安平町議会 令和7年第6回定例会 2025年9月17日
「昨年の12月定例議会で人口減少を見通した2045年までの都市…」
2025年9月17日、安平町議会の一般質問で、小笠原直治議員が質問し、施設担当課長 伊藤富美雄、企画財政担当課長 木林一雄、税務戸籍担当課長 奥田浩司、町長 及川秀一郎、学校教育担当次長 佐々木英生、まちづくり担当課長 山口崇が答弁しました。
- 質問者
- 小笠原直治 議員
- 答弁者
- 施設担当課長 伊藤富美雄、企画財政担当課長 木林一雄、税務戸籍担当課長 奥田浩司、町長 及川秀一郎、学校教育担当次長 佐々木英生、まちづくり担当課長 山口崇
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 小笠原直治
3番小笠原です。昨年の12月定例議会で人口減少を見通した2045年までの都市計画マスタープラン立地適正計画が示され、4月30日の全員協議会で人口減少と職員不足からのサービス形態の在り方として庁舎窓口改革の説明があり、6月30日の全員協議会で第3次総合計画方針作成の視点に15年後に控える人口減少いわゆる2040年問題が振られました。私は迫り来ている人口減少の危機感が町全体に伝わっていないのではないか。とりわけ忍び寄ってきている人口減少による暮らしの支えの変化を及ぼすことを本当に認識しているのだろうか。また、人口減少がこの安平町にどのような影響を及ぼすか。行政・議会・町民が共有していかなければならないだろうと思っています。都市計画マスタープランでは課題別に現状分析し、人口減少の鈍化に向けての方向性を示唆されていますが、人口減少容認に対応する明確な戦略が示されていないような気がします。また、国の人口戦略が不透明の中で難しい課題でありますが、人口減少を受け入れる方向性と戦略の議論を深め、新たなまちづくりの組み立てについての研究成果が必要と考え、質問してまいります。質問1、都市計画マスタープランでは自然現象対策、社会現象対策等の施策の実行分を加味した将来展望による人口推計4872人について、町民の浸透度の見解と、この推計の人口でまちづくりを組み立てていくとの見解をしていいのか伺います。
答弁 施設担当課長 伊藤富美雄
都市計画マスタープランに記載している将来人口フレームと町民浸透度について答弁させていただきます。策定当時の国立社会保障人口問題研究所、通称社人研による人口を記載し、参考値として将来展望による人口推計を4872人として自然現象対策・社会現象対策の施策の実行分を加味した数字として記載させていただいています。なお、安平町都市計画マスタープランは策定に先駆けパブリックコメントを行い、また、町のホームページにも掲載されていますが、町民浸透度についての調査は特に行っていませんのでわかりかねます。
答弁 企画財政担当課長 木林一雄
将来展望による人口推計の関係ですが、人口推計はまちづくりや政策を進める上で将来の市街地の規模や人口の在り方を想定し、都市計画マスタープランや下水道計画など長期的な計画を策定する上で基本となるものですので、これを目標にまちづくりを進めていくこととなります。なお、令和8年度末までに策定します第3次安平町総合計画策定時におきまして、施策の見直し追加などによりまして最新の人口再推計する予定ですので大幅に変わるということは想定していませんが、その結果によって変更になる場合もありますことはご理解いただきたいと思います。基本的な考え方は、この人口推計によってまちづくりを進めるということです。
質問 3番 小笠原直治
社人研の人口推移と私ほぼ変わらないで推計するだろうと思っています。そんな意味で町民の浸透度理解度について伊藤課長の方から調査を行っていないということではなくて、私が言いたいのは調査ではなくて、皆さん方がしっかりとした、あらゆる場で行政マンとして人が減ることはどんな影響があるかについて皆さんわかっているはずです。それを踏まえてしっかりと町民の皆さんに伝えてほしいなということです。私たち町民の多くの人は人口減少になっていくことはある程度理解していると思います。しかし、それによって住民サービスが大きく変化していくことに恐らく気付いていないのではないかと思うのです。従来と変わらない住民サービスが得られると思っていると思うと、私大変なことになるだろうといるのですが、その点で町民の意識度についての見解について再度伺います。
答弁 企画財政担当課長 木林一雄
