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由仁町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月10日

小中一貫教育のさらなる推進について

2024年9月10日、由仁町議会の一般質問で、佐藤英司議員が「小中一貫教育のさらなる推進について」質問し、教育長 石井洋が答弁しました。

質問者
佐藤英司 議員
答弁者
教育長 石井洋

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 6番 佐藤英司

私は、通告に従いまして小中一貫教育のさらなる推進についてお伺いします。本町では、令和2年度より義務教育9年間を通じて学校、家庭、地域が一緒に子供たちを育てていくことを目的に小中一貫教育が始まりました。当初は新型コロナウイルス感染症の影響もあり、ほとんど進んでいなかったようですが、昨年度から地域クリーン作戦や小中合同防災訓練をはじめ、中1ギャップ解消のための乗り入れ授業や体験登校も開始されたようで、小中一貫の取組は着実に進められているようです。本町は小学校1校、中学校1校で、ほとんどの子供が由仁小学校から由仁中学校に進み9年間一緒に過ごします。そのメリットを最大限生かすために小中一貫教育をさらに強化し、義務教育期間の9年間、小学校、中学校と区別なく連続して学び続け、成長し続ける仕組みをさらに追求していく必要があると思います。一方、文部科学省は平成28年から小学校から中学校までの義務教育を一貫して行う義務教育学校の設置を制度化しました。義務教育学校では小学校、中学校の区分をなくし、9年制の学校として各教科の時数や教育課程の柔軟化や小学校での教科担任制度など様々なメリットがあると聞いています。近隣市町村では歌志内市、安平町で設置されており、長沼町や月形町でも設置の計画があると聞いています。さらに一歩進めて、義務教育学校を設置する可能性について教育長にお伺いします。

答弁 教育長 石井洋

佐藤議員の小中一貫教育のさらなる推進についてのご質問にお答えいたします。当町が目指す、ふるさと由仁を愛し、共に未来を創造する、心豊かでたくましい子を育てていくためには、義務教育期間の9年間を通じて継続的で一貫性のある教育活動と生徒指導を学校、家庭、地域が協働して取り組むことが必要であります。当町は小学校1校、中学校1校でほぼ全ての子が9年間一緒に学校生活を送ることから、小中一貫教育の役割は非常に重要な課題であると考えております。議員のご質問のとおり、令和2年度より6・3制を基本とした施設併設型の小中一貫型小学校、中学校として小中一貫教育をスタートしました。しかしながら、開始当初は新型コロナウイルス感染症の影響もあり計画どおりには進んでおりませんでした。令和5年5月、新型コロナウイルス感染症が5類に移行したこともあり本格的に取組を進め、9年間を見通した各教科指導計画の作成、小中共通の学習規律、生活規律の作成、中1ギャップ解消のため中学校教員の小学校6年生への授業実施、一日体験登校、小中合同の消防訓練とか地域クリーン作戦などを実施いたしました。本年度は小中一貫教育の推進体制を見直して、中1ギャップ解消のための乗り入れ授業を中心にさらに取組を強化していく予定であります。小中一貫教育を一層進めるためには、議員のご指摘のとおり小学校、中学校の区分をなくし、義務教育期間を一体的に捉えた9年制の教育機関としての義務教育学校への移行が望ましいと考えております。義務教育学校は各教科の時数や教育課程など、その地域、学校に合った柔軟なカリキュラムが組めるとともに、小中の教員の区分もなく、小学校での教科担任制や小中の垣根を越えた縦のつながりの学校行事など様々なメリットがございます。空知管内では歌志内学園の1校だけですが、北海道全体では令和5年度時点で国立学校の1校を含め26校の義務教育学校があります。公立25校になりますが、公立25校の義務教育学校は全て施設一体型で従来の小学校、または中学校の校舎の老朽化に伴う建て替えや学校の統廃合に伴う建て替え、もしくは増築に伴い義務教育学校に移行する事例がほとんどであります。なお、他の府県では数は非常に少ないですが、従来の小学校と中学校の校舎を生かした施設分離型の義務教育学校もございます。9年制の望ましい教育機関としてどのような形の義務教育学校への移行が当町にとって最適なのか検討してまいりたいと思います。以上でございます。

質問 6番 佐藤英司

教育長がおっしゃるように、確かに義務教育学校は校舎の建て替えや学校統合と併せて一つの校舎がセツメイしている例が多いですが、一部小学校と中学校が離れた校舎でも設置されている例もあります。これは、今長沼町がやろうとしているのは、もう耐用年数が古く、教育長がおっしゃるように建て替えなければならないから、それで義務教育化に進むということでこの間お聞きしました。由仁小学校は、昭和63年で築35年です。耐用年数には達しておらず、長寿命化対応で経費を抑えて利活用していくことは必要ですが、いずれも大幅な改築、もしくは建て替えの時期が来ると思います。その際、スムーズに義務教育学校に移行できるように今から準備を進めておくことが重要だと思います。本当は一つの校舎になればいいのですけれども、できれば校舎が離れていても歩いて5分程度の距離であるもの、校舎の建設を待たずに義務教育学校に移行できるように準備を進めてはいかがでしょうか。その点含めて再度教育長にお伺いします。

答弁 教育長 石井洋

佐藤議員の再質問にお答えいたします。議員の再質問のとおり現在の小中学校はまだ耐用年数には達しておらず、大規模な改修を行い長寿命化を図ることによって今後も十分活用可能と考えおります。当町は、先ほども言いましたけれども、由仁中学校入学者のほぼ全てが由仁小学校の卒業者であり、義務教育学校設置に伴う9年間の一貫教育のメリットを最大限引き出せる環境にあると思います。先ほどの答弁でも述べましたが、義務教育学校は1つの校舎で職員室も1つ、小中の教員の区分なく垣根を越えたつながりを持つことが望ましい形だと考えております。しかしながら、鳥取県とか京都府などには数少ないですけれども、元の小学校校舎と元の中学校校舎を活用した施設分離型の義務教育学校が設置されております。離れた校舎でどのような形態で学校が運用されているのか、どのような効果がもたらされているのか、今後義務教育学校への転換を検討する上で調査する意義は十分にあると思います。いずれにいたしましても、由仁の子供たちの学力向上と未来のために将来の義務教育学校の設置に向けて先行事例も含めて調査検討してまいりたいと思います。以上でございます。

質問 6番 佐藤英司

教育長、前向きにひとつ検討をお願い申し上げます。今の由仁小学校、由仁中学校の生徒が由仁小学校で、中学校でよかったと、そういうこと、希望を持って学校を卒業されるようにお願いをして私の質問を終わります。どうもありがとうございました。

出典:由仁町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月10日 議事録 PDF(13ページ) 間違いを知らせる