赤平市議会 平成20年第1回定例会 2008年3月12日
市政執行方針について
2008年3月12日、赤平市議会の市政執行方針演説に対する一般質問で、若山武信議員が「市政執行方針について」質問し、市長 高尾弘明が答弁しました。
- 質問者
- 若山武信 議員
- 答弁者
- 市長 高尾弘明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 2番 若山武信
このたびの健全化計画に取り組まれました参与席の皆さん、そして職員の皆さん、大変ご苦労さまでした。通告に基づき、民主クラブを代表して質問いたしますので、答弁のほどよろしくお願いいたします。大綱1、市政執行方針について、①、赤平市病院事業会計について、ア、経営の安定と適正規模についてであります。市立赤平総合病院は、平成6年に診療棟、管理棟を36億5,000万円にて全面改築し、多額の負債を抱え、平成36年まで毎年2億5,000万円の償還をすることとなったところであります。時を同じくして炭鉱が閉山、人口の減少とともに患者数も減り、収益は減収、閉山後の基盤整備事業に年度予算は優先され、一般会計からの繰り入れも多くなされないままに、国の地方交付税も削減傾向の中で赤字はふえ続け、最近は慢性的医師不足から収益が大きく落ち込み、現在3月末見込みで29億5,542万円の不良債務額となったところであります。このたびの自治体財政健全化法では連結実質赤字比率が取り入れられたわけでありますが、市立病院会計が大きく影響し、財政再生団体入りの危機に見舞われたところであります。国は連結実質赤字比率に段階的に経過措置を配慮、道からも28億円の低金利の融資を受けられることとなり、再生団体入り回避への見通しがついてきたところであります。当市の財政健全化計画の主たる部分は病院事業会計にあり、平成20年度の事業計画が失敗すれば再生団体に転落、すべての苦労や努力、犠牲も水の泡と帰してしまいます。すべてにわたり、ことし1年が正念場の年となるわけであります。平成20年度の市立病院の規模については外来診療、内科、外科、小児科、整形外科、眼科、耳鼻咽喉科、泌尿器科の7科であります。皮膚科と産婦人科は廃止の予定であります。病棟につきましては、一般病棟が2看護単位の120床、これは160床から120床までの縮小であります。療養病棟につきましては1看護単位の60床、合計3看護単位で180床であります。医師数は10人、そして研修医師が3人であります。看護師86人、医療技術職員20人、事務職員9人、技能職員2人、労務職員1人、合計131人の職員で病院を運営し、平成20年度の事業計画は事業収益が23億1,920万円、事業費用が22億2,905万1,000円とし、9,014万9,000円の黒字予定の内容となっております。市立病院の健全化計画としてこれが適正規模であり、経営の安定につながるということでありますが、本当にこのような黒字になるのでしょうか。平成19年度の決算見込みでは3億8,887万3,000円の赤字が見込まれており、退職債の負担金増についても理解はしているつもりでありますが、毎年赤字続きの事業計画が1年でこのような黒字に転換できるのかどうか、経営の安定と適正規模の実効性についての心配が生じます。20年度の事業計画では、職員給料の削減や一部診療科目の廃止、透析センターの設置など費用の削減や新しい収益増を見込んだ改善計画となっておりますが、医師の確保については常に不安定さがつきまといます。一般会計からの1億5,000万円の繰り入れ計画は不良債務の返済のみに充てられるわけで、病院事業会計は単年度黒字にならなければなりません。このたびの病院改革の基本的な考え方についてお尋ねいたします。また、万が一計画に問題が生じたときはどのように対処するのか、計画の安全対策、確実性についても確認しておきたいと思います。また、このたびの計画では療養病棟60床はそのままの体制になっておりますが、昨年よりの国の指導では現存病床数を3分の2もしくは半分にするという指導になっていると思いますが、この整合性についていかがなものでしょうか、あわせてお尋ねいたします。イ、医師、看護師の確保対策についてであります。慢性的な医師不足、看護師不足が病院会計を赤字にしている最大の原因で、要因であります。このたびの病院の健全化計画には医師、看護師確保対策なくしてはあり得ないと思われます。医療業務に携わっている方々は常に過重労働を強いられているわけでありますが、特に医師の勤務体制は大変な状況に置かれているわけであります。医師確保にはそれなりの処遇、待遇の改善も必要なのではないでしょうか。ほとんどの医師が札幌圏からの単身赴任であり、聞くところによりますと、当市での住宅環境が悪いようでもあります。改善の必要性についてはいかがでしょうか。また、医師の2次的医療事務に対して、アシスタントとしてのクラーク制度がことしの法改正により可能になったようですので、このことへの検討もいかがでしょうか。いずれにしても、予算が必要になってきますので、考え方があれば示していただきたいと思います。また、看護師確保対策についても幅広く採用を求めるとともに、一度退職された看護職員の方々の再採用にも誠意を持って全力でお願いするところでございます。先日の新聞にリクルート大使任命の記事がありました。市立病院内に医師、看護師確保対策委員会、委員長、渡部副院長が設置され、臨床検査技師であり、人材育成コンサルタントWinCoach代表の須磨展子氏を赤平市をPRし、医師と看護師を獲得する活動に委託するためのリクルート大使に任命したということであります。