只今のご質問ですが、小笠原議員おっしゃいますとおり行政サイドではそういった危機的なことが起こるということで行政サイドの事務の改革といったところは進めているのですが、これは住民のところまでまだ落とし込んでいないと言いますか、多分住民の皆さんは新聞とかテレビといったところの情報だけかなと思っています。町のいろんな委員さんは知っている方もいらっしゃると思うのですが、町民広くは新聞とかテレビといった情報だけかなというところで私どもも認識しています。
質問 3番 小笠原直治
よろしくお願いします。それで安平町の令和4年、5年、6年、7年8月現在までの年別の出生数について伺います。
答弁 税務戸籍担当課長 奥田浩司
小笠原議員、今出生数と言いましたが通告では居住数となっていますが、居住数で答弁させていただいてよろしいですか。
質問 3番 小笠原直治
出生数とは別だよ。生まれた数だよ。安平町で。把握しているでしょ。
答弁 税務戸籍担当課長 奥田浩司
2番じゃないってことですね。すみません。令和4年の出生数ですが24名、令和5年は25名、令和6年は29名、令和7年は7月末現在ですが9名です。
質問 3番 小笠原直治
ありがとうございました。令和6年の出生者は全国68万6061人、北海道では2万2658人、そのうち札幌市で9586人、他の市町村で1万3070人と発表されています。今後全国、北海道、当町含めて年別の出生数は上がっていかないという認識をされているのか伺います。
答弁 企画財政担当課長 木林一雄
私からご答弁申し上げます。出生数は大幅に増えていくといったところは、今のところ見込みはないかなという認識です。
質問 3番 小笠原直治
社人研で2023年の推計では安平町2040では0歳から14歳は447人、1年あたり29.8人が生まれると。2045年には413人と。その間27.53人と社人研で発表していますが、概ねこの安平町の出生数の推測とは理解をされるのか伺います。
答弁 町長 及川秀一郎
社人研の推計が私の認識でいけば現時点の住民基本台帳上の数でいくと2020年で言っていた確か7340ぐらいの数字が5年ズレてちょうど今2025年の8月末で7297ですか、約7300ということですので、そういった意味で社人研で推計していたものよりも安平町の人口減少は鈍化している、横ばいになってきている、そういったことと今社会人口増が3年連続、今年度も同様な形で子育て世帯の移住が増えてきているといった方たちが今後またお子さんを産み育てていただけるといった効果が今までの社人研の推計にはそこまで網羅されていないのではないかと思いますので、だからといって劇的に数字が変わらないと思いますが、社人研の推計よりは若干上振れていくのかなとは私自身は認識していますし、また今後、今話題になっている次世代半導体のラピダスだったり苫小牧のデータセンターといった周辺の人口増加、地価の上昇も今日あたり報道されていましたが、そういった状況等の数字が加味されていませんので、今後の推計とか総合計画3次を策定する中でそういった要因も含めながら推計をしていかなければならないなとは現時点では認識しています。
質問 3番 小笠原直治
私が言っているのは、マスタープランで訂正された人口推移、町が出した推計の数字、これに基づいていくと大体私は社人研が出している推計30名前後弱ではないかということについて理解されているのか聞いただけでして。町長の方から、いやそうではなくて我が町の政策によってまだまだ増えるんだということであれば結構です。それで私は少子化の中で子どもが少なくなるという意味でいくと、教育環境整備は学校形態や形の議論ではなく保護者・生徒含めた多様化する中で一人一人の能力に合った学習、すなわち学年に合わせた公平的な学習ではなく生徒の特性を活かした選択区別した授業体制を整えていかなければならないだろうと私自身思っています。さらに児童・生徒数の減少は私立・公立を含めて各市町村では生徒への魅力ある教育を進めていくと予測されます。私は、それは児童生徒の学校選択に拡大につながるだろうと思っています。地元の小・中学校入学から圏域内で選ばれる小・中学校時代になるのではないかと思いますが、その点の見解について伺います。
答弁 学校教育担当次長 佐々木英生
学習形態、今後の学習内容については小笠原議員おっしゃられたとおり、子どものそれぞれの能力に合わせた特性に合わせた学習というところは今後大変重要になっていくと考えています。この点については安平町教育委員会においてもその学習方法を取り入れていくために視察等を今後教員の資質向上等に努めていきたいと考えています。また、今後の学校の選択制の件については、現在の状況でいくと安平町内でそのような選択制を進めるということは特認校という形がありまして、町内においては可能かと考えていますが、市町村圏域を超えた選択になりますとあくまでも公立においては住所地で学校が決まっていきますので、そのような形になりますと、例えば国の制度変更が必要ではないかと認識していますので、現時点においては町内の選択が現実的と考えています。
