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赤平市議会 平成24年第3回定例会 2012年9月14日

教育行政について

2012年9月14日、赤平市議会の一般質問で、菊島好孝議員が「教育行政について」質問し、学校教育課長 相原弘幸が答弁しました。

質問者
菊島好孝 議員
答弁者
学校教育課長 相原弘幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 8番 菊島好孝

続きまして、教育行政について、①、小中学校の統合問題について、この問題につきましては各地の地域住民懇談会において、また今年度初めて実施させていただいた議会報告会等におきましても市民の方々から質問やご意見のあった案件であり、大変関心の高い問題であると認識をしております。第5次総合計画基本構想の中にも小中学校の充実とあり、平成23年度は小中学校の再編構想だというふうに記されてありますし、平成24年度においては教育長の議会答弁の中で平成24年の2月には統合案について小学校3校の各学校やPTA、彼らとの打ち合わせをしますよと、そして校下に案を出しますよ、具体的検討を1年かけてしますという、そういう答弁でありました。そこで、統合には時間と費用がかかります。また、地域住民や父兄の理解も必要であります。教育委員会の目標とする小学校3校の統合案はどこまで進んでいられるのか、この1年間の間にどのようなアクションを起こしたのか、これらの進捗状況をお尋ね申し上げます。

答弁 学校教育課長 相原弘幸(学校教育課長は2015年12月まで)

小中学校の統合問題についてでありますが、昨年6月の諮問先の審議会から答申を受けまして、教育委員会内部において本答申を尊重しながら検討を重ね、理事者協議を経て本年1月の末に赤平市小・中学校適正配置計画を策定し、市議会の総務文教常任委員会にも報告しているところであります。そこで、計画における小学校の統合の進捗状況についてですが、まず前期計画における茂尻小学校、住友赤平小学校、平岸小学校の3校の統合については、4月に3校のPTA役員の方々にこの計画について説明を行った上で5月から6月にかけまして3校の全保護者を対象とした説明会を実施しております。説明会には地区住民の参加も可能としておりましたけれども、それに先立ちます市の住民懇談会においても本計画について特に説明を行ったところであります。なお、説明会は学校ごとに行いましたが、それぞれの学校での意見についてもお互いに共有することが必要とのご意見ありましたので、3校で出されました意見を集約して茂尻、住友、平岸それぞれに提示させていただいているところです。同時に、説明会を欠席されました保護者の方についても学校からお便りを通じて周知させていただいております。説明会での意見については種々ありましたけれども、統合そのものに対する異論についてはございませんでしたので、統合の必要性については一定の理解はいただいたものと思っております。統合の時期については、計画どおり平成26年4月を目指しております。統合に伴っての校舎の改修等の都合もありますので、10月をめどにその可否についてご回答いただけるものと考えております。いずれにしても、複式の解消を目指し、子供のよりよい社会性を育むための良好な教育環境を提供するために進めてまいりますので、ご理解、ご支援くださるようお願いするところです。

