安平町議会 令和4年第8回定例会 2022年9月20日
安平町において人手不足の業種及び今後予測される人手不足の業種について
2022年9月20日、安平町議会の一般質問で、小笠原直治議員が「安平町において人手不足の業種及び今後予測される人手不足の業種について」質問し、商工観光課長 村上純一、税務住民課参事 熊谷泰裕、町長 及川秀一郎、健康福祉課長 阿部充幸、政策推進課参事 山口崇、政策推進課長 渡邊匡人が答弁しました。
- 質問者
- 小笠原直治 議員
- 答弁者
- 商工観光課長 村上純一、税務住民課参事 熊谷泰裕、町長 及川秀一郎、健康福祉課長 阿部充幸、政策推進課参事 山口崇、政策推進課長 渡邊匡人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 小笠原直治
3番小笠原です。政府は外国人が日本で習得した介護技術を母国の発展に活かす目的で技能実習制度を 1993 年に創設しました。そして 2017 年 11 月に初の対人サービスとして施設で高齢者の身支度や移動、食事、排泄の手助けをするいわゆる介護が追加され、実習期間3年間から5年間の延長になりました。介護職場での人材不足対応のために外国人介護人の需要が求められています。安平町においても介護施設で就労研修、人手不足対応の外国人介護人及び人材受け入れ事業者への支援が必要と考え質問をさせていただきます。一つ目、安平町において人手不足の業種及び今後予測される人手不足の業種について伺います。
答弁 商工観光課長 村上純一
ハローワークの求人情報や商工会をはじめとする関係機関の情報をもとにすると、主に製造業や建設業、農林業、介護などの業種で人手不足が見られ、少子高齢化や人口減少の実態を踏まえると今後もこの傾向は続くものと推測されます。以上です。
質問 3番 小笠原直治
確認しますと、当町にもその傾向が当てはまるということで理解してよろしいですか。
答弁 商工観光課長 村上純一
当町においても複数の業種で人手不足が見られ、今後もこの傾向が続くものと推測しています。以上です。
質問 3番 小笠原直治
質問2に入ります。安平町での留学生、技能実習生、技能実習、特定技能1号、2号の外国人を受け入れている企業、事業所数について伺います。
答弁 商工観光課長 村上純一
行政でもっている基本的な情報としては、氏名、国籍、住所、在留資格などが記載された名簿になり、事業所が紐づいた情報を持ち合わせておりませんので正確な数字についてはお答えできかねますけれども、一部行政で得ている情報も合わせると、技能実習生と特定技能1号の外国人を受け入れている事業所はそれぞれ複数あるものと思われます。尚、留学生と特定技能2号の登録はありません。以上です。
質問 3番 小笠原直治
実態として安平町での事業所の中においては、何社があるのかまだはっきりした数字が掴めていないということでよろしいですね。はい。それでは質問3番目に入ります。安平町に居住している留学生、技能実習生、技能実習、特定技能1号、2号のいわゆる外国人数についてはいかがなものですか。これ2番と連動しますけど、もし掴んでいるならよろしくお願いします。
答弁 税務住民課参事 熊谷泰裕(税務住民課参事は2023年3月まで)
外国人の住民登録状況については、8月末現在の住民登録数は 91 人となっています。6月議会時点の5月末現在では 88人でしたので3人増加となっています。外国人の人口比率は 1.24%となっています。国籍別ではインド、中国、フィリピンなど 15 か国の方の住民登録があります。在留資格別では技能実習生が 23 人で内訳として、技能実習1号ロが 10 人、技能実習2号ロが 11 人、技能実習3号ロが2人となっています。また、特定技能1号は7人となっています。留学生と特定技能2号の方の登録はありません。以上です。
質問 3番 小笠原直治
