みんなの議会

赤平市議会 平成24年第1回定例会 2012年3月13日

教育行政執行方針について

2012年3月13日、赤平市議会の市政執行方針演説に対する一般質問で、若山武信議員が「教育行政執行方針について」質問し、教育長 渡邊敏雄が答弁しました。

質問者
若山武信 議員
答弁者
教育長 渡邊敏雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 5番 若山武信

次、大綱2、教育行政執行方針についてであります。①、学校統廃合のあり方について、ア、地域教育の大切さについてであります。昨年6月に学校教育条件整備審議会により答申がなされ、当市の小中学校統廃合の方針が決まりました。長年地域では学校とともに歩んでまいりましたが、廃校となった地域には寂しさが残ります。しかし、長年の複式学級が解消され、学習においても団体競技においても子供たちの成長のためにはよかったと思っております。反面スクールバスにての通学になりますので、子供たちにとっても保護者にとっても地域とのつながりが薄くなりますし、今まで子供たちと日常声かけをして接してきた地域の人たちも子供たちとの関係が薄くなってまいります。今まで学校、保護者、町内会の3者で子供たちの人間形成をしてきたスタイルがだんだんと変わってまいります。地域教育の大切さは議会でも何度か取り上げられてまいりましたが、スクールバス通学による子供たちの行動圏が広範囲になる中で、保護者と地域がどのようにして連携をとっていくのか。非行化を防ぐ意味でも、いじめ防止のためにも地域住民の見守りや連携は必要なわけであります。また、学校の先生たちも地域密着型ではないためますます地域との連携は薄れてまいります。これからは、防犯など放課後の問題処理は、住宅が学校に隣接している学校長や教頭先生の仕事になるのではないでしょうか。学校側も子供たちにはだんだん目が届かなくなります。まだまだ課題はいろいろありますが、地域教育の大切さと今後の対応について考え方があればお伺いいたします。

答弁 教育長 渡邊敏雄(教育長は2012年9月まで)

学校統合と地域教育の大切さについてお答えをいたします。本市の小中学校の学校適正配置計画は、教育条件整備審議会から本市で進行している少子化の現状から良好な教育環境の確保には一定規模以上の教育が必要であるとの答申を受け、教育委員会として1月の教育委員会で決定し、既に議会のほうにも報告をしているところであります。計画では通学区域が非常に広範になるということで、その利便性を確保するために小学校においてはスクールバスを使用するのが望ましいというふうにしていますが、議員ご指摘のように通学区域が広がり、地域から学校がなくなるということになれば、地域と子供たちとのつながりというのは極めて希薄になってくるということもまた事実でありますし、避けて通ることができないというふうに思います。このためこれまでどおり育成会等の活動によって積極的に子供たちとのかかわりを持つようにしていきたいというふうに考えているところでありますし、また学校では23年度から地域の要望も受けて地域参観日の開催ということもそれぞれの学校で取り組んでいます。そういったことによって、より地域とのつながりを持つように努めているということであります。また、教員の地域とのかかわりという点でありますが、確かに市内に在住する教職員は管理職を除いて極めて少数の少ない先生方が地域に住んでいるという状況でありますが、それだけに私常に先生方に言っていることは、赤平の学校に勤めているということは赤平の住民なのだと、そういう意識で教育に当たってもらいたいということを絶えず先生方に言っているわけですが、そういうこともこれからもまた大いに力を入れて先生方に啓蒙していきたいというふうに考えています。いずれにしましても、今後地域に入って統合等に伴う説明会を持つということになりますが、その中で子供たちへの教育は学校のみで行われるものではないと、今さら申すまでもないわけですが、家庭と、そして地域を含めた社会全体が責任を持って教育に当たらなければならぬということを改めて確認を行いたいというふうに思いますし、議員ご指摘のような危惧、地域とつながりが希薄になるのでないかというふうな部分のそういった危惧を少しでも解消するようにいろんな機会を通じて努めてまいりたいというふうに考えていますので、ご理解をお願いをしたいというふうに思います。

