赤平市議会 平成22年第1回定例会 2010年3月11日
(1)市政執行方針について/(2)教育行政執行方針について
2010年3月11日、赤平市議会の市政執行方針演説に対する一般質問で、若山武信議員が「市政執行方針について」「教育行政執行方針について」について質問し、市長 高尾弘明、教育長 渡邊敏雄が答弁しました。
- 質問者
- 若山武信 議員
- 答弁者
- 市長 高尾弘明、教育長 渡邊敏雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 2番 若山武信
通告に基づきまして、民主クラブより質問を行いますので、ご答弁のほどよろしくお願いいたします。大綱1、市政執行方針について、①、平成22年度予算について、ア、公共事業関連予算の増大と今後への継続的事業計画実施の見通しについてであります。昨年8月30日、民主党に政権交代がなされ、期待の中で新しい政治体制がスタートいたしました。現在平成22年度国家予算、一般会計で92兆2,992億円の内訳について参議院の予算委員会にて審議されておりますが、延々と続く政治と金の論戦は旧態依然と変わらず、連立政権のねじれとともに経済の閉塞感の中で支持率低下を招いております。政治と金の問題には透明さと公平さが問われ、厳しい法制化と高い倫理観のもとに、国会本来の機能を早く取り戻して、国民生活最優先の議論の場となってほしいものであります。平成20年のリーマンショック以降景気は低迷を続け、国内全体の雇用状況は悪化をたどり、平成21年平均の完全失業率は5.1%で、道内でもこの1年間に正社員採用ができない会社は56%にもなるとのことでありますし、今春の高校卒業生の就職内定率は60%であります。また、連合北海道の今春闘におきましても、非正規労働者の処遇改善に全力を挙げるとのことであります。このようなことを背景に、昨年12月時点での生活保護受給者は全国で過去最多の130万世帯となり、道内では4万6,000世帯にもなっているとの報道であります。新政権下では、事業仕分けにより無駄を省き、コンクリートから人へということを基本に据え、当面は景気の回復を最大の目標とし、雇用の確保対策等に全力を尽くしていくようであります。当市の22年度予算は、コンクリートから人へという民主党のマニフェストとは逆行しておりますが、一般会計87億1,371万円のうち普通建設事業費は10億7,326万円で、前年度比6億6,959万円増の165.9%と大幅に見直しがなされております。公営住宅整備事業、改良住宅整備事業、市営プール建設事業の3本を柱に、緊急雇用創出事業を含む多種多様の事業が計画されているわけでございます。私は、民主党支持者ではありますが、党のマニフェスト自体は理解していても、北海道のような、特に空知のような中小企業を中心とした地方自治体にはそぐわなく、雇用対策として当面は地域に合った、コンクリートをも加味したマニフェストでなければならない旨の意見を地区幹事会等でも述べてきたところであります。当市においてここ数年の公共事業の削減は、財政赤字再生団体入り回避のためやむを得ない措置ではありましたが、市内業者は疲弊し、まちの活性化への影響もあったと思います。しかし、このたびの22年度予算編成については、雇用の場の確保とまちの活性化への配慮も十分されており、私は大きく評価するところであります。また、心配されていた赤字再生団体入りを一気に乗り越え、青信号に昇格した当市ではありますが、市立赤平総合病院の財政課題を抱えるときに、実質的中身は黄色の注意信号だとも思われます。財政的には当分不安定な当市にとっても、雇用対策上まだまだ公共事業、特に建設事業は必要かつ不可欠であります。将来的事業計画があるとは思いますが、継続して実施することができるのかどうか、財政的な見通しも含めて、今後の公共事業のあり方、考え方についてお尋ねいたします。あわせて、国の新年度予算では社会資本整備総合交付金、総額2兆2,000億円が盛り込まれました。この交付金は道路、港湾、下水道、住宅など用途が決まっていた補助金を廃止して創設されたものであります。受け取った交付金は、自治体の裁量で事業に配分できるとされており、地方が公共事業に自由に使える財源になるとのふれ込みであります。政権交代を受けて、補助金の一括交付金をマニフェストに掲げた民主党が三位一体改革で削減された地方交付税に見合う額を交付金制度の創設で決定したものであり、まさに地域主権の始まりであると思っております。国による合併論議も一段落したような現在の状況でありますが、これからは当市にとって病院問題も含め、自立する方針をいち早く確立し、市民に夢と希望を持った未来となる政策展開が求められているものと思います。国が予算化している交付金についての活用と、今後への考え方についてお尋ねいたします。イ、市立赤平総合病院への財政支援の現状と今後への考え方についてであります。市立赤平総合病院は、財政厳しい運営を続ける中、平成19年、国の方針である経済財政計画の基本方針2007に沿った総務省の公立病院改革ガイドラインを踏まえ、公立病院改革プランを策定、平成20年度から27年まで8年間の改革計画を組み、公立病院特例債12億円、道の短期貸付金の活用4,000万円、一般会計からの繰り入れ6億円の繰り出しにより、平成20年度連結実質赤字比率39.22%の計画を13.1%まで改善したことにより、目標達成、財政再生団体入りを回避したところであります。しかし、市立病院の経営はさらに悪化し、外部監査の意見をも参酌しながら、平成22年度予算ではさらなる見直しを余儀なくされたわけであります。地方財政健全化法による資金不足比率を国の基準以下に引き下げるための施策をことし2月16日の第1回臨時議会に提案、付託された行財政改革調査特別委員会にて審議され、このたびの3月定例会初日で報告、可決されたところであります。その結果、一般会計からの繰入金として不良債務解消分が平成27年度まで1億5,000万円、特例債元利償還分を毎年約2億円、不良債務早期解消のため毎年の企業債償還分全額、また市立赤平総合病院改革プランとの乖離分として21年度分1億5,000万円、22年度1億7,600万円、23年度1億8,400万円とし、3年間での追加繰り出し合計は5億1,000万円に上るわけであります。このように多額の繰出金を投入することで、平成26年度には国の基準とする資金不足比率20%未満であります11.6%の計画が実現することになるわけであります。また、22年度予算においては、病院事業会計への繰り出し総額は合計9億9,177万円となっており、前年度比プラス2億5,917万円で、35.4%の増となっております。このように平成22年度予算では、市税収入の9億3,780万円を上回り、予算総額87億1,371万円の1割超となる約10億円という金額が市立病院経営のために繰り出されるわけであります。このような推移の中で、経営健全化計画に万が一の狂いが生じたときには、特例債償還を最優先するために、さらなる繰り出しも必要となるわけであります。当市立病院経営の繰り出しは底なし沼状態になるわけでございまして、これ以上の財政支援は限界であり、他の予定された事業にも大きく影響してまいります。