質問 3番 小笠原直治
私の質問の仕方がちょっと間違っているので。町内とかではなくて、私は各市町村が良い教育を目指していこうと。競争時代に入っていく、私学というのは生き残りをかけていろんなものを持ってくるという。逆に言えば、私はなぜ生活圏内ということは、いわゆる安平町と言っていないですね、生活圏ですから苫小牧・千歳・厚真・むかわ含めた中身で、私は将来的には確かに佐々木次長が言われたとおり法律的な問題がありますが、この枠がきっと崩れるだろうと思っています。今、地方自治体の行政の枠さえ崩そうとしています、総務省は。そんな意味でしっかりとそうすることによっていわゆる安平町の小・中学校の良さが出ればうちに来るということ。住所を変更しなくても学びたい人が来るという意味ではそういう戦略を立てていく方向に時代への対応が必要ではないかということで述べただけです。それでは次の質問に入ります。2番目、現在の追分・安平・早来・遠浅地区別の移住者数を男女別に伺います。
答弁 税務戸籍担当課長 奥田浩司
令和7年7月末現在の居住者で回答させていただきます。追分地区、男1448名、女1463名、計2857名。安平地区、男309名、女285名、計594名。早来地区、男1244名、女1300名、計2544名。遠浅地区、男662名、女583名、計1245名です。
質問 3番 小笠原直治
マスタープランでは、人口の部分でしっかりとした4800台を出しているのですが。そうすると今、課長が言われた居住者数で割っていくと大体30%から35%の人口減に地域がなっていくと想定されるのですが、そういう認識でよろしいですか。
答弁 企画財政担当課長 木林一雄
そのような認識で構わないと思います。
質問 3番 小笠原直治
都市計画マスタープラン、立地適正計画に4地区を結ぶコンパクトプラスネットワークの都市構造型への転換を図り、持続可能なまちづくりを推進するとありますが、現下の課題含めて時間をかけ住民の理解を得ながら集約を進めていくことをいつ頃から着手していく予定なのか伺います。
答弁 企画財政担当課長 木林一雄
都市計画マスタープラン及び適正化計画の策定から半年以上が経過していますが、さまざまな課題がある中、その整理ができていないことと、こういった部分の議論までには至っておりませんし、これを担当する課・グループも決まっていませんので。今の時点で、どの時点でどういったスケジュールで進めるかは決まっていない状況です。
質問 3番 小笠原直治
今、課長の方から言われたとおり、現時点の状況を説明されたわけですが。これは大事だということでマスタープラン、適正化計画が出ていますから。これを含めてどういう都市計画構造への転換を図っていくのかってことを含めて大っぴらに各地域の中で議論を速やかにすることをお願いしたいと思います。それでは質問3に入ります。令和4年度から令和7年7月までの転入者、日本人、外国人数を各年別に、その転入者の雇用先は地元なのか他の市町村なのか、あるいは自営業なのか無職なのか人数を伺います。
答弁 税務戸籍担当課長 奥田浩司
まず転入者数についてご答弁させていただきます。令和4年の転入者、日本人379名、外国人58名、計437名。令和5年、日本人404名、外国人58名、計462名。令和6年、日本人349名、外国人154名、計503名。令和7年、日本人297名、外国人86名、計383名です。なお、令和7年は7月末現在、令和4年から6年は12月末現在の数値という認識でお願いします。また、雇用先の話ですが、全てを把握することは困難ですが、インドの方ですと軽種馬業、その他東南アジア系のミャンマーとかフィリピン、インドネシアの方だと製造業や介護事業所に勤務されている方が多いのではないかという印象です。
質問 3番 小笠原直治
数について、ありがとうございます。ただ、雇用先について把握をしていないことについて、私は課長の答弁、素直に信じていないですね。社会人口が増えたって町長が言っているのですから。どういう部分が増えたってきちんと把握していなかったら言えない、安平町の産業におけるどの部分で人が増えてきたということですから、しっかり形の中で把握をしていくようにしていただくようお願いしたいと思います。それで都市計画マスタープランは、人口推計4870人のうち就業者数2513人を推計していますが、2024年度に比較すると大きく安平町で変化が起きると予測した業種について伺います。