これ私なんで聞いたかというと、技能実習と特定技能というのは全く性格が違いまして、技能実習はやっぱり日本の技術を学び、自らの国に帰ってしっかりとした知識や何かを母国で活かすと。また日本の国際貢献のための制度でありますけれども、特定技能はこれは日本国内の深刻な人手不足を担う即戦力のための在留資格として新設されたものでして、いわゆる5年間という形になっています。でも特定2号はいないということですが、これは恐らく建設業と造船、舶用工業が対象業種ですから、ウチでいけば雇うとすれば建設業が当てはまるのかなという部分もあるのですが、ここをしっかりと掴んでいかなければ最後の質問の項にあります多文化共生との繋がりがあるのであえて実態を聞いていきました。それではその中で先ほどのとおり在留資格を更新できる外国人、いわゆる実習生や特定技能2号ではなくて、特定技能ではなくて、更新できるのは決まった人がおります。今それの人たちの中で家族を連れてきて安平町に移住する世帯数は掴んでいるでしょうか。
答弁 税務住民課参事 熊谷泰裕(税務住民課参事は2023年3月まで)
申し訳ありません。世帯数としては押さえていません。
質問 3番 小笠原直治
なかなかこれ日本語って難しくて居住と住居というのはまた全然違った意味合いがありまして、両方外国人は居住地と住所地というのは違う場合があって、熊谷参事の方もなかなか掴みづらいことでありまして、本当に住所がどこに住んでいるのかっていうこと。住所を持っているのですが、居住する場所というのはなかなか外国人の場合掴みづらいものがありましたから、でもやっぱり先ほど言ったように在留資格更新、いわゆる外国人の特別な技能を持っている人たちは日本の企業としても呼んでいますから。これらの人たちに対しては更新できますからね。前回6月議会の時の答弁の中で英語関係だとか色んな人たちは住んでいる人たちも居ますということがありまして、安平町にはいなくても通って来て住んでいると。そういう方々はずっと更新できますから5年間で帰ることはありませんが、そんな意味ではしっかりと今後掴んでいく必要があるかなと思って何人家族がいるのかなと聞いていました。それでは4番目に入りたいと思います。安平町での人手が減少していくことが予測される中で、安平町では人手不足の新たな担い手として外国人を活用する視点を持つのかを伺います。
答弁 商工観光課長 村上純一
現在の少子高齢化や人口減少の実態を踏まえますと今後も担い手が不足する傾向は続くものと推測されますので、人手不足の担い手として外国人を活用する視点は町としても選択肢の一つであると考えます。以上です。
質問 3番 小笠原直治
今課長が言ったとおり 2019 年4月に特定技能が、1号2号が新設されて業種としては 14 業種に及んでいます。この中身を見ますとほとんどが該当しまして、いわゆる該当していない職種もあるのですが、そこに日本人の監督者含めて居ればその業務を付けるということでほとんど全日本における企業の中の業務に外国人が入れるということになっていますし、そんな意味では町としても今述べられたとおり外国人を入れて日本の産業を含めて地域の安定した労働力確保に向けていくのは私は必要だろうと思っています。そんな意味で私は先ほど質問の中で村上課長が言われたとおり農業とか製造業、建設業を含めて介護もそうですけど、人手不足が予測されると。そんな意味ではどういうふうなプロセスの中で人を入れていくのか、それはそれぞれの雇い主がしっかりと決めながらやっていくことですが、ただ私が聞きたいのはいわゆる安平町の公共施設等々の整備関係ね。例えば公園整備だとか樹木の管理だとか草刈りだとか雑木伐採だとか、あとは高齢化社会が進む中で町民の住宅地の除雪、草刈り、清掃など町民が安定した生活ができる基盤を作らなければならないと思っているのですが、いわゆる労務職の人手不足の解消につながると思っているのですが、その点外国人労働者を町として受け入れていくことについて頭の中にあるのか、その点どうでしょうか。
答弁 町長 及川秀一郎
先ほどの質問の中にありました技能実習生の 14 の分野ということで、安平町で考えた場合においても今回ご質問いただいた介護の分野、更には農業分野、建設業、外食産業だったり飲食料品、製造業、自動車整備などなど最低でも7つぐらい、半分ぐらいの業種においては労働力の不足も現時点であったり、また近い将来予測されるのではないかなと考えられますので、当然これまではなかなか外国人の方々の技能実習生の制度だったり、そういったものを活用しながら入ってきた事例が少なかったこともあって、安平町の様々な計画にもそういった考え方、方針は謳われていないのは現状ですので、今回こういった全国的な新しい課題も含めていますので、これから総合計画とか作っていく中においても様々な観点から検討が必要ではないかなという現在頭の中にあるかということですが、そういった課題の認識は私も持っています。