経営健全化計画は、いろいろな課題や不安要素を抱えてのスタートになると思われますが、このような最終的な課題、大きな課題などにどう対処していくのか、今後への考え方があれば、お聞かせいただきたいと思います。続きまして、ウ、空知産炭地域総合発展基金の有効活用についてであります。空知産炭地域総合発展基金は、近年当市の中小企業対策として大いに活用され、まちの活性化にもつながって、喜ばれております。平成22年度予算の中にもこれらの基金の運用がなされ、大いに役立っていることと思われますが、特に基盤整備事業費、いわゆる旧基金でありますが、この運用期間は平成23年12月までと制限されており、運用されなければ国に返納することになっていることからして、今後の基盤整備事業費並びに新産業創造等事業費、いわゆる新基金でありますが、これらの活用について、追加事業や運用期間等も含め、考え方があればお聞かせいただきたいと思います。②、第5次赤平市総合計画の実施について、ア、人口推計見直しの必要性についてであります。第5次赤平市総合計画は、平成21年度から30年度までの10年間とし、平成21年7月に策定され、予算も含め、22年度から実施に移されることになっております。自治体運営の根幹となるのは人口数であります。総合計画では5年ごとに見直すことになっておりますが、私はもう少し早い時期での見直しが必要ではないかと思っております。全国的な人口数減少と少子高齢化の到来は、旧産炭地の当市にはより厳しく、特に急速な人口数減少には弊害が大きいわけであります。市立病院の経営健全化計画において、患者数確保ができない最大の原因が人口減ということになると思われることから、人口数の確保は大切なことであり、今後の人口推計の確実な把握と推移の分析は最も重要であります。最近の人口動態は、死亡などの自然減のほかに、高齢化により家族、親族に引き取られて、また施設に入所のため当市を離れる人、不況の中で雇用の場がなく、都会へ流出する若者等も多く、想像以上に人口は目減りしているのではないでしょうか。平成20年度での人口1万3,716人が、これまでの人口推計をもとに推計すると、平成30年度には1万238人となり、10年後の人口数は計画の推進や希望的観測も含めて、将来目標人口として1万1,600人としております。しかし、市立病院経営において患者数確保ができない最大の原因は人口数減となると、当市の人口予測を最初から見誤るおそれがあり、当市の基本計画に、5年、10年先には大きく狂いが生じることになるのではないでしょうか。将来の計画に狂いが生じないように基礎的数字の早急な見直しの必要があるのではないでしょうか。もう既にことしの1月末で1万3,000人を割っております。いかがでしょうか。イ、人口増対策と移住定住の促進についてであります。前段で基礎人口の見直しについての質問をいたしましたが、想定外の人口減少に対して今後の人口増対策をどのように考えているのか、具体的な考え方があれば示していただきたいと思います。自治体の雇用対策がしっかりしていて、住環境もよく、また子育て支援が行き届くような環境でなければ、若い人たちの生活は安定せず、条件のよい他の市町へ流出することになるのではないでしょうか。基本的には、住んでいてよかったと思えるようなまちづくりになっていないと、定住や移住は難しく、人口増は見込めないと思います。人口減に悩む小規模の自治体の中には、まちの特徴を生かしながら、土地の無償提供や個人住宅空き家の転用、移住体験などユニークな発想のもとに、道内や都会などの自然愛好家を中心にした誘致に力を入れているところも出てきております。当市としても土地価格が周辺住宅に影響しないような、そういう地区を特定し、無償提供による外部からの移住促進に努めるべきではないでしょうか。高速道路にて札幌圏につながり、都会が近くなるのが好条件になると思います。これからは、各中小自治体間において、昭和23年生まれ以降のいわゆる団塊の世代をターゲットにした誘致合戦が始まるのではないでしょうか。また、国は財政支援を行い、効率的な行政運営を目指すために、近隣市町村が広域連携する定住自立圏構想を打ち出しましたが、中心市は人口4万人以上であることや、通勤や通学で昼間人口が夜間の常住の人口を上回らなければならないなどの条件があり、道内で該当するのは13市しかないとのことであります。このことから、道は平成22年1月に定住自立圏を独自に認定し、財政支援する制度を創設する方針を固めたようでありますが、空知管内としてはどのような動きとなっているでしょうか、わかる範囲で結構ですので、お知らせいただきたいと思います。③、市立赤平総合病院の今後のあり方についてであります。ア、センター病院との早急なる機能分担について、イ、医師確保と病院間の連携について、ウ、患者数確保と接遇教育の徹底についてでありますが、アについては、患者確保のためにセンター病院とのさらなる機能分担の確立について早急なる取り組みをしていただきたい。また、イについては、病院経営は何としても医師を確保できなければ成り立たないのが現実であります。医師確保のために病院間の連携を最重要課題として取り組んでいただきたいと思います。ウについては、患者のリピーター化といいますか、患者の固定化を図るため接遇教育の徹底をお願いしたいという趣旨でありまして、この3点につきましては行財政改革調査特別委員会にて十分審議したことではありますが、あえて定例会にて確認しておきたく、表題といたしました。午前中の同僚議員への一部答弁にて理解をするとともに、特別委員会での審議内容を踏まえたときに、表題項目そのものをかりて要請といたしますので、ご検討のほどよろしくお願いいたします。もし見解がありましたら、またお願いいたします。エ、医療制度改革に向けた陳情要請行動の必要性についてであります。現在の自治体病院はどこを見ても財政赤字に苦しんでおり、一般会計からの多額の繰出金で経営の健全化を図っているのが現状であります。しかしながら、自治体独自の努力だけでは健全化計画を達成することは難しく、低い診療報酬の改定や必要医師数の確保などを中心に診療制度そのものを改革していかなければ、自治体病院の経営健全化は無理だと思われます。地域医療に欠かすことができない自治体病院維持のためには、政治的解決が絶対的に必要であります。新政権下の政策は、福祉や医療にも見直しがなされておりますが、これからの医療行政に期待をするところでございますし、また政権交代したことがチャンスであります。困窮している各自治体の病院職員や首長にとって、今まで以上に道や中央への陳情要請行動等が必要かと思われます。当市でも無駄と思わず、行動すべきですし、市立病院再建のためにあらゆる角度から最善を尽くしてほしいと思っております。いかがでしょうか。④、旧産炭地への財政支援の要望についてであります。平成18年9月29日、夕張市は地方財政再建促進特別措置法に基づいて、財政再建団体になることを申請し、そのスタートを切りました。現在では、平成22年度から全国初の財政再生団体に移行するため、自治体財政健全化法に基づく財政再生計画の素案が策定されました。