答弁 企画財政担当課長 木林一雄
申し訳ございません。私の方でここの増加したという要因については申し訳ありませんが把握していません。
質問 3番 小笠原直治
課長、私増加ではなくて変化ね、減った部分で出していると思うのです。4872人、就業数2513人推計しているから、従来と見たらかなり、現在とみたらかなり減っているので、どの業種が減ったのですかということです。
答弁 企画財政担当課長 木林一雄
15歳以上の就業人口の数字ですが遡って調べますと、合併前2000年、平成12年ですが第1次24.3%、第2次18.6%、第3次55.6%ということで、総勢で4852名の方が就業人口として働いていました。これが平成27年、2015年でいくと800人ほど総体で人数が減っていますが、1次・2次・3次の就業割合は変わっていません。次の国勢調査の時、令和2年においても2000年のこの就業割合と変わっていませんので割合自体は1次・2次・3次の割合は変わらないのかなと。ただ、働かれる人が人口減少に伴って減っていくのではなかろうかという推計です。
質問 3番 小笠原直治
確かに今、課長が言ったとおりデジタル行政改革では2040年には生産年齢人口の減少は1300人が減ると示されています。私はその要因の一つとして、人手不足によって安平町含めて全国的な人口減少に伴い地域経済の縮小になっているという見解なのか、その点お伺いします。
答弁 企画財政担当課長 木林一雄
第1次・第2次・第3次の細かいところのこの就業者数を見ると大体同じような率で減っていっています。これから先は更にそれが加速して、介護福祉とか建設とかサービス業、行政も含めて全体的に満遍なくといったら言い方おかしいのですが、同じような比率で減るのではないかと考えています。
質問 3番 小笠原直治
それでは5月23日の全員協議会で、地域活性化起業人制度の活用について問題解決を示すということで越前屋試錐工業から、会社から提案概要の中にいろいろ産業経済・企業誘致・産業振興・雇用対策が述べられていました。さらにこれが都市計画マスタープランと連動しているならば、就業者数の先ほど課長が言われた減少に向けての対策について、現時点でどこまで会社側と町が意見交換をしているのか。そこら辺について、わかっていればお知らせください。
答弁 まちづくり担当課長 山口崇
ご質問ありました越前屋試錐工業株式会社様とは去る令和7年6月2日に包括連携協定を締結しています。越前屋試錐工業株式会社様からは安平町との包括連携協定締結にかかる連携事業提案書の提出を受けているところです。その提案書の中に記載されていたものは産業振興と雇用就業対策の促進となっていまして、こちらは第2次安平町総合計画後期基本計画に掲げられている政策項目を引用している形になっています。現在、具体的にこの締結した包括連携協定の連携事項の一つとして話し合いを進めているものが移住定住施策と連動した雇用就業対策に関することを現在進めています。検討している内容としては7月1日に着任した地域活性化起業人を中心に厚生労働省所管補助事業である地域雇用活性化推進事業の活用を想定しながら作業を進めているところです。その取り組み内容の叩き台としては、1段階目に町内事業者や高校生等を対象とした就業実態調査の実施、2段階目としてはその調査結果を踏まえた形で安平町各産業団体、追分高校等を構成員とした官民共同による仮称ですが地域雇用創発協議会の設置、3段階目としてはこの協議会を実施主体とした無料職業紹介事業や就職マッチング事業の実施、就職希望者や町内希望者を対象とした各種研修会等の開催等を今事業の青写真として検討しているところでして、今年度は先進地等の調査を進めながら安平町での展開を検討している状況となっています。
質問 3番 小笠原直治
課長、その文章的にこうやっていますとか、こうしたいとかって。それは結構なのです。ではなくて、実際今後想定される人口減少に伴う、産業が縮小していく中で具体的にどこが、どの産業なのかきちんと明確に打ち出してどういう対策をするのかを私は聞きたかったのです。まだそこまで擦り寄っていないなら結構ですが、私はこれから具体的にそれぞれの業種の課題をピックアップして、そこら辺についてどうしていくのか具体的なものをきちんと町で擦り合わせて提示をしながら人口減少の鈍化に向けて雇用を守る、外に出させない、ある程度企業を守っていく体制をしっかりとやっていただきたいと。たった3年間でしょ。これ厳しいですよ。そんな意味ではしっかりと成果を上げるように、この越前屋さんと打ち合わせをしてオープン的に町民・議会に知らせることを強く要望していきます。それでは次の質問に行きます。現行の国の交付税額について伺います。