質問 8番 菊島好孝

ただいま答弁いただきまして、よくわかります。統合問題というのは、自分たちだけで思っているようになかなか進まないのが現実であります。ただ、中心は子供であります。それを思ったときに、やむにやまれぬ行動が教育委員会には必要かというふうに思います。いずれにしても、小学校におきましては子供たちのためにできるだけ複式学級をふやさないうちに統合を達成していくということを望んでおりますし、統合そのものに対する異論はないという答弁でございますから、一定の理解はいただいているのだということでもありますし、であればもっともっとスピーディーに進めるべきことはどんどん進んでいくというようなさらなる子供たちのためにスピーディーなアクションをお願いして、この部分についての質問は終わります。続きまして、いじめの問題と児童の虐待についてお伺いします。最近の報道の中でいじめの問題が大きくクローズアップされているのは、皆様方もご存じのとおりだというふうに思います。けさも出しなになって埼玉県の中学2年の男子が1年からいじめを受けていたと、教育委員会は当時はけんかだったということで処理をしていたと、ところが今月になってきょうのテレビを見ますと、もう意識不明の重体で子供はもう全く意識がないと、やっぱりいじめだったと、今こういうことが全国あっちでもこっちでも起きているのです。非常に痛ましい事件であります。暴力と、あるいはけんかといじめと、そこら辺の変な区別を教育委員会はしているのかなと、そういうふうにも感じられるこういう事件であります。そんな中で全国のいじめを調べたところ、小学校は3万3,000件です。それから、中学校は3万件、それから高校が7,000件、約7万件のいじめがあるというデータが出ています。実際にはこんなものでないでしょう。わかっただけでこれだけです。それから、いじめによって自殺をしたとみなされている小学生が4人、中学生が39人、そして高校生に至っては157人と、約200人です。いじめが原因で自殺をした、こんな若い命をたくさん失っております。非常に学校教育の中においてこれはあってはならないと、このいじめの問題であります。過去至るところで大なり小なりこの問題が発生してきたというふうに思っております。最近滋賀県の大津市の中学2年の男子の自殺事件、これも皆様方ご存じだと思います。教育委員会と父兄と市側との意見がなかなか、いじめかどうかという認識の違いでほったらかされておったという部分です。少なくてもこういうことがあったら、全てこれはけんかだとか暴力だとかでなくていじめかもしれないという、そういう疑いの心をまず持つということです。これが非常に大事な部分です。そういうふうに私は思います。札幌では中学1年生の男子が自宅マンションから飛びおりて自殺をしてしまったと、どちらもいじめだというふうに、そういう原因だというふうに報道されております。そういう事件が余りにも多過ぎて文部科学省は国主導で解決に取り組むとしていじめ問題の総合対策、こういうものを発表しました。もう学校や教育委員会だけには任せておけないと、国が主導しないとこの問題は解決しない、そういうようなところまで来ております。そこで、学校や家庭を支援する専門家チームを国は全国200の自治体に置いて早期解決に努めるというふうにも言っております。また、いじめを繰り返す子供には出席停止制度の積極的な活用をする方針だというふうなこともおっしゃっております。この出席停止活用というのは非常に難しい問題もありますけれども、そこまでしなければこのいじめ問題は発見、解決できないだろうというのが現状であります。そこで、赤平市にはそういういじめ問題が今まであったのかと、現在もあるのかと、もしあるならばどういうような対処をしているのかというところをお聞かせ願いたいというふうに思います。

答弁 学校教育課長 相原弘幸(学校教育課長は2015年12月まで)

まず、いじめと認識されるような行為があったかないか等の件でありますけれども、いじめの捉え方については簡単な問題でもありませんが、その把握には日ごろから児童生徒に対しての学校内外での様子を観察することによって早期に発見できるものであり、それが早期の解消につながるものと考えております。また、加えて昨年度から市内の小中学校の全児童生徒を対象にアンケート調査を行っております。本年春に行ったアンケートの結果としましては、いじめられているとする回答も少なからずあったところであり、内容については仲間外れや悪口が大半であります。総じて中学生に比べて小学生にその数が多いのが特徴です。学校においては、調査結果に基づき迅速に対応を行い、その全件について解消を図っております。なお、犯罪を伴うような暴力行為については報告されていないところです。以上です。

質問 8番 菊島好孝

それでは、まず教育方針にも書かれておりますけれども、学校教育は地域と一体となってというふうにあります。地域、あるいは学校ごとのいじめの把握というのはなされておりますでしょうか。

答弁 学校教育課長 相原弘幸(学校教育課長は2015年12月まで)

