由仁町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月11日
空き家をつくり出さない対策について
2025年3月11日、由仁町議会の一般質問で、佐藤英司議員が「空き家をつくり出さない対策について」質問し、町長 松村諭が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤英司 議員
- 答弁者
- 町長 松村諭
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 6番 佐藤英司
通告に従いまして質問をさせていただきます。私の質問は、空き家をつくり出さない対策についてでございます。先般町内の80代後半の方が相談されました。旦那さんが10年前に、子供さんも先日お亡くなりなったそうです。2年後には家を処分して老人施設に入りたいため、現在住んでいる家が空き家になるとのことでした。空き家問題は全国的な課題であり、空き家の増加に胸を痛めているところです。当町においても空き家対策は第2次由仁町空き家対策計画によって進められているところですが、空き家の発生を未然に防ぐ項目がありません。空き家を解消することは重要であります。空き家を新たにつくり出さない取組について町長にお伺いします。
答弁 町長 松村諭
佐藤議員の空き家をつくり出さない対策についてのご質問にお答えをいたします。高齢社会を迎える中、核家族化が進行し、高齢世帯が増加している昨今の社会情勢を反映して全国的に空き家の増加が問題となっていることは、まさに議員のご指摘のとおりであります。当町といたしましても、この空き家の問題に対して固定資産税の納税通知書に適正管理を促すためのチラシを同封するなどのほか、管理状態が悪く周辺に悪影響を及ぼすおそれのある空き家が確認された際には、所有者に直接連絡を取り、適切な対応をお願いしているところであります。また、所有者に賃貸や売買の意思がある場合には、由仁町移住交流支援センターの空き家バンクへの登録を促すなど様々な対策を講じているところでありますが、議員ご質問の空き家をつくり出さない取組という点におきましては現在実施していないのが現状であります。空き家になるということは住宅に居住する者がいなくなるということであり、この住宅というのは賃貸住宅を除き、自分自身の財産であります。自身の財産は、自らが管理、処分していただかなければなりません。この財産を将来どのようにしていくのかということはあくまでも個人個人が判断していくものでありますが、様々なケースがありますので、地域の民生委員への相談や社会福祉協議会が受け付けております心配ごと相談、さらには法律的には同じく社会福祉協議会が無料法律相談を実施しておりますので、そちらへ紹介するなどの対応も行っているところであります。いずれにいたしましても、行政が介入し、個人財産の在り方の道筋を行政がつけるべきではないと考えております。将来的に個人の財産をどうしていくのかということは、高齢の方であればお子さんなどの身内にも相談しながら、空き家になる前にあらかじめ自分自身で考えておくということが大事なことであります。私の答弁は以上であります。
質問 6番 佐藤英司
町長もご存じのとおり、私の町内に独り暮らしの老婦人がたくさんおられます。それで、私は老連に入っていますけれども、老連の方にも独り暮らしのお年寄りがたくさんいます。俗に言う空き家候補の予備群でございます。その人たちが私たちに相談する。これは、町長がおっしゃるように町の財産ではない。個人の財産です、確かに。それでも、これを片づけておかない。今現在の由仁町の状況そのものだ。今由仁町は、令和2年度の第2次空き家対策の中で170戸の空き家があります。その中に特定空家が10戸ありますよという報告が来ています。その中で、前回私が令和3年度に質問したときには、物がたくさんあるのだと、物があるから、これは個人のものだから動かせない。さっきの答弁も、個人のものだから私は動かせません、そういうふうに私聞こえたのですけれども、それならば、私が今言うのはその人たちを空き家予備群と名づけて、その人たちの持家の将来を考えて、空き家予備群という人たちに対して意識啓蒙、意向調査、ヒアリングを行ったらどうですか。中の物を要するにきれいに片づけて空き家にすれば、需要はいっぱいあるのです。だから、その前に今いる現在住んでいるおじいちゃん、おばあちゃんに将来空き家にならないために荷物や何か片づけてもらうという考えはどうでしょうか、町長にお伺いいたします。