答弁 企画財政担当課長 木林一雄
現時点において総務省で公表している金額は令和5年度の一人当たりの交付税額となりますが、それでよろしいですかね。令和5年度の交付税総額ですが、26億4537万4000円です。これを令和6年1月1日現在の住民基本台帳の人口7311人で割ると1人あたり36万1835円となります。
質問 3番 小笠原直治
私、誤解をしていた面があって。内閣府のホームページを開いてみると2020年の国税調査の中で交付税、財政力指数の数値の中で人口1万人未満って言ったら安平町もそうですね。66万6000円となっていたのです。よくよく見てみたら、これは小規模自治体の優遇する交付税であり、各自治体の財政力指数を決めたから吐き出したものであって、安平町の財政力指数は今0.441%なので、該当しないという意味だろうと思うのですが、その認識でよろしいですか。
答弁 企画財政担当課長 木林一雄
小笠原議員が見られているその資料を私拝見していないものですから何とも言えないのですが、私先ほど述べましたのは総務省の方で公表している類似団体比較カードから数字を拾って報告させていただいたものですので、ちょっとご答弁し兼ねます。申し訳ございません。
質問 3番 小笠原直治
では課長、うちの町の財政力指数は0.441%でよろしいですね。
答弁 企画財政担当課長 木林一雄
そのとおりです。
質問 3番 小笠原直治
安平町の普通交付税額は、基準財政需要額から基準財政収入額を引いたものだろうと私は思っています。そして不足した財源が安平町の交付税になるのではないかと思うのですが、その点の理解でよろしいですか。
答弁 企画財政担当課長 木林一雄
交付税の算定の考え方は議員おっしゃるとおりです。
質問 3番 小笠原直治
それでは直近の基本財政収入金額と財政需要金額について伺います。
答弁 企画財政担当課長 木林一雄
直近ですね、令和6年でよろしいですかね。令和6年度の基準財政収入額は17億8313万2000円。基準財政需要額ですが42億5189万1000円。交付税額が24億6875万9000円ということで差引額が令和6年度は入ってきているということです。
質問 3番 小笠原直治
今課長が言ったとおり、交付税算定するのが基準財政収入額だろうと思っています。この決め方は安平町に入る地方税収のうち100分の75%。それから地方譲与税等を算式に算出されたものであると私は理解しています。また、基準財政需要額は普通交付金の査定基準となるもので、安平町が合理的かつ妥当な水準における行政を行い、また施設を維持するための財政需要を算定するものであり、単位費用かける測定単位かける補正係数の算出であるという理解でよろしいですか。
答弁 企画財政担当課長 木林一雄
そのとおりです。
質問 3番 小笠原直治
そうすると私は国の安平町の合理的かつ水準において行政を行うという、ここの言葉が引っかかるのですが。この単位が変わるのは人口・世帯数・学校の数・学級の数・授業数によって随分算定額が変わってきます。ということは、必然的に安平町の税収が減るということと人口減少が続くということは普通交付税が減額をされていくということで理解してよろしいですか。今の基準ですよ、国の基準でいくと。
答弁 企画財政担当課長 木林一雄
交付税の考え方ですが、私も人口が減れば交付税が減っていくのかなと理解していましたが、参考までに将来4000後半台の人口になるということで似たような町村の財政的なところの数字を拾い出したのですが、徴税はうちより低い状況です。その上で基準財政収入額ですね、こちらも4000後半台の市町村はうちの半分以下の基準財政収入額になっています。ただ、基準財政需要額は収入額と一致しないでうちの3分の2ぐらいの数字で収まっています。交付税はどうかも確認したのですが、交付税はうちと同額ぐらいの普通交付税が入ってきています。町によってはうちより多いと、人口が少ないのに多いところもあります。それは例えば先ほど言いました学校の数とか道路の延長といったところが要因としてあるのかなという理解をしていますが、人口が単に減っただけでは交付税は減らないのかなと。もっと研究が必要ですが、今現在はそんな状況です。
