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更別村議会 令和5年第2回定例会 2023年6月9日

小中学校教育の充実

2023年6月9日、更別村議会の一般質問で、小谷文子議員が「小中学校教育の充実」について質問し、教育長が答弁しました。

質問者
小谷文子 議員
答弁者
教育長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 小谷文子

ただいま議長の許可をいただきましたので、通告に基づき教育行政執行方針につきまして教育長にご質問させていただきます。このたびの教育長ご就任に当たり、ご期待申し上げますとともに、新たな視点はもとより、長きにわたる教育現場で培われた経験が今こそ更別村で生かされる、そのときがまいりました。今を生きる子どもたちにとって、全ての基礎が家庭であるならば、学校は多くを学び、吸収し、そしてこの地域が育み、見守るという温かな安心、安全の環境は言うまでもなく、加えて少子化傾向の今だからこそ、更別村だからこそ、地域性を取り入れた中での幼児教育から9年間の義務教育は最も重要になると私も承知しているところであります。中でも小中学校教育の充実に着眼させていただきます。1点目の質問です。今まさに前進する教育行政で誰一人取り残すことのない令和の日本型学校教育推進についてです。グローバル社会に向けてICT教育での最先端の学び、一方で心の悩みや叫び、誰一人取り残さない教育の推進で一番大切なことは何かをお伺いいたします。2点目です。生きる力の育成、推進について、多くは示されておりませんが、内容の大枠として大人になっても困らない生きるために大切なことだと私は理解いたしました。社会が大きく変容する中で、どのような状況下、環境下であっても自分を信じ、他を認めつつ、教育長おっしゃるところの共生、共に生きる社会性が今後最も必要になるのではと共感したところです。教育長としてまず取り組みたい、今、やるべき生きる力の育成推進をお伺いいたします。お願いいたします。

答弁 教育長

小谷議員の小中学校教育の充実について、ご質問に対しお答え申し上げます。まず、令和の日本型学校教育についてですが、社会の変化が加速度を増し、複雑で予測困難となってきている世の中で、子どもたちにとって一番大切なことは子どもたちの資質、能力を着実に育成するための学習指導要領の着実な実施です。それは、これまでも日本の学校教育制度の下、子どもたちの生きる力であり、知、徳、体を一体で育む日本型学校教育が全ての子どもたちに一定水準の教育の保障、全人格的な発達、成長の保障、居場所、セーフティネットとしての身体的、精神的な健康の保障などについて諸外国からも高く評価されているからです。これまでの日本型学校教育の成果と課題を踏まえ、2020年代を通じて実現を目指す学校教育を令和の日本型学校教育とし、全ての子どもたちの可能性を引き出すため、個別最適な学びと協働的な学びを一体的に充実することを目指していきます。これは、経済協力開発機構、OECDでは、子どもたちが2030年以降も活躍するために必要な資質、能力は、子どもたちが幸福で充実した人生を送るウェルビーイングを実現するためには自ら主体的に目標を設定し、振り返りながら責任ある行動が取れる力を身につけることの重要性が指摘され、これらを育む上でも学習指導要領の着実な実施が重要であると中央教育審議会答申でも述べられているところです。学習指導要領で示されている資質、能力は、学習の基盤となる言語能力、情報モラルを含む情報活用能力、問題発見、解決能力などの資質、能力を基盤に、知識及び技能、思考力、判断力、表現力など学びに向かう力、人間性などの3つです。この育成を目指す3つの資質、能力は、小学校や中学校のみならず、幼稚園、保育園、認定こども園、高等学校でも育成を目指すことと定められています。更別村でも学習指導要領で育成を目指す資質、能力を育成しながら、生きる力である知、徳、体を一体で育んでまいります。また、各学校と教育委員会の連携を深め、チームとしての学校マネジメントの実現を図ります。1つ目のご質問にあります、誰一人取り残すことのない教育の推進で、一番大切なことは何かということですが、私は子どもたちに対する分け隔てのない愛情だと思います。私の経験から、当たり前のことと思いますが、全ての先生が生徒に対し愛情を持って分け隔てなく接しているかどうかだと思います。また、管理職は教職員全員に対してよいところを認め、分け隔てなく接しているかだと思います。このことによってチーム学校の力が発揮されます。校長が一人一人の教職員を大切に育てる、先生方が生徒一人一人を大切に育てる、この関係がうまくいっている学校は誰一人取り残すことのない学校になっていくと思います。私の勤務してきた学校では、家庭環境がとても大変で問題を起こす子どもがいました。その子は、学校の指導に従い、反省し、卒業していったのですが、担任の先生に卒業したとき、俺、先生の子どもだったらよかったな、もっとよい子でいれたと思うと言って卒業していきました。とても身にしみる感動する言葉でした。2つ目の質問にあります、大人になってから困らない生きるために大切なことは何かということですが、さきにも述べましたが、資質、能力を育成しながら生きる力である知、徳、体を一体で育んでいくことだと思います。分かりやすく言いますと、考える力を身につけ、健康で丈夫な体をつくり、人と良好な関係を結ぶことのできるマナーを身につけることだと考えます。中央教育審議会の中で急激に変化する時代の中で、我が国の学校教育には一人一人の児童生徒が自分のよさや可能性を認識するとともに、あらゆる他者を価値のある存在として尊重し、多様な人々と協働しながら様々な社会変化を乗り越え、豊かな人生を切り開き、持続可能な社会の作り手となることができるよう、その資質、能力を育成することが求められていると書かれていますが、まさに共生ということだと思っています。私は、更別村の教育長として各学校の校長とじっくり基本的なことを話し合い、令和の日本型学校教育を推進していきたいと考えています。