質問 5番 若山武信

丁寧なご答弁ありがとうございました。全くそのとおりだと思っています。また教育問題、別のときにこの場でお話ししたいと思います。②、赤平高校への今後の対応について、ア、教育課程の最後までの見守りについてであります。赤平高校については、平成22年度の公立高等学校配置計画で平成25年度募集停止の決定が下され、平成27年に閉校が予定されております。教育長は、また市長は道に延命要請を続けておりますが、年を追うごとに厳しさが増すばかりと思われます。学級も1間口で、全校で3クラスしかなく、男女比率も偏り、クラブ活動もかなりの面で制約されますが、それでも生徒たちは元気で楽しく学校生活を送っております。市からは、教育費として赤平高校振興会に昨年より増額して年間90万円の補助金を拠出しておりますが、大変有効に活用され、学校祭や各クラブ活動等の文化、体育振興に、また教育振興では各種技能などの検定や資格取得にも大きく貢献されております。特にことしの市役所の採用に赤高の女子卒業生がただ一人合格したことは、その成果のあらわれかもしれません。非常に明るいニュースであります。今月この3月をもって赤高最後の募集となるかもしれませんが、新入生を含めた子供たちのこれからの3年間を最後まで責任を持って見守っていただきたいと思っております。今後学校側に学校生活を通し、学力、知力、体力に最後の一人まで責任を持ってのご指導をお願いするところでありますが、双方で進学、就職に最善を尽くしていただき、生徒たちが卒業したときに最後の赤高に入って本当によかったと思われる学校生活を送らせてあげられるようご尽力をお願いするところでございます。行政として、教育委員会として、今後どのような形で子供たちをバックアップできるのか、考え方があればお伺いしたいと思います。

答弁 教育長 渡邊敏雄(教育長は2012年9月まで)

赤平高校の今後の対応についてであり、教育課程を最後まで見守っていただきたいというご趣旨のご質問でありますが、地元唯一の高校であります赤平高校が平成25年をもって募集停止となるという道教委の決定については、これまで再三にわたって道教委に要請行動をやってきましたけれども、それらの行為を全く無視した行為で、本当に強い憤りを道教委に対して覚えているところであります。市では道教委に対して存続の要望を続けておりますけれども、道内、特に空知管内でこれまでも繰り返されてきた高校の再編を見るにつけ、議員ご指摘のとおりその見通しは大変厳しいものであるというふうに認めざるを得ないところであります。それでも、何とか存続したいとの意思を変わらず訴えてまいりましたけれども、同時に赤平高校の生徒たちに対してもこれまでと同様に支援していくという決意の裏返しでもあります。市では、赤平高校に対して教育その他の学校活動を主として負担軽減のために補助を行っておりますけれども、在学中の進路選択のための資格取得の費用だとか、あるいはクラブ活動費、また問題を抱えている生徒へのスクールカウンセラーによる相談費用にも充てられているところでありますけれども、これらの取り組みはそれなりに周りの人たちから評価をいただいているところでありますし、それらを聞くにつけ少ない生徒であっても地元にとっては必要な高校なのだという思いも強く持っているところであります。何とか存続の期待という気持ちを持ち続けているところでありますけれども、いかんせん非常に厳しい状況には変わりはないというふうに思います。特に今赤平高校に在籍している生徒、これからまた2年間入ってくる生徒に対しては、何としてもこの3年間有意義な教育活動を展開し、喜びを持って卒業できるように最後まで責任を持って高校生活を全うさせてやりたいというふうに考えているところでありますし、この気持ちについては議員も同じだというふうに思います。そのためにも引き続き高校に対して変わらず支援をしていきたいと、教育委員会の決意でありますが、そういった気持ちを持って最後まで赤平高校を見守っていきたいというふうに考えていますので、よろしくお願いをしたいというふうに思います。

質問 5番 若山武信

赤高問題については、本当に今言われるような、そういう形で誠意を持って最後まで対応していただきたいと、このように思います。予算関係につきましては、予算委員会で論議を深めたいと思いますので、そのときはよろしくお願いいたします。以上、すべての質問を終わります。ご丁寧なご答弁どうもありがとうございました。

出典:赤平市議会 平成24年第1回定例会 2012年3月13日 議事録 PDF(33ページ) 間違いを知らせる