質問 3番 小笠原直治
人口減少において、社人研では2020年6月時点で納税額、うちの場合ですよ、3億4795万9500円。2045年では1億9919万7000円と推移しているのですが、流れ的に言えば税収がこの流れでいくのか、その点について、そう理解していいのかお願いします。
答弁 企画財政担当課長 木林一雄
社人研の数値を私、確認していませんが、先ほどの4000後半台の町の税収を見ると、うちより間違いなく少ないので、町民税を見ても少ないので、そこに向かっていかざるを得ないのかなと考えていますが。あとはその立地している企業さんといった要素が多くてうちは税収が多いものですから、今は他の町の4000後半台の市町村の税収よりは若干多く推移できるのかなと見込んでいます。
質問 3番 小笠原直治
それで推計4870人でいくと、現行の上下水道料金・国保負担金・介護保険を含めて、さらに各団体への補助金交付金はどう変化していくのか伺います。
答弁 企画財政担当課長 木林一雄
正確な人口減少の時の下水道・水道・福祉関係の受益者負担は、先ほど申し上げましたとおりきちんとした議論はまだできていません。ただ、今現在の中で申しますと、水道と下水道は料金の改定は今後出てくるのかなと認識していますし、人口減少がさらに進むと福祉協議会の受益者負担も増やさざるを得ないのかなと今現在考えています。ただ、そうなりますと職員の方も同時に減らした上で、自助努力をした上で受益者負担を求めていくという流れになっていくのかなと考えています。
質問 3番 小笠原直治
確かに財政規模が小さくなればそれだけ縮小していくのかなとわかりますが。そんな意味で変化がどう起きていくかについては、それぞれ研究しながら町民にわかりやすくお願いしたいと思います。それでは次の質問に入ります。人口減少、地域経済の縮小による影響は計り知れないものがあります。経営資源の制約により従来の方法や水準で公共サービスを維持することが困難になり、暮らしを支える対策を再構築していかなければならない。その対策を模索しているのか伺います。
答弁 企画財政担当課長 木林一雄
一般論的なご答弁になりますが、お許しいただきたいと思います。人口減少が今後さらに進みますと、先ほど申したとおり職員定数の減少や定数割れが危惧されています。職員が減った後の行政サービスの維持についてはデジタル技術を活用した事務の効率化やAIの導入、それから事務事業の見直しや窓口業務の民間委託の検討などによりサービスを維持することが考えられ、既にデジタル技術の活用やAIの導入については着手しています。一方で町民の暮らしを支える対策については、総合計画及び介護や福祉・水道など個別計画において今現在対策を講じていますが、人口が4872人になった時の行政サービスがどのようになるのか、また税負担を含めた住民生活が具体的にどうなるかなどの検討には至っていません。
質問 3番 小笠原直治
私は人口減少の進行は、ある意味では生活支援を担ってきた組織、自治会・町内会が一つの役割を果たしてきたんだなと思っています。一方、住民生活ニーズは家事援助・見守り子育て支援・住民の足の確保・住民の交流など幅広く存在していると思います。人口減少による民間業者の撤退・縮小あるいは今まで支えてきた自治会・町内会組織の衰退等により地域総体の暮らしを支える機能低下が予想されているだろうと思います。これらについて先ほど課長の方から答弁いただきましたが、町民と共有して進めていくことを今後研究していくのか伺います。
答弁 企画財政担当課長 木林一雄
議員おっしゃるとおり行政だけで対応できるものではありませんので、町民・団体・企業といったところとの協議なり検討なりというは必要となってきますので、一体となって対応していく方向になろうかと考えています。
質問 3番 小笠原直治
総務省の研究会で、良い悪いは別なのですが、これからの自治体は住民に直接サービスを提供する役割から公・共・私の間の新しい協力関係を構築する土台、いわゆるプラットフォームを作る役割への展開する考えが示されています。これらについても町として研究して選択肢の一つとして案が出た時に町民に示す考えがあるのか伺います。
答弁 企画財政担当課長 木林一雄
協議する際は総務省からの考えとか、その他民間の考えでいいものがあれば検討した上で、安平町がどういった形がいいのかを見出した上で方向性を、そっちの方向性に進んでいければなと考えています。
質問 3番 小笠原直治
