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由仁町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月6日

スクールバスの人材確保と運行について

2024年6月6日、由仁町議会の一般質問で、加藤重夫議員が「スクールバスの人材確保と運行について」質問し、教育長 石井洋が答弁しました。

質問者
加藤重夫 議員
答弁者
教育長 石井洋

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 2番 加藤重夫

スクールバスの人材確保と運行について教育長にお伺いいたします。由仁町の通学用のスクールバスは、昭和51年の学校統合の際から運用を始めたものと認識しています。幾度かの学校統合を経て、平成29年度から小中学校1校体制となり、今では様々な児童生徒のニーズに応えるため、通常の登下校時間のほか中学校部活動に対応する休日も含めた運行も行っており、これらの運行に当たっての人的体制は、現在では町で雇用をしている職員のほか民間事業者からの人材派遣、さらには車両運行も含めた運行委託によって運営しているものと把握しております。一方、世間のニュースでは2024年問題として令和6年4月からバスやトラックドライバーなど運輸業界の時間外労働時間が上限規制されることで1人当たりの労働時間短縮で人手不足に陥り、道内でもバス路線の減便が問題となる報道をよく目にしております。由仁町のスクールバス運行に関わるドライバーに関しても人材確保、労働条件、高齢化など多くの課題を抱えているものと想像していますが、安全かつ円滑な運行を確保するため今後どのようにお考えなのか、教育長にお伺いします。

答弁 教育長 石井洋

加藤議員のご質問にお答えいたします。由仁町におけるスクールバスは、加藤議員のご認識のとおり、岩内小学校、東三川小学校、古山小学校の統合に伴い、遠距離通学となる児童生徒を安全に送迎することを目的として昭和51年から運用をしており、現在では児童生徒の約半数が利用しております。スクールバスの運行については3年ごとに定期的な路線の見直しを行っておりまして、令和5年度の見直しの際に8路線から7路線に変更したところであります。町で雇用している運転手が2路線、民間事業者からの人材派遣で2路線、バス車両を含めた運行委託で3路線の計7路線で現在運行しております。乗降場所については、冬の間の除雪の対応なども含めて安全かつ円滑な運行となるように設計をしているところであります。また、登下校以外にも部活動に対応するため、平日は6路線、休日は4路線を運行しております。2024年問題、いわゆる運転手不足の問題ですが、高齢化や成り手不足というのが全国的な問題としてニュースで取り上げられております。当町のスクールバスの運行においては現在のところ運転手不足による路線の縮小や廃止は今のところありませんが、昨年12月に運転手の退職によって後任の確保が困難であると民間事業者から相談を受けたところであります。人材確保は他人ごとではない重要な課題だと認識しておりまして、ハローワークの活用や自衛隊などの大型運転免許取得者が多くいる事業者などとも連携しながら運転手の確保に努めているところであります。安全面については、道路交通法で定めている法定点検のほか、定期的な自主点検、毎回運行前後の車両確認等を行って徹底しております。また、町で所有している古いスクールバスを順次新しいバスに更新をしております。スクールバスの運行は児童生徒にとって必要不可欠でありますので、引き続き民間事業者も含めた人材確保及び安全かつ円滑な運行の確保に向けて取り組んでまいりたいと思っているところでございます。以上でございます。

質問 2番 加藤重夫

スクールバスの路線は、今教育長から答弁ありましたように現在7路線で、スクールバスの時刻表なんかを見てみますと朝7時半から中学校で部活動あるときは18時過ぎまで運行して、児童生徒に不便のないように取り組まれていることと思っております。今後運転手不足を解消するということはなかなか難しいことだと思います。大変なことだと認識しております。運転手の労働条件の改善とか、あと労働環境の整備、労働時間の配慮、ドライバーの健康管理など働きやすさなんかも向上していくことも重要なことだと思います。そして、若い世代に向けて魅力や将来性をアピールして後継者の育成を図る取組も必要だということでございます。これが1点と、スクールバスの路線の見直し、先ほど答弁ありましたけれども、見直しが3年に1回されていて、今度令和8年だと思うのですけれども、令和8年度に見直しするようですけれども、子供たちが安心、安全かつ不便にならないような運行の確保をすることが大事だと思っておりますので、この2点について再質問して質問を終わりたいと思いますので、再答弁のほうをよろしくお願いします。

答弁 教育長 石井洋

加藤議員の再質問にお答えいたします。加藤議員もご指摘のとおり、運転手の労働環境の整備や健康管理は大切だと、重要なことだと認識しております。令和6年度から町雇用の運転手の給与改善を図りました。また、民間事業者への委託料についても契約期間の途中ではありますが、運輸局で定める一般貸切旅客自動車運送事業の運賃料金の額の改定に伴った単価の見直しを行ったところであります。一方で、昨日NHKのニュースでも取り上げられていましたが、過度な要求、いわゆるカスタマーハラスメントに関するニュースですけれども、最近ではタクシーの運転手に対するカスハラの報道をよく目にします。由仁町のスクールバスにおいても保護者からのクレームが直接運転手に及ぶということもあって、対岸の火事ではないなというふうに考えております。町といたしましては、雇用する側、あるいは我々業務を発注する側として適切な対応を取って運転手を守るということも重要であると認識しております。そのほか運転手は町雇用、それから委託に限らず健康診断を受けさせて、健康状態を把握して安全な運行に努めているところであります。それから、2点目の再質問ですけれども、次回以降のスクールバスの路線についてですが、これからの児童生徒数の動向、これから児童生徒数減少していく方向でもありますので、そういう生徒数の動向を踏まえて、それからまた乗降場所の安全等を確保しながら、具体的には学校、保護者、教育委員の代表で組織するスクールバス検討委員会というのがありますので、そちらのほうで皆さんの意見を聞いて改めて運行路線や時間を最適化してまいりたいというふうに考えております。スクールバスの運行は、児童生徒を安全に登下校させることが最も重要だと考えております。また、スクールバスは由仁町みたいに都会ではなく公共交通機関があまりないところでは、児童生徒に公共交通機関のマナーを学ぶ場としても有効だと考えております。乗車マナーについて公共交通機関と同様、走行中は立ち上がらないとか、騒がないとか、児童生徒への指導を徹底していきたいというふうに考えております。このように、運転手の働きやすい労働環境の整備に努め、引き続き安心、安全を最優先とした運行に取り組んでまいりたいと考えております。以上でございます。

質問 2番 加藤重夫

運転手不足の対応と子供たちが元気で楽しく登校できるよりよい環境になることを望みまして、私の質問を終わりたいと思います。終わります。

出典:由仁町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月6日 議事録 PDF(12ページ) 間違いを知らせる