当院の検査技師長の人脈で実現したようでありますが、このたびの聞き取り調査においても医師、看護師確保対策には院長以下病院職員全員が一丸となって取り組んでいることがよくわかりました。本当にご苦労さまです。先週8日に東京都内で早速第1回東京サポーターズ会議が開催されたようでありますが、結果はいかがだったのでしょうか。情報が入っておりましたら、お聞かせください。ウ、市民アンケートの結果についてであります。議長にお願いするところですが、表題の「市民」の部分を「市立病院」と訂正させていただきたいと思います。昨年12月末から1月にかけて、市民や病院内の患者に対して市立病院アンケートが実施されましたが、その結果についてであります。市民で市立病院を利用したことがある人は93%以上であり、今後の存続については95%以上が望んでおるわけであります。また、病床数や診療科目についての現状維持を望んでいる人は約半数おります。このことから規模はどうあれ、赤平市民にとって市立病院は必要なものであるということになります。特に高齢者の方については、なくてはならない身近な病院ではないでしょうか。このたびのアンケートでは、調査内容が細かく分析されておりますが、健全化計画にどのような形で活用されたのでしょうか、評価についてもお尋ねいたします。また、接遇についての指摘がなされておりますが、このことは市立病院のあり方を考える検討会議でもいろいろ指摘されておりました。一部の看護職員についてのことだと思われますが、このことは医業収益にも大きく影響してくることですので、医療に従事する病院職員全体に接遇についての徹底を図っていただきたいと願うところでございます。考え方があれば、お願いいたします。②、国民健康保険事業について、ア、健康増進対策と赤字解消についてであります。健康は、老若男女を問わず大切なことであり、現在はがんや脳梗塞、心筋梗塞などの直接生命にかかわるような重大疾病を中心とした病気がふえてきております。また、病気は身体だけでなく、精神面にも起こります。職場においての仕事からくるストレスやうつ、いじめからくるノイローゼ、これらもそうであり、ともに社会的問題となっております。行政としても市民の高齢化とともに各種健康対策を行っておりますが、4月からの法改正によりメタボリックシンドロームなどの特定健診、特定保健指導が義務づけられ、国保事業の健康増進対策への責任がさらに重くなってくるものと思われます。現在は保健師、栄養士が中心となって介護保険課や国保、場合によっては教育委員会等も協賛の各種イベントが行われてきましたが、これからは単に市民の健康対策だけではなく、医療費の抑制のための健康増進対策が求められるものとなります。このたびの健全化計画では、平成19年度末見込みとして国民健康保険特別会計は8億3,463万円の連結赤字額を計上しており、今後の赤字解消対策の一環として一般会計から1億5,000万円が繰り入れされる計画となっております。国保事業としての赤字解消対策をどのように考えているのでしょうか。健康増進対策は、ある意味で市民の健康という財産づくりでもあるわけでありますが、このことを当然としながら、これからは健全化計画としての医療費抑制対策、すなわち赤字解消に力点を置いた国保事業を展開することになるのではないでしょうか。国の指導だからということではなく、当市の赤字解消策として予防保健事業などには特に力を入れるべきだと思っております。最近は、何をやっても人が集まらないという傾向にあるわけでありますが、市民ウオーキングも当初の参加者の半分近くに減少しており、最近の健康に関する地元でのシンポジウムでも参加者が予定数より大幅に少なく、パネラーからの嘆きの声も出ていたほどであります。国保事業は地味な仕事ですし、常に継続性、持続性がなければなりません。これからの事業展開にも人集めは重要な課題の一つであります。これらへの対策について考え方があれば、お聞かせいただければと思います。また、4月から後期高齢者医療保険制度が始まりますが、後期高齢者が外れることにより国保事業、国保会計に何らかの影響が出てこないのでしょうか。あるとするならば、その対応策や整合性についてもお尋ねいたします。③、花卉園芸振興公社について、ア、閉鎖時期と民間譲渡への可能性についてであります。赤平炭鉱閉山後ポスト石炭として創設された花卉園芸振興公社でありますが、時代の流れの中で平成20年度をもって閉鎖することになり、本当に残念な思いであります。12月定例会において4億500万円の貸付金がある花卉園芸振興公社に対してさらなる1億2,000万円の貸し付けを補正予算にて行うことは過去の経過、財政難の中で市民も注目しており、議会としては貸付案可決の際は本当に苦渋の選択、究極の判断であったと思っております。振興公社の閉鎖提案については議会でも可決承認されましたが、具体的な閉鎖時期はいつごろになるのでしょうか。また、年度をまたぐことによっての売却益はどのような見通しになるのでしょうか。新年度において少しでも貢献できればと願っております。現在民間譲渡への道を模索中のことと思われますが、どのような形での譲渡を考えているのか。5億2,500万円もの負債を抱えた振興公社でありますので、新年度予算に当たって改めてお尋ねするところであります。いかがでしょうか。④、消防行政について、ア、消防団員の確保対策についてであります。昨年度美唄市において消防職員2名の殉職事故が発生しました。本当に痛ましい限りであります。