由仁町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月11日
子育て世帯に対する経済的支援について
2025年12月11日、由仁町議会の一般質問で、佐藤英司議員が「子育て世帯に対する経済的支援について」質問し、町長 松村諭が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤英司 議員
- 答弁者
- 町長 松村諭
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 7番 佐藤英司
通告に従いまして、子育て世帯に対する経済的支援についてをお伺いします。少子化が進む中、子育て支援の充実が重要だと思います。先日若い子育ての方から由仁町は子育てに関する補助制度が少ない、子育てしやすい環境とは言えないというような切実な声を聞きました。特に金銭面での不安が多く、町からの助成金や健康保険からの出産育児一時金だけでは安心して出産し、子育てができないため、収入が増えるまで妊娠を先延ばしにしたとも言っていました。一部の自治体では出産準備や分娩に関わる医療費、紙おむつ、粉ミルクなどの費用負担を軽減するため出産祝い金を出すなど、出産に関して若い子育て夫婦の不安を解消し、子供の数を増やすきっかけとなるよう新たな支援を打ち出している自治体も少なくありません。由仁町においても子育て世帯の負担軽減を図ることで子供を安心して育てられる施策が必要ではないかと考えますが、町長の考えをお伺いします。
答弁 町長 松村諭
子育て世帯等に対する経済的支援について、佐藤議員のご質問にお答えをいたします。当町でも少子高齢化の動きは国や北海道とほぼ同じような水準で進んでいるところであります。また、昨今の物価高騰は日々の生活に大きな影響を与えております。そのような中、令和5年に閣議決定されたこども未来戦略においても、子育て世帯の家計を応援するため、児童手当の対象年齢と支給額の拡大、所得制限の撤廃を行ったほか、妊婦のための支援給付として妊娠届出時に5万円、妊娠後期以降に子供1人当たり5万円を給付するなど経済的支援が強化されてきたところであります。また、妊娠中や出産後の健診、新生児に行う検査や健診、一部の任意予防接種についても助成をするほか、高校生までの医療費の無償化などを行う経済的負担の軽減に努めてまいりました。今後も他の自治体の経済的支援の実施状況を調査し、検討をしてまいります。
質問 7番 佐藤英司
検討ということでございますので、これからもしっかりと検討して子供たちの未来に、由仁町で育ってよかったということでお願いしたいと思います。それでは、令和7年、今年の3月に公表されました由仁町人口ビジョンでは、将来の目標を2045年、令和27年は3,176人、2060年、令和42年は2,423人となって設定し、目標の実現に向けて年間20人以上の出産数を確保する計画になっていますが、過去5年では由仁町で生まれた子供は令和2年度、16人、令和3年度、17人、令和4年度、17人、令和5年度、19人、令和6年度、13人、今年、令和7年度は来年の3月までで12人です。平均人数は15.6人、ビジョンの目標数をはるかに下回っています。単純に出産だけではなく、自然減や社会的な原因による人口の増減もあるため、出生が目標人数を下回ったから目標設定した将来人口を下回ると決まったものではありませんが、やはり私としては設定した目標人口を維持できるように妊娠、出産につながるような新たな施策が必要であると思います。そのきっかけの一つとして若い夫婦世帯に対して経済的な支援を行うことが未来への投資へとつながると考えますが、町長はいかがでしょうか。
答弁 町長 松村諭
佐藤議員の再質問のほうにお答えをいたします。令和7年3月に公表いたしました由仁町人口ビジョンにおいて、将来展望として年間20人以上の出生数の確保を掲げております。この数字につきましては、議員ご指摘のとおり、転入、転出などを加味した設定となっておりますが、これはいわゆる国が手法を発表しておりますコーホート要因法に基づくものではなく、私どもの独自の推計によりまして設定したものであります。その目標人数は現在の人口を維持するために必要な数となっているところであります。令和6年の日本の合計特殊出生率が1.15と過去最低となりました。北海道においても1.01となっております。また、平成27年から令和6年までの9年間で出生数は国が約3割の減、たしか先日発表されました国の前年度の出生数は66万5,000人ということで70万人を割りまして、対前年比で3%減となっているところでありますが、まさに国が約3割の減、北海道が約4割の減ということを鑑みますと、由仁町の出生数は国や道の水準と同様かそれ以上の状況になっていると考えているところでございます。出生数の減少の要因は複雑で多岐にわたり、少子化対策は当町のような小さな町で対応するには大変難しい問題であると感じておりますが、今後も国や北海道の動向を見極めながら、その対策について検討をしてまいります。なお、その際にはこの出生数が低下した原因は一体何なのかということも併せて調査検討をしてまいりたいと思います。
質問 7番 佐藤英司
町長おっしゃるように、日本全国各地そういう形であると思うのです。それで、令和8年、来年は60年に1度のひのえうまです。ひのえうまということであればますます子供の減少が考えられますし、昭和41年の出生、ちょうど60年前ですけれども、大幅に出生数が減って、約50万人が減少したという記録があります。だから、ちょっと心配なところがありますけれども、子育てしやすい環境整備をすることで一般的には若者、子育て世帯の転入、定住を促進して地域の人口構造を健全化すると言われています。由仁町においては今年度からこども家庭センターを開設し、全ての子供とその家庭に対して、妊産婦に対して一体的に支援を行っていますが、少子化対策、あるいは子育て対策を実施する上で事業の対象となる子育て世帯の方に対してニーズの調査は必要と考えますが、どのような方法でニーズを調査しているか、また調査結果をどのような事業に反映するかお伺いします。
答弁 町長 松村諭
ニーズの調査といいますと、一番簡単なのはアンケート調査でありますが、このアンケート調査はつい1年、2年前も実施したところであります。今、佐藤議員のほうから質問並びに提案がありましたので、その実施についても検討していきたいと考えております。
質問 7番 佐藤英司
町長がいろいろ検討しているということでございますので、今後もひとつよろしくお願い申し上げたいと思います。子育て世帯支援をより効果的に、かつ充実させるためにも子育て世帯の意見を取り入れて、誰もが喜ばれる事業になることを期待して、これで私の質問を終わります。ありがとうございました。