赤平市議会 平成27年第4回定例会 2015年12月10日
小中学校教育について
2015年12月10日、赤平市議会の一般質問で、木村恵議員が「小中学校教育について」質問し、学校教育課長 相原弘幸が答弁しました。
- 質問者
- 木村恵 議員
- 答弁者
- 学校教育課長 相原弘幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 1番 木村恵
次の質問に移りたいと思います。大綱の2、小中学校教育についてであります。①、学力向上についてお聞きします。11月広報に入っていました赤平市の子供たちの学力、生活習慣の向上に向けてでありますけれども、この学力テストの結果だけでは当然、先ほどもありましたが、全ては判断できませんが、記述のとおり、極めて憂慮すべき状況のようであります。学力向上についていま一度見直す必要があるのではないかと私は考えております。先月赤平市においても赤平市しごと・ひと・まち創生総合戦略、これが答申をされまして、人口減少対策の新たな挑戦がスタートをしていきます。まず、ここで約半年間という限られた期間の中で戦略会議、みらい部会の皆さん、事務局等で携わった市職員の皆さんにおかれましては大変お忙しい中お疲れさまでしたと言わせていただきたいと思います。答申された内容は、市民提言、職員提案、子供アンケートも取り入れられており、評価されるものではないでしょうか。「赤平創生、持続可能な地域社会の構築」と題しまして、4つの大きな柱があります。そして、そのタイトルと同じように、赤平市を持続可能な地域社会として確立するにはと始まるのが若者が安心して子供を産み育てられる地域づくりというところになります。その中に赤平市においても学力低下が課題とされているため、小中学校における授業内容の創意工夫は当然のことながら、地域や大学、塾等と連携し、基礎教育力を向上しますとあります。働く世代の負担軽減、子育て支援、こういったことは私も6月、9月、質問で取り上げてきました。ぜひ来年度からの早期の施策の実施をお願いしたいと思うところですけれども、それだけではこれ対策にならないと思います。働く世代の定住対策というのならば、子育て支援と保護者が安心できる学校教育、これが必要ではないかと思います。学力向上、教育力の向上が不可欠ではないでしょうか。まず、学力向上委員会、学力向上プランなど、現在の取り組みについてお聞きしたいと思います。
答弁 学校教育課長 相原弘幸(学校教育課長は2015年12月まで)
議員ご指摘のとおり、本市の子供たちの学力は全国、全道に比して低迷している状況です。一部の学校で上回った年もありましたが、総じて低く、憂慮すべき状況であります。本市では、学力向上委員会を立ち上げ、その対応に当たっておりますが、十分な結果があらわれていないのが現状です。取り組みについては、チラシ等でお知らせしているとおりであります。主に望ましい生活習慣の定着で、家庭学習の定着と充実、標準学力検査の全校、全学年の実施で経年比較による個々の状況把握、また放課後や夏、冬休みでの補充学習や道教委の地域の学力向上支援事業の全校での実施等の取り組みを行いますが、学力の向上にはすぐに結果が出るものではないと考えております。目標は北海道平均正答率に近づけるとしておりますが、重点としてはやはり基礎、基本の定着を目指しており、そのための地道な取り組みが重要で、またその対策についての学校、家庭での定着もあわせて必要であると考えておりますので、ご理解くださいますようお願いいたします。
質問 1番 木村恵
取り組みについてはチラシ等でお知らせしているということでありました。平成26年度の赤平市学力向上プランでもやはり極めて憂慮すべき状況ですとあり、重点目標が掲げられております。家庭に対するお願いもほぼ同じ内容です。細かな点での改善はありましたけれども、果たして効果が出ているのかというのが正直な私の感想であります。平成25年6月の第2回定例会では、2人の議員がこの学力向上、取り上げておりました。答弁にも基礎、基本の定着が不十分とありました。26年3月の第1回定例会でも2人の議員が実際に取り上げております。これは教育行政執行方針に対する質問でありましたが、学力向上について教育以外の問題も多々あるが、教師力の向上は重要として、子供へのきめ細やかな対応について指導、教職員の研修講座の参加など、教育長の答弁もありました。そして、本定例会では3名が上げているわけであります。取り上げているわけです。実にこれ3年連続ということになっておりまして、中学生だとこれ入学して、卒業してしまう期間になります。そういったことから、最初にいま一度見直す必要があると言ったのはそういう状況だということわかっていただきたいからです。対策改善、また研修参加、そういったものはやればいいというものではないと考えております。当然すべきですけれども、問題を抱えている生徒児童というのは目の前にいます。そして、勉強というものは、学年が進むにつれて当然高度になっていきます。基礎、基本の定着ときょうもありましたけれども、その基礎、基本でつまずいた生徒は次の学年に行ったとしても、そこで問題が解けたとしても理解をしていないと思います。私知り合いの子供に算数とか数学教えることあるのですけれども、具体例で言いますと2分の1掛ける3分の1、計算できるのです。でも、2分の1と3分の1、どっちが大きいと聞くと、3だから、3分の1と答える子いるのです、実際に。そういったところで、このテストの結果見ますと、私本当にたまたまこの子だけなのかなと不安になったのです。