ご冥福をお祈りいたしますとともに、今後このようなことが起きてはならないことを願うのみであります。このように日夜命がけで私たち市民の生命と財産を守ってくださる消防職員と団員の皆様のご労苦、ご努力に対し、心より敬意を表するところであります。毎年行われております公開演習では、いつも頼もしく思って拝見しておりましたが、ことしの出初め式ではいつもより消防団員が少ないのが目につきました。消防職員と一体となって第一線で活躍されている地域の消防団員も高齢化し、また地域格差からくる景気の低迷の中で会社員や商店主などに就業環境の変化も加わり、団員のなり手がいない、加入しても出勤できないということも多々あると思われます。消防職員が年々削減され、広域化も進められていると思いますが、地元の地域住民を守る身近な消防団員の確保や育成は絶対に必要であります。市民の生命の安全、安心を守り、維持するためにも、今後の体制づくりについてどう考えているのかお尋ねいたします。⑤、健全化計画遂行は市民ぐるみで、ア、市民会議によるチェック機能についてであります。昨年6月に出された地方財政健全化法により当市は財政再生団体転落の危機に見舞われたわけでありますが、連結実質赤字比率に国の配慮や道からの融資が得られ、辛うじて再生団体入りは回避できるとの見通しとなったわけであります。しかし、本当に回避できるのかどうかはこの1年間にかかっており、まさに正念場の年であります。産炭地域基金問題以来当市は財政的に窮地に追い込まれているわけでありますが、これらの内容については例年行われている住民説明会において正確に伝えられており、市民は周知のとおりであります。特に昨年末の住民説明会では、資料もわかりやすく、数字も包み隠さず公開しており、そしてこのたびも10日からの住民説明会開催であります。市民には、当市の危機に真摯に取り組んでいる行政側の姿勢が説明会の内容や回数を通して誠意として育っていくことと思います。市民参加により平成18年2月に策定されたあかびらスクラムプランは実施以来困難の連続でありますが、他市にも誇れるすばらしい内容を持っており、現在も健全化計画の基本として運用されているわけであります。私は、このたびの健全化計画遂行に当たっても市民を交えたチェック機能が必要ではないかと思っております。赤平有史以来の危機的状況を市民も直接参加して、ともに乗り切るという一体感がこのたびの政策に必要ではないでしょうか。いつ、いかなるときも市民とともにということであります。現在市立病院の健全化計画に市民団体の代表参加によるこれからの市立赤平総合病院のあり方を考える検討会議というのは設立されておりますが、病院再建のための貴重な意見をいろいろといただいているわけであります。病院問題だけでなく、赤平市全体の健全化計画遂行に当たってのチェックなどもここに委嘱するのもいいと思います。また、市政執行方針に次期の長期総合計画策定のため20年度において市民会議を発足させたい旨の考え方が示されておりましたが、この市民会議を利用してもよいのではと考えております。考え方がありましたら、お願いいたします。⑥、まちの活性化について、ア、空知産炭地域総合発展基金の活用についてであります。産炭地域総合発展基金については、一括返済により当市の財政状況にも大きく影響したわけでありますが、昨年新産業創造等事業部門の基金が利用可能となり、当市においてこの事業基金を活用しての資金助成の公募がなされました。9社の各企業が応募し、厳しい審査の末全社に適用され、総額1億9,600万円の助成がなされたところであります。5,000万円を限度としておりますが、事業計画に対して3分の2の補助ですから、当市の企業にとっては大変な恩恵であります。このことから企業にとって新しい分野が芽吹き、事業の発展や雇用の創出が見込まれ、疲弊している当市の大きなまちの活力活性化につながってくるわけであります。市内の企業に元気が出ます。将来的には、税収入増にもつながってくるわけであります。今年度初めての試みでしたので、隅々まで公募についての浸透がなされていなく、苦情も寄せられておりましたが、各企業にとっては今後に向け、夢のある話ともなっており、公募について通年的な実施を要望する声もありますが、次年度以降どのような取り組みがなされるのでしょうか、考え方についてお尋ねいたします。イ、大型店舗の進出と地元商店街対策についてであります。当市に大型店舗の進出が予定されており、ことしの11月オープン予定とのことであります。本州の一部の好景気をよそ目に、北海道は長引く景気の低迷の中で苦しんでおります。この空知地方も例外ではなく、特に最近では公共事業の削減も重なり、労働人口の流出も多く見られます。当市においても高齢化が進む中で全体的に購買力が落ち込み、商店街は青息吐息なのが現状ではないでしょうか。大型店の進出はメリットもデメリットもあり、消費者の立場から見ると歓迎すべきことではあるかもしれませんが、商店街からすると招かざる客で死活問題ともなるわけであります。いずれ人口の減少とともに利益が出なくなると、大型店舗は撤退するかもしれません。まちから小売店が消えてしまい、結果として最後は弱者や年寄りだけが取り残されることになるのではないでしょうか、そんな危惧が感じられます。現在の商店街からはそれなりの税収入があるわけでありまして、地域とも共存しております。長い歴史の中で赤平のまちを支えてきた中心市街地としての商店街が地域ごと空洞化してしまう心配があります。