に説明し、現場の農業者や各農業団体と十分に協議してやっていきたいとの答弁がありました。私の質疑でも農政課長の答弁は当然協議会の積極的な参加と急進的な体制をとって考えていく、こう述べられております。当然急進的にやっていくとのことでしたし、来年度予算の要求も近くなってまいりますので、その辺の取り組み、どのように進んでいるかをお伺いします。

答弁 農政課長 菊島美時(農政課長は2017年3月まで)

②、6次産業化について答弁させていただきます。現時点での進捗状況ですが、7月は委託業者との打ち合わせを行い、8月中は委託業者と現地視察と聞き取り調査を行いました。そして、9月においては委託業者が現地視察から赤平市の現状を踏まえた商品を開発するため協議会メンバーや地元農家の考えをまとめ、年内に商品開発を完成させ、1月か2月にはでき上がった商品を首都圏でのトライアル販売をして、商品のブランド化に向け取り組んでいきたいと考えております。

質問 1番 木村恵

端的にお答えいただきましたが、やはり6次産業化と新商品開発が同じような扱いになっているのではないかと感じます。9日の一般質問の初日のときも商工労政観光課ではのれん会さんでできた商品をフィードバックしていく、こういう答弁もされております。今の答弁でもトライアル販売、東京でということですが、ブランド化していく等の話がありました。6次産業化の概念というのは、地域で生産、加工、流通、販売、これを完結するということです。さらに、雇用を生んでいく、こういった地域活性化につながるものではないかと思います。6次産業化の話をするときに今のようにこの外部委託の話、これしか出てこないということ自体が自治体の中でやる気があるのか、やることをやるのか、任せてしまうのかと、そういった姿勢がちょっと見えてきているのではないかと、考え方も含めて改めていただきたいと考えますが、例えばまちのお菓子屋さん、パン屋さん、あるいは食品加工業者さん、こういった方々と農業者の方々、販売の方々と一緒に話し合いをしていく、進めていく、そこをサポートしていくのが行政の役割ではないかと思います。そういったことをして、商品開発をしていく。できなければ委託をするのもやむを得ないのかもしれませんが、やはり赤平市、あるいは近隣で完結していくというところに力を注いでいただきたいと思います。ちなみに、1月ぐらいには商品が完成するということでしたけれども、こちらのほうはどのようなものになるか現時点でわかりますか。

答弁 農政課長 菊島美時(農政課長は2017年3月まで)

議員が言われますとおり、商品開発ができ上がるのが1月くらいですので、委託業者もいろんな素材で考えていますので、現在素材が何か特定できないのですが、赤平は主要作物がお米なので、1年目はお米に合う商品をコンセプトに考えて進めているとお答えさせていただきます。

質問 1番 木村恵

現時点では決まっていないと。ただ、お米に合うものということでした。いずれにしても、こちらのほうはやはり特産品推進協議会、こちらの積極的な参加というのを改めてしっかりやっていっていただきたい、このように思います。また、新商品等々出ましたらまたそのとき質問したいと思います。次の質問に移ります。③番です。農業委員会についてお聞きをします。昨年の国会で農協改革関連法の一環として、農業委員会等に関する法律の改正が成立をしました。ことし4月から施行されております。赤平市ではまだそれに伴う条例改正のほうはされておりませんが、いつごろ行われる予定でしょうか。また、今回の改正は法律の目的から農民の地位の向上、これが削除をされ、意見の公表、建議、これも業務から削除をされています。また、委員の定数の上限基準の見直しや委員の公選制から任命制、それでの変更です。農地利用最適化推進委員の設立など、農業者の民主的な機関として性格が弱まっていくのではないかという危険性も指摘をされております。農水省は、今回の改正を農業委員会がその主たる使命である農地利用の最適化、担い手への集積、集約化、耕作放棄地の発生防止や解消、新規参入の促進、こういったものをよりよく果たせるようにするためと強調をしています。農地の移動や転用の許認可、農地以外に利用を進める動きが強まったり、個人経営農業がますます減っていくような懸念があります。農政のいわゆる下請機関化や恣意的な人選になる可能性も否定はできません。赤平市では現在どのようなお考えなのかお聞きします。

答弁 農政課長 菊島美時(農政課長は2017年3月まで)