計画では、322億円の赤字を19年間で解消するとした計画でありましたが、先月には北海道の支援を受けて1年間の計画縮小と、国の支援決定でさらに1年短縮し、17年間での返済が決定、3月に入り、市議会の議決も得たようであります。夕張市の財政再生計画は、3月9日、一昨日でありますが、原口一博総務相の同意を受け、322億円の赤字解消に向けた17年間の道のりがスタートいたしました。しかしながら、夕張市に住む住民にとっては、まだまだ厳しい現実が待ち受けております。産炭地の振興問題は、平成18年9月に発生した空知産炭地域総合発展基金のやみ起債問題から、基金を取り崩す期限である5年間が来年度で期限切れを迎えることにあります。基金の有効活用については期待が持てる一方で、空知炭鉱市町活性化推進協議会では、財政難を改善するために国に新たな支援を求めていく方針で一致したとの新聞報道もありました。私どもは先月、2月28日に夕張市において旧産炭地の民主党系の議員で構成する旧産炭地議員連絡協議会を発足させていただきました。この協議会では、まず第1にやみ起債問題を解決するために当時の政権与党であります自民党、公明党と経済産業相との間で取り交わした覚書、すなわち基金以外に新たな財政支出等を国に求めないとした事項の破棄を求めてまいります。2点目には、旧基金の取り崩し期限の延長を求めてまいりますし、新基金についても今後の展開次第では旧基金への繰り入れも要求してまいります。いわゆる各基金とも使いやすくするという目的でございます。3点目には、空知炭鉱市町活性化推進協議会で取りまとめております要望事項について、その実現を図るように要望してまいります。さらに、直接的には産炭地問題とは関係ありませんが、空知地方総合開発期成会の要望事項についても同様の取り扱いで民主党北海道に対して要望してまいります。いずれにしても、旧産炭地議員連絡協議会としては、政権交代が実現した現在、地域主権、地方主権が間もなく現実のものになると信じておりますだけに、国の政策に翻弄され続けてきた産炭地振興策は新しい振興策を求めて、5市1町の首長と連絡を密にして行動を展開してまいりたいと思っております。中でも旧政権との間で取り交わした覚書、すなわち基金以外に新たな財政支出等を国に求めないとした事項の破棄、撤回を求めてまいるつもりでありますが、市長の見解を求めたいと思います。いかがでしょうか。次、⑤、農業振興について、ア、産業フェスティバルの開催についてお伺いいたします。昨年北海道は7、8月の長雨、低温、日照不足による天候不順により作況指数は89の著しい不良となり、全道で600億円、うち空知は116億円の被害額となり、当市は被害の個人差のある中で約3,000万円の減収となり、残念な結果となりました。さて、近年は全国的に食の安全についての関心が高まっております。一昨年には一連の食品偽装事件が続き、さらに中国製ギョーザの農薬混入事件は記憶に新しいことであり、輸入に頼る我が国の食料事情の弱さを浮き彫りにし、このことによって国内産の安全な食品を求め、結果自給率も1ポイント上がり、40%になったのであります。当市の農業は、農家戸数や経営規模も小さく、したがって販売量も他市と比較して多くはありませんが、良質米生産ではJAたきかわでも高く位置づけられており、減農薬栽培も定着しており、さらに道の22年度産米からの生産数量目標査定に係るガイドラインでは1ランク上がって、最高の5ランクに位置づけされました。加工食品もJA女性部を中心に製造され、年々高齢化の進む中で努力されております。また、昨年派遣切りに遭った宮崎県出身の青年がNPO法人を通じて、日照不足を補う発光ダイオードや太陽光パネル発電などを利用したイチゴの観光農園を開設するため、当市のフラワーセンターで実験、研修しながら準備を進めており、ぜひとも成功してほしいものであります。当市で生産される農産物を初め、農業、工業からの地場産品を市民、消費者にPRするイベントも必要と思います。産業フェスティバル開催についてのお考えをお伺いしたいと思います。⑥、林業行政について。当市の広大な市有林や民有林は、木材としての利用はもちろんでありますが、水源の涵養や保水機能を初め、地球環境の温暖化が進む中、森は二酸化炭素を吸収する多面的な機能を持っておりますが、木の成長に合わせて適度な森林整備がされてこそその機能が働くと言われております。しかし、森林整備のための補助事業も進められてはおりますが、現実には所有者の高齢化や採算が合わないため手入れのしていない山林がふえているのも現実であります。芦別市では地材地消として、芦別産カラマツ材を利用して、20年、21年の2カ年で市営住宅を1棟7戸建ての2棟を建設いたしました。木のぬくもりを持つ施工により、入居者に大変好評とのことでございます。当市も人工林としてカラマツやトドマツが多く植林されており、製材として活用される日も近いと思います。今後の林業行政についての考え方をお伺いします。⑦、今後の市職員の年齢構成や組織のあり方についてであります。赤字再生団体回避のため早期退職者制度の導入により平成18、19年に大幅な人員を削減し、19年4月1日から部制の廃止、課や係の統合により組織のスリム化を図ってきたところでありますが、団塊世代の大量退職と一般事務職員の新規採用ストップにより現在の職員年齢構成が偏っている状況にあると思われます。ちなみに、課長職14名の平均年齢は52.9歳、主幹職は29名で48.3歳、係長職は47名で40.2歳、一般事務職の平均年齢は42歳であります。課長職の退職年齢までは平均7年間でありますし、主幹職もそれに準じますので、今までと違って各職員とも一生懸命努力しても昇格のチャンスは非常に少なくなることでもあります。このことは、今後の職員の士気にも大きく影響することではないでしょうか。こうした中、新年度は新規採用するということでありますが、過去11年間も新採用がなく、年齢構成に大きく隔たりがあります。今後年次的に継続して採用していくのか、社会人枠の採用ということも考えられるのか、年齢構成や病院の人員計画も含め、当市の今後の組織のあり方について見解を伺いたいと思います。また、あわせて市職員の組織的スキルアップについてお尋ねいたします。想定外の大量退職により、少数精鋭主義の感じもいたしますが、今後複数での採用もあるようでありますし、市民サービスをよりよいものにするためには職員全体のスキルアップが必要であります。市職員への研修制度があると思いますが、財政的に少し余裕が出てきましたならば、外へ出しての研修、また講師を呼んでの研修会等も大いに必要と思われます。昨年11月、みらいにおける赤平市社会福祉大会において、市と社会福祉協議会共催の記念講演会がありました。講師として北海道社会福祉協議会の川本俊憲氏を迎え、テーマは地域福祉活動に生かす傾聴、地域を支える人づくりでした。傾聴とは、耳を傾けるという意味であります。まず、耳を傾けなさいということだと思います。それぞれの人が生きている価値観や生き方を互いに理解し、認め合うということであるということを教わりました。私たち議員も出席しましたが、大いに勉強になりました。私は、常に市役所は当市においての総合的シンクタンクだと思っております。