質問 3番 小笠原直治
私もこう言っているのですが、実態論として住民生活にかかる労務提供をするには需要と供給のバランスがあって、それに更に労働単価の問題が出てきて外国人労働者が安定した業務提供ができ得るのかという問題も課題もあるのです。ただ呼んできてやればいいというものではなくて、本当に呼んだ以上は外国人労働者に対してきちっとした業務量を与えていくというはありますので。そんな意味で私は一般町民の高齢化社会の中で生活に関わる部分と役場がやっている労務業務、先ほど言った草刈り等々を含めたそれらと連携すればそれなりに外国人労働者に対して業務の提供ができるのかなという面も考えてほしいなと思っているのです。あと行政改革 2022 の中にも出ていまして、民営化促進という形が今出されていまして、民営化も受ける会社もやはり人手不足ですから会社に落としていってもそこに人材がちゃんと確保できるのかもある意味では役場行政が指導しながら、外国人労働者を入れながら指導を入れていく方向性含めてやっていかなければそれなりの確保が難しいのかなと思っているのです。一番重要なのが町民がどれだけ理解してくれるかが極めて重要ですけれども。と言っても人手不足ですからどうしても頼らざるを得ないということですので、そんな意味では総体的に町としてしっかりとした人手不足対策、私は外国人労働者を入れればいいとは思っていないのです。そもそも政府の考えている外国人労働者というのは何となく日本人の労働単価、低賃金で抑えられるような気がしてならなくているのですけど。そういっても現実論として人手不足があるということですから、そこを踏まえながらしっかりと安平町においてもそういう人手不足によって住民生活サービスが低下にならないように。あるいは農業や先ほど町長言われたとおり飲食店色々ある業種の中にしっかりとした人手不足対策として外国人を取り入れる方向性についてもっていただきたいなと考えています。それでは5番目に入ります。介護施設において担い手として外国人留学、就労、研修、技術実習生、技能実習、特定技能1号を受け入れている事業所があり、既に受け入れ体制を整え拡大していく事業所があると聞き及んでいますけれども、安平町で外国人介護人材受け入れの実態及び受け入れ拡大を進めようとしている事業所を把握しているのか伺います。
答弁 健康福祉課長 阿部充幸
安平町では団塊の世代が 75 歳以上となる令和7年までに少子高齢者の影響で働き手の不足が予測されていたため、第7期及び第8期介護保険事業計画において平成 31 年度より介護人材の確保及び資質の向上として様々な事業を行って参りましたが、近年はますますその影響が慢性的な人手不足として表れてきていました。今年に入り各事業所においてコロナ禍で中断していた外国人雇用の受け入れが再開され、6月には安平の郷が主催した技能実習生の歓迎会に安平町として出席させていただきましたが、初めての介護技能実習生を自治会等の地域で迎え入れる素晴らしいイベントとなりました。現在外国人介護人材の受け入れについては、日本と経済協力連携協定を結んでいる国から介護福祉士取得を目的として来日するEPA介護員や母国発展のために日本の介護技術を実習しに来日する技能実習生、人手不足が顕著にみられる 12 の分野で外国人が働くことができる特定技能、在留資格が留学及び介護の4ルートあるとされており、在留資格の介護を除くと在留期間は3年から5年の有限となっています。また、外国人技能実習制度については、現在人づくりによる国際貢献の制度の目的と人手不足を補う労働力として扱う実態の乖離があり、今後は国において制度の趣旨と運用実態が乖離しないように制度の改正に着手していると聞いています。このような国の外国人雇用に伴う制度改正の状況について、担当課として緊張感をもって注視し、国や北海道の補助金等のメニューが策定されていない現状の中で町の財政も鑑みながら有効かつ効果的な対策を講じたいと考えているところでした。ご質問の事業所の把握の件についてですが、現在外国人を雇用している介護事業所については、安平の郷で技能実習生の2名を6月から、追分陽光苑で特定技能の2名を9月から雇用しており、今後についてはあけぼの会において7名程度の雇用を予定していると伺っています。以上です。