他市のように大店舗法に照らし合わせ、許認可などの条例にて排除できる規模でもありませんし、抜本策はないにしても、それなりの行政としての対応が必要ではないでしょうか。行政、商工会議所、NPO、町内会などが一体となっての対策ができればと思っております。大型店舗進出についての考え方があれば、お聞かせください。⑦、農業行政について、ア、農業振興についてであります。昨年の6月ごろから発生している一連の食品偽装事件に続き、ことしに入ってからの中国製ギョーザの農薬混入事件は消費者に不安と輸入食品に対する不信感をもたらしました。いまだ事件の解明はされておりませんが、生命と健康にかかわる重大な事件でありますので、日本、中国の関係機関による早急な解決が望まれます。安心、安全は日本国民に定着しており、安心して食べられる安い食品が品薄で市場も大変混乱しているわけであります。昨日の新聞には、食材の高騰、国産品活用の見出しで道内27市町村が給食費値上げ予定の記事が載っておりました。地球温暖化の影響で海外の農地の砂漠化は進み、不毛地帯がふえ、不作が続く国や地方もふえつつあります。加えて、原油の高騰により穀物利用によるバイオ燃料の需要も高まり、食料の国際市況の高騰が今後も予想され、改めて日本の食料自給率39%の低さが浮き彫りにされているところであります。日本の食料自給率を高め、安心、安全な食料を市場に流通させ、家庭の食卓にのせるためには、早く日本の農業政策を見直さなければならないと思われます。当市は水資源に恵まれた地域であり、昨年の赤平産米は減農薬栽培を進める中、JAたきかわ管内においては集荷施設の利用度も高く、品質、収量ともに高い評価を得ております。しかし反面、高齢化も進み、後継者問題は深刻であり、農地の流動化もやがて行き詰まることが予想されます。当市では、国の新たな農業政策として2年目を迎える水田畑作経営所得安定対策事業を進めておりますが、今後の農業振興についてどのように進め、指導していくのかお尋ねいたします。イ、耕作放棄地対策についてであります。耕作放棄は、全国的な問題でもあります。国は、工業出荷額に力点を置いた政策を重要視し、見返りに交易のある世界各国の安い食料品を輸入しているわけであります。農業に魅力がなくなり、都会周辺の一部の生産者を除いては後継者が少なく、高齢化により農地継承ができない状態がふえつつあります。当市においても土地条件や農産物価格低迷など採算性の合わない小規模農業者を中心に水田、畑作ともに農地が遊休化する傾向にあります。市内にも何カ所か見受けられるところでございます。このような耕作放棄地対策についての考え方をお尋ねいたします。⑧、市町村合併問題についてであります。ア、健全化計画推進と合併議論の同時進行について。総務省によると、47都道府県の中で北海道が一番合併率が低いとのことであります。それでも平成11年3月末で212市町村を数えた自治体が18年3月までには180市町村に合併、統合されたところであります。合併のおくれている理由に、北海道は各自治体の行政面積が広く、隣接する市町村間、特に中心地までの距離が遠過ぎることが一番影響しているとのことであります。空知地方における合併構想の中では、平成15年5月に中空知地域任意合併協議会が発足し、中空知4市5町での合併議論がなされましたが、滝川市と砂川市間での病院問題に折り合いがつかず、破談となりました。その後平成17年4月に合併新法が施行され、道の新しいクラスター構想が出されましたが、赤平市は芦別との組み合わせとなっております。この新しい構想に対して、周辺各自治体はともに静観してきたのが現状ではないでしょうか。最近クラスター構想の組み合わせをもとに、砂川市を中心として歌志内市、上砂川町、奈井江町、浦臼町の2市3町が合併議論を進めているところでありますが、残りの中空知3市2町には今のところその動向がないようであります。最近の情報では、砂川市には将来の財政状況を見据えて、合併に対しての慎重論が出ているようであります。当市は、近年財政的に危機的状態が続き、合併議論どころではありませんでした。しかし、合併の特例は平成22年の3月までであります。ちょうど2年しかありません。期限内であれば、財政支援もあるわけであります。道の指導もこれから強くしてくるものと思われますし、1万人以下の市町村は真剣に考えなければならないはずであります。私は、合併問題は前向きに考えております。当市の財政事情からして、合併問題は財政再生団体入りを回避した後の話かもしれませんが、それからの議論では自治体間の調整を考えたときに時間が足りないと思われます。今のままでは合併できる状況ではありませんので、道のほうには事情を伝えながら合併の意思表示を行い、どこの自治体と合併するかは道にゆだねても構わないのではないでしょうか。そのことを基本として、近隣の市町との話し合いに応じてもいいのではないかと考えております。1年後に危機的状況の回避を見届けてからの論議では、時期を逸するのではないかと思っております。ともかく今から合併議論を健全化計画推進と同時進行にて進めていくべきであると私は思っておりますが、いかがでしょうか。考え方があれば、お願いいたします。以上で1回目の質問を終わります。
答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)