このように各種研修会等で研さんを重ねることにより、意識改革や人材のスキルアップとなり、自治体職員として市民へのよりよいサービスや説明責任が果たせることにつながってくることではないでしょうか、いかがでしょうか。⑧、情報の共有と地域担当制についてであります。市政執行方針の中に、市民が的確に判断が下せるよう正確かつわかりやすい情報提供に努めるため、本年度から市民向けの予算書を作成、平成13年度から途絶えていた市勢要覧を復活させ、住民懇談会を年2回にするとのことであり、市民と行政が同じ目線に立とうという努力に対し、大きく評価するものであります。前段で市職員のスキルアップについて述べましたが、力のついた職員が市内各地域へ配属され、今後の地域づくりに貢献してほしい、私はこのような考え方に立っております。いわゆる地域担当制の導入であります。最近の急速な高齢化は町内単位においても同じでありまして、町内会役員のなり手が少なく、各町内会は組織の維持にも事欠く状況になってまいりました。以前から比べると、各企業から若者が減り、職務上行政知識の豊富さや能力から見て、町内会など地域では市職員に期待していることは大であります。今後職員数も徐々にふえていくことと思われますが、地域に配属された担当者が町内の役員と連携をとりながら、新しいまちづくりに貢献していただければと思っております。このことは、行政と市民との情報をよりよく共有することであり、行政情報の公開と透明性につながってまいります。私たち議員も10名となり、市民にとっては情報の伝達が少なくなったと思われますが、市民が的確な判断をするためにも、市民全体のスキルアップのためにも、職員の地域担当制の導入は必要と思われます。考え方があればお願いいたします。⑨、町内会館等の今後のあり方についてであります。公の施設の指定管理者制度は、平成15年の地方自治法の改正によって、従来の管理の委託制度にかわって創設された制度であり、3年間の移行猶予を経て、当市でも平成18年9月より大きな建造物や町内会館等に適用され、実施に移されております。大規模の建造物は3年ごとの契約、小規模では5年契約とのことであります。市内には40を超える町内会があり、そのほとんどが町内会館、老人クラブ、コミュニティセンターなどを抱えておりますが、高齢化による町内会員の減少と、それに伴う町内会費の減収、葬儀における商業化による会館使用料金の大幅な減収など、町内会館を維持するための財源を会館運営委員会では大変な思いで捻出しているようであります。地域によっては会館を維持できなくなり、手放す地域も出てきているようでありますし、どうしても必要とする地区は町内会費を値上げしてでも維持しようとする動きもあるようであります。人口減により各町内会の戸数減や役員のなり手がないなど町内会同士の合併や会館の共有なども考えられますが、各町内会などの動向などはいかがなものでしょうか。情報がありましたら、伺いたいと思います。町内会館は地域の活動拠点であり、高齢化社会の中では日常における交流や行事などお年寄りの楽しみの場であるとともに、健康増進対策の場としても今後も必要なことだと思います。古くて処分対象の地区や、これからも維持することを決意している地域などさまざまでありますが、管理体制や管理費の助成なども含め、今後の町内会館に対する考え方を示していただきたいと思います。大綱2、教育行政執行方針についてであります。①、小中学校の適正配置計画についてであります。昨年所管の委員会により小学校の視察を行いました。どの学校も活気にあふれ、元気な子供たちであります。しかし、ある小学校ではいまだに複式学級が実施されており、少し寂しく、かわいそうだとの思いがいたしました。当市にとって人口減と少子高齢化が進む中でやむを得ない現象ではありますが、未来ある子供たちにとって学校が近いということだけで果たしてよいことなのでしょうか。学校の適正配置は、年度ごとの計画に沿って統廃合されておりますが、将来に向け、学力や体力の向上、ひいては人間形成の上で少しでも規模の大きい学校で教育を受けさせるべきであります。学校は、地域の中心であります。地域事情や保護者の考え方、子供たちの学校に対する思いもあることでしょう。廃校となった学校施設の再活用、建設時の起債償還など後処理の問題も生じます。今後の配置計画については、学校教育条件整備審議会を設置し、さまざまな角度から検討することになると思われますが、子供たちのために教育的配慮を加え、よりよい方向づけを願うとお願いするところでございます。なお、学校の耐震化は急がれるところでありますが、施工すると補助金の関係で10年間の使用が義務づけられますので、判断が急がれるところでございます。今後の小中学校の適正配置計画についてお尋ねいたします。1回目の質問を終わります。
答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)
それでは、質問に基づきまして、順番にお答えを申し上げたいと思います。初めに、①の平成22年度予算についてでございますが、アの公共事業関連予算の増大と今後への継続的事業計画実施の見通しについてでございますが、平成22年度予算の編成に当たりましては、前段でも申し上げておりますが、本市におきます厳しい経済情勢踏まえまして、公共建設事業の確保、あるいは雇用対策に重点的に予算づけを行ってきたところでございます。公共事業予算につきましては、当然のことながら事業費規模が大きいため、国や道の補助金あるいは起債等を活用することにより一般財源の抑制を図ると同時に、実質公債費比率を意識した中で財政健全化に努めてまいらなければなりません。そうした意味では、過疎地域自立促進特別措置法が昨日の参議院で可決成立したというふうに聞いておりますが、そのことによりまして平成28年3月31日まで6年間延長ということでございまして、こうしたことに伴う過疎債の継続、さらに平成23年12月までの時限となっております空知産炭地域総合発展基金の基盤整備事業助成金につきましては非常に貴重な財源であり、定められた期間の中で有効に活用してまいりたいというふうに考えております。そこで、事業計画の見通しでありますが、第5次赤平市総合計画の実施計画上におきましては、普通会計の総事業費ベースとして、23年度は産炭地基金の最終時限ということでもありますが、約7億円を見込んでおりまして、24年度以降につきましては、前者の議員の質問でもお示しをいたしましたが、24年度以降はおおよそ5億円程度で推移というふうに考えているところで、今そういう見込みということでございます。主な事業といたしましては、23年度以降茂尻団地と福栄団地の建替事業を隔年で予定をし、さらに22年度以降毎年学校の耐震化工事を1校舎ずつ整備する費用を見込んでおります。しかし、市税が減少傾向にあるほか、特にことしは5年に1度の国勢調査を実施する年に当たっておりまして、人口による普通交付税の影響額を単純に試算をいたしますと、約3億円の減収という厳しい数字も出てまいります。しかし、こうした要素を一定程度加味した上での実施計画ということでございます。なお、今後の財政運営に影響を与えます病院に対する繰出金につきましては、経営健全化計画に基づく額を上限として計画を進めてまいりたいというふうに考えております。