地域、また学校ごとのいじめの把握についてでありますけれども、教育はいじめの問題に限らず全ての問題に対して学校と保護者、地域が一体となって取り組んでいかなければなりません。特にいじめについては、見えにくい部分ありますけれども、表にあらわれている数値以上に悩み苦しんでいる子供がいるものと予想されます。したがいまして、いじめの実態を正確に把握することは難しい面もありますが、日常観察はもちろん、アンケートなどによりできる限り正確に捉え、対処してまいりたいと考えております。なお、地域ごとの把握については、市内を大きく4地区に分けた補導連絡会議を年数回行っておりますし、学校、地域での子供たちの状況について関係各方面から意見交換を行っているところであり、対策については町内会初め関係する団体のご協力を得ながら取り組んでいるところです。以上です。

質問 8番 菊島好孝

いじめというのは、早期発見というのが最も重要な部分かなというふうに思うのです。学校の中では、学校の先生方が子供たちとよく接しているので、その部分についてはある程度担任の先生なり、そういった方々が把握は可能かというふうに思われます。ただ、残念ながら赤平市の教員の先生方は子供が帰った放課後の部分については全くと言っていいぐらい子供がどういうような環境の中で生活をしているのか、どういうような遊びをしているのかというのはわからないと思うのです。これは、赤平に住めといっても、行政の部分にも責任はありますし、教員住宅がきちっとしたものが与えられていればそういうことはないのでありましょうけれども、いろんな予算の部分だとか、市の財政の部分だとか、そういった部分で先生方の本当に満足するような教員住宅が赤平にないというのも事実であります。ですけれども、本当に先生方が子供たちの学校帰った後のそういった部分も把握できるようになれば、もっともっと早期な発見が可能だというふうに思われますけれども、そういう地域外から通っている先生方がたくさんいらっしゃる中でその部分についていじめを把握するというのは非常に難しい部分でありますけれども、どのような対応をとっているのでしょうか。

答弁 学校教育課長 相原弘幸(学校教育課長は2015年12月まで)

市外居住の教員では子供の様子というのがなかなか観察することは難しいのではないかというご意見だと思いますけれども、確かにご指摘のとおり市外からの通勤者が多いとは認識しているところであり、今後検討を要する課題でもあると思っております。このような状況から、確かに学校外での子供の様子について見えづらい部分もありますけれども、現在の子供を取り巻く環境から教職員においては子供の状況の把握については最重要との認識は皆が共通して持っているところです。教育委員会では、教職員に対してはどこに住んでいるかというのは問題ではないと、赤平の学校にいて赤平の子供を預かっているということは赤平の住人であると、その認識で日々を過ごしてくれと機会あるごとに伝えているところであります。地域の行事では努めて見回りなども行っておりますし、育成会行事にも積極的に協力しております。また、保護者、育成会役員、児童館の職員や警察との意見交換の場も設けるなどしておりまして、居住地における不十分さはあると思いますけれども、その把握に努めているところであり、ご理解いただきますようお願いするところです。

質問 8番 菊島好孝

ただいまの説明の中、各地区、4地区というご答弁がございましたけれども、警察等にも出席をしていただいているということであります。非常に今国も警察も巻き入れてこのいじめ問題の対応を処理しようということで躍起になっておりますけれども、いじめを発見、そして解決するために赤平市の教育委員会は警察とどのような連携体系をとっていったらよろしいのでしょうか、お尋ねします。

答弁 学校教育課長 相原弘幸(学校教育課長は2015年12月まで)

いじめの解決のための警察との連携についてということでありますけれども、言うまでもなくいじめは学校でのみ起こるものではありません。学校外でのいじめもあることから、市教委では日ごろから青少年センターを通じて警察との連携を図っております。具体的には、校外での子供たちの様子を情報交換する場を設けております。学校はもちろん、保護者、主任児童委員、児童館の職員、補導員、そして警察の出席をいただきまして、市内4地区に分けて年数回実施しております。また、警察においてもいじめの問題については重要に考えているということですので、日常的に市教委と連絡をとることで理解をいただいているところであり、常に情報の交換を行える環境にあるところです。以上です。