それでは、私として執行方針に対しましての質問に対し、順次お答えをさせていただきます。初めに、市立病院事業会計についてでありますが、最初に経営の安定と適正規模についてということでございますが、19年度におきましてはご承知のように退職手当組合の精算金が約2億3,000万円の負担となっておりまして、また医師、看護師の退職に伴う病棟の休止、内科の午後外来の休診等によりまして患者が大幅に減少した影響により収益が減少し、赤字決算の要因となりましたが、平成20年度におきましては退職手当組合の精算金が発生しないことや給与の削減効果から給与費で約4億3,000万円の減となります。また、材料費、さらに経費におきましても約1億1,000万円の減と大幅な歳出の削減を実施したところでございます。一方では収益性の低い皮膚科、産婦人科を休止し、透析センターの新築により透析医療を充実させるなどによりまして、収益の確保を図ってまいりたい、こういう基本的な考え方でございます。特に透析医療に関しましては収益性が高い医療となっており、比較的入院期間が長い入院透析につきまして近隣の急性期病院より受け入れる連携を強化することも考慮しているところでございます。療養病床についてでありますが、国の施策の中で削減が打ち出されておりまして、この4月の診療報酬改定におきましても入院基本料は減となる見込みでございます。しかしながら、療養病床からの受け皿が不足している状況、あるいは高齢化率の高い地域事情等を考慮いたしまして、当面は現状の60床を維持してまいりたいというふうに考えております。いずれにいたしましても、20年度の病院経営の健全経営ということが最も大事だということでありまして、全職員一丸となって計画達成に向け、努力してまいりたいと存じます。次に、イの医師、看護師の確保対策でありますが、収支の均衡を図るためには再三申し上げているとおり医師、看護師確保が最重要課題でございます。ご指摘いただきました住宅の問題でありますが、正直言いまして老朽化しており、決していい住宅環境とは申せませんが、当然建てかえには建設コスト等も要しますが、例えば民間によるPFI方式等もやって建てかえするなど十分検討をしてまいりたいというふうに考えております。また、今回の診療報酬改定により、前者の質問にもお答え申し上げましたが、医師事務作業補助加算が新設され、医療知識を有する事務職員が診断書等について医師の確認のもと代理作成ができることになりました。医師の業務軽減には配置が必要と考えておりまして、早急に専従事務員の配置を検討してまいりたいと考えているところでございます。また、医師、看護師の確保対策につきましては、これも前者のほうで申し上げているとおり院内におきましては確保対策委員会を設置し、また一方では外部の方にリクルート大使をお願いをしているというところでございます。さらに、市長部局におきましても対策室等の組織を立ち上げたいというふうに考えております。こうした新たな試みを含めまして、従前の取り組みとあわせて、引き続き努力をさせていただきたいと思っているところでございます。8日の日に東京都内で開催されました東京サポーターズ会議の結果はまだ正式には受けておりませんが、一部何か文書で報告来ているということでございます。あす何か正式にお見えになって報告を病院のほうにされるようでありますが、お聞きしている内容によりますと、このサポーターズ会議におきましては赤平市、それと市立病院の財政状況について説明された後、医師、看護師確保の具体策、職員モチベーションアップの方策、部署間連携の重要性等を中心にさまざまなアイデアが出され、話し合ったというようなことだそうでございます。あすまたお見えいただくようでありますが、今後もさまざまな意見等を参考にしながら、確保に全力を挙げて取り組んでまいる所存でございます。次に、アンケート結果についてでありますが、昨年12月から1月にかけまして、市民の皆さん、そして市立病院の受診患者さん、そして入院患者の方よりアンケートにご協力をいただきました。その中で規模は縮小したとしても市立病院が必要という大多数の回答をいただいたところでございまして、このアンケート結果につきましてはこれからの市立赤平総合病院を考える検討会議におきましても参考資料、検討素材として提出をさせていただき、また赤平市広報にも掲載をして、市民の皆さん方に周知をしてきたというところでございます。アンケートへの協力につきましては、市民の皆様により積極的に協力をいただきましたが、今後も必要な場合には積極的に市民の皆さんのご意見をいただいてまいりたいというふうに考えています。最後に、接遇についてのご指摘でございますが、市民アンケートの中で、また検討会議の中でも接遇に関するさまざまなご意見等をいただいております。また、日々の診療の中でも意見をいただいているところでございます。患者の皆様からの病院職員に対するニーズは多岐多様でありまして、なかなかすべてに即対応するということはできていない状況ではありますが、院内での接遇に関します勉強会、あるいは外部講師を招いての講習会、さらに日々の接遇マナー等今まで以上に努力し、徹底を図ってまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。次に、②の国民健康保険事業の健康増進対策と赤字解消についてでありますが、言うまでもなく市民の皆さんが日常生活を営む上で最も大切なことは健康でございます。しかしながら、がんを初めとする病気はもとより、ご指摘のようにメタボリックなどの現代病、さらにストレスなどによる心の病など健康を害する問題も多く、社会問題として取り上げられているのが現状でございます。