答弁 町長 松村諭
佐藤議員のご質問の趣旨は、十分理解しております。踏み込みたいのですけれども、踏み込むことができない。それは、憲法に規定している財産権の侵害に当たるからであります。少なくとも私ども行政が憲法違反の行政行為を進めることはできないのであります。進めることは、議員が今指摘されたようなことにならないように、いわゆるエンディングノート、終活をきちんと進めてくださいということであります。そのために、私どもでは例えば教育委員会で実施しておるのはかつての高齢者大学、今は名称が変更しましてアカデメイア・ユニ、こちらのほうでも終活のことをいわゆる講習として取り扱っております。また、今月の24日には講演会を開催して、もちろんこのテーマにも触れる予定でおります。社会福祉協議会では、私先ほど申し上げましたが、発行していますこういう社協だより、福祉だよりというのがありますが、こちらの裏面のほうにもしっかりと心配ごと相談ということを広告、啓蒙いたしまして、この問題だけに限らず、ぜひ相談してくださいということを周知しておりますので、ぜひともそのようなことが目の前にもう間もなくやっていくると思われている方は様々なこれらの、いわゆる支援策ではありませんが、こういう制度を利用して考えていただきたいと思います。私は、先ほど自身の問題だということをお話ししましたが、議場でこういうことを言うというのは不適切かもしれませんが、こういう問題で一番足を引っ張っていくのは残念ながら由仁町内に住んでいないご親族の皆様方、このこともしっかりと分かっていただきたいと思います。私ども、個人の財産の侵害になりますから、これ以上立ち入ることができないということを今お答えをさせていただきましたが、空き家になった住宅が老朽化して隣近所に害を及ぼすようなことになれば、私どもはこれはしっかりと所有者にも連絡して、いわゆる安全対策を講じてもらうような、そういう行動はしっかりと取っておりますことだけは最後に申し上げさせていただきます。
質問 6番 佐藤英司
町長の答弁で私が思っていたことを町長が答弁していただきましたけれども、社会福祉協議会が24日に終活、要するに空き家問題に関しては本当に大事な終活問題を講習会をやりますよと町長が言ってくれたので、私は本当にそのとおりだと思うのです。それでも、町長、今法律がだんだん、だんだん変わってきて、昔は不定空家、要するに当該空き家でなければ駄目だったのだけれども、今不完全、一歩下がって、これからだんだん、だんだん法律変わってくると思うのです。そうすれば、行政がまだまだ声を出せるような体制になってくると思う。今は管理不全空き家、町長ご存じだと思うのだけれども、まだ法体制がしっかりしていないけれども、前は不特定空家だったのだけれども、今不全空き家なのです。そうすれば、不全空き家ということになれば、町長が町でもこれは口出せますから、きちっと整理しなさい、片づけなさい、こういうふうにしなさいということを今は行政も出せるような行為になってきているのです。だから、そういう面をぜひ。それと、まず私は、持家の相続とか売り買いとか賃貸とか処分には専門知識が大変必要だと思うのです。どうしていいか分からないお年寄りが私の周りにもたくさんいます。そのときに町が中心となって相談しやすい、今言う法律相談もそうだし、いろいろな面のワンストップ窓口を設置してはいかがですか、その辺どうですか。
答弁 町長 松村諭
最近はやりの言葉で言いますと仮定のご質問にはお答えすることができませんので、前段の部分については答弁は控えさせていただきます。窓口の問題についてありますが、私は今のところ窓口を一本化してつくる考えはございません。というのは、議員はもうベテランですからご存じかと思いますが、私が町政執行に当たりましてから約10年間にわたって、私は役場の機構をほとんど変えていないわけです。いわゆるフレームは変えていないわけです。ところが、いろんな自治体を見ますと、大きな案件については盛んに行われているのは室です。何とか対策室とか、そういうのをつくっています。私は、これは一回もつくったことがない。つくるべきでないと。行政というのは、ここに管理職が控えておりますけれども、どうしても自分のテリトリーをつくりたがるのです。