全くこれから私の私見ですが。人口減少になったらなかなかビジネスとして成り立たない事業が生まれたり、人手不足によってサービス機能が低下するだろうと思っているのです。私はその事業を自治会・町内会等が従来の自治会活動・町内会活動ではなくて、それなりの対価をいただく、責任を持って地域の住民に対して自治会・町内会がサービスを肩代わりして対価をいただくということも研究していくことが大事なのかなと思っています。町民の自治会・町内会それぞれ1時間とか30分だとかって働いてくれませんかって、きっと掘り出せばいるだろうと思います。その人たちが地域のサービス事業の中に行くという中身を研究しながら、町民同意に向けて検討すべきではないかと思うのですが、その点はいかがですか。
答弁 企画財政担当課長 木林一雄
考えたことも無かったのですが、今お話を聞いてパッと思ったのがシルバーとの競合が出てくるのかなと感じました。そういった調整がついて自治会がやってもいいよということであれば、そういった流れになるのかなと思いますが。いずれにしてもどういった形がいいのかは先ほど申しましたとおり町全体で協議して、役割分担をしながらまちづくりをしていく流れかなと思っていますので、生煮えの答弁で申し訳ないですが、ご理解いただきたいと思います。
答弁 町長 及川秀一郎
今、小笠原議員おっしゃられたことは現在も課題として見えてきている部分であり、今後10年・20年後については今おっしゃられたことも含めてそれぞれ町に合ったやり方、安平町においてもそれぞれの地区に合ったやり方で進めていかなければならないとは私も思っています。自治会・町内会、先日敬老会もあってそれを支えていく。支えている側も対象者になるような世代の方も多くいらっしゃいました。そういった方たち、シルバー人材の問題もこの60歳定年が65になり、支えてきた退職者がなかなか余力が無いといった構造的な課題もございますので簡単な解はないと思っていますが。方向性としては時間があって、やりたい気持ちがある方の掘り起こしは全然不十分だと思っていますし。そういったところも含めて大きな検討課題ではないかと認識しています。
質問 3番 小笠原直治
私は自治会・町内会に負荷をかけるという意味ではなくて、人口減少・人手不足の中においては自分の住んでいる地域は自分たちで守るんだっていう考え方に立って、しっかりとしてお互い助け合っていく体制を取ると。そのためには何なのかっていう、それはボランティア・善意ではなくてしっかりとした対価の中で、明記することでやっていくことは長続きするかなと思って述べただけでして。これは私が言っているのは正しいとは思いませんが、いろいろな意見の中でしていきたいと思います。
答弁 町長 及川秀一郎
今一例で申し上げますと地域公共交通を守っていくというのがこれまでずっと課題で、現在も課題なのですが、公共ライドシェアの研究も今始めましたが、まさしくそういった分野において余力があって時間があって、でも民業も圧迫しないでうまく何かやっていくと、こういった考え方をいろんな施策分野において取り入れていく。それが国が後押しをしていくといったことが必要になってくるのではないかと思っています。私も感想だけ述べさせていただきます。
質問 3番 小笠原直治
それでは最後の質問に入ります。人口減少がより進む中、地方自治体は自立的に財政運営ができる自治体。国からの補助金に依存するが、近隣自治体や民間事業者等との交易連携をもって存続する自治体。自立も連携も難しく業務の実施自体を当面限定せざるを得ない、これらの自治体に区分されるのではないかと私は勝手に予測しているのですが。当町の区分はどこになるのか。また、これ以外の区分になるのかの考え方について伺います。
答弁 企画財政担当課長 木林一雄
人口減少が進む中でありましても望ましい自治体の姿は自立的に財政運営できる自治体、そこを目指すべきと考えますが、当町の場合、地方交付税の依存度が一定程度ありますので、国からの補助金などに依存はするが近隣自治体との広域連携や民間事業者などとの連携・協力により存続する自治体になると予測しています。
質問 3番 小笠原直治
今、課長が言っているとおり、国からの補助金あるいは近隣自治体・民間事業者との連携含めてまちづくりを進めていくということだろうと、私もそうだと思うのですが。私は総務省のことを代弁するわけではないですが、人口減少あるいは税制の抑制の中で安平町が教育・文化・福祉などの公共サービス提供のための施設を全て自らが整備し運営していこうとするフルセット主義は、今人口減少、交付税額の減額が進む中では困難ではないのかなと考えます。そういう意味でフルセット主義から脱却した戦略が求められているのではないかなと思いますが、その見解を伺います。