これらの課題を少しでも解消するため本年4月から国は医療保険者に対しまして特定健診、特定保健指導の実施を義務づけ、特定健診の受診から保健師や栄養士による生活や食事の改善指導まで行い、生活習慣病の予防対策を実施し、内脂肪、高血糖、高血圧などの要因から起きます動脈硬化、心臓病、脳卒中などを事前に防ぐという事業内容でありまして、その効果が期待されているところでございます。さらに、国保担当者はもとより介護部門あるいは教育担当も含めた中で各種講演あるいはスポーツ事業の開催、健康ウオーキング等の実施などさまざまな健康増進事業を進めているところでありますが、ご指摘のように参加者が伸び悩んでいるというのも実態でございまして、今後地域や関係団体のほうへの協力をいただく、仰ぐなどより効果のある事業としていくため一層努力をしてまいりたいと思います。赤字解消についてでありますが、先ほど申し上げましたとおり病気の予防対策による医療費の抑制、さらに悪質な滞納者に対します未収金対策の強化を図るとともに、一般会計からの赤字解消分として1億5,000万円の繰り入れを継続して、平成25年度での累積赤字解消に向け、計画を立て、努力してまいる決意でございます。また、4月から始まります後期高齢者医療保険制度が国民健康保険会計に及ぼす影響についてということでございますが、75歳以上の加入者が抜けることにより収納率がどう影響するのか、また65歳から74歳までの退職被保険者が一般被保険者に移行することによる医療費の増額分、さらには制度の改正による国からの交付金等の増減など不確定要素が多いことを考えますと、現時点での予測は困難な状況にありますので、ご理解賜りたいと思います。最後になりますが、医療保険制度は市民生活におきまして大変重要な制度でございます。市民の皆様の健康増進を図るとともに、国保財政の健全化を進め、一層安定した国保事業を継続してまいりたいと考えておりますので、今後ともご指導を賜りたいと存じます。次に、③の花卉園芸振興公社についてでございますが、本当に昨年の12月の補正予算の際には大変議員各位のご理解を賜りました。改めて感謝申し上げます。まだまだ予断を許しませんが、再生団体回避に向けた健全化計画改訂版を策定することができ、現在月曜日から住民説明会もさせていただいているところでございます。こうしたご理解のもと現在の取り組みといたしましては、まず市の負担を減らすため公社職員一丸となって現有苗を売るため、また来月開催いたしますらんフェスタの出店に向けての準備作業など最大限努力しているところでございます。こうしたことによる収益がどうかということでございますが、少しでも残せるよう今最大限の努力をしているところでありますが、額的なことはまだ現時点はなかなか申し上げる時期ではないということで、ぜひご理解を賜りたいと存じます。民間参入についてでございますが、現在鋭意努力しているところでございます。なお、民間参入が難しい場合の閉鎖の時期につきましては今年度中ということで考えている次第でございますが、やはり赤平産コチョウランを何とか残すため引き続き民間参入に向け努力して取り組んでまいりたいと考えているところでございます。次に、4番目の消防行政についての団員確保対策でございますが、ご承知のように消防団員の皆さんは生業を持ちながら、崇高な郷土愛の精神に基づいて、火災発生時における消火活動、さらに自然災害時における救出活動、避難誘導など昼夜分かたず各種災害に立ち向かい、消防、防災の中核的役割を担っていただいております。しかしながら、消防団員は年々減少し、全国的にはかつて200万人いた消防団員が今では90万人を割るということで地域防災力の低下が大変懸念をされているところでございます。本市におきましては、消防団条例におきまして、消防団員の定数が110名と定められており、3月1日現在の人員でありますが、男性消防団員が84名、女性消防団員10名の総員94名の団員さんを確保しているところでございますが、団員さんの高齢化、あるいは就業環境の変化、さらに過疎化の進展などに伴いまして、若年層、若い方が減少しているということで、団員数の確保というのが喫緊の課題ということでございます。現在団員を確保するため各分団長が中心となりまして、管轄区域の住民の中から団員として適格と思われる方を団長に推薦をし、確保に努めているところでございますが、今後におきましても確保のため募集ポスターの掲示、チラシの配布、広報紙及びホームページなどの広報媒体を活用した啓蒙活動を展開しながら、引き続き確保に、特に若い方の入団に努力してまいりたいと考えているところでございます。次に、⑤の健全化計画の市民会議によるチェック機能についてということでございますが、このたびの健全化計画の改訂版につきましては申し上げるまでもなく、財政再生団体入り回避を最重点課題といたしまして、赤平市の地方自治の堅持、まちの生き残り、再生をかけたプランでありまして、着実に実行してまいらなければなりません。また、一方では主要財源となります地方交付税や市税、あるいは病院の患者数、国民健康保険の医療費等の動向など自助努力だけではなし得ない不確定要素も多分にありますことから、決して予断を許さず、全職員が緊張感を持って臨んでまいらなければなりません。今回の計画の中でもお示ししておりますとおり、まさに20年度が正念場の年であります。基準をクリアするためぎりぎりのラインでありますので、ご指摘のとおり特にこの1年間のチェックをどう果たしていくかということが大変重要な課題となってまいります。