質問 3番 小笠原直治
そうすると安平の郷の2名については技能実習生ということでよろしいですね。追分陽光苑については、これは特定技能1号なのか実習生なのかそこ辺りは把握していますか。
答弁 健康福祉課長 阿部充幸
特定技能ということでお聞きしていまして、それ以上詳しい話についてはお聞きしていませんでした。以上です。
質問 3番 小笠原直治
わかりました。それでは当面2名6月から安平の郷、9月から陽光苑に入ってきて大体7名程度を入れていきたいという方向性が安平町の介護施設ではあるということでよろしいですね。それでは6番目に入ります。介護施設で就労研修する外国人介護人材並びに受け入れ業者への具体的な支援を要請していきたいと思います。一つ目として全国的な課題なのですが、住居の確保は事業者及び外国人介護者の課題になっています。町として住居の確保対策をすべきと思うのですけど、その点はいかがですか。
答弁 健康福祉課長 阿部充幸
現在既に就労されている方の住居については、各事業所において準備されたと伺っていますが、今後の受け入れ拡大に伴い町としては公営住宅や民間住宅の情報提供などを随時行っていきたいと考えています。以上です。
質問 3番 小笠原直治
確かに今入ってきていますから、入っていますよね。私は総体的には外国人労働者を入れる時に事業者としては住む場所をしっかりと確保していきたいという課題を持っていますから何とかして努力をしていきたいと思っていますし、安平の郷においては安平の郷の近くの空き家を利用して事業主がやっている現状ですが、そういう意味では事業者の努力もありますが、私は実態として全国的には外国人実習生等の宿舎として地方自治体が借入れをし、修理費や賃貸料を支援するところがたくさんあるのです。そこら辺を含めてこれからこの人数で収まるわけではなくて、もっと介護の職場においては外国人が入ってくるのかなと思っています。それらを踏まえながら空き家の利用促進の中でこれらについて支援をしていくという考え方はないでしょうか。
答弁 健康福祉課長 阿部充幸
現在のところは先ほど申しましたとおり情報提供ということになってしまいますが、今後介護保険事業計画の第9期計画もありますので、その中で検討していきたいと考えています。以上です。
質問 3番 小笠原直治
今年から集落支援業務として担当業務として空き家の利活用及び空き家バンクの登録推進に向けた把握活動をされていると思いますけれども、町内全体並びに介護施設付近の空き家の利活用、それぞれ含めて登録活動の進捗状況についてはどのぐらい進んでいるのか伺います。
答弁 政策推進課参事 山口崇
ご質問のありました春先から移住交流コーディネーターという形で集落支援員を雇用した状況です。移住協議会を立ち上げてそれらの取り組みを進めている状況ですが、まず基本としては住民生活課で行った昨年の空き家の調査がありまして、それが 275 世帯。ちょっと数字が前後するかもしれまんがございます。その部分を更に深掘りする作業を進めている状況です。現状としては空き家バンク、住宅の空き家情報を自治会町内会の方々と一緒に調査しましょうということで自治会町内会会議でご案内したところなのですが、手が挙がらなかったので現在進めている現状としては早来地区に重点地区と絞って調査に入っている段階です。早来地区に重点を絞った理由としては今子育て世代の移住を進めているところですが、早来地区で住宅を建てたいという質問が多く承っておりまして、そこをつなげていく作業をしているのですが、なかなかないという現状が課題としてぶつかっています。ですので今そこを深掘りするためゼンリン地図を持ちながら空き家調査をもとに把握作業に入っている状況です。行政課題としては実態調査で 276 世帯把握したのですが、これが立ち入り権の問題から遠目から把握した作業となっているので、皆様自治会で把握している肌感覚とズレていることを認識しています。ですので今移住コーディネーター集落支援員がまず調査をもとに現場を歩きまして、その歩いて確認した情報をこの後町内会会長等にご覧いただきながら地域実態と付け合わせをしていきたいという段取りを進めているところです。ということで空き家、空き地の問題はかなり難しい内容になっているなというのが今進めている実感として思っているところでして、こうした課題を一つ一つ進めていくような形となっています。実態としては調査として 276 戸把握したのですが、それが本当にまた地域として空いているかどうかを皆さんの声を擦り合わせながら進めていくということを始めたばかりの状況です。以上です。