質問 8番 菊島好孝

国は、いじめ対策として来年度予算の概算要求で60%アップ、これは異常でございます。73億という異常な予算を概算要求でありますけれども、要求措置しております。これは、まさに通常の予算配分からするともっともっと異常でないかなと言わざるを得ないのですけれども、目的は早期発見、非常にこの部分については人件費に投入をしております。それだけこのいじめ問題は深刻であるということです。早期発見へ向けての教育委員会として何か特別な手段とか方法等はあったり考えていたりする部分はあるのでしょうか、早期発見についてお伺いさせていただきます。

答弁 学校教育課長 相原弘幸(学校教育課長は2015年12月まで)

早期の発見に向けての市教委としての手段、方法ということですけれども、この問題につきましては特に特別な方法というのはないと言っていいと思います。やはり日常的に子供としっかりと寄り添うと、人間関係を密にしながら対応していくことが重要と考えております。学校内では常に子供の行動について注意を払うことが重要でありますし、学校職員に対してもその労力を惜しまないよう日ごろから指導を行っております。加えて学校はもちろん、家庭、地域を含め子供が何でも話ができ、伸び伸びと過ごせる風通しのいい環境をつくることが最も重要と考えております。それがいじめをなくし、また早期に発見、解決することができる最善の方法と考えております。今後ともその実現に向けて努力してまいります。ご理解、ご支援いただけるようよろしくお願いいたします。

質問 8番 菊島好孝

わかりました。次に、児童虐待、これについて簡単にご質問させていただきます。これら等につきましては、福祉の部分の問題もあるかもしれませんけれども、実際に今まであったのかどうかと、もしあったならば赤平教育委員会としてはどのような対応したのかということをお聞かせ願いたいというふうに思います。

答弁 学校教育課長 相原弘幸(学校教育課長は2015年12月まで)

児童の虐待についてでありますけれども、本市においては現在その報告は受けておりません。本市では、学校での児童生徒の状況を常に観察するよう注意を払っております。虐待を疑うような兆候があれば、その対策のための関係者との協議を行うこととしております。また、虐待には暴力等の行為によるもののほか、育児放棄などの不作為によるもの、いわゆるネグレクトというものも含まれます。これについては、学齢における身体状況など日ごろの観察で疑わしいケースについては通常の虐待と同様、学校、市教委、福祉部局、保健部局、児童相談所、場合によっては警察を交えての合同ケース会議でその改善に努めているところです。以上です。

質問 8番 菊島好孝

わかりました。この児童虐待については、新聞等でも報道されておりますけれども、再発、1回あったら40%の人が再発を繰り返しているということであります。父兄の関係、そういうものもありましてなかなか発見は難しいというふうにも聞いておりますけれども、これは幼稚園だとか、あるいは保育園だとか、そういった部分もあるけれども、小学校でもこういうような部分があるということで報道されています。とにかくアンテナをあっちこっちに上げて早期に発見するということが非常に大事だと思います。ぜひそこら辺も踏まえてこれから対応していっていただきたいというふうに思います。最後になりますけれども、私はいじめにつきましても、それから児童の虐待につきましても早期に発見するのだと、早期に発見しなければ何も手を打てないという部分であります。ですから、その早期発見することにいかなる部分を、全身全霊をそちらのほうに傾けると。確かに今課長がおっしゃったようにいろんな答弁を聞きました。非常に格好のいいことばかり私たちは聞こえる、でも難しいのもわかります。でも、本当に格好のいいことばかり言っていてはいじめの問題、あるいは虐待の問題につきましては解決しません。もっともっと泥臭くなって教育委員会は学校の校長や教頭、あるいはPTA、あるいは地域、そういう方々と情報を共有しながら、同じ問題で情報を共有しながらどんどん進んでいく、中に入っていく、そのような気持ちがなかったら、文科省のこういうような予算づけがまた行われる、もっともっと自信を持って当たってください。子供たちが何でも話せる雰囲気、そういう環境をつくってあげることが教育委員会の役目だというふうに思います。以上を申し上げて、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

出典:赤平市議会 平成24年第3回定例会 2012年9月14日 議事録 PDF(27ページ) 間違いを知らせる