このため日々全職員が予算と決算のチェックを行っていくことは当然のことでありますが、市民の皆様に対しましても広報やホームページ、さらには住民懇談会等を通じて、これまで地方自治法で定められました財政状況の公表以外の時期につきましても公表いたしまして、意見をいただいてまいりたいと考えております。また、議会に対しましても随時報告をさせていただきたいと考えております。ただ、ご承知のとおり今財政問題の中で生命線とされておりますのは市立病院の経営健全化で、経営改善でございますが、質問の中で市民会議というお話もございましたが、特に病院経営の内容につきましてはなかなか一般市民の方にご判断いただくというのは難しいものでありまして、本年1月に設置をいたしましたこれからの市立赤平総合病院のあり方を考える検討会議のメンバーの中には医師会、三師会、また商工会議所の方々を筆頭に医療や経済、経営に精通された方で構成されていることもございまして、本検討会議の中で随時病院の経営状況を報告させていただき、チェックをしていただく、こういう機能を果たしてまいりたいと考えているところでございます。いずれにいたしましても、市民並びに議会、職員の総意の中で今回の計画を着実に実行していくと同時に、不測の事態に備え、今後も引き続き公有財産の売却を初めとするさらなる財源確保に向けての改革の検討と取り組みを進めていく所存でございます。ご理解いただきたいと思います。次に、⑥のまちの活性化についてのアの産炭地基金の活用についてでございますが、ご承知のようにこの基金の活用につきましては18年度の基金問題の解決とあわせまして、産炭法の臨時措置法の激変緩和措置期間が平成18年度末をもって終了いたしましたことから、短期集中的に産炭地域に残された諸課題を一掃し、地域対策への移行を確実なものとする、こういう観点から取り崩しが認められたものでございます。取り崩せる内容といたしましては基盤整備事業と新産業創造等事業に区分されまして、基盤整備事業につきましては地域振興に真に必要とする公共事業に対し、4分の3以内の助成、新産業創造等事業につきましては民間事業者等が行う新たな産業の創出並びに地域振興に資する事業に対し、3分の2以内の助成が受けられるというものでございます。本年度、平成19年度の新産業創造等事業といたしまして、お話がございましたようにことしは市内企業9社に対し、1億9,660万円の助成が決定いたしました。助成の効果でございますが、新たな雇用増はもとより、研究開発にかかわる新たな設備投資によりまして新製品の開発ができること、また新ブランドを立ち上げた新商品の製造ができることなど各企業それぞれにおいて新たな事業展開が図れるものと思われ、今後の事業展開に大いに期待するところでございます。20年度の新産業創造等事業におきましては1件申請がございましたが、今後は2次募集を予定いたしておりますが、市内民間事業者に対しましては広報紙、ホームページ等の活用はもとより、広く周知できる方法を含め、十分周知の仕方について検討してまいりたいと考えております。基金の活用期限でございますが、平成23年12月までというのが基盤整備事業の期限でございますが、新産業創造等事業については期限が設けられておりません。しかしながら、それぞれに限られた原資の中での活用となりますことから、基金の有効活用に努めるため当地の地域振興と地域経済活性化が図られると判断した新たな取り組みに対しては積極的に支援してまいりたいと考えているところでございます。次に、イの大型店舗の進出と地元商店街対策ということでございます。先ほども質問ございましたが、大型店舗の進出に関して、まずこれまでの経過でございますが、ことしは1月18日に出店業者と商業施設の設計企画会社より市並びに商工会議所に対しまして出店計画の概要説明が示され、1月29日には同じく札幌の設計企画会社より商工会議所会員に対する出店計画の概要が示されたようでございます。この出店計画の概要によりますと、予定地の計画用地はご承知のように住友石炭鉱業が所有しております旧ニッショウ跡の土地でございまして、活用面積は当初は3万2,000平方メートルというふうにお聞きをしておりましたが、現時点少し変わったようでありまして、現計画では約1万9,000平方メートルというそうでございます。出店予定店舗といたしましてはコープさっぽろ、それから衣料品、100円ショップ、ドラッグストアなどが11月中旬にオープン予定と伺っており、雇用予定は100名を見込んでいるということだそうでございます。こうした動きの中赤平市といたしましては、先ほど申し上げましたが、まず法的に照らしまして、都市計画法あるいは大規模小売店舗法上など法的には問題がないと同時に、これも先ほど申し上げましたけれども、コープさっぽろの組合員さんからの出店要請が多いと、こういうお話でございましたし、また土地所有者のこの未利用地の有効活用と、こういう事情があるという、そういうふうなことでございます。一方では、市にとりましては新たな雇用創出という効果も考えられるわけでございますが、一方では議員からご指摘のように地元商工業者に対する影響というのも当然のことながら大きいということでございますが、出店業者側におきましても地元からのテナントを募集すると、こういうようなこともお伺いしておりますし、会議所サイドでも参入しやすいような条件提示もというふうなことも伺っておりますが、こうしたことを総合的に判断いたしまして、先ほど申し上げましたが、なかなか現在の中で法的に措置をする等を含めて、なかなか出店を取りやめていただくということは現時点では難しいのかなというふうに判断をしているところでございますが、今後とも会議所と十分連携を密にしてまいりたいと考えているところでございます。