質問 3番 小笠原直治
私の質問が悪かったのかもしれませんが、絞って回答していただきたかったのは、私は空き家の数は把握していますから先ほどの阿部課長の答弁にもありましたように私は空き家を借りてやってくれないかということに対して現状としては厳しいという答弁をされていましたから、私はその意味では集落支援員が利活用の中で今やっているということですから、介護施設付近の空き家をしっかり掴みながらここは空いていますから介護施設のそれぞれの事業者さんにそこはあたって外国人を住まわせたらどうですかとかいうふうに進めていっているのかなということを思ったのですけど、総体的な話をされましたが私は答弁としては本当はその付近の施設側としては施設の付近に住まわせていきたいという方向性を持っていますから、それはもちろんそうですから、働く人の安全面含めていけばそばの方がいいですから、そういう意味で空き家も含めて精査をしてそれぞれ提示しながらやっていただきたいと思うし、その提示をした後は修理費、賃貸料含めてそこはまた再度町長にお願いして何とか支援していただきたいと、これからの課題としていきたいと思ってます。ところで、本当に緊急の場合においてなかなか空き家等が見つからない時に、当面の措置として空き家の教員住宅や緊急避難として職員住宅の無償貸付け等については考えられるのか考えられないのか伺います。
答弁 町長 及川秀一郎
今のご質問については外国人の技能実習生で来られる目途がついた方が事業所に就職したくても家が見当たらない緊急の場合何か方法がないかということだと思いますので、空き家のリフォームでいけば若干時間が掛かる部分でしょうから。例えば安平の郷であれば私が話若干長くなりますが6月に歓迎会が町民センターでミャンマーから2人来られた時にお招きいただいて、そしてちょうど施設の近くに住宅を確保できたとお話いただきました。ただ私が心配していたのはその方たちは日本語学校を向こうで色々と勉強された方だったので通じるわけですから生活に困らない部分があるのですが、これから入ってくる方、例えばなかなか言葉が難しい方であったり、そういう問題になってくると居住の問題だけではなく通勤の問題だとか色んなことも出てくると思いまして、そういった話も施設の方であったり関係者にその歓迎会の中で情報交換をさせていただきました。ですから安平町の安平の郷では初めて今回2名を受け入れたのですが、3年後には更にまたミャンマーの方から新しい方が来てローテーションで回していきたいという長期的な考えを持った中で進めていることですから、町としても一回限りではなく長期的に施設は考えていることでありますし、追分陽光苑さんの方の話にはまだ聞いていませんが、介護人材確保という観点から施設の方にも住宅の問題だけではなく、様々な問題があろうかと思いますので、既存の空き家バンクであったり移住対策の協議会はあるのですが、それも外国人の方も対象にしながらより良い方法を考えていかなければならないのではないかという基本的な考え方だけご答弁させていただきます。
質問 3番 小笠原直治
それでは2つ目のことなのですが、いわゆる外国人介護人材者に町として生活支援事業として月額給付を検討し給付すべきではないかと思うのですが、その点はいかがですか。
答弁 健康福祉課長 阿部充幸