そういったことも考えますと、この赤平市の教育というのは、比較的少人数学級なものですから、できるだけきめ細かな対応とおっしゃるのであれば、やはりもっと視野を広げて子供たちを見てほしいと思います。実際今の具体例は先生からするとあり得ないと思うかもしれないのですけれども、これ実際のことであります。先ほども同様な質問があって、教員の指導力の低下という認識はないというご答弁がありましたけれども、確かに先生方大変忙しいと思いますが、家庭学習のノートを提出して、ページ数でどのくらい勉強したと確認をするのは当然いいことだと思いますけれども、その中に間違った回答をしているものに関して指導しないというのはどうなのかなというところ正直私、これも実際の話なので、そういったところにもうちょっと目を配っていただきたいなと考えております。いずれにしても、子供たちは今勉強できないことが自分の将来にどう影響するかということは多分わからないと思います。ですから、こういった問題は学校、保護者、地域の大人みんなで真剣に取り組んでいくべき問題だと考えております。次の質問のほうに移ります。②の地域との連携についてお聞きします。先ほども言いましたこの赤平市の子供たちの学力、生活習慣の向上に向けてという中に家庭、地域へのお願いとありまして、家庭学習、またテレビ、ゲーム、携帯電話、スマートフォン、そういったもののルールに触れてあります。確かに先ほどもありました家庭での学習環境づくり大変重要だと思います。私も学校だけでなく、保護者の方に子供の将来を考えて、危機感を持って家庭学習環境つくっていただきたいとお願いしたいと思います。その上で今回私がお聞きしたい地域との連携というのは、余り普及していませんが、コミュニティ・スクール、学校運営協議会制度というものです。それと、学校支援地域本部運営委員会、こういったものが組織的なものであると思うのですけれども、これらは国の施策として号令がかけられていながら、実際はその自治体ごとにかなりばらつきがあるものと捉えております。赤平市ではこれらが必要なのか、必要ないのか、また学力向上もなかなか成果が上がらないといった中で、学校教師にばかり目が行きがちですが、地域のサポート、赤平市全体で子供たちに教え、子供たちを育てる、そういうことが大事なのではないかと考えております。そういったこの報告書、最後のほう見ますと、赤平市教育委員会はこの結果を踏まえ、今後も学校、保護者、地域との連携をより一層深め、学力向上及び生活習慣の向上に向けた施策の具現化に取り組みますと締めくくられております。どのように取り組んでいくのかお伺いをしたいと思います。
答弁 学校教育課長 相原弘幸(学校教育課長は2015年12月まで)
まず、学校運営協議会などの制度については国の施策として提唱されておりますが、余り普及に至っていないことはご指摘のとおりで、本市においても地域連携としてそのような制度が直ちに必要であると考えてはいないところです。ただし、先ほどお話のありました創生会議での提言についてなど、議員ご指摘のとおり、多様な連携も理解いたしますので、今現在市教委の目指す連携としては市の広報チラシを全校に配るということで市民の関心を持ってもらうということ、家庭に対しましては学習に対しての望ましい生活習慣づけへの協力で家庭の教育力を高めることであるということでまず考えているところです。今後地域や学校現場での声や求めについても検討しまして、さらに大学との連携も視野に基礎、基本の着実な定着で学力の底上げを図るための取り組みを進めてまいりたいと考えております。ご理解いただきますようお願いいたします。
質問 1番 木村恵
市民の関心、家庭での理解ということであります。地域の協力が不可欠ではないかと思います。先日議会で手話条例について視察に行ったこの石狩市の取り組みなのですけれども、学校支援地域本部運営委員会で学校支援ボランティアというのをやっていると知りまして、調べましたところ、地域コーディネーターというものを介して登録ボランティアや高齢者クラブ、町内会といった人たちが子供たちのために何か役に立ちたいといろいろなことを支援しているということを知りました。例えば毛筆の指導であるとか花壇の整備、また漢字の書き取りの採点など、先生のアシスタントのような活動まで多岐にわたっておりました。学校の先生の当然負担軽減につながっているとか、高齢者の方が多いので、高齢者の方の生きがいになる、あるいは認知症予防になるなど、相互によい効果が得られているということでした。一方、ボランティア保険とかの加入など、クリアしなければいけない条件とかもあるようで、難しい面もあるかと思いますけれども、ぜひ参考にされてはいかがかと思います。赤平市でも創生総合戦略、子供塾が挙げられております。ぜひ地域との連携を赤平市全体で実現して、子供たちの学力、生活習慣の向上に力を入れていただきたいと思います。最後に、少々厳しい言い方になりますけれども、やはり毎年質問で取り上げられるということは、本当の改善につながっていないのではないかと私は思います。先ほど私の経験も話しましたけれども、大人がそういった見えにくい、そういうところに問題があると思います。よく目を配っていけばそのサイン、これはいじめとかにも多分つながってくると思いますけれども、サインがわかるのではないかと思います。全て、先ほども言いました。今そこにいる子供たちの将来にかかってきますので、ぜひ学力向上プラン、抜本的な解決、改善をお願いしたいと思います。そのことを申し述べさせていただいて、次の質問に移ります。