質問 5番 小谷文子

ただいま教育長より大変意義深く、そして心に響くご答弁をいただきました。このたび村民の関心も高まる中、質問の機会となったところであります。1点目の令和の日本型学校教育に関しましては、学習指導要領の着実な実施であり、全ての子どもたちの可能性を引き出すために個別最適、そして協働的な学びの充実とのお答えでございました。並びに、今後活躍するための資質や能力、ひいては子どもたちの幸せにつながり、充実した人生の実現に向かっていくのだとのお答えから、私として理解したところでございます。引き続きましての誰一人取り残すことのない教育の推進ですが、一番大切なことは何かの質問に、子どもたちに対する分け隔てのない愛情、チーム学校として先生は生徒を大切に育てて、校長先生は教職員を大切に育てる。これこそが、誰一人取り残すことのない学校教育と伺いまして、とても心強く思ったところでございます。このチーム学校と表現される中におきましては、ICT教育の深化とともに先生方の先進性や、また働き方改革、また学習環境の施設、設備整備は先生にとっても子どもたちにとっても喫緊の課題であります。家庭環境によってのお話もございましたように、ヤングケアラーなど子どもたちの発するサインに気づき、深い悩み、苦しみの軽減や救いは、スクールカウンセラーはじめ、今の時代には早期からの地道に寄り添う対応をされているとは思っております。教育長は、誰一人取り残すことのない教育、チーム学校とお話をされました。分け隔てのない愛情や気づきは、実は大変難しいことと認識いたしますが、再度お伺いをしたいと存じます。2点目の生きる力の推進では、大人になっても困らない生きるために大切なことではないかと私は理解いたしましたが、教育長からは知、徳、体、つまりは考える力、健康で丈夫な体、人と良好な関係を結ぶマナーとの3点お答えをいただきました。また、中央教育審議会の中では私が申し述べたところにも相通ずる表現がございましたが、自分のよさや可能性の認識、他者の存在を尊重し、多様な人々や社会の変化を乗り越えて持続可能な社会の作り手となるよう、その資質、能力を育成すると。それは共生であり、教育長もおっしゃっていたかと存じます。まずは、各学校の校長先生とじっくり基本的なことの話合いから取り組むとのお話をいただきました。ぜひとも更別村らしさあふれる本音の教育論を期待したいところでございます。また、生きる力にはほかにも私が思うところでありますが、社会の構造や仕組みから経済と金銭感覚、これは村内に置き換えますと農業、商業をはじめとした産業やまちの形成、また国においては国会ですけれども、村では村議会と村政、行政の仕組みから、自分たちの生活と政治が実は身近であること、これは小学6年生、中学3年生が議会訪問の学習を行っております。もちろんふるさと教育やふるさと給食から地域を知り、地産地消で食育と健康など多くの学びがこの更別村でできることをとても喜ばしく思うところであり、この生きる力の推進での各学校とのお話や連携につきまして再質問したいと存じます。また、全体として教育長が考える、今、小中学校教育の充実で一番課題と感じている、あるいは必要と思われることをお伺いしたいと存じます。お願いいたします。

答弁 教育長

小中学校の連携では、現在配置されている更別村と中札内村の指導主事、西田参事がやられているのですけれども、そのことによって小学校と中学校の連携がかなりうまくいっているほうでないかなと感じております。また、英語教育が入ってきた小学校の教育の中では、専科といいまして、かなり今まで以上に理科教育だとか、体育だとか、芸術的なことだとか、担任の先生一人が教えてきたことにどんどん、どんどん専科が入ってきているということで、一つの学校では難しくなっているのです。そこを中札内との英語連携だったり、指導主事の導入によってかなりスムーズにいっていると。ただ、今、だんだん質の向上と専門性が高まってきているので、その辺りの連携をもっともっとして、まだやれることはないのかということで考えていくことが大事かなと思っております。以上です。

質問 5番 小谷文子

ただいま簡潔にお答えをいただきました。中札内との連携で教育を強化していくということでございまして、指導主事、それから英語教育のほうにも力を入れていくということでございまして、まさにこれから止まることは許されない教育の深化に基づきましてやっていこうという意気込みだとは思いますけれども、教育長がちょうど新聞にも載ってございまして、互いを認め合える村にしていくのだという、こういったところもお聞きしたいと思っていたところでございます。私としては教育長が考える小中学校の教育の充実の中で一番の課題、あるいは、必要と思われていることとお聞きしたところでございまして、教育長からは今のようなお答えでございましたけれども、もう一歩、二歩進みましてお答えをいただきたいと存じます。お願いいたします。

答弁 教育長

今、タブレットとか情報機器がかなり完備されてきましたので、それを活用して、上更別小学校と更別小学校の連携をもう少し深めていくだとか、今までできなかったことでさらにやることはないだろうかと、私が学校訪問した中で校長先生と各先生方と話し合いまして、今もかなり、更小と上更小はやっているようですけれども、小小連携をさらに深めていく。さらに、例えば生徒会と児童会のコミュニケーション、いじめについてどう考えるだとか、そういうような、なかなか移動はできなくてもタブレットのそういう通信で深めていくことができるのではないかなと。また、今いろんな形で各学校で進めていますけれども、その辺まずは私が学校に出向いて課題は何かということを校長先生方と共有して、それから訴えていきたいなと。就任して、まだ実態を詳しくつかんでいないところなので、その辺を極めてから進めていきたいと思いますので、そのことを随時分かり次第報告しますので、よろしくお願いいたします。

質問 5番 小谷文子

ありがとうございました。期待いたしております。

出典:更別村議会 令和5年第2回定例会 2023年6月9日 議事録 PDF(2ページ) 間違いを知らせる