まずは先日新聞等で報道があった技能実習生などの介護施設の人員配置基準について事業者が支払う給与などに影響があることですのでお話させていただきます。介護施設には国で定められた人員配置基準があり、入居者3人に対し最低1人の常勤の介護職員配置が義務付けられています。これまでのところこの配置基準についてEPA介護員や技能実習生は就労開始から6か月経たないと人員配置基準に参入できないこととなっています。このことが介護事業所にとって大きな負担となっていたのですが、先月国の審議会において就労直後から参入対象となるよう見直し案が提示され審議されています。制度の取り扱いを日本人と同等とすることで施設内の均衡待遇を実現し外国人の処遇改善につなげようとする試みであり、町としてもとりわけ注視しているところです。また、近年の日本の賃金はOECD各国の中で低位の水準であり、長引くデフレによる低成長の影響で一人当たりのGDPは韓国、台湾と同水準となっています。更に 24 年分の円安水準の影響もあって外国人労働者の日本離れが静かに始まっているとも言われており、今後は何らかの対策が必要になってくると考えています。以上です。
質問 3番 小笠原直治
総体的には阿部課長が言われたとおり外国人労働者が日本に来たいという状況ではなくなってきていると。円安の中で外国人はドルベースですから実際に今 140 円台になるとかなりの賃金低下となっている現状ですから、なかなか厳しいだろうと思っています。私は生活支援をすべきなのかというのはいわゆる安平の郷の人たちもそうですが、介護福祉資格の習得に向けて来ているだろうと思っているのです。それも実習生も含めて特定技能1号の人も施設に入ってきます。そして試験も受けられます。そんな意味で外国人労働者の皆さんにとって勉強しなければならないのですね。資格を取らなかったら5年で帰させられるのですから。そんな意味で勉強をしなければならないということですから、しっかりとその面についても給付をやるのか介護福祉試験の資格に向けて勉強会等を開催して講習会に行く時に支援をしてやるとか、具体的に外国人が資格とれるような体制をしっかりとしてやるべきではないかと思うし。また、こんなこと言ったら大変失礼ですが事業者、事業主においてもやっぱり恐らく安平の郷だって家賃をとっていると思うのですよね。タダではないと思うのですよ私。そんな意味でお金、家賃を払っている面もありますからなかなか彼らがそれなりの賃金をいただくという体制にはなってない。実習生ですからなっていない現状の中では厳しいのかなと思っています。生活がね。そんな意味でそこら辺を含めて考えてやれば何とか生活支援できるような、あるいは勉強できるような部分に対する支援については考えていかなければならないのではないかと私は思うのです。何故そう思うのかと言ったら介護資格の試験をとると5年以上に伸ばせますから。介護施設だって雇っていけますからずっと。制限ありませんから。更新更新で。そんな意味で安定した介護者がきちんととれるという面もありますから、そこら辺含めてやはりせっかく日本に来て介護者の資格を取ろうとしている人たちがありますから、何らかの生活支援等含めてできないものかいかがですか。
答弁 健康福祉課長 阿部充幸
今後の介護福祉士ということで外国人介護実習者のキャリア形成に重要となる介護福祉士の資格ということで現在3つのルートがありまして、EPA介護福祉士候補者として入国し介護施設で3年間の実務経験を経て受験する方法や、介護福祉士養成施設にて必要な知識及び技能を習得した後に介護福祉士の受験をする方法、あと施設で実務者経験を3年経て実務者講習を受講し受験する方法。介護技能実習生及び特定技能1号の介護とともに最長5年の就労が可能となりますので、条件を満たせば在留期間中に介護福祉士の国家資格を受験することが可能となります。介護福祉士の資格を取得し在留資格を介護に変更となれば、在留期間に制限がなくなります。もう一つあわせて家賃の関係だったのですが、現状で北海道の家賃補助などの助成や補助金等はありません。都道府県単位でも実施していることは少ないのが事実です。あと自治体単位で実施しているところも、外国人限定ではなく介護職全員に給付している自治体も少数ではありますがあります。人材確保及び雇用の定着としての観点から介護福祉士の資格と合わせて有効な施策だと考えていますが、今後の国や北海道の対策も含めて検討課題と考えています。以上です。
質問 3番 小笠原直治
何とか北海道も実態論として補助金等含めて生活支援制度はあるのですが、それは貸付けなのです。貸付けということは払わなければならないということがありますから。そうではなくて安平町としてある程度の給付型にしてしっかりと支援をしていただきたいなと思っていますので何とか彼らが、彼女らがなのかはわかりませんが日本で資格を取って日本の中で介護の仕事をしていただきたいなと思っていますので、できるだけ検討をしていただきたいと思います。3番目に入ります。外国人介護人材受け入れ事業費の軽減負担を図るために補助金の交付を取り組むべきではないかと思うのですけど、その点はいかがですか。