次に、⑦の農業政策のアの農業振興とイの耕作放棄地について一括して、続けてお答えをさせていただきます。ご承知のように近年国民の食に対する安全、安心に関する知識は高まってきておりまして、同時に国内農産物への期待も年々大きくなってきているところでございます。国の統計によりますと、平成18年度の食料自給率はカロリーベースで39%、生産額ベースでは68%であり、前年度からともに1%低下しているようであります。このような中当赤平地区出荷分の農産物の販売高につきましては、17年度が約4億1,100万円、平成18年度が4億7,600万円、平成19年度には5億円を突破し、約5億1,300万円となる見込みでございます。その中でも食料自給率と大きくかかわりのある米の販売高につきましては、平成18年度は約3億6,000万円でありましたが、19年度は3億9,000万円と3,000万円の増加を見込んでおります。また、市内の各農家は安全で安心な減農薬の米づくりにも積極的に取り組んでおりまして、農薬の使用回数を減らすため種子の温湯消毒を取り入れるなど工夫をされておりまして、平成20年産米の作付につきましては、5ランクに分類されている北海道の米のガイドラインランキングが上位から2番目となります4ランクに位置づけされました。このように赤平市の農業は水稲が主体でありますが、その販売高に占める割合も76%となっておりますが、国の新たな政策として2年目を迎えます水田、畑作経営安定対策や米の生産調整制度への対応から転作作物の振興にも努力する必要があり、近年は花卉、ソバ、麦、菜種等の作付が拡大されております。特に花卉につきましては販売高が5,000万円を超え、水稲に次ぐ販売高に成長いたしております。市といたしましては、農業経営がこれからもよりよい方向に進むようJAほか関係機関と十分協力しながら対応してまいりたいと考えています。次に、耕作放棄地についてでございますが、市内の農業就業人口のうち60歳以上の方が占める割合は60%を超えており、農業者の高齢化と後継者不足により今後耕作放棄地が増加することも考えられますことから、農業委員会とも連携を図りながら、その解消に努めてまいらなければならないものと考えております。その一方では、市内の20代の若手農業者4名が昨年12月にYネットあかびら、YはヤングのYということで、Yネットあかびらが正式に設立されましたが、大変大きな喜びでありまして、今後の赤平市農業の担い手として市内の農業振興はもちろんのこと農地継承にも大きな期待をいたしているところでございます。さらに、平成19年度から地域住民との協働活動によりまして、農用地あるいは農業用水の良好な保全を図る農地・水・環境保全向上対策事業が赤平市では6活動組織により実施されており、農地の荒廃防止に貢献しているところでございます。現在は、農産物の価格低迷や原油高による農業資材の高騰など農業を取り巻く環境は大変厳しいものがございますが、今後も農業者の方の声を聞くとともに、JAなどの関係機関と連携を密にし、赤平市の農業を守ってまいりたいと存じるところでございます。最後、8番目でありますが、市町村合併問題についてでございます。前者の質問の中でもお話をさせていただいておりますので、簡潔にお答えをさせていただきます。私自身かねてから申し述べさせていただいておりますとおり国や道におきまして地方分権を推進しようとする潮流の中にありまして、市町村合併も選択肢の一つとして議論してまいらなければならないというふうに私自身認識しているところでございます。今後におきましては、ますます国や道の事務権限の移譲が増大していくことが予想されますが、果たして小規模市町村が行政機能を維持していけるかなど不安要素もございますが、しかし財政の効率化だけで判断すべきものではなく、さまざまな視点の中でまちの将来像をしっかりと見きわめることが大切であると思っております。22年3月の合併新法の期限が迫り、空知管内におきましてもそれぞれ市町の枠組みの中での動きもございますが、当赤平市といたしましては、まず道における北海道市町村合併推進構想で示されました芦別市との2市による課題と、その可能性について整理することが先決であると考え、その議論に立つ前提といたしまして、財政健全化の見通しを確実なものとする必要があると考えております。市町村合併問題につきましては、合併新法の期限にこだわらず、今後も財政再建と並行した課題として引き続き協議してまいらなければならないと思います。ご理解いただきたいと思います。以上、答弁とさせていただきます。
質問 2番 若山武信
丁寧なご答弁ありがとうございました。午前中の同僚議員の質問に対しましてのご答弁も十分に聞いておりますので、そういう面では理解しておりますので、再質問はございませんが、一言申し上げたいと思います。このたびの財政健全化計画は、行財政改革審査特別委員会でも指摘がありましたようにアリの一穴があってはならない万全な計画でなければなりません。特に市立病院の再建計画には100%の実効性が求められます。そうでないときは、すべての苦労やすべての努力、犠牲が水泡と帰してしまいます。参与席の皆さんには、この1年間大変なご苦労が待ち構えているわけでありますが、市長を中心として一丸となってこの危機を乗り切っていただきたいと願っているところでございます。私たち議員もこれから予算審査に入りますが、万全なる新年度予算の遂行をお願いいたしまして、質問を終わりたいと思います。以上でございます。どうもありがとうございました。