農業委員会についての質問ですが、農業委員会事務局として答弁させていただきます。平成28年4月1日から改正法が施行され、内容は農業委員会の事務の重点化や委員の選出方法の変更、そして農地利用最適化推進委員の設置などが改正された内容です。その中でも農地利用最適化推進委員の新設についてですが、推進委員を委嘱しないことができる条件として市内の遊休農地が1%以下であること、そして担い手に対する農地集積率の70%以上であることが条件です。赤平市の場合は、赤平市内の農地面積が平成28年3月現在で896ヘクタールとなっており、その遊休農地は0.1%ありましたが、それもこの8月に解消されましたので、現在遊休農地はゼロ%であります。そして、3月現在の認定農業者49名が耕作している農地集積面積が721.7ヘクタールで、896ヘクタールに対して集積率が80.54%であり、70%を超えておりますので、委嘱する必要がありませんので、農地利用最適化推進委員を委嘱しません。また、定数につきましては、農地面積が1,300ヘクタール以下で、農地利用最適化推進委員を委嘱しない農業委員会については農業委員が推進委員の機能も現場活動も兼ねることから、改正後の上限数は27名ですが、現行の定数とほぼ同数の11名とするか現在協議中でありますので、次の12月の定例会までには条例の制定、委員の任命についてに関する規則、農業委員候補者評価委員会の設置を含め考えていきたいと思いますし、議会選出は維持するかしないかについても仮に制定している他市を参考にしながら協議したいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。

質問 1番 木村恵

農地利用最適化推進委員は委嘱しないと、条件当てはまらないということ、また現行定数、これは維持していくかまだ協議中ということですが、ほぼ変わらないというようなことで確認がとれたと思います。また、12月の定例会までには形が見えてくるということで理解をしました。議員選出もあると思いますが、そちらについては何かお考えありますか。

答弁 農政課長 菊島美時(農政課長は2017年3月まで)

議員選出につきましては、先ほどもあれしたのですけれども、近隣の市町村に確認とりながら同じような形で進めて、考えていきたいと思っております。

質問 1番 木村恵

済みません、聞き漏らしたみたいです。他市の動向を参考にということでした。議員選出については、さまざまな意見があると思います。農政を熟知していない議員が農業委員会に出る、あるいは農業者議員が農業委員会に出る、適正な判断や中立な意見が出るのかというような意見もあるところもあります。だからこそ、議員はしっかり勉強して理解をし、その役割を果たすべく取り組まなければいけないのではないかと思いますし、同時にチェック機能としての役割というのもありますから、私は議員選出というのは維持していくのが望ましいのかなと思います。今後の動向を注視したいと思いますが。公選制から任命制になる、これは首長の責任というもの、あるいは今答弁にありましたけれども、候補者評価委員会ですか、そういったところの役割が大変重要になってくるのではないでしょうか。いずれにしましても、赤平市の農業を守る農業委員会にするべく条例改正のほう、十分に農業者の意見も聞きながら進めていっていただきたいと、こう思います。再質問、もう一点なのですけれども、農業委員会の議事録を読ませていただきましたが、建議、来年以降行わないような発言が見られましたけれども、この建議のほうは条例改正後行わないのでしょうか。

答弁 農政課長 菊島美時(農政課長は2017年3月まで)

議員が言われますように、建議書については今まで農業者の代表として提出していましたが、新たに建議書にかわるものを出すのかをこれから農業委員会の中で十分協議して、対応していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

質問 1番 木村恵

所掌事務から建議とか、あるいは意見の公表が削除されておりますが、これは農地利用最適化に力点を置くためだということを政府答弁しております。しかし、一方でこの意見公表、建議は多くの市町村で自治体の農業振興策への提案や、また政府への意見提出などで力を発揮しているものでありまして、何らこの規定がなくてもそれができないということではないと、そういうことは国会のほうでも確認がとれていると思います。赤平市の今後の農業者守るべく、意見を出すべくこれをしっかりとかわるものでもやっていっていただきたいと。やはりこの法文から削除をしたということでは何らかの意味をするのかなということありますので、ぜひ引き続きこういったことやっていっていただきたいと思います。また、市長におかれましてはふるさと納税、ふるさと小包、先ほど言いました6次産業化や特産品推進、こういったさまざまな施策がありますので、離農が進まないように、またしっかり若い世代で営農ができるような、そういった組織づくりのほうをしていただきたいと強く要望をしまして、次の質問に移ります。

出典:赤平市議会 平成28年第3回定例会 2016年9月12日 議事録 PDF(31ページ) 間違いを知らせる