答弁 健康福祉課長 阿部充幸
外国人の採用にかかる費用についてはルート別に違いがありますが、安平の郷の技能実習生については一人当たり3年間で概ね 370 万円程度掛かると伺っています。また、追分陽光苑では介護人材派遣会社から受け入れていまして、一人当たり5年間で 180 万円程度掛かると伺っています。今後は事業所等の負担軽減対策として支援事業などを実施するための検討を進めて参りたいと考えていますが、介護保険事業計画の介護人材の確保及び資質の向上における今後の施策の展開としては、新規採用者を獲得するとともに既存の従業員が退職しないような取り組みを車の両輪として行う必要があると考えています。各事業所において質の高い介護サービスを提供できるようICT化やキャリアパスの導入など人材育成の仕組みづくりを行い、同時に介護職員が安心して働き続けられるような職場環境づくりについてセミナーを実施するなど職員の意識を啓発し定着を図っていく。このような取り組みについても保険者としてサポートしていけるよう介護人材の確保及び定着として9期計画に盛り込んでいきたいと考えています。以上です。
質問 3番 小笠原直治
総体的な9期の中でやっていきたいというのは総体的な理論の中では課長の言っていることはわかるのですが、実態論としては人が来ないということですからね、日本人が来ないと。故に外国人に頼らざるを得ないということが介護職場の実態ですからね。その意味で今安平の郷では 370 万、陽光苑では 180 万含めて掛かると言われていますが、これもまた国の制度というか上手く仕組みができて外国人技能実習機能が受け入れられていまして。そこが昔で言えば口入れ屋みたいな形で彼らが仕切って分配をしていくという公益行動ですから国の下請けとしてしっかりやっているのですが、そこを通じても私が聞くところあたり1人雇うにはそこに 60 万円を払うとか、月額2万円位ずつ一人当たり払っていくというのはかなり事業者にとって負担になっていることもこれまた事実であって、そう言ったってどこの企業だって辛いのに介護職場だけそんなに優遇するのかというご意見も確かにあることは事実です。しかし、私も年寄りでありますから、年寄りとしては将来行ける所がしっかり場所であって、しっかりとしたサービスを受けられることをしてもらいたいという面もありますからあえて介護職場の中に事業者も外国人労働者を支援していただきたいというのが私の趣旨でありますから、何とかそこを汲み取りながらできる限りの形の中で支援していただきたいなと思っています。最後になりますが、多文化共生社会の形成に向けた考え方に伺います。
答弁 政策推進課長 渡邊匡人
6月議会の中でも類似のご質問をいただいたかと考えています。私の方からは町政全体的に関わるところになりますので最初にご答弁をさせていただければと考えています。多文化共生については、総務省の方では国籍や民族など異なる人々がお互いの文化的違いを認め合い、対等な関係を養うこととしながら社会の構成員としてまともに生きていくことであると定義されています。これに加えて子どもや女性、しょうがいを持たれている方、シルバーの方など多様性を認め合い共に生きていく持続的な社会づくり、まちづくりが大変重要であると認識しているところです。こうした考え方については世界的な潮流下での取り組みでもあると考えていますので、現在策定中になります安平町総合計画後期基本計画の中にも課題を深掘りしながら反映していきたいと考えています。作成します計画については、議会議員の皆様からも多くの視点やご意見をいただきながら時代をきちんと捉えたまちづくりの計画にしていきたいと考えています。以上です。
質問 3番 小笠原直治
