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赤平市議会 平成25年第2回定例会 2013年6月13日

教育問題について

2013年6月13日、赤平市議会の一般質問で、菊島好孝議員が「教育問題について」質問し、学校教育課長 相原弘幸が答弁しました。

質問者
菊島好孝 議員
答弁者
学校教育課長 相原弘幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 7番 菊島好孝

以上をもちましてとりあえず市立病院についての話は終わらせていただきまして、続きまして教育問題についてお伺いをさせていただきます。①のいじめについてでございます。このいじめ問題につきましては、毎回毎回議会でテーマに上がる言葉だというふうに思っております。いろいろな地域で学校で生徒が死に追いやられていると、そういう事件にまで発展する問題がこのいじめ問題であります。どこの学校においても情報の共有化、あるいは未然防止という言葉が今や合い言葉になっているのではありますけれども、なかなかその解決方法というのは難しいものがあります。ことしの5月にいじめ防止に取り組むNPO法人、これ川崎市にあるのですけれども、ジェントルハートプロジェクトというNPO法人があります。ここがいじめ問題に関する教員、学校の先生ですね、教員へのアンケート調査を行ったと。その発表を公表したわけであります。その中で約70%、10人に7人の先生がいじめを解決できるかどうか自信を持っていないというのです。10人に7人ですよ。10人に7人の先生がいじめの問題を解決する自信がないというのです。ですから、そういう部分で我々が解決しようと思ってもなかなか難しいのかなというふうに改めて思ったわけですけれども、その対応に不安を抱えているということがよくわかりました。その内訳としまして、昨年10月からことしの25年の4月、この約7カ月間、この中でいじめ問題についての講演会を各地で開催しているのです。そして、これは講演会に参加した先生方に調査票、そういったものを配付して、13の都道府県、北海道も入っています。13の都道府県の小中学校の教員約300人、正確には296人ですけれども、約300人、この先生方が回答したと。過去1年以内に担任になってクラスでもっていじめがありましたかという問いに、129人、約130人があったという回答をしているのです。43.5%です。このいじめがあるかどうかを尋ねた質問に、解決ができると、あるいはほぼできると、そうやって自信を持って言った先生、これが32%しかいないです。いじめは私は解決できますよと言った先生、32%しかいないです。だから、赤平もそれだけだということにはなりませんけれども、データとしてこういう結果が出ているということです。56%は解決できるかわからないよと、13%はできないかもしれないという、そういう結果なのです。これを見ても明らかなのですけれども、いじめにどう対応すべきかをわかっていないという、そういう先生が多いということです。私がここでもって言いたいのは、学校の先生に対して赤平の教育委員会というのはどういうことしているかということを聞きたいです。今これから言いますけれども、教員の現場でのスキルアップ、そういうのが非常に僕は重要でないかなというふうに思いました。そこら辺をどのようにお考えになっているか、またそういう部分に対してどのような対応をとるべきだと思うかということを赤平市の教育委員会としてのご意見をお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

答弁 学校教育課長 相原弘幸(学校教育課長は2015年12月まで)

いじめの問題でありますけれども、いじめの問題については全国で依然としてなくならない状況でありまして、それが原因と思われる憂慮すべき事件も依然発生している状況であります。そこで、この問題に係る教職員の対応の協議や研修などの状況ですけれども、全国的に重要な問題でありますことから、学校自体、また教職員自身においても対応への意識は高いと感じているところです。そのため各学校では、定期的な情報交換や連絡会議、校内研修の開催で情報の共有化とその未然防止に努めているところであり、必要により外部からの講師によって研修も行っているところです。いじめのアンケートの調査についても早期に集計するなどで迅速な情報収集を行ってその実態把握に、改善に努めております。また、市教委といたしましても、平成18年の1月に地元警察署と締結いたしました子どもの健全育成サポートシステムにおいても、重大ないじめ事案に係る警察との連携についての項目を新たに盛り込むなどの変更協定を結んだところであります。いずれにしても、未然防止と早期の発見が大切なこととなりますので、自他の命の尊重と公共の精神の保持など教育活動全体を通じて行いまして、いじめを絶対に許さないとの共通認識のもと教職員全員で対応できるよう指導しております。今後も関係各方面と連携して未然防止に努めてまいりますので、ご理解くださるようお願いいたします。以上です。