答弁 企画財政担当課長 木林一雄
小笠原議員のご質問に答えられるか疑問なのですが。人口減少による施設の総量についての、人口が減りますと人口減少による施設の総量についての需要の変化、少子高齢化による施設の種別の需要の変化、道路・橋・水道・下水道の老朽化対策などといったさまざまなハード事業の課題は財政に直接影響がありますので、公共施設の統廃合や長寿命化などは喫緊の課題で、なおかつ大きな課題であると考えています。老朽化に対応した長寿命化対策については個別の計画で現在対策を検討していますが、施設の需要の変化の対応とか種別の変化の対応については、これまだ庁内で議論されていませんので直接町民が使う施設への影響を考慮すると町民参画のもとで、こういった施設を将来的にどうしていくのか議論が必要であると考えています。
質問 3番 小笠原直治
私も課長が言ったとおり、しっかりと形の中でこういうものについては安平町として守っていくべきだろうと思いますが、総務省に言わせますと財政不足という形の中で抜本的な行政、自治体の在り方を変えていかなければならないことが研究会等で出されていますね。特に私が気にしているのは、圏域単位での行政のスタンダードということは、圏域内の行政単位の行政の在り方を変えていこうと総務省の研究会では言っているのです。その見解について市町村の長は大反対をしているとも述べられて総務省の中に出ています。そんな意味で私は、その行政単位を圏域の中でやるかという議論も含めて研究すべきかなと思っています。そんな意味では、いいものがあって千歳・苫小牧地方拠点都市地域基本構想というのがうち結んでいますから。これらもっと踏み込んだ中で、もっと深度化しながら行政の在り方も含めて生活圏の在り方も含めて、もうちょっと研究していけばどうなのかなと。そうすると、いわゆる安平町に来たがる子どももいるだろうし、また違う学校に行きたいという子どもも、小・中学生でいるだろうということで、私は教育の選択肢にいいだろうと思っています。そんな意味では、私はこれら含めて、総務省の言っていることは全て正しいとは思いませんが、これらのしっかりとした研究をして、総務省の言っている意図を含めながら安平町としては効率的な行政運営をしっかりしていかなければらないと思いますので、その点いかがですか。
答弁 町長 及川秀一郎
これまでもさまざまな枠組みの中で研究したり、協議会を立ち上げ、またそれを解消してきた歴史があります。時間も無いので端的に申しあげたいと思いますが、今おっしゃられた千歳・苫小牧地方の拠点都市の関係で、今現在も3町でやってきました。その成果は安平町内においていくつも出てきていると、道の駅だったりスポーツセンターの話もそうだと思っています。利活用のソフト面での展開ということはこれまでもありましたが、そこを一歩踏み込んでどうやっていくかの議論は今までなされていませんでしたし、合併の議論ではそういったところが主な課題だったし目的だったと認識しています。一方で苫小牧市を中心とした定住自立圏、1市4町での取り組みが、計画もあってそこを連携しながら日ハムの2軍の本拠地の誘致といった定住自立圏の枠組みの中で手を挙げていく流れになっていますので。それ以外にも観光振興でいけば炭鉄港といった空知管内も含めたつながりだったり胆振5大遺産ということで東胆振でいけばむかわ竜、ウポポイといった連携があって、さまざまな枠組みの中でソフト展開でやっていますが、それを飛び越えた形での行政的なことというのは現段階では議論していないのが実態です。ただ、ごみ処理の2町組合プラス苫小牧市との議論というのはずっと続けていきますし、これからも設備の更新等もありますので、そういった課題の中でどういった形でそれぞれの町単独では難しいといった行政課題をクリアしていくのかが、そこも大きな課題ですので。一足飛びにそこまで行くかというのは総務省さんの考えがあるかもしれないですが、安平町としてはそこまで短期間で行くというのは難しいのかなと、今やっているところはちょうどそこの結果が出て、炭鉄港のことでも日本遺産に再認定されたということもありますので。そこの取り組みを着実に成果を出していきたいと考えています。
質問 3番 小笠原直治
行政は私たち住民にとっては暮らしを支える基盤であり、欠かすことができない存在です。迫りくる人口減少に対して双方が認識を共有し2040年、45年を見据えて具体的に提起して必要な対策に着手していくことを強く要請し、私の質問を終わります。