総務省を含めて多文化共生推進プランを策定し多文化共生社会の形成による豊かで活力がある地域づくりを基本目標にライフサイクルに応じた継続的な支援など施策を目標を掲げ様々な取り組みを展開できる体制づくりに向けていく私はその必要性については認識をしていますが、安平町において外国人労働者の必要な業種の再整理や、あるいは受け入れ事業を拡大しようとする事業者、更には新規に受け入れをしようとする事業者との更なる協議が必要だろうと思っているのです。その協議の中で一定程度の方向性が見えてから私はプランを作成すべきではないかと思っているのです。今どういうふうになるかわからない状況でプランを作っても総務省が作れと言ってもそれほど作っていないし、全国的に見てもそれほどプランを作っている地方自治体はないので、それはしっかりとした外国人労働者が受け入れが必要となって時点でプラン等を作っていくべきではないかなと思っています。特に私は多文化共生の形成には外国人労働者を雇い主が責任を負うということが一番だろうと思っているのです。それで特定技能1号は人手不足の対応ですから5年間なのです。5年間しか安平町には居られません。その中で安平町の町民が共生していくというのは、なかなかそこまで行くということは時間が掛かる課題だろうと思っています。その意味では私はそうではなくて、更新ができる職種で採った人たちに対してしっかりとしたまず最初に外国人との共生に向けていく理解を求めることをしっかりとやっていくべきではないかと思いますし、そのためには町として外国人に対して受け入れについて安平町の仕事をしていただきますから大事でありますという理解を求めていくことが大事であって。更には雇い主、事業者がしっかりとして安平町に居住する際にはルールがあるということを示す必要があると思いますね。その点についていかがですか。
答弁 町長 及川秀一郎
この最後のご質問は1番目から6番目全てを包括した中で最後これに集約される部分もあるかなと思うのですが、やはり外国人の方たちがこれまで日本で仕事をされてきた中で、例えば低賃金だったり劣悪な労働環境であったりとニュースでも報道されていますよね。決してそういうことをするのではなく日本の優れた介護でいけば資格を取るだとか、技術を学ぶ、そういったところに行かないと先ほど説明したとおり日本の賃金水準は円安もあって国際的には非常に低くなってきていることがあるわけですから、ですから給料の魅力はだいぶ低くなってきているわけです。ですからきちんと基本的なことを押さえながら安平町においてはまずは介護人材が不足しているわけですから。追分高校生に対する支援であったり、高校生が専門学校に行って介護の資格を取った場合、そして地元に戻ってきていただいた場合についてはその返済免除、そういったことも既にスタートされております。それだけでもまだ施設では足りない実態がありますので今回小笠原議員が一般質問の中で様々な提言提案もされましたが、ただ単に国が示した多文化共生のプランを作る、この計画を作るのを目的にしないで実態に合った事業主との打ち合わせだったり協議、来られる外国の方にとって何が大切なのかを洗い出しをしながら、そして行政でできる支援にも限界がありますが、外国の方特有の難しい問題もありますから、そういったところも何か他の自治体の参考例も既に担当課の方では入手して検討も今後していきたいと内部協議をしていますが、そういった中で受け入れについては前向きに安平町として取り組んで参りたいなと。そこに必要な支援策は既存の様々な業種とのバランスもありますし、そこだけ特化してやるというところには配慮も必要だと思いますので、そこら辺も含めて幅広に検討させていただければなと考えています。
質問 3番 小笠原直治
今町長の方から総体的な考え方も出されまして。私は今先ほど阿部課長も言われていましたし、町長も言われましたけれども、賃金等含めてそれほど日本が魅力的でなくなってきている現状もあると。円安も良い例でありますが。そう言っても今日本の中で外国人の就労先が都市圏に集中しているのが現状でして、何とか過疎地と言われている部分に外国人を持ってくるかということを含めて安平町が外国人をトータル的に受け入れる地域社会の担い手としてしっかりとして外国人を頼っていく姿勢を見せたり考え方を示せば、これらの都市集中から地方に行ける解決のヒントになるのではないかと私は思っていますから、ぜひこの安平町が外国人から選ばれる町になっていただきますように。私たちも当然頑張りますが、理事者の皆さん、関係職員の皆さんにしっかりと頑張っていただきますことを述べまして私の質問を終わらせていただきます。以上です。