質問 7番 菊島好孝

ただいまの答弁のようにきちっと対応していただきたいというふうに思います。もう一つ、いじめについての関連質問させていただきます。ASS、前にも議会でお話をさせていただきました。赤歌署セーフティーサービスと、これは24年、去年の11月に発足しまして、警察と地域、あるいは教育委員会とか、みんないっぱい入っていると思いますけれども、そういう方々が連携して地域から不良をなくそう、あるいはいじめをなくそうというためにセーフティーサービスが実施されております。それから、生活安全のほうでは命を大切にする教室というのを各学校と連携しながら、自分の命を大切にしようと、いじめによって自分の命を捨てることなんかやめましょうよというような形、いろんな部分の話し合いがあるのでしょうけれども、そういった教室を開催するという、そういう警察署では2つの大きなセーフティーサービスと教室を地域の方々と話し合いをしながら、情報を共有しながらいじめだとか、あるいは体罰だとか、いろんな部分でそういったものをなくそうという努力をしております。赤歌警察署と連携をして対応していくのだよということを前回の議会でお話をされました。私が質問したときには、最終的には前向きに対応していきますというお答えをいただきました。そこで、どのように今まで、前回の議会で答弁なさった部分から今日までどんな対応をされてきたのかということをお聞きしたいというふうに思います。

答弁 学校教育課長 相原弘幸(学校教育課長は2015年12月まで)

命を大切にする教室についてですが、赤歌署様からの依頼による外部講師を招いての件と思いますが、前回の質問においては学校では既に次年度の事業計画の立案というのは11月の時点で策定するものでありまして、当該年度の途中での実施は困難としたもので、間もなく次年度計画の立案時期となりますので、早目の対応を心がけております。命を大切にするということは、自他を認め合うことであり、決まりや規則などではない生きていくための基本原則でありますので、インターネット問題、デートDV、薬物問題など全てに関係するものであります。そのため学校現場では、全ての学校活動における基本原則として捉まえているところです。そこで、ご指摘の教室については、学校の教育課程と照らし合わせていかに効果的に教材として活用し、事業展開ができるか検討し、取り組めるものは実施してまいりたいと思います。赤歌署様には日ごろの情報交換や薬物乱用防止教室などでも身近な存在となっておりますので、互いに声をかけ合いながら早目の情報の共有を行ってまいりたいと思いますので、ご理解、ご支援くださるようお願いいたします。以上です。

質問 7番 菊島好孝

いじめの問題というのは、いろんな角度から見るいじめの問題というのがあるのです。学校の先生から見るいじめの問題、あるいは校長、教頭から見るいじめの問題、地域から見るいじめの問題、教育委員会から見るいじめの問題、両親から見るいじめの問題、子供から見えるいじめの問題、いろんな部分でいじめというのはあると思うのですけれども、私は今回は先生という部分に特化して質問させていただきました。こういう記事を読んだり、ニュースを見たりするのは、本当に今の学校の先生方というのは真剣になって子供と向き合っているのだろうかと、子供たちの声を聞こうとしているのだろうかと、そのぐらい痛切に心に訴えてきます、こういう話を聞いたり見たりすると。7割の先生がいじめを解決できない、いじめを解決できないような先生だったらやめてしまえばいいと、そのぐらい個人的には思います。ですから、先生方のスキルアップをどうやるのだという質問をあえてさせてもらったのです。やっぱり先生方が職業としてその仕事を選んだのであれば、最後までその職業を全うできるような、そういうような先生になっていただきたいなというのが私の望みです。今回そういう意味で別の角度から見るいじめの問題についてお伺いをさせていただきました。いずれにしても、いじめ問題は子供の命を奪うというまで発展する重大な案件であります。常に目配り、気配り、そういったことを絶やさないようにしっかり学校の先生方には管理監督をしていただくということをやっていただきたいというふうに思っております。最後に、給食のアレルギー問題の対応についてお話をさせていただきます。この件につきましては、予算委員会においても質問をさせていただいた経緯があるというふうに思っておりますけれども、最近全国でこの問題が多く起きていることから、再度一般質問をさせていただきたいというふうに思っております。一例を挙げますと、昨年の12月に東京の府中で5年生の女の子、11歳でありますけれども、給食を食べた後に体調を崩して死亡してしまった、こういう事案があります。女の子には食物アレルギーがあって、行政解剖の結果、死因はアレルギーの原因食品を食べたことによるアナフィラキシーショック、このアナフィラキシーというのを辞書でちょっと調べたら、生命を脅かす危険な状態に陥ることをアナフィラキシーというのです。このショックでもって亡くなった疑いがあるということで警察も捜査に乗り出したということであります。この女の子には通常乳製品だとか卵だとか、あるいはピーナツ、こういった部分にアレルギーがありまして、給食ではもちろんそうなのですけれども、これらを除いた特別食を用意している。それで、他の児童と違う色のトレー、それから食器にも名前を書くと、そしてふたをすると、そのふたにも名前を書くと、そのぐらい調理員が注意を払いながら直接本人に手渡したのです。それなのになぜこんなことが起きたか、やっぱりどこかでもってちょっとした気の緩みというのが出たのだというふうに思うのです。ここまで本当に神経質な対応を教育委員会としてやってきたのに、なぜというふうに思うのですけれども、この女の子がちょっとおいしかったからおかわりを要望したのです。おかわりを要望したときにその確認を怠り残りの給食を少し授けてしまったと、それを女の子は同じように召し上がってしまったのです。そして、そういう事件が起きた。そのとき校長は、来て何か注射を打ったみたいですけれども、それはもう間に合わなかった、そういうような事件だったのです。このアレルギー問題について今確認を、あるいは対応を誤ったのではないかというふうに思われているという話をしましたけれども、赤平もこれにとっては例外ではないというふうに僕は思っております。赤平市のアレルギー体質というか、学校に申告をしている子供たちというのは何人ぐらいいらっしゃるのかということ、それからその人たちはどのように把握してどのような対応を赤平市では、教育委員会ではとっているのかということをお尋ねしたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。