今後におきましても経済振興や住民生活の向上を図るため、国や道の財源を十分これを注視をしながら、また当市の財政状況を勘案しながら、公共建設事業の確保に努めつつ、必要に応じて総事業費並びに事業選定の見直しを行ってまいらなければならないと考えております。次に、国の新年度予算では、これまでの地域住宅交付金や地域活力基盤創造交付金といった既存の交付金に加えまして、自由度が高く、使い勝手のいい、新たな交付金として社会資本整備総合交付金が創設されます。交付金の概要では、自治体が地域のニーズに合った計画をみずから策定し、国土交通省所管の各公共事業を自由に選択できるとともに、自治体の自由な創意工夫によるソフト事業の実施も可能ということであり、既存の交付金1.1兆円に新規分の1.1兆円を加え、総額2.2兆円の総予算額が示されております。しかし、その運用につきましては現在制度設計を進めているところでありまして、今後制度要綱が作成され次第当市としての計画を策定してまいりたいと思っております。いずれにいたしましても、地域の活性化に資するための計画にしなければなりませんので、時期が参りましたら議会とも十分協議をさせていただきたいと考えておりますので、その際はご協力を賜りたいと存じます。次は、イの市立赤平総合病院の財政支援の現状と今後への課題についてでございますが、私は市政執行方針の中でも述べさせていただいたとおり、当赤平市は高齢者、障害を持っている方の割合が高く、さらに民間病院が減っていく状況下で、地域医療の問題を財政の効率化だけで一概に判断すべきではないというふうに考えております。現在公立病院特例債を借り入れる際に策定をいたしました公立病院改革プランに基づき、平成27年度までに不良債務を全額解消することが要件となり、さらに経営健全化計画に基づき、平成26年度までに資金不足比率を20%未満とすることが財政健全化法で定められており、私どもとしてはこうした大きな2つの難題を克服してまいらなければなりません。そこで、財政支援の考え方でありますが、平成22年度予算におきましては、財政再生団体回避のために借り入れた公立病院特例債償還分として2億268万円、公立病院改革プランに基づく不良債務解消分として1億5,000万円、救急医療並びに小児医療のいわゆる不採算医療の経費として1億1,239万円、その他企業債償還金の3分の2などで2億6,896万円、また経営健全化計画に基づく追加繰り出しといたしまして、残る企業債償還金の3分の1として8,202万円、さらに病院再編が実施されるまでの間の単年度赤字見込額の補てん分として1億7,572万円、総額9億9,177万円の繰出金となりますが、そのうち地方交付税で3億3,189万円が措置されるものでございます。しかし、一般会計からの繰出金はもう限界に達しておりまして、医療以外の行政サービスもしっかりと維持してまいらなければなりませんので、追加繰出額につきましては21年度までの財政調整基金を充当し、一般会計の単年度の予算に影響を与えないよう努力してまいりたいと考えております。これまでも院長先生を先頭に職員が一丸となって頑張っていただいておりますが、経営健全化計画を着実に実行するためにもより一層の努力をお願いすると同時に、私どもも赤平市全体の最重要課題として全力で取り組む決意でございます。次に、ウの空知産炭地域総合発展基金の有効活用についてでございますが、総額95億5,000万円の基金を活用し、平成18年度から原資を含めた取り崩しが可能となり、産炭地域の振興に資する事業として公共事業整備に対する基盤整備事業と企業の設備投資に対する新産業創造等事業の2つの助成事業が設けられ、空知旧産炭地5市1町で活用しているところでございます。当市におきます平成21年度末現在の実績見込額は、基盤整備事業として3億7,000万円、新産業創造等事業として6億5,960万円の助成見込みとなっておりますが、特に基盤整備事業につきましては財政難によって建設事業を大幅に抑制してきたという経過もございまして、他市町と比較いたしますと、極端に助成受入額が低い、こういう状況でございます。このため基盤整備事業につきましては、平成23年12月までの時限が定められていることもあり、残り2年間で積極的に活用する考えでございまして、こうした考えのもと22年度予算におきましては、地域住宅交付金事業に1億6,580万円、川添通り舗装事業ほか5路線の整備事業に3,980万円、計2億560万円を計上し、平成23年度におきましても公営住宅整備や道路、公園整備、市民プール除却などで2億6,600万ほどの助成を予定しております。一方、新産業創造等事業につきましては期限が定められていないものであり、平成22年度以降も引き続き企業に対し、募集を行ってまいりたいと思います。なお、これまで5市1町による空知炭鉱市町活性化推進協議会により、道あるいは北海道産炭地域振興センター等の関係機関に対し、さまざまな要請を行ってきたところでありますが、特に基盤整備事業につきましては維持補修や除却費等についても対象事業として拡大され、さらに助成率につきましても平成21年度から4分の3を10分の9に引き上げていただくなどの改善が図られてきたところでございます。また、新産業創造等事業につきましては、もっと柔軟に活用できる方法はないかとの他市町のご意見もございますが、当市といたしましては順調に活用してきている経過もあり、現段階としては赤平市としては特段要望する考えはございませんが、しかし5市1町と十分協議をさせていただいた上で歩調を合わせてまいりたいというふうに考えている次第でございます。次に、②の第5次赤平市総合計画の実施についてのア、人口推計見直しの必要性についてと、イの人口増加対策と移住定住の促進について、関連がございますので、一括してお答えをさせていただきます。総合計画の人口につきましては、一般的統計で用いられておりますコーホート要因法というものにより推計をし、これによる平成30年度の人口1万238人となりますが、総合計画に基づく諸施策を講じることによって何とか減少率を15%にとどめ、1万1,600人を目標人口として定めております。しかし、本年4月の人口を1万3,005人と推計をしておりましたが、3月1日現在で既に1万2,929人と下回っておりまして、10年間の減少率25%を15%にとどめることを加味しますと、極めて厳しい現状となっております。この要因といたしましては、生まれる数より亡くなられる方のほうが多い、また景気低迷等により転出者が増加していることが最大の要因であると推測されますが、総合計画がスタートしたばかりで、その施策との関連性もあり、現段階で人口推計を見直すことは考えておりませんが、極めて深刻な状況にあることは認識をしているところでございます。そこで、まず緊急課題となる経済、雇用対策を講じることで転出者を抑制し、総合計画に位置づけられている3つの重点プロジェクトを推進することが重要であると考えております。このため平成22年度予算におきましては、建設事業の大幅な増額による経済、雇用対策、公的住宅の建替補償費の増額による住環境整備、緊急雇用創出事業、さらに移住定住促進に向けたあんしん住宅助成の創設、おためし暮らし事業の実施や、パンフレットの作成などについて予算計上をさせていただいているほか、教育環境の充実を図るため学校の適正配置に向けた協議を開始してまいります。