ですから、フレームをどんどん、どんどんつくっていくということは、テリトリー、それに従事する職員がしっかりと自分の島をつくって、それ以上は一歩踏み出さないと。これは、弊害となって横の連携がなくなるということなのです。もう一つは、そういう組織をつくったときに、ある一つの側面として、それは単に役場の職員のポストを増やすだけではないのかと、そういう問題も発生するわけです。ですから、私は、この問題だけではなくて、窓口を一本化とか、そういうものに対応する考えはございません。現状のままで職員それぞれがそれぞれの課を飛び越えて連携して町民の皆さんの様々な要求に対して応えていくというのが私の考えでありますので、窓口を一本化したものをつくる考えはございません。
質問 6番 佐藤英司
最後の質問です。町長……(何事か言う声あり)
質問 6番 佐藤英司
町長、これ質問ではないのですけれども、私は窓口はこういう関係のやつは、これ答弁要らないから。ユニライズの橋本君が、お年寄りがそういう問題で相談してくれれば私はいつも乗りますよと言ってくれたのです。だから、町長から、そういう問題が出たときに、町は何も窓口、そういう問題は知りません、個人でやりなさいでなくて、そういうところもありますよって、そういうふうに言ってもらえるのかなと思って私は期待していたのですけれども、それはそれでいいです。もういいです。
質問 6番 佐藤英司
いいです。要らないです。これ町長も知っているのだけれども、何か町長答えたいの、答えたいような言い方する。
答弁 町長 松村諭
佐藤議員の最初の質問のときに私はお答えしているはずなのです。役場は知らないなんて言っていません。そういう相談を受けたら、ちゃんと交流センターですとか、そういうところに話を結びつけていくというふうにお答えしているのです。ですから、知らないなんて一言も言っていません。そこはきちんとご理解していただきたいと思います。
質問 6番 佐藤英司
空き家を出さないためとか、空き家対策に対する特効薬はないと思います。町長が言っていたエンディングノート、これを町長、どこの窓口でもいいから、窓口行ったら町民がエンディングノート、これを頂けるような、皆さん町民でも知らない人がいっぱいあるのです。だから、私は最終的な面でいったら、他町村もいろいろやっているけれども、このエンディングノートを由仁町のホームページの窓口でもどこでもいいから、つけて、由仁町の窓口に行ってエンディングノートのところをぽんと押したら、エンディングノートが出てくる。そうすればこれからの空き家対策とかいろいろ対策もできるのでないかと思いますので、それを期待して、私は由仁町民が安心して安全に暮らせるようなことをお願いします。以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。(何事か言う声あり)
答弁 町長 松村諭
堂々巡りしていても仕方がないのですけれども、エンディングノートということものは決められた様式ではありませんから、その人が何十年にわたって生きてきた人生の終わりとして、まず自分がもし財産を持っているのだったら、その財産の処分はどうする。あるいは、死後、自分の亡くなった後はどうしてほしい。例えばお寺の檀家になっているのですとか、墓があるですとか、そういった自分が亡くなった後どうするかということを1つにまとめて記録をして引き継いでいくというのがエンディングノートですから、うちのホームページを開いてエンディングノートの様式が出てくるとか、そういうあれではないですから、そこだけ誤解のないようにお願いいたします。
質問 6番 佐藤英司
町長、各市町村でも、いろんなまち独自のエンディングノートって作っているのですよ。由仁町で由仁町のエンディングノートって作ったらどうですかと私は言っている。
答弁 町長 松村諭
これ最後です。
答弁 町長 松村諭
すみません、私は残念ながらほかのまちのホームページを開いてエンディングノートを見たことないものですから、これはちょっと分かりません。それだけ申し上げておきます。分かりません。それはまた見て、検討して、もしそういうものがあれば検討していきたいと思います。それはエンディングノートでなくて、エンディングノート作成のガイダンスだと私は思っているのですけれども。
質問 6番 佐藤英司
以上で終わります。