答弁 学校教育課長 相原弘幸(学校教育課長は2015年12月まで)

給食のアレルギーの問題の対応についてですが、近年アレルギー問題における事故の発生が全国で報道されております。市の学校給食センターにおいては、施設や人員配置などの問題から特別なアレルギー食の提供はできない状況であり、そのため今年度から給食の献立表にアレルギー表示マークを加えることなどで少しでも注意の喚起とその把握に努めております。そこで、学校におけるアレルギー体質の児童については、現在3名ほど報告を受けているところであります。給食におけるその対応については、事前に保護者と養護教諭を含めた学校側との協議を行っており、その内容を給食センター、学校が共有することで事故のない体制づくりを進めるようにしております。把握と管理についてですが、小学校に入学する際に子供の健康状態を把握するための就学時健診を全ての新入学予定児童の保護者宛てに案内しているところですが、その健診における保護者記入の問診票の中に子供の健康状態や心配なこと、現在の病気などを記入していただく欄が設けられております。それらの記入を受け、学校との保護者面談においてアレルギーの種類などについて医師の診断書の提示をお願いするなど、その後の対応についての資料としているところです。また、進級時には各年度の健康診断前に保護者宛てに事前調査票の提出をお願いしており、内容に変更があった場合その際に把握できることになっております。その把握した情報に基づき学校内、または学校と給食センターとが密接に打ち合わせを行いまして適切に対応するとともに、献立内容について保護者へ的確に情報を提供することとしています。また、給食センターでは、アレルギー食対応の設備等が整っていないために除去食、代替食を提供することが困難な状況です。保護者には、担任、養護教諭と相談の上、除去食、代替食をご家庭からご持参いただくなどの対応をお願いしております。いずれにしても、アレルギー問題は対応を誤りますと重大な事故につながることとなりますので、給食センター、学校、また養護教諭、担任など学校全体で意識の共有化を図り、対応に誤りのないよう努めてまいります。以上です。

質問 7番 菊島好孝

ありがとうございました。今お答えしていただいたように、対応を誤ると大変な事態になります。ちょっとのすきや油断で子供の命を奪うということになったら、大事件でありますし、各所、各人、各部署が共通した認識、あるいは情報、そういったものを共有しながら間違いのない配食、そういったものを徹底していくということを私のほうから申し上げまして、この一般質問を終わらせていただきたいというふうに思います。ご答弁ありがとうございました。

出典:赤平市議会 平成25年第2回定例会 2013年6月13日 議事録 PDF(34ページ) 間違いを知らせる