また、市有地の有効活用につきましては、通常の活用方法ではなかなか展開が図れない実態もございまして、前者のご質問にもございました、さまざまな手法を研究した上で、思い切った政策を講じることも必要というふうに考えておりますので、今後新たな検討を進めてまいりたいと思います。なお、移住定住で今回もすべての方に問題、質問いただいておりますが、私は地域医療の確保、病院問題も移住定住の大変大きな要素だというふうに認識をしているところでございまして、病院の問題もまさしくそういうことではないかというふうに思っているところでございます。いずれにいたしましても、現実的な課題として人口を増加させるというよりは、いかに定着をしていただくかが最も大切であり、まちの活力を生むことが市民の安心した暮らしを支え、結果としてまちのイメージアップにも結びつくものであるというふうに考えますので、総合計画に示す諸施策の早期実現に全力を尽くしてまいりたいと思います。定住自立圏構想に対する空知管内の動向ということでございますが、中空知管内に限って申し上げれば、中心市宣言を行っているまちはございませんので、現在は広域連携のあり方について医療並びに消防のほか空知支庁と企画担当課長で構成する中空知地域広域連携研究会の中で協議を重ねている現状でございます。次に、③、市立赤平総合病院の今後のあり方についてでございますが、特に見解があればということでございますが、せっかくでございますので、少しお答えをさせていただきます。アのセンター病院との早急なる機能分担についてということでございますが、自治体病院の広域化と連携につきましては、中空知広域においては保健医療福祉圏域連絡協議会という会議において現在協議中ということでございます。したがって、当面当市といたしましては現在センター病院、砂川市立でございますが、センター病院と急性期後おおむね3週間を経過した患者さんの受け入れ、整形外科と泌尿器科医の派遣、さらには当院で対応できない重症患者の救急連携、また脳梗塞を発症した患者さんのクリティカルパスの連携など、さまざまな機能分担や連携を行っておりますが、今後も引き続きこれらの連携を強化し、経営健全化の実施に向け、今後も連携を密に、また情報交換等行ってまいりたいと思います。次に、イの医師確保と病院間の連携についてでありますが、医師確保は依然として厳しい状況でありますが、特に赤平にゆかりのある先生に対しまして、今後も積極的にやはりアプローチをしてまいりたいと、ターゲットを絞るということで考えております。病院間の連携につきまして、近隣の公立病院に働きかけはさせていただいております。ただ、個々の病院においても医師が充足されている状況にはなく、大変厳しい環境となっておりますが、今後もさらに検査等も含めた診療連携を進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。次に、ウの患者数確保と接遇教育の徹底でございますが、今後も患者確保のために外来の待ち時間の短縮、透析患者の送迎、さらに他病院からの患者紹介、地域センター病院との連携強化、さらには医師による市民健康講座などを積極的に実施してまいりたいと思いますし、並行して接遇につきましては患者サービスの一環として業務サービス向上委員会を立ち上げ、病院内の有識者にも参加をしていただきまして、さまざまな事象を協議しているところでありますが、今後も人材教育含め、やはりより一層努力してまいらなければならないと思っているところでございます。次に、エの医療制度改革に向けた陳情要請行動の必要性についてということでございます。医療制度改革につきましては、近年の医療費抑制に伴い、地域医療の現場では一層厳しい環境と、こうなっております。また、このたびの診療報酬改定につきましても、当院の病院規模、診療規模では収益の向上につながる要素は見えないと、そんなふうな担当者の意見もございます。私自身も地域医療、あるいは当市の病院の実情につきましては、これまでもさまざまな場、あらゆる場で訴えてきておりますし、こうしたことはこれ赤平だけではなく、全国の自治体病院の共通課題でもございます。これからも地域医療にもっと重点を置く研修医制度への見直し、あるいは勤務医の待遇改善への財政支援の強化など、地方の勤務医確保対策や過疎地域の医療現場の実情を反映させた診療報酬改定など今後も国等に対しまして積極的に発言、要請等を行ってまいりたいと思っております。次に、④の旧産炭地への財政支援の要望についてでございますが、先日お話しいただきましたように空知旧産炭地の5市1町の民主党議員により協議会が結成され、国、道の各諸機関に対して意見や要請並びに陳情を行うということが決められたということをお聞きをしております。旧産炭地におきましては、炭鉱閉山によりどこのまちも同じような課題を抱えており、特に人口の激減によって税収は大幅に落ち込み、財政は逼迫した状況が続き、今なお厳しい行財政改革を強いられている現状でございます。このため空知炭鉱市町活性化推進協議会を中心として空知産炭地域総合発展基金の活用方法について協議を重ね、その運用に関して先ほど申し上げましたように要綱改正が行われているほか、空知地方総合開発期成会を通じまして、北海道産炭地域産業振興方針に基づく財政支援等についても国や道などの関係機関に対して要請を行っており、さらに私自身といたしましても過疎地域の中で、特に産炭地のように基幹産業を失った地域の特殊事情というものをやはりもっと考えていただきたいということは訴えてきておりまして、これは産炭地だけではないかもしれません。ないと思います。こうした同様の悩みを抱えておりまして、いろいろ地域のことを含めまして、私はさまざまな場面でこの財政支援等を訴えてまいりました。つい最近マスコミ報道がございましたように地方交付税の中で、特に基幹産業が衰退した自治体、あるいは財政力の弱い市町村、人口急減地域に対する配慮、検討が今進められているということでございますが、まさしく私どもが日常訴えてきたことがそのとおり通ったということではございませんが、こういうことが今交付税に反映されようということで検討されているということで、そういう面で私は一歩前進、大いに期待をしたいというふうに思っているところでございます。しかし、今後における産炭地域としての要望のあり方につきましては、ご承知のとおり残念ながら産炭地域臨時措置法、産炭法は既に失効、いわゆる切れてしまっておりますし、普通交付税の産炭地補正を初め激変緩和措置をも既に18年でしたか、終了いたしております。残念ながらこうした経過もございますし、国からの財政支援もこうした経過でなくなってきているということが現実でございます。また、18年度には産炭地域活性基金の取り崩しに関する了解事項、ご指摘ございましたが、この了解事項を交わしております経過から、全国的にどこの市町村も財政健全化に向けた厳しい取り組みが進められている状況下で、旧産炭地市町、団体として単独での要望を行うことが同様の悩みを抱えている自治体に理解得れるかどうか、こういうことを含めて、私どもとしてはその是非を含めて、慎重にやはり事を進めるべきではないかというふうに私自身。決して要望しないということでございませんが、ただ産炭地だけということだけでは、主張がなかなか通りにくいというのは、経過からいっても、これ残念ながら事実でございます。しかし、課題は残されておりますので、どういう形で訴えていくか、それは言えないということでありませんし、言わないといったことでもございません。ぜひそういうことの経過もひとつご理解をいただいておきたいと思います。再三申し上げますが、これにおきましても、5市1町もそうでありますが、私自身も一首長としては、最大課題であります病院問題を含め、当市の諸課題、事情については今後も引き続き関係機関のほうに訴えてまいりたいというふうに考えているところでございます。⑤の農業振興については、産業フェスティバル開催の件でございますが、お話ございましたように昨年は天候不順によりまして、水稲も不稔、あるいはいもち病が発生をし、JAたきかわ管内では約2割の減収と、当市の被害額では約3,000万円の被害というふうに承っておるところでありまして、作況指数も管内では昨年の107に比べ、91に落ちているというふうにお聞きをしています。しかしながら、22年度の米の生産数量目標によると、平成21年度の4ランクから5ランクと位置づけられ、また売れる米づくりを掲げ、新品種の作付や安心で安全な減農薬の米づくりなど低たんぱく、高品質米への向上を目標として取り組まれております。また、JA女性部による加工品の製造、販売などのPR活動も行っており、米以外での農業振興でも努力をいただいております。さらに、休止しておりますフラワーセンターにおきまして、通年によるイチゴ栽培の実験も始められましたが、私は将来的には赤平市の活性化につながる実験事業として期待をしているところでございます。そこで、産業フェスティバルの開催でございますが、近隣におきましては農業祭りですとか、商工祭り、あるいはJAの農業祭り等が開催されておりますが、当市におきましては残念ながら課題となっておりますが、このようなイベントはありません。したがいまして、広く市内や市外に対して地元の農産物や加工品、さらに農産物以外の商工業の製品などをやっぱり広く発信するために、22年度開催に向けて現在協議を、検討を重ねているという段階でございます。農業につきましては、収穫期に合わせた収穫祭のようなイベント等構想も考えておりまして、野菜や花などの販売、トマトジュース、みそ、豆腐など地元食材を活用した加工品の販売、さらにもちつき体験、PR米の配布、農業者による農村景観整備による写真の展示など、また商工業の製品などを一緒に発信することにより農業振興、さらに商工業振興につながるというふうに考えているところでありまして、実現に向けまして現在農業、商業、工業関係機関と協議をしているのでありますが、引き続き協議をし、できれば22年度、一気に大きくできません、ないかもしれませんが、ぜひ実施をしたいということで担当者も今意気込んでおりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。次に、⑥の林業行政についてでございますが、当市の森林整備につきましては、芦別市森林組合による民有林の整備を行い、補助事業によります植栽や下刈り、間伐を行い、さらには天然林改良の補助事業も拡大し、一方では交付金事業を活用するなど作業道の整備を行い、木材運搬のコスト削減や伐採等による森林区域の明確化など森林整備に取り組んでいるところであります。しかしながら、ここ数年は世界的な不況のあおりを受けるなど木材価格の低迷が続き、森林の伐採や伐採後の植栽が減少しておりまして、当市といたしましても森林所有者との森林整備の理解を得るため、森林組合とともに啓蒙活動を行っているところでございます。また、市有林につきましては、分収計画による既存の作業道や新設路整備など間伐、枝払い、隅切りを年次計画に基づき毎年行っており、さらに道の治山事業による保育事業の整備にも取り組んでいるところであります。しかしながら、手入れのおくれている区域もあり、森林の密集地など保育管理不足が多いことから、新年度より緊急雇用創出事業により立木調査を行い、間伐、皆伐など計画的な森林保育を図り、的確な森林整備を進めたいというふうに考えております。市有林、民有林ともに一つでも多くの製材利用がされる循環型森林づくりを目標に、関係機関と連携を図り、赤平産木材の有効利用に向け、今後も努めてまいりたいと思っております。次に、⑦の今後の市職員の年齢構成や組織のあり方についてでございます。退職者の不補充や平成18、19年度の早期退職により職員数の減少を図ってきたところでありますが、一般行政職におきましては平均年齢が42歳ということで、平成18年度より1歳若返りましたものの、年齢構成はご指摘のようにいびつな状況になっていることはご指摘のとおりでございます。このような状況を勘案いたしまして、今般一般行政職の募集の際には社会人を含み、幅広い人材を確保するため、年齢要件を新卒者に5歳加えた方まで対象といたしましたが、20名の応募のうち新卒者以外の応募として11名の応募がございましたものの、結果として新年度の採用予定者は高卒新卒者が2名、大卒新卒者2名の計4名としたところでございます。当然のことながら不補充とした年齢層を埋めるまでには至っておりませんので、今後におきましては、近隣でも社会人の枠を設け、民間経験の知識かつ即戦力として期待のできる社会人のみの採用試験を行っているところもございますことから、病院職員の再配置も考慮した上で、職員採用の際には検討してまいりたいというふうに思います。また、部制の廃止や早期退職の実施により職員数が急激に減ったことから、職員1人当たりの業務量はかなり増加いたしましたが、市民サービスをよりよきものとするため、北海道市町村職員研修センターで行っております地方自治法や地方公務員法などを初めとする職員研修、あるいは新規採用する職員に対する研修の実施はもちろんでありますが、若山議員からお話のございました傾聴、これ昨年の福祉大会で私も聞いておりまして、非常にいいなということで聞きましたら、札幌市役所等でもやっておりまして、赤平へ来てくれますかと言ったら、来ますよとお話ししてございます。非常にお客様と応対をするために私は必要なお話だったなというふうにも聞いておりましたし、このようなことを学ぶやっぱり職員全体の研修会も必要ということで本年度計画をしておりまして、職員のスキルアップにもつなげてまいりたいというふうに考えているところでございます。次に、8番目の情報の共有と地域担当制について申し上げます。情報の共有は協働のまちづくりの原点でありまして、地域担当職員はその住民と行政をつなぐ情報共有のためのパイプ役となるものでありますが、さきに述べさせていただきましたとおり、私どもの予想を超える職員の大量退職によりまして、職員の業務量も増大しておりますことから、なかなか取り組むことが困難な状況にあるというのが偽らざる実態でございます。しかし、このような状況におきましても、現在ボランティアグループをつくって、町内会などの地域活動に積極的に参加している職員もおりますことから、職員間で情報交換するなど職員の地域活動への一層の参加を、義務づけるというわけにもいきませんが、大いに期待をしたいと、促してまいりたいというふうに考えております。さらに、平成22年度に予定しておりますまちづくり研修会などの研修会に積極的に参加するなど職員が協働のまちづくりの理念を理解し、スキルアップを図ることも必要というふうに考えているところでございます。質問最後の町内会館等の今後のあり方についてお答えをさせていただきます。最近の町内会活動や運営状況につきましては、会員の減少や高齢化が進み、役員のなり手がいない、町内会館の運営も葬儀などが減って維持することが難しい、あるいは現在の経済状況では会費等の値上げも行うことができないなどなど町内会を取り巻く状況が非常に厳しいという声を私も何度かお聞きをしております。ご質問の中にもございました町内会の合併等の検討についてでありますが、町内会館の運営を含めた財政問題や役員問題を少しでも解消したいとの考え方から、今後の町内会組織のあり方、合併ということもございますし、連合町内会の組織ってございまして、会館を1町内で維持したいのかどうか、場合によっては共同でやったらどうなるかと、こういうことを含めた今後の町内会組織のあり方について、私の記憶では平成18年度、19年度の町内会長会議、2カ年にわたり議論してきた経過もございます。その結果につきましては、それぞれの町内会の歴史、地域性、さまざまな事情がございまして、総体的に意見、まとめとしては早急な対応はやはり困難であるとのご意見が出されまして、この問題につきましては今後の課題となっているということが現実でございます。しかし、町内会館というのはやはり地域の活動拠点でありまして、行事などを含め、地域活動を活発に行われることで人との交流の楽しさや健康増進にもつながり、また地域活動が充実されますことは市としても大変意義の大きいものと考えております。現在町内会に対しましては、町内会館の水洗化あるいは修繕等に努めておりますし、さらに22年度予算におきましては、財政難の理由で削減させていただきました行政事務謝金の回復をさせていただきました。このようなことだけではなかなか問題解決にはもちろんならないと思いますが、今後町内会さんの事情あるいはご意見等をいただきながら、行政としてどのように対応したらいいのかと、どのような支援ができるのか、十分また事情お聞きしながら検討させていただきたいというふうに思います。以上、答弁とさせていただきます。
答弁 教育長 渡邊敏雄(教育長は2012年9月まで)
小中学校の適正配置計画についてお答えをいたします。現在の小中学校の適正配置計画は、赤平市学校教育条件具体化構想として、平成16年度から平成25年度までを計画期間として、小学校は複式学級の解消、それから中学校は学年複数学級を主な目的として定めてきましたが、最近の急激な少子化の中にあって、目標どおりの学校規模に至っていないというのが現状であります。また、第5次赤平市総合計画における人口推計でも、今後も人口減が進行して、それに伴って15歳未満の人口も比例して少なくなっていくというふうに推定されています。議員ご指摘のとおり、学校は学力や運動能力の向上を初め、多様な社会性を身につける場であると、そしてそのように機能すべきであるというふうに思います。そのためにも一定の学校規模というのが確保されることが求められています。その環境整備が行政の役割であるというふうにも考えているところであります。市教委では、これらの現状の中で学校適正配置計画は避けて通れない課題であるというふうに認識しておりますし、平成25年度を待たずに前倒しして学校教育条件整備審議会を立ち上げて、子供のよりよい教育環境確保を目的に、今日的なさまざまな諸問題も加えながら多方面からご議論をしていただき、適正な配置計画を作成していきたいというふうに考えておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
再質問 2番 若山武信
再質問させていただきますけれども、まず本当に市長、そして教育長、丁寧なご答弁本当にありがとうございました。十分に理解いたしました。再質問というより、ちょっと二、三述べてみたいと思うのですが、まず22年度予算についてでありますが、公共事業関連の予算増大、今後への継続的事業計画の実施と、この見通しについてでありますけれども、平成22年度予算におきましては公共事業の大幅増ということで、雇用対策だけではなくて、そういう意味ではまちの活性化にもつながってくるということでは本当に大きく評価しているところでございます。雇用対策上このままこのことが継続できるかということについては、私たちも本当に今後心配があるわけです。ですから、今後は財源の先細りの話も出てまいりました。それから、税収の見込みが厳しくなるということも出てまいりました。そういう中から最大限の努力の中で22年から23年度に向けて継続しての雇用対策になるようにと、このようにお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。それから、2番目ですが、市立赤平総合病院の関係、この財政支援の関係でありますが、私たち行財政改革調査特別委員会、この中での審議におきましては、市立病院経営の過去の経緯からして、やはり赤字また再発、不良債務が再発するのでないかという不安抱いての審議でありました。そういう意味では、回数を重ねて、本当に慎重審議ということでの結果の可決であったわけであります。最後は、理事者を信じての全員による可決ということになりました。午前中の同僚議員への答弁にて市立赤平総合病院のそれぞれの同僚議員からの市長答弁がありましたように、病院経営の最高責任者であります市長が責任を持って不退転の決意を述べたということを聞きましたので、これについてはあえてこちらが聞くのでなく、そのことによって私たち民主クラブとしては計画の完遂、このことを信頼しておりますし、また市長、院長先生にこの完遂を期待するところでございます。なお、市立病院の存続は市民の望みでもございますし、この計画完遂のために私たち議員も最大限の努力を惜しまないこともあわせて申し添えておきたいと思います。それから、3番目、④の旧産炭地への財政支援の要望についてでありますが、政権交代がなされたことで私たち民主党の地方議員にとって何ができるかと、こういうことから、旧産炭地において共通の病院問題や、それから住宅の建てかえを中心とした基盤整備のおくれなど、こういうものを考えたときに、党とのつながりを生かして側面から自治体を支えていこうと、こういう考え方からこの議員協議会ということが発足されたわけであります。今後旧産炭地域の振興に少しでも、私は赤平ということですが、少しでも役立てていくつもりでありますので、情報の共有、これなどを含め、連携がとれればと考えておりますので、今後もご協力のほどよろしくお願いするところでございます。なお、これで私の質問終わりますけれども、あとは具体的内容につきましては、予算審査特別委員会で質問することになりますので、よろしくお願いするところでございます。私の再質問含